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小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

港湾について

2019年9月10日、小樽市議会の一般質問で、面野大輔議員が「港湾について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
面野大輔 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 面野大輔

次に、港湾について質問をいたします。一つ目に、全体的な港湾のあり方、進むべき具体的方向性が見えないという点で質問させていただきます。市長は、選挙期間中から就任後のこれまでも、港湾計画の改訂を進めると明言をしてきました。我が会派としても賛同し、応援するところであります。しかし、その具体的な動きや考えがはっきり見えないと-80-考えます。一部報道されているところではありますが、港湾計画の改訂について、今後のスケジュールや長期構想検討委員会の状況、また、第1回委員会での内容の取り扱いについてお答えください。次に、前市長時代には、港湾計画改訂の一時中断という港湾行政にとって痛恨の空白期間を置くこととなり、国や関係機関、団体、市民の皆さんに不信感や不安感を持たせてしまったのではないかと危惧していました。現在、その整理や処理として、以前要望書を届けられた小樽港湾振興会や小樽商工会議所との情報共有や意思の疎通は回復されていると思いますが、港湾計画改訂について、具体的な内容や進め方について説明しているのかお答えください。二つ目に、クルーズ船について伺います。これまで私たちの会派では、港の機能、それに後背地に所在する企業の営みがまちの活力やにぎわいにつながると考え議論させていただきました。近年では、クルーズ船の誘致に力を入れ、2015 年ごろまでは函館港を凌ぎ、道内のクルーズ船寄港数はトップを独走していましたが、2016 年を境に函館港が寄港数トップとなり、確定値の記録がある 2018 年まで直近の3年間では2位にとどまっています。また、近年寄港数が増加している釧路港も僅差にまで迫ってきていますし、釧路港に関しては近年の増加率を特に伸ばしている状況です。1位、2位ということで一喜一憂するわけではありませんが、何か原因があるのではないかと考えます。小樽港と函館港の寄港数の推移を比較したとき、近年の状況についてどのように分析されていますか、お答えください。私が聞き及んでいるところでは、この間、工藤函館市長が上京されるときには、必ずクルーズ船社にトップセールスをされていると聞いています。この3年間の小樽市のトップセールスの状況はいかがでしたか。また、迫市長が就任後、船社へのトップセールスについてどのような行動をとられていたか。また、今後の予定についてお示しください。小樽の歴史を振り返ると、港のにぎわい、発展は、まちの発展と連動していることは紛れもない事実です。日本遺産に認定された2件のテーマについても、小樽港が鍵となっている内容です。現在、小樽の基幹産業と言われる観光に対しても大きな影響を与える小樽港ですし、後背地で営みを続ける企業にとっても大きな経済効果を生む可能性を持っている小樽港の活用について、より一層スピード感と具体性を持って取り組んでいただきたいと考えます。以上、この項の質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、港湾について御質問がありました。初めに、港湾計画改訂のスケジュールなどにつきましては、港湾計画の改訂に当たっては、小樽港長期構想検討委員会での議論を踏まえた長期構想の策定が必要となります。このため、一時中断となっておりました検討委員会を本年度から再開することとし、現在、本年 10 月の第2回検討委員会の開催に向け、改めて委員の委嘱を行うとともに、資料の準備を進めているところであります。この後、2回程度の検討委員会開催を経て、来年8月ごろを目途に長期構想を策定する予定ですが、これと並行して順次港湾計画の改訂作業も進め、最終的には令和2年度末での改訂を目指したいと考えております。また、第1回検討委員会で取りまとめた資料や各委員からいただいた御意見につきましては、今後の長期構想策定作業において反映させながら進めてまいりたいと考えております。次に、港湾計画改訂に関する関係団体への説明につきましては、港湾計画改訂の策定作業では、小樽-81-港湾振興会や小樽商工会議所の協力は必要不可欠なものと考えておりますので、現時点での市の基本的な考えや、今後のスケジュールについて小樽港湾振興会には8月7日に開催された理事会において、また、小樽商工会議所には8月 27 日に開催された運輸港湾委員会においてそれぞれ説明したところであります。今後とも、これらの団体と意見交換を十分に行いながら進めてまいりたいと考えております。次に、小樽港と函館港のクルーズ船の寄港回数につきましては、平成 28 年に函館港に首位の座を奪われて以降、わずかな差で推移してきましたが、本年になって函館港の寄港回数が 52 回と大きく伸び、小樽港の 29 回に対して 23 回多い状況となっており、この差は外国船の寄港回数によるものであります。小樽港は、函館港と比べて外国船社の多くが横浜港などを発着としたさまざまな日本周遊クルーズを企画する際、寄港地の選定において、小樽港まで北上することにより日程が延びることが不利に働いていること、また、冬期間の厳しい日本海側の気象、海象条件の影響を早目に受けることから、クルーズ船寄港の終了時期が1カ月ほど早いことが考えられます。しかしながら、ことしになって生じた寄港回数の大きな差の要因としましては、函館港において本年観光地に近接している若松地区に新たな客船岸壁を供用開始し、これとあわせてポートセールスを強化したことによるものではないかと分析しております。次に、クルーズ船社へのトップセールスにつきましては、平成 28 年度、29 年度はクルーズ船社や船舶代理店、旅行会社を対象に東京で開催しました小樽港クルーズ・プロモーションにおいて、小樽港のPRを行いました。私が就任してからは、昨年 10 月には外国船社のキーパーソン招請事業により、小樽に来られた船社の方との面談や情報交換を。11 月には、東京で開催しました小樽港貿易振興懇親会のセミナーに船社の方々をお招きし、小樽港のPRを行っておりますが、私としては現状での取り組みが決して十分ではないと感じております。このため本年 11 月には、昨年度休止した小樽港クルーズ・プロモーションを東京で実施いたしますので、まずはこの場を最大限生かして、小樽港と周辺観光地の魅力や第3号ふ頭周辺の再開発を進めることにより、クルーズ船寄港時の利便性が大きく向上する点についてアピールするとともに、その後も機会をつくってクルーズ船社に直接赴くなど積極的にトップセールスを行ってまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(96ページ) 間違いを知らせる