小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日
一方で、滞納繰越分について
2019年9月9日、小樽市議会の一般質問で、酒井隆裕議員が「一方で、滞納繰越分について」質問し、市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義が答弁しました。
- 質問者
- 酒井隆裕 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、病院局長 並木昭義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 酒井隆裕
2018 年度一般会計決算は、実質収支で2億 1,582 万 3,000 円の黒字となり、9年連続の黒字となりました。不用額は 2017 年度約 17 億 8,000 万円から約 23 億 5,000 万円と、約5億7,000 万円増加しています。主な不用額の項目と額及び予算現額に対する割合、不用額を生じた主な事業も説明してください。また、なぜ不用額が拡大し続けるのか見解をお示しください。予算現額に対し不用額は 2014 年度 3.9%、2015 年度 3.6%、2016 年度 3.6%、2017 年度 3.1%、2018年度 4.1%と、ほぼ4%程度で推移しています。市民生活や経済の活性化に予算を適切に使っていないことのあらわれではありませんか。不用額を発生させるために予算執行を抑制しているのではありませんか、お答えください。歳入では、固定資産税が当初予算額を上回りました。収入未済額の推移では、現年度分が2億 1,656万 2,000 円減少しています。一方で、滞納繰越分については2億 4,206 万 8,000 円増加しています。このようになった要因を市としてどのように分析しているのかお答えください。歳入では、固定資産税、都市計画税などの市税収入が当初予算額を上回りました。こうした要因を市としてどのように捉えられているのかお示しください。予算では固定資産税、都市計画税は土地・家屋の評価がえなどにより合計約 8,000 万円の収入減を見込んでいましたが、OBCの新会社の固定資産税等が納付されたことで、収入増になったのではありませんか、お答えください。病院事業会計についてです。決算では、昨年に引き続き資金不足が生じました。私は、自治体病院は高度医療、不採算部門を担うとともに、地域としっかりと結びつき、地域医療に貢献することが本来の役割と考えます。収支改善に向けた取り組みは一朝一夕に進むものではないと思いますが、計画2年目となった新小樽市立病院改革プランの主な取り組みの状況について伺います。水道事業会計についてです。昨年度に引き続き、本年度の損益収支は4億 5,121 万 5,000 円の純利益を生じました。第2回定例会での高野議員の代表質問に、市長は現在の基本料金体系に不満をお持ちの方がいらっしゃるのは承知、基本水量に満たない世帯がふえている、そのお気持ちは理解。2020 年度から基本水量、基本料金の見直しの検討に着手する予定と答弁しています。引き下げに向けた現在の取り組み状況と今後の見通しをお示しください。-33-令和元年3回定例会 本会議録
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、平成 30 年度決算について御質問がありました。初めに、主な不用額の項目などにつきましては、主な科目、金額、予算現額に対する割合及び主な事業の順でお答えをさせていただきます。民生費では、約7億 8,700 万円、3.2%。生活保護の扶助費や介護保険事業会計繰出金であります。土木費では、約7億 3,000 万円、13.1%。橋りょう長寿命化事業費や除排雪関係経費であります。商工費では、約2億 8,700 万円、10.7%。中小企業への制度融資貸付金であります。また、不用額が生じた要因としては、予算編成時の見積もりに比べて各制度の利用が少なかったこと、建設事業では国の交付金の内示に伴い事業費が減少したこと、さらに、扶助費では年度末まで予算執行の見込みを把握することが難しく、補正予算による減額も困難であることなどから生じたものであり、年度によってその額は増減するものと考えております。次に、不用額を発生させるために、予算執行を抑制しているのかにつきましては、予算計上に当たっては、前々年度決算や前年度の決算見込みをもとに、当該年度における特殊な増減要因などを考慮し、過剰に見込むことなく精緻な予算計上に努めておりますが、扶助費や貸付金などの執行段階でなければ把握が難しい経費もありますので、予算執行を制限したものではなく、一定程度の不用額の発生はやむを得ないものであると考えております。なお、各部に対しては、事業ごとの毎年度の不用額の内容についてもよく分析した上で予算要求するように指示しており、引き続き適正な予算編成に努めてまいりたいと考えております。次に、固定資産税の収入未済額の現年度分と滞納繰越分のそれぞれの増減の要因につきましては、現年度分は自主納付が増加したことにより収入未済額が減少したものであります。また、滞納繰越分は、平成 29 年度に発生した収入未済額が 30 年度に繰り越されたことにより調定額が増加いたしましたが、それに比して収入額が少なかったことから収入未済額が増加したものと認識しております。次に、市税収入が当初予算を上回った要因につきましては、平成 30 年度当初予算は、これまでの各税目の収入率の状況を勘案し予算を計上したところですが、最終的に決算において収入率が上回ったことによるものであります。なお、納税者の納付状況については、地方税法上の守秘義務がありますので、個別の案件についてお答えすることはできません。次に、水道料金等の基本水量、基本料金の引き下げに向けた取り組み状況と今後の見通しにつきましては、第2回定例会の段階では一定程度の資金余裕が見込まれることから基本水量、基本料金見直しの検討に着手する考えを示しておりました。その後、今後 30 年先までの財政収支見通しを試算するなど、ビジョンの策定作業を進め、このたび御提示した素案では、取り組み項目として基本水量、基本料金の見直しを位置づけたところであります。今後は、議会や上下水道事業経営懇話会からの御意見及びパブリックコメントの結果を踏まえて、ビジョンを完成させた後、基本水量等の見直し作業に着手し、令和2年度から具体的な検討を進めてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
酒井議員の御質問にお答えいたします。ただいま、平成 30 年度決算について御質問がありました。初めに、計画2年目になった新小樽病院改革プランの主な取り組み状況についてですが、まず収入増加・確保の取り組みといたしましては、救急患者や他院からの紹介患者の積極的な受け入れにより、新規入院患者の確保に努めるとともに、手術患者の増加などにより収益向上を図りました。また、経費削減・抑制の取り組みといたしましては、医薬品については採用数の削減や後発医薬品、いわゆるジェネリック医薬品の使用割合を高める取り組みを進めました。医療材料については、新たな院内流通体制の構築や、余剰在庫などの無駄を減らすため、新SPDシステムの導入に向けた取り組みを行いました。今後も経営の健全化に向けて、新改革プランを確実に進めていまいりたいと考えております。