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小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日

財政健全化と人口減少問題について

2019年9月9日、小樽市議会の一般質問で、山田雅敏議員が「財政健全化と人口減少問題について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。

質問者
山田雅敏 議員
答弁者
市長 迫俊哉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 23番 山田雅敏

次に、財政健全化、人口減少問題についてお伺いいたします。迫市長就任後初めての予算編成の今年度は、財政調整基金から約 15 億 7,000 万円の取り崩しにより収支均衡予算としており、当初予算編成時の財政調整基金の残高は約 7,400 万円となっています。昨年 11月に策定した収支改善プランの策定趣旨を掲載した1ページ目には、「何らかの対策を講じなければ、今後、財政調整基金が枯渇し、将来的には財政健全化団体に陥る可能性があります。」と記載されています。この収支改善プランは、今年度から7年間で 36 億円の効果を見込んでおり、この計画を確実に実行するためにも、中間の進捗状況や効果の確認をするべきと考えます。この計画を実行して、次の実績や進捗状況が出る1年後には、細かな修正や力の入れぐあい、達成できるできないや、マイナスが出た分こちらをプラスにするなど、めり張りを考えるべきです。日々の積み重ねを経済では四半期ごとの指標で示しています。もっとわかりやすい改善プランの見える化はできないものかお伺いいたします。また、今後取り組んでいかなければならない観光税などの取り組みでは、効果額の欄は空白であり、遊休資産売却やクラウドファンディングの活用などの歳入増の取り組みや、人件費の抑制、経費削減、業務委託拡大などの取り組みが着実に進んでいるのか。また、新たな税収として、洋上風力発電などを今後計画されていることから、これらの要素も考えながら収支改善プランを進めていただきたいと思いますが、これらについても考え方をお示しください。-14-令和元年3回定例会 本会議録次に、令和元年8月 30 日、総務省で令和2年度の地方財政の課題について報道がありました。「1.人づくり革命、地方創生の推進等の重要課題への対応」や、「2.地方の一般財源総額の確保と地方財政の健全化等」、「3.スマート自治体等の推進と財政マネジメントの強化」が示され、それぞれの項目で概算要求されましたが、これはあくまでも仮置きの係数と聞きます。そこで、令和2年度総務省所管予算概算要求の概要から、新しい日本のための優先課題推進枠の要望が出ていますが、この取り組みについてどのように対応していくのか、しないのか、お聞かせください。次に、この最初に東京一極集中の是正と地域の活性化が挙げられています。若者の意識の変化を捉え、地方ならではの豊かなライフスタイルを都市部の移住関心層に提示することで、地方への新しい人の流れを創出するため、移住に至るまでのフェーズごとに成果を取り上げ、着眼点を明示した効果的な広報を通じて、地方への人の流れの創出につなげると聞きます。具体的には、都市部の人たちが一定期間地方に滞在し、働いて収入を得るなど、地域住民との交流や学びの場を通じて地域での暮らしを体感する、ふるさとワーキングホリデーを推進するための説明会や広報を実施するというものです。このような関わりとして、関係人口が挙げられています。移住した定住人口でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々で、本市も同様に人口減少、高齢化により、地域づくりの担い手不足という問題に直面していますが、地域によっては若者を中心に変化を生み出す人材が地域に入り始めていて、この関係人口と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手になることが期待されていると聞きます。この地域や地域の人々と多様に関わるものである関係人口に着目した施策に取り組むべきと考えますが、見解をお聞かせください。第2項目めを終わります。

答弁 市長 迫俊哉

ただいま、財政健全化と人口減少問題について御質問がありました。初めに、収支改善プランの見える化につきましては、中間の進捗状況や効果の確認については、地方自治体は年間予算をもとに業務を遂行することから、決算を一つの区切りとして、収支改善プランにおける進捗状況や効果について、毎年度検証していきたいと考えております。また、検証結果については、市民の皆さんにもよりわかりやすい形でお示しできるよう工夫してまいりたいと考えております。次に、収支改善プランの進行管理と見直しにつきましては、毎年度、収支改善プランに掲げた項目の取り組み状況を、当初予算策定時はもとより、年度途中の執行段階においても各部に確認しながら着実に実行していきたいと考えております。また、新たな税収の増加や財政需要、制度改正など、計画策定時には想定していなかった要素もありますので、毎年度、収支改善プランにおける収支見通しの見直しを行ってまいりたいと考えております。次に、総務省の概算要求における新しい日本のための優先課題推進枠につきましては、東京一極集中の是正と地域の活性化や防災・減災など、本市の重要課題の解決につながるような項目があることから、必要に応じて対応できるよう、情報収集など、早目の準備に努めるように庁内に指示してまいりたいと考えております。次に、関係人口の取り組みにつきましては、既に関係人口として本市を応援いただいている小樽ふれあい観光大使や、東京小樽会、関西小樽会の皆さんとの関係を深めていくとともに、より多くの方に本-15-令和元年3回定例会 本会議録市のまちづくりに関わっていただけるよう、ふるさと納税制度のさらなる推進に努めるほか、新たな関係人口の創出に向けた施策を検討する考えであります。

出典:小樽市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月9日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる