みんなの議会

小樽市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日

(1)学校給食について/(2)福祉除雪に関して

2018年12月12日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「学校給食について」「福祉除雪に関して」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
高野さくら 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 高野さくら

学校給食について、まず質問いたします。学校給食は、学校給食法及び学習指導要領に基づき、学校教育活動の一環として実施されるものです。成長期にある児童・生徒の心身の健全な発達のため、栄養バランスのとれた豊かな食事を提供することにより、健康の増進と体力の向上を図るとともに、食に関する指導を効果的に進めるための重要な教材として、給食の時間はもとより、各教科、特別活動や総合的な学習の時間等において活用することが求められています。児童・生徒にとって学校給食というのは、単に1日3食のうちの1食ではなく、重要な栄養の補給先であり、体をつくる基盤になります。2018 年9月の全国学力・学習状況調査結果の小・中学校の「朝食を毎日食べていますか」の調査では、小学校で毎日は食べていない児童が全国 15.2%、全道 18.2%、小樽市では 19.6%。中学校では全国が20.3%、全道が 22.1%、小樽市は 21.8%となっており、小学校も中学校も昨年度と比べて 1.4 ポイント以上高く、小樽市は全国と比べても高くなっています。2割近い子供が毎日は食べていないことがわかります。ことし1月から2月に市内小学校で行った給食残食調査では、汁物の残食率が 26%となっており、毎日は朝食を食べていない子供がいるのにもかかわらず、多くの子供が給食を残している状況は問題ではありませんか。残食調査でいえば、5年前の給食センター統合前には、小学校3校と中学校2校で約3週間近くの給食残食率の調査をしましたが、その後は北海道から調査依頼がきたときに、小学校1校のみ調査し、中学校はこの5年間全く残食調査を行っていません。調査を行っていなければ、メニューによっては残食の偏りも考えられ、各学校との比較や全道との比較もできないのではありませんか、お答えください。学校の献立は子供が食べることを前提に栄養を考え献立に反映されているため、子供が食べないということになれば、その分栄養につながらないことになります。栄養をしっかりとるためにも給食をおいしく食べられることが大切です。教育長は第2回定例会の酒井隆裕議員に、おいしい給食について多岐にわたって意見などを聞いて献立編成にも役立てたいという答弁をされていましたが、意見などを反映させて献立などに取り組んだ事例はあるのでしょうか。また、食育やおいしい給食のためにどのような取り組みをされてきたのでしょうか、お答えください。先日、私は給食試食会に参加し、小学校の学校給食を食べました。教員がおかわりもできますので遠慮なく食べてくださいと声をかけましたが、おかわりをする保護者や子供はいませんでした。それどころか給食を残している方が大半でした。給食試食会でも保護者から意見が出されましたが、小学校、中学校の保護者からは、パン食よりも御飯食を多くしてほしい、パン食のときのジャムやデザートはなぜ少ないのかなどの声が出されました。2017 年度の北海道の米飯実施状況を見ると、小学校 1,020 校、中学校 573 校の給食の米飯、週平均実施回数はともに 3.1 回となっており、全道から見ても週3回の米飯が当たり前となっている状況の中、なぜ小樽は週2回の米飯給食の実施なのでしょうか。御飯はパンに比べてよくかまなければいけないため虫歯になりにくいことや、御飯に含まれるでんぷんはかむことでブドウ糖に変わり、じわじわと体内に吸収されるため、腹もちがよく、授業中に空腹で集中力が切れることも防ぎ、和食の献立にしやすくできます。和食は洋食に比べて油分の少ない野菜などで献立することもでき、食生活の改善にもつながりますので、週3回の米飯にすることを求めます。いかがですか。デザートやジャムの回数でいえば、2012 年度はデザート提供が小学校 80 回もあったものが、この5年間で削減され、2017 年度は 39 回となり、中学校では 85 回から 48 回になりました。パン食は年間 80回以上あるのに、ジャムの提供は小学校で年 17 回から、この5年間で5回となり、中学校では 27 回から7回と、週2回パン食にもかかわらず、どちらも年間で5回から6回しかジャムが提供されていません。なぜデザートやジャムがこんなに減少されているのでしょうか。保護者や子供からジャムやデザートが減ったことで意見などは出されなかったのでしょうか。教育として子供たちが楽しみになるような給食を提供するためにもデザートの機会を確保していただきたいと思います。お答えください。学校のメニュー表を見ると、冷凍食品を多く使ったメニューが多いように感じますが、手づくりしているものはあるのでしょうか。各自治体では食育や地元食材の提供、おいしい学校給食についてさまざまな取り組みを行っていますが、小樽市では現在、後志産のものを取り入れているものはレタス、ミニトマト、プルーン以外はほとんど使われておりません。苫小牧市では食育として2年前に小学校 15 校の学校給食で、御当地ラーメン「とまこまい味噌カレーラーメン」を出して、地元の子供たちにも郷土の味と誇りを知ってもらおうと取り組みを行っています。白糠町では、生産組合や漁業者などが協力しながら、新鮮で安全な食材を届け、生かす献立を考え、行政も施設維持などサポート体制をつくって我が町の給食はおいしいと主張できる取り組みを行っています。地元食材を使用することによって、食を通じて地域等を理解することや、食文化の継承を図ること、さらには自然の恵みや勤労の大切さを理解するなど、給食に出されるまでの過程を学ぶことも大事な食育としての魅力です。地元食材を生かしたメニューづくりを行うことは検討されているのでしょうか。7月に共産党議員団で視察に行った奈良県宇陀市給食センターでは、昨年、おいしい給食日本一を決める第 12 回全国学校給食甲子園で準優勝を獲得し、2年連続で奈良県代表として出場しています。学校では、授業時間を使った食育授業を行い、朝御飯、間食、野菜の栄養についても学び、調理実習では給食メニューに挑戦や保護者向けにも家庭食育についての講演会も行い、家庭への食育の場も設け、配送校とのつながりも大切にしています。幼稚園児から手紙をもらうこともよくあると聞いています。生産者や直売所にも直接訪問して訴え、地元食材の割合も 2014 年度は 10%でしたが、2017 年度には 32%まで使われるようになり、生産者も応援してくれています。市としても、地元食材率を引き上げることはできないのでしょうか。宇陀市の給食センターの方は、給食は調理ではなく料理に近づけることを目標にして日々取り組み、よりよい給食提供にするには子供や保護者の意見などは必要不可欠だと話されていました。このように、学校給食は児童の健康促進と成長につながるもので、健全であると同時に地域とのつながりもつくり、地産地消にもつながる取り組みです。おいしい給食にしようと考えるのであれば、残食を調べ、子供や教員、保護者などにもアンケート調査を継続的に行い、分析などが必要ではありませんか。また、おいしい給食にしようと思うのであれば、全国学校給食甲子園に出場してみてはいかがでしょうか。学校調理方式についてです。本市では、現在、西陵中学校のみ自校方式です。西陵中学校は給食を残す生徒はほとんどいないと保護者からも聞いています。調理後すぐに食べられ、温かいものは温かく、冷たいものは冷たく食べられる自校方式がよいのは言うまでもありません。せめて親子方式を検討されてはいかがでしょうか。福祉除雪についてです。福祉除雪は冬期間の除雪が困難な世帯に対して、冬期間年3回まで福祉除雪サービス、屋根雪下ろし助成、置き雪除雪を行っています。しかし、対象となる方は市民税、所得割が課税されていない世帯の中で、敷地内にロードヒーティングなどの融雪装置がなく、高齢者のみの世帯、高齢者と児童のみの世帯、ひとり親世帯、身体障害者のみの世帯など対象者が限定されています。市の除雪登録世帯数は、2017年度は除雪登録世帯 691 世帯となっていますが、実施世帯数は 542 世帯で、実施回数では 631 回となっています。登録世帯が3回利用すれば実施回数は 2,073 回となるので、1世帯当たり平均利用数は 1.2回です。2回も利用できていない状況です。市長は、利用登録に比べて実際に利用回数が少ないことに対してどのようにお考えですか。市民からは病院に行くにも玄関から道路までの距離もあり、雪かきをしなければタクシーも来てくれない。福祉除雪をもっと利用しやすいようにしてほしいと聞いています。札幌市では、課税世帯も福祉除雪の対象となっており、自己負担はありますが、道路除雪が行われていれば1日1回除雪に来てくれています。他市の状況も参考にしながら、制度の拡充または見直しをする必要があるのではないでしょうか。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 迫俊哉

高野議員の御質問にお答えをします。ただいま、福祉除雪について御質問がありました。初めに、福祉除雪の利用回数に関する私の考えにつきましては、福祉除雪サービス事業と屋根雪下ろし助成事業は小樽市社会福祉協議会が主体となって実施しております。利用登録者の大半は、屋根の雪おろしをみずから行うことができないため、年1回の屋根雪下ろし助成の利用が多いとお聞きしており、3回まで利用できる福祉除雪サービスは日程調整など、実施に当たっては一定の制約があることから、利用回数が少なくなっているものと考えております。次に、福祉除雪サービスの制度見直し等の必要性につきましては、この事業は歳末たすけあい義援金の一部を財源としており、事業費が限られていることから、個別の細やかな要望にまで応じることは難しく、一定の基準を設けて実施されているものと認識しております。今後は、他市の事業内容などを参考にしながら、小樽市社会福祉協議会と制度のあり方について研究してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

高野議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、学校給食について御質問がございました。まず、残食率につきましては、本年1月から2月に行った調査での汁物の残食率は 26%と高目になっておりますが、牛乳や主食、副菜、デザート等の全献立の平均残食率は 15.2%でございました。前回、平成 27 年度に行った残食調査の全献立の平均残食率は 20.7%であり、全体としては残食率の改善が見られているところでございますが、今後ともメニューの改善を図るなど、残食率を減らすよう努力してまいりたいと考えております。次に、残食調査を小学校1校しか行っていないことにつきましては、これは北海道の調査の対象校が栄養教諭の配置のある学校のうち1校を抽出して行うとされたことによるものでございます。この調査の方法は、牛乳、主食、汁物、おかず等をそれぞれ分け、また麺類は汁を捨て麺の重さだけをはかる作業のため、複数の小・中学校を調査することは難しい状況ですが、来年度実施予定の次回の調査では、市の独自調査として、北海道の調査基準に準じて中学校も調査してまいりたいと考えております。次に、多様な意見を献立に反映させた事例につきましては、主な事例を申し上げますと、以前うどんの汁の味が薄いとの意見がございましたので、塩分をふやさず、カツオの粗削りでだしをとったところ、だしの香りがよいと好評を得ているところであります。また、カレーをふやしてほしいとの意見には、スープカレーや野菜たっぷりカレーを新たに献立に加えたところ、また次も食べたいとの声が多く出るなど、人気メニューとなっているところであります。また、食育の取り組みにつきましては、学校の依頼に応じて学校における教科時間や給食時間に栄養教諭を派遣し、給食指導を初めとした食育に関する指導を行う取り組みや、栄養教諭を講師として教職員を対象とした食育研修講座を実施し、食に関する実践的な指導方法を身につける取り組みなどを行っております。おいしい給食のための取り組みにつきましては、現センター開設時に、配送距離が長くなる学校もあることから、保温・保冷効果の高い食缶やバットを導入するとともに、季節によりましては外気温を考慮し通常のバットと保温・保冷効果のあるバットを使い分けるなど、適温を維持する工夫をしているところでございます。また、新センターの開設に伴い、スチームコンベクションを導入し、新たに焼き物や蒸し物の調理が可能となったほか、冷却設備の導入により、通年でサラダやあえものの提供が可能となり、メニューの幅が広がったところでございます。次に、米飯の現状の実施回数と週3回にふやすことにつきましては、小樽市では現在1週間にパン2回、米飯2回、麺類1回を実施しております。全道の小・中学校の米飯実施回数が、ともに週平均 3.1回であることは承知をしており、これまでも米飯回数増の検討を行ってきたところでございますが、米飯を週3回実施する場合、本市の大変厳しい財政状況の中、食器の配送及び洗浄費用で 1,700 万円程度の一般会計の負担増となることや、パン供給事業者への影響が大きいことなどの課題があることから、どのように回数増を図っていくのか、学校給食運営協議会の中で議論しながら引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、この5年間でデザートやジャムの提供回数が減少した理由につきましては、統合前の調理場では両施設とも冷却設備がなく、夏場にサラダやあえものが提供できないことから、栄養価やおかずの品数を補うためにデザートやジャム類を多用しておりましたが、新センターでは冷却設備と保冷バットの仕様により、あえものなどの提供が通年で可能となりましたので、デザートやジャム類の提供にかえて栄養バランスのとれたサラダやあえものの提供回数をふやしてきたところであります。デザートやジャムにつきましての御意見があることは承知しておりますが、学校給食は栄養価を総合的に勘案しながら提供してきており、その中でデザート等の提供にも配慮していきたいというふうに考えております。次に、手づくりをしているメニューにつきましては、最近の主なメニューで申し上げますと、1品物ではホッケのちゃんちゃん焼きや彩野菜のポテト焼き、タンドリーチキン、キノコなどを入れたハンバーグの手づくりソースなどがあり、それ以外では、温食やいためもの、あえもの、サラダは全て手づくりで提供をしております。今後とも可能な限り手づくりでの提供に努めてまいりたいと考えております。次に、地元の食材を生かしたメニューづくりにつきましては、本市では給食を通して地元でとれた食材を知ることで、地元への関心や食への関心を深め、地元を愛する心を育むことを目的として、平成 28年度から小樽産の食材を使った給食メニューを実施しており、本年度は9月に小樽産カレイフライと、小樽産ホタテ入りあんかけ焼きそばを、10 月には小樽産ホッケのちゃんちゃん焼きを提供いたしました。また、来年1月には小樽産たらザンギを提供する予定としております。次に、地元食材の割合を引き上げることにつきましては、学校給食で使用する食材は、限られた食材費の中で大量の食材が安定的に供給される必要がありますことから、野菜については今以上に小樽産を確保することは困難な状況にあります。また、フライなどの加工品用の魚は、価格面や品質にばらつきがありますことから、恒常的に扱うことは難しいところでございますが、ただいまお答えしたように、小樽産の食材を使った新たなメニューを取り入れるなど、今後ともできる限り地元食材を取り入れてまいりたいと考えております。次に、子供や教職員、保護者へのアンケートの実施につきましては、児童・生徒などからの意見要望等については、栄養教諭が学校での給食指導などの際に児童・生徒の生の声を聞いているほか、全小・中学校の給食担当者や教職員で構成される給食担当者会議をほぼ毎月開催し、その中で児童・生徒の喫食状況や献立の感想、今後希望するメニューなど、多岐にわたる現場の意見を伺っており、これらを味つけや献立編成などの参考としているところであります。また、保護者を対象にした給食試食会や関係団体との懇談等におきましても、御意見をいただくよう心がけており、子供たちにおいしい給食を食べてもらうようさまざまな機会を捉え、各方面からの情報収集に努めているところであります。なお、全国学校給食甲子園への参加につきましては、児童・生徒の学校給食に対する関心を高める効果があることとは思いますが、教育委員会といたしましては、今後とも関係者の御意見等を聞きながら、日々の研究や改良を積み重ね、安心、安全で、よりおいしい給食の提供を目指してまいりたいと考えております。次に、親子方式の検討につきましては、現在の学校給食センターにつきましては、市内2カ所の共同調理施設の老朽化が進んだことや児童・生徒数の減少に伴う食数減に対応するため、平成 25 年度に統合、新築をしたものであり、現状では親子方式の導入は考えておりません。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)

再質問 7番 高野さくら

それでは、再質問を何点かさせていただきたいと思います。先ほど教育長から残食は以前よりも改善されているのだというような答弁がありました。しかし、平均の残食率は献立によってもかなり偏りがありますし、献立によっては 20%に近い残食結果となっている。こういうこともやはりあるわけです。それで、全体の平均を見るのではなくて給食の改善を図るというところであれば、しっかり中学校も調査していくという話だったのですけれども、では中学校、また小学校みたいに1校だけするのかなとなったら、やはりしっかりと改善とはならないと思うので、残食調査は主菜、副菜でもメニューによってかなりばらつきがあるのですよね、残食率は5%から 35%とかの残食率の変動が大きくなっているのです。だから、平均の残食率を調べるのではなくて、個々の残食率をしっかり調べて改善しなければ、根本的な解決にはならないと思います。なので、こういう給食の改善には残食調査、そして、教育長はさまざまアンケート調査というよりは、さまざまな意見も聞いているという話でしたけれども、しっかりアンケート調査を行うべきだと思います。その点についてお伺いしたいと思います。それから、全道から見ても週3回の米飯が当たり前になっているということで、そういうことは知っているけれどもなかなか難しいのだというような答弁だったかと思います。でも、米飯給食の実施回数は全国から見ても週2回というのは、これは小樽市も含めてなのですが1%程度なのです。ほかの学校で週3回から4回の実施が当たり前となっていて、米飯給食はここ十数年で増加しているわけです。ほかの自治体でできて小樽にできないということはないと思いますので、その点、もう一度答弁をいただきたいと思います。(「教育長が答弁していたじゃないですか」と呼ぶ者あり)あと、親子方式だったのですけれども、老朽化もあって、それで統合したということがあるから現状では難しいのですというような答弁だったと思います。給食センターから各学校に配送するにも、センターから各学校まで 10 分から、遠い学校だと 60 分もかかっている状況があります。それだけ時間をかけて配送されているのであれば、やはり先ほど言っていた給食担当会議の中でも出されていた意見で、冬になれば御飯が冷たいという意見も出されているのです。温かいものを温かくという状況にはなっていないということがあると思うのです。調理施設から近い学校に搬送する親子方式にすれば、搬送時間も短縮され、よりおいしい給食に近づけられるのではないかと考えますので、改めて親子方式の導入を求めたいと思います。(発言する者あり)あと福祉除雪なのですけれども、先ほど社会福祉協議会とも話をして、他市の状況も調べて研究したいというような答弁だったかと思います。小樽市は雪が積もって、高齢者の方ですとか、除雪が本当に大変だということで、やむなく自宅を売って子供のところに移住する方も、小樽を離れざるを得ないという方も聞いています。冬期間を安心して暮らせるためには、やはり利用しやすいようにしなければ、本市の人口減にもつながるかと思いますので、ぜひこの制度の見直しに向けて前向きに考えていただきたいと思います。

答弁 市長 迫俊哉

高野議員の再質問にお答えをいたします。御指摘のとおり、冬の生活を安全に、そして快適に暮らせないということになりますと、特にやはり高齢者の方々を中心にして小樽を離れて行く、実際そういうケースもあるというふうに聞いておりますけれども、そのようなことも踏まえまして、福祉除雪のあり方については今後、御答弁繰り返しになりますけれども、社会福祉協議会ともしっかりと協議をしていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

高野議員の再質問にお答えをしたいと思います。まず、残食率が高いことにつきまして、独自で調査をすべきではないか。それから、おいしい給食の提供のためにアンケート調査などを実施すべきではないかということでございます。これまで北海道の調査方法で実施をしてまいりました。先ほどの御答弁で、中学校も加えた形で調査をしたいというお話でございます。なかなか数をふやすということになりますと、残した牛乳や御飯なども食缶に戻して、それから調査を行うには、それらをそれぞれ分別をしなければならないということもございまして、学校の協力なしでは多くの学校で調査ができないという状況でございます。教職員側の負担も大きいことから、校数をふやして調査をするということは非常に厳しいのかなというふうに思っておりますが、先ほど言ったような、北海道の調査にあわせて、中学校も調査をする中で考えていきたいというふうに思います。それから、アンケートの関係でございますけれども、例えば北海道のような調査方法でなく、例えば物理的にはかるのではなくて、アンケート方式によりはかると、調査をするといったことも方法の一つかというふうには、先ほど残食率の調査のところでも答弁をすればよかったのでしょうけれども、そういうことも少し考えてみたいというふうに思っています。それから、アンケート調査でございますけれども、もちろん今後もおいしい給食のために日々給食センターには研究、改良を進めていただきたいというふうに思っておりますけれども、まずもって給食を食べる子供の声に耳を傾ける姿勢が大切だというふうに思っておりますので、おいしい給食を提供する第一歩と考え、アンケートの実施については、やり方を含めて前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。それから、米飯を週3回にすべきというお話ですけれども、先ほども御答弁させていただきましたとおり、多額の費用がかかるということもございます。それから、中小のパン提供業者への影響もありますことから、今後の課題としては受けとめておりますけれども、現状の中ではなかなか難しいものだというふうに考えております。それから、最後に親子方式でございますけれども、先ほど来、御答弁させていただいていますけれども、保冷については十分配慮をしながら配給をしていきたいというふうに思っております。そういう意味で、親子給食、これは理想ではあると思いますけれども、多額の施設、設備面での経費も新たにかかるということもございますので、なかなか調理場ができたばかりでございますので、難しい課題ではございます。今後とも温かいものを温かく、冷たいものは冷たく、おいしく子供たちに給食を提供できるように努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)

再々質問 7番 高野さくら

再々質問させていただきます。米飯のことだったのですけれども、パンの業者にも影響が出るから難しい面もあるというお話でした。それでは、麺類を隔週にするとか、そういうことを検討してもやはり難しいということなのでしょうか。その点、伺いたいと思います。あと、親子方式も難しいという話だったのですが、やはりこの間、いつどこで災害が起こるかわからないような状況もあります。西陵中学校と学校給食センターの2カ所の災害時の炊き出し施設しかありません。そういう点でも、やはり調理施設というものは必要ではないかと思います。改めて検討をぜひしていただきたいと思います。

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

高野議員の再々質問にお答えします。米飯を少しでも多くしていただけないかという御質問かと思います。何かを削って何かをふやすということになろうかと思いますけれども、麺も子供たちにとっては人気のメニューの一つでございます。なかなか調整が難しいところでございます。今後の課題として学校給食協議会の中でもしっかりと議論をしていきたいというふうに思います。それから、親子方式を検討すべきということでございますけれども、先ほど来、御答弁させていただいておりますが、これまで老朽化が続いておりました学校給食センターを統合させていただいた。それから、今後とも子供たちの、児童・生徒数が減っていく中で、なかなかそれをまた再分割をして給食を提供していくということは、非常に効率の面からも大変厳しいものであるのかなというふうに思っております。そうはいいましても、子供たちにおいしい給食を提供するということは、給食センターの使命でございますので、今後ともおいしい給食の提供に努力してまいりたいというふうに考えております。

出典:小樽市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日 議事録 PDF(136ページ) 間違いを知らせる