みんなの議会

小樽市議会 平成30年第1回定例会 2018年2月28日

(1)市道のロードヒーティングについて/(2)保育に関連して

2018年2月28日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「市道のロードヒーティングについて」「保育に関連して」について質問し、市長 森井秀明、建設部長 上石明、福祉部長 日栄聡が答弁しました。

質問者
高野さくら 議員
答弁者
市長 森井秀明、建設部長 上石明、福祉部長 日栄聡

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 高野さくら

一般質問をします。初めに、市道のロードヒーティングについて伺います。小樽は、山や海に囲まれ自然豊かではありますが、その一方で坂も多く、冬期間になれば降雪量も多くて道路の路面が凍結し、車が坂を上れなくなるなど、安全対策をしなければ事故などの危険が高くなる地域でもあります。そのため、坂のまち小樽にとってはロードヒーティングは住民の安全を考えても重要なものになってきます。そこで伺いますが、ロードヒーティングの新設及び更新基準はどのようなものがありますか。小樽市にはロードヒーティングの更新計画がありますが、現在の更新の進捗状況はどのようになっておりますか。小樽市内には 133 路線 232 カ所のロードヒーティングが設置されています。そのうち完全に現在とめられているのは 10 カ所で、一部、部分的にとめられているのは 126 カ所となっています。近年はロードヒーティングの設置後のランニングコストやスタッドレスタイヤの性能が向上したことを理由に実際に設置している部分もとめている状況です。老朽化した部分や故障した部分などは修繕して更新は行うけれども新設はしないという方針だと聞いています。部分的または完全にとめている部分はどのような理由や経過から停止に至っているのでしょうか。また、近隣の住民の聞き取りや交通状況の調査などは行っているのでしょうか。停止させた後に事故が起こった市道や、住民、タクシーの運転手などから停止させないでほしいという要望はこれまでなかったのでしょうか。長橋5丁目にある平尾通線は、勾配20%の急な坂です。この坂道は長橋5丁目から長橋1丁目の通りに信号なしで抜けられる道路であり、近隣住民の方々が最重要道路として使用している道路です。この坂は過去にはロードヒーティングがされておらず、車が滑って線路まで入ったりすることもあり、住民運動によって坂の3カ所にロードヒーティングが設置されたものの、坂の一番上の部分に当たる長橋5丁目 26 番から 17 番にかけてロードヒーティングが設置されておらず、ロードヒーティングが設置されている部分と設置されていない部分の段差がひどくて車が壊れそうという声や四駆ではないタクシーなどは車が上っていく途中で上れなくなり、タクシーを利用した方からは坂道をタクシーが上り切ることができず、坂の途中で上下を繰り返してようやく上ることもあって怖い思いをしたとのことです。そのため、坂の上のこの部分だけではロードヒーティングを設置してほしいという近隣住民からの要望が上がっています。住民の安全を確保するためにせめて坂の一番上に当たる部分だけでもロードヒーティング化を求めますが、市長の見解を伺います。また、旧北手宮小学校付近の梅ヶ枝町 38 番百花園通線では勾配が急な坂で毎年冬の時期になれば四駆の車でも上ることができず、民家や電柱に車が突っ込むこともあり、近隣住民の方が毎年のように家を修理、また大変な思いをされていると聞いています。ことしの冬に目撃しただけでも2件ほど事故が起きて、警察が来ることや車が滑ってタイヤが排水溝に入り抜けなくなり近隣住民で助けることもしょっちゅうだと聞きました。市長はこのような住民の声に対し、どのように認識されていますか、お答えください。ロードヒーティングされていない勾配のきつい坂はどのような対策がこれまでされてきたのでしょうか。このような市道箇所が市内にはまだまだあると思いますが、今紹介した2カ所の坂は車だけの問題ではありません。歩行者にとっても安全に坂をおりることができるかどうかで冬期間の生活も激変します。ロードヒーティングが入っていない急傾斜地付近に住んでいる方の共通点では、坂道が怖くて冬期間は外出を控えてしまうということです。どんなに新しい靴に変えても転倒してしまうから、怖くて自分で買い物に行くことができない、病院に行くにも大変、タクシーを利用しようと思っても家の前まで行けないので下までおりてきてくださいと言われる、宅配サービスや通販で過ごしている方や、近くで町会の催し物をしていても目の前の坂道をおりることができず、行きたいけれども我慢しているなど、多数の方から聞きました。坂道を安全におりることができれば、歩いて外出することも苦労ありませんが、外出を控え、遠回りをして用事を足さざるを得ない状況があるわけです。このような状況があることについて、市長はどう思いますか。路面状況が悪くなれば大事故が起こる可能性もあります。高齢者、障害を持った方、子供など、安全に坂を上り下りできるように、安全対策について市長に見解を求めます。次に、保育に関してお伺いいたします。保育料についてです。道の多子世帯の保育料を軽減する制度創設に伴い、今年度から年収 640 万円相当未満で3歳未満の第2子以降については、市内でも保育料は無償になりました。この制度の対象人数はどれぐらいいたのでしょうか。現在、道の制度が適用される方は上の子供の年齢にかかわらず、3歳未満の子供であれば第2子の保育料は無償になりますが、道の適用にならなければ保育料は大きく変わります。例えば、世帯収入が 640 万円未満で上の子供が小学校1年生、2人目が2歳、保育所の利用の場合であれば、道の制度の適用になり保育料はゼロ円となりますが、世帯収入が 640 万円相当以上になれば同じ年齢の場合でも2人目の保育料は第1子の保育料の計算になり、月々の保育料は4万円以上になります。同じ年齢の子供でも、世帯収入や上の子供の年齢で保育料が変わってくるということになります。上の子供や年齢や世帯の収入によって保育料が変わることに対して、市長の認識をお聞かせください。道の制度は年収制限があるため、適用されない方がいます。小樽市として多子世帯の子育て支援として年収制限なしで第2子からの負担軽減を図ることを検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。国の制度で、住民税非課税世帯であれば、上の子供の年齢や所得にかかわらず第2子以降の保育料が無料になります。本来、子育て支援と考えれば国の制度で所得や子供の年齢にかかわらず無料になるようにするべきと考えますが、市長の見解をお聞かせください。以前、階層区分について質問をしました。一段階層が上がるにつれて保育料の負担が大きく変わってきます。国の制度で2人目の保育料が半額になるといっても、例えばD2の階層の方で標準時間の保育を利用している方、1人目が5歳、2人目が4歳の場合になれば月々の保育料の支払いは3万円の保育料になります。階層が一つ上がってD3の階層になると3万 7,200 円になり、7,200 円も増額になります。住民税所得割の金額が1円でも変われば階層が上がったり下がったりするわけです。小樽市では階層区分が 17 ですが、江別市では 23 階層に細分化して階層区分が一つ上がっても保育料が急激に上がらないようにしています。小樽市でも細分化をして階層が上がっても保育料が支払いやすいようにするべきではありませんか、お答えください。次に、認可外保育施設について聞きます。今年度、市内の認可外保育施設に通っている子供は何人いますか。認可外施設は最初から希望して入る場合もありますが、認可保育所に入れず、やむを得ず入るという場合もあります。認可施設に入れず認可外保育施設に入らざるを得なかった方は、道の制度の対象にはなりません。市長はこのようなことをどのように認識していますか。旭川市では、認可外保育施設に通う子供に対し、独自で最大2分の1の保育料軽減を実施しています。小樽市でも行うべきではありませんか。お答えください。最後に、入所待ち児童についてです。2016 年3月1日で 76 名、2017 年 103 名、2018 年2月現在で 35 名が第3希望まで保育所を希望しても入所できない状況があります。先日、共産党に4月から仕事復帰するため保育所に希望をしても、第3希望まで出していたから入れると期待していたのに、全て入所できませんと言われて困っているという相談がありました。その方は後日保育所に入ることができましたが、待っても入れないということで職場を退職し、申し込みを諦めてしまう方も少なくありません。第3希望まで出しても入所できないことに対して、市長はどう思っているのでしょうか。昨年の第4回定例会の厚生常任委員会で待機児童の解消について、子ども・子育て支援新制度へ移行する幼稚園や認定こども園などの保育所もこれからふえるだろうと、保育ニーズに対する定員不足は2018 年度には解消するという委員会報告でした。委員会質問の答弁でも、企業型保育もふえているから定員不足は解消されるという答弁でした。昨年の4月から3歳未満の保育所を希望する子供のニーズが高いことから、公立保育所の3歳以上の子供の定員を少なくして3歳未満の定員をふやしたことで、昨年から比べたら3歳未満の入所待ち児童は減りました。しかし、現在も入れない状況が続いています。保育所入所待ち児童の解消は、認可保育所をふやして解消することが原則です。認可外保育施設が希望すれば認可保育所へ移行したり、保育士の確保や資格取得を支援したりするなど自治体が責任を持って子供の命と安全が守れるようにするべきだと考えますが、見解を求めます。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

高野議員の御質問にお答えをいたします。初めに、市道のロードヒーティングについて御質問がありました。まず、ロードヒーティングの新設及び更新基準につきましては、本市では、平成 16 年度を最後に車道のロードヒーティングの新設は行っておりませんので、新設の基準はありませんが、更新の基準につきましては、稼働開始後 16 年以上経過したもので、バス路線または自動車交通量が 12 時間当たり 3,000台以上かつ道路勾配が 15%以上の施設が更新の対象となっております。次に、ロードヒーティング更新の進捗状況につきましては、更新計画では、平成 21 年度から平成 31年度までの期間で 27 カ所の施設、延長にして約 2,691 メートルを対象として更新事業を行っており、平成 29 年度現在で 11 カ所の施設、延長にして約 1,607 メートルの更新を完了しております。次に、ロードヒーティングの停止の理由などにつきましては、現在、市内の 232 カ所にロードヒーティングを設置しておりますが、維持管理経費の増大が課題となり、スタッドレスタイヤの性能が向上したことや砂散布などで安全が確保できる範囲で部分停止や全面停止を行ってきたものであります。また、停止に当たっては、地域別の除雪懇談会でお知らせするとともに、特に影響がありそうな箇所については近隣住民への個別周知などを行っておりますが、交通量などの調査は行っておりません。次に、ロードヒーティング停止後の事故や要望につきましては、ロードヒーティングの停止は試行として一部停止を開始した平成 12 年度以降、車両の走行の安全を確認しながら平成 25 年度まで段階的に停止面積を増加してきておりますが、一部停止や全面停止に起因する事故が発生したという記録はなく、近年は新設の要望はありますが停止部分の復活を求めるような要望等は特に寄せられてはおりません。次に、平尾通線のロードヒーティングの新設につきましては先ほどもお答えしたとおり、現在本市ではロードヒーティングの新設は行っておりません。しかしながら、当該路線は砂まき路線となっておりますので、除雪や砂散布により安全確保に努めてまいりたいと考えております。次に、急坂道路沿いにお住まいの方からの声につきましては、冬期間においても交通の安全を確保することは重要であると認識しており、凍結路面対策として必要な箇所に車両や人力によって砂を散布したり、砂箱を設置して対応しております。また、砂まきボランティアとして市民の皆様に自宅周辺道路の砂の散布に御協力をいただいているところであります。次に、ロードヒーティングが設置されていない急坂道路の凍結路面対策につきましては、パトロールを行い砂を散布しているほか、市民の皆様や警察等から要請があった際にも迅速に対応しているところであります。また、除雪懇談会等を通じて町会の皆様から砂の散布に関する御要望をお聞きしております。今後ともパトロールを強化し、凍結路面対策に努めてまいりたいと考えております。次に、ロードヒーティングが設置されていない急坂道路につきましては、歩行者の安全確保は重要であると考えており、通常の凍結路面対策のほか、これまで圧雪管理を基本とする除雪第3種路線の一部で一定の降雪量による除雪作業や歩行空間を確保するための除雪作業を試行するなど、歩行者の安全確保に向けた取り組みを進めているところであります。次に、急坂道路での高齢者などへの安全対策につきましては、パトロールを強化し、適切な凍結路面対策に努めるとともに、除雪第3種路線での除雪作業など有効な施策に取り組んでまいります。次に、保育に関して御質問がありました。初めに、保育料についてですが、まず、北海道の多子世帯の保育料軽減に係る本市の対象人数につきましては、平成 29 年 11 月時点で 209 人となります。次に、子供の年齢や世帯の収入によって保育料が異なることに対する私の認識につきましては、保育料の算定に当たって財政上の制約がありますが、子育て世代の経済的負担を軽減することにより、このまちの子育て世代が安心して子供を生み育てられる環境づくりを行い、少子化対策に最大限の効果を発揮するためには、年齢や世帯の収入にかかわらず保育料軽減の対象となる制度設計が望ましいものであると考えております。次に、本市が独自に収入制限なしで第2子から負担軽減を図ることを検討することにつきましては、保育所や認定こども園の保育部分を利用する第3子以降の保育料を本年9月から年齢や年収にかかわらず、市独自で無料化することを予定しております。また、さらなる市独自の軽減策については、財政的な課題などから第3子以降の無料化を試行して、その効果等を見定め判断をしていきたいと考えております。次に、保育料の無料化は本来、国の責任において実施すべきであるとの御意見に対する私の見解につきましては、国においても持続的な経済成長をなし遂げるために幼児教育の無償化を含めた人づくり改革を政策の柱に据える新しい経済政策パッケージを昨年 12 月に決定されたところであり、国の責任において着実に保育料の無料化が推進されることを期待しております。次に、本市でも保育料の階層区分を細分化すべきとの御意見につきましては、国の保育料の階層区分の上限額設定においては8階層に区分されているところを、本市では 17 階層に区分しております。また、階層区分の細分化に伴う影響を見きわめる必要があることから、階層区分の見直しについては慎重に判断すべきと考えております。次に、認可外保育施設についてですが、まず市内の認可外保育施設を利用している子供の人数につきましては、市外在住の子供を含んだ人数になりますが、平成 29 年4月時点で 202 人となります。次に、認可外保育施設に入らざるを得なかった方が北海道の保育料軽減制度の対象にならないことに対する私の認識につきましては、認可外保育施設に入所する方は認可保育所に入所できなかったため入所する方もおられますが、勤務先の病院内保育施設や事業所内保育施設など、みずから希望して入所する方もおり、さまざまな事情がありますが、希望をする認可保育所に入所ができず認可外保育所施設に入らざるを得なかった場合については認可保育所と同様に北海道の軽減制度の対象にしていただきたいと考えております。次に、他市が実施している認可外保育施設の保育料軽減策を本市でも実施すべきという御意見につきましては、本市におきましては、本年9月から第3子以降の保育料無料化を実施することを予定しており、少子化対策として今後も保育料の軽減が望ましいものと考えてはおりますが、現状では財源に限りもあることから御提案の実現は難しいものと考えております。しかしながら、子供を安心して産み育てることのできる環境づくりについては大切なことと考えておりますので、その環境ができるようにさまざまな可能性について検討をしてまいります。次に、入所待ち児童についてですが、まず、希望を出しても保育所に入所できない場合があることに対する私の見解につきましては、子供を安心して産み育てることができる環境を整えることは、優先的に取り組むべき課題であると認識していることから、そのような方への配慮として、こども育成課に配置している利用者支援専門員との面談などにより、入所希望者のニーズを的確に把握をし、保育所の利用を希望されている方に対して他の保育所を紹介するなどきめ細やかな対応を行うよう努めているところであります。次に、認可外保育施設の認可保育所への移行等につきましては、認可保育所への移行を希望する認可外保育施設から相談がある場合は、市内の保育需要も勘案し、北海道から円滑に認可が受けられるよう助言等を行い、また、保育士の確保や資格取得を支援するなど必要な施策を行うことで、子供の命と安全が守られ、子育て世代の方が安心して子供を産み育てることができる環境づくりに結びつくことになるものと考えております。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)

再質問 7番 高野さくら

それでは、何点か再質問させていただきたいと思います。まず、ロードヒーティングのことですけれども、本市の計画、11 カ所の新設が完了しているということだったのですが、そもそも、実際に今、更新が終わっている箇所も目標値には達していないという状況があると思います。そもそもおくれているわけですから、やはりここをしっかりまずやらなければいけないということもあるのですけれども、本当にロードヒーティングされてなくて大変な思いをしているという方も、私が先ほどお話ししましたが、パトロールをするとか砂まきもするという話もあったのですけれども、いや、砂まきもされているわけですよ、されているけれどもそれでも危険な状態だという話なのです。だから、そこをどうするかということだと思うのです。ほかの自治体では、砂まき以外にも凍結防止剤をまいたりとか、そういうこともされているのですけれども、小樽市として対策というのは、その砂まきとか砂箱を設置するだけしかやらないのですか。凍結防止剤とか、そういうことも検討しないのでしょうか。それ以外も、凍結防止剤以外にも凍結防止というところを考えると、やはりランニングコストがかかるということも話がありました。その中でなかなか新設ができないというお話もあったのですけれども、長橋のほうで言いますと、ここはもう実際に3カ所設置されているわけです。でも、一番上のところが設置されてないために上り切れないという状況も生まれているわけです。そこはぜひ設置を、近隣住民の要望もあります。なかなか買い物にも行けないという話もありますから、そこをぜひ考えていただきたいというふうに思います。あと、小樽市は多雪地域であり地形的にやはり山坂が多いということはそもそもわかっていることなので、ロードヒーティングもお金がかかるということはそのとおりだとは思うのです。でも、ではどうやってやっていくかということもやはり考えなければいけないことで、登別市とかでは坂道で転倒して危険だということで、ロードヒーティングの整備を望む声があって、CO2の削減の、環境にも優しい温泉街を目指して、宿泊施設などから排出された温泉の水を有効活用して、路面の雪を溶かすロードヒーティングを導入したり、定山渓とかその辺のところでもやっています。温泉の熱を使ったロードヒーティングを行っています。朝里川温泉のお湯は低いということもあって、なかなかそういうのは難しいかもしれませんが、近年では風力発電とか地下水など、そういう自然エネルギーを活用したロードヒーティングの総合的な取り組みでコスト削減を行われたりしている自治体もあるので、小樽市も、コストがかかるから、はい、停止しましょうということではなくて、やはり維持管理するためにも先進的に取り組んでいる自治体の取り組みなども参考にしながら、やはり住民の安全を確保するというふうに前向きに検討していただきたい、そういうふうに思っています。(「そうだ」と呼ぶ者あり)先ほど、保育のことに関して言えば、市長がやはり子育て支援もしていきたいという話がございました。小樽市は、合計特殊出生率が全国や全道と比べても低くなっています。それはやはり全国的に晩婚化ですとか進んでいるということもあったり、望んでもなかなか2人目ということは難しいという方も中にはいると思うのです。ですけれども、やはり経済的に大変で2人目は少し考えられないという方も、諦めてしまうという方もいます。安心して2人目を、子育てしやすいようにするためには、多子世帯の負担軽減は必要不可欠だと考えます。石狩市でも、全部の収入制限、全てではないのですけれども、2人目、保育料第2子無料ということもしていますので、その点もぜひ前向きに検討していただきたいと思います。あと、先ほどのロードヒーティングの項に戻ってしまうのですけれども、すぐに対処できないという場合は、せめてここの箇所、事故が多い箇所、そこに看板を設置して、この先注意が必要とか、そういう看板も設置するということも検討していただきたいというふうに思います。あと、細分化は難しいという話があったのですが、いや、確かに国よりはやっていると思うのですけれども、まだまだやっているところが多いのです。石狩市もそうです、恵庭市もそうですが、細分化も小樽市より多くしているのです。確かにやるとなったら実務的なことも大変だという部分もあるのかもしれないですけれども、そんなに難しいことではないと思うのです。払わないといけない保育料を細分化するというわけですから、一つでも二つでもふやすことは何ら問題ないというか、そんな難しいことではない、お金もかかることではないというふうに思いますので、これはやはり保育料の、急に収入が上がって保育料がすごく上がって払えないという状況も生まれてしまうので、そこは再度答弁していただきたいと思います。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

高野議員の再質問にお答えをいたします。私から答弁したこと以外は、各担当部長より答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。私からは、現在の小樽市における合計特殊出生率は全国や北海道に比べても低い状態で、その軽減策についてもっともっと踏み込んでやっていくべきではないかという御指摘、御質問があったかと思います。その中で、高野議員からは、他市のように、ほかの保育料の軽減策、今、小樽市でやろうとしている第3子以降の無償化以外にも行うべきだというお話もあったかと思うのですけれども、先ほども答弁させていただきましたが、やはり財源的な限りもあることから御提案の実現は難しいものもあると思いますし、また第2子以降においても市独自で行っていくということは、すぐに行うことは非常に現状においてはハードルが高いというふうに思っているところでございます。しかしながら、高野議員が御指摘のように子供を安心して生み育てられる環境づくりということは非常に大切であるというふうに思っておりますので、その環境ができるように、どのような可能性があるかということは今後においても検討してまいりたいというふうに思っておりますし、また、国の動向等もしっかり見定めながらその中で市で対応できることが何なのかということも見きわめ、見定めていきたいと思っておりますので、その中で環境づくりをしっかり構築していきたいと思っているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

高野議員の再質問にお答えいたします。まず、ロードヒーティングの関係で凍結防止剤を使わないのかということですけれども、やはり小樽市は雪が多い中、排雪量も大きいと。要はそういう排雪の雪を今一部海にも投げておりますし、あと山にも入れているのですが、そういうことを考えますと、そういった凍結防止剤を使うことによって、環境の問題も出てくるのかなと思っておりますので、これは使うのは難しいと考えております。二つ目、先ほど3カ所設置しているロードヒーティングの一番上が設置されていないということですけれども、この3カ所の設置につきましては、その3カ所の三つ目のところの方までがそこの利用のために設置をしているように見受けられます。さらに一番上の市民の方につきましては、違う路線の方で道路を使っていただくような形にはなっているのかなというふうに考えておりますので、今新たに一番上部のほうに新たに設置するということは現在は考えておりません。そのロードヒーティングにお金がかかるので、経費削減のために新しいエネルギーといいますか、そういうものの検討はどうかという御質問ですけれども、今ロードヒーティングですと、小樽市の場合は電気とガスと灯油と三つのエネルギーで分けております。それは本来ならば、いろいろ、電気の値上げ等はあるのですが、できれば一つに統一はしたいと今考えているのですけれども、どうしても設置場所の地形とか箇所によって、どうしてもやはりそこは一つにできないという現状が小樽市の現状なのかなと考えております。そういった中で、今、議員から御提案があったエネルギーについて、私は以前にその温泉のお湯を使ったという形の部分は私も何かで見たことはあります。ただ、小樽市の今の山坂の中でなかなかそれを使うのは難しいのかなと。また、新しいエネルギーについても、なかなか今すぐできる状況ではないので、現時点では難しいというふうに考えております。あと、そういう対応ができないのであれば看板等の周知を図っていただきたいということです。もうこれについてはもちろんそのとおりと考えておりますので、現場対応、現場確認をしながら対応できるところは対応していきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 日栄聡(福祉部長は2018年2月まで)

高野議員の再質問にお答えいたします。私からは、保育料の細分化についてお答えしたいと思います。もう少し細分化すべきではないかということですけれども、他都市の事例も挙げておりましたが、私どもで調べたところ、道内主要 10 都市を調べたところ、10 都市のうちの小樽市は上から4番目に多いというところでありまして、札幌市におきましては 12 階層、それから帯広市なども 14 階層となっておりまして、小樽市の 17 階層に比べると少ないということが一つあります。また、その階層を分けるというのもいいのですけれども、簡単な例で言いますと、一つの階層が2万円、もう一つ上の段階の階層が5万円だったとします。そうしますと一つ階層が上がると3万円ふえる、非常に高くなると感じるかもしれませんが、これを例えば2万円の階層を3分割、5万円の階層も3分割にするということを考えますと、2万円の階層は3分割としますと、普通に考えると1万円、2万円、3万円という階層に分かれます。5万円の階層は4万円、5万円、6万円と分かれます。そうしますと、その2万円の階層、5万円の階層もそうですけれども、2万円の階層のところで3万円の方も出てくると。1万円の方も出てくるのですが、安くなる人も出てくるのですけれども、黙って上がる方も出てくるということで、その辺で慎重に判断してまいりたいと、そのようにお答えしたところでございます。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)

再々質問 7番 高野さくら

再々質問させていただきます。先ほどのロードヒーティングのことだったのですけれども、温泉のお湯は難しいのではないかという話があったのですが、いや、私は今すぐやってくださいというわけではなくて、ほかの自治体でも実際にいろいろ取り組まれているわけなのですよ。だから、実際に地下水を利用したりとか、それで駐車場の路面を溶かしたりとかと、そういうこともやっているわけですから、ほかの自治体の先進的な、そういう取り組んでいる自治体のものも参考にしながら、研究であったり検討をしてほしいということを言っているので、すぐ難しいという答えはしないでいただきたいなと思います。この辺1点答えていただきたいと思います。あと、保育料の細分化、上から4番目だからという話もあったのですが、そもそも小樽市は生活保護、非課税世帯への階層区分が、AからB2の階層区分が一番多いわけなのです、昨年の9月現在で 389 名の方ということで。だからこそ、そういう所得が低い方が多いということなのですよ。それで、500 円でも上がれば階層区分が変わってしまったりすることもあるから、だからこそ多子世帯の負担軽減にもなるし、収入が変わっていきなり階層区分ががんと上がってしまったら保育料が払えないということになりかねないから、一つでも二つでも細分化をしていただきたいということなので、再度お答えいただきたいと思います。

答弁 建設部長 上石明(建設部長は2019年2月まで)

高野議員の再々質問にお答えいたします。ロードヒーティングのエネルギーのことですけれども、失礼いたしました。現実に、今の除雪費に占めるロードヒーティングの経費というのは、すごく大きな割合を占めております。我々もこのロードヒーティングの経費につきましては、やはり大きな問題といいますか、課題というふうには認識しております。そういった中でどういった方策の中でこの経費を少しでも削減できるのかという部分は我々建設部としましても大きな課題になっておりますので、そういった意味では、今、高野議員から御質問のありました、長期の中で他都市の状況を見ながら何かこう、研究をしていただきたいという、御質問の中では我々としても確かにこの部分については大きな課題だと思っておりますので、他都市でいろいろな事例があると思いますので、そこを調査しまして、実際に小樽市としてそういった取り組みができるのかどうかも、ただはっきりここでは答弁をできませんけれども、しっかりそういった部分は調査研究はしていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 日栄聡(福祉部長は2018年2月まで)

高野議員の再々質問にお答えいたします。保育料の細分化についてなのですけれども、階層を分けるとすると、やはりそこの低所得の部分だけいじるということもできませんので、全体に平準化しなくてはならないということになりますので、そうすると、先ほど言いましたように保育料が上がる人も中には出てくるということがございますので、慎重に考えてまいりたいというところでございます。また、国におきましては、平成 31 年から、3歳児から5歳児について無料化するというような方針も出ておりますので、それも見きわめてまいりたいと考えています。

出典:小樽市議会 平成30年第1回定例会 2018年2月28日 議事録 PDF(209ページ) 間違いを知らせる