小樽市議会 平成30年第1回定例会 2018年2月26日
新幹線トンネル発生土と湧水等について
2018年2月26日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「新幹線トンネル発生土と湧水等について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 新谷とし 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 22番 新谷とし
新幹線トンネル発生土と湧水などについて伺います。小樽地域に係る札樽トンネルの石倉工区の落札企業も決まりました。朝里トンネルの工区は、2017 年11 月末現在、準備工を実施中との説明ですが、後志・札樽トンネルの準備工はいつから始まりますか。基準値を超えた有害重金属含有土や酸性土、土砂の造成方法などに対し、塩谷漁協、小樽・朝里のまちづくりの会、朝里川温泉の各説明会では、住民から多くの疑問や意見が出され、第4回定例会代表質問で、川畑議員の、危険な発生土を入れないように鉄道・運輸機構に申し入れてほしいという質問に、議会の意見は機構にお伝えしたいとの答弁でした。機構は、どう答えていますか。私は、2016 年第1回定例会代表質問で、トンネル掘削に伴う酸性水など重金属を含む排水処理について質問しました。全て濁水処理施設で、化学処理や吸着処理などを施し、水質汚濁防止法に基づく排水基準以下での濃度に処理をした上で適正に放流されるとの答弁でした。後志、朝里、札樽の各トンネル掘削時の湧水などの排水は、それぞれどこの川に放流するのですか。トンネル発生土受け入れ候補地である塩谷の土地は、塩谷川の脇にあり、朝里川温泉の石切山には、豊倉川、名なしの川があり、朝里川に合流しています。川の汚染は、塩谷漁民、ヤマメの稚魚放流をしている朝里地区住民が大変心配していることです。濁水処理や化学処理された排水は、1年に数回の定期的な点検と公表を求めるべきです。市長の見解を伺います。今後は、土砂運搬による騒音、振動、粉じん、交通安全、湧水などさまざまな問題が出てきます。市長は、機構に住民説明会をその都度開くこと、地域住民の十分な理解が得られないうちは工事を進めないよう強く求めるべきです。見解を伺います。6項目め、終わります。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、新幹線トンネル発生土と湧水などについて御質問がありました。初めに、後志及び札樽トンネルの準備工の開始時期につきましては、鉄道・運輸機構からは、現在、トンネル掘削へ向けた施工計画の作成や、仮設ヤード確保などの準備を進めており、今後、それぞれの地域において、工事に係る説明会を開催し、ことしの雪解け以降に仮設ヤード整備などの準備工に入る予定と伺っております。次に、危険な発生土を搬入しないようにとの議会の意見に対する鉄道・運輸機構の見解につきましては、重金属等を含むトンネル発生土の搬入に当たっては、国土交通省が定めた対応マニュアルに準拠しつつ、学識経験者など第三者で組織する検討委員会で対応を審議し、適切な対策を講じるとの返答を得ております。次に、後志、朝里、札樽の各トンネル掘削時の湧水などを放流する河川につきましては、これまでに発注、契約済みの工事の施工中においては、後志トンネルの塩谷工区については塩谷川、朝里トンネルについては勝納川と朝里川、また、札樽トンネルの石倉工区については朝里川を予定していると伺っております。次に、処理された排水の点検と公表につきましては、鉄道・運輸機構からは、処理された排水については、検査項目によって頻度の違いはありますが、施工中は定期的に点検を実施すると伺っております。また、その結果の公表の取り扱いについては、今後、機構と協議をしてまいりたいと考えております。次に、今後の説明会開催や、地域の理解なく工事を進めないよう求めることにつきましては、鉄道・運輸機構では、現在、トンネル発生土受け入れ候補地に係る地域説明会を行っておりますが、今後は、工事車両の走行や安全対策など、工事に係る説明会も開催する予定と伺っておりますことから、機構に対しては、これらの説明会において地域の住民の理解が得られるようお願いをしております。