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小樽市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月2日

(1)小樽市住宅リフォーム助成事業の復活について/(2)市営住宅の空き家について

2017年3月2日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「小樽市住宅リフォーム助成事業の復活について」「市営住宅の空き家について」について質問し、市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 21番 川畑正美

一般質問の最後ですので御辛抱ください。通告に従って一般質問を行います。住宅リフォーム助成事業の復活を求めて質問いたします。建設常任委員会が提案した小樽市住宅リフォーム助成条例は、平成 23 年9月の第3回定例会において全会一致で可決成立し、小樽市住宅リフォーム助成事業が平成 24 年度から開始されました。当条例は、3年間の時限事業として提案されていたため、平成 27 年3月 31 日までの実施期間とされました。当事業は、平成 24 年度から実施され、3年間でもって申込件数が約 200 件、補助金交付確定件数は約 100件となり、助成額は、平成 24 年度 1,584 万 7,000 円、平成 25 年度 1,841 万円、平成 26 年度 1,611 万6,000 円となりました。リフォーム工事費は、平成 24 年度2億 2,683 万 7,000 円、平成 25 年度3億 214万 6,000 円、平成 26 年度2億 1,172 万 3,000 円と推移し、経済効果に大きな貢献をしてきたと思います。また、利用者、施工者への助成事業アンケートでは、利用者の御意見では助成制度を利用でき助かりましたとの声が最も多く、施工者からは営業に有効だったとの声があり、利用者、施工者とも継続してほしいとの声が多くありました。これらを踏まえて、市長は、どう受けとめておりますか。見解を聞かせてください。平成 28 年度から実施された小樽市住宅エコリフォーム助成事業について伺います。当事業に関する小樽市住宅エコリフォームの促進に関する条例が小樽市住宅リフォーム助成条例の施行期間である平成 27 年3月 31 日以前の平成 26 年 12 月 26 日に制定されました。平成 27 年第2回定例会終了後、市では、建設関係団体から冬期間における事業の需要見込みや事業開始時期等についてヒアリングを行って、その結果、冬期間における需要の見込みはないと思われるとの意見を踏まえて平成 27年度実施は見送り、平成 28 年4月から実施となりました。住宅エコリフォーム助成事業は、今年度実施されたばかりであり、3月末が実施初年度末となります。昨年9月の建設常任委員会において事業の進捗状況を確認したところ、申請件数が5件と伺いました。利用希望者や事業者からは、窓のペアガラスや床、壁、屋根裏など断熱工事をしたいが一度にはできない、階ごとに分けて工事をしたいが、助成の対象にならないので申し込みができない、一度での改修となれば負担が大きく実施できない、数年の年次計画では対象にならないとの声が届けられておりました。このように、住宅エコリフォーム助成事業は使いづらいのが実情であります。また、他市では、リフォーム助成事業をより発展させた形の住宅改修補助制度の取り組みをしています。例えば、砂川市では「ハートフル住まいる」と称して高齢者等が安心して住むためのリフォーム助成金、そして長く住まいとするための住宅改修補助金としての一般リフォーム制度の実施、江別市では親世帯と子世帯が同居する場合の同居リフォーム補助、芦別市では住宅改修工事への住宅リフォーム助成事業を行い、函館市でも耐震化の住宅リフォーム補助制度を施行しております。他市を参考にして、現行の住宅エコリフォーム助成事業とは別に工夫を凝らした住宅リフォーム助成事業の実施はできないものでしょうか。市長の見解をお示しください。次に、市営住宅の空き家について質問いたします。小樽市は、平成 36 年度までの小樽市住宅マスタープランを策定しています。重点施策の一つに「まちなか居住の推進」を掲げ、人口減少社会の到来に伴い、利便性の高い居住環境や環境負荷の少ないコンパクトなまちづくりを目指し、小樽駅周辺、山手バス路線沿線、南小樽駅周辺、小樽築港駅周辺の範囲を想定して、まちなか居住施策の検討エリアとしております。一方、郊外地では、市営住宅の用途廃止や学校の統廃合によって地域の疲弊化が進んでいる状況にあります。昨年 12 月末ごろに、市内で介護事業所を営んでいる市民からの苦情がありました。苦情の内容は、このたび他市から小樽市に転入し、塩谷の介護事業所で働くことになりました。住居を求めて市営住宅管理事務所に連絡をとったところ、塩谷の市営住宅には随時入居できる住宅のあきがありません、2月の入居者募集で申し込んでくださいと言われたとのことであります。塩谷の市営住宅の入居者に伺うと、空き家戸数はたくさんあるといいます。外見から見ても空き家と判断できる住宅はありました。空き家があってどうして申し込みができないのか、これが苦情です。塩谷住宅には随時募集住宅もありましたが、なぜこのような事態になったのかお知らせください。他市から小樽市へ転入した入居希望者は、勤務地に近い塩谷の市営住宅には入居できず遠距離通勤となり、朝一番の始発バスでなければ間に合わず、その上、乗りかえを重ね、通勤に苦慮しています。小樽市営住宅条例の目的には、公営住宅法に定める「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し」「国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与することを目的」とあります。現状の市営住宅の利用状況について伺います。平成 29 年2月1日現在で、小樽市の市営住宅全体の管理戸数と全体の入居者数及び公募可能な住宅の戸数とそこに入居されている戸数をお知らせください。募集している住宅の中で、空き家が多い地域の住宅名と、その住宅の空き戸数、その中で2月に公募した戸数、修繕予定の戸数、その他何らかの理由でもって募集できない戸数をお知らせください。市営住宅を維持・管理していく予算として、管理代行業務費等、市営住宅施設整備費、市営住宅改善事業費があります。入居者が退去後の市営住宅改修補修費は、どの項目に該当するのでしょうか。また、その補修戸数は年間何戸になるのでしょうか。平成 25 年度から 27 年度の近年3カ年の件数を年度別にお知らせください。退去後に補修しなければならない戸数が多数ありますが、優先順位を決める基準があれば示してください。市の財産である住宅を空き家としておくべきではありません。市営住宅条例、公営住宅法の目的に照らして大きな疑問があります。早急に補修して公募すべきです。市長の見解を示してください。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

川畑議員の御質問にお答えいたします。初めに、小樽市住宅リフォーム助成事業の復活について御質問がありました。まず、小樽市住宅リフォーム助成事業に係る経済効果などにつきましては、リフォーム工事全般の助成の対象としたことで3年間で約 300 件の利用があり、利用者を対象とした工事後のアンケートでは、約半数の方から制度を知り、リフォームの時期を早めたとの回答がありました。また、施工業者を市内業者に限定したことで、約 60%の事業者から受注件数が増加したとのアンケート結果が得られており、こうしたことから住環境の整備と市内経済の振興に一定の効果があったものと認識しております。次に、住宅エコリフォーム助成事業とは別の住宅リフォーム助成事業の実施につきましては、住宅リフォーム助成事業の終了を受け、それにかわる新たな助成事業として建設常任委員会の委員の皆様と議論し、環境負荷の低減を目的に、住宅エコに特化した住宅エコリフォーム助成事業を開始したところであります。しかし、初年度は申請件数も少なく、市民の皆様から利用しづらいとの声もあることから、新年度からは対象工事の内容などについて一部緩和するなどの見直しを行い、少しでも市民の皆様に利用しやすい制度となるよう取り組んでいるところでありますので、まずは住宅エコリフォーム助成事業の利用促進を図ってまいりたいと考えております。次に、市営住宅の空き家について御質問がありました。まず、随時入居ができる住宅に公募による申し込みを求められたことにつきましては、塩谷住宅には単身用と2人以上の世帯用の住宅があり、そのうち2人以上の世帯用の住宅については、特例として単身者の入居を認めておりますが、公募による入居に限定しております。御質問の件は、入居を希望された方が単身の方であり、当時、単身用の住宅が埋まっていたことから、指定管理者から次の公募でお申し込みいただくよう御案内したものであります。次に、市営住宅全体の管理戸数と入居戸数等につきましては、全体管理戸数は 3,143 戸、入居戸数は2,587 戸であります。また、公募可能な住戸数は 2,746 戸、その入居戸数は 2,495 戸であります。次に、空き家が多い住宅と、その空き戸数などにつきましては、祝津住宅、空き戸数 76 戸、塩谷A、C、D、Eの各住宅、空き戸数の総計 66 戸、両住宅の2月の公募の戸数は、祝津 16 戸、塩谷4戸、修繕予定の戸数は、祝津 54 戸、塩谷 46 戸、募集できない戸数は、祝津6戸、塩谷 16 戸となっております。次に、退去後の補修費につきましては、指定管理者に支払っている管理代行業務費から充てられており、補修件数は、平成 25 年度 113 件、平成 26 年度 111 件、平成 27 年度 103 件となっております。次に、補修の優先順位につきましては、退去者の発生した住宅の申込倍率や部屋の傷みぐあいなどを総合的に勘案して市と指定管理者が協議して決めているところです。限られた予算の中では全ての補修が難しいことから、入居希望の多い住宅から優先的に補修しているところであります。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再質問 21番 川畑正美

それでは、再質問いたします。今、市長から答弁の中で、アンケート結果なんかについて若干お話ししていただきました。リフォームのこの3年間のアンケートを私も実際見てみたのですが、利用者からの回答では、補助制度を知っていてリフォームを実施したと、補助制度があるということがわかってリフォームを実施したというのが、41%から 52%ぐらいの方々がそのように言っているのですね。そしてまた、補助制度を利用することで工事費をふやしたと、そう答えた方が3年間に常に 30%ぐらいあったという結果が出ています。それと、施工業者の設定に関する質問で注目したいと思う回答があったのですが、市外業者にお願いする予定だったけれども、市内業者に変更したいという声があったのですね。これはそんなにたくさんあったということではないけれども、そういう声があったということは非常に私は大事なことだと思いました。それと、実施した理由については、住宅だとか設備が老朽したためというのが、これが圧倒的に多くて、71.8%から 80%を超えていると、それがありました。それとあわせて住宅の断熱性の向上だとか、設備機器などの省エネルギー化を図るためだという意見が、おおむねやはり 30%を超えていたのです。そんな中で家族構成の変化だとか高齢化という問題も声があったというのは、注目すべき内容かなと私は思っています。それで、施工業者からの回答も、当初は法人業者が多くなっていたと思うのですけれども、それが個人事業者への工事発注の広がりが顕著にあらわれてきているのですね、そして業種も、建築業者だけではなくて、屋根だとか板金工事だとか管工事だとか塗装、そういう工事業にまで広がってきていると。また、今後も補助金制度を続けてほしいという声が最も多くあったというのが特徴的なのです。ですから、営業に有効的であったし、補助金の予算額をふやしてほしいという声も出されたわけなのです。これほど利用した方あるいは施工者にもいい事業だと、そういうふうに見られているのがあるわけで、こういう市民の要望に応えるということが今の市民本位の姿勢ではないのだろうかと私は考えるのです。ですから、市長のこの辺の市民に応える姿勢というのをどのように考えているのか聞かせていただきたいと。それから、住宅エコリフォーム助成事業は 28 年度が1年目なわけですから、今の時点で5件しかなくて、助成額も議案説明の時点で 63 万円くらいというようなことを聞いています。助成額は国庫補助金がありますから、これが約半額と言われていますから、小樽市の実質の負担額は、エコリフォームは 30万円余りなのですよね。一方、リフォーム事業の補助金というのは、先ほど市長か答えられたように相当な額が3年間でありましたよね。3年間のうちの1年の平均額で見ても 1,680 万円あるわけですよ。そんな状況の中で、約 14 倍から 15 倍近く経済効果があると、そのことをやはり謙虚に考えていく必要性があるのではないかと思うのです。それで、市長提案でも 27 年度の国勢調査結果に触れて、小樽市の人口が前回調査と比べて約1万人減っていると、7.58%の減少になるということを言っていますよね。こういう非常に厳しい結果であると受けとめていますと言いながら、言っているだけですから小樽の持続的な発展のために市の総力を挙げて人口減少に歯どめをかけていく対策を行っていく必要があると市長がおっしゃっていますので、ぜひ市長が掲げるそういうことに若い人を小樽市に定着させる、そして人口減少にも歯どめをかける有効な政策事業の一つだと考えるのですが、これについてもう一度考え直す気はないでしょうかと、それがまず質問です。それから、市営住宅の空き家の関係で3点質問します。市営住宅の空き家についてですけれども、空き家の多い地域の市営住宅について、入居可能な住宅については、用途廃止住宅が募集していませんから、長寿命化住宅が対象になると思うのです。空き家が多い地域の対象となる祝津住宅、これはもう管理戸数からいくと 450 戸あります。空き家戸数は、先ほど市長の答弁の中にあったように 76 戸です。これを換算しますと、空き家率は 16.9%なのですよ。2月に公募した戸数が 16 戸で、残りの 60 戸については、修繕予定やその他の理由でもって応募できない空き家となっているわけです。これと同じように、塩谷住宅では空き家が 66 戸あって、空き家率は 17.6%となっているのです。これは祝津住宅を超えているのですね、空き家率が。そういう点では、具体的に空き家対策を進めなければならない、そういう状況に来ているのではないかと私は思っています。ですから、その点で市長は庁舎内で具体的な検討を進めていこうという思いはないのかどうか、それを改めて考えを聞かせてほしいと思います。それから、市営住宅の関係で二つ目は、住宅を修繕する優先順位の基準ですけれども、入居募集者の状況に対応するという見方もあります。確かに、次から次に希望されるところとかそういうのはあると思うのですが、入居募集が少ないから修繕も後回しになるという理屈もあるのでしょうけれども、これは逆ではないかと私は思うのです。むしろ修繕していつでも入れる体制がないから応募が来なくなると、そういう悪循環になるのではないかと思うのです。市民から見れば、空き家があっても入居させないのではないかという見方をするというのは当然だろうと思うのです。市長は、市民のこういう感情というか見方について、どのように理解されているのか意見を聞かせていただきたい。それから、住宅の問題で最後の質問になりますけれども、退去後の住宅修繕費は管理代行業務で実施しているということですが、この管理代行業務費は、平成 25 年度から 27 年度の比較を見てみると、8,000万円強の額で推移しているのです。一方、入居中の施設維持補修のための市営住宅施設整備費は、同じ3年間で比較すると 3,100 万円ほど増加してきているのです。具体的に言うと、平成 25 年度は決算額で見ると 7,334 万円、それが 27 年度では1億 441 万円となっていて 3,100 万円くらいふえています。また、屋根、外壁、断熱などを補修する長寿命化改善事業としての市営住宅改善事業費は、これも同じように3年間の比較で見ると 7,650 万円増加しているわけです。ですから、市長が提案説明で示されたように、多くの老朽化した公共施設等を長寿命化によって更新費用の縮減を図ると、そのように言っているわけですから、市営住宅施設整備費だとか市営住宅改善事業費、要するに長寿命化の対策費ですよね、これは当然必要だと思います。そのことは私も理解できていますけれども、しかし退去後の修繕を行う管理代行業務費が公営住宅法の健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備するという目的からいけば、この額では足りないのではないかと思うのですが、その辺、市長の意見を聞かせていただきたいと思います。

答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。1点目、リフォーム補助事業について、他都市の状況もいろいろある、それから過去に行った3年間の住宅リフォーム助成事業には効果があったということで、これをまたやってほしいという御意見といいますか、御質問でございますけれども、確かに答弁でも申し上げましたとおり、3年間では利用者のアンケート、業者のアンケートから申しますと効果があったものと理解しております。ただ、この事業については単費でしたので、やはり毎年 2,000 万円近いお金を出していくというのはなかなか厳しいだろうということも一つあります。それからもう一つ、先ほど私どもの答弁からも御紹介申し上げましたけれども、この住宅リフォーム助成事業をした後、建設常任委員会の皆様と市とで協議いたしまして、前の住宅リフォーム助成事業は一定の役割を果たしたので、これからは市としての特徴、方向性を出していこうという議論がされている。それからもう一つは、これを時限ではなくて恒久的な制度にしようということで議論がされたと承知してございます。その中で特徴ということについては、やはり先ほどリフォームの方向性とすれば、一般的なリフォームの次に需要があったのは、いわゆるエコ関係ですね、そういったことを勘案された。また、エコについては国の助成があるといったことで、そういったことを総合的に勘案されてエコリフォームということをやっていこうということで議会の皆様の提案で条例ができたと考えております。決して私どもほかのリフォームは要りませんということではないのですが、まずはこれを実現した。そして、今おっしゃったとおり使いづらいということでは、1階だけの窓ではなかなか一遍には無理なのですといったこと、そういったことで、今、利用しづらいということでお話がありました。それについては、29 年度から改善するということで考えておりますので、これからもまたできるだけ利用しやすいものにしていこうということで、常に利用者の皆様、業者の皆様の声を伺いまして改善に努めてまいりますので、まずはこれを使っていただくということで私どもは考えているところでございます。それから、あいているところの対策をいろいろやるということでございますけれども、確かに祝津ですとか塩谷、これについては空き家率が目立っているところでございます。そういったこともありまして、先ほど入居について特例の部分がありまして行き違いがありましたが、私ども随時入居ということを行いまして随時入っていただく、これは特例ではないほうですけれども、単身の方、それから一般の方、随時入居していただくということで努めております。そういったことでできるだけ入居しやすい環境をつくりまして、空き家を減らそうということで考えているところでございます。それから、修繕の順位でございますが、これも後で質問された費用、予算の部分もあるのですけれども、やはり限られた 3,300 万円という中では全て退去後の部分についてはできない。というのは、退去後につきましては指定業者に払う管理代行業務費、こちらのほうで充てていると。それから、施設整備費につきましては、いわゆる退去後ではないのだけれども、やはり風呂釜の年数が切れた、消火器が耐用年数が切れた、それからガス検知器が切れた等、軽微なといいますか、そういったもの、これは大いに使っている。それから、改善事業費については、大きなもので、例えば壁といったことで、役割がそれぞれ決まっております。そういった中で、管理代行業務費の中の予算では退去後の修繕は全てできないということは、それも事実でございます。ただ、私どもとすれば、入居したいのに修理が終わっていないので募集できません、応募があるのに修理が終わっていないので公募できませんという形にはしないと。ですから、入居率が高いところから、逆に言うと、大変失礼な言い方になりますけれども、修繕はしたけれども空き家のままというのはまた、無駄とは言いませんが、効率が悪い。それであれば、できるだけすぐ埋まるところから修繕が終わらないということはないようにしようということで修理を進めているといったことでございますので、御理解いただきたいと思います。(「議長、21 番」と呼ぶ者あり)

再々質問 21番 川畑正美

再々質問しますけれども、その前に、先ほど住宅エコリフォーム助成事業については申請件数が少ないということで言っているのですが、新年度から一部緩和するということで、大した期待を持たせるような回答をしているのですけれども、はっきり言って私は余り期待していないのです。だって、この1年間、3月、今月末になって1年ですが、たった5件ですよ、そういう件数であって、それが緩和したからといってどれぐらいふえるかと。だから、それにあわせて住宅リフォーム助成事業もやってくれという要求をしているのです。(発言する者あり)そうですよ。だから、それをやってくれということです。実際には、住宅エコリフォーム助成事業は想像した以上に少なかったということ、これからもそんなにふえないだろうと私は思っています。それともう一つは、今、優先順位の関係なんかを言いましたけれども、空き家の修繕がおくれていくことになれば、空き家率の高い塩谷だとか祝津は、いち早く用途廃止の方向に持っていかざるを得なくなってしまうのですね。そうしたら、せっかくの市の住宅が募集できないままでいくことになってしまうのですね。そうすれば、地域の疲弊化にもつながるし、せっかくの小樽市の財産を有効に使えないということになると思うのです。その辺についての見解をもう一度聞かせてください。

答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)

川畑議員の再々質問にお答えいたします。住宅エコリフォーム助成事業、川畑議員の評価であれば、この制度は大したふえないのではないかというお叱りといいますか、御批判の御質問でございますけれども、まず一つは、私どもとすれば議会の皆様と協議してエコリフォームでまずいきましょうということでございますので、その中でできるだけの改善をしている、それは市で勝手に改善したわけではなくて、業者の皆様、それから利用者の皆様の声を聞いて、こういったことをまずやっていこうということで改善を進めているところでございます。まずは、それを私どもとすれば進めたいということで申しているところでございます。それから、空き家率の高いところということでございますけれども、私ども、繰り返しになりますけれども、空き家があるから、修繕を早くすると、優先順位としましては、やはり入居率が高い、すぐ埋まるところ、そこはいわゆる商売でいくと欠品をつくらないようにしようということになると思うのです。入居希望があるのに、あいて修繕が終わっていないのでだめということにはなりませんので、ただ、やはり塩谷、祝津については、あきが埋まらないという状況でございます。それについては、やはりほかのところを優先して修繕が回らないということは、お許しいただきたいというふうに。ただ、そこで祝津なり塩谷に希望者がふえて、だけれども修理が終わっていないので入れないのです、公募できないのですということはないようにしていきたいと考えておりますので、そういう意味では、その限りにおいては、市有財産の無駄遣いといいますか、有効に使っていないということにはならないのではないかと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

出典:小樽市議会 平成29年第1回定例会 2017年3月2日 議事録 PDF(220ページ) 間違いを知らせる