みんなの議会

小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日

平和について

2015年12月9日、小樽市議会の一般質問で、中村誠吾議員が「平和について」質問し、市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛が答弁しました。

質問者
中村誠吾 議員
答弁者
市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭、病院局長 並木昭義、教育長 上林猛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 17番 中村誠吾

最後に、平和についてお聞きいたします。本来ですと、私は、昨日、代表質問する予定だったので本日は 12 月8日ですと切り出そうと思ったのですが、昨日が、12 月8日でありました。皆さん御承知のとおり、太平洋戦争開戦の日であります。私たちの父、母、兄弟、そして日本人、アジアの人々が苛酷な運命に入っていったその日であります。そこで私は何点か質問いたしますが、この間、安保法制に始まり、多くの課題について議論がなされてきました。しかし、実感したのは、なぜここまで国民の声に耳をかさないのだろうかというものです。それは、原発の再稼働についても同じ思いです。一昨年 12 月の特定秘密保護法成立から始まり、昨年の集団的自衛権の行使を認める閣議決定、米軍普天間飛行場の移設など、一つ一つがとても大きな問題であるにもかかわらず、あれよあれよとばかりに政府は強行し続けています。私は、本日、この小樽市議会の場で、これは違うとか、実にけしからんこと、そんな考えではだめなのですなどと議論を展開するつもりはありません。戦後 70 年がたちました。私も、市長も、戦争を体験した世代ではありません。知らない世代です。ある意味、平和を求める運動や議論において、これまで戦争体験者に頼りすぎていたのかもしれません。これからはますます頼れなくなるのだろうと自覚せざるを得ない状況にあると考えています。そこで、最後に市長にお尋ねするのは、今回、安保法への反対のうねりの中で、特徴的な行動が展開されました。戦争ができる国になるとの危機感から、これまで政治に無関心と言われていた若者、子供を守ろうとする母親たちが、自分の言葉で考え、発言し始めたということです。このことについて、まだ若い世代の声を十分理解できる、既存の困った体質を改革していきたいと常々おっしゃっている森井市長の自分の言葉による御所見があればお聞かせ願いたいと思います。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、平和について御質問がありました。平和安全法制関連法につきましては、9月に成立いたしましたが、これまでの間、同法をめぐりさまざまな議論がされてきました。この平和安全法制関連法については、いまだ国民の理解を十分に得ているとは言えない状況であり、国から国民に対して丁寧な説明を続けていくべきと考えています。私自身も、子供を持つ親として子供たちを戦争に送り出すようなことは絶対にしてはならないことと思っておりますし、この平和な状況が恒久的に続くことを願っているものでございます。(「議長、17 番」と呼ぶ者あり)

再質問 17番 中村誠吾

何点か再質問させていただきます。ただ、先にお断りしておきますが、大変細かい点についても聞きたいと思っていたのですが、具体的には委員会等がありますので、大きくだけ聞いてまいります。ですから、しっかりとお答え願いたいのです。最初に記者会見についてお話ししました。市長に再度お聞きしますのは、市長という立場は、多様な考え、思い、そして暮らし方をしている市民が存在していることを常に考え、認識される必要があると考えています。そうすると、市長、あなたはどのような角度からであろうと、市政に関することを聞かれる人がいても、知りませんでした、わかりませんでしたと言ってしまいますと、そういう市民の方々の存在を否定してしまうことになるわけです。ですから、このことについてはしっかりと覚悟を持たれて、これからいろいろな答弁をいただきたいと思うのです、マスコミに対しても。そこで、非常にまた気になることが発生したのですが、市長、報・連・相という言葉を御存じですか。社会人1年生が、よく教わることです。それは、報告しなさい、連絡しなさい、相談ですということですが、これが市役所内部でおかしくなっていませんか。私は、昨日の公明党秋元議員の質疑の中でも明らかになってしまいましたが、この市役所内部での市長との連絡の意思疎通が図られていなかったということが発覚しました。そこで、「今後においては、伝達を密にするよう配慮してまいりたいと考えております」と話されましたよね。この発言、どこかで聞いた気がするのです。前回も聞いているような気がするのです、議会は。ですから、市長、もう一度お聞きしますが、市長に対するこのいろいろな情報、伝達、報告のあり方について、市長、足りないなと思っている、自覚されているところと、内部の機関、組織の改革が必要だと思われることはありませんか。私は非常に不安視しております。市役所内部の今の報・連・相のあり方がなってきていないということについて、記者会見のことに関連して、まず再質問します。次に、参与についてお聞きします。参与の報酬に関して主に質問してきたわけですが、なぜか御理解いただけますでしょうか。改めて、市長、あなたの職責の重さをお考えいただこうと考えているからであります。市長の、市長たる最高の権限は何かと申しますと、それは市民の生活を最低限支えるために必要な施策を打っていくために必要な予算をつくることであります。ですから、最高権力の行使、あなたは予算を持ってやるのですが、これはとりもなおさず市民の貴重な税金を使わせてもらうということであります。ですから、この間、参与の報酬、ドリームビーチ、除排雪予算、説明のつかない点について本当に真剣に議会も論じてきたわけです。さらに、行政の推進においては、もう一つ守らなければならないことがありまして、財政規律というものがあります。これは金額の多寡ではありません。市長は、その施策を進めるためにあらゆる理由の説明をしていかなければならないのですが、このことに関して、まず参与について先に始まった、先ほど、私、細かく聞きませんと言ったのは、財政の手法として、臨時職員の人件費の予算から支出しているので、これは問題ありません等々おっしゃっていましたが、財政規律も含めて、そのようなことを言っていては何でもできることになります。新しいことを考えて、予算があるからできます、そんなことにはならないのです、市役所の財政規律として。ですから、話を絞りますが、参与に関して申し上げたいのは、これだけ議会が申し上げていることについて検討を、参与の存在について来年度までに白紙に戻すという基本的な考えはございますか。まず、そのことについてお聞きします。次に、除排雪についてです。私の質問が悪かったのでしょうが、この間、このことについては多くの議論をさせていただいてきました。ただ、除排雪に携わってこられた事業者の皆さんも、懸命に市民生活を守る努力をされてきたのです。それも、少しでも市民の負担を増やさないという市側の、市長の考えもよく理解していただいて、そして、そのことで建設部もそのような経過をとって説明してきたのです。私は、ルールを変えるなとは言いません。しかし、それは熟慮に熟慮を重ねた上でのことです。それで、お聞きしたいのですが、市長になられてからこの間、現実に除雪問題に入ってこられるまでに事業者の皆さんや建設部と、どこがだめなのか、今までの除雪のどこがだめなのかということを議論やレクチャーし、そこをあぶり出してからこの新しい提案をされましたか。今までの除排雪の結局何がだめだったのかがわからないのです。これを聞いておきませんと、これからきめ細やかな除雪とは何なのだということになるのです。これは、最初のアピールではありませんが、今後、私は、きめ細やかな除雪の物差しとは何ですかと、以降、委員会では聞いていこうと思いますが、改めて結局何がだめだったのか今お答えできる点があったらお答えください。次に、経済・雇用についてです。なぜ北の誉のことを通して、このように存続企業の質問をしたかといいますと、市長、先ほど参与のことに関しても言いましたが、市政運営の裏打ちとなるその基本は市税収入ですよね。そのことは御理解いただけると思うのですが、であれば、課税客体という言葉がありまして、課税客体の強化、払っていただける市民の皆さんがしっかり生活できること、そして企業が存続するということですよね。そこが疲弊していたり、ましてや能力を失っては何も意味がないのです。新幹線や雇用、金融、いろいろなことに関してお話をしてきましたが、これらに関しての情報を一番集めて、経験なさっている人たちは誰ですか。経済界、商工会議所ですね。雇用に関しては労働界ですし、労働組合です。これらの方に関して、何回も申し上げているのですが、具体的に今後どのようにアプローチして、御意見を下さい、一緒にやっていきましょう、委員会に入りましょうと、具体的に部下に指示していただかなければ部下は入れませんよ、臨めませんよ。関係を修復してまいりたいとか、そのことはわかりますが、具体的にどのような考えを持ってお話をされているのか、今後どういう関係を築いていきたいのか、お考えをお示し願いたいと思います。次に、市立病院に関してであります。市民の命と健康を守るという大変な困難な事柄で、病院局長を先頭に頑張っていただいていることに心から敬意を表したいと思います。そこで、何度か市立病院に行ったところ、知人と会いまして、待ち時間のことを切々と言われました。これは、やはり医師の問題もあると思うのですが、この待ち時間の解消について、病院局長から、基本的には医師のことなのでしょうが、どのようなお考えで状況を見られているかということを1点、お話いただければと思います。そして、いじめなのですが、私が気になっておりますのは、調べてみますと、国の考え方として、いいかい、学校、いじめがあるのだと、国はいじめがあるという大前提に指導しているのだなと見えるのです。その中で、学校の統廃合のことは言いませんが、学級数が減ったり教職員数も減ったりして、現場で担当されている教員や、もちろん校長を筆頭にいろいろな対応をされているのですが、限界もありまして、なかなかその把握に努めるには苦労されていると思うのですが、このことについて、私はやはり保護者の皆さんの理解がかなめなのだと思っています。うちの子に限ってそういうことはない、うちの子は大丈夫だろうと思ってということで、国の学校でいじめはあるのだという大きなくくりからの指導だけではなかなかできない点もあるのではないかと、その辺で御苦労されているところもあれば、もう一度御所見をいただきたいと思います。そして最後に、平和については、もう少し踏み込んでいただけると思いましたが、残念ですと申し上げて、再質問を終わります。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

中村誠吾議員の再質問にお答えいたします。私からは、まず記者会見の場におけるお話だったかと思います。議員が御指摘のように、私自身も、記者会見はもちろんのこと、この議会の場でももちろんそうですし、この場にいらっしゃらない市民の皆様も含めてお話をさせていただいていると思っております。議員の御指摘のように、まだまだ周到な準備が足りないという視点があるのかもしれません。原課とも、やはり情報発信の場なので、かなり綿密に打合せをしながら取り組んでいるところでございますが、御指摘のような発言をした事実もありますので、それは私自身も気をつけながら行ってまいりたいと思います。その中で、今お話しされた、例えば知りませんでした、わかりませんでしたという言葉は市民の皆様に対しての裏切りということではなくて、時に私自身も、そのように周到にしていたり、いろいろなことに鑑みながら行っても、記者の方々から質問されたことに対してわからないときは、やはりごまかすのではなくて、素直にわからないとお伝えしなければならないときもあると思っています。ですので、そのようなときは、その場でお話するのではなくて、恐縮ですが、後ほどに具体的なお話も含めて資料等が必要であれば提供するというようなことで現在は段取らせていただいておりますので、御理解いただければと思います。先ほども議員からあった報告・連絡・相談は、この記者会見においてということかと思って聞いていたものですから、そういう意味では、今お話ししたように、原課の職員とはかなり綿密に行っているところですが、現状はこの状態だということで御理解いただければと思います。それと、職責の重さということでお話があったかと思います。私自身も、貴重な税金をお預かりして今運用していると理解しておりますし、その下で取り組んでいるところでございます。実際に、今、参与のお話でということでしたが、たくさんのことを議会の皆様から御指摘いただき、それに対して、今、改善策を図ろうというところで、検討しているところでありましたので、現時点で白紙に戻すというところまで考えていたところではありませんが、今後においてさまざまなこと、今のお話も含め鑑みながら何とか答えを出せるようにこれからも努力してまいりたいと思っておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。それと、私からは、経済・雇用に伴って情報をしっかりと密に得ていくべきだというお話だったかと思います。もちろん商工会議所の方々をはじめ、各経済団体であったりとか、又は雇用に携わる団体であったりとか、今まで私も、その代表者の方であったり、又は、その情報等をいただきながら、私自身も協議しながら取り組んでいるところでございます。今後において、今、中村誠吾議員自身がお話されたように、より密にいろいろな審議会等における参画であったり、又は何かあった場合にアドバイスをいただくために職員同士で打合せを行うような段取りなども含めて、これからも原部とも協議しながら一つ一つ具体的に取り組めるよう努力してまいりたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)

私からは、除雪のことについてお答えさせていただきます。どちらかというと私が携わった形での答弁になろうかと思いますが、業者とのかかわりにつきましては市長から指示を受けまして、業者の参画を増やすという角度から7月、8月にかけまして、何回か答弁しておりますが、業者からお持ちの設備ですとか人員、それから参加への意欲等についてはお聞きしているところでございますし、また、市長から公約の実現に向けてさまざまな提案というか、御指示がございまして、どうやって具体的に実現していけるのか、それにつきましては市長と打合せをさせていただいているところでございます。それからあと、きめ細かな除雪の物差しといいますか、そういったことについてでございますが、私どもで考えているきめ細かな除雪ということにつきましては、除雪にも当然、時間的な制約の中で進めていくことがございますので、いかに遅れを少なくしていくか、それから市民の要望にできるだけ対応して、きめ細かに目を届かせながら対応していくかということで考えてございます。なかなか定量的な部分はできませんが、そういったことを一つの目標に考えているところでございます。

答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)

済みません。1点目忘れていました。市長から聞いておるのは、市長が市内でいろいろごらんになっている中で、やはりガタガタ路面といったところの解消がなかなか進んでいないということ、それから除雪、大雪の降ったときにはやはり作業、排雪、除雪が遅れぎみであるといったことに課題があると聞いているところでございます。(発言する者あり)

答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)

中村誠吾議員の再質問にお答えいたします。今の待ち時間につきましては、非常に問題となっておりまして、これにつきまして大々的に調査をいたしました。やはり患者は、15 分ぐらいまでは何でもないのですが、30 分を超すとやはりかなり不満で、1時間を超すとかなりクレームをいただきます。小樽市立病院の場合は、大体 30 分ぐらいまでには 60 パーセントぐらいまでは終わるのですが、やはり1時間を超すのが 20 パーセントぐらいまではいるのですね。ですから、先ほど言いましたように、今、外来患者が 20 パーセントぐらい多くなったということと、それからまだ看護師たちが病院体制になれていないということがありまして、今、それが徐々になれてきておりますし、やはり何といいましてもまだまだ医師の数が少ないということで、その医師の増員等も今考えて、重要な課題として取り組んでおりますので、絶えず患者のクレームうんぬんを調べておりますので、最近は少しずつ少なくなってきておりますが、時々見られますので、そうならないようにこれからも対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

中村誠吾議員の再質問にお答えいたします。いじめに関連して、文部科学省、国の指導ということと現場における保護者への理解ということに多少違和感を感じるという趣旨の御質問だったと思います。文部行政で言いますと、文部科学省、教育委員会、学校という縦の流れの指導でございますので、その指導に基づいて現場の教員方は、やはり地域、保護者、そういう方々との接点の中で大変御苦労されているということだろうと思います。統計によりますと 365 日のうち、子供たちが全体の中で学校にいる時間というのは二十数パーセントと言われておりまして、あとの3分の1は寝る時間ということであれば、その残りが家庭、地域にいるということですから、その大半が家庭、地域の中にいるという状況の中で、二十数パーセントの学校の教員方に全ての子供たちの生活がかかっているやに誤解されているということだろうと思います。一方で、これまでの学校というのが、どうしても閉ざされた学校、要するに学校の中だけで子供たちを抱え込んでしまう。これは、一つは教員が全部子供たちを抱え込んでしまうということにもつながる、開かれた学校づくりというのは、そういう意味で言えば、責任の分担を等分に、地域の方も、保護者も、学校も、みんなで子供たちのことを考えましょう、それぞれがそれぞれの責任に応じて子供たちのことをみんなで考えましょう、そのことができるような学校のつくり方、まちのつくり方、保護者との関係、これができれば、言ってみれば、学校に地域の人材を入れること、保護者と担任の教員が子供を挟んで、その子供のことを真剣に議論すること、又は学校が外へ出て社会貢献し、社会との人間関係をつくっていく、それぞれの人間関係ができることで子供たちをみんなで守っていける、そんな世の中ができれば恐らくはいじめはなくなるだろうと。なくならないにしても、それぞれが発見できるのではないか、直ちに対応できるのではないか、そういうことが望ましい社会であるだろうとは考えております。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

答弁漏れ、大変失礼いたしました。先ほども私なりにお話をしていたと思っておりましたが、やはりそのアプローチの仕方も原部と相談させていただきながら、今までのアプローチの仕方ももちろんありますので、そのことももちろん踏まえながらですが、より深い関係、密な関係になれる、そのアプローチの仕方は、原部・原課と考えながら取り組んでまいりたいと思っておりますので、御理解いただければと思います。(「議長、17 番」と呼ぶ者あり)

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

17 番、中村誠吾議員。

再々質問 17番 中村誠吾

再々質問していきたいと思ったのですが、予告していました時間も大幅に超えて質問してしまいましたので、私は、以降、これについては各委員会において細かい点についてお聞きしていきたいと思いますので、私の質問を終わります。

出典:小樽市議会 平成27年第4回定例会 2015年12月9日 議事録 PDF(113ページ) 間違いを知らせる