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小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日

除排雪体制について

2015年6月23日、小樽市議会の一般質問で、安斎哲也議員が「除排雪体制について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
安斎哲也 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 安斎哲也

次に、森井市長が公約したものの中で、特に強く主張されている除排雪体制について質問します。積雪寒冷地である小樽市にとって除雪体制の向上は、市民の方々の期待が大きい公約であると思っています。これまでは、市の厳しい財政状況の下、予算が限られている中での対応で、降雪期には除排雪が行き届かず多くの苦情も寄せられていることを承知しておりますし、私のもとにも毎年多くの御要望をいただいており、市長の除排雪体制の改善に向けた姿勢は期待も大きいものと思っています。私としましても、除排雪の強化はぜひとも進めていただきたいと考えているところではございますが、ただ、市長もおっしゃっているように、小樽市にはさまざまな課題が山積しております。ですので、市の財政状況に照らした上で、継続性も念頭に置きながらしっかりと検討を進めていただきたいと思っております。それでは、質問させていただきます。市では、市内を区分けした総合的な除排雪や雪堆積場の確保などさまざまな雪対策を行っていますが、市が担っている除排雪に関する業務内容の概要についてまず御説明ください。平成26年度では、12月、1月が記録的な大雪となり、また、後半は積雪が多い状況にあって平均気温が高かったことから、生活道路の盤崩れが発生したことにより、最終補正段階では平成25年度の15億6,000万円をさらに上回り17億円を超える除雪費を計上したところであります。そこで、過去5年間の除雪費の推移、また、平成26年度における除雪費の内訳について御説明ください。除雪費については、近年、増加傾向にあると思いますが、この要因について市長の御認識をお聞かせください。市長の公約にあるきめ細やかな除排雪について、実現できるものであれば大歓迎ですし、それも市民の望みであると思いますので実現に向けて取り組んでもらいたいと思っていますが、現実的な課題の一つとして、平成26年度実績で約17億円の除雪費がかかっており、今後、公約実現に向けある程度の増額が必要になると考えられますが、市長の見解をお聞かせください。市では除雪作業の排雪受入れのため、市内各所に雪堆積場を設置しています。市内にある排雪作業のための雪堆積場の現状についてお聞かせください。市長が進める除雪体制の強化には、一定の除雪費の増大も必要になるものと見込まれますことから、雪堆積場の増設が排雪作業の効率化、経費低減に結びつくことであれば、ぜひ進めていく必要があるかと思っています。そこで、雪堆積場の増設に向けどのような視点で検討を進められるのか、お聞かせください。市長は、除排雪体制の整備に向け、庁内において雪対策課の組織強化として副参事職と主査職、それぞれ1名の増員を行いました。今後、除排雪体制の整備にかかわる検討やその運営に際しては必要と思われますが、同じ豪雪地の岩見沢市では、除排雪対策本部を設置し全庁的な組織体制を構築しています。道路のパトロールや緊急時における対応、情報管理、弱者への安全対策、空き家対策などを進めています。情報の収集及び発信の一元化を図り、集めた情報は岩見沢市ホームページ、メールサービス、ラジオ、SNSなどさまざまな形で発信しています。情報を一元化することで効率的な除排雪体制が構築され、冬期間の市民の方々からの苦情や要望などについてたらい回しにならないというメリットがあるようです。また、屋根の雪おろしの安全性を高めるために雪下ろし安全講習会の開催や、命綱・安全帯・ヘルメットの3点をセットにして無償で貸出しを行っていたり、自力で除雪が困難な世帯に対して、町会や企業、市民団体とが協力しながら除雪活動を行っているとのことです。小樽市においても、岩見沢市のように全庁的な組織体制を構築することが市民サービス向上につながるのであれば、ぜひ検討すべきと思いますが、市長の見解を伺います。2項目めの質問を終わります。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、除排雪体制について御質問がありました。初めに、年間の除雪費の確保についてですが、まず本市が担っている除排雪業務につきましては、市内6か所の除雪拠点で行っている除排雪、ロードヒーティングの運転管理、雪堆積場の設置、管理、砂まきなどの道路凍結路面対策、町会等の排雪作業を支援する貸出しダンプ制度の運営などであります。次に、過去5か年の除雪費の推移と平成26年度の内訳につきましては、平成22年度約11億6,500万円、平成23年度約12億7,000万円、平成24年度約14億9,900万円、平成25年度約15億6,300万円、平成26年度は決算見込みで約17億1,000万円となっております。また、平成26年度の除雪費の内訳としましては、除排雪経費約8億3,800万円、ロードヒーティング経費約2億9,300万円、雪堆積場等の経費約2億6,600万円、凍結路面対策経費約1億1,400万円、貸出しダンプ経費約1億5,800万円、その他の経費約4,100万円となっております。次に、近年の除雪費の増加につきましては、人件費、機械経費、燃料費の単価の上昇などが要因の一つであると考えておりますが、ここ数年排雪量が増加しておりますので、適切かつ合理的な排雪作業が行われているか、現場の確認が必要であると認識しております。次に、除雪費の増額につきましては、きめ細やかな除排雪に取り組むためにはこれに伴う予算の確保も必要になると思われますが、総合的に除排雪体制を見直す中で少しでも経費の抑制に努めたいと考えております。次に、雪堆積場の増設の視点についてですが、まず雪堆積場の現状につきましては、平成26年度において民間の排雪も受け入れている雪堆積場は中央ふ頭や幸1丁目など5か所設置しており、また、道路管理者や貸出しダンプの排雪に限定した雪堆積場は、からまつ公園の隣接地など7か所設置しております。次に、雪堆積場の増設につきましては、排雪作業の効率化や運搬費の低減効果がより発揮できるよう、排雪作業の現状を踏まえ、増設に向けて検討してまいりたいと考えております。次に、全庁的な組織体制づくりによる市民サービスの向上についてですが、本市においても、関係部局の職員で構成する小樽市除雪対策本部を設置し市道等の除排雪に取り組んできているところですが、御質問にありました岩見沢市における業務管理や情報管理の一元化のほか、他都市の事例を含めて研究してまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日 議事録 PDF(116ページ) 間違いを知らせる