小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月23日
除排雪体制の整備について
2015年6月23日、小樽市議会の一般質問で、林下孤芳議員が「除排雪体制の整備について」質問し、市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭、産業港湾部長 中野弘章が答弁しました。
- 質問者
- 林下孤芳 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、建設部長 相庭孝昭、産業港湾部長 中野弘章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 19番 林下孤芳
次に、除排雪体制の整備について伺います。市長の選挙公約であります冬の快適な生活のための除排雪の整備につきましては、市民の切実な願いであり、私も市議会議員として市民から最も多く要望や苦情、御意見をいただいているのが除排雪に関するものだと認識しています。私は、現職時代に北海道交通運輸産業労働組合協議会という組織のメンバーとして、陸海空の交通政策に携わり、高速道路、国道、道道、市町村道を運行するバスやトラック、ハイタクなどの走行環境の整備に取り組み、特に除排雪については、関係自治体や関係機関と協議に当たり、改善に努めてきました。そうした経験を基に、市議会議員として市道の除排雪には市民の声に常に関心を払い、砂まきボランティアや高齢者住宅のボランティア除雪も経験してきましたが、とりわけ昨年の第2回定例会の代表質問では、平成25年度の除雪体制を振り返り、問題点を提起して改善を求めてきました。そうした意味で、市長が公約に掲げた除排雪の整備は、私にとっても大変タイムリーなテーマであり、しっかりとした議論の中から本当に市民や道路を利用している方々の期待に応え得る態勢の整備ができることを願っています。私の代表質問を振り返ると、平成25年度は年末から年始にかけて記録的な大雪となり、降雪量は例年の1.5倍となり、生活路線の除雪が追いつかず、大変な混乱が続き、3月4日の新聞の市内版には「除雪に不満山積、小樽市、高齢者、観光客らに危険」との大見出しで報道され、多額の予算とは裏腹に小樽市への苦情は2,700件にも上り、除雪に当たる事業者や建設部も大変な苦労の連続でありました。現在は、市直営での除排雪能力がない中、小樽市が保有する除雪機の老朽化が進み、ロータリ除雪車に故障が発生し、修理に時間がかかり、除排雪に深刻な遅れが生じていました。昨年度は、新たに3,272万4,000円を投じてロータリ除雪車を更新し、前年度とは一転して除排雪も順調に進み、苦情も大変少ないシーズンでありました。そこで、市長の所信表明にもありました除排雪の整備に関連して、市民の雪堆積場と除雪拠点の見直しを行い、それぞれ増設したいとした点について、雪堆積場は排雪の効率化を図る上では大変望ましいと考えますが、堆積場の規模と増設数はどのようにイメージされているのか、伺います。また、除雪拠点の増設は、既存のステーションの統廃合ではなく、純増を考えているのか、現在の拠点における不都合な点や増設のメリットはどのようなものがあるのか、お示し願います。除雪出動態勢を15センチメートルから10センチメートルにして、よりきめ細やかな除排雪に取り組むとされておりますが、でこぼこ路面の解消には効果はあるものの、路肩の置き雪に対する市民の苦情が最も多く、排雪が相当徹底されなければ苦情が増えることが予想されます。どのような対策を考えているのか、お聞かせください。次に、よりきめ細やかな除排雪に取り組むために、除雪機械やオペレーターの確保などの方針を示しておりますが、今定例会において、昨年度に続き、動産の取得としてロータリ除雪車にかかわる議案が提案されています。昨年の第2回定例会における私の代表質問に対する前市長の答弁では、平成26年度から5か年で、ロータリ除雪車3台、グレーダ2台の計5台を更新する予定であるとのことでしたが、これらの機械の更新について市長は今後どのように進められるのか、見解をお示しください。オペレーターの確保については、東日本大震災以降、被災地に労働力が移動した影響などもあり、オペレーターの確保が難しくなり、現在は建設業界からの若者離れが深刻となり、新聞紙上でも「足りぬ「除雪のプロ」」と報じられるほど人手不足と技術力の低下は深刻です。札幌市は官民一体で除雪技術の継承のための技能講習会を開催していると言われていますが、地域の道路の事情を熟知するオペレーターの育成は防災面でも重要です。市長は労働力の確保と技術力の継承をどのように考えておられるのか、お示しください。また、よりきめ細やかな排雪を効率的に進めるためにはダンプの確保が不可欠ですが、小樽市は4トンダンプが主流と言われています。大型ダンプの確保の見通しはお持ちですか。また、市長の公約である除排雪の整備は、全体的に除雪を施行管理する立場の視点が重視されているように思われますが、私は、高齢化が進む小樽市の除雪体制は、市道の60パーセントが勾配8パーセントの坂道であり、冬季はタクシーの利用もままならない地域の対策や地域要望の高い冬季の通行止めを解除する対策、あるいは非除雪区間の解消など、市民の要望に基づく体制の整備も必要と考えます。市長の見解をお示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、除排雪体制の整備について御質問がありました。初めに、市民目線での整備についてですが、まず雪堆積場の増設につきましては、排雪作業の効率化、運搬費の低減効果や雪堆積場の管理コストなどを勘案し、規模や増設数を検討してまいりたいと考えております。また、除雪拠点の増設につきましても、よりきめ細やかな除排雪の実現に向けた作業の機動力の向上を図るため、必要な事業者や機械を確保できるか、検討してまいりたいと考えております。次に、除雪出動態勢の見直しに伴う路肩の雪山対策につきましては、道路沿いの雪置場を活用するなど、工夫を凝らした除雪作業についても検討するとともに、道路状況によっては排雪作業も考慮してまいります。次に、除排雪機械の更新につきましては、市が保有する除排雪機械には標準耐用年数である15年を経過しているものが多く、これらの更新は喫緊の課題であることから、計画的に進めてまいりたいと考えております。次に、除排雪業務に従事する労働力の確保、技術の継承、大型ダンプの手配につきましては、除排雪業務における労働力の確保や技術の継承は、持続可能な除排雪体制の構築に向けての重要な課題であると認識をしておりますので、除排雪作業を担っていただいている事業者の方々の意見を聞きながら検討をしてまいりたいと考えております。また、大型ダンプの確保につきましても、今後、除排雪体制の検討を進める中で考えてまいります。次に、市民の要望に基づく除排雪体制の整備につきましては、市民の皆様に冬季の生活を少しでも快適に送っていただくため、皆様から寄せられた要望や除排雪業務を担う事業者の方々の意見も踏まえて検討し、可能な取組から一つ一つ実施をしてまいりたいと考えております。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再質問 19番 林下孤芳
それでは、再質問をさせていただきます。まず、政治姿勢について伺いたいと思います。市長は、時間がない中で適材適所の人事に努めたというふうにおっしゃっておりましたけれども、参与の任用に当たりまして、経歴や人柄など、市長が任命した根拠については、全幅の信頼をし、参与に招聘したものと受け止められますが、昨日の代表質問の答弁や、あるいは今日の代表質問でもありましたとおり、森井市長の後援会役員であるとすれば、利害関係の任用と見られる人事となり、市長が違法性はないから問題はないと認識されたとしても、一般的には市民目線で見ると、市長の清新なイメージを著しく損ねることになるのではないかと思います。市長が全幅の信頼をされてお願いした方でありますから、市長の立場を思って本人は辞退をされるのだろう、相当な葛藤の末に受諾されたのではないかと想像されますが、それでもなお参与の任用は続けていく考えなのか、いつまで任用を続けていく考えなのか、お示し願いたいと思います。次に、おたるドリームビーチの問題でありますけれども、市長は、テレビ局の報道番組でもライフセーバーが市長になったと紹介されるなど、その経歴から、おたるドリームビーチの風紀上の問題や安全上の問題、あるいは私が求めている秩序の回復という点では誰よりも知見があると私は考えています。小樽市の長年の負の遺産を引き継いだがゆえに、短期間でも市営海水浴場を開設し、後に、今度どのようなプロセスで問題を解決しようとしているのか、真意はいま一つ伝わってきておりません。この際、何としても問題を解決し、できる限りの対策を構築した上での海水浴場の再開をすべきと私は考えるわけでありますけれども、市長のその辺の今考えられる判断をお示しいただければと思います。また、答弁にもありましたとおり、深夜まで多くの若者が集まり、市営の海水浴場を開設しない場合は風紀が乱れるおそれがある、あるいは、これは実態に照らしてのことであると思いますけれども、小樽市が深夜まで人を配置して市営海水浴場を開設しようとしているのか、意味が酌み取れません。その点についても、お答え願いたいと思っています。私たちも、現地視察を通じて感じていることは、風紀の乱れや秩序の維持、公序良俗に反する行為などについて何をもって市が対処できるのか、これは条例が制定されることによってその根拠を持つものだと私は考えています。私は、こうした条例の制定に当たっては、警察ともしっかりと十分な協議をした上で条例をつくっていただかなければ、こうした事態に対処することは非常に難しいと考えています。また、市長は、違法な建物が撤去されないことを前提に対策を考えているようにうかがえますけれども、仮に市営海水浴場を開設することが撤去の条件というようなことになっているのであれば、非常に問題のある協議の仕方ではないかというふうに思っております。また、海水浴場というのは、誰もが自由に利用できるという認識は、それは私も理解はできます。ただ、そうした基本的な対策をきちんととった上で、それでもなおかつ入ってくる人がいるとすれば、それはまさに自己責任であります。私は、海の知識はあまりないのですけれども、例えば山に入った場合に、例えば国有林、道有林、市有林といろいろありますが、そこで入林許可をとって入ったとしても、事故や、あるいは例えば遭難をした、そういったケースでも、その森林の管理者が責任を問われるということは私は聞いたことがありません。やはり適切な対処をして、それでもなおかつ侵入をする、そういった者に対してまで市が責任を負うというのは私は納得がいかないというふうに思うのでありますけれども、市長の社会通念上、どのようにこうした点を解釈しているのか、伺いたいと思います。また、私が指摘をいたしました地方自治法第244条の2に定義する、公の施設を定めること、条例化が必要であるとされている点についてはどのように理解をされているのか、伺いたいと思います。次に、公契約条例の関係でありますけれども、これはなかなか、これまで議論を積み重ねてまいりましたけれども、解決には至っておりません。やはりこの格差社会を何とかして小樽に住んでいただけるような環境を整備するためには、行政として今できることは、この公契約条例が一番近道だと私は確信をいたしております。たぶん、市長の答弁を聞いておりますと、これまでの理事者の考え方とほとんど変わっていない、そういうふうに理解をされます。ぜひ、ここを考え直していただきたいと思います。次に、北海道新幹線の関係でありますけれども、今日までの地域でのさまざまな協議、そういった経過を見ておりますと、やはりその自治体独自が道に働きかけ、あるいは、その地域の課題について理解を求める、そうしたことによって道も、名前を出すと支障があるかもしれませんが、例えば倶知安町では、倶知安を拠点としたさまざまな2次交通の対策について議論をされ、あるいは道に対する働きかけも行われているように思っております。小樽市は、これまで、経済効果を高めるためにクルーズ客船の誘致でありますとか、北しりべし定住自立圏の中心市としてさまざまな役割を果たしてきたというふうに思っています。そうした意味で、もっともっとやはり小樽市が後志全域をカバーし、そして小樽がその起点となるような2次交通の対策が求められているというふうに思っています。ぜひ、その点についての御検討をお願いいたします。次に、除排雪体制の整備についてでありますけれども、本日の冒頭で、住宅エコリフォーム助成事業に対する補足説明がありました。除排雪の徹底は予算的にも相当なものがあると思いますけれども、小樽市の厳しい財政状況を考えますと、何かをやろうとすれば何かを減らさなければならない、これが現状だというふうに思います。そうした立場で、除雪費の予算額と他の予算関連に与える影響はどう考えているのか、また、住宅エコリフォーム助成のように突然予算を切ることが生じないのか、非常に心配をしているところであります。それと、除雪体制に関連してもう一つ確認をしておきたいと思いますけれども、私は、非除雪区間、あるいは冬季に通行止めをしている区間、地域住民からはこうしたことを何とか解消してほしいという要望がたくさん寄せられております。そうしたものにどう応えていくのか、市長は全く触れておりませんけれども、その点についてお答え願いたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
林下議員の再質問にお答えいたします。私から答弁しなかったことに関しましては、各担当部長より答弁を申し上げますので、よろしくお願いします。私からは、まず参与の任用についてでございますけれども、私もこの役目につかせていただき、市民の皆様に約束をさせていただきましたさまざまな公約がございます。この4年間という限られた期間の中で、何とか全てを実現できるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。今、林下議員からもお話のあった除排雪の改善も含めて、制度設計等に大変専門的な知識等も有しますし、ただそのまま行えば、御指摘のあったように予算だけが膨らむのではないかという心配等もあります。それをしっかり健全化させながら具体的に実現をしたいという思いもあり、そのようなアドバイスをいただける方ということで、このたび参与の任用をさせていただいたところでございます。このように御理解いただければ幸いでございます。また、ドリームビーチの点において、今、林下議員からもお話がありましたけれども、長きにわたって負の遺産というようなイメージ、又は皆様から御指摘いただいているエリアかと思います。今回、このように問題がクローズアップされまして、この問題を解決していかなければならないと、私もこの役目について覚悟をしているところでございます。しかしながら、このように見られてはおりますけれども、人口構造物のない砂浜、海岸線は全国的には相当減ってきておりまして、石狩市側も含めて、あの石狩湾における砂浜の海岸線というのは、大変すばらしい素材の一つでもあると思っております。だからこそ、それほどのPRをせずとも隣接している札幌市の方々が、9割方というお話が出ておりますけれども、たくさんの方々がその海岸線に訪れているという事実がございます。ですので、何とかその負の遺産を解消し、将来的に市民の皆様にとっても効果的なエリアとなるように、私もそのようなビジョンを持って取り組んでまいりたいというふうに思っております。もう一点、先ほど、山では管理者が責任を問われないというお話もありましたけれども、海でも問われないと思っております。基本的には国有地であり、都道府県が管理をされておりますが、それに伴い、事故が起きても北海道等が問われることはないと私自身も理解をしているところでございます。もう一点、公契約条例の考え方でございますけれども、おっしゃっていたように、隣のまちでございます札幌市で、上田前市長がこの条例を公約として取り組まれたという経緯は私も、ニュース等でですが、把握はしております。また、公契約条例の制定理念であったり、目的等も私なりには自覚をしているところではございます。しかしながら、その隣接市で、そのように条例案を提案され、結果的に否決されて、条例は可決されませんでした。そのような経緯もありますし、やはりしっかり勉強、研究をして、このまちにとって必要な取組なのか、そういうことも先々に対して私なりに学んでまいりたいというふうに思っておりますので、そのような考え方であると認識していただければと思っております。それと、2次交通、後志地域二次交通検討会議で、おっしゃるように、新函館北斗駅まで新幹線が延伸された後、新幹線が札幌まで延伸になる前までの人の流れというのは、やはりしっかり小樽を含めた後志管内で誘致したい、広げていきたいという思いは、林下議員と同じ思いでございます。就任してこの間もその話はさまざま出てきておりまして、都市間バスも含めた2次交通の実現もさることながら、後志管内、さまざまな地域がございますから、地域における観光素材をともに洗い出して、その人の流れが後志管内で有益に、観光の経済効果として波及できるように、小樽市としてもリーダーシップを発揮して取り組んでまいりたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
林下議員からの除排雪に関する御質問にお答えしたいと思います。一つ目でございますけれども、除排雪の作業の充実といいますか、そういったことに伴っての他の予算に与える影響ということでございますが、確かに雪堆積場の増ですとか、除雪ステーションの増については、予算を引き上げる要素にはなり得るというふうに思っておりますけれども、全体につきましては、今後の作業を具体的に進めていくわけでございますが、その中では除排雪事業全体の効率化等も図りながら、いろいろ工夫をしながら、先ほど申し上げましたとおり、最小の経費で最大の効率を上げるということを肝に銘じながら作業を進めてまいりたいというふうに考えております。また、そこにつきましても、先ほど住宅エコリフォームのことで説明が足りないというお叱りがございましたけれども、その考え方、それから作業につきましても、先ほど来申し上げていますとおり、議員の皆様には説明をしっかりしてまいりたいというふうに考えてございます。それから、非除雪区間の件でございますけれども、確かに市内には非除雪区間があるということは承知しております。ただ、その部分についても、これまでの経過、それから除雪に対する可能性といいますか、そういったものの積み重ねであるかと思います。市長は、雪堆積場の増ですとか、出動基準の改善といったことを主に挙げておりますけれども、それ以外の非除雪区間の解消といったことにつきましても、可能かどうか、これは検討しながら、できることから進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)
私からは、おたるドリームビーチにかかわりまして、林下議員の再質問で残り4点ほどございますので、それらについて答えさせていただきます。まず、風紀が乱れるおそれがある深夜まで市が職員を配置するのかという御質問でございますけれども、もともと管理会社に委託する形で、市の職員は配置いたしません。それから、開設時間も、今の想定ですと、現在、これまでと同様に大体9時から17時までが海水浴場の開設時間だというふうに考えております。また、駐車場につきましては16時まで、それも同じように考えておりますので、夜間については警察などの力をかりてパトロール体制をとっていく形となるというふうに考えております。それから、条例の制定の部分と公の施設のかかわりの部分でございますけれども、この2点でございますが、林下議員がおっしゃるとおり、公の施設とすること、それから条例を制定すること、そういう考え方も確かに該当するとは思いますけれども、現在置かれているこの状況が、緊急避難的な状況ということがありますので、今直ちに公の施設として条例化するということにはならない状況であることは御理解いただきたいと思います。今後のことについては、それはまた別の問題かというふうに考えております。それから、市営で開設することが違法な建物の撤去の条件なのかというような御質問でございましたけれども、これはもちろん、開設することが撤去の条件などということはございません。ただ、放置することによって違法な建物が相当数残ることがさらに想定されまして、そうなりますと行政代執行も含めた経費が非常にかかると、そういったようなことが危惧されるということはございます。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
林下議員の再質問に対しての答弁漏れがありまして大変恐縮でございます。私自身、利害だというふうに考えておりませんものですから、それについてはまず1点答弁とさせていただきます。それと、任用についての期間というお話もありましたけれども、やはりこの公約の実現に向けて動き始めているところでございますが、一つ一つ実現させていただいて、私自身の公約の実現がしっかりと果たせたというときが来れば、その参与のことについてもどうするかを考えなければならないと思っておりますけれども、私自身もこの4年間で何とか全て実現したいとは思っておりますが、すぐに、今日明日に行えるというような公約ではないものですから、その経緯を踏まえながら先々について考えてまいりたいというふうに思っております。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再々質問 19番 林下孤芳
再々質問をさせていただきます。市長は、参与の任用について問題はないということでありますけれども、やはり市長のイメージを著しく傷つけるのではないか、こういう運用の仕方は市民の目線で見るとやはり問題があるというふうに私は考えておりまして、そういった意味で、しっかりと市長としても検討していただく課題だというふうに思っています。また、市長の任期は4年間、そういったことを考えますと、市長が就任されてまだ期間が浅いわけですから、あまりそのことをせいて結論を急ぐと、やはりどうしても市民の目線から離れていくのではないかというような懸念がありますので、ぜひその点についてはしっかりと周囲の人の意見も聞きながら、やはり4年をかけて政策を実現する、このことを考えていただきたいというふうに思っております。あと、おたるドリームビーチの関係でありますけれども、やはり管理責任は問われない、だとすれば、やはり市営海水浴場として開設する根拠がどうも希薄になってしまうのではないかと思います。私も、そこまで管理責任が問われなければならない理由は何なのかということをずいぶん考えましたけれども、そこは管理責任が問われないと認識されているのであれば、やはりさまざまなそういった条件整備をしっかりした上で開設するべきであって、今、それぞれ代表質問でもさまざまな角度から指摘をされておりますとおり、あまりにも、市長の経験から来るお話なのかもしれませんが、もう少しやはり柔軟に考えて、例えば、先ほど、公の施設と、あるいは条例化の問題をお話ししましたけれども、やはりいろいろな秩序を回復していくためには、ほかの自治体でもさまざまな条例化をして地域に適した対策をとっている、そのことによって、私が見たテレビ番組によりますと、湘南だとか鎌倉だとかでは、住宅地に近いということもあるのでしょうが、ラジオだとか、あるいは音響設備の音量まで規制をするという、これはやりすぎではないかというような話であるとか、さまざまなそういう規制をして秩序を維持している。それが何もないままに今年1年開設をしたことによって、また来年もとのもくあみに戻ってしまう、そういう懸念を私は非常に感じています。そのために、市長にさまざまなそういう対策を講じた上で開設すべきだということを私は言っているわけで、ぜひその点について、考えられる対策もいろいろあると思いますけれども、ぜひお答え願いたいと思っています。また、建物の撤去の関係で、開設すれば、逆に言えば建物の撤去が進むという考え方と、開設しなければ、最終的には行政代執行にならざるを得ない、この考え方については、どうも私は整合性がないのではないかなというふうに思うのですけれども、その点についてぜひお答え願いたいと思っております。それと、公契約条例の関係については、いろいろと研究をしてから判断するというお話だと思いますけれども、私もさまざまな自治体の例を勉強してきましたが、なかなかこの条例をつくるというのは、さまざまな抵抗だとか、さまざまな課題があって、そう多くはないと思います。だけれども、小樽が当面する課題を解決するためには、やはり行政としてできることを速やかにやっていくということの決意が大事ではないかというふうに考えますので、ぜひ勉強も、そこは若干急いでいただいて、早く判断をしていただきたいというふうに思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
林下議員の再々質問にお答えいたします。まず、1点目、参与の任用にかかわってのお話だったかと思いますけれども、私自身も役目につかせていただきまして、皆様から見ると焦りもあるのではないかというお話もありましたが、何とかこの期間に公約実現に向けて取り組みたいという気持ちが前面に出てしまってきているところもあるのかなと思います。おっしゃるような、例えば誤解を与えることなどがないように、また、市民の皆様に不信感を与えることのないように、私自身も襟を正してしっかり改めて取り組んでまいりたいというふうに思っております。これが1点目でございます。それから、2点目、おたるドリームビーチのお話でありましたけれども、条件整備をして、しっかり時間をかけて対策を講じるべきではないかというお話でございました。先ほども答弁させていただきましたけれども、本来であれば、その条件整備に向けてしっかりと時間をかけて取り組むべきだと私自身も感じてはおりますが、御存じのように、夏自体はまもなく迎えようとしております。私は、林下議員もおっしゃっているように、現場を大変知っている状態でございます。そして、夏になるとどういう状態になるかということも既に把握をしております。そのことを考えますと、その条件整備に向けて、本来であれば時間をかけて取り組みたいところなのですけれども、喫緊の、この目の前にあるその現状に対して対応はまず行わなければならないということがこのたびの議案の提出に結びついたことになります。ですので、何とかこの夏、さまざまな方が来られると思うのですけれども、事故や事件等に巻き込まれることなく、この夏を何とか乗り越えて、来年に向けて、おっしゃるような条件整備、対策を講じて、あの地域がより活用できるような環境を整えてまいりたいという思いから、このような対応をとらせていただいたということでございます。そして、3点目、公契約条例について、私自身も、話題になり、私なりには注目し、勉強してきたところでございますけれども、まだまだ情報不足、勉強不足であると思っております。今、改めてこのように御指摘をいただいて、もう一度、一から勉強させていただいて、このまちにとって有効な活用になるかどうかということを見極めて、その上で先々に向けて判断させていただきたいというふうに思っておりますので、ぜひ、これについては、今後、御指導、御鞭撻をいただければと思っていますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 中野弘章(産業港湾部長は2018年2月まで)
林下議員の再々質問のドリームビーチの2点目でございますけれども、海水浴場を開設すると撤去が進むという、その点ですけれども、開設すると撤去が進むというよりも、開設しなければ撤去が、先ほどの千葉議員の御質問にもお答えしたとおりなのですが、組合側の除却の意欲が薄れて違法な建物が相当数残るということが、そのほうが想定される、そこの点で、開設すると必ず撤去が進むと断言することはもちろんできませんけれども、放置することによって除却意欲が薄れて相当数残ることが想定される、その点から、そうなった場合に行政代執行も含めた検討が必要となり得る、そういう形でつながっていくということでございます。