みんなの議会

小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月16日

空き家対策について

2014年6月16日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「空き家対策について」質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 中松義治、教育長 上林猛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川畑正美

4項目めの質問に入ります。空き家対策について伺います。全国の空き家状況は、総務省統計局の調査によると、2008年10月1日現在、日本の総住宅数5,759万戸のうち、空き家数はおよそ757万戸あり、空き家率13.1パーセントになります。2003年の調査と比べると97万戸増加しており、全ての都道府県で空き家率が1割以上となっています。本市においても、空き家に関して消防本部が把握している2014年5月22日現在の状況は、空き家確認数279件、管理良好家屋186件、管理不良家屋56件、危険家屋37件となっています。後志管内市町村と小樽開発建設部、後志総合振興局などで構成する廃屋・空き家対策検討会が2013年3月に廃屋・空き家対策モデル条例を示しています。それから1年経過していますが、小樽市としての廃屋・空き家対策条例制定に向けて、どの程度進行されているのか、伺います。小樽市は、後志総合振興局などで作成した廃屋・空き家対策モデル条例は定義、所有者等の責務、市町村の責務、情報提供、実態調査、立入調査、命令、公表、代執行、罰則などの項目がありますが、項目のどこが問題となって条例の作成が進んでいないのでしょうか。説明願います。国会の動きでは、自民党の空き家対策推進議員連盟において、空家等対策の推進に関する特別措置法案が提出されようとしております。この法案が提出されれば、可決される見通しと伺いました。この法案と後志総合振興局などが作成した廃屋・空き家対策モデル条例を基に制定した市町村の条例との関係はどのようになるのでしょうか。お知らせください。また、市長は、行政代執行について、撤去した費用が回収できない可能性や行政任せにされる懸念があるとして、慎重に進めなければならないとしています。国会では空家等対策の推進に関する特別措置法案が可決された場合、市長が懸念していることが解決されることになるのでしょうか。見解をお聞かせください。後志管内においても、空き家条例制定の動きがあります。島牧村では、倒壊などの危険性がある空き家の所有者に適正な管理を求める「島牧村空き家等の適正管理に関する条例」が6月12日の定例村議会で可決されました。内容は、後志総合振興局などで作成した廃屋・空き家対策モデル条例が基本となっているものと思われますが、自主的な管理を支援するため、解体撤去費の一部補填制度も新設しています。このような動きは、倶知安町にもあります。本市は、条例の具体的取組を行わないのでしょうか。進めるに当たって、何か障害があるのでしょうか。国会の特別措置法成立後に進めようとしているのでしょうか。見解をお聞かせください。全国的には、空き家対策について火災、犯罪、落雪被害などの危険から空き家を取り壊すことに重点を置くのではなくて、空き家を積極的に活用する動きが広がりつつあります。東京都において、1960年代に建てられた郊外の一戸建て分譲地などで空き家が目立っているとのことです。高齢化した所有者が介護や医療サービスを受けるために転出し、売却にも賃貸にも出すことができず、結果として空き家のまま放置されている例も指摘されているとのことです。そんな中で、NPO法人が民間住宅活用モデル事業の適用を受けて、空き家をグループリビングに改修した例が雑誌で紹介されていました。モデル事業の適用には、改修工事着工時点で3か月以上空き家であること、改修後に居住用として賃貸する住宅であること、耐震、バリアフリー又は省エネルギー改修工事のいずれかの工事を行うことなどの条件がありますが、国から500万円、東京都から600万円の補助をはじめ、NPO法人会員や金融機関からの借入れで、ひとり暮らし60歳以上の高齢者5人の共同居住住宅を始めたとありました。この民間住宅活用モデル事業は、東京都が実施している事業ですが、その中に国補助併用型という事業があります。その事業は、国の民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業の補助を受け、改修工事を実施している空き家を対象にしています。本市では、この国の民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業が実施可能なのか、また活用している実態があればお知らせください。我が党は、5月に、尾道市の空き家バンク、空き家再生促進事業の取組について視察してまいりました。尾道市は、戦災や自然災害にも遭わず、歴史的建造物や寺社が点在したまちで、独特の景観を有する斜面市街地は、重要な観光資源であります。一方、少子高齢化や人口流出により深刻な空き家問題に直面しているまちです。一歩路地や山並みに入ると昔からの車の入らない坂のまちとなっているなど、諸条件が本市と一致したところが多いまちでした。尾道市の空き家再生促進事業は、市の歴史的風致維持向上計画の重点区域内にある空き家を改修して居住する場合に、その空き家の改修に要する経費の3分の2、最大30万円を助成しています。また、同じ重点区域内にある老朽危険建物の除去に要する経費の3分の2、最大60万円を助成しています。そして、同区域内で個性的で風格あるまち並みを創設するため、歴史的建造物、工作物の外観修理、外観変更等の整備に対しても、その経費の3分の2、最大200万円を助成しています。2009年10月より、NPO法人尾道空き家再生プロジェクトが尾道市と共同で、新たに尾道市空き家バンクをスタートさせています。尾道らしい坂のまちや古い家に暮らしてみたいという方と空き家の大家さんをマッチングするシステムで、尾道のまち並みを後世に引き継いでいくことが目的でした。これらの事業を協力・推進させているのがNPO法人の活動でした。尾道市は、2004年につくった空き家バンクが2007年には登録物件がなくなってしまい、市が空き家バンクの一部業務をNPO法人に委託し、新たにスタートさせて成功しています。成約件数は委託する前の10件程度が、NPO法人に委託後、3年程度で51件成約し、5倍にも増えていることは、NPO法人の運動が大切なかなめとなっていることを意味しています。本市において、小樽市内の古民家の活用策を考えるNPO法人、小樽民家再生プロジェクトが市民向けの相談会を行ったことが報道されました。この法人は歴史と風情があふれる建造物の保存に取り組み、古民家の情報を集めて、住宅利用の道を探ろうと企画しているとのことです。本市では、このようなNPO法人の活動について把握されているのでしょうか。ほかにも市内でNPO法人などの活動団体について把握されていますか。また、本市としてNPO法人小樽民家再生プロジェクトや、ほかのNPO法人との連携した取組などについては検討されていないのでしょうか。見解をお知らせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

ただいま、空き家対策について御質問がありました。初めに、空き家条例に関してですが、まず本市の条例制定に向けてどの程度進行しているのかにつきましては、これまで危険な空き家の判断基準や所有者等の特定方法などの具体的な業務処理の整理のほか、行政代執行などの課題について庁内の連絡会議において検討してきたものであります。次に、後志のモデル条例の項目のどこが問題となって条例の作成が進んでいないかにつきましては、モデル条例の項目にある課題については、ただいま申し上げましたとおり、庁内の連絡会議において検討し、整理をしてまいりましたが、現在、自由民主党空き家対策推進議員連盟が中心となって空家等対策の推進に関する特別措置法案が議論され、制定される動きがあると聞いております。その内容として、所有者等の把握における固定資産税情報の利用や、これまで本市が検討してきた危険な空き家に対する助言、指導、勧告、命令、行政代執行などが規定されていることから、現在、その動向を注視しているところであります。次に、現在、国政の場で議論されている特別措置法案と後志のモデル条例を基に制定した市町村の条例との関係につきましては、地方自治法では法令に違反しない限りにおいて、条例を制定することができると規定されており、特別措置法が成立した際には条例の制定のほか既に制定された条例にあっても整合性を図らなければならないものと考えております。次に、特別措置法案が可決された場合、懸念していることが解決されるのかにつきましては、所有者等を特定するために固定資産税情報の利用が可能となるほか、立入調査や助言、指導、勧告、命令、代執行の法的根拠が明確になることや国等による財政上又は税制上の支援措置が期待できることから、幾つかの課題解決につながるものと考えております。次に、条例化に向けた障害や今後の取組につきましては、条例を運用するための具体的な業務の整理のほか、危険な空き家の対応に当たっては、窓口となる体制整備が必要でありますので、条例化につきましては、国の動きを見ながら新年度からの体制整備を含め検討を進めてまいりたいと考えております。次に、空き家の活用についてですが、まず国の民間住宅活用型住宅セーフティネット整備推進事業が本市において実施可能かにつきましては、国が北海道全域を当該事業の実施可能地域と認めていることから、本市においても実施可能となっております。また、本市における実績につきましては、国が公表している資料によりますと、平成24年度が12件、25年度が10件となっております。次に、空き家の活用を行う市内NPO法人等の活動等につきましては、本市では御質問にありました小樽民家再生プロジェクト以外の市内NPO法人等の活動については承知しておりません。また、NPO法人と連携した取組につきましては、今後、他都市の事例を調査し、研究してまいりたいと考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

質問 8番 川畑正美

まず、財政問題の関係なのですが、本市の財政規模は歳入の主な項目である地方交付税だとか、それから市税収入の減少によって、縮小若しくは横ばいの傾向にあると受け止めています。厳しい情勢上にあっても、市民からの要望に応えるため、全力を尽くすことが大切ではないかというふうに思います。それで、先ほどの私の質問の中で、市民と語る会を行った中でも市民要求は切実であるわけで、この町会における街路灯経費負担について取り上げたわけですが、街路灯の維持・管理に関して他都市での思い切った投資の例について紹介して、本市の取組の促進とそれから財政効果につながることを期待しながら、再質問したいと思います。それで、一つは、4月に東松山市では、市が防犯灯を設置して自治会に移管、そして修繕等は原則自治会で行うと。電気料金は市が一部補助金を補填しているというわけですが、LED化が完了して、設置後の器具の所有あるいは修繕については全て市が行うことにしているようです。日常の点検管理については自治会に依頼するわけですけれども、電気料は以前と同じように一部を市が補填するという内容なわけですが、そこで、この東松山市は、全域の防犯灯4,900基を全てLED化したと、そういう事業を行っているわけです。この事業については、国の地域の元気臨時交付金を活用したという話であります。LED化に対する効果については、三つくらい挙げているのですね。消費電力の削減、これが3分の1から4分の1になるだろうと。それから、電気料金の低減、そして器具が長持ちするという、この三つの要素を挙げています。具体的には、電気料金と修繕料の年間の軽減額で、自治会の負担分が1,783万円減ったと。それから、市の負担が624万円減って、年間で合計2,407万円減ったという記者会見での市長の報告です。これは、これほど大きな金額が削減されることになるという一つの例です。それから、和泉市でも、防犯灯を全てLED化して、平成24年度と25年度で約1万1,900基を実施したと。ここでも消費電力が約36パーセント、そして電気料金が約1,920万円軽減されたということであります。やはり初期投資が大きくなるのですが、中・長期的に見れば財政効果が大きいと思うわけで、本市でもそういう点では積極的に検討すべきではないかと思うのですが、市長の考え方を聞かせてください。それから、市長の進退の問題については、この任期中に頑張ってやりたいというようなことなので、市長は健康に留意されて検討していただきたいと思います。それから、カジノの問題ですけれども、韓国視察で賭博の実態をどのように今受け止めたのかということについて、市長が行っている記者会見を基にしながらちょっとお話ししたいと思うのです。3月24日の記者会見では、カジノ視察について、韓国は、17か所のカジノのうち二、三か所を視察してプラス面、マイナス面を両方から見ていきたいと。そして、そのプラス面では、観光振興だとか、地域振興などの経済面を挙げていました。マイナス面では治安の問題だとか依存症の問題、青少年への影響など考えられると言っているのですが、カンウォンランドについて非常にいろいろな問題を含んでいると聞いていると言いながら、依存症患者が多いと聞いているので、きちんと視察したいと、そういうことを言っているわけです。それと、5月27日に記者会見をやっている中身を見ますと、視察後、「韓国の方も心配していたのは依存症の関係で、年間1万人弱くらいの患者がいると言われています」と。そして、マージャンだとかパチンコの依存症もあるが、カジノの依存症の方もいるという認識はしてきたと。自分の目で依存症の方を見たわけではないけれども、施設の人からどう救っていくのか聞いたという話が記者会見でされているわけです。この記者会見の内容から見て、今日の市長の答弁を聞いていても、視察の前と後での変わった内容がなかなか私には受け止められない状況にあります。それで、行く前と帰ってきてからとでそれほど変わったような発言でないように受け止めています。それで、特徴的な点をもう一度聞かせてもらいたいなと思います。それから、自治基本条例を施行する立場からも、現地視察でしっかり見てこられた感想について、市民として聞きたいところですけれども、市長は視察で得た情報を市民に公開すべきだと思うのですが、情報公開をどのようにされるのか、どういうことを考えて具体的にしていこうとしているのかをまず聞きたいと思います。それから、小樽市内のパチンコの問題、依存症の問題について、ほとんど把握していないということですが、実態を把握する必要があるのではないかと思うのです。そうしなければ、なぜそうするのかということも、市民に理解を求める点でもその辺を明らかにすることが大事ではないかというふうに思っています。その点で市長の所見を聞かせていただきたいと思います。それから、市民合意の進め方について、市長の答弁では、はっきりしないというか、明らかになっていないところがあるので、その辺についてわかる範囲で明らかにしていただきたいと思います。それと、教育長の答弁も会議を通じていろいろな面で教育していきたいという話だと思うのですが、どうも抽象的な感じがするので、もう少し具体的な方法というのはないのか、それも聞かせていただきたいと思います。それから、原発の問題ですけれども、今回の福井地裁判決については、大きな特徴点が四つあって、画期的な内容だと思うのです。一つは人格権の問題ですし、二つ目には際限なく広がる危険性の問題が指摘されていること、それから原発の安全神話を断罪しているという問題、それからコストを優先することを拒否していると、そういう大きな四つの問題があると思うのです。平成24年第2回定例会で私が代表質問をして、市長は、福島第一原発の事故で「30キロメートルを超えた地域にも放射線の影響が出ており、事故から1年以上経過した現在でも周辺住民が避難を強いられている」と。「原子力発電所でいったん深刻な事故が発生すると、放射性物質の汚染が広範囲に及ぶことや汚染も長期間にわたって続くことを改めて認識した」と答弁しているわけですが、あの時点で中松市長が認識された原発事故の危険性については、今回の福井地裁が下した原発の運転差止め判決と共通しているのではないかと私は受け止めています。それで、福島第一原発事故から3年3か月以上経過しているわけですけれども、いまだに収束されていないという事実、あるいは13万人以上の方が避難を余儀なくされているという事実があるわけで、もう一つは青森の大間原発の建設の問題、これも函館市がストップさせるために訴訟を起こしていると。大間が小樽から離れているように見えても、非常にその危険性があると。毒性が強くて危険性が指摘されているMOX燃料を使用しているということ、それから近くの海域に活断層があるということだとか、もちろん全国の原発に共通した問題ですけれども、使用済核燃料の最終処分が決まっていないとか、そういう数多くの問題があるわけで、これらの問題について小樽は大間と泊が二重に重なったような条件であるわけです。札幌市の上田市長は泊原発の再稼働をめぐる協議の参加を求めると言っているわけで、それらにもあわせても国だとか原子力規制委員会の判断に委ねるのでなくて、市民の安全のためにも再稼働させないという意思表示をすべきではないのかと、その点を改めて市長に見解を求めたいと思います。それから、最後に空き家対策の問題ですけれども、島牧村議会での結論が出たということで、直接私も聞いてみました。そうしたら、やはり建物を解体撤去する際の補助金を村内の業者であれば50万円を限度に2分の1、そして村外の場合は30万円を限度に3分の1助成するという中身なのです。それらの、あるいは倶知安の条例制定の動きなどもそうですけれども、本市でその条例を新設する時期をいつごろにめどをつけて準備しているのか、その辺がわかればお示しください。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。最初に、街路灯の問題でございますけれども、街路灯の問題については、今、水銀灯からLEDにだんだん変わっていくということで、議員もおっしゃっているように、LEDはコストとしては非常に安く、先ほども答弁させていただきましたけれども、電気料金が約70パーセント削減できるとなっておりますので、できればLEDに全部かえていくということが大事だというふうに思います。しかし、街路灯そのものを最初にかえるということは初期投資が物すごくかかるものですから、先ほども答弁しましたように、財政の問題等もあって、現在はなかなか厳しいというように思っております。しかし、助成制度については、これからも検討していきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。それから、二つ目はカジノ視察のことについて御質問があったかと思います。私が3月の訪問前と4月以降、訪問してからのところでどうも違うのではないかというお話がありますけれども、訪問前は全く……(「ほとんど変わらないと言ったのです」と呼ぶ者あり)変わらないということですが、いや、それであればずいぶん変わったのではないかというふうに思うのですけれども。というのは、訪問前は私にはそういう知識が全然ありませんから、訪問してよく見てきたいと、実際に施設を見てきたいというふうに思っておりました。その結果、先ほど答弁させていただきましたように、済州島においての施設についてはセキュリティも含めて大変厳しい。それから、カンウォンランドにつきましては、韓国の方も施設に入れるということですから、そこで特に気をつけて見てきたのは、やはり依存症の問題であります。そのことで言うと、中毒ケアセンターの予防、相談というシステムがシステム的にしっかりしていると、こういうふうに思ってきたわけでございます。ですから、これからIR推進法がどういう形になるかわかりませんけれども、もし日本でもIRができるということになったときには、そういったことを参考にしてプラスの部分を最大限、そしてマイナスの部分は最小限にとどめるようにやはり努力していく必要があるのではないかと、こういう感じでございます。それから、情報公開については、私は情報公開をしていきたいというふうに思っておりますけれども、ただ、今、日本では、IR推進法を成立しようとしてやっているわけでございます。法律ができてないときに、ああだこうだそうだということは、なかなか情報としてお話しできないだろうと。先ほど答弁させていただきましたように、IR推進法が成立した後にはきちんとした情報公開をしていきたいというふうに思っておりますし、それから先ほどの市民合意についても議会でありますとか、あるいは市民の皆さんの中にいろいろなお考えを持っている方がいらっしゃるわけですから、そういったこと、そういった人たちにしっかり説明をしていきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。それから、パチンコの実態把握につきましては、先ほど答弁させていただいたように、パチンコ店の件数はわかっておりますけれども、それらの情報についてはなかなかわからないということ、これは風営法の関係があるのか、なかなか情報が入らないということでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。それから、原発の問題につきましては、先ほど答弁させていただきましたように、司法の判断というのは、重く受け止めていかなければいけないというふうに思っておりますけれども、まだ、司法の判断が最終判断ではありませんので、それらを注視していきたいというふうに先ほども御答弁をさせていただきました。それから、私は、市民の安全・安心を守るという立場からいうと、これは少しも変わっていないのでありますけれども、今、答弁をさせていただきましたように、地域防災計画の中に原子力災害対策というのを盛り込んで、できるだけ早く市民の皆さんにお示ししたいというふうに思っております。しかし、議員がおっしゃるように、その知識といいますか、なかなか難しい問題がたくさんございますので、これらにつきましては、やはり原子力規制委員会にお任せせざるを得ないだろうというふうに思っております。原子力規制委員会が安心だ、安全だということで、そして国が安全であるという、こういうことであれば、よろしいのではないかと、これは以前から申し上げているとおりでございます。それから、空き家対策の問題につきましては、先ほども答弁をさせていただきましたけれども、国で特別措置法案という形で、今、議論しておられるようでございますので、その法律が成立した時点で小樽としてはどうしていったらいいのかと、こういったことについて取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

IRに関しての私の見解についての答弁が抽象的であるということでございますが、まず一つには、まだIR推進法が成立しない段階で市長としてその誘致をしたいという市長の意思を表したものでありますので、いわゆる行政区画といいますか、組織の違う者として、市長の意思に教育長の立場で今の段階で意見を申し上げる状況にはないと、こういうふうに申し上げたところでございまして、後段の今後IR推進法が制定がされた段階では、具体的に例えば規模でありますとか、場所でありますとか、そういうことが明らかになった段階では教育委員会としても相応の意見を市長に伝えたいと、そういう趣旨で申し上げたものでございますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再々質問 8番 川畑正美

再々質問ですけれども、カジノ誘致について、市長は市民合意に向けて取り組むということで、議会だとかうんぬんということでしっかりとうんぬんという話なのですが、では具体的に、市民に対してはどんな方法を考えているのか、そこが聞きたかったところなのです。市民合意に取り組むに当たって、どのような方法をとっていくのか、その辺を聞かせてください。それから、空き家条例の関係ですけれども、法律が成立してからということは、今国会で通るかどうか、22日が最終のようですけれども、その後でその時期を目標を決めてやっていくということなのですか。その辺をちょっとお示しください。それから、防犯灯の関係ですけれども、初期投資は難しいということなのですが、思い切って投資することによって、その後の経費の削減効果が非常に大きいということを先ほどの例で挙げたのですが、そういう点ではむしろ初期投資が高くてもやっていったほうが中・長期的に見て効果が大きいのではないかというふうに思いますが、その辺について聞かせてください。それから、教育長には先ほどの私の質問の趣旨がなかなかうまく伝わらなかったのかなと思うのですが、子供たちの健全育成を担う立場をどんなふうにして堅持して教育にどういうふうに生かすのかを聞きたかったのですが、その辺をお答えできますか。

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

川畑議員の再々質問にお答えします。1番目といたしましては、IR推進法についての市民合意、これについてどういう方法で説明するのかということでありますけれども、先ほど答弁をさせていただきましたが、まず一つは法律ができていない状況でございますので、法律ができた上で、どういう形がいいのか検討していきたいというふうに思っております。いずれにしても、どういう形になるかにしても市民合意はいただかないといけませんので、それはしていきたいと思いますけれども、方法については法律が制定してからどういう形がいいのかを検討していきたいというふうに思っております。それから、空き家につきましては、法案成立後ということで御理解をいただきたいと思います。それから、街路灯につきましては、初期投資が大きいけれども、やったほうがいいのではないかということでありますが、今ここへ来て先ほどの財政に関する質問の中でも川畑議員から、要するに他会計だとかそういったところから借りてきてまた予算を組むのではないかというような質問もありましたけれども、私はそういうことを一切しないで何とか予算編成をしていきたいということですから、そのためにはやはりある程度の財源は確保しておきたいというふうに思いますので、この街路灯の初期投資の財源もなかなか厳しいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。助成については、しっかり取り組んでいきたいというふうに思っておりますので、これは町会長をはじめ、皆さんともよく議論をしていきたいというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)

先ほども、前回も議会の中で私が答弁いたしましたけれども、そもそも観光、まちづくりといった行政に関しては、最終的には総合調整権のある市長において判断される事項だというふうに考えておりまして、その間、さまざまな市長との意見交換の中で私どもの考え方については表明する機会があろうかというふうに考えております。

出典:小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月16日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる