小樽市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月16日
建設について
2014年6月16日、小樽市議会の一般質問で、前田清貴議員が「建設について」質問し、市長 中松義治が答弁しました。
- 質問者
- 前田清貴 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 27番 前田清貴
次に、本市の社会資本・インフラの整備・更新についてお聞きします。小樽市が管理するインフラには、経済活動や社会生活の基盤を形成する構造物として、ダム、水道、道路、港湾など産業基盤に係るものと、学校、病院、公園など公共の福祉に係る施設が市内各所に点在しています。小樽市統計書平成25年度版によると、道路の状況では市道の実延長が582.4キロメートル、うち舗装道が446.8キロメートル、舗装率76.7パーセント、橋梁の状況では市道にかかる永久橋124か所、木橋2か所の合計126か所、公園の状況では総合公園、地区公園、近隣公園、街区公園、緑地、児童遊園地まで合わせて146か所、公共の建物では学校、病院、市民会館、美術館、市庁舎等々のインフラが整備されています。特に、構造物である橋梁、建物などについては、まちの発展が明治期から始まったこともあり、老朽化が著しいものと思われます。そこで、主な市道の橋梁の建設年度と経過年数についてお聞かせください。また、橋梁の耐用年数はおおむね50年と聞いており、小樽市統計書によると、市内には126か所の市道にかかる市管理の橋梁があると記載されています。既に耐用年数を超過している橋梁も数多くあるものと思われます。耐用年数を超過した橋梁について、永久橋と木橋に分けて数値でお聞かせください。また、これら耐用年数の超過した橋梁の修繕計画及び更新計画についてどのように考えているのか、年次を示し、概算工事金額とあわせ、お聞かせください。この項最後に、今後の公共施設のあり方について伺います。本市は、市立病院、高層の市営住宅、市民会館、学校、総合体育館、美術館、市庁舎等々の公共施設としての建物を所有しています。特に、東日本大震災を教訓に、公共の建物については耐震強化が強く求められるようになりました。本市においても、学校の耐震化が着々と進められていることは承知をいたしております。一例ですが、市民会館も、昭和38年の建設から既に50年が経過しています。外壁を見ますと、コンクリート内部の鉄筋が腐食し膨張、コンクリートが剥離し、鉄筋がむき出しになっているところも散見されます。コンクリート製建物の耐用年数は50年ほどとお聞きします。市民会館を含め、老朽化が進んでいる公共施設が多数あると思いますが、これらについて修理などにより長寿命化を図っていくのか、建替えなどにより更新していくのか、あるいはほかの公共施設と合体して複合化していくのかなど、公共施設の施設全般のバランスや利用状況、財政状況や人口動態などを総合的に勘案しながら、計画的に対処していく必要があると考えます。今後の市の公共施設のあり方について、市長の基本的な考え方をお聞かせください。次に、住宅リフォーム助成制度について質問します。小樽市住宅リフォーム助成制度は、住宅のリフォームに要する費用の一部を助成することにより、住宅の改修を促進し、環境負荷の低減及び省エネルギー化の促進、安全・安心で快適な住環境の整備並びに市内産業の活性化を図ることを目的にしており、平成23年第3回定例会に委員会提案され可決された3年間限定の時限条例であることは承知をいたしております。そこで、これまでの予算と決算及び効果などについてお聞きします。また、平成24年度補助金の予算額と決算額及び不用額と予算執行率及び効果について、また不用額を発生させた原因、理由についてお聞かせください。平成24年度の反省を踏まえて、25年度の予算編成と同助成制度執行に当たったことと思います。平成25年度補助金の予算額と決算見込額及び不用額と予算執行率及び効果についてお聞かせください。平成26年度の同助成制度の申込受付期間は4月1日から5月1日まででした。既に、5月7日に抽選が行われ、今年度の当選者100名と補欠者30名が決定していると思います。まず、今年度の同助成制度の申込状況についてお聞かせください。また、過去2年間の検証と反省を踏まえ、予算額に対して執行率を高めるなど、不用額を発生させない方策についてお聞かせください。なお、平成27年度以降の住宅リフォーム助成制度については、現在、建設常任委員会の委員と理事者により同助成制度の検証とあわせ、内容を充実した新たな住宅リフォーム助成制度設施に向け調査研究していると伺っていますので、割愛し、またの機会といたします。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
ただいま、建設について御質問がありました。初めに、社会資本・インフラの整備・更新についてですが、まず主な市道の橋梁の建設年度と経過年数につきましては、市内中心部では本通線の堺橋が昭和9年建設で80年経過、公園通線の紅葉橋が昭和10年建設で79年経過、住吉線の量徳橋が昭和47年建設で42年経過となっております。次に、耐用年数を超過した橋梁数につきましては、国の省令によりますと、鉄筋コンクリート造、金属造、木造の橋の耐用年数は、それぞれ60年、45年、15年と定められております。これらの年数を超過している本市の橋梁は永久橋である鉄筋コンクリート橋が8橋、鋼橋が7橋で、合計15橋、木橋が2橋となっております。次に、耐用年数を超過した橋梁の修繕及び更新計画につきましては、平成20年度から24年度に実施した点検を基に小樽市橋梁長寿命化修繕計画を25年度に策定したところであります。この計画では、橋梁点検の結果に基づく損傷度や橋梁の重要性を考慮して、優先度の高い順に修繕工事を実施することとしており、概算工事金額は平成27年度からの10年間で約12億円を予定しております。次に、今後の公共施設のあり方の基本的な考え方につきましては、本年4月に総務省から地方自治体に対し、公共施設のあり方について基本的な考え方を示す公共施設等総合管理計画を策定するよう要請があったところであります。そのため、本市においても市所有の公共施設の長寿命化・更新・統廃合などを長期的な視点で計画的に行い、財政負担を軽減、平準化するとともに、公共施設の最適な配置を実現するための公共施設等総合管理計画を策定し、公共施設のあり方について基本的な考え方を整理していきたいと考えております。次に、住宅リフォーム助成制度についてですが、まず平成24年度の予算額等につきましては、予算額が2,000万円、決算額が1,584万7,000円、不用額が415万3,000円、予算執行率が79.2パーセントとなっております。効果につきましては、具体的な額で示すことはできませんが、利用者に行ったアンケート調査では、助成制度を知ってリフォームをすることを決めた方が約4パーセント、施工業者を市外から市内に変更した方が約8パーセント、助成制度を利用することで工事費を増やした方が約33パーセントでありました。また、不用額を発生させた原因、理由につきましては、当選者の中で申請者の要件を満たしていないために辞退された方や、補欠者への繰上当選の通知時期が遅かったため、通知前にリフォームに着手して辞退された方がいたことなどが挙げられます。次に、平成25年度の予算額につきましては、予算額が2,000万円、決算見込額が1,841万円、不用額が159万円、予算執行率が92.1パーセントとなっております。効果につきましては、平成24年度と同様に実施した利用者へのアンケート調査では、助成制度を知ってリフォームをすることを決めた方が約8パーセント、施工業者を市外から市内に変更した方が約9パーセント、助成制度を利用することで工事費を増やした方が約32パーセントでありました。次に、今年度の申込状況につきましては、申込件数は174件でありましたが、そのうち2件が抽選前に辞退いたしましたので、抽選件数は172件でありました。また、不用額を発生させない方策につきましては、申込時に窓口で申請者の要件について詳しく説明し、周知の徹底を図ったこと、事業者への説明会で申請者の要件を事前に確認して当選後に辞退者が出ないようお願いしたこと、補欠者への繰上当選の通知時期を早めて、工事を着手できる時期を早めたことなどがあります。