みんなの議会

小樽市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月11日

(1)「国民健康保険の都道府県単位化」について/(2)市営住宅の空き家対策について/(3)ふれあいパスについて

2013年9月11日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「「国民健康保険の都道府県単位化」について」「市営住宅の空き家対策について」「ふれあいパスについて」について質問し、市長 中松義治、医療保険部長 藤井秀喜、建設部長 工藤裕司、福祉部長 三浦波人が答弁しました。

質問者
川畑正美 議員
答弁者
市長 中松義治、医療保険部長 藤井秀喜、建設部長 工藤裕司、福祉部長 三浦波人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 川畑正美

一般質問をいたします。最初に、国民健康保険の都道府県単位化についてです。社会保障制度改革国民会議の報告を受けて、安倍自公政権は、医療、介護、年金、保育の諸制度を大改悪していく手順を定めたプログラム法案の骨子を閣議決定し、国民健康保険の運営主体を都道府県へ移行する法案を 2015 年の通常国会に提出する計画です。国民健康保険の都道府県単位化は、小泉構造改革の医療構造改革の基本方針で計画されていましたが、全国知事会の反対で具体化できませんでした。その後、民主党政権になって、2012 年1月に開催された第 180 回通常国会で国保法が改正され、2006 年に導入した保険財政共同安定化事業の対象となる医療費を1件 30 万円以上から1円以上とし、全ての医療費に拡大するとともに恒久化しました。2015 年から、共同の負担が実施されます。これらによって都道府県単位化への道は進むことになりますが、国保が抱える構造的な問題は解決しません。問題点は、一つに、国が責任を持つべき国保の制度設計や財政運営が都道府県単位化によって国の責任放棄につながります。国保会計の総収入に占める国庫支出の割合が、1980 年度の 57.5 パーセントが2011 年度には 25.1 パーセントに削減され、国保の地方負担は増加の一途をたどっています。二つには、これまで自治体の努力で行ってきた一般会計から国保特会への繰入れは、道からの繰入れが期待されず、国保料の大幅引上げが予想されます。協会けんぽとの一元化も見越し、国保料の年間上限額を 93 万円に段階的に引き上げることも検討されています。三つに、現在の市町村国保は、地域の実情に合わせた事業運営方針を決めることができますが、住民被保険者の声を踏まえた対応が困難になります。また、減免制度も、道が基準を決めることになれば、各市町村の独自減免がなくなってしまうという弊害が考えられます。小樽市と国保加入者にどのような影響があるのか伺います。社会保障制度改革国民会議の報告では、保険料等の住民負担のあり方を総合的に検討するとして、国保料の負担引上げが予想されます。小樽市の国保料も上がるのではないでしょうか。後期高齢者医療保険制度の広域化のように、国保料の賦課徴収、保険事業などは市町村が担うことになる見込みです。減免制度も基準が道単位となると、各市町村の国保料の独自減免制度や一部負担金減免制度がなくなってしまい、国保加入者の実情が無視されて機械的にならないのか、また、滞納に対する相談や支払窓口はどこになるのか、資格証明書や短期保険証の発行はどこが行うのかなど、国保加入者にとって不安が山積みしています。これらについてお答えください。次に、市営住宅の空き家対策について質問します。市営住宅は、東日本大震災の被災者受入れに対応するために、2011 年4月から 2013 年6月までの期間、公募していない住宅があります。その公募をしない期間を除いても、長期間空き家となっている市営住宅があります。その住宅は市の郊外に多く、特に塩谷地区に集中しています。まず、塩谷地区に空き家が集中している理由をお知らせください。また、広報おたるでは、塩谷地区の一般世帯向け住宅を随時募集とありますが、いつから始めたのでしょうか。開始時期とその理由についてお答えください。次に、市内の空き家となっている特定目的住宅と一般住宅の型式とその戸数をお知らせください。また、東日本大震災の被災者用住宅として公募しなかった期間を除いた空き家期間を、1年以内、2年以内、2年を超えるものに分けて戸数を示してください。今、高齢者の単身世帯が多く、市営住宅の入居を希望する方が増えています。今年8月公募における特目住宅の申込みが、単身者向け住宅は高い倍率とのことですが、今回の公募で、単身者用住宅の状況についてお知らせください。現状は、単身者の入居希望者が多い反面、祝津や塩谷地域に集中はしているが、2人世帯以上の住宅が空き家となっているアンバランスな状況にあります。市営住宅入居に関しては、事務処理要綱で住宅の型式別人数が決められているわけですが、長期間空き家となっている中では、単身者でも希望する入居者がいれば、活用させるべきです。住宅の型式別人数の変更や特例とした措置はできないものか伺います。特目住宅の申込みは、2013 年4月から、小樽市営住宅指定管理者が受け付けることになりましたが、その理由をお知らせください。特目住宅の申込みに当たっては、困窮事情採点表によって採点し、その採点によって優先順位が決められています。その内容は、現在の住宅状況や立ち退きなどが中心ですが、個人情報に関する身体障害者の内容や所得に関する内容も含まれています。このような個人情報を指定管理者とはいえ、市の職員以外に任せるのは問題ではないですか。私は、市民の困窮状態などは市職員が直接聞き取り、実情を把握することが行政に携わる大切な仕事であると捉えています。個人情報にかかわる業務については、市の職員が行うべきと思いますが、市長の見解をお聞かせください。次に、ふれあいパスについてです。ふれあいパス制度は 1997 年に制定され、16 年経過しています。制度は、高齢者が積極的に社会に参加し触れ合い、もって心身の健康保持と生きがいの創出を目的にしています。当初は利用者負担なしで開始され、対象人数2万 3,392 人に対して 82.2 パーセントの交付率でした。2004 年から利用者負担分が有料化されましたが、70 パーセント台の交付率を維持しておりました。しかし、2012 年では対象人数が3万 4,120 人に増加している反面、交付率は 63.1 パーセントに減少しています。ふれあいパスの利用者は年金受給などで低所得者が多く、年金支給日直前には 1,100 円の回数券代は負担が大きい、車内での購入は高齢のため手間取って周りの人に迷惑をかけるなどと、利用しにくいという声が寄せられています。ふれあいパスの利用に当たって、110 円のふれあい回数券を 100 円ワンコインで利用できるよう、改善を申し入れます。市長の見解をお伺いします。利用者負担を 110 円から 100 円にした場合、市の負担額はどのくらいになりますか。2012 年度実績を基に金額をお答えください。この制度の市の事業費について、有料化された後のピーク時点と 2012 年度の金額をお答えください。次に、回数券についてです。ふれあいパスは 70 歳以上の方に交付され、北海道中央バス、JR北海道バス、ニセコバスの市内停留所間を回数券で利用できますが、回数券には有効期限が設定されています。期限の必要性を説明願います。回数券の有効期限は、年度で料金が変わる場合には必要かもしれませんが、料金に変更がなければ必要ないと思います。年度ごとにつくられる回数券の諸費用を削減して、利用者負担の軽減に努めるべきです。有効期限を設定することで、諸費用も必要です。費用はどのくらいか、お知らせください。回数券は実質2年間有効になっていますが、払戻し可能な期間は、購入した年度の末日となっています。購入時期によっては、その期間が短くなります。市外転出や死亡などによって、その後、使用が見込めない場合を考慮し、期限を設定せずに払戻しに応ずるよう変更すべきです。お答えください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。なお、市長、自席にて答弁なさって結構ですので、よろしくお願いいたします。(拍手)

答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)

川畑議員、御配慮ありがとうございます。大丈夫でございますので、ここで答弁をさせていただきます。川畑議員の御質問にお答えいたします。初めに、国民健康保険について何点かお尋ねがありました。まず、国民健康保険の都道府県化に伴う保険料の設定についてですが、国民会議報告書では大まかな方向性は示されたものの、具体的な保険料の設定方法までは記載されておりません。国民会議の議論の中では、都道府県で基準保険料率を定め、各市町村が医療費や収納率の高低に合わせて最終的な保険料を決定する案も出されていたようですが、具体的な保険料の設定方法については、今後、国の審議会や地方との協議の場などで検討することとされており、現時点で小樽市の保険料がどうなるかは不明であります。次に、減免制度についてですが、現在は市町村が独自で要綱等を定めておりますが、保険者が都道府県に移行されれば、北海道が要綱等の基準を定めることになると思われます。その詳細については、今後、保険料の設定と同様に、国等において検討されるものと考えております。次に、滞納に対する相談や支払窓口についてですが、国民会議報告書では、保険料の賦課徴収、保健事業などは引き続き市町村が担うべき業務とされていますので、今後、国等の検討がそういった方向で進めば、滞納に対する相談や支払窓口、資格証明書や短期保険証の発行などは、これまでどおり市町村の業務になるものと考えております。次に、市営住宅の空き家対策について何点か御質問がありました。まず、塩谷地区に空き家が集中している理由についてでありますが、塩谷地区は中心部と比較し、交通の便や買物、通院等をする上で、やや利便性に欠けることから、応募が少ないものと考えております。また、随時募集の開始時期とその理由についてでありますが、平成 23 年4月1日から開始し、塩谷地区の住宅が他の地区と比較して募集戸数に対し申込者が少なく、次回の公募に繰り越すことが続いたことから、空き家の有効活用を図るために実施したものであります。次に、市内の空き家となっている特定目的住宅と一般世帯向け住宅の状況についてでありますが、本年8月公募で申込みがあった住宅を除くと、空き家は特定目的住宅が 25 戸、一般世帯向け住宅が7戸となっております。また、東日本大震災の被災者用住宅として公募しなかった期間を除いた空き家期間についてでありますが、1年以内が 22 戸、2年以内が5戸、2年を超えるものが5戸でございます。次に、8月公募の特定目的住宅における単身者向け住宅の応募状況についてでありますが、若竹住宅は募集8戸に対し申込者が 71 人で、倍率が 8.9 倍、緑A住宅は募集1戸に対し申込者が5人で、倍率が5倍、オタモイ住宅は募集1戸に対し申込者が7人で、倍率が7倍であります。また、長期間空き家の単身者向け住宅への活用についてでありますが、世帯の人数に合わせた住宅を提供することが基本的な考え方でありますが、今後、住宅行政審議会の御意見をいただきながら、検討してまいりたいと考えております。次に、今年度から指定管理者が特定目的住宅の受付を行うことになった理由についてでありますが、一般世帯向け住宅と特定目的住宅との違いにより申込窓口が異なり、申込者に不便をおかけしていたことから、申込者の利便を図るため、指定管理者の更新時から、窓口を一本化したものであります。また、個人情報にかかわる業務についてでありますが、小樽市と指定管理者との間で、個人情報の取扱いをはじめ業務にかかわる守秘義務などを規定した基本協定を締結しており、指定管理業務として実施することに問題はないと考えております。次に、ふれあいパスに関連して何点か御質問がありました。初めに、110 円のふれあい回数券をやめて 100 円のワンコインで利用できるようにすべきとのことでありますが、利用者の負担を引き下げるためには、それに見合う負担が生じます。バス事業者側からも負担の軽減を求められており、本市の財政状況も大変厳しいことから、現状においては困難であると考えております。次に、市が 10 円負担を増やし、利用者負担を 110 円から 100 円に下げた場合の市の影響額についてでありますが、平成 24 年度実績を基に試算いたしますと、ふれあい回数券が約 22 万冊発売されましたので、約 2,200 万円の負担増となります。次に、ふれあいパスの事業費についてでありますが、有料とした以降に事業費が最も多かった平成 17年度は約1億 6,700 万円で、平成 24 年度は1億 4,600 万円となっております。次に、ふれあい回数券に期限を設定している必要性についてでありますが、ふれあいパス事業は単年度事業であり、現在の事業内容が今後変更となり、回数券の金額も変わる可能性があることから、有効期限を設定しているものであります。次に、ふれあい回数券に有効期限を設定することにより発生する諸費用についてでありますが、諸費用といたしましては回数券の印刷経費であり、30 万冊の印刷で約 50 万円であります。回数券に有効期限を設定しなかった場合、大量に印刷することが可能になることによるスケールメリットが考えられますが、印刷業者に確認したところ、印刷単価にそれほどの差は生じないとのことでありました。次に、ふれあい回数券の払戻し期限を設定せずに、払戻しに応じるよう変更すべきとのことでありますが、ふれあいパス事業は単年度事業であることから、期限の設定につきましては、従来どおりといたします。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 川畑正美

まず、国保の都道府県単位化について再質問します。市町村国保財政は、国庫支出金が大幅に減額されているわけで、そういう点で国保の加入者には低所得者が非常に多いと。そういうことから、今、国保財政というのは非常に深刻な状況にあるわけです。小樽市の状況でも、国保加入者は、2012 年度の統計で総所得が 100 万円以下というのが 70 パーセントを超える状況にあるわけです。そして、1世帯当たりの保険料の所得に占める割合についても、16 パーセントを超えていると。また、滞納者も 2012 年、2013 年ともに 10 パーセントを超える状況にあるわけです。先ほども答弁の中にありましたが、社会保障制度改革国民会議の報告書では、都道府県は国保の財政運営の責任を担う、それで保険料の賦課徴収、保健事業などを市町村が担うということになっているわけですけれども、都道府県単位化になると、保険料を安く抑えている市町村が、今後、ほかの給付費が多い市町村の犠牲になる形で保険料の引上げを余儀なくされることが起こり得るのではないかと思います。また、給付費が多額になっている市町村は、ほかの市町村に迷惑をかけないためとして、徹底した給付削減策を迫らざるを得ない状況になってしまうと思います。そういう中で、結果的に国保加入者に影響を与えると思うので、その点でどのような影響が与えられるのか、聞かせていただきたいと思います。また、後志管内で、16 町村が構成している国保の広域化の中では、国保と介護の滞納の整理、そういう事業を行っていると聞きました。その中で、国保が基本的には各町村の独立採算制で行われるのですが、国庫支出金が減額されている中で、国保会計の赤字が問題になって、繰上充用で対応しているけれども、結果的に一般会計から負担せざるを得ない状況も起きるという問題点もあることを聞いています。それで、滞納整理については、現年度課税分は町村でやるけれども、過年度分については広域連合がやると。そうなると、その町村におられる加入者は、両方に相談に行かなくてはならないという問題点もあるのだということを言っています。そういう問題等を考えれば、今の都道府県の単位化について進めるべきではないと、そういうふうに考えるわけです。こういう後志管内 16 町村の状況を見た場合に、小樽市でも保険料の徴収には加入者の実情を加味されないで機械的になることが心配されると思うので、その辺で改めてもう一度見解を聞かせてもらいたいと思います。それから、国保の関係でいけば、都道府県の単位化にされることで、保険財政の規模は大きくなるわけですけれども、保険料の引上げによって収納率が悪化すると。そして、国庫負担や調整交付金の削減によって、市町村国保の財政が逼迫することが予想されるのではないかと、そういうふうに思うわけです。それで、国保の都道府県単位化については、こういう諸問題が根本的に解決することにはならないとは思うので、そういう点ではこれを市長が国保の都道府県単位化の推進をうのみすることではなくて、国保への国庫支出金を増額することで解決する、そういうことを肝に銘じて国に要請すべきではないかと思いますので、市長のその辺の決意を聞かせていただきたいと思います。次に、市営住宅の関係ですけれども、今、具体的に回答いただきました。中身は、要するに今住宅があいているけれども、空にして、単身世帯でも入りたい人を入れないでいるというのが実情なわけです。空にしたからといって、それでは長もちするかというと、そうはいかないわけです。ですから、せっかくあるものであれば活用すると、そういうことをぜひ進めていただきたいと思います。市長の答弁では、住宅行政審議会に出して検討したいということなので、これを積極的に進めていただきたいと、そのことをお願いしたいと思います。もう一つは、特目住宅の申込みですけれども、確かに煩わしさがあるために一本化したというようなことを言っていましたけれども、第三者にそういう個人情報を扱わせることではなくて、その方法を解決するには別の方法だってあるのでないかと思います。そのことを先に考えるべきであって、困窮者の採点をするという点は、個人情報に属する問題なので、それは問題ではないですかと、そういうことを改めて申し入れしたいと思います。次に、ふれあいパスの関係ですけれども、細い話で 30 万冊を印刷するのに 50 万円にしかならない、それも大体想像はつくのですが、要するに私のほうに市民から要望があったのです。それはなぜかというと、ある方が長期間入院していたと。入院して、古い券があったので、市役所に行って、払い戻しできないだろうかと言ったら、期限が過ぎたからだめと断られたと。そういうわずかなお金ですけれども、やはりそういうものに期限をつけてやるということ自体がいかがなものかと。そういう市民からの強い要望があったので、あえてこの問題を取り上げたわけです。重ねて言いますけれども、確かに市長がおっしゃるように、市の財政が大変だと言いますけれども、今までのピークの時期の差額と、今、110 円を 100 円にした場合の金額は、ほとんど変わらないわけですね。だから、それで穴埋めは十分できるはずだと、私はそう思いますので、その辺も含めて答弁をいただきたいと思います。

答弁 医療保険部長 藤井秀喜(医療保険部長は2015年3月まで)

川畑議員の再質問にお答えいたします。国保の都道府県化に関連してでございますけれども、市長の答弁と重なってしまいますが、今の国民会議の中では、一定の方向性は答弁のとおり示されておりますけれども、小樽がどの程度になるかという具体的なことについては、まだ審議会、あと、それを経てまた地方との協議という、そもそも全国知事会がこれを簡単に受けるとは思えませんので、そういう部分も踏まえて、小樽への影響というのが今の時点では算出できないというのですか、出せないという状況でございます。それと、2点目の市町村で滞納関係の部分をやっていても、機械的になるのでないかと、そういう懸念があるということなのですけれども、こちらの部分についても、今の厚生労働省の審議会の中では、市町村に滞納の部分とか保健事業の部分を任せるという方向になっていますが、最終的にどういうふうになるかはまだ見えてきていません。もし仮にそういうふうになれば、今までの答弁のとおり、保険収納課で対応しているとおり、滞納者の方の実情に合わせてやっていきたいとは考えておりますが、最終的にどういう形で、方向性というのですか、具体的な制度設計が出てくるかによりますけれども、一応そういう形で私どもは今後も変わらないような対応はしていきたいというふうに考えてございます。あと、財政の逼迫化で、都道府県化、広域化が最終的にそういうことになっていくのでないかという御懸念なのですけれども、確かにこの都道府県化をしたからといって、国保そのものが持っている赤字の構造というのは解決できないというのは国も認めていますし、知事会も単なる赤字のつけ替えは許さないということでコメントもしていますので、地域との今度の協議の場で、その辺の課題解決に向けてはかなりいろいろな議論が出てくると思いますので、そういうようなことがないように、きちんと知事会には国と協議を進めてほしいですし、私ども各保険者も、こちらのほうにそういう赤字のつけ替えみたいな形で、それが最終的に私どもの保険料のアップに結びつかないようには、市長会を通じてこれまでもやってきましたけれども、今後もそういう形で要望はしていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 工藤裕司(建設部長は2015年3月まで)

市営住宅の申込窓口の一本化についてでございますけれども、先ほど市長からも答弁いたしましたが、申込者の利便性を図るため一本化したものであります。これまでも個人情報の守秘義務につきましては、受託者との基本協定に基づいて適正に取扱いが行われているものと考えております。しかし、議員の御指摘もございましたので、改めて受託者に気をつけるように話をしたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)

ふれあい回数券の払戻しの件でございますけれども、今、お話のありましたように、ふれあいパスを御利用されている市民お一人お一人、いろいろな事情がおありかと思います。このふれあいパス事業が、市長答弁にございましたように、単年度事業ということで取り扱う以上、払戻し期限の設定をしないということはやはり困難ということでございますので、いろいろと御不便をおかけいたしますけれども、その点について御理解いただきたいと思います。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)

再質問 8番 川畑正美

今、何点かあったのですが、一つは、特目住宅の関係ですけれども、申込みの利便性をうんぬんということで、申込みはいいと思うのですが、要するに個人情報にかかわる困窮事情の採点表というか、それを指定管理者が調査するということがほかの町村であるのか、実際に私はないのではないかと思うのです。小樽だけではないかと思うので、そういう問題がある個人情報の調査をあえて小樽だけですることになるのか、その辺を確認したかったのです。もう一つは、ふれあいパスの問題ですけれども、今、福祉部長から答弁があった中身で、そのことを全く検討できないのかどうなのか。期限をあえてつけなければならない理由というのは、なかなか私も理解できないのです。だから、そのことを、期限を外すことの、どういうところに問題があるのか、その辺を聞かせていただきたいと思います。

答弁 建設部長 工藤裕司(建設部長は2015年3月まで)

個人情報の関係ですけれども、利便性を図ったということで御理解をいただきたいと思いますが、今、他都市の状況の資料を持ってございませんので、後ほど調べて議員に報告させていただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 福祉部長 三浦波人(福祉部長は2016年3月まで)

川畑議員の再々質問でございますが、繰り返しになってしまいますけれども、このふれあいパス事業は、単年度の事業で今行っておりますので、どうしても当該年度内に終わらせるという必要がございまして、こういった取扱いになっているということでございますので、その点について御理解いただきたいと思います。

出典:小樽市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月11日 議事録 PDF(158ページ) 間違いを知らせる