小樽市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月10日
(1)財政健全化と平成25年度予算重点施策への考え方について/(2)北海道作成の津波ハザードマップの当市での活用及び原子力防災について/(3)学力向上及び道教委実態調査について/(4)市内経済・雇用対策と企業立地トップセミナーの効果について/(5)今後の小樽港港湾計画改訂における第3号ふ頭及びその基部の考え方とクルーズ客船誘致について/(6)稲一再開発ビルについて/(7)子育て支援と少子化対策/(8)今期の除雪体制及び政府・北電が求める2010年度比7%節電に対する市道のロードヒーティング使用の基本的な考え方について/(9)住宅リフォーム助成制度の今後の考え方について1 0廃屋・空き家の問題について1 1その他
2012年12月10日、小樽市議会の一般質問で、鈴木喜明議員が「財政健全化と平成25年度予算重点施策への考え方について」「北海道作成の津波ハザードマップの当市での活用及び原子力防災について」「学力向上及び道教委実態調査について」「市内経済・雇用対策と企業立地トップセミナーの効果について」「今後の小樽港港湾計画改訂における第3号ふ頭及びその基部の考え方とクルーズ客船誘致について」「稲一再開発ビルについて」「子育て支援と少子化対策」「今期の除雪体制及び政府・北電が求める2010年度比7%節電に対する市道のロードヒーティング使用の基本的な考え方について」「住宅リフォーム助成制度の今後の考え方について1 0廃屋・空き家の問題について1 1その他」について質問し、市長 中松義治、教育長 上林猛が答弁しました。
- 質問者
- 鈴木喜明 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、教育長 上林猛
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 鈴木喜明
平成 24 年第4回定例会に当たり、自由民主党を代表し、市長、教育長及び関係理事者の皆さんに質問いたします。50 年後の日本の姿として、人口は 8,700 万人に減り、うち 65 歳以上は4割に上ると、今年、国立社会保障・人口問題研究所から発表されました。出生率が高く高度成長で税収や収入が多かった時代には、年金や健康保険などの社会保障は、主に現役世代が負担し、高齢者を支えてきましたが、低成長期で少子高齢化の今、その構図が崩れています。そのことに対処するために、政党としての枠組みを超え、民主党と我々自由民主党、公明党の3党は社会保障と税の一体化改革で合意し、民主党の公約にはなかった消費税増税で賄う方向にかじを切りました。我が自由民主党安倍総裁も「景気回復の兆しなくしては、消費税増税は断行しない」と述べており、国による一刻も早い景気対策が望まれるところであります。今、まさに衆議院議員選挙戦のさなか、3年前の歴史的政権交代と言われた熱気は去り、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を経て、新しい日本の進む道が問われています。現野田民主党政権での復興政策は、具体策を官僚に任せたりしたこと等により遅れが目立ち、被災者の苦境に真剣に向き合う意気込みが感じられません。民主党は改革の理念がぐらつき、分裂、漂流し、3年前の衆議院議員選挙で掲げたマニフェストは総崩れになり、政党の頼りなさを露呈し、国民の選挙公約への信頼性を低下させました。その責任は重大であります。3年前、我が党は、国民の厳しい審判をいただきました。旧態依然とした人事構成やその意思決定方法など、深く反省し、施策を磨き上げ、政党としていかに国家に貢献できるのかを考え、国民の新たな審判を仰ぐこととなりました。身の引き締まる思いであります。本市においても景気環境は最悪で、人口流出に歯止めがかからず、働き盛りの子育て世代の方も今までこの社会を支え発展させてきた高齢者の皆さんも、未来に不安を抱え、悩んでいます。どうか市長には、限られた予算の中ではありますが、より一層の効果的な経済活性化に資する施策、少子化対策に資する施策、高齢者が明るく安心して暮らせることに資する施策などの推進とその説明に腐心されることをお願いし、質問をいたします。そこでまず、財政健全化と平成 25 年度予算重点施策への考え方についてお聞きします。本市では、財政健全化対策として、平成 16 年度は住民票や税の証明手数料等を改定し、平成 17 年度及び 21 年度に施設の使用料の全面見直しを行いました。また、平成 17 年まで約 20 年間、全面的な改定を実施していなかった使用料及び手数料については、4年ごとに定期的な見直しを行うこととしました。平成 25 年度は改定年度であるため、今定例会で使用料及び手数料の改定が上程されました。見直しの観点として、原則、当市料金を人口おおむね 10 万人以上の道内主要都市と比較して、プラスマイナス5パーセント程度の場合は据置き、5パーセントを超えて低い場合は引き上げ、その逆の場合は引き下げるなどの説明を受けました。他都市との使用料及び手数料の比較は重要な判断基準で、市民にとっても他地域と比較し同等なら公平感を感じるもので、このたびの改定は妥当と考えます。ただ、つけ加えるならば、自治体間の価格格差を埋めることには確かになっていますが、自治体同士が横並びで、本当にその価格設定が原価計算として妥当なのか、高ければ安くしなくていいのか、安すぎるとしたら市民サービスとしてどの程度市が負担しているのか明示しなくていいのかなどが今後問われると考えますが、いかがでしょうか。また、現状では道内主要都市同士が互いに改定の動向を牽制し合っている構図にも見え、そのような状況なら通常、現状維持状態が続くように思えますが、プライスリーダー的な自治体が存在するのでしょうか。そうでなければ、事前に自治体間での情報交換などがあるのでしょうか、お答えください。今定例会の補正予算の燃料費の項目では、学校管理費として小学校 26 校分 1,500 万円、中学校 14 校分 800 万円、新光共同調理場分として 1,000 万円、計 3,300 万円、町会の街路灯事業への補助金の追加として、190 万円が計上されました。補正予算の計上は快適な児童・生徒の学習環境の維持には必要であり、町会の街路灯事業の存続のためにも、我が会派として理解するところであります。そこで、お聞きしますが、このような北電の電気料金の値上げなど突然の外的要因で当初予算の目算が狂った場合、国及び道の追加支援措置の有無とその後の対処についてお答えください。市長は、常々、御自分の故郷夕張市の例を挙げ、財政再生団体となったときの大変さや悲惨さを説かれ、財政健全化は当市の最重要課題であり、隠れ借金である他会計からの借入れを解消し、他会計に依存しない一般会計を目指すと述べられました。市の起債残高もピークを越え、減少傾向にある中、今期は過疎対策事業債を利用しつつ、新市立病院及び新共同調理場の建設に着手しました。今後、市民会館の問題、市庁舎の耐震化、市民が切望する新・市民プール建設など、重要で費用がかかる懸案がメジロ押しであります。その中で、さきに述べました財政健全化の推進とやらなければならない施策との兼ね合いを、次期 25 年度予算並びに今後の重点施策への考え方としてお示しください。次に、北海道作成の津波シミュレーション及び被害想定調査業務報告書の当市での活用及び原子力防災についてお聞きします。北海道が平成 22 年3月に作成した津波シミュレーション及び被害想定調査業務報告書を基に、小樽市現況図の地物・等高線等の状況を考慮して、小樽市津波ハザードマップ(津波浸水予測図)が編集され、市民に公表されました。東日本大震災の傷跡もいえぬ中、あの地震の悲惨さが念頭にあってか、興味深く関心を持たれた市民の方も多かったようです。広報おたるにも掲載されましたが、誌面の関係で詳細が見づらく理解しがたい方も多かったようで、我々自由民主党市議会議員にも説明を求められる場面もしばしばありました。その中での質問ですが、当市で一番被害が予想される港湾地区で北海道北西沖沿岸側の想定最大震度マグニチュード 8.0 の地震のときが最大遡上高 3.13 メートルと一番影響が大きく、高島方面から手宮、色内、有幌、築港、船浜町などの沿岸の津波浸水予測が示されています。その地域の皆さんにとっては深刻なことで、当市としても事前に避難計画を立て、万全に対処しなければなりません。しかし、他地域の多くの市民にとっては、最大遡上高がたったの 3.13 メートルなのかというのが正直な感想のようです。平均海面が約4メートル以上の高さの場所に避難すればいい、高潮時のときでも 10 メートル以上の場所に避難すれば十分だと受け止めたようです。このことがどの程度深刻なことなのか否か市民には伝わらず、このように大したことはないと考える市民も多いと受け取りました。このような市民意識では心もとないと考えますが、実際はどのような被害が想定されるのでしょうか。また、これは水害、地滑りなどの災害にも言えますが、避難勧告などの対応がよく理解されていない、避難場所にどのようなものが備蓄されているのか心配だ、報道等などでよく耳にする自主避難は勝手にしていいのかなど、基本的なことを周知されていない市民の方々がたくさんおりました。災害避難の鉄則は、避難者が速やかに迷いなく行動できることだと思いますが、市として災害避難時の市民への誘導や事前の説明は十分だとお考えですか。また、不十分の場合は今後どのように対処されるつもりですか。また、市民の防災の関心事項として泊原発は外せません。10 月 24 日、同原発から 30 キロメートル圏の緊急防護措置区域(UPZ)にある管内 13 町村の住民が参加して、道原子力防災訓練が行われました。小樽市は残念ながらUPZの圏外であるため、市民の参加はありませんでしたが、避難場所としてグランドパーク小樽が使用されたり、市職員も 10 名参加したと聞いております。実際にその訓練の場面では、検討課題が多々あったと聞いておりますが、その内容をお知らせください。また、報道では、小樽市は原発防災のノウハウがないから、こうした訓練への積極参加は大切だ、受入れ自治体としてもっと主体的に訓練にかかわりたかったと述べた職員もいたとありますが、UPZには残念ながら含まれませんが、同圏内と同等の情報を受け取れることとなったと聞きます。当市には原発防災ノウハウはないのですか。また、当市として今度訓練にはどのようにかかわっていくのか、お示しください。次に、学力向上及び道教委の行った教職員給与費の適正執行等に関する調査についてお聞きします。11 月 26 日、道教委が本年度の全国学力・学習状況調査結果を発表しました。後志管内は小・中学校合わせて国語と算数・数学の8科目中3科目で正答率が向上し、小学生は全科目で全道平均と並び、中学生も全科目で全道平均とほぼ同様(下位)との結果で、後志教育局は、全道平均には達していないが、全道平均との差が縮まり、改善の兆しがあるとのコメントも載せています。依然、都道府県別では小学校が 47 都道府県中 46 位、言いかえれば、1位の秋田県の小学校6年生が平均で 84 問中 61.5 問正解しているのに対して、53.8 問の正解、正答率は 9.16 パーセントの差で、惨たんたる状況であります。中学校では若干上がって 38 位と下位であることには変わりはありませんが、トップの福井県とは正答率が6.36 パーセントと若干差が縮まってきています。そうはいっても、後志管内の結果の向上は喜ぶべきことで、当市の結果にも若干期待が持てますが、今回の学力テストの結果概要とこの数年の傾向を全道平均との比較だけではなく、全国平均との比較もお示しください。また、当教育委員会での学力向上プログラムがどのように反映されたのか、今後の強化施策は何かをお示しください。次に、道教委が行った道内公立校の教職員を対象にした教職員給与費の適正執行等に関する調査では、2006 年から 2010 年度の5年間で計 4,169 人が届け出た校外研修を行っていなかったり、勤務時間を守っていなかったと認められる不適切な勤務をしたことがわかりました。本年度中に教職員を処分し、給与の過大支給分計 1,318 万 6,000 円の返還を求めるとありましたが、本市での実態はどう把握されていますか。また、市教育委員会としてどのように対処されるか、お聞かせください。次に、市内経済・雇用対策と企業立地トップセミナーの効果についてお聞きします。市内の人口減少の大きな要因であります雇用の確保は、景気による影響が大きく、当然国としての大規模な景気対策が求められています。限られた予算の中で当市の経済対策だけでは限られた効果しか見込めないのは理解するところであります。しかし、市内の景気は最悪で、その限られた効果ですら光明に感じられるものです。そこで、産業振興に資する今期の新規重点施策、特に市内景気に直結する企業立地トップセミナー開催事業については、後段でお聞きしますが、「小樽の食品」海外販路開拓支援事業、小樽ブランド力推進事業、地場産品導入促進事業について、執行状況と把握している経済・雇用効果等をお知らせください。11 月6日に東京都内で、中松市長による初の企業立地トップセミナーが開催されました。当市には大きな港湾があることや、大消費地の札幌に隣接していることなどをアピールポイントとして誘致を進めたと聞いております。まず、そのときの企業の反応や気づかされたアピールポイント、阻害要因をお知らせください。また、特に製造・加工業に代表される新設工場は人件費の安い海外進出が多いと聞く現状の中、市長の誘致対象ターゲットはどこか、当市の誘致したいと考える企業はどのような分野なのか、また、どのような考えの企業なのかもお考えがありましたら、お聞かせください。次に、今後の小樽港港湾計画改訂における第3号ふ頭及びその基部の考え方とクルーズ客船誘致についてお聞きします。市長はクルーズ客船の寄港を観光客の増加と1人当たりの市内での消費単価の増大に寄与し、小樽観光のイメージアップにも役立つとお考えになってクルーズ客船の誘致を進められていますことには、我が党も賛同いたします。広報おたる 11 月号には、小樽商科大学保田隆明准教授を委員長とする第3号ふ頭及び周辺再開発ワークショップが提案したゾーニングとその機能が載っておりました。今後の取組は、ワークショップでさらに議論を深めるとともに、具体的な施設の配置計画について検討した後、市長に提言書を提出するとありました。これを受け、市ではアンケート調査の結果なども踏まえた計画の素案を作成し、パブリックコメントにより広く意見を伺った上で、今年度中に計画を策定する予定とあります。詳細は知らされておりませんが、ゾーニングと機能はよく考えられ、第3号ふ頭及び周辺再開発にはおおむねふさわしいものと思いました。そこでお聞きしたいのですが、再開発計画策定の現在の進捗状況と今後の進め方についてお知らせください。また、今年度中に計画の策定とありますが、素案の中でのAゾーン、Bゾーンなどは国との折衝や多額の投資を伴うもので、小樽市だけの予算規模では到底賄えるものではありません。当然、現実的な判断があってのことと思いますが、再開発計画の実現の見通しをお聞かせください。また、進めるに当たっては、年度目標が必要と考えますが、この再開発を何年度に完成させるつもりですか。完成イメージがより明確になることにより、当市の経済界は、これらのクルーズ客船寄港増加が経済に与える恩恵とそれに関連するビジネスチャンスを創造することができ、市内の経済活性化につながると考えますが、その点はいかがでしょうか、お聞かせください。次に、稲一再開発ビルについてお聞きします。市長は、公約の中でも稲一再開発ビルの現状を憂い、ぜひ活性化させたいと述べておりました。観光客からは、あの周りは暗くて不気味だねと言われたり、サンモール一番街の商店主の皆さんをはじめ、寿司屋通りの皆さんにも、観光名所として恥ずかしいので早くどうにかしてくださいと頼まれ続けて長い期間がたちました。民間の物件で市としては推移を見守るしかなく、歯がゆい思いです。近ごろ新しい動きがあると聞きましたが、市として何か把握しておられますか。また、今後の対応はどうされますか、お答えください。次に、子育て支援と少子化対策についてお聞きします。若い世代の当市からの流出がとまりません。理由としては、就職先が少ないことはもちろんですが、働き盛りの若い世代にとって、自分たちのライフスタイルにマッチした子育て支援と少子化対策は当市に居住し続ける動機にもなります。当市では、昨年 10 月から育児の援助を受けたい人である依頼会員と育児の援助を行いたい人である提供会員が地域の中で助け合いながら子育てをする会員制の援助活動事業として、ファミリーサポートセンター事業を開始し、NPO法人北海道子育て支援ワーカーズに運営を委託しました。開始から丸1年が経過し、会員数やこの間の利用状況、依頼会員や提供会員からの要望や感想などがありましたら、お聞かせください。次に、今期の除雪体制及び政府、北電が求める 2010 年度比7パーセント節電に対する市道ロードヒーティング使用への基本的な考え方などについてお聞きします。12 月3日に本市では、本部長を貞村副市長に定め、除雪対策本部が設置されました。本市では、自家用車を所有せず、買物、通院などで最寄りのバス停まで徒歩で通う高齢者が多数おられます。幹線道路の除雪は交通弱者の彼らにとっては、まさに生命線でもあります。財政健全化を目指す当市にとって、除雪費の節約と除雪による手厚い市民サービスは相反する事項ではありますが、今冬の市道除雪体制について御説明ください。また、11 月初旬に行われた今年度の第2回除雪懇談会で、市民からどのような御意見があったかもお知らせください。今回の政府と北電が道内の家庭や企業に求めた 2010 年度比7パーセントの節電期間が本日午後4時から土日・祝日、12 月 31 日から1月4日の年始年末を除く来年3月8日までの間でいよいよ始まります。この節電機運が高まる前から、市民からの「当市市道のロードヒーティングへの通電が節約のため初動が遅いのではないか」「冬季間の稼働条件が厳しいのではないか」「春の停止が早すぎるのではないか」などの声が地区事情もありますが、しばしば聞かれました。その上、前述の節電要求ですので、市民の中からは今冬もし厳冬でしばれがきつい場合、生活道路の安全性が損なわれるのではないかと心配する声が上がっています。聞くところによれば、約 14 キロメートルにも及ぶロードヒーティングの一冬の使用電力量は約 1,500万キロワット時で、市役所本庁舎の使用電力量の 15 倍にも相当するとのことです。確かに庁舎での節電効果に比べると、けたが違うとはいえ、車両及び人身事故発生のリスクをはらんでおります。このことから、ロードヒーティングに対する節電は慎重に行っていく必要があると考えますが、今冬の市道のロードヒーティングの節電に対する基本的な考え方についてお聞かせください。次に、住宅リフォーム助成制度の今後の考え方についてお聞きします。今期 2,120 万円の予算で住宅リフォーム助成制度が開始いたしました。市民からの反応は好評で、応募数が多く、予算に達したため、抽選での施行となりました。結果は 236 件応募で、当選が 130 件という結果で、半分近くの方が対象から外れました。さきに述べたように、市民からも中小建設関連企業にとっても期待感が大きく、需要はまだあるということがわかりました。3年間をめどということなので、来期も同様の制度を維持すると理解していますが、予算の増額等のお考えや、今期の応募状況を勘案して、期間を短縮して来期2年分を予算化するようなお考えはありますか、お聞かせください。最後に、廃屋・空き家についてお聞きします。長年住人がなく朽ち果てた状態の廃屋に、近隣住民が頭を悩ませています。そして、市も所有者の同意なしに壊せるようにする条例の制定を検討していると新聞報道がありました。我が自由民主党でも過去の質問の中で、空き家の有効活用と所有者の管理放棄による倒壊寸前の家屋の危険性とその対処への質問が何度も出てきました。活用については、空き家バンクとしてまだまだ活用実績は少ないものの、一定の効果があったと聞いておりますが、これまでの状況と今後の活用計画をお知らせください。また、報道にあったような廃屋の撤去に係る条例化についての問題点や状況をお知らせください。また、実際に所有者不明の廃屋が倒壊し、隣家や歩行者に被害が及んだ場合、国などの暫定的な救済措置の有無及び当市にかかわる責任問題などが発生しないのかもお知らせください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
鈴木議員の御質問にお答えいたします。初めに、財政健全化と平成 25 年度予算について何点かお尋ねがありました。まず、使用料及び手数料の改定の考え方についてでありますが、使用料及び手数料は行政サービスの対価として利用者から徴収する受益者負担であり、そのコストを全額回収すべきとの考え方があります。しかし、公共施設などにおきましては、それぞれの施設の設置目的や経過、地域の事情から、コストをどこまで使用料で回収すべきか明確になっていないのが実情であります。そのため、今回の見直しに当たっては、これまでと同様に原則として道内主要都市の平均程度に改定することとしたところです。今後においては、さらに受益者負担の公平性の確保を図る観点から、コスト計算も視野に入れた検討もしてまいりたいと考えております。次に、他の自治体の改定の動向についてでありますが、自治体が使用料等の改定を行う場合、改定の考え方として、それぞれの施設の設置目的や経過、地域の事情などを考慮し他都市との比較をする場合のほか、原価計算を基に改定を行う自治体や財政状況を踏まえた改定を行う自治体など、各自治体により改定の考え方は異なるものであります。このことから、特定の自治体が率先して使用料や手数料の額を決めるものではありませんし、今回の改定に当たっては道内主要都市の状況は調査しましたが、事前に他都市との情報交換は行っておりません。次に、外的要因で予算不足が生じた場合の国などの支援についてでありますが、国では災害や除排雪経費などの特別な財政需要については特別交付税で措置することとしておりますが、電気料金の値上げや燃料費の高騰に対する具体的支援は北海道においてもないものと承知しております。しかし、今後さらにこの状況が続き、財政負担が拡大していった場合には、必要に応じて北海道市長会などを通じ、国などに財政支援を要請してまいりたいと考えております。次に、新年度予算編成と今後の重点施策への考え方についてでありますが、地方交付税が総務省の概算要求を反映し、減額となる見込みの中、扶助費など義務的経費の自然増や新たな財政需要にも対応していかなければならず、引き続き非常に厳しい予算編成になるものと考えております。そうした中にあっても、新年度に向けては、特に喫緊の課題である雇用の場の確保や交流人口の拡大を図るための経済・雇用対策関連分野と東日本大震災などの関連から、安心・安全のための防災対策関連分野を重点事業として取り組んでまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、今後新たな財政需要も想定されますので、真の財政再建に向け、引き続き最大限の努力をしてまいります。次に、北海道作成の津波シミュレーション及び被害想定調査業務報告書について何点かお尋ねがありました。まず、北海道の津波浸水予測から想定されることについてですが、津波についてはたとえ 50 センチメートルの津波でも人間が流されるには十分であり、さらに土砂や材木、漁船などを巻き込みながら押し寄せてきますので、破壊力は通常の海水よりもかなり大きくなると言われております。また、可燃物の貯蔵施設の破壊により、火災が起きる危険性もあるなど、浸水予想区域外にも被害が広がるおそれもありますので、ハザードマップの浸水想定区域の外だから安全であるとか、最大遡上高が低いので安心であると一概に考えることはできないものと考えます。このため、市といたしましては、今後も地域で行われる津波避難訓練などを通して、津波の危険性について周知してまいりたいと思います。次に、災害避難時にかかわる市民への事前の周知などについてですが、本市ではこれまで市のホームページや広報誌のほか、土砂災害特別警戒区域にお住まいの方へ配布しているハザードマップなどを活用して、避難勧告などの伝達方法や避難所での備蓄品についてのことや、非常時の持ち出し品の準備についてのこと、避難勧告がなくても不安や危険を感じた場合には、安全な場所に自主的に避難していただくこと、避難先が見つからない場合には各町内会館も利用できること、その際には各町会役員や市の防災担当へお問い合わせいただくことなど、さまざまな形で周知や説明を行ってきているところです。しかしながら、市民の方からのお問い合わせなどを見ても、十分にお伝えできていないところもあると認識しておりますので、今後ともあらゆる機会をとらえて、市民の皆様に周知を行ってまいりたいと考えております。次に、北海道原子力防災訓練の検討課題についてでありますが、今回の訓練ではグランドパーク小樽を避難所として使用し、30 キロメートル圏内の4町村から約 550 人の避難住民を受け入れたところであります。市といたしましては、このたび初めての受入れ訓練を実施したところですが、避難所の設置及び運営については北海道が主体となって実施し、市は補助的役割であったことから、避難所の運営についても受付などの部分的な支援にとどまりました。このため、北海道との連携が不十分となり、結果として避難してくる町村の情報収集に時間を要したことや業務分担が一部で不明確だったために、指示が徹底しなかった点などが課題として挙げられます。次に、原子力防災対策のノウハウなどについてでありますが、本市は北海道の原子力防災計画において泊発電所周辺の関係町村に位置づけられていないことから、これまで原子力防災対策にかかわる本格的な訓練参加の機会が少なく、原子力防災計画を策定している関係4町村と比較いたしますと、これらの取組に対する経験や知見に差があるものと考えております。しかしながら、福島第一原発事故を契機に、市といたしましても原子力防災対策は重要であると認識しており、昨年から積極的に担当職員を訓練視察や研修に参加させ、原子力防災に関する知識を習得させているところであります。また、市としての訓練のかかわり方につきましては、さきに行われました北海道原子力防災訓練での課題を検証するとともに、今後、受入先としてのかかわり方などについて北海道や避難の対象となる町村と協議し、次回の訓練につなげたいと考えております。次に、市内経済について何点かお尋ねがありました。まず、今年度の重点施策の進捗状況と効果についてでありますが、「小樽の食品」海外販路開拓支援事業につきましては、11 月初旬にシンガポールで開催された見本市、Oisii JAPAN(おいしいジャパン)に小樽市ブースとして 13 社の商品を出展いたしました。会場では 85 社と商談し、会期中に契約となった事例もありますが、現在もそのうち 20 社と交渉を継続しており、今後の成果に期待しているところであります。また、この事業は緊急雇用創出推進事業を活用し、新たに2名を雇用しておりますが、事業者からは事業期間終了後においても1名を継続雇用すると聞いております。次に、小樽ブランド力推進事業につきましては、道内外の物産展において小樽産ニシンを使った水産加工品や後志産トマトを使ったトマトジュースなどの試食販売とアンケート調査を実施の上、消費者ニーズを企業にフィードバックし、商品改良に結びつけております。また、年明けには企業向けの講演会や先進地の視察を実施するほか、新商品開発や既存商品のブラッシュアップのコーディネートを進めながら、引き続き販路拡大に努めたいと考えております。次に、地場産品導入促進事業につきましては、9月から小学生の卒業記念としてガラス製品の製作体験を開始しており、11 月までの3か月間の体験者数は 368 名、体験率は約4割となっております。現在、冬季休業を前に、より多くの児童に製作体験をしていただけるよう取り組んでおります。また、直接的な経済効果として、実施工房は体験者数に応じた手数料が得られるほか、この事業はガラスのまち小樽を幅広い世代の市民により親しみを持ってもらうことも目的の一つにしており、長期間の実施による多様な波及効果を期待しております。次に、企業立地トップセミナーについてでありますが、まず参加された企業の反応については、本市が観光地としてだけではなく、良好な立地環境を有するという点で好印象を持っていただいたと感じております。また、アピールポイントについてでありますが、今後、企業誘致を展開していく上で、本市の土地代の安さや新幹線延伸によるインフラ整備への期待などにより、参加企業が投資先として興味を持たれていることや、小樽ブランドが思った以上に浸透していることなどが大きなセールスポイントになるということを強く感じたところであります。なお、企業立地のマイナス要因としては、冬季間の高速道路の通行止めによる物流の遅延リスクについて懸念する企業もあるということを認識いたしました。次に、誘致企業についてでありますが、誘致のターゲットとする分野といたしましては、直近の工業統計調査にもありますとおり、製造品出荷額が全体の約5割を占め、事業所数が全体の4割を超えるなど、本市の強みである食料品製造業を第一に考えております。本年は全国的にも有名な東洋水産株式会社や一正蒲鉾株式会社が操業を開始しておりますので、これらを追い風にさらなる企業誘致に取り組むとともに、この業種からの波及効果が期待できる物流関連施設の誘致に取り組んでまいりたいと考えております。また、どのような考えの企業を誘致したいかとのことでありますが、地元の雇用拡大はもとより、地場産品の利用促進や小樽ブランドの活用など、本市経済に波及効果が期待できる企業を誘致したいと考えております。次に、第3号ふ頭及びその基部の考え方とクルーズ客船誘致について何点か御質問がありました。まず、第3号ふ頭及び周辺再開発計画策定の現在の進捗状況と今後の進め方についてでありますが、この再開発計画を策定するため、本年7月に市民や関係団体、企業から推薦を受けた委員から成るワークショップを設置し、北海道開発局からのオブザーバー参加をいただきながら、これまで7回にわたり開催してきております。その中でゾーン別に導入する機能や施設の配置計画について検討を進めており、来年2月を目途に再開発計画に関する提言書を提出していただく予定になっております。また、再開発に当たっては将来的には既存物流機能の移転が必要となることから、今後、市と港湾業界関係者とで構成する小樽港研究会において移転先の検討を行う予定であり、これらの提言や検討結果などを踏まえ、今年度末までに市として再開発計画を取りまとめてまいりたいと考えております。次に、再開発計画の実現の見通しと完成年度についてでありますが、まず計画実現の見通しにつきましては、今後、市が策定する再開発計画の内容を小樽港港湾計画に位置づけた後、再開発事業に着手できる環境が整ったものから段階的に整備を進めてまいりたいと考えております。また、完成年度につきましては、国等の関係機関や港湾関係企業との調整のほか、財源の確保など多くの課題があることから、現時点では示すことはできませんが、第3号ふ頭の再開発は御承知のとおり、小樽港のクルーズ振興はもとより、本市の新たな観光資源としても大いに期待が寄せられておりますので、積極的に取り組んでいかなければならないものと考えております。次に、クルーズ客船寄港増加に伴う市内の経済活性化についてでありますが、第3号ふ頭に総トン数15 万トン級の大型クルーズ客船を接岸可能とすることにより、3,000 人を超える乗客の市内でのお土産品の購入や飲食などの消費が期待されるとともに、係船料やひき船使用料などの港湾使用料の増収による直接効果があるものと考えております。また、客船の受入れ態勢を強化する中で、地元の商工会議所、物産協会、観光協会などとも連携を密にしながら、オール小樽の取組により物産販売の促進や観光関連産業の事業拡大など、今後とも本市全体の経済活性化に向けてクルーズ客船のさらなる寄港増加に努めてまいりたいと考えております。次に、稲一再開発ビルについてお尋ねがありました。同ビルの再生に向けた新たな動きについてでありますが、小樽開発株式会社の破産管財人からは、取得を希望する企業が順次、権利者との売買交渉をまとめてきていると伺っております。市といたしましては、同ビルの再生が中心市街地活性化のための最重要課題でありますことから、取得を希望する企業がすべての権利者との交渉を円滑に成立させ、一刻も早く同ビルの再生に着手できるよう、今後とも行政として可能な限りの協力を行ってまいりたいと考えております。次に、子育て支援と少子化対策に関し、ファミリーサポートセンター事業についてお尋ねがありました。会員数についてでありますが、本年 11 月末現在では依頼会員が 172 名、提供会員が 117 名、両方会員が 20 名の計 309 名となり、この間、会員数としては順調に増えてまいりましたが、依頼会員と提供会員を比べますと、依頼会員の割合が多くなっております。また、利用状況につきましては、昨年 10 月から本年9月までの1年間の利用件数は 671 件あり、内訳としては日常的な預かりが 584 件で約9割であり、子供が病気の際の預かりと緊急の預かりを合わせると 87 件で約1割という内容になっております。さらに、この中で特に利用件数の多い日常的な預かり584 件については、保育所、幼稚園の登園前の預かりと送りなどが7割を占め、残る3割が保護者の短時間就労の際の預かりなどとなっております。また、会員の要望や感想についてですが、依頼会員からは「援助活動の際、できるだけ近くの提供会員を紹介してほしい」との要望や「子供が病気の際に急に依頼したが、引き受けてもらい本当に助かった。こうしたサポートがあると第2子目を考えようか」などの感想があり、提供会員からの要望はありませんが、「依頼会員の母親になった気持ちで援助活動をしていきたいと思う。そして、少しでも若い人たちのお役に立ちたい」などの感想が寄せられております。次に、今期の除雪体制及びロードヒーティングについて何点か御質問がありました。まず、除雪体制についてでありますが、今期も市内を六つの地域に分け、各地域に除雪ステーションを設置して、除雪、排雪、凍結路面対策などを一括して除雪業者に委託する地域総合除雪を実施いたします。各ステーションには除雪業務を統括する業務主任や副業務主任などを配置するとともに、除雪を行うグレーダーやタイヤドーザー、砂散布車などの車両を配備し、除雪体制を整えております。次に、第2回除雪懇談会での市民意見についてでありますが、今年度も市内9会場で開催し、通学路における除排雪の徹底、主要な交差点の見通しの確保、除雪した後の置き雪に対する配慮などの御意見が多く寄せられました。その他の御意見としては、大雪時の国、道との連携体制の強化、雪堆積場として民有地の空き地の有効活用などがありました。次に、この冬の市道ロードヒーティングの節電に対する基本的な考え方についてでありますが、ロードヒーティングは急な坂や狭い道路の多い本市にとって、交通安全上欠かすことのできない設備でありますので、目標を設定した節電は難しいものと考えております。しかしながら、ロードヒーティングは使用電力量が非常に大きいことから気象情報の収集や道路パトロールでの路面状況の的確な把握により、安全上支障のない範囲で節電は必要と考えております。次に、リフォーム助成制度の今後の考え方についてでありますが、当該制度は平成 24 年度から3年間の限定で実施している制度でありますので、平成 26 年度まで事業は継続することになりますが、来年度の予算につきましては、他の事業も含めてこれから査定することになりますので、現時点では増額や前倒しなどについて具体的なことを申し上げることはできませんので、御理解をお願いいたします。次に、廃屋・空き家の問題について何点か御質問がありました。まず、空き家バンクのこれまでの状況についてでありますが、当制度は平成 22 年1月から実施しており、これまで 10 件の登録があり、そのうち9件が成約していることから、現在登録は1件となっております。また、今後の活用計画でありますが、市のホームページやパンフレットの配布などを通して、市内外の皆様に空き家バンク制度の周知を図るとともに、良好な登録物件の情報提供に努めてまいりたいと考えております。次に、廃屋の撤去に関する条例化についての問題点や状況についてでありますが、条例に強制的な撤去を規定する場合には、対象となる廃屋の基準のほか、撤去した費用を回収できない可能性や行政任せにされることなどの懸念が問題として考えられます。中でも廃屋であっても個人所有の財産であることから、撤去の費用は所有者の負担が大原則でありますが、その費用を回収できない場合、結果として行政が負担することとなり、公平性を損なうことにつながる可能性もありますので、慎重な検討が必要であると考えております。一方、全国的にも空き家の増加が予想され、所有者が判明しない建物や管理意思の希薄な所有者などのため、地域のよりよい生活環境を保つことができない事案も懸念されるところであり、条例化は所有者に適正な管理を促し、市民の安全・安心を確保するための一つの方策であると考えておりますので、ただいま申し上げました課題を整理しながら、引き続き条例の制定に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。次に、所有者不明の廃屋が倒壊し、被害があった場合の国等の救済措置と市の責任についてでありますが、まず国等の救済措置についてでありますが、廃屋については全国的に大きな問題となっておりますが、管理責任を問う法的根拠がないことから、国等の救済措置もないため、どの市町村もその対応に苦慮しているところであります。また、市の責任につきましては、廃屋に限らず、みずからの財産はみずからが管理することが基本であることから、所有者が不明であっても市の責任が問われることはないと考えています。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 上林猛(教育長は2015年12月まで)
鈴木議員の御質問にお答えいたします。初めに、本市における全国学力・学習状況調査結果の全道、全国との経年比較についてでございますが、平成 24 年度においては小学校では全教科とも全道とほぼ同様であり、算数A・B、理科については全道を上回っております。全国との比較においては、平成 20 年度には大きく下回ったものの、平成 24年度は全教科ともやや課題がある状況となっており、全国との差は縮小傾向となっております。中学校では国語Aと数学Aは全道とほぼ同様ですが、国語B、数学B、理科については、やや課題がある状況となっております。全国との比較においては、平成 20 年度には小学校と同様に大きく下回ったものの、平成 24 年度では数学B以外はやや課題がある状況となっており、全国との差は徐々にではありますが、縮小してきております。しかしながら、数学Bは依然として全国を大幅に下回っており、大いに課題がある状況となっております。次に、教育委員会の学力向上プログラムが学力調査の結果にどのように反映されたのかということについてですが、本市の小学校の状況につきましては、先ほど述べましたように、今年度は全国の差が縮まってきており、各学校での学力向上の取組はもとより、授業力向上研修などの教員の指導力向上に係る取組が成果として表れてきているものと考えております。このことは各学校での公開授業や教育委員会による学校訪問などを通じ、手ごたえを感じてきているところであります。小学校における授業改善が進んでいる結果ととらえております。一方、中学校の結果は、依然として全国を下回っており課題を残していることから、今後は中学校の授業改善に鋭意取り組まなければならないものと考えております。学力向上を図るためには、教員の授業力向上と家庭学習の習慣化が大切でありますことから、教員については授業力向上研修などの取組をさらに強化するとともに、各家庭に協力をいただきながら、音読や携 10 運動などを通じ、家庭学習の習慣化を図ってまいりたいと考えております。次に、教職員給与費の適正執行等に関する調査の本市の実態についてでありますが、北海道教育委員会は 11 月 26 日付けでこの調査の報告書を公表したところでありますが、現在、小樽市内の教職員の状況については、連絡が届いていないところであります。しかしながら、調査の過程で出勤簿、学校日誌などの関係書類で調査した結果、確認が必要とされた小樽市内の教職員 348 名から聞き取り調査を行った状況がございますので、相応の教職員が報告書に含まれているものと考えております。今後、小樽市内の調査報告があり次第、人数、内容などについてお知らせをしたいと考えております。なお、道教委からは 11 月 26 日付けで「教職員給与費の適正執行等に関わる教職員の服務規律の厳正な保持について」の通知があり、不適切な勤務実態が起きた背景や再発防止などについて示されており、市教委としても 12 月4日、校長会議を開催し、同通知を手交するとともに、再発防止の徹底について指導を行ったものであります。また、小樽市内の教職員の不適切な勤務実態が道教委から通知された場合には、処分や給与の返還などについて道教委の指示に基づき適切に対応してまいりたいと考えております。(「議長、12 番」と呼ぶ者あり)
質問 12番 鈴木喜明
詳細につきましては予算特別委員会等でお聞きしますので、これで質問を終わらせていただきます。