小樽市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月18日
(1)小樽市の人口減少対策について/(2)国民健康保険料の引下げを/(3)住宅リフォーム助成制度の助成枠拡大を/(4)病児・病後児保育の早期実施を/(5)市民の安全を守るため泊原発再稼働の中止を
2012年6月18日、小樽市議会の一般質問で、川畑正美議員が「小樽市の人口減少対策について」「国民健康保険料の引下げを」「住宅リフォーム助成制度の助成枠拡大を」「病児・病後児保育の早期実施を」「市民の安全を守るため泊原発再稼働の中止を」について質問し、市長 中松義治、医療保険部長 渡邊功、建設部長 工藤裕司、総務部長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 川畑正美 議員
- 答弁者
- 市長 中松義治、医療保険部長 渡邊功、建設部長 工藤裕司、総務部長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 川畑正美
日本共産党を代表して質問します。最初に、小樽市の人口減少について伺います。本市の住民基本台帳人口の速報値によると、本市の人口は6月9日現在で 13 万人を割り込み、12 万9,995 人になったとのことです。本市の人口は 1964 年の 20 万 7,000 人をピークに、その後、減少に転じ、7万 7,000 人減少しています。市はこれまで人口減少に対する対策を進めてきましたが、歯止めがきかない状況です。その原因について詳しい説明を求めます。若者にとって、地元で働く企業がないことも要因の一つではないでしょうか。市内に支店を置く企業は地元採用数が少なく、採用しても非正規職員が多いと聞いています。例えば、正規採用で安定させること、また地元企業を活性化させることも必要だと考えますが、今後の人口増に向けた対策について、市長の見解をお願いします。市政を進める上で、緊縮政策一辺倒では市民に閉塞感を植えつけ、経済活動を萎縮させることになります。厳しい財政の中でも、必要なところに活用することで新たな見通しが開けてきます。この立場から、以下の項目について質問いたします。最初に、国民健康保険についてです。本市のホームページでは、医療費が道内の主要都市に比較しても高く、1人当たりの医療費が全国平均の 1.5 倍とあります。原因は、60 歳から 74 歳の年齢構成が全国平均より 13 ポイント高く、長期入院患者の1人当たりの入院医療費は全国平均の約 1.7 倍との説明です。本市が他市より高齢化にあることは理解できますが、長期入院患者が多いということはどういうことでしょうか。その理由をお知らせください。国保の1世帯当たり所得額は、平成 13 年度の 111 万 6,000 円から 23 年度の 80 万 2,000 円と 31 万 4,000円も減少しています。28 パーセントの大幅減少です。逆に、保険料の所得に占める割合は、12.8 パーセントから 16.7 パーセントと 3.9 ポイントも上昇しています。所得は減少、保険料は高騰となれば、生活苦が目に見える状況です。そのような中でも、平成 22 年度の収納率 93.37 パーセントという高い収納率を背景に、平成 13 年度には 33 億 8,700 万円に達していた国保特別会計の累積赤字を、毎年多額の黒字を出して削減し、平成 22 年度には残っていた2億 900 万円の累積赤字を解消した上で、約 7,000 万円の余剰金をつくっています。そして、平成 23 年度も3億 4,000 万円の黒字見込みとなりました。この累積赤字の解消に当たって、国保料を決めるときに予算で保険給付費を過大に見積もり、毎年多額の不用額を生み出してきました。それは、保険給付の療養諸費の不用額累計額が、平成 13 年度から 22 年度までに約 59 億円に達していることでも明らかです。我が党は、国保加入者に毎年高額の国保料を押しつけ、赤字を解消するに至ったと考えています。市長の見解をお聞かせください。我が党は、昨年の統一地方選挙において、国保料の1世帯1万円引下げを掲げてきました。本年3月の第1回定例会で、小樽市社会保障推進協議会が1世帯当たりの国保料の1万円引下げを求める請願を提出しました。請願は自由民主党、公明党、民主党・市民連合の反対で不採択となりましたが、高すぎる国保料を引き下げてほしいという市民の願いは強くありました。このような市民の運動にこたえ、市長は今定例会前に国保料の医療費分について、1世帯1万円以上の引下げの英断を下しました。市民にとっては喜ばしいことであります。この内容について、詳しくお知らせください。保険料のうち医療費分は引き下げられましたが、平成 24 年度は、後期高齢者支援分と介護給付納付分の保険料の見直し時期が重なったことで、後期高齢者支援分は1世帯当たり 2,967 円の引上げ、介護給付納付分も1世帯当たり 3,088 円を引き上げることになり、医療分、後期高齢者支援分、介護給付納付分の三つの合計の1世帯当たり保険料では 5,272 円の引下げにとどまりました。後期高齢者支援分、介護給付納付分の保険料引上げが大きく、世帯の年齢・家族構成や所得によっては、国保料が引き上げられる世帯もあります。世帯人数や所得額によって国保料が引き下がる対象者をお知らせください。また、国保加入者の世帯で所得額が 100 万円以下の世帯の割合をお知らせください。国保加入者は低所得者が多く、被用者保険のような事業主負担もないため、もともと手厚い国庫負担なしには制度が成り立ちません。ところが、国は、国保の総収入に占める国庫負担を 1984 年の約 50 パーセントから半減させました。このことは国保会計を直撃し、国保料引上げで加入者に大きな負担となっています。各自治体では保険料の軽減に知恵を絞り、一般会計から国保会計への法定外繰入れによって負担軽減を図る自治体が全国的に増えています。平成 22 年度に、一般会計から国保会計への法定外繰入れをした道内の自治体は 157 のうち 114 で、全自治体の 73 パーセントを占めています。その額も 103 億 6,100万円と前年度より 10 億 800 万円増えています。本市においては、平成 22 年度に約 500 万円繰り入れしておりますが、国保料を引き下げるための繰入れにはなっておらず、市民にとっては高い保険料となっています。国保料を軽減するためには、かつてのように国庫負担金を 50 パーセントに戻させることが必要です。市長も努力されていると思いますが、地元出身の国会議員などの御協力もいただいて、国に強く要請することが必要ではないでしょうか。市長の見解をお願いします。次に、住宅リフォーム助成制度について伺います。民間住宅リフォーム助成制度は、我が党が平成 16 年から地元業者への仕事発注拡大により、地域経済の活性化策として提案し、平成 22 年から建設常任委員会で検討を重ね、平成 23 年第3回定例会において全会一致で可決し、成立させました。平成 24 年第1回定例会では、住宅リフォーム助成事業費として2,120 万円が予算計上され、4月5日から 25 日まで受け付けされました。最終的な応募件数とその総工事費用は幾らかお知らせください。また、すべての工事を実施した場合の市の助成金は幾らになるのか、お知らせください。市は、予算額 2,000 万円を超えないようにするために抽選をすることとし、100 件が選択され、新たな辞退者が出た場合や補助金が予算に到達しない場合に備えて 30 名の補欠を決めています。現時点での当選者が申請している件数とその工事総額、市の助成額及び事業者数を教えてください。住宅リフォーム助成制度の本来の目的は、市内に居住する市民が住宅リフォーム工事をするに当たって、市内の業者に発注し、建築関連企業の仕事をつくり出し、雇用の拡大にも結びつけることで、経済効果を生み出すという施策です。申請されたすべての工事が市内の業者に発注されることで、大きな経済効果をもたらすことになります。抽選に外れた申込者すべてが制度を利用できるよう、補正予算を組んでいただくよう強く申入れをします。市長、いかがでしょうか。今回の申込みに当たって、市長は住宅リフォーム助成制度に市職員は申込みをするなと圧力をかけたと聞いています。理由として、市民と市職員が抽選で競合することを避けるためという言いわけをしていますが、この制度の本来の趣旨に反します。市長はこの言動を撤回してください。本市では初めての取組でありますが、本市より人口の少ない道内他市と比較しても、予算額の設定や受付期間の不足など、たくさんの課題があります。人口約9万人の岩見沢市では平成 19 年度から実施され、平成 24 年度に1億 3,500 万円を予算計上しています。受付も通年受付として、昨年度は 1,060 件の応募となっています。滝川市は人口4万 3,000 人ですが、制度の実施期間を平成 21 年8月から 25 年3月末とし、平成 22年度には 107 件、昨年度の受付が 77 件となりましたけれども、今年度も 2,614 万円を予算計上して受け付けています。人口1万 7,000 人弱の芦別市においては、制度期限を平成 23 年4月から 28 年3月末とし、平成 22年度には 112 件を受け付けし、2,240 万円の補助を出しています。減少傾向にあっても、昨年の受付が66 件あり、今年度予算でも 1,500 万円を計上しています。本市も来年度以降、予算額を増やし、通年受付にして利用拡大し、必要なときは補正予算を組んで対応すべきです。市長の見解を求めます。住宅リフォームに対する国の補助金制度として、社会資本整備総合交付金があります。これは日本共産党の市田忠義書記局長が 2011 年1月 28 日の参議院本会議で、国による支援強化を求めて行った代表質問に対して、当時の菅首相が、自治体が実施する住宅リフォームへの助成制度については、社会資本整備総合交付金を活用することができる、今後ともこのような取組を支援していくと答弁したことで、促進事業として各自治体に広まってきたものです。滝川市では、この補助金制度を活用しておりますが、小樽市では活用していませんでした。積極的に活用すべきだと思いますが、活用しなかった理由をお聞かせください。次に、病児・病後児保育について伺います。市内では、共働きで生活を守ろうとして就職活動をしても、子供のために休まれては困るなどと断られた例がありました。零細企業ではぎりぎりの人員で営業しており、企業にとっても厳しい状況があります。必死で子育てと仕事を両立させている若い父母を支援し、若い世代を市内に定着させることは、人口の減少傾向に歯止めをかけるためにも重要かつ必要なことです。本市の病児・病後児保育については、次世代育成支援行動計画の後期実施計画でもうたい、これまでも本会議や厚生常任委員会で取り上げられてきた課題です。これまでの経過では、病児・病後児保育サービスを早く実施してほしい、保育所や医療機関に併設されたところが望ましいなどの要望があり、市としても後期実施計画の5年間の中で、市内に1か所は開設できればと考えていると答弁した経過もあります。残念ながら、このような要望にこたえることなく経過しているわけでありますが、後期計画の期限は平成 26 年度と迫っています。高いニーズの下で、計画書に掲げてきた課題です。市長は、計画を実施する意思を固めていることと思います。見解をお聞かせください。私は、昨年、厚生常任委員会の視察で一宮市を、今年は、日本共産党の会派視察で春日井市を調査してまいりました。一宮市の病後児保育は、平成 19 年から始められ、公立保育園に併設する形式で運営されています。利用者は当初 34 名でしたが、平成 22 年度には延べ 140 名と4倍になっています。春日井市では、平成9年度に児童育成計画を策定し、平成 13 年度に事業を開始しています。春日井市の場合、市が責任を持ちつつも医師会と委託契約をし、小児科や内科の民間医療機関が病院と併設する形で運営しています。春日井市は三つの病院と委託契約を結んでいますが、それ以外にも委託契約と補助金もない中で運営している病院が二つありました。看護師、保育士は病院職員で、行き届いた保育が特徴的でした。一宮市と春日井市には運営形態に違いがありますが、国や県からの補助金を活用し、円滑に実施しています。道内においても、病児・病後児保育の取組が進んでいます。現在の道内における取組状況をお知らせください。市長は議案説明で、本市は他会計や基金から多額の借入金があり、破綻寸前の財政状況の解消に努めなければならないと報告しています。本市の平成 22 年度一般会計は、他会計や基金からの借入れはありながらも、累積赤字を解消し、11 億 8,400 万円の黒字、平成 23 年度一般会計でも 11 億 9,500 万円の黒字見込みです。経費節減は必要でありますが、緊縮財政の推進だけでは本市の経済活動の発展につながりません。住宅リフォーム助成の補正予算を計上し市内経済の活性化に貢献することや、病児・病後児保育の実施で若い世代を市内に定着させようではありませんか。市長、いかがでしょうか。最後に、泊原発の再稼働中止を求めて質問します。福島第一原発の事故から1年3か月が経過しました。しかし、いまだ原発事故の原因究明も尽くせない深刻な状況にあります。福島第一原発の1号機から3号機では、格納容器に穴があき、溶け落ちた燃料を冷却するため注水しても水がたまらず、建屋を通じて外部に漏れている可能性があり、放射性物質流出の危険が続いています。事故の収束のめどが立たないため、福島を離れる人も後を絶たず、避難者は自主避難を含めいまだに 10 数万人に上ります。時間的にも空間的にも、ほかの災害と比べようがない原発事故の異質の危険は明らかです。原発事故の脅威に対する市長の見解を聞かせてください。5月5日に泊原発3号機が定期検査のため運転を停止し、全国 50 基の原発が稼働ゼロとなりました。日本全国の原発が 42 年ぶりに停止したわけです。野田首相は、万が一すべての電源が失われるような事態でも炉心損傷は起きないと、新たな安全神話を振りまき、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を進めようとしています。しかし、大飯原発再稼働には数多くの問題があります。福島第一原発事故の原因究明も不十分で、究明にはほど遠い状況にあります。政府みずからが指示した 30 項目の安全対策なるものさえとられていません。東日本大震災により、地震と津波の学問的知見が根底からの見直しを迫られていますが、議論が始まったばかりです。事故が起きた場合の放射能被害の予測、避難計画すら立てられず、まともな原子力規制機関もつくられていない状況です。泊原発の周辺には多くの断層があり、周辺で大きな地震を起こす不安と津波の危険があります。しかし、これらに対する対策や、もしものときの住民避難路についても確立されていません。経済活動を進める立場から、再稼働を促す意見もありますが、原発事故で失われるかもしれない住民の命や安全とをてんびんにかけることはできません。泊原発再稼働に対する市長の見解を聞かせてください。北海道電力は、厚真火力発電所が定期検査で休止することから、夏には電力が不足すると言っています。しかし、東京電力や東北電力に最大 60 万キロワットを送電しています。専門家の調査によれば、北電の火力、水力、原子力などを含めた全出力は 742 万キロワットです。そのうち、泊原発の出力は 207万キロワットで、原発が完全にとまっても電力不足を招くことはありません。道内の発電量について、市長の認識をお聞かせください。使用済核燃料の核のごみをどうするかについても、大きな問題としてマスコミ報道されています。報道によると、フィンランドでは地下 400 メートルに巨大なシェルターをつくり、10 万年以上封じ込めるとのことです。10 万年という歴史をさかのぼると、ネアンデルタール人という原始人が居住していた時代です。この先の 10 万年後に、一体だれが責任を持つことができるのでしょうか。北海道には、幌延町に核ごみを地中深く埋めるための研究施設があります。しかし、この施設は、核のごみは持ち込むことはせず、研究が終わった時点で埋め戻す予定になっています。日本は火山列島の国、地層的にも不安定であり、世界じゅうでも核の最終処分場をつくってはいけないとも指摘されています。このように脅威の危険性を持ち、将来に対しても責任を持ちきれない原発の再稼働をやめるよう、国や道、北電などに働きかけることが市民を守る市長の立場だと思います。市長の見解をお聞かせください。原発の安全神話が崩壊した中で、原発にかわるエネルギー開発の取組が進められています。石狩湾新港には北電の液化天然ガス(LNG)の火力発電所の建設をはじめ、銭函風力開発株式会社、エコ・パワー株式会社、株式会社グリーンパワーインベストメント、市民風力発電の風力発電計画が取りざたされています。今年の会派視察で、長野県飯田市の太陽光発電の取組を調査してまいりました。飯田市は、恵まれた長時間日照時間を活用して、初期投資なしの「おひさま0円システム」を進めています。このシステムは、金融機関、発電民間業者と飯田市の共同による、個人住宅の太陽光発電を普及する政策です。世帯の 30 パーセント普及を目指し、現時点では 3.6 パーセントに達していまして、全国トップレベルにあります。後志管内においても再生可能エネルギーへの関心が高まり、風力や小水力、地熱発電などの開発を進めています。再生可能エネルギーの推進について、小樽市としても具体的に進めていくべきではないでしょうか。再質問を留保し、終わります。(拍手)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
川畑議員の御質問にお答えいたします。初めに、人口減少対策について何点か御質問がございました。まず、人口減少の原因についてですが、自然動態の面から見ますと、死亡者数の増加と出生者数の減少により、自然減が拡大している状況にあります。死亡者数の増加は高齢化に伴うものであり、出生者数の減少は社会動態とも関係がありますが、主に生産年齢人口の流出によるものと考えられます。一方、社会動態の面からは、社会や産業の構造が大きく変化する中で、市内企業の市外への移転などによる事業所数の減少によって、多くの若い世代が職を求めて市外へ流出している状況が続いており、社会減を招いているものと考えております。次に、今後の人口対策についてですが、これまでの企業誘致や移住政策に加えて、今年度予算では経済雇用対策を重点施策に位置づけ、雇用の場の確保を図る事業を積極的に推進するほか、子供を生み育てやすい環境づくりなど、人口減を最小限にとどめるための施策を着実に進めていく必要があると考えております。雇用対策としましては、新規学卒者の地元定着と雇用の場を確保するため、関係機関との連携の下、企業見学会や企業説明会など労働者地元定着事業を実施しているほか、今年度からは地元高校生を早期に人材育成するための高校生就職スキルアップ事業を実施し、市内企業への定着を図ることとしております。また、地元企業の振興策としましては、小樽ブランド力推進事業や地場産品導入促進事業などの新たな事業を展開しているところであります。雇用の場の創出や確保のためには、厳しい財政状況にあってもさらなる対策が必要と考えておりますので、地元企業の活性化に向けた支援策や企業誘致などの取組を進めながら地域経済を活性化することが重要な課題と考えております。次に、国民健康保険について何点か御質問がございました。まず、長期入院者が多い理由についてでありますが、一つ目は高齢者がいる世帯のうち、その 75 パーセントが単身あるいは高齢者のみの世帯であり、世帯に介護の担い手が少ないことが長期入院者を増やす要因になっていると考えられること。また、二つ目は、人口 10 万人当たりの病床数が全国と比較し、一般病床で 1.5 倍、精神病床で 1.6 倍、一般診療所で 2.4 倍と病床数が多く、長期入院が可能な環境であること。三つ目は、隣接する札幌市の病院に長期入院する方も多く、長期入院の総件数に占める割合が 8.4 パーセントとなっていること。このような要因が重なり、本市の長期入院者が多くなっているものと考えております。次に、保険給付費を過大に見積もり、加入者に高額の保険料を押しつけ、累積赤字の解消をしてきたとのことですが、平成 14 年以降は、老人保険制度の改正や保険財政共同安定化事業の創設、さらには後期高齢者医療制度の創設などにより、各年度の医療費の見込みが大変立てづらい時期でありました。一方、国において、国保財政の基盤安定・強化策が講じられ、市としても医療費適正化対策や収納率向上対策の推進に取り組んできたことにより、単年度の黒字が確保され、結果として累積赤字が解消されてきたものと考えております。次に、国保料の医療費分の引下げについてでありますが、保険料の設定については、保険給付費をどのように見込むかが大きな要素となります。このため、毎年5月に予算策定時以降の保険給付費の実績を踏まえて、保険料の見直し作業を行うこととしております。今年はこの作業で、過去の保険給付費の伸び率等はもとより、歳入歳出全体について、より厳しい精査を行ったところです。その結果、医療費分の保険料は1人当たりで 7,108 円、1世帯当たりで1万 1,327 円下げることとなったものであります。次に、保険料が下がる対象者と加入者に占める割合についてでありますが、保険料は世帯構成・所得によって違ってくるため、すべての世帯について試算を行い、比較することは難しいものであります。なお、一例を挙げますと、40 歳から 64 歳までの介護分が賦課されない世帯については、23 年度と世帯構成などが同じ条件であれば、所得割率で 0.4 ポイント、均等割で 1,680 円、平等割で 1,440 円、それぞれ保険料が下がることとなります。ただし、賦課限度額が 76 万円から 77 万円に上がっていますので、限度額に到達する世帯は1万円上がることとなります。また、所得が 100 万円以下の世帯割合は、70.8 パーセントであります。次に、国庫負担を 50 パーセントに戻すよう国に要請することが必要とのことですが、当時、国は国庫負担率の引下げの影響に配慮し、特別交付金を配分したほか、平成4年度からは財政安定化支援事業分を地方交付税措置し、一般会計から国保特会へ繰り入れできるようにするなど、種々の制度改正を行ってきました。小樽市としても、こういった制度改正の恩恵を受けており、単年度収支の黒字確保につながってきたものと考えております。したがいまして、単に国庫負担率だけをもとに戻すということにはなりませんが、国に対しては北海道市長会を通じ、国民健康保険財政の基盤安定のため、引き続き国庫負担を拡充、強化することを要望しているところであります。次に、住宅リフォーム助成制度の助成枠拡大について何点か御質問がございました。まず、最終的な応募件数とその総工事費用についてでありますが、抽選前に3件の辞退がありましたので、抽選件数としては 236 件、総工事費用につきましては約5億 3,400 万円になっております。また、すべての工事を実施した場合の市の助成金額についてでありますが、省エネ改修工事の占める割合によって変わりますけれども、おおむね 4,000 万円と考えております。次に、現時点での申請件数などについてでありますが、6月 11 日現在で、申請件数が 47 件、工事総額が 9,443 万 6,000 円、市の助成額が 709 万 2,000 円、事業者数が 30 社となっております。次に、申込者すべてが制度を利用できるようにとの御意見でありますが、住宅リフォーム助成制度につきましては、厳しい財政状況の中、限られた財源から何とか予算を捻出し、スタートしたものでありますので、さらに補助金の総額を上積みすることは考えておりません。次に、市職員の制度の利用についてでありますが、先ほども申し上げましたように、限られた財源の中で事業を実施していることから、広く市民の方に利用していただくためには、市職員に対して当該制度の利用を自粛してもらうことが適切であると判断しております。次に、来年度以降の予算の増額などについてでありますが、来年度以降も厳しい財政状況であることには変わりがありませんので、現時点で、予算の増額について具体的に申し上げることはできません。なお、申請者などから申込時期などについて御意見をいただいておりますので、これらも含めて今後、検証作業を行い、改善点について検討してまいりたいと考えております。次に、社会資本整備総合交付金の活用についてでありますが、昨年、当該制度の内容を検討している際に、後志総合振興局に当該交付金の活用について相談したところ、一定の条件を満たす省エネ改修工事を行った場合には交付金の対象になるが、一般のリフォームでは対象にならないとの回答をもらいました。このとき示された交付金を受けるために必要な省エネ改修工事の条件は、居室の窓のすべてを断熱改修しなければならないなど、非常に厳しいものであったことから、広く一般リフォームを対象とする本市の助成制度においては、交付金を活用することは難しいと判断したところであります。次に、病児・病後児保育の実施についての御質問でありますが、まず、本事業の実施形態としては、病院や診療所又は保育所などの施設に併設して開設する事業でもあることから、本市における適切な実施形態のあり方や運営費用の面なども含めて、引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、道内における病児・病後児保育の実施状況についてでありますが、北海道で把握している平成23 年度の状況などから、自治体数については、実施している市が 14 市、町が6町、合わせて 20 市町であります。また、開設している施設数では、本体施設の区分で申し上げますと、病院等への併設型が 13施設、保育所等への併設型が 14 施設、合わせて 27 施設となっております。最後に、病児・病後児保育の実施による若い世代の定着化に関する考え方についてでありますが、これまで次世代育成支援行動計画に向けたニーズ調査においても、一定の要望が伺えたことや、安心して子供を生み育てることができる環境づくりに有効な事業であると考えており、財政状況の推移なども見つつ、今後も引き続き検討してまいりたいと考えております。次に、泊原発の再稼働について何点か御質問がございました。まず、原発事故の脅威に対する見解についてですが、福島第一原発の事故では、警戒区域に設定された避難指示が出された半径 20 キロメートル圏の外側の地域で、計画的避難区域や緊急時避難準備区域に指定されたほか、30 キロメートルを超えた地域にも放射能の影響が出ており、事故から1年以上経過した現在でも、周辺住民が避難を強いられているところであります。このことから、原子力発電所でいったん深刻な事故が発生すると、放射性物質の汚染が広範囲に及ぶことや汚染の影響も長期間にわたって続くことを改めて認識したものであります。次に、泊原発再稼働に対する見解についてですが、原発の再稼働は安全性の確認が最重要課題であり、国が示した再稼働の安全基準は、本来、福島第一原発事故の原因究明の後に、原子力規制に当たる新たな規制機関の下で慎重に進めるべきものであると考えております。また、泊原発をはじめ、国内の幾つかの原発で複数の活断層が連動して起きる地震の影響調査が求められていることから、再稼働に当たっては耐震安全性の評価も必要だと認識しております。いずれにいたしましても、安全性についてすべての課題や疑念がクリアされてから、再稼働の判断をするべきであると考えております。次に、道内の発電量についてですが、北海道電力株式会社に確認しましたところ、道内の火力、水力、地熱、原子力及び太陽光による発電をフル稼働させた場合の総出力は約 742 万キロワット、うち原子力発電は 207 万キロワットということでしたので、原子力を除いた発電の出力計は約 535 万キロワットとなります。ただし、これはあくまでもフル稼働した場合の数字であり、通常は定期事業者検査や補修のため、実際の供給力はこれを下回ることになります。この夏の供給力は 485 万キロワット程度が見込まれており、猛暑だった一昨年の1日最大電力は 506 万キロワットだったことを考えますと、現状におきましては、原発の是非は別といたしましても、原発が完全にとまっても電力不足を招くことはないとは言いきれないものと考えております。次に、原発の再稼働停止の働きかけについてですが、私としては、原子力発電に対する不安が払拭されていない中、これまでも機会あるごとに国や北海道、北電に対して、安全対策に万全を期すこと、情報の提供に努めること、電力の安定供給確保のためエネルギー供給源の多様化を進めることなどの対応を求めてまいりました。したがいまして、泊原発の再稼働については、安全性が確認され、必要性が認められた段階で議論し、判断されるべきものであると考えておりますので、現時点で再稼働をとめるよう、国などに働きかけることは考えておりません。次に、再生可能エネルギーの推進についてでありますが、市といたしましても、長橋小学校に太陽光発電設備を設置し、今後、新市立病院へも設置を予定しておりますが、財政面を考慮すると、発電施設など、市がハード面で整備を進めていくことは難しいと考えております。しかしながら、地球温暖化防止の観点から、また原発への依存度を下げる観点からも、再生可能エネルギーの推進は必要と考えており、事業者等からの導入の計画や提案があった場合などは、市としてもできる限りの協力をしてまいりたいと考えております。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)
再質問 8番 川畑正美
ただいま答弁をいただきましたけれども、何点か再質問させていただきます。まず、小樽市の人口減少に対応する点で私が申し上げているところは、雇用を確保していって若い世代の安定的定住をさせることが大事であって、もう一つは正規採用をしていただくように地元企業の協力を得ていくことで子供を生み育てやすい環境づくりをすることが大事だというふうに考えて質問したわけです。例えば、子供を生み育てやすい環境をつくるという点では一致しておりますけれども、若い世代に安定的な定住をしてもらうためには、正規採用するようなことを訴えてもらいたいと、そのことを改めてお願いしたいと思います。それから、国民健康保険の問題ですけれども、今回、医療分が下げられたことで非常に喜んでいる世帯がたくさんあります。私も具体的にお話を聞いた中では、今回の医療分の引下げに対して、今の生活から年間1万円に満たない額ですが、それは非常に助けられているという切実な声を聞いています。何といっても、今、小樽市の国保世帯の状況というのは、先ほどの答弁にもありましたけれども、10年間で所得額は 28 パーセントも減っていて、所得に占める保険料の割合が 3.9 ポイントも上昇しています。それに、小樽市は、先ほどの答弁の中で 100 万円以下の世帯が 70.81 パーセントであり、いかに小樽市の国保対象の加入者は所得の低い状況にあるのかということを最も強調したいところです。例えば、旭川市の国保料は、平成 23 年度は平均で2万円、24 年度では1万円引き下げています。もちろん、旭川市の財政と小樽市の財政とでは比較できないところもありますけれども、やはりそういう点では基金からの繰入れ、あるいは一般会計からの繰入れで引下げをしているのです。旭川市の場合は、今、国保料が三つの段階に分かれていますけれども、その全部で 23 年度は2万円、24 年度は1万円引き下げているわけで、小樽のように医療部分だけを下げているというのではないのです。そういう点で、もっと一般財源からも繰入れをして、全体での1万円引き下げを実現させていただきたいと、改めて申し入れしたいと思います。それから、住宅リフォーム助成制度の関係ですけれども、ただいまの答弁では、すべての工事を実施した場合、4,000 万円くらいだという話でした。ちょうど今の倍くらいです。私が今回、事業先や一般の申込みをされたと思われる方にも話を聞いた中でこのような意見が出ています。例えば、助成については 10 パーセントあるいは 20 万円以下というのはやはり少ないと。せめて 20パーセント、50 万円くらいにしてもらえれば、若干の効果が生まれてくるだろうと。それから、もう一つ言われたことは、補欠者が今回 30 名出ているわけですが、8月中旬の申請期間が終わらないと補欠者が決まらないため、たまたま補欠者になった人は、それまで工事にかかれないでいるので、こういう点を助けることはできないのかという意見も聞いてまいりました。それから、やはり補正予算では工事が遅れてしまうので、工事にかかれない状況が起きるのだと。助成額を増やして、いつでも申込みができるようになれば経済効果も生まれるので、そうしてもらえないだろうかという意見がありました。その辺について、市長の考えをもう一度お聞かせいただきたいと思います。岩見沢市は、公共工事の一貫としてとらえて 23 年度の予算額も1億 3,500 万円計上しているということでした。要するに、その1億 3,500 万円を補助金として計上すれば、年間通じた随時受付ができるということを岩見沢市の担当課長はおっしゃっておりました。そういう意味では、小樽市も年間を通じて受付できるような体制にすることで経済効果が生まれるのではないかというふうに思っているところです。その辺での市長の考えを改めて聞かせてください。それから、社会資本整備総合交付金の問題ですけれども、これは小樽市が活用できなかったという点では、今後、住宅リフォーム助成の申込みの中に申請内容で該当するものがあると思うのです。ですから、組合せで活用することを検討してもらいたいと思います。そのことについて、もう一度意見を聞かせていただきたいと思います。それから、病児・病後児保育の問題でありますが、道内では、28 か所で実施しているというのは聞いております。それで、子供が病気や病気回復期に希望するサービスは、保育所や幼稚園、それから医療機関などの専用スペースでの預かりをしてほしいというのが、小樽市の次世代育成支援に関するニーズ調査でも 77.5 パーセントあります。小樽市の第6次総合計画の中でも、「ともに支えあい、安心して健やかに暮らせるまちづくり」を掲げているわけですから、安心して子供を生み育てることができるように、そういう政策を、先ほども答弁の中でありましたけれども、それを強力に進めるためにも、具体的にこの時期にこういうふうにしたいということを明確に答えていただきたいと思います。それから、原発の問題ですが、泊原発の再稼働に対する見解は、今日もおっしゃっていただいていますけれども、4月末の北海道新聞にも見解が載せられております。その見解と今日の答弁も聞いてあわせた中では、再稼働に対して安全性をクリアしてということが強調されております。そういう意味では、まず現時点での安全性を十分に確認した上でということが前提だという点では、市長の考えともある面では一致していると思うのです。それを大いに進めてもらいたいということにあります。なぜ、私が、泊原発に危険性があるということを言っているのかというと、ごく最近の新聞で見ますと、これは赤旗の記事ですけれども、関西電力の大飯原発で事故が起きたときのために、政府が特別の監視体制を置くとしているオフサイトセンターがつくられているわけですけれども、これは大飯原発から7キロメートル離れたところにあるそうです。敷地は海に面して、護岸から施設まで 100 メートルほどで、海抜もわずか2メートルぐらいと。そういうところで、おおい町のつくったハザードマップも津波襲来の浸水地域に入っているという状況なのです。これが、泊原発も大して変わらない状況にあると。ですから、その辺をきちんと確認できるまでは、運転を再開しないように申し入れいただきたいと思うので、そのことについて、改めて質問させていただきます。
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
川畑議員の再質問にお答えしますが、私が答弁しない部分は、担当部長から答弁をさせていただきたいと思います。最初に、人口減の問題につきましては、川畑議員と全く同じ考えでございまして、平成 10 年までは、1年間に赤ちゃんが 1,000 人生まれてきたのですが、平成 11 年から 1,000 人を切って、平成 23 年の1年間では 688 人という極めて出生数が減ってきている状況にあります。加えて、小樽市の高齢化率というのは、5月末で 32.4 パーセントという大変高い数字になっています。したがいまして、生産人口を何とか増やしていきたいというのは私も同じ意見、考えでありますし、そのためにはやはり雇用の場をつくる中で、やはり正規の職員として雇用していただけるような、そういうような場をつくっていくということについて、今後も取り組んでまいりたいというふうに思っております。それから、住宅リフォーム助成制度の件でありますけれども、先ほども答弁をさせていただきましたが、今、申請された方から、申込期限であるとかいろいろなことについての意見をちょうだいしております。したがいまして、今回の制度には含まれておりませんけれども、これは今年度で終わりということではございませんので、次年度以降、このあたりの改善に向けて検討を進めていきたいというふうに思っております。それから、当初予算で言うと、助成額については 2,000 万円という形でやりました。現在申し込まれている方からいうと、約 4,000 万円かと思いますけれども、大変厳しい財政状況の中でございますので、これにつきましては、50 万円の限度の引上げということ、あるいは助成額の増ということについては、現在、考えていない状況にあります。それから、病児・病後児保育の早期実施については、先ほども答弁をさせていただきましたとおり、実施形態、運営費用などといったことを早期に検討しながら続けていきたいというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 渡邊功(医療保険部長は2012年12月まで)
一般会計の繰入れによりまして、保険料を全体で1万円引き下げてほしいという御質問でありますけれども、今回、平成 24 年度の保険料につきましては、医療費分において1世帯当たり約1万 1,000 円の引下げを行いました。しかし、介護納付金あるいは後期高齢者支援金につきましては、全国的な推計に基づきまして指示された保険料を賦課するため、保険者として努力して下げるという部分では及ばない部分があります。このため、一部の世帯では保険料が引上げとなる世帯も生じますけれども、低所得者が多いという本市の被保険者の状況も十分考慮し、今後も適切な保険料設定に努めてまいりたいというふうに考えております。また、一般会計からの法定外繰入れという部分につきましては、国保財政は基本的に国保加入者の保険料で賄うべきものであり、一般会計からの繰出しにつきましては、国保加入者以外の市民の方にもその負担を及ぼすこととなりますことから、慎重に考えていかなければならないというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 工藤裕司(建設部長は2015年3月まで)
住宅リフォーム助成制度の件で、後段の社会資本整備総合交付金の活用についてでございますけれども、先ほども市長から答弁いたしましたが、昨年度も北海道と大分協議をしましたけれども、本市の制度の中ではなかなか難しい状況にあるということで、その後もさらに条件が厳しくなっているということも聞いておりますので、本市のつくりの中では難しいのではないかと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
私からは、泊原発の再稼働についての再質問に答えさせていただきます。川畑議員からは、泊原発の再稼働に当たっては、対策をしっかりとった上で再稼働を認めるべきではないかというような御質問でございましたけれども、御存じのとおり、今、国では新たな規制組織として原子力規制委員会をつくる動きが進められておりまして、この原子力規制委員会ができますと、新たなスキームの中で手続を進めていくというような可能性が高いというふうに伺っておりますので、私どもといたしましても、この規制委員会が、審査のための新しい安全基準もつくっていくだろうというふうに考えておりますので、そういった国の動きも見ながら対応を進めていきたいというふうに考えているところでございます。(「議長、8番」と呼ぶ者あり)
再質問 8番 川畑正美
今の最後に部長が答えられた原発問題ですけれども、基本的に私が言いたいのは、今、この時点でとまっているわけですし、カバーできる体制があるので、原発を再稼働させないように申し入れるべきだということが私の主張でして、条件がある程度整えばいいということではないので、その辺を誤解しないでいただきたいと思います。それから、住宅リフォーム助成制度については、確かに財政上の問題があるかもしれませんけれども、岩見沢市のように公共工事の一貫としてとらえていけば経済的な効果が回っていくのではないかと、それが私の言いたいところなのです。ですから、業者の意見を聞いても、ただ単に市の助成があるというだけでは経済効果が生まれないと。それをもっと発展させなければ、経済効果が生まれてこないのだということが言いたいところです。そのほかについては、委員会で改めて質問したいと思います。
答弁 総務部長 迫俊哉(総務部長は2015年3月まで)
原発の再稼働について、改めての御質問でございましたけれども、私の受取方がどうなのかという感じもしますけれども、基本的にはやはり泊原発の再稼働に当たりましては、川畑議員と同じように、まずは安全性をしっかりと確保した上で手続を進めていただきたいというふうに考えておりますけれども、再稼働に当たりましては、やはり一定程度、道内の電力の需給バランスというものも考えていかなければならないというふうに思っております。北電の発表によりますと、2年前のような猛暑が来た場合には、やはり電力が少し足りなくなるといったようなことでございますので、冒頭の市長答弁の中でも、安全性と必要性を勘案した上で、再稼働を進めていただきたいということで答弁させていただいたところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 中松義治(市長は2015年3月まで)
住宅リフォーム助成制度については、私から答弁させていただきます。住宅リフォーム助成制度については、今年度、初めて実施したわけでございまして、この制度があったから、こういう今の申込みといいますか、予定が出てきたのかというのがちょっと見えないところがあるわけです。要するに、制度がなくても実際にはリフォームは続けていたのだというふうに思うのです。ですから、先ほども答弁させていただきましたように、申請された方からいろいろな御意見をちょうだいしておりますので、今後、この改善に向けては検討していきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきたいと思います。