小樽市議会 平成23年第1回定例会 2011年3月2日
(1)買い物弱者対策について/(2)空き家対策について/(3)保育所について
2011年3月2日、小樽市議会の一般質問で、秋元智憲議員が「買い物弱者対策について」「空き家対策について」「保育所について」について質問し、市長 山田勝麿が答弁しました。
- 質問者
- 秋元智憲 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 秋元智憲
平成23年第1回定例会に当たり、一般質問をいたします。質問に入る前に、3期12年にわたり財政の健全化に取り組み、平成22年度決算見込みでは、当初計画より2年前倒しで赤字解消を達成し、改めて12年間の御苦労と強いリーダーシップに敬意を表するものです。本当に御苦労さまでした。それでは、質問に入りたいと思います。初めに、買物弱者について質問いたします。少子高齢化や流通機能の低下などにより、食料品等の日常の買物が困難な状況に置かれている方々を買物弱者と呼び、最近、マスコミ、新聞などでも取り上げられることが増えております。経済産業省は、昨年、近隣の商店街の衰退や交通手段の不足によって、日常の買物が不自由になっている高齢者の買物難民が全国で約600万人に上ると推計し、全国的にインフラ整備が進み、物資も豊富な我が国において、こうした問題がなぜ生じているのか、買物弱者の現状を検証し、解決に向けた取組について、2010年5月に、経済産業省の商務流通グループ流通政策課が、地域生活インフラを支える流通のあり方研究会報告書として取りまとめ、公表いたしました。この報告書では、車の運転ができず、家族の支援も得られずに食品などの買物に困る高齢者らを買物弱者と位置づけ、過疎地域だけでなく、大都市近郊の団地などでも深刻化していると指摘しております。医療や介護のような公的制度が整備されていないことも踏まえ、社会的課題として対応することが必要とし、支援策としては、宅配サービスや移動販売、交通手段の提供などを挙げ、民間で採算がとりにくい地域では、自治体の補助や公的施設の活用も提言しております。先月、2月9日には、平成22年国勢調査の速報集計結果が発表されました。本市の人口は13万1,970人で、平成17年の調査と比較すると、1万191人、7.17パーセントと大幅に人口が減少し、世帯数では、5年間で2,700世帯、4.47パーセントの減少との結果が示されました。また、住民基本台帳による65歳以上の人口は4万1,646人で、全体の31.39パーセントとなっており、高齢化は顕著に表れています。このような状況の中、市民と対話を重ねていくと、自分自身が買物弱者の不安を抱える高齢者の方が予想以上に多いことを感じます。先日、ある町内での懇談会の折、長年買物をしてきた近所の商店が閉店してしまい、今後の日常生活に対する不安を伺いました。今までは何とかその商店まで歩いて通っていたそうですが、山坂が多い地形で、特に冬は除雪をする近所の方までもが高齢化で除雪が行き届かず、なかなか外にも出られない。大型スーパーなどへはなかなか買物に行くことができず、買物をしたとしても、その荷物を運ぶことさえままならないという状況で、近所の商店がなくなった場合、これからどう食品や日常品を買っていいかと心配しておりました。また、ある方は、昨年、奥様が病気で亡くなり、約1年ひとり暮らしをしているそうです。要介護認定は要支援1で、このことだけを聞くとまだまだ大丈夫かと感じましたが、数年前に目の手術をしており、特に雪のある時期は段差などが見えにくく、また、玄関を出ると急な坂が続いております。現在、買物は、地方から妹さんが、週に1度、小樽に来て買物をしてくれるそうですが、妹さんも高齢なためにいつまで続けられるか不安だと伺いました。小樽市として、こうした買物弱者と呼ばれる方々の不安を少しでも解消するために、ぜひ早急に対策をするべきだと思います。この問題への対応は、買物弱者対策にとどまらず、将来、安心して暮らせるまち小樽と言われる一つの重要なポイントであるからです。現在、自治体やNPO法人、商店街や商工会などが中心になり、さまざまな支援策を講じておりますし、経済産業省の買物弱者対策に係る事業に対して補助が行われておりますが、まず、この事業に選ばれた団体や事業内容を把握しておりましたらお知らせください。また、小樽市としてこの事業に対しての認識と、この補助事業に応募した事業者、団体があったのかについても伺います。自治体の取組として、茨城県常陸太田市では、高齢者のみの世帯が宅配、買物代行サービスを利用する際、宅配1回につき100円を助成、週3回を限度にし、予算は平成20年度実績で14万3,500円、回数にすると1,435回分の制度利用があったそうですし、大分県大分市では、日常的な買物に苦労している市内5団地で、月1回、朝市を業者に委託して開催し、平成21年度の予算は1,600万円と、それぞれ地域に合った取組をしております。そこで、小樽市が現在買物弱者の人数をどう把握しているのか、また、対策についてどのように考えられているのか、伺います。市内の商店街や団体、事業所などで、買物弱者対策までいかなくとも、宅配などの取組をしているところは何件、若しくは何団体あるのか、わかりましたらお知らせください。そして、今後、対策を講じる上でぜひお願いしたいことは、町会長などへのアンケートと、モデル地区を決めてアンケート調査を実施してもらいたいと思いますが、いかがでしょうか。また、商店街や団体との連携はどう考えられるのか、お答えください。市では、これまで商店街等の活性化を目的にさまざまな補助事業を行ってきたと思いますが、その内容や効果、課題についてもお知らせください。市内の商店街では既に買物弱者対策への模索をしているところもありますので、早急な対応をお願いいたします。次に、空き家対策について質問いたします。昨日の代表質問でも、我が党の高橋議員より、空き家の雪問題についての質問がありましたが、若干観点が違いますので、質問をさせていただきます。今年の冬は、例年に比べ積雪が多く、市内どこを歩いていても雪かきに追われる市民の姿を多く見かけました。また、どこへ行っても話題になるのは雪の話であります。特に、高齢者には大変な作業であり、何とか雪かきをしても、雪を捨てる場所がないという状況で、大変に皆さん御苦労されておりました。しかし、悪いことばかりではなく、一つ気づいた部分があります。それは、夏場ではなかなか気づかない部分でありますが、その一つが空き家の多さです。玄関や家の周りは雪で覆われており、屋根の上も1メートル以上の雪が積もっている家が何軒もありました。落雪や倒壊などの危険を感じる家も想像していたよりたくさんあることに驚きました。以前から相談を受けていた空き家の件では、隣の家が数年前から空き家になっており、既に半壊状態で、屋根は崩れ、家の中まで見えるという状況です。周辺の住民からも、倒壊や放火、風の強いときには木片などが飛んでくるなどの被害もこれまで何度となく起こっていると伺いました。市内でも、こうした例は少なくないのではないでしょうか。これまで担当課より家の所有者へ対策などの指導を何度もしていただいたのですが、一向に問題は進展しません。こういった空き家、廃屋の問題として心配されるのが、放火による火災や自然倒壊の危険、台風や強風時の木片等飛散によるけがなどの災害、ごみの不法投棄、不審者や非行少年のたまり場になりかねない防犯上の問題、飼い主のいない犬、猫のねぐらになるなどの衛生上の問題、周辺地域の景観上も悪影響などが挙げられます。しかし、土地、建物が個人の所有している財産であるために、地域から苦情があっても行政の打つ手が限られているのが実態であります。市内において確実に空き家の数が増えているのを実感いたします。そこで、現在、市内には何件の空き家が存在し、そのうち、倒壊するおそれのある件数と苦情、相談が過去5年間で何件寄せられているのか、お聞きいたします。また、空き家の調査方法についてもお知らせください。建築基準法第10条には、保安上危険な建築物等に対する措置として、著しく保安上危険であり、又は著しく衛生上有害であると認める建築物に対しては、除去等を含めた改善指導を行うことができるとありますが、これまでの本市における著しく危険な家屋に対する改善指導の状況とその成果についてお知らせください。総務省の2010年住宅・土地統計調査によると、空き家は約757万戸で、総住宅数の一戸建ての割合は約33パーセントに上っています。全国の自治体では、新たな借り手を確保するために、空き家物件の情報を提供するなど、有効活用への道を模索している状況で、本市においても、平成21年12月15日より施行された空き家・空き地バンク制度を実施しております。この設置要綱には、第1条、この要綱は、空き家・空き地バンクを設けることにより、市内における空き家及び空き地の有効活用を通して、まちなかにおける居住又は商業活動による中心市街地の活性化、住み替えによる住環境の改善及び市内への定住、二地域居住等の促進を図ることを目的とするとあり、有効活用が記され、この制度の運用次第では、空き家が廃屋になる過程を鈍化させることにもつながり、有効な施策だと改めて感じております。施行より1年が過ぎ、利用状況でこれまでの登録件数、成約件数と課題についてはどう分析しているのか、お知らせください。本市の空き家バンクへの登録件数増や制度周知の工夫はこれまで以上に必要だと思いますが、登録件数増加策、周知方法での新たな取組を考えていましたらお知らせください。空き家バンク登録数を増やすため、補助事業を活用しての空き家調査や所有者への意向調査の実施に加え、町内会長の協力を得て、空き家情報の収集を呼びかけるなどすることも考えられますが、このような取組は本市としてできないものなのか、御所見を伺います。最後に、保育所の入所基準について質問いたします。先日、市内に住む方からお手紙をいただきました。手紙を抜粋して紹介いたします。我が家は、夫婦と、保育所に通って今年4月に年長組になる娘の3人家族です。7月にはもう一人子供が増える予定です。今は、夫婦2人で働き、やっと生活ができています。出産にするに当たって、本来は、仕事をやめず産後に職場に戻りたかったのですが、パート勤務のため産休がなく、人員もぎりぎりの職場のため、迷惑をかけてしまうので6月に退社することになりました。娘がどれぐらい保育所に入っていられるのか確認すると、産前産後1か月ずつと求職期間の2か月ということでした。今、新卒者の就職も決まりづらい時代で、小さい子供がいる母親が仕事を見つけるのは本当に難しいのです。このままでは、卒園式を迎える前に退所しなくてはなりません。どうか、産後の期間の延長及び求職期間の延長を市で検討していただきたいのですという切実な内容でした。私もわからないことが多い分野でしたので、すぐ担当課長にお話を聞くと、相談者の方と担当課との間で若干誤解があり、正しくは、出産予定日の属する月とその前後1か月の3か月、それと、求職期間については、原則2か月、最長だと3か月で、この方の場合ですと最長トータルで6か月の期間が該当するとのことです。そこで、この説明を受けているときに感じたことですが、出産予定日が属する月の生まれた日が月初めの子と月末の子とでは保育所の利用期間に最大約1か月の差があり、求職活動ができる期間もその分短くなるため、月末に生まれた子のほうが不利な条件になってしまいます。生まれた日によってなぜこのようなケースが出てくるのか疑問ですが、今後、妊娠、出産を理由とする入所期間については、この月単位の設定を変更し、出産予定日を起点とする方法をとるべきだと思いますが、いかがでしょうか。また、このような問い合わせや相談を受けたことはこれまであったのか、このケースのような事情で退所に至るケースがあったのかについても伺います。求職期間の2か月というのはいかなる基準で決められたのか、また、この期間の延長などについては今後見直すお考えはあるのか、お知らせください。人口減、少子高齢化が叫ばれる中で、子供を安心して産み育てられる環境づくり、高齢者が安心して暮らせるまちをつくるために、今後、財政的な措置も必要になってきますが、それだけではなく、小さな声を聞き改善することで安心につながることもあると思いますので、ぜひ、今後とも、市民の声に敏感に反応できる小樽市を目指し、小樽なら安心して暮らせると言われるような政策を実行していただくことをお願いし、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
秋元議員の御質問にお答えいたします。初めに、買物弱者対策についての御質問でありますけれども、まず、経済産業省の買い物弱者対策支援事業についてでありますが、採択された事業数は、全国で48件、うち道内4件であります。事業内容については、大きく三つに分けられておりまして、一つ目が、身近な場所に店舗をつくることで、愛媛県大洲市の愛媛たいき農協が自治会と連携し、空き店舗を改装してミニスーパーを運営する事業などであります。二つ目が、自宅に商品を届けることで、道内小清水町のAコープこしみずが商工会と連携して、高齢者の安否確認を含めた移動販売及び宅配を行う事業などであります。三つ目が、自宅と店舗を結ぶ送迎手段の確保で、埼玉県秩父市の秩父丸通タクシーが、商店街振興組合と連携し、中山間地域から中心市街地商店街までのデマンド型乗り合いタクシーを運行する事業などであります。次に、この事業に対する認識等でありますが、当市は、高齢化率が3割を超え、周辺部の商店などが廃業などにより減少し、買物環境が厳しさを増しています。加えて、山坂が多いという地形的要因などからも、買物弱者対策については非常に高い関心を持っております。当該事業の主体は商店街振興組合やNPO法人、民間事業者などであることから、本市におきましても、商工会議所や商店街振興組合連合会などで検討いたしましたが、限られた期間の中で小樽市内の買物困難地域や買物弱者の実態を把握することが困難でありましたことから、具体的な事業計画の策定がかなわず、応募するまでには至らなかったと聞いております。次に、買物弱者の人数と対策でありますが、国では、全国で約600万人と推計しておりますが、本市におきましては、特に把握いたしておりません。なお、従来から、市と商業関係者が商業振興策等を話し合う中で、車を持たない高齢者の利用機会が多い市場を中心にこの問題について協議しており、買物弱者対策が市場等の活性化や高齢者の見守りにもつながることから、今後、引き続き、商業者をはじめ関係の皆さんと議論を深めてまいりたいと考えております。次に、宅配などの取組の状況でありますけれども、昨年5月に、市内の商業者に対し、個別配達サービスに関するアンケートを実施いたしました。この調査によりますと、市内大型スーパー16店舗全店のほか、調査依頼をした41商店街団体のうち、回答のあった13団体39店舗が宅配を実施しておりました。未回答の団体や店舗を含めますと、相当数が宅配に取り組んでいるものと考えられます。次に、今後のアンケート調査でありますけれども、第5次高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を平成23年度中に策定する予定としており、これに向けて高齢者を対象とした生活全般に対するアンケート調査を実施することにしておりますので、この中で買物弱者に対する調査も実施してまいりたいと考えております。次に、商店街や団体との連携でありますけれども、本市におきましては、平成9年度から11年度まで、市や会議所、地元商店街などが連携して、手宮方面を中心にファクスを活用し、一括受注と配送システムを研究したいか電ネットワークを、全国に先駆けて買物弱者対策として実施いたしました。3年間の事業でありましたが、この補助事業期間中では採算ベースに乗せるまでには至らなかったことから、事業を終了したという経過があります。現在も、商店街や市場は非常に厳しい商業環境に置かれておりますが、買物弱者対策の実施に当たっては、事業主体、事業費や事業内容などについてさらに検討を進め、計画の熟度を高めていく必要がありますので、市といたしましては、今後、商店街をはじめ関係団体と連携を図り、可能な支援を行ってまいりたいと考えております。次に、本市の行ってきた商店街に対する支援策でありますけれども、これまで、「小樽で買物」キャンペーンセール助成事業などの販売促進活動や商店街のイベントなど、にぎわいづくりに対する支援のほか、空き店舗対策や商業起業者に対する助成など、さまざまな事業に対し支援に努めてまいりました。その効果をはかることは難しい面もありますが、近年、中心商店街におきましては、空き店舗の増加に歯止めがかかっていることや、小樽雪あかりの路の際には、イベント見学者による中心商店街への回遊性が増してきております。さらには、活性化に向けた活動を通じて、小樽商科大学の学生と商店街関係者との連携が図られるといった新たな成果も生まれてきております。いずれにいたしましても、一時的なにぎわいや販売促進活動に終わることなく、いかに日常的に来客数や売上げを確保していくか、また、商業者みずからが現状を分析し、人材を育成して中長期的な観点に立って事業を展開していくことなどが課題ではないかと考えております。次に、空き家対策でありますけれども、初めに、市内にある空き家や倒壊のおそれのある家屋の件数でありますが、平成20、21年度に中心市街地とその周辺の住宅地において空き家調査を委託により実施しております。その結果としては、対象地域の調査全戸数は約3万9,000棟で、空き家は859棟、そのうち倒壊のおそれのある家屋は37棟でありました。次に、これまで寄せられた倒壊のおそれのある家屋に関する苦情や相談の件数でありますが、平成18年度から22年度までの5か年で11件となっております。なお、調査につきましては、居住の有無や家屋の状況について、対象地域にある住宅を全棟、目視や聞き取りの方法により実施したものであります次に、危険家屋に対する改善指導の状況とその成果でありますが、市民からの苦情や相談のあった危険家屋について、その所有者の連絡先を調査し、電話や面談、さらには文書により危険回避に必要な措置を講ずるよう指導を行っております。改善指導の成果としましては、先ほどの平成18年度以降に寄せられた11件の苦情及び相談のうち、7軒の家屋が解体されております。次に、空き家バンクについてでありますが、登録件数については、これまで最大で8件の登録があり、そのうち5件が成約したことから、現在、3件の登録数となっております。また、課題としましては、提供できる情報量が少なかったことと考えておりますが、これにつきましては、登録条件として築年数をおおむね20年以内と限定したため、対象物件が少なかったこと、また、市民や民間不動産業者に対する周知が十分進まなかったことが大きな要因と考えております。次に、登録件数増加などに対する新たな取組でありますけれども、物件の登録条件である築年数を40年程度まで緩和することや、民間不動産業者に事業の趣旨を説明し、新しく協力してもらえる民間不動産業者を増やすことにより、物件の登録件数の増加を図ってまいりたいと考えております。また、市民にも改めてホームページへの掲載やパンフレットの配布などを通して制度の周知を図って行いたいと考えております。次に、補助事業を活用した空き家調査などでありますけれども、平成21年度に実施した空き家調査は、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用して実施したものであり、今後、再度調査を実施する場合は、どのような補助制度が活用できるのか、調査をしてみたいと思います。また、町会長への協力などにつきましても、どのような連携を図れるのか、相談してみたいと思います。次に、保育所の入所に関する御質問でありますけれども、最初に、出産等を理由とした入所期間の算定方法でありますが、本市では、出産予定日の属する月とその前後1か月ずつとしておりますが、出産日以降の利用可能日数については、出産予定日が月初めと月末の場合とでは最大1か月程度の差が生じることになります。期間の算定方法については、国の基準が特にありませんので、他都市の状況なども見ながら、より利用しやすい制度となるように検討してまいりたいと考えております。次に、妊娠、出産、求職を理由とする保育所の利用期間に関する問い合わせや、相談、退所に至るケースでありますが、妊娠、出産時の利用については、育児休業等である場合を除いて、産後の肥立ちが悪いなど、特段の事情が認められる場合には期間を延長できることとなっていますが、そのような事情がない中で延長を希望され、退所していただいた事例はありました。現在は、できるだけ柔軟な対応をしておりますが、特段の事情に該当しない場合の長期間の延長については、難しいものがございます。また、求職活動で仕事が見つからない場合は、2か月を経過した段階で一度お話をさせていただき、さらに1か月を経過した時点で退所していただいております。その際、保育所の利用を再度希望される方には、改めて新規の入所申込みをしていただくことになります。最後に、求職期間を原則2か月、最長で3か月としている理由でありますが、保育所入所に係る現在の国の通知等には具体的な期間は示されておらず、育児中の求職者が安心して求職活動ができる必要な期間として本市が定めたものであります。なお、道内の主要都市では、最長で3か月としているところが多く、求職活動のための妥当な期間ではないかと考えているところであります。(「議長、1番」と呼ぶ者あり)
再質問 1番 秋元智憲
再質問といいますか、要望なのですけれども、今回、3点質問させていただきまして、どれも今回たくさんの市民の方からいただいた話をまとめさせていただいたものなのですけれども、皆さん非常に不安に思われています。例えば、買物弱者の話もそうですし、空き家の件もそうです。また、保育所の件も、この入所期間の不公平さといいますか、これは以前から母親たちの中で話があったというふうに伺っておりましたので、ぜひ変更していただいて、生まれた日によってこういう不公平感がないように、ぜひ考えていただきたいなと、また改定していただきたいなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
質問で3点ほど御要望がございましたので、御要望の内容につきましては妥当なものと思いますので、今後、検討いたします。