小樽市議会 平成23年第1回定例会 2011年3月2日
(1)市立保育所の規模・配置に関する計画について/(2)障がい児保育について/(3)夜間急病センターについて/(4)高島小学校温水プールについて/(5)新共同調理場について
2011年3月2日、小樽市議会の一般質問で、斎藤博行議員が「市立保育所の規模・配置に関する計画について」「障がい児保育について」「夜間急病センターについて」「高島小学校温水プールについて」「新共同調理場について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中村浩、病院局長 並木昭義、保健所長 秋野恵美子が答弁しました。
- 質問者
- 斎藤博行 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中村浩、病院局長 並木昭義、保健所長 秋野恵美子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 斎藤博行
一般質問を行います。最初は、市立保育所の規模・配置計画に関してです。平成21年12月、小樽市保育所の在り方についてという報告書が出されました。この報告書では、今後の小樽市における市立保育所の役割として、第1に、少子化が進む中で入所児童数の減少が考えられ、入所児童については、民間の経営にも配慮し、待機児童を発生させないことを基本に一定の縮小を考え、そして第2に、民間の保育所ではなかなか担いきれない部分に役割を特化し、地域における子育て支援の中核施設として、障害児保育、産休明け保育、延長保育、そして地域子育て支援センターの4点に重点を置いていくことを求めております。さらに、病児・病後児保育事業の早期実施を求めるものでした。この報告書を受け、その実現に向けて平成22年5月に示された市立保育所の規模・配置に関する計画(案)は、地域での議論、特に保護者との議論や、また、それらの議論経過を聞いた議会での議論を経て、昨年12月の第4回定例会で大幅に修正され確認されたところであります。この間の議論を経た最終計画では、長橋保育所は平成26年度廃止、最上保育所、手宮保育所は26年度に、そのときの条件を勘案して改めて議論することになりました。また、奥沢保育所は、25年度に改築工事を行い、26年度から産休明け保育と延長保育の開始、そして、銭函保育所は、24年度に改築工事を行い、25年度から子育て支援センター開設となりました。初めに、平成21年の報告書を踏まえ、今回策定された計画を読んで、市長はどのように評価され、今後の課題として何が残ったと考えているか、見解をお示しください。また、この計画では、各公立保育所の歳児別定数の見直しも行われております。全体で75人もの定員を削減する計画について、昨年の第3回定例会での私の質問に対して市長は、初めから待機児童ありきの計画ではないとの認識を示しています。初めに、新年度の長橋保育所の職員配置数をお示しください。次に、長橋保育所に新年度から新たに入所する子供の人数をお示しください。それらの子供の保護者には、入所手続に際して、長橋保育所のこれからについてどのような説明をしているのか、お聞かせください。次に、最上保育所と手宮保育所ですが、新年度に新たに入所する子供の人数をお示しください。両保育所は、存続についていろいろな議論があった保育所です。小樽市としては、当然、そうした経過を配慮して保護者に接しているものと思いますが、保育所の存続に関する質問等に対しどのような説明を予定されているのか、お聞かせください。また、奥沢保育所、赤岩保育所、銭函保育所の4月の入所予定者数をあわせてお示しください。次に、小樽市の障害児保育についてです。先ほどの報告書では、公立保育所の役割の一つに障害児保育を挙げています。初めに、2月1日現在の市内の認可保育所で障害児保育の対象となっている子供の人数を障害別にお示しください。次に、小樽市障害児保育実施要綱について何点が質問します。この要綱は、昭和59年4月1日に施行されています。これは、この日に開設された小樽市中央保育所において最新の障害児保育事業が開始されたことによるものと考えますが、小樽市における障害児保育の開始と要綱策定の経過をお示しください。この要綱の第3条第1項では、障害児保育を実施する保育所を指定保育所と言い、小樽市中央保育所を指定し、さらに障害児の定員を6名と定めています。そして、第2項で、市長が特に必要と認める場合には、小樽市中央保育所以外の他の認可保育所を指定保育所とし、定員を定めることができるとなっています。また、第3条第2項では、障害児を指定保育所に入所させようとする保護者はとあり、すべての認可保育所が指定保育所のようにも考えられます。この第3条第2項はいつの時点で追加されたのですか、経過を含めお示しください。この第2項の規定による指定保育所は現在何か所なのか、保育所ごとの指定年度とあわせてお示しください。また、小樽市中央保育所は定員が6名ですが、現在の保育所ごとの定員をお示しください。次に、小樽市は、平成4年4月1日に小樽市障害児保育対策事業補助金交付要綱を定めています。その目的は、障害児保育の円滑な運営と福祉の向上を図るため、小樽市障害児保育実施要綱に基づき、指定保育所を運営する社会福祉法人等に対する補助金の交付について必要な事項を定めるとなっています。また、この補助金要綱の第2条では、補助金対象となるのは、障害児を担当する保育士の配置に当たり、障害児の障害の程度に応じ、軽度の障害児は障害児3人に対し保育士1人、中程度の障害児の場合は障害児2人に対し保育士1人、重度の障害児の場合は障害児1人に対し保育士1人を配置していることを条件としています。しかし、小樽市障害児保育実施要綱には、障害の程度に関する記述はなく、何をもって軽度の障害、中度の障害、重度の障害と認定若しくは判定するのか定かではありません。このことは、補助金の算定に直結するものです。現在、具体的にどのような方法で判断がされているのか、お示しください。また、この基準は補助金に関するものですが、具体的な人員配置基準や障害児保育実施に必要な設備整備など、障害児保育の安全確保に関する基準はどこにもないのが実態です。障害児は、そのこと自身により保育に欠けていると考え、より丁寧な対応が求められます。先ほどの保育士の配置基準のようなものは、あくまでも補助金の算定のものであり、健常児との混合保育を原則とするという中で、障害児の安全と保護者の安心という観点や、障害児に必要な保育を提供するという立場からの検証が必要だと思います。今後も増えていくであろう障害児保育のニーズにこたえるためにも、現行の小樽市障害児保育実施要綱の補強や新たな障害児保育事業運営要綱などの制定も含めた整備が必要でないかと考えます。また、そうした作業を進めるためには、公立、私立の認可保育所の関係者との協議も必要と考えますが、市長の見解を求めます。質問を変えます。昨年、12月15日、小樽市医師会は、小樽市長に夜間急病センターのあり方について要望書を提出しました。要望書は、その前文で、夜間急病センターは昭和52年に開設され、その後、地域における救急医療のよりどころとして広く市民に定着しており、医療を取り巻く環境は非常に厳しい状況にありますが、今後とも、現行の公設民営方式で運営していく必要があります。また、移設に当たっては、できるだけ多くの市民が利用しやすい場所であること、何よりも永続的かつ安定的に必要な救急医療を提供できる運営体制を今後とも確保していくことが重要と考えておりますと述べています。そして、具体的には、設置場所は市のほぼ中央地区、公立又は公的病院との併設、施設は小樽市が建設、医療機器や備品等は市が設置、2次救急受入れ体制に向けた市の協力、そして、夜間急病センターを併設する病院への運営協力費の6項目の要望が述べられています。私は、この要望書を読んで、医師会の地域における救急医療を守る責任と自負を感じておりますが、この前文を読んだ市長の感想をお聞かせください。次に、医師会の要望書の2番目の夜間急病センターは、公立又は公的病院との併設については、昨年12月の市立病院調査特別委員会での私の質問に答える形で、現在の二つの市立病院は受けることが難しいと答弁しています。医師会からの要望を協議する際の選択肢の幅は極めて狭くなっているわけですが、現時点での協議経過をお示しください。次に、高島小学校温水プールに関してです。最初に、平成21年度の高島小学校温水プールと平成18年度の駅前の室内水泳プールの利用区分別の利用者数をお示しください。また、平成19年7月から朝里クラッセホテルのプールで実施している水中体操教室の平成21年度の利用者数をお示しください。次に、平成21年度の高島プールと平成18年度の駅前プールの利用者数を比べて、その増減の原因をどのように考えているのか、お示しください。また、高島プールの水泳教室とクラッセホテルプールの水中体操教室の利用者の居住地の傾向がわかればお示しください。次に、教育委員会が実施したアンケートについてです。アンケート調査を実施するに至った経過をお示しください。次に、アンケート調査の内容をお示しください。また、アンケート結果が集約されておりましたらお示しください。私たち民主党・市民連合は、駅前プールの廃止に際して、新・市民プールのできるだけ早い建設を前提に、高島プールとクラッセホテルでの暫定的な利用案に賛成した経過があります。新しい総合計画策定の議論もこうした立場で臨みましたし、今もこうした経過と立場を市民の皆さんに説明しています。今回のアンケート調査が、この暫定使用体制の固定化につながるのではないかと心配する声も聞こえますが、そうした心配に対する見解をお示しください。仮に、今回のアンケート調査が利用者の利便性の向上を考えてのものであるならば、高島、朝里川温泉、そして花園と、暫定的な水泳教室などの開設施設の受皿が民間プール側の事情の変化により1か所増えたと考え、高島を花園に移すのか、今までどおりかという発想ではなく、小樽市の地形を考え3か所での教室開催を検討すべきと考えますが、見解を求めます。また、少なくとも、新たに花園で水泳教室を開設すると仮定した市場調査的なアンケート調査が必要と考えますが、見解を求めます。最後に、岩見沢市の学校給食で起きた集団食中毒に関して2点だけ質問します。私は、以前、学校給食センターのあり方についての議論を聞かせていただいたことがあります。その中で、ある栄養士が、給食センターを1か所に集約してしまって、何かが起きたときには給食は全部とまります。給食センターが2か所あると、片方で何か起きたときにでも、残ったほうで対策を検討する余地が残りますとの話を思い出しました。小樽市は、共同調理場を1か所に集約する計画です。当然、安全対策は万全を期していると考えますが、具体的対策をお示しください。また、万が一何かが起きたときの対策をどのように考えているのか、お示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
斎藤博行議員の御質問にお答えいたします。初めに、市立保育所の規模・配置に関する計画について何点か御質問がございました。まず、計画の評価でありますけれども、この計画の概要は、少子化の進行や低年齢児の保育需要に対応するため、入所児童の定員見直しや長橋保育所の廃止を行うこととしております。さらに、市立保育所における産休明け保育や延長保育の実施箇所拡大や、地域子育て支援センターの増設、老朽化した保育所の改築などに取り組むこととしており、おおよそ、在り方検討委員会の報告を踏まえて策定したものと考えております。今後の課題としましては、少子化が進む中で保育需要の動向を見極めながら計画を進めていかなければならないものと考えております。次に、新年度の長橋保育所の職員の配置でありますが、所長1名、保育士7名、調理員2名、用務員1名が配置されます。新年度の入所申込みは2月14日まで受け付けしておりましたが、この段階での長橋保育所の新年度の入所児童数は37人で、このうち新規入所は、1歳児1名、4歳児1名、5歳児2名の計4名となっております。保護者には、この計画で長橋保育所が平成26年度末に廃止となることを説明しており、納得いただいているものと考えております。次に、最上保育所及び手宮保育所の新年度の新規入所児童数でありますが、まず、最上保育所につきましては、新規入所児童数は10人で、これにより全体の児童数は45人となる見込みであります。手宮保育所につきましては、新規入所児童数は4人で、全体の児童数70人となる見込みであります。また、両保育所の存続等に関する質問があった場合には、26年度に存続あるいは廃止などの方向性を決定する予定であることなどを説明することにしております。次に、奥沢保育所、赤岩保育所及び銭函保育所の4月の入所予定児童数でありますけれども、奥沢保育所が44人、赤岩保育所は101人、銭函保育所は92人であります。次に、障害児保育について何点が御質問がございましたけれども、まず、本年2月1日現在で、市内の認可保育所で障害児童保育の対象となっている児童数と障害別の内訳でありますが、対象児童は17人で、そのうち、身体障害が4人、知的障害が4人、発達障害が9人となっております。次に、小樽市における障害児保育の開始の経過と要綱策定の経過でありますが、本市では、社会福祉法人小樽四ツ葉学園に運営を委託しておりました中央保育所で、昭和57年度から軽度の障害を持った子供を対象に障害児保育を開始しております。また、実施要綱につきましては、2年後の昭和59年度に策定をしております。次に、障害児保育を実施する際の指定保育所の拡大の経過でありますけれども、平成14年4月に他の保育所でも受入れ可能となるよう実施要綱を改正したものであります。これは、保育所の入所方式が平成10年度に市町村の措置制度から保護者が選択できる制度に変わり、こうした経過の中で保育所利用者の御要望にこたえるため拡大したものであります。次に、中央保育所以外の指定保育所でありますけれども、保育所の指定は障害児を受け入れている機関に限りますので、現在の箇所数は公立、民間を合わせて8か所となります。保育所ごとの指定年度につきましては、奥沢保育所が平成18年度、ゆりかご保育園、手宮保育所が平成21年度、相愛保育所、龍徳オタモイ保育園、愛育保育園、銭函保育所、赤岩保育所の5か所が平成22年度となっています。なお、定員について特に定めておりませんが、受入れに当たりましては、利用者や保育所側の状況を見ながら柔軟に対応しております。次に、児童の障害の程度をどのように判断しているかということでありますが、保育所の入所申込みがあった場合には、小樽市障害児保育実施要綱に基づいて障害児保育入所指導委員会で保護者から提出された幼児発達調査票や児童相談所の判定書、医師の診断書等を基に、児童の心身の状況や入所の適否について審議いたします。障害の程度につきましては、その結果を参考にして判断をしております。次に、本市の障害児保育実施要綱の補強、整備が必要ではないかということでありますけれども、本市におきましては、昭和59年に実施要綱をつくり、保育の実情に合わせてこれまでも適宜改正しながら障害児保育の取組を進めてまいりました。今後、障害児保育のニーズへの対応につきましては、現在、国で検討されております子ども・子育て新システムや障がい者制度改革推進本部等の動向も見ながら、障害の判断基準や職員の配置基準などにつきましては見直しをしてまいりたいと考えております。最後に、夜間急病センターについての御質問でありますけれども、初めに、医師会から要望書についての感想ということでありますが、夜間急病センターは小樽市における救急医療のかなめとして重要であると認識しております。これからも、市民の利便性と救急医療体制の確立を念頭に、夜間急病センターを引き続き公設民営として取り組んでいく必要があるものと考えております。次に、要望書に記載されていた夜間急病センターの公立又は公的病院への併設についての医師会との協議の経過でありますが、1月中旬に医師会で市内4病院へ夜間急病センターの併設について意見を聞くためにアンケートを実施したと聞いております。これについて、2月22日に医師会との協議の場を持ちましたが、その中で、アンケート結果として併設できると答えた病院がなかったことから、今後は単独での設置について検討することが必要であると双方で確認したところであります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
斎藤博行議員の御質問にお答えいたします。初めに、平成21年度の高島小学校温水プールと平成18年度の小樽駅前にあった室内水泳プールの利用者についてですが、個人利用と専用利用、水泳教室の利用区分別にお答えいたします。平成21年度の高島プールは、個人利用が1万778人、専用利用が1万838人、水泳教室が8,674人で、合計利用者数は3万290人となっています。平成18年度の駅前プールは、個人利用が1万9,761人、専用利用が9,013人、水泳教室が1万3,380人となっており、合計利用者数は4万2,154人であります。また、平成21年度の朝里で開催している水中体操教室の利用者数は1,054人であります。次に、高島プールと駅前プールの利用者数を比べた場合の増減の原因についてですが、高島プールに移行後、個人利用が8,983人、水泳教室では4,706人と減少し、一方で、専用利用については1,825人と増加しておりますが、総数では1万1,864人の減少にあります。減少の原因として、利用者からプールが遠い場所にあって不便であるとも言われており、プールの立地にあるものと考えております。次に、高島プール水泳教室利用者と朝里で開催している水中体操教室利用者数の居住地の傾向についてでありますが、高島プールの水泳教室の利用者には、利用の際、名前と電話番号のみ記載いただいており、居住地については把握しておりません。ただ、このたびの高島プールの水泳教室参加者のアンケート調査では居住地を記載することになっており、その結果によりますと、塩谷・長橋・オタモイ地区が26パーセント、高島・手宮地区が34パーセント、中央・山手・南小樽地区が27パーセント、朝里・銭函地区が13パーセントとなっております。一方、朝里で開催している水中体操教室利用者数については、調査はしておりませんが、駅前からホテル専用のバスを利用している方もおります。次に、市教委がアンケート調査を実施するに至った経過についてですが、従前から、高島プールは交通の便が悪く、市内中央部のプールを希望する声も多くありまして、一方、民間プール事業者から、民間プールを活用できないものかとの提案もあったことから、このことについて事業者とは何度か話合いを持ちました。話合いの中で、市が実施している水泳教室について受託していただける可能性もあり、今回、教室の利用者にアンケートを行ったものであります。次に、アンケートの質問内容についてですが、使用料を現状のままと想定した場合、まず、現在どの教室を利用しているか、二つ目に、水泳教室の開催場所は高島プールと市内中心部の民間プールとではどちらがよいか、三つ目に、現在どこにお住まいかということについて聞いたものであります。アンケートの集約についてですが、実施期間を2月26日までとしており、現在までに158名の方から回答をいただきました。目下、これらを集計中でありますが、これまでの数字を見ますと、教室の開催場所については、高島プールが58パーセント、市内中心部の民間プールが37パーセント、どちらでもよいという方が5パーセントという状況になっております。今後、最終的な集計を行い、居住地とのかかわりなどについても分析してまいります。次に、アンケート調査が暫定使用体制の固定化につながるのではないかとの御心配についてでありますが、このたびのアンケート調査は、高島プールが市内中心部から遠い場所にあり、利用することに不便を感じているとの声や、利用者数が減少していることから、これらを改善すべく、民間プール活用も含めた一つの資料として調査をしたものであります。次に、地域を考慮して3か所で教室開催を検討してほしいとのことですが、現在、朝里の民間プールに委託している水中体操教室では、週2回で年間100万円、高島プールでは、水泳教室を担当する指導員の人件費に年間700万円ほど支出しております。さらに、市内中心部の民間プールにおいて水泳教室を開催することになると相当額の費用が予想されますことから、3か所での開催は財政的な面から困難であると考えております。次に、市場調査的なアンケートについてですが、現在、高島プールが遠い場所にあるため利用者数が減少していることや、議会への陳情も中心市街地を求めていることから、改めて市場調査的なアンケートを実施することは考えておりません。次に、新共同調理場における安全対策についてでありますが、本市の2か所の共同調理場は、いずれも昭和40年代に運営を開始し、築後40年前後を経過しており、施設の構造やスペースの面などから、現在の衛生管理水準を満たすことができないものとなっております。そのことから、統合新築を行い、現在の衛生管理基準に適合させることが安全対策の基本となるものと考えております。新共同調理場においては、国の衛生管理基準にのっとり、各種の食材を区分して受入れをするとともに、下処理室もその食材に応じて分離し、卵を割る割卵室も区分して設置し、食材間の交差汚染を防止することとしております。また、あえものについては、専用のあえもの室を設け、調理がまや冷蔵庫もあえもの専用のものとして適切な温度管理を行ってまいります。さらには、調理場内の適切な温度、湿度調整を行うとともに、床面からの水の飛沫等による細菌汚染を防止するため、床に水を流さないドライ方式の調理施設とする考えでおります。施設の運用面におきましても、衛生管理基準に基づく調理作業や洗浄、消毒作業を行い、最大限、事故防止に努めてまいりたいと考えております。次に、万が一の事故対策についてでありますが、新共同調理場の給食調理については、できるだけリスクを分散するため、全市一律の献立ではなく、献立を2種類とする方式を考えております。また、仮に2か所の調理場施設を設置し、一方の施設が何らかの事故により停止した場合に、もう一方の施設から給食が提供できるのかということについては、給食調理品の提供には使用する食器、食缶があわせて必要であることや、使用後の食器や食缶類の洗浄、消毒、保管が必要であり、事故の際にあらかじめ対応できるだけの設備内容がもう一方の施設に備わっていなければ、応援を行う対応は不可能であります。(「議長、17番」と呼ぶ者あり)
再質問 17番 斎藤博行
何点か再質問させていただきたいと思います。最初に、保育所の定数の問題ですけれども、それぞれいろいろなことがあったわけですけれども、初年度に向けて子供の入所手続が進められているのだというふうに思いました。一つ安心したわけですけれども、お聞きしたいのは、最上保育所の問題であります。先ほども言いましたけれども、今回の見直しの中で、定員の見直しも行われているわけなのですけれども、先ほどのお話では、最上保育所については、2月現在で45人の入所希望者がいるというふうに言われているわけですけれども、今回、新年度から定員を40人にすると12月に報告を受けているわけです。そういった意味では、いきなり定数を超えてということにもなりません。そう考えると、いきなり待機児童かということにもなりますので、この最上保育所の扱いについて、どういうふうにお考えになっているのか、お答えいただきたいと思います。それから、障害児保育の要綱については、市長の答弁では、見直しについて着手していきたいと、そういった考えでいるというようなことをお答えいただいたと思います。そのときに、それはそういうことでいいのだろうということをもう一度確認させてもらいますけれども、その中に、各認可保育所の障害児の定員の部分をどういうふうに考えていくのかということについて、やはり、もう少しはっきりした方向性を出していただきたいと思います。中央保育所だけが定員が6人というふうになっていて、それ以外のところについては定員がありません。今もない状態でやっているわけであります。市長の今日の御答弁では、柔軟にやっているという側面もあるかと思いますけれども、やはり、障害児を受け入れるという保育所の立場なり、それから、預ける保護者、子供のことを考えると、この保育所には、最大限、障害児は何人受け入れてもらえるか、能力があるのかということをあらかじめ市民の皆さんにも教えておかなければ、極端な話ですけれども、最上保育所の定員は40人ですから、何人でもいいということには、どう考えてもならないわけです。当然、ほかの市の場合は、障害児の専任保育士を置くとか、専門の体制をとっている部分もあるわけですから、そういったことを考えると、要綱の見直しに着手する際には、定員のあり方についても着手してもらえるのか、聞きたいというふうに思います。それから、夜間急病センターについて何点かまとめてお聞きしたいと思います。今回、12月に出された医師会の要望書で、夜間急病センターに対する評価としては私も市長もそんなに違わないと思うのですけれども、12月にああいう要望書を出してきたときの前文に書いてあった地域医療を支えるのだという医師会の責任なり、自負心といいますか、そういったものは私は大変感銘を受けて読んだわけですけれども、そういう前文を読んだ感想がもう少しあったらお聞かせいただきたいというふうに思います。それから、28日の共産党の北野議員の代表質問の中で、夜間急病センターは単独設置になったのだという考え方が出されて、その答弁の中で、市長は、公立病院に近いところに設置すべきだというふうに思っていますとお答えになっているわけであります。これは、4月から今の場所で2年間だけ改めて指定管理者制度の契約を結んでいるわけですから、当然、2年後にはどうするかという議論が始まるわけなので、もしそういう考えに立っているのなら、この間、使っている公立病院はなくなるわけですから、公立病院というのは新市立病院しかなくなるわけですから、そういったことを考えたときに、あの周辺での土地の確保の見通しなり、それから、一種の診療所をつくるわけですから、それに向けたスケジュール等をどのようにお考えになっているのか、お聞かせ願いたいと思います。それから、これも夜間急病センターの中で、先ほど6項目の要望の中の5番目ということで、今の市立小樽病院なり医療センターでは2次救急を受けることが難しいみたいな答弁をしているわけですけれども、28日の市長の答弁から考えると、新しい病院の近くに夜間急病センターができてくるということがどうしてもイメージされるわけなのです。そうすると、今は大分離れていますけれども、今度は相当近いところに新市立病院があるというふうに考えると、いわゆる2次救急の受入れの部分をどうするのかという問題が改めて市民の皆さんから関心を寄せられるのではないかというふうに思います。そういった意味では、昨年の第3回定例会で夜間急病センターなり小樽病院の議論をしたときに、小樽病院の中で、内科の輪番制について院内でいろいろ検討させてもらいたいと、そういう相当前向きな答弁もあったわけですから、その辺について、あれから半年たっているわけですけれども、どうなっているかをお聞かせいただきたいと思います。また、そのときに、小樽市内における2次救急のあり方について、医師会と話をしていきたいと、そういった答弁もあったわけですから、それもどうなっているのか、お聞かせいただきたいと思います。以上、再質問ということでお答えいただきたいと思います。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
12月にいただきました医師会からの要望書ですけれども、この前文についての感想ということでありますけれども、医師会としては、夜間急病センター設置以来、非常に熱心に議論されて現在に至っている経過がありますから、これを読みますと、やはり、医師会としても、いわゆる民営部分については引き続き担っていきますという決意が表れていると思います。そういう面で、これからもまた医師会と協議しながら、ぜひお願いしていきたいと思っております。それから、公立病院に近いところということでございますけれども、場所はどこかというお話です。今、ここだということでは申し上げられませんけれども、これから場所を検討しながら、近い場所を何とか確保していきたいと思いますし、スケジュール等につきましては、やはり、済生会病院がいつ開院するのかまだわかりませんけれども、それまでには、手宮から移るわけですから、あそこの場所は使えませんので、それにあわせてスケジュールを決めていきたいと思います。さらに、内部の機能とか、どういった設備が要るのか、いろいろ問題がありますので、他都市の夜間急病センターの状況等も調べながら、そういったことも含めてスケジュール等も検討していきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 福祉部長 中村浩(福祉部長は2011年7月まで)
保育所関連について、私のほうから答弁させていただきます。まず、最上保育所の定員の問題ですけれども、第4回定例会で、平成23年度の予定定員について40名ということで申し上げておりましたけれども、2月15日現在の第1次の申込みで既に45名ということでございまして、当初から待機児童を発生させるわけにもまいりませんので、この定員について、40名ではなく、45名というふうに定めさせていただきたいと思っております。それから次に、障害児保育の部分でございますけれども、確かに中央保育所の定員が8名と定められたのは昭和59年度です。それ以降、公立保育所でやってきたときに定員を定めておりませんので、今回、障害者に関する法制度の改革のこともありますけれども、内部の要綱の見直しの中で、定数、あるいは、それに必要な職員の配置について検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
斎藤博行議員の再質問にお答えいたします。先ほど、恐らく斎藤博行議員は間違って発言されたと思うのですけれども、小樽病院と医療センターは2次救急を受け入れないではなくて、2次救急は受け入れて、1次救急は受け入れないというふうに解釈していただいて、1次救急の場合は、やはり、夜間急病センターとかそういうところで診て、我々のほうとしては2次救急を受入れるというスタイルで今はやっておりますし、今後とも、そういうスタイルでやっていきたいというふうに思っております。それから、輪番制のことについてでございますけれども、内科輪番制の協議につきましては、今、医師会主導で小樽病院、協会、掖済会、済生会各病院の院長及び内科のトップが集まりまして、これまで昨年10月29日と本年3月1日の2回行われております。昨年、小樽病院の鈴木院長は、小樽市救急体制の問題点を市立病院調査特別委員会に資料として提出し、説明しましたが、その中でも、小樽市の医療を守るためには小樽病院も内科の輪番制を検討するべき時期に来ているという認識を持っているというふうに述べております。その後、私からの提言もありまして、院長をトップに院内の内科医で協議をし、小樽病院としては内科輪番制に参加していくという方針を出して、3月1日の会議に院長と内科の副院長の2名が参加しております。その協議内容及び今後の予定などにつきましては、これは医師会中心の協議でありまして、私から今ここで述べることは適当ではありませんので、どうしてもということでありましたら、医師会のほうに確認していただきたいと、そういうふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 保健所長 秋野恵美子(保健所長は2016年3月まで)
医師会と小樽市の間の輪番制の議論はどのようになっているかという御質問でございましたので、答弁させていただきます。先ほど、並木局長のほうからも答弁がございましたように、内科の2次輪番体制につきましては、市内の医療機関の中で現在協議中でございます。このことについては、承知をしております。夜間急病センターが、今後、単独で設置されることになりますと、今までも2次輪番体制についてはずっと議論等が重ねられてきているところでございますが、これまで以上に2次救急の受入れ体制を万全に整備しなければいけないということから、現在行われております医療機関での協議の経過を十分に踏まえながら、今後、医師会や関係医療機関と体制づくりに向け協議をしていかなければならないというふうに考えているところでございます。(「議長、17番」と呼ぶ者あり)
再々質問 17番 斎藤博行
再々質問を1点だけ。小樽病院の内科の輪番制の問題については、前のレポートの中では必要性を院長もおっしゃっていたわけですけれども、それで内部で議論するということをこれからやっていくのだというのが昨年の9月ぐらいでの議会での話だったわけですが、今のお話では、要するに、小樽病院としては輪番制について参加すると、そういうことを確認した、決めたと、そういうふうに受け止めてよろしいですか。
答弁 病院局長 並木昭義(病院局長は2025年3月まで)
そのとおりでございます。