小樽市議会 平成22年第3回定例会 2010年9月15日
(1)集中豪雨災害の対策と予防について/(2)墓地整備について
2010年9月15日、小樽市議会の一般質問で、菊地葉子議員が「集中豪雨災害の対策と予防について」「墓地整備について」について質問し、市長 山田勝麿、建設部長 竹田文隆、生活環境部長 明井隆生、水道局長 小軽米文仁が答弁しました。
- 質問者
- 菊地葉子 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、建設部長 竹田文隆、生活環境部長 明井隆生、水道局長 小軽米文仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 菊地葉子
これまでの質問と重複する部分もありますが、通告どおりに始めさせていただきます。初めに、この夏の集中豪雨災害に関して伺います。小樽は災害に強いまちと言われますが、かつてない集中豪雨に見舞われた8月、河川や側溝からの溢水による被害、がけ崩れなどの相談が多く寄せられました。既に、本会議初日と13日に市長から提案のあった災害対策予算は先議されていますが、百年に一度とか、観測史上初となる猛暑といった地球規模での気象変動では、この後もどのような災害に見舞われることか、予測のつかない状況にあり、対策は急務です。以下、何点か伺います。このたびの災害規模について、雨量、被害の内容、市民からの支援要請への対応体制がどのようにとられたのか、お聞かせください。小樽市地域防災計画の災害予防計画第1節、重要警戒区域での災害被害の発生状況についてお知らせください。近年では、都市やその周辺の新興市街化地域において内水はんらんによる水害が問題になっています。独立行政法人防災科学研究所の防災基礎講座によると、内水はんらんの被害は、人命への危険は小さいとされていますが、浸水戸数が多くなると被害額が巨額になり、10万棟の浸水で被害金額は1兆円と想定されており、さらに、大量に発生するごみ処理が水害後の難問として挙げられています。市街化が内水はんらんの危険性を増大させると考えます。小樽市の宅地開発で内水はんらんを引き起こすおそれはないのでしょうか、お答えください。住民から寄せられた支援を求める相談事例を紹介しながら、防災上の弱点と今後の対応策について、何点かお尋ねします。側溝の様子を見に来てほしいとの要請を受けて駆けつけたところでは、ところどころに小石が詰まったため、水路が断たれ、水が歩道にあふれ出ている状態でした。入船川から水があふれ、居住区域に流水した事例、土のうを積み上げての対処も、2度目の溢水で土のうを増量しました。また、企業敷地や民有地の雨水処理施設が不備なため、雨水が道路を横切り、民家の半地下駐車場に注水し、被害となった例がありました。かつてない雨量に見舞われたという条件下にはありますが、堺町通りの車道冠水の要因とも関連して、側溝のメンテナンスが不十分で溢水を引き起こした例が多いのではないかと思われます。側溝のメンテナンスが不十分と考えられる例は全体で何件ほどあったのでしょうか、お伺いします。側溝のメンテナンスと処理能力についてお聞きします。堺町通りの商店主が、「すぐに側溝、排水管の清掃をしてもらい、助かりました。でもね、日常的にやっておくものですよね。」と話されていました。今回の豪雨で溢水があった箇所について、その対策について今後の計画をお答えください。次に、企業敷地や私有地での流水処理施設が不十分で市道に水が流れ出し、他への影響があった場合、市が企業や土地の所有者に指導すべきと考えますが、お答えください。長橋十字街では、側溝から水が漏れ、泥水が市道を走り、市も対応を行いました。この原因は何か、どういう対策が必要か、お聞かせください。また、祝津2丁目、中村鉄鋼所内の床上浸水です。この地域は大雨による浸水の危険に絶えずさらされていますが、今回の浸水の原因と対策についてもお聞かせください。何度か被害に遭った市民の方は、強い雨が降る夜はまんじりともせずに、御近所が連れ立って自主パトロールをしながら、流水のもとを突き止めては建設事業課に情報を寄せている方もいます。職員の素早い対応を喜ぶ声が聞かれる一方で、「たくさんの市民からの苦情に忙しそうに対応している中で自分のことばかり言うのは気が引けるが、それにしても職員は忙しそうだ、建設事業課の職員が少なすぎるのではないか」、「今回の被害で改めて側溝や道路の状態を見直すと、道路が一方に傾斜しているため、両側の側溝で雨水を処理するということになっていない、また、素掘り側溝の両側に土が盛り上がっていて側溝に水が流れるのを遮っているなど道路整備の不備が目立った」、「建設事業課からは業者への依頼というワンクッションが入るので対応が遅い、消防署のような素早い対応を」と職員の増員や道路、側溝の調査と整備、委託ではなく直接対応を望む声が聞かれます。小樽市の財政悪化の中で、普通建設事業費が大幅に削減されてきたことはこれまでも指摘してきました。市民の生活に安心と安全をもたらす生活道路や側溝の整備、河川改修は、地元業者の仕事の確保と地域経済活性化に大いに役立つ事業ですから、普通建設事業費を増額し、気候変動の中にあっても市民が安心して暮らすことのできるまちづくり計画を進めていただくよう訴えて、市長のお考えを伺います。次に、墓地整備について、何点かお伺いします。合同墓の記事が掲載された新聞記事を握り締めた50代の女性から、「こういうお墓ができると、これから先の人生を安心して暮らせます。ぜひ実現させてください。」と必死に頼まれました。「どのような課題があるのか、十分検討したい」このような戸籍住民課の話も新聞記事では紹介されています。合同墓設置の検討に至った経過を説明してください。イワシの頭ほどの信心も持ち合わせていない私ですが、幼いころは、日本の風習に倣い、いわゆるお盆の時期の家族総出の墓参は、信心深い方には怒られそうですが、レクリエーションのように浮き浮きと楽しいものでした。長じて、1年に一度の墓参で、久しく訪れる人のない様相のお墓を目にすることや、友人との会話の中でお墓をどうするかなどといったものが目立つようになりました。近年は、老人ホーム自治会や運動団体の共同墓建設の例が各地で生まれており、個人負担の軽減、省スペース化で墓地開発による自然破壊防止にもつながると注目されています。家族形態の変遷が進む中で、墓があることで死の瞬間まで安心して生きることができると、冒頭、紹介した女性のように、死後の遺骨の処遇についてめどをつけておきたいと、合同墓や合同納骨堂が望まれていることを改めて認識しました。ぜひ、実現の方向で検討を進めていただきたいものです。市長の御見解をお聞かせください。ここ最近、お墓に関して何件か相談を受け、改めて墓地費を決算説明書で見てみました。平成17年度以降、5年間の墓地費のうち、平成17年度189万円、平成18年度およそ676万円、平成19年度は674万円、平成21年度750万円とそれぞれ整備事業を行っていますが、これらの整備について年度ごとの主なものをお答えください。小樽市の地形の問題が大きいとは思いますが、中央墓地しかり、どこの墓地も急斜面での設置のため、年齢を重ね、足腰が弱体化してくると墓参も思うに任せなくなります。墓地の近くまで車で行けるかといえば、そうではありません。中央墓地はお盆の時期は車両規制がしかれ、そのほかのどの墓地も駐車場と呼べるほどの敷地もありません。長橋墓地に至っては、墓地に連なる沿道の居住者は、お盆の時期にはおびただしい渋滞に巻き込まれるおそれのため、車で外出することも不可能になると話しています。手すりの設置や駐車場の整備などがこれからの墓地整備の課題となると考えますが、今後の整備計画についてお知らせください。切実に整備を要請された事例があります。銭函墓地の流水処理です。銭函墓地は、あらゆるところから水がわき出ているとのことですが、そのわき水が墓地の外壁や敷き詰めたコンクリート板を削っていくので、流水処理を施してほしいというものです。わき水の水路となってお墓が傷めつけられる様子を日々目の当たりにする住民にとっては、心穏やかな話ではありません。墓地の管理責任は極めて明白であり、小樽市として速やかに対処すべきです。市長の見解をお聞かせください。お盆の時期以外の様子ははかり知れないのですが、持ち帰ることになっているお供物やペットボトル容器がごみの山になっていることを見ると、悲しい気持ちになります。極めて市民道徳的な課題ですが、これまでの対策と今後の対応についてお尋ねします。墓地整備事業も、すぐれて地元の雇用と事業活性化につながる施策です。合同墓に寄せる期待と同様に、日本古来の風習を後世に残し、心穏やかに墓参ができる環境整備を要請して、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
菊地議員の御質問にお答えいたします。初めに、このたびの集中豪雨についてでありますが、気象台の発表では、8月7日から8日にかけては、雨量合計114.5ミリ、1時間最大降水量37.5ミリ、8月23日から24日にかけては雨量合計87.5ミリ、1時間最大降水量24.5ミリでありました。次に、被害の内容でありますけれども、主なものとしては、床上・床下浸水、土砂、がけ、石垣の崩れ、河川、側溝の溢水、道路の小規模な破損などであります。次に、市民からの救援要請への対応でありますけれども、建設部では、当初、建設事業課が第1次体制とし、その後、第2次体制に拡充して、次長を含む職員が電話対応やパトロールを担当、総務部では、次長と防災担当3名が本庁での電話対応を担当、消防本部では、通常体制に非常招集の人員を加え、現場や電話対応に当たったところであります。次に、重要警戒区域内での災害被害の発生状況でありますけれども、重要水防区域の河川については、8月7日から8日の雨では11の河川で溢水し、その影響で床上浸水2件、床下浸水2件が発生、また、8月23日から24日の雨では16の河川で溢水し、その影響で床上浸水3件、床下浸水3件が発生いたしましたが、大規模な河川のはんらんには至っておりません。急傾斜地崩壊危険区域では、8月7日から8日の雨で朝里地区において2件の小規模なのり面の崩れが発生しましたが、住宅への被害はありませんでした。次に、宅地開発による内水はんらんでありますけれども、宅地開発を行う場合には、市の許可が必要であり、許可するに当たっては、法律等に基づく基準に適合するとともに、道路、河川、下水道など公共施設の管理者との協議及び同意が必要となっております。その際、排水施設については、放流先の排水能力を勘案して、開発区域の雨水を適切に排出できるよう整備することになっておりますが、仮に放流先の排水能力が小さい施設に接続する場合においても、開発区域内において一時的に雨水を貯留する遊水地等を設けるよう指導していることから、基本的には内水はんらんは起こらないものと考えております。次に、側溝のメンテナンスと溢水関係でありますけれども、側溝の溢水は8月7日から8日にかけて120件、8月23日から24日にかけては137件ありましたが、いずれも豪雨による土砂やごみ等が流入し、側溝を詰まらせたことにより溢水したものであり、日常的なメンテナンスの不備が原因で発生したものはなかったと考えております。次に、溢水に対する今後の対策でありますが、溢水による被害については、現在復旧作業を行っておりますが、今後対策を講じる必要があると考えられる箇所につきましてはどのような整備が必要か、検討していきたいと考えております。次に、企業敷地や私有地での流水施設でありますが、従前より、道路パトロール等により流水処理が不十分な状況を確認した場合は、その処理について指導をしてきておりますが、今回、市道に影響があった箇所につきましても改めて指導してまいりたいと考えております。次に、長橋十字街と祝津2丁目における溢水でありますが、溢水の原因は、いずれも短時間による想定を超える降雨により流出した土砂やごみなどが流水路をふさいだために生じたものと考えております。その対策でありますけれども、長橋十字街につきましては、当面、道路パトロールを強化し、土砂などが詰まらないよう日ごろから排水施設の清掃を行うとともに、泥水の流入経路を点検し、今後どのような対策が必要か、検討してまいりたいと考えております。また、祝津2丁目につきましては、排水経路の一部にある暗渠部分に詰まりが見られたことから、この部分の改善を行ってまいりたいと考えております。次に、市民が安心して暮らすことができるまちづくりについてでありますけれども、これまでも、災害があった場合には、各部が協力して情報収集やパトロール等の対応を行っており、さらに、関係機関や地元建設業界とも連携を図りながら、市内各所で発生した被害に対して迅速な対応に努めてきたところであります。また、道路などのインフラ整備につきましても、これまでも、市民の安全・安心の確保の観点から、効率的な予算の執行の下、整備や管理を行ってきたところであり、今後とも安心して暮らせるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。次に、墓地整備についての御質問でありますが、初めに、合同墓設置の検討に至った経過でありますが、近年の核家族化、少子化といった社会情勢や、昔ほど個人が慣習や形式にこだわらなくなってきたことにより、お墓を取り巻く環境が変化してきていると認識しております。このような状況の中で、とりわけ本市では既に少子高齢化を迎えており、このたび、市長への手紙にも寄せられたように、市民の合同墓に対する需要や要望が大きいと判断し、他市の設置・利用状況などの調査を始めたところであります。今後、これらの調査結果をまとめ、設置に向けて課題を整理してまいりたいと考えております。次に、墓地の整備でありますけれども、平成17年度は銭函墓地の排水管を布設し、18年度は中央墓地の側溝を敷設しました。19年度は高島墓地の舗装工事、21年度は奥沢墓地の舗装工事や中央墓地の側溝のしゅんせつ等を行いました。今後の整備につきましては、引き続き幹線道路の舗装や側溝の敷設、階段の手すりの設置等を計画し、墓参者が安心して安全に利用できる環境整備に努めてまいりますが、駐車場の整備については、現在の墓地周辺の立地条件から勘案しますと、敷地の確保など難しいものがあると考えております。次に、銭函墓地の流水対策でありますが、御指摘の場所はすぐそばからわき出している水が原因でありますが、上流側に設置している側溝が十分に機能していないこともわかったため、早急に付近一帯の水の流れも調査した上で処置することとしております。今後も、市民の皆さんが気持ちよくお参りいただけるように、随時、パトロールを行い、草刈りや補修工事等を行ってまいりたいと考えております。最後に、墓地のごみ対策でありますけれども、平成17年度の家庭ごみ有料化以降、不法投棄防止の観点から墓地内のごみ箱を撤去し、広報おたるや看板設置によるごみ持ち帰りについての協力をお願いしておりましたが、お盆時期には相当のごみが出されている現状にあります。そのため、本年度は、劣化していた従来の看板を、供物持ち帰りのお願いを強調した看板に全部張りかえたところであります。今後とも、市民のモラル向上に向けて啓発に努めてまいりたいと思います。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 菊地葉子
何点か、再質問させていただきます。最初に、長橋十字街は対策を検討したいというお話でしたが、実は、下水道のマンホールがあふれたために、一時期、トイレも使用できない状態になったと聞いています。こういった詳細な実態も把握されていたのか、このことについて、まずお伺いします。側溝のメンテナンスについてですが、日常、ふだんのメンテナンスが悪かったわけではないというお話でしたが、逆に、今度の雨で、側溝が、いろいろな泥水とか、それから、雨水によって寄せられたものが詰まったのだということでしたら、いつ起こるかわからない豪雨に備えてどうするのか、詰まったところは既にそういうものを取り除けているのか、取り除く手はずになっているのかということをお伺いします。さらに、そういうふうになってきますと、大雨で流れ込んだ土砂とか、そういうものがどこから発生したのかということについての対策が次には必要になってくると思うのです。それでなければ、大雨のたびに側溝が詰まることになります。その対策はできているのでしょうか。道路整備についてなのですが、最近は、財政状況も厳しいということだと思うのですが、穴のあいたところを部分的に埋めるといった、一時的な整備が目立つのですが、質問の中で市民の声として紹介したように道路の傾きについて、実は、障害を持った方がおっしゃっていたのですが、障害を持って歩いてみると、道路が真っすぐではないというのがよくわかるというような声も聞かれるのです。そういった道路の傾きを矯正する整備というのは計画的に必要になってくるのではないかというふうに思いますが、その点についてはいかがでしょうか。素早く迅速に対応していきたいと市長はおっしゃっていたのですが、実際に建設事業課まで出かけていって職員に対応をお願いするのです。そうすると、主査が業者との対応なんかをやっているものですから、何人か来ている市民は、皆さん、待たされると言うのです。40分とか待たされて、実際に職員が足りないのではないかという声が出てきているのですが、協力し合ってやっているとは言いながらも、やはり、こういった専門的な業務につける職員のもっと手厚い配置が必要ではないかと思うのですが、その辺についてはいかがかというふうに思います。それと、墓地整備について何点かお伺いしたいのですが、銭函墓地については早速対応していただいてありがとうございます。ただ、ここは全体的にわき水が出るところで、担当の職員がおっしゃるには、あちらからもこちらからもわき水が出ていると言うのです。そういうふうになってきますと、総合的な調査と、それから対策の検討は何としても必要ではないかと思われるのですが、その辺については、駐車場は土地の問題もあるのでなかなか難しいというふうにおっしゃっていますが、そういうことも含めて、墓地の整備についての全体としての中・長期的な計画はしっかりと立てるべきではないかと思うのですが、こういうことについて御答弁をお願いいたします。
答弁 建設部長 竹田文隆(建設部長は2011年7月まで)
4点ほど、私のほうからお答えをしたいと思います。長橋十字街の泥水等々が非常にあふれた件でございますけれども、下水のマンホールもあふれたということでございますが、当時の状況としては、短時間で一気に道路のほうにも雨水等が流入してきたということで、分離方式をとっておりますけれども、一部では下水のほうにも水が行った状況があったのかというふうに思っております。その対策としては、現在、どのような流水経路になっているかということを今調査しておりますので、それにあわせてどのような対策が必要か、検討しているところでございます。それから、側溝のメンテナンスの件でございますけれども、日常的には、道路パトロール、それから市民の皆様からの通報等々で、詰まった場合には当然ながら処理をしているということでございます。そういったことで、現在、復旧作業等々を順次行っているわけですけれども、当然ながら、取除き作業は行いますけれども、今、議員の御指摘のとおり、どこから発生したのかということも突き止めていかなければ最終的には対応にならないと思っておりますので、今、復旧作業中でございますけれども、そういうことも含めて順次対応してまいりたいと考えております。それから、道路の整備の中で、歩道等の傾きの問題でございますけれども、歩道をつける場合には、やはり地先との調整といったこともありまして、必ずしも平たんな歩道になっていないということもございます。これは、いろいろな方からの御指摘もあるわけですけれども、現実的にそういった場合の調整をどうするかという非常に大きな問題もあるわけですから、これは、ケース・バイ・ケースで対応できるものについては今後とも検討していく、こういう形になろうかと思います。それから、今回の対応ということでございますが、直接的には、市民からの電話は建設事業課のほうに入ってきて、担当課で処理をするということでございますけれども、今回、突発的な、非常に短時間の雨によりまして、いろいろな市民の皆さんからの通報というのが一気に来たという中で、確かに、担当者が非常に忙しいといいますか、対応が大変だったという部分がございます。主査ばかりが対応しているわけではなくて、当然ながら、課長も、それから、場合によっては次長等々も出て対応しており、そういった部分では、建設事業課も雪対策課も塩谷のほうにおりますので、今回の場合も連携をとりながらやったわけですので、確かに専門的な人数を確保するということも必要ではあろうかというふうに思いますけれども、現状の中で、課内あるいは部内での協力体制をしっかりやりながら今後とも対応してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 生活環境部長 明井隆生(生活環境部長は2011年7月まで)
墓地整備についてですけれども、小樽市内で市営墓地を14か所ほど市が持っております。風光明媚な場所と言えば聞こえはいいですけれども、総じて丘陵地で水はけも悪いという立地条件になっているところが多く、特に銭函墓地はわき水が出るという状況になっております。その整備ですけれども、実は、平成17年度に、18年度から5か年で墓地整備をするという中・長期的な計画を立てて、市長からの答弁もありましたように、18年度は何、19年度は何というような工事を進めていたところなのですが、御承知のとおり、20年度以降、市の財政悪化のためにこの整備計画を一度中断させていただきました。21年度、22年度は、地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用して、懸案の墓地の整備をしたところですが、今後においても、やはり、水はけの悪い場所は銭函だけではなくてほかの墓地もありますので、そこら辺の手だても含めて、また新たな計画を立てて何とか予算措置をしていただきたいと原部として要望してまいりたいと思っております。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再々質問 7番 菊地葉子
再々質問を2点ほど。長橋十字街の先ほどのお話なのですが、入浴でしたら、公衆浴場に行くとか、何日間は入らないで我慢するということができるのですけれども、トイレとなるとそうはいきませんので、今度また大雨が来てトイレが使えなくなってくるというふうなことは何としても避けなければいけないと思うのです。対策についての検討は積極的にやっていただけそうなのですが、いつ、どうなるかという時期について、はっきりと市民の方が安心できるように御答弁いただけますでしょうか。その点が一つです。墓地の整備事業ですが、今、生活環境部長がおっしゃったように、確かに20年度はやっていません。21年度は、経済対策臨時交付金が入ったので、真っ先に手を挙げてこれで整備事業をやらせていただきましたというふうにおっしゃっていました。ですから、生身の人間の生活のほうに予算をというのは、これは当然考えることなのかもしれませんけれども、こういうお金が入れば整備事業が必要になってくるという中身ですので、ぜひ、当初予算にもしっかりつけながら、墓地の問題だからぼちぼちやるというのではなくて、しっかりと計画を持ってやっていただきたいというふうに、再々質問ですが、この2点について御答弁いただきたいと思います。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
墓地の問題は、市長への手紙で、お盆近くなると必ず要望が来るのです。それで、17年度ぐらいから積極的に整備せよと、緊急で急ぐところからまず手をつけていくというふうにして、それぞれの墓地の必要なところ、箇所から直していますので、これは要望も多いし、これからもぜひやっていきたいと思っています。ただ、一番心配なのは、小樽の墓地はみんな坂ですから、ここの対策をどうするかというのが一番の悩みなのです。ですから、何か電動カートみたいなもので送り迎えをするとか、そんなことができないかということも考えているのですけれども、積極的に、そういうようなことはこれからもやっていきたいと思っています。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 水道局長 小軽米文仁(水道局長は2010年9月まで)
先ほどの長橋十字街の下水道関係の件ですけれども、私は、具体的に、今回の長橋十字街の件ではちょっと確認はしていませんけれども、確かにこの集中的な雨で、市内で今おっしゃったようなことが起きた箇所はあります。私どもといたしましては、常に、管路維持に関しては緊急対応というのはしていますから、基本的には職員が常に出て、そして、業者と連携して対応しているということでございます。こういったトイレが、もっと具体的に言うと、あふれる前に排水ができないで水洗トイレがぶくぶくとなる、そういう状況の中で水道局のほうに市民から連絡が来て、そして、私どもが現地に出向いてその状況を確認して、どういう対応がいいのかということを判断して対応する。具体的にどういう対応をするかと言いますと、いわゆるマンホールがあふれているということですから、バキュームカーを持っていって、マンホールからいわゆる汚水をくみ上げるという方法でやります。どうしても、くみ上げてもなかなか流れてくる量が多くて、トイレのほうに支障を来して実際にトイレを使えないという状況がございますので、そういう場合は、申しわけないのですけれども、トイレを使わないでということになるのですが、そのために、近所に適当な用地を探して、そこに仮設トイレを配置して、しばし改善するまではそれを使っていただくという方法で、残念ながら、そうせざるを得ないということでございます。今の長橋十字街の件につきましては、具体的に確認しまして、やはり、連絡方法等がわからない市民もいるかと思いますので、その辺の周知方法についても何らかの方法で考えたいと思いますので、その辺は対応したいと思います。