みんなの議会

小樽市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月10日

(1)平成20年度除雪体制について/(2)整備新幹線問題について

2008年12月10日、小樽市議会の一般質問で、古沢勝則議員が「平成20年度除雪体制について」「整備新幹線問題について」について質問し、市長 山田勝麿、総務部長 山﨑範夫、建設部長 嶋田和男が答弁しました。

質問者
古沢勝則 議員
答弁者
市長 山田勝麿、総務部長 山﨑範夫、建設部長 嶋田和男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 21番 古沢勝則

質問に入る前に、先ほどの山口議員への答弁に関して一言述べておきます。国民健康保険料滞納世帯の子供に保険証を発行すべきと要求した8日の我が党の新谷議員への答弁と今回の山口議員への答弁で、大変大きな違いがあります。山口議員と新谷議員の質問との間に、この間2日間の時間差があるとはいえ、政府・与党の動きに関しては既に伝えられていたことでもあります。政府・与党の正式決定を待つまでもなく、市長はその方向はわかっていたはずであります。全国の数多くの自治体でも、独自判断で小学生、中学生への保険証発行に踏み切るという自治体が多く出ていました。それをあえて、今回、与党議員への答弁の場をかりて、市長の態度変更を表明するやり方は、公明正大なやり方とは言えません。今後そのようなことのないように、最初に注意しておきます。それでは、一般質問を行います。本格的な雪の季節がやってきました。最初に平成20年度除雪体制について伺います。まず、六つのステーション別に大枠で結構ですから、その除雪の対象区域、共同企業体名、除雪路線総延長についてお聞かせください。各共同企業体との委託契約に当たり、請負金額の算出はどのような基準で積算されるのか、その主なものについて説明願います。契約書第18条、請負代金額の変更の規定では、共同企業体側が増加費用を必要とする場合、双方の協議で定めるとされています。平成17年第3回定例会の予算特別委員会で、私は当時の契約で特に仕様書に明記されていた設計変更のあり方の改善を求めました。つまり、過去5か年間の平均降雪量に対してプラスマイナス20パーセントを超えた場合、上乗せあるいは減額変更がされるという契約でありました。その年は大変な豪雪被害が発生した冬でありました。しかし、不思議なことに、降雪量は市の降雪量資料によりますと、逆に統計をとって以来、下から2番目に少ないという推計値で記録され、これを基にして豪雪であるにもかかわらず、設計変更に該当しないとされた問題が生じた年であります。質疑のやりとりが何度となく予算特別委員会で行われました。最後に答弁に立った助役は、検証する必要がある、このように答弁し、改善方を約束されましたが、御記憶にある方もいらっしゃると思います。今年度の契約書第18条は、請負業者の経営を守る点でも大事な規定だと思います。業者側が必要とする場合とは、具体的にどんな場合を指すのかお示しください。除雪内容についても何点か伺っておきます。新雪除雪の場合です。2種路線で、通常の場合、車道除雪の出動基準と作業時間はどのようになっているか、お尋ねします。拡幅除雪です。市民から苦情や疑問の声が寄せられてはいないでしょうか。あればお聞かせください。わかりやすく例えて私の住む周辺のことで話をいたします。オタモイ南ケ丘団地では、隣接する有沢団地を含めて、ロータリによる拡幅除雪は入りません。拓北団地には、さきの冬1回だけであります。しかし、同じく隣接するパークシティ幸では、除雪11路線の半分にロータリ除雪が入り、そのうち幹線道路とはいえ2種路線ですが、実に7回も入っています。なぜこうした極端な違いが出るのか、御説明いただきたいと思います。この疑問は市内全域を見た場合にも生じます。例えば第3ステーション、桜、朝里、新光地域に比べて、なぜ第4ステーション、銭函、桂岡地域が約4倍ものロータリ出動になっているのか。今年度の出動基準、作業方法は果たしてこうした市民の疑問に答えるものになっているのかどうか、お答えください。置き雪対策についてです。平成19年度の試行の実績とその評価をどのようにされているのか、お聞かせいただきたいと思います。アンケートや除雪懇談会などで市民や町会からどのような意見が出されていたのでしょうか。お聞かせください。除雪問題の最後は、市の除雪路線でありながら、実施されていない路線の状況についてです。この問題は、8年前に私が取り上げて以来、この間、例えばオタモイ地域などでは、一部改善が見られていますが、現時点で除雪路線水準別に未実施の路線延長は幾らになるのか。そして、今後の総合除雪体制の中で、改善に向けた取り組み方向について伺っておきます。さて、私の残された時間の範囲で、整備新幹線問題について伺います。まず、政府・与党の新幹線整備の基本条件について伺います。第1に、安定的な財源見通しが確保されていること。第2に、収支の採算性があること。第3に、投資効果があること。第4に、JRの同意を得ること。そして第5に、並行在来線の経営分離、つまりJRの撤退ですが、これについては沿線自治体の同意が必要であること。この五つが基本条件だと言われています。第1の財源見通しから第4のJRの同意まで、財源、採算性、JRの同意、投資効果、わかりやすく説明をいただきたいと思います。財源見通しについて言えば、既着工5区間分では、当初建設費が4,100億円増の約3兆9,900億円に膨らんだと伝えられています。既に平成16年の申合せに基づき、29年度までの財源、公共事業関係費、前倒し活用を含んだ既設新幹線譲渡収入、地方公共団体負担分、これらはすべて使いきっている状態にあります。国土交通省はこのほど、8月試算額の約倍に当たる6,000億円まで建設財源が確保されるとしました。しかし、これ自体、開業済み3区間の剰余金の水増し、さらには今後のさらなる建設費の増などを考えると、早期着工3区間で2兆円以上と言われる建設費、既に今朝の朝日新聞では、この建設費については2兆円でなく2兆5,000億円と報道されています。この建設費は到底賄えないと思うのですが、いかがでしょうか。財源見通しに関してもう一点、当市負担分についてです。概算で結構ですから、示してください。あわせて、新駅建設に付随する駅周辺の各整備事業とその事業費の概算額及びだれが負担するのかについても伺っておきます。基本条件5が大事な問題です。そこで伺います。新幹線の整備は、在来線からのJR撤退が前提になっています。では、この並行在来線の経営分離区間は一体だれが決めるのか。だれが沿線自治体の同意を取りつけるのか。そして、関係自治体は同意、不同意を決める際に、住民の声はどのような方法で反映されるのか。この点についてお聞かせください。御承知のように、昨年の第4回定例会において、北海道新幹線の建設促進を求める意見書が、自民、公明の賛成多数で可決されました。これをめぐって不可解な動きがありました。実は議会内最大与党である自民党から我が党に対し、この意見書を緊急かつ全会一致で上げたい旨の申し入れがありました。その際、要望項目では、JR撤退が前提になっていること。このままでは、我が党としては協議に入れないこと。函館本線・並行在来線はJR直営で残す、この1項目を追加するように提案しました。結果、同項目を4番目に追加挿入をした意見書案が成文化され、再度協議の申し入れがされたという経緯があります。我が党は当然協議の用意ありとの立場を表明しました。後日、これが御破算になってしまいました。公党間のいわば公的な協議が、いとも簡単にほごにされてしまったわけであります。どんな力が働いたのか、実に不可解であります。このことに関して、市長、理事者側の関与があったのかどうか、念のため伺っておきますので、慎重にお答えください。時間の制約がありますから、以下、具体的に何点かお尋ねします。まず、新函館-札幌間の並行在来線とは、どの路線を指すのか。始点から終点まででお答えください。あわせて、JRの経営分離区間、つまり撤退区間ですが、市民に明らかにされる時期についてもお聞かせください。中でも、現時点で最も心配される区間は、1日に上下35本の列車が運行されている長万部-小樽間ではないでしょうか。そこでお尋ねします。まず第1に、長万部-小樽間の利用状況です。1日当たりの乗降客数、そのうち通勤、通学、通院など利用動向についてもぜひお示しいただきたいと思います。整備新幹線建設後に、最初に第三セクター化されたのは、長野のしなの鉄道であります。ここを例にお尋ねします。仮に長万部-小樽間がJR撤退の対象路線になり、第三セクター運営会社へと移行しなければならない場合、JRからの鉄道資産の譲渡価格、しなの鉄道を例にどれくらいと予想されるでしょうか。しなの鉄道の運賃は、管内JR鉄道運賃と比較した場合に、おおよそ25パーセントの割増し運賃になっています。こうした運賃値上げなどによってさえ、経営は困難を極めています。たとえ決算上黒字の年度があっても、そこには第三セクターの母体である各自治体からの持ち出し負担、これが増えているのではないでしょうか。経営状況、自治体出資分、経営収支に関する負担状況などについてお答えください。期成会など新幹線推進団体、建設促進団体に関し、心配な点についてお尋ねします。各種団体等には、新幹線駅の設置が予定されている自治体はもとより、他のすべての関係自治体、議会、経済組織の代表などで構成されています。新駅は設置されない、その上、在来線の廃止さえあり得る、こうした自治体関係者、何よりもそこに住む住民の声は、どのように酌み取られているのでしょうか。これが心配です。言うところの温度差はないのでしょうか、お聞かせください。九州長崎ルートでの一点突破を受け、現行スキームの事実上の見直しなど変化が生じています。例えば長野県であります。本年度の議会答弁において、並行在来線はどんなことをしても残したい、このように知事は答え、続けて並行在来線の持つ意味、役割及びしなの鉄道で大変苦労した長野県の経験を踏まえ、並行在来線を存続させるために、合理性、安定性、公平性という観点から、現行のスキームの見直しが必要だ、このように述べた上、地方とJRの双方が協力し、国の十分な支援の下で、引き続き存続経営するという方向性を提案している、このように議会で述べています。また、中心をなす長野市の市長は北陸新幹線市町村協議会の総会の場で、存続以外の選択肢は100パーセントあり得ない、このように強調されていました。しかるに、北海道はどうか。我が小樽市はどうかであります。このままの取組では、政府・与党合意のままに進んでいくし、管内の生命線である函館本線からJRは当然のように撤退していくことになります。この問題、つまり函館本線がどうなるか、全く示されない。情報が市民、住民に提供されない、沿線自治体や住民の議論もないまま、ただやみくもに一刻も早く延伸、これだけでは道民、市民の納得は得られません。今日、新たに新幹線を建設していこうという状況の下で、新幹線問題の核心は、すぐれて並行在来線をどのように残していくのか、この点にあるのではないでしょうか。小樽には山もあり坂もあり海もある。まちのそこここでは、歴史が顔を出し、ロマンあふれ、暮らしが懸命に息づくまちであります。同時に、この小樽は鉄道のまちであります。北海道の動脈、函館本線を支えてきたと自負するまちであります。在来線函館本線は何としても守り抜く、この賢明な態度表明を期待しつつ、一般質問を終わります。なお、再質問は留保いたします。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

古沢議員の御質問にお答えいたします。平成20年度の除排雪体制についての御質問でありますけれども、初めにステーション別の対象区域、企業体名及び除雪路線延長でありますけれども、第1ステーションの対象区域は蘭島から長橋4丁目、5丁目までの区域で、請負共同企業体は協誠・みかみ外2社共同企業体、除雪路線延長は約101キロメートルとなっております。第2ステーションは稲穂、入船から松ケ枝、天神までの区域で、嶋田・創建外2社共同企業体、約77キロメートルとなっております。第3ステーションは桜、朝里、新光区域で、鹿島・建友外1社共同企業体、約111キロメートルとなっております。第4ステーションは張碓から星野町までの区域で、小田・丸進外1社共同企業体、約72キロメートルとなっております。第5ステーションは手宮から祝津までの区域で、日道・三景外2社共同企業体、約60キロメートルとなっております。第6ステーションは緑及び市内中心部から海側の区域で、秋津・和田建外4社共同企業体、約67キロメートルとなっております。次に、設計の積算基準でありますけれども、北海道土木部積算基準を準拠し、道路除雪については、担当地域の除雪路線種別ごとの延長と過去のデータに基づく施工単価を採用し、排雪作業については過去のデータに基づく処理量及び施工単価を採用して設計しております。次に、契約書第18条第3項の共同企業体が増加費用を必要とした場合についてでありますけれども、設計図書に示された数量や施工内容などが実態とそぐわない場合や業務の中止などから、請負金額に変更を生じた場合は、共同企業体側から協議を申し出ることができることとされております。次に、新雪除雪における2種路線の出動基準と作業時間ですけれども、連続した降雪で出動時に降雪量が15センチメートル以上を超えることが見込まれると判断し、除雪作業が必要なときとなっております。また、作業時間は一般的には通勤、通学に間に合う午前7時に完了することとなっております。次に、拡幅除雪に対する市民からの苦情や疑問でありますけれども、ロータリによる拡幅除雪を行った際、地域の空き地などの雪捨て場に通じるスロープが削られ、段差が生じ、ママさんダンプでの雪投げができなくなるなどの苦情があります。また、疑問の声としては、自分の団地内道路がなぜ他の団地よりも拡幅除雪の回数が少ないということや、作業に入る時間がなぜ遅いという声があります。次に、拡幅除雪の地域による回数の違いでありますけれども、除雪の基本はかき分け除雪としておりますけれども、かき分け除雪で有効幅員の確保が難しく、交通確保が困難と判断したときに、ロータリによる拡幅除雪を行っております。このことから、地域ごとの降雪状況や道路幅員の違い、さらに周辺に空き地があるなど、それぞれ路線に特性があることから、拡幅除雪の回数が異なる状況となっております。次に、市民の疑問に答えられる除雪作業についてでありますが、地域の意見や道路パトロールによる道路状況の把握を行い、地域に即した作業を行ってまいります。次に、置き雪対策の試行実績とその評価でありますが、昨年度の実績は五つのステーションで76世帯で実施しました。昨年度は1年目であり、サンプル数が少ないことから、市民の要望を的確に把握、判断することが難しいため、2か年の試行終了後に評価したいと考えております。次に、置き雪対策の試行世帯の意見は、玄関前の間口を二、三メートル除雪したことについて、60名中30名が満足しているという意見がありました。また、対象者の条件として、65歳以上の除雪が困難な世帯、又は身体に障害を持ち、除雪の困難な世帯としたことについては、59名中47名がよいとの意見でありました。さらに、費用負担については、57名中38名が全額負担又は一部負担してもよいという回答がありました。次に、市民対象の懇談会では、置き雪対策よりは、全体の除排雪の水準を上げるべきとの意見や、対象世帯を町会で推薦するのは難しいなどの意見がありました。次に、除雪路線で未実施の道路延長でありますけれども、1種路線で0.3キロメートル、2種の3、1.7キロメートル、3種の4が0.9キロメートル、3種の5が12.2キロメートルで、合計15.1キロメートルとなっております。次に、地域総合除雪体制の改善に向けた今後の取組でありますが、地域間格差の解消や効率的な凍結路面対策を行うため、道路パトロールの強化に努めることや高齢者や障害者に対する置き雪対策の試行を行っていきたいと考えております。次に、整備新幹線についての御質問でありますけれども、初めに平成12年の政府・与党申合せの整備新幹線の取扱いについての基本的な考え方でありますが、安定的な財源見通しの確保とは、新たな着工を行うに当たっては、公共事業のあり方について、効率化や重点化などの観点から見直しが進められているので、しっかりと安定した財源見通しを立てるというものであります。次に、収支採算性と投資効果とは、新規着工の際に、これらについて十分吟味すること。また、JRの同意とは、当該路線について新幹線を建設すること、新幹線を運行することについて確認するものであります。次に、建設財源の見通しでありますけれども、先月の与党整備新幹線建設促進プロジェクトチームの会合で、国土交通省が新規着工区間の3区間に充てられる財源を5,100億円から約6,000億円とした試算額を提示しましたが、この額では当然北海道を初めとします3区間の総事業費には不足しているものであります。次に、新幹線と駅周辺整備事業に係る市の財政負担でありますけれども、新駅舎、鉄道施設などは、本年度予定されております駅部調査などを基にして今後検討されていくことになります。このようなことから、現時点では、建設費の当市負担分を試算できる状況にはございません。また、駅前広場など駅周辺の整備につきましては、一昨年に駅周辺整備構想という形で示しましたが、各施設の事業主体がどこになるかということも含めて、関係機関などと協議しながら具体的な整備内容を整理していかなければならないことから、これにつきましても建設費を試算する段階には至っておりません。次に、並行在来線の経営分離についてでありますけれども、現行のスキームでは経営分離区間は政府・与党の検討委員会で区間ごとに収支採算性や用地確保などの見通しを確認した上で、工事実施計画の認可前に確定されます。なお、沿線自治体の同意やJRの同意については、国土交通省が確認するものと伺っております。また、住民の声の反映につきましては、あくまでも認可着工後になりますが、地域住民の足を確保することを前提に北海道が中心となって沿線自治体が参加して、地域の公共交通機関を検討する協議会が設立されると伺っておりまして、その中で話合いがされていくものと考えております。次に、昨年の第4回定例会での意見書案修正にかかわる市側の関与ということでありますけれども、そのようなことはございません。次に、札幌延伸に伴う並行在来線についてでありますけれども、JRからの経営分離区間につきましては、当該区間の工事実施計画の認可の前に、国土交通省から示されるものと伺っておりまして、したがって認可が決定していない新函館-札幌間につきましては、どの時点で公表されるのか、明らかにされておりません。次に、長万部-小樽間の1日当たりの乗降客数と利用動向でありますけれども、JR北海道に照会しましたところ、有人の駅につきましては、1日平均の乗車人数は公表しておりまして、平成19年度の長万部-小樽間では、小樽駅が8,640人、余市駅が680人、倶知安駅が520人、ニセコ駅が130人、蘭越駅が100人、長万部駅が230人であります。なお、小樽-長万部間の乗降客数や利用動向につきましては、把握をしていないとのことでありました。次に、仮に長万部-小樽間が第三セクターに移行される場合の鉄道資産の譲渡価格につきましては、JRに照会いたしましたところ、試算はされていないとのことでありました。次に、並行在来線の第三セクター運営会社の経営状況と第三セクター母体の各自治体の負担でありますけれども、しなの鉄道では、県が鉄道資産購入費相当分の貸付金の債権を放棄したことなどによって、単年度黒字が実現しましたが、依然として厳しい経営状況が続いていると承知しております。次に現在、しなの鉄道が公表している出資額と出資割合につきましては、長野県が17億8,200万円、75.36パーセント、長野市など9市町の合計が3億5,200万円で出資割合は14.91パーセントとなっております。3点目の経営収支に関する負担状況等につきましては、先ほど話しました県の債権放棄はありましたが、市町においては、各年度の経営収支に伴う負担はしていないと伺っております。次に、新幹線の建設促進活動を行う各自治体や住民の声は酌み取られているか、あるいはまた温度差はないのかという御指摘でありますけれども、確かに管内には地理的に新幹線の駅から比較的離れている町もありますが、新幹線の開業による観光客などの交流人口の拡大はさまざまな波及効果をもたらし、後志の活性化に大きな役割を果たすものと期待をして、管内の全市町村と民間団体が期成会に参加し、昭和47年の設立以来、36年間ともに新幹線誘致活動を続けておりまして、今後も一致団結して要望活動に取り組んでまいりたいと考えております。最後に、札幌延伸に伴う函館本線の存続についてでありますけれども、この問題につきましては、今後札幌延伸の工事実施計画などの手続が進められていく中で、北海道や沿線町村、JR北海道などと話合いをしていかなければならないと考えております。先ほどもお答えしましたとおり、現段階では並行在来線としてJRから経営分離される区間が決まっておりませんので、小樽市の立場といたしましては、現在の線路は残していただきたいと考えているところであります。(「議長、21番」と呼ぶ者あり)

質問 21番 古沢勝則

除雪の問題は1点だけ、詳しくは所管の委員会でお尋ねしようと思いますが、新雪除雪の場合の作業時間ですが、一般的にというふうに市長はお答えになりました。実は広報おたるでは、これを原則というふうに表現しています。原則午前7時、市長は一般的に午前7時というふうにお答えになりました。それで、要するに一般的であれ、原則であれ、特別の場合を除けば、こういう形容詞は必要がないのです。7時以前に終わるという契約内容ですから、この点はぜひ確認していただきたいと思います。作業時間は午前7時前に終わるということですね。そこで、若干関連しますけれども、これも実際に暮らしている周辺で感じている点ですから、参考までに紹介をしながらぜひお答えいただきたいと思うのですが、昨年一冬私が住む住宅群周辺では、例えばパークシティ幸が幹線道路部分で除雪出動が15回されています。2種路線です。その他路線で8回ないし10回程度。それから私の住むオタモイ南ケ丘、ここもやはり8回程度。ところが、その隣になる拓北団地、有沢団地というところになりますと、実はこの午前7時までに作業時間が終了するという状態になっていない。日中に入る。しかも入っている回数は4ないし5回程度、こういうふうになっているのですが、先ほども触れましたけれども、それではこういう拓北団地などで行われているような日中の除雪、これが常態化して何年も続いている。仕様書施工基準の下になぜこのような違いが生じるのだろうかと、この点だけは聞いておきたいと思います。新幹線です。もし手元にお答えいただける資料があれば、最初に着工区間である新青森-新函館間の建設費の問題、2003年の当初計画額が幾らで、今春2008年4月段階で見直しがかかっている建設費は幾らになっているか、これが一つです。仮に新函館-札幌間の建設費を示されているように約1兆800億円として考えた場合、北海道の負担は約3,600億円です。うち起債が90パーセント、交付税措置が2分の1、このほど2分の1から7割、50パーセントから70パーセントの範囲でというふうに扱いが変わったようでありますけれども、これはまれには70パーセントに近づく場合があるけれども、通常は2分の1というふうに読み替えたほうがいい措置だと思います。しかし、これを示されているのを満額見込んだとしても、3,600億円のうち少なくとも1,400億円から2,000億円、この建設費が北海道の負担分として必要になります。しかし、これは平成15年の当初計画1兆800億円ですから、建設費の経年増、膨張が心配されてきます。既に先ほどお尋ねしたように、朝日新聞では2兆円が2兆5,000億円というふうに今朝報道されているわけですから、しかもJRの在来線、函館本線からの撤退後、第三セクターによる鉄道維持となれば、その用地、鉄路、駅舎など鉄道施設の取得に巨額の費用が必要になる。運営会社設立に向けて出資などが必要になる。さらに、第三セクター鉄道の既に先行している例を見るまでもなく、経営が大変だ。場合によっては、穴埋めを自治体がしなければならなくなる。こういうことが容易に想定されるにもかかわらず、今、国の財源は水増しした上で約6,000億円といっていますけれども、その先は一歩も出ません。こうした状況が言うに及ばず、北海道や小樽市を含めた市町村の財政負担について概算といっても示すことができない。現状では、いわば白紙の小切手を出せと、これを迫っているような無謀な計画、そういうふうに言われても仕方がないのではないでしょうか。市長の見解をこの点では再度お伺いしておきたいと思います。長野県佐久市があります。私ども議員団でここにある総合病院を視察した機会がありまして、その際に、新幹線佐久平駅を利用いたしました。広大な空き地にこつ然と新駅がつくられる。周辺の整備が進められたと、そのように思われました。佐久平駅周辺には生活感が薄く、違和感さえ感じました。この佐久平駅の建設に伴って、佐久市の地元の負担額、同時に一帯原野らしかった広大な空き地を周辺整備をしたわけですから、整備事業やそれぞれの事業費などについて、手元に資料があれば、お示しいただきたいと思います。それから、一言言っておきますが、昨年第4回定例会の意見書との関係で、市長は関与なしと明言されました。そうしますと、よく議会のやりとりで出てくる消去方式というのですが、賛成したのが自民、公明だけですから、4項目めに成文化されたやつが、消えたやつに賛成したわけです。行政側の関与がないとすれば、どんな力が働いたのかというのは、おのずからわかってくるのだというふうに私は理解をします。これは質問ではありません。住民の合意の問題で、これは看過できない。報道機関では北海道の新幹線に関しても、各種の世論調査が行われています。例えば北海道新聞、今年の年明けに1度やっていますし、最近では4月23日付けの報道で世論調査の結果が示されていました。新幹線は必要ないと答えたのが53パーセントです。必要だと答えたのが46パーセント。この傾向は札幌市に限っての世論調査においてもほぼ似通った傾向を示しています。私は札幌の場合は、大きく必要だというふうに答える人が多いのではないかと思ったのですが、傾向としては札幌市においても同じでした。基本条件の五つ目に挙げていた沿線自治体の同意が必要だとの関係において、こうした道民世論を市長はどのように受け止めておられるか、お答えください。長崎ルートの問題です。JR長崎本線の経営分離が問題になりました。肥前山口から諫早の間だったと思いますが、この沿線に鹿島市と江北町など幾つかの自治体が存在しています。中でも鹿島市と江北町は自治体ぐるみで、住民ぐるみで、経済界ぐるみで、とにかくありとあらゆる組織を挙げて、JR長崎本線、肥前山口から諫早までを残さないのであれば、新幹線は要らないという運動を何年も続けたのです。新幹線建設促進の期成会ではなくて、JR長崎本線を残せという期成会の運動を何年も続けたのです。そして、このほどこうした鹿島市や江北町の皆さんの大方は不満でありましょうけれども、実は新聞報道によれば、長崎県と佐賀県、これにJR九州の3者で実は合意がされた。長崎本線肥前山口-諫早間の路線は県が買い取る。もう一つ、新幹線開業後のJR九州は20年間全線運行を保証する。こういう内容で合意したというのです。で、これを受けて先ほどお尋ねした長野あたりでは、県知事や沿線自治体の首長などの態度が大きく変わってきたのかというふうに思うのですが、こうしたいわば頭越しに沿線自治体の合意が必要ないという、ある意味では新しいスキームの下で実は長崎ルートに手が入るということになりました。いわば、こうした状況について、市長の感想を聞かせていただければありがたいと思います。それから、私は並行在来線とのかかわりで、大きな疑問があります。新青森-新函館間で、なぜ江差線が並行在来線になるのだろう。五稜郭から木古内、木古内から江差はどうなるのだろう、いろいろ疑問が出ます。この在来線というのは、実は一体どこでどの時期に決められるのかというのは、これは沿線自治体住民にとっては、大きな関心事というか、心配事であります。ですから、今、五稜郭-木古内間での利用状況、動向調査が実施されているというふうに、今年度から調査が入りました。場合によって第三セクター、もしくはバス転換、こういったことが検討されるようですけれども、後先が逆ではないかと私は思うのです。JR函館本線がなかったとすれば、どれだけの経済的影響を小樽市は受けるか、市民は受けるかということをきちんと調査を事前にして、そしてJR側が撤退しても心配のないあり方、スキームを住民の前に明らかにして、新幹線問題というのならわかります。先ほど聞いたように、とにかく白紙の小切手を出しなさいと。まずは建設だといって、それで押し切ろうとする。そして、建設が決まった後、おっ取り刀で調査をしましょうというのは、全く後先逆だと思うのです。先にぜひそういう問題を小樽市としても調査をしていただきたい、そのことをお願いしたいと思います。再質問の最後です。本年の第3回定例会の予算及び基本構想特別委員会で、民主党・市民連合の斎藤博行委員の質問に対する答弁で、市長は小樽-札幌間はぜひ存続ということで強力に推し進めていく、このように答えています。この立場に変わりはないのか、念のためお聞かせください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

初めに、新青森-新函館間の建設費ですが、これは総務部長のほうからお答えします。それから、この計画が無謀な計画だという御指摘ですね。無謀な計画かどうかはわかりませんが、基本的には北海道から鹿児島まで背骨をつくろうという大きな計画ですから、その全体が一遍に進んでいるわけでなくて、部分的に進んできているわけで、北海道が一番遅れているといいますか、そんな状況ですから、これからいろいろな問題が整理されていく、我々も細かい情報を全部いただいているわけではございませんので、的確にお答えできるかどうかわかりませんけれども、基本的にはそういう関係で進んできましたので、具体的に着工のゴーサインが出れば、いろいろな問題が出てきまして、いろいろな試算もしていくと、こういう状況になるのだろうというふうに思います。それから、佐久平駅の関係も、総務部長のほうからお答えします。それから、住民合意の関係で、道民世論をどう受け止めているかというお話ですけれども、北海道商工会議所連合会、札幌商工会議所ですか、この皆さん方が署名活動をやって50万人の署名を持って国土交通省へ行ったというふうには聞いております。一番北海道が問題なのは、よその県と違いまして、よその県は、1本の線路でもって県が三つも四つも五つもあるのです。それで、北海道から行くのは北海道知事一人だけということで、いつも我々が行けば、北海道は熱意がないという話になってしまうのですけれども、確かに、函館から札幌までの沿線の首長がみんな我々も札幌市長を先頭にして行くのですけれども、それ以外の例えば旭川であろうが、釧路であろうが、そういったところは全然そういう運動がないのです。北海道市長会としては要望活動をしますけれども、よそのまちでは全然要望活動をしていませんから、他県から見たら北海道はやはり熱意がないのだというようなとられ方をしています。したがって、全体として道民の世論もその影響で少ないのかという感じはしますけれども、やはり北海道新幹線は、今、新函館までやっていますけれども、函館でとまってしまったのでは、全然新幹線の効果がないと言われています。これは延伸しなければ、効果は発揮できないと言われていますし、青函トンネル自体が、これはJR北海道の所有だそうで、かなり老朽化してきているというのです。ですから、早く新幹線を通して利用料金を上げなければ、青函トンネル自体も危ないというふうに言われております。したがって、一日も早い北海道新幹線の札幌延伸が必要だというふうに我々は理解しております。それから、長崎の感想というお話ですけれども、確かに他の2線と比べまして、北陸、北海道と比べまして、長崎は大分出遅れたということになりましたけれども、今、足並みがそろったようですけれども、今そういった並行在来線の問題がネックにあったのだろうと思っています。ですから、この問題ももちろん大きな問題だろうというふうに思っています。それから、並行在来線の問題、木古内の関係はちょっとわかりませんけれども、詳しく聞いていませんけれども、これは全部こういったものをクリアしてから話を進めるというのではなくて、いろいろな問題を同時並行で進めていかなければならない問題だろうと思っていますから、一つ一つ物事が解決していけば、次の段階というふうな順番があるのだろうというふうに思いますので、そういったことでひとつ御理解願いたいと思います。それから、小樽-札幌については、これはもう私から言わせてもらえば、なくなるのはちょっと考えられないような感じがしますので、これはぜひ小樽市の立場としては、これは確実に残してもらうように要望していくと、そういうふうに思っています。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 総務部長 山﨑範夫(総務部長は2011年3月まで)

最初に、新幹線の新青森-新函館間の工事費の見直しの関係でございますけれども、2003年時点の計画額4,700億円から900億円上乗せをされまして、2008年には5,600億円となったというふうに承知しております。それから、長野新幹線の佐久市の関係の御質問がありましたが、佐久平駅という新駅ができて、平成9年に開業をしておりますが、当時の本体工事、これは駅舎、鉄道施設等ですが、それに伴う市の負担額としては4億3,200万円、その他駅前広場等の市の負担額として7億8,900万円ほどあったというふうに承知をしております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 建設部長 嶋田和男(建設部長は2009年3月まで)

古沢議員の再質問にお答えします。除雪問題では除雪の作業時間のお話でした。あくまでも私どもは通勤、通学に影響のない午前7時までに完了するということで動いていますので、御理解をいただきたいと思います。もう一つ、例示のありました団地によっては朝7時までに終わっていないというお話でございますけれども、小樽市内でこの例示以外の団地の中でも、さまざまな条件があって、それに沿わないところがあります。たまたま例示の団地については、平成12年当時に、その当時の町会長との話合いの中で、時間を遅らせてもいいというお話もあってこのようにしてございますけれども、今回、新たに早い時間という御要請もございましたので、もう打合せをしてございますので、町会の意見を十分聞いた中で対応したいというふうに考えてございます。(「議長、21番」と呼ぶ者あり)

質問 21番 古沢勝則

除雪の問題は、町会の役員から昨晩そういう報告を私はいただいていますから承知はしています。そもそも7年も8年も前に亡くなっておられる町会長との話合いで、日中に入っていいということになったから、ずっと続けていたということは、問題ではないかというふうに私は思ったのです。契約書にはどこにも出てこないわけですね。だから、そんなことがほかにもあるというふうにおっしゃいましたから、それはぜひ解決、改善していくべきだと思います。これは意見ですから、答弁は必要ありません。これは建設常任委員会のときに、また時間があればお尋ねします。それで、新幹線のほうです。わずか5年で、新青森-新函館間の建設費が2割増しになりました。ですから、これはもっと増えていくだろうと思うのです。ですから、2兆円が2兆5,000億円という朝日新聞の報道もあながち根拠のないことではないと、私は今朝新聞報道を見て、そういうふうに思いました。2兆5,000億円が3兆円、あるいは当初の計画の倍になって4兆円になるかもしれないという、とてつもない大きなプロジェクトが、新函館-札幌間の新幹線建設事業、その3路線の一つとして組まれているということになります。そこで、ちょっとお伺いしたいのですが、佐久市の場合をお答えいただきました。佐久市はお答えいただいた以外に、あそこの周辺を新駅周辺の整備を区画整理事業を導入してやっているのです。これだって市の負担になりませんか。ですから、これらを入れると、佐久平駅の建設と周辺整備で約100億円弱かかっているのです。そうしますと、小樽市の場合は天神と言われていますから、周辺は住宅地です。ですから、そうしますと、用地取得、移転補償など、いわば原野、空き地に駅をつくるのとは違ったそうした費用負担というか、そういうものが想定されてくるということは、当然あると思うのです。ですから、そういうことと比較をして佐久平駅では約100億円ぐらいかかったと。ほかの駅になったら、またかかり方が違います。事業の立て方が違ったりしますから。ですから、例えば佐久平駅がそうです。それでは、平成26年に開業が予定されている同じ長野の飯山市、例えばこういったところの例なども参考にして、小樽もいよいよ大詰めに入ってきているというこうした事業内容に伴う概算事業費、おおよそというふうな形でもなぜ示すことができないのかというのは、大きな疑問です。これが一つです。それから、市長、しつこいようですけれども、長崎ルート問題を見る上で、なおかつ肝心なこと、改めて言いたいと思うのですけれども、鹿島市長、江北町長を先頭にして、長年にわたって運動を続けてきた。長崎本線がJRに撤退されたら、とんでもないことになると言って頑張ってこられた。その結果、大きな不満は残るといっても、それまでのスキームを一点突破することになったというふうに私は見たいのです。その反映が、長野県での議会のやりとりの中に落ちてきていることだし、長野の首長は知事も市長もしなの鉄道でえらく苦労もしたと。今後は在来線はやはり残してもらうというふうにスキーム自体の見直しを提案していくということを言っているわけです。そういう姿勢に立つべきだというふうに思うので、改めてそれに関連しますが、札幌-小樽間は残したい、市長がおっしゃった。本年の第3回定例会で斎藤博行議員に答えているし、改めて今日もおっしゃった。では、お聞きしたいのですけれども、市長は北海道新幹線建設促進後志・小樽期成会の会長を務めている。そのあなたが、いわば他に抜け駆けするように、我が事だけは、つまり小樽まではJR存続だと態度表明をする。小樽の先はわからないとも言っていました、本年の第3回定例会では。小樽の先というのは、同じ小樽でも塩谷、蘭島を含みます。とりあえず小樽駅まで来ればいいというのが市長のスタンスです。こういう会長の下で、一路札幌まで期成会の運動が進められているわけです。右手で行け行けどんどんの旗をかざして会長を務めておられる。その市長が、他の首長にはこっそりと、左手ではJRは小樽までだけは残してほしいと手を結んでいる。こういうことを知ったらどういうふうに思いますか。新函館から札幌までの間にかかわりのある沿線自治体は14の自治体があります。新しい駅舎がつくられる、乗り入れられるというのは、そのうちのわずか四つの自治体です。10の自治体は駅もなければ新幹線の鉄路も入ってこない。JRの鉄路がなくなってしまうかもしれない。こういうときに、いやいやそういうことは先行きみんなで相談すればいいと言って期成会運動をやっておられる。その会長が、自分のところは何としても残すぞというのでは、これはちょっと話が違うのではないですか。それは期成会を挙げて、函館本線をぜひ守ってほしいという、そういう立場に立って会長職を務めるというのがあなたのあるべき姿ではないですか。ぜひお答えください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

建設費ですけれども、新函館-札幌間は、1兆800億円ということを言われていますけれども、これは当然平成15年か16年ぐらいの試算ですから、当然まだ建設費は上がるというふうな見方を皆さんしております。それから、天神の問題ですけれども、駅周辺整備、どういった整備をするかまだ決まっていませんから、それを概算を出せというのは、これは無理な話でございますので、これはどういうふうにこれから進めていくのか。もちろん財政負担も伴いますから、そんな豪華なものはできないと思いますけれども、駅ができるということであれば、一定の整備をしていかなければならないわけですから、これは皆さん方との議論の中で計画をつくっていくというふうになると思います。それから、長崎の関係は、やはり並行在来線の問題がこじれたものですから、予算がついても使わなかったという、結局事業が遅れたのですね。ですから、そういった問題がありますから、これはやはり同時並行でなかなか難しいのだろうと思いますので、よく長崎のほうの話は。(「地元の人は新幹線要らないと言っている」と呼ぶ者あり)いや、要らないという人もいるし、要るという人もいるのです。ですから、両方いるわけです。ですから、経済効果をいろいろ考えて、それはやはり判断されたのだと思います。それから、在来線ですけれども、私は、別に先ほども答弁しましたけれども、並行在来線についてはぜひ小樽市の立場としては残していきたいと、こういう立場でいきたい。ただ、先ほど小樽-札幌間はどうするのだというから、これは当然あえて運動しなくても、残るのではないかという期待感で申し上げているわけです。ですから、小樽から先のほうについては、まだ全然沿線の皆さん方と議論していませんので、これからどういった議論にしていくのか、これからやっていきたい。期成会として正式にやっていませんから、これは。ですから、これから議論になっていくのだろうというふうに思います。

出典:小樽市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月10日 議事録 PDF(125ページ) 間違いを知らせる