みんなの議会

小樽市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月9日

(1)市長の政治姿勢自衛隊のイラク派遣に対する見解/(2)改正ソーラス条約による港湾保安対策/(3)財政問題/(4)議案第 14号中小企業等振興条例の一部を改正する条例案について/(5)議案第 10号小樽市手数料条例の一部改正について/(6)議案第 11号小樽市重度身体障害者見舞金支給条例廃止について/(7)福祉医療助成制度について/(8)ふれあいパスについて

2003年12月9日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「市長の政治姿勢自衛隊のイラク派遣に対する見解」「改正ソーラス条約による港湾保安対策」「財政問題」「議案第 14号中小企業等振興条例の一部を改正する条例案について」「議案第 10号小樽市手数料条例の一部改正について」「議案第 11号小樽市重度身体障害者見舞金支給条例廃止について」「福祉医療助成制度について」「ふれあいパスについて」について質問し、市長 山田勝麿、財政部長 磯谷揚一、市民部長 池田克之、福祉部長 山岸康治が答弁しました。

質問者
新谷とし 議員
答弁者
市長 山田勝麿、財政部長 磯谷揚一、市民部長 池田克之、福祉部長 山岸康治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 20番 新谷とし

日本共産党を代表して、質問します。初めに、イラクへの自衛隊派遣について、お尋ねします。イラクのアメリカ、イギリスの占領に対して、イラク国民の怒りを呼び、この反感を悪用して、さまざまなテロリストグループが流入して、イラク国内は反米抵抗とテロがこん然一体となっています。これを打開するためには、アメリカ、イギリスが撤退し、国連の枠組みでイラク復興を行うことが、根本的にはイラク国民の協力の下に、イラク復興を進めることが可能になり、テロリストの策動の余地をなくしていくことができます。こうした中、11月29日、イラク北部のティクリートで、日本人外交官2人が襲撃され、死亡しました。どんな理由があれ、こうした蛮行は許されるものではなく、2人の外交官とご家族に、心からお悔やみを申し上げるものです。このような中、小泉首相はあくまで自衛隊をイラクに派遣する方針で、今日、基本計画を閣議決定するとのことです。今、自衛隊のイラク派兵に反対する行動が、全国各地で広がっています。12月5日発表の共同、 、 、通信社による全国世論調査でも 派遣すべきでないが33.7パーセント 慎重に検討すべきが56.3パーセント早期に派遣すべきがわずか7.5パーセントでした 派遣に当たっては 北海道の自衛隊が送られるということ。 、ですが、札幌市の上田市長も、砂川市の菊谷市長も、自衛隊のイラク派遣に反対を表明しています。菊谷市長は 地方自治体というのは住民の生命と財産を守ることが目的です 自衛隊員も地域の住民 自治体は黙、「 。 、っているのではなく、堂々と物を言わなければならないのではないでしょうか」と述べています。イラクへの自衛隊派遣に対する市長の見解をお聞かせください。次に、改正ソーラス条約による港湾保安対策について、伺います。アメリカで起きた同時多発テロを契機として、港湾においても保安対策を強化する必要があることから、2002年12月、国際海事機関において、海上における人命安全のための国際条約、いわゆるソーラス条約の改正が採択されました この改正により 500総トン以上の外航貨物船が寄港する港湾において 一定の保安対。 、 、策を講じることが必要となりました。本港の港湾施設で、条約の対象となるのは、どの施設か。フェンス、各種監視カメラ、照明設備、保安要員を必要とするのは、どの港湾施設か。また、費用は国が3分の2を負担し、道内分で40億円ということですが、小樽市の負担は幾らになりますか。この種の問題は、国の責任で財源手当をしてもらわなければなりません。条約が発効する2004年7月1日まで対策が整わなければ、本港の外国からの船舶の入港に支障が出るおそれがありますので、国に対策の強化を要求することは緊急の課題です。市長はこの点について、国に対して意見を申し出ているのかも、お答えください。次に、財政問題について、お尋ねします。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録、「 」 。小樽市の財政状況は厳しい状態が続き 赤字再建団体転落のおそれ などと広報おたるに書いております、 、 。 、2002年度決算によれば 国民健康保険の累積赤字は33億8,700万円 病院は44億円に達しています これは本来一般会計から繰出金をもって穴埋めすべきを、貸付金をもって支出してきました。この貸付金自体が財政の重圧になっていますが、その資金は金融機関からの一時借入金で賄ってきました。このような財政措置が本来あっていいものかどうか、見解をお聞かせください。また、当然、一時借入金には金利がかかりますが、これまでの金利累計は幾らになりますか。国保と病院両事業の累積赤字を加えた2002年度の実質収支は 76億4,000万円の赤字で 標準財政規模の2、 、割を大きく超え、23.3パーセントに達しています。本市の財政は、事実上、赤字再建団体に転落しているのではないですか、お答えください。また、国民健康保険料は17年度から値上げを検討しているといいますが、どの程度と試算していますか。赤字を市民に転嫁しては、ますます保険料を払えなくなります。市長は国に対して、国保特別会計改善のために、何を要求していますか、お聞かせください。また、本市としての改善策についても、お答えください。次に、財政危機を招いた原因と責任について、伺います。総事業費140億円 市費84億円を投じたマイカル小樽の築港再開発は 完全な失敗でした 市費負担の大半、 、 。は 起債を財源としたため 公債費の元利償還は100億円を超えています 財政健全化対策を報道したマスコ、 、 。ミも、築港再開発事業などで増大し、歳出を圧迫している公債費に対する市の責任も問われるべきだと書いていますが、これは我が党の主張だけではなく、市民の声です。ましてやJRへの駅舎無償譲渡は、市民批判の強いものです。駅舎無償譲渡にした98年度の市の赤字は64億円で、標準財政規模の18.7パーセントに達しており、財政危機をじゅうぶん予測できたはずです。小樽市の財政に、第三者へ寄付するような余裕は全くなく JRへの駅舎無償譲渡は 地方自治法第232条の2の 公益上必要な場合 に該当せず 適正さを欠、 、 「 」 、き違法無効だったと市長も認めないわけにはいかないと思いますが、いかがですか。築港再開発事業は、間違っていたことを率直に認めて、責任を明らかにすべきです。責任ある答弁を求めます。このほかにも、国や道の言いなりに、過大な朝里ダムの建設や中央通再開発など、大型公共事業へ市民の血税を注ぎ込み、それらの元利償還が、現在でも市財政を圧迫しているのは明らかです。15年当初での公債費元利償還合計額は一般会計で78億1,652万円になっていますが 大型開発の事業別元利償還総額と15年度分、の負担分と期限について、お示しください。さらに、小樽港の衰退を招いた石狩湾新港への負担金も、市財政の重圧になっていることは、これまでの議論で、市長も認めています。このような市財政の大きな危機を招いた原因と責任を、市長はどう認識しているのか、お答えください。次に、他都市との比較でお尋ねします。小樽市の14年度の公債費負担比率は19.6パーセントです。15パーセントで黄信号、20パーセントを超えると赤信号と言われていますが、13年度決算で、全道で小樽市より悪化している自治体数、主な市をお示しください。また、これらの自治体で、赤字再建団体に指定されているところはありますか。次に、財政健全化計画について、伺います。小泉内閣の下で 長引く不況が深刻さを増し 市税収入は平成9年度以降 約14億9,600万円落ち込み 普、 、 、 、平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録通交付税は平成11年度以降、17億4,800万円も削減され、合わせて32億4,400万円にも及びます。市長は健全化計画を見直し、平成16年度から3年間で、40億円の財源を確保するとしていますが、現実に毎年落ち込んでいる市税収入や普通交付税の減収を、健全化計画の中に織り込むつもりか、お聞かせいただきたいと思います。2,000の事業を見直すということですが どこまで進んでいるのか また 家庭ごみ有料化を17年度から行、 、 、うと打ち出しながら、見直し事業に入れていない理由は何か、また、歳入増5億円のうち、ごみ有料化で、幾ら当てにしているのか、お聞かせください。健全化の対象事業は、聖域なく見直すと言いますが、現在、示されているのは、市民生活にかかわるもの。 、 、 、が大半です 言うまでもなく 地方自治体の役割は 住民の福祉の増進を図ることを基本にしていますから小樽市が市民のために独自に行う施策は、当然この責務を果たすべきものであります。市の単独扶助費の総、 。 、額は4億6,133万円で 市の財政負担となっている石狩湾新港の負担金とほぼ同じ金額です ここを見直さずなぜ重度身障者や生活保護世帯、母子世帯など、弱者に痛みを強いるのでしょうか。健全化は、だれのために行うのですか。財政危機をもたらした責任は、市民にあるのでしょうか、お答えください。市民サービスをカットする前に、無駄な補助金団体や第三セクターの見直し、有価証券の売却、各種基金の活用、議員の海外視察の廃止などを優先して行うべきだと考えますが、いかがですか。また、健全化を進める上で、大型焼却炉や市立病院の統合新築は延期するのでしょうか、市長の見解と、今後これらの事業はどうするのか、お聞きいたします。また、聖域なき見直しを言うのであれば、石狩湾新港負担金は思いきってやめるべきではないですか。北海道は 平成15年度の収支不足が1,720億円に達し このままでは赤字再建団体になるとして 16年夏をめど、 、 、に、財政立て直しプランを策定する計画を立てており、その中で大型事業を位置づけ、石狩湾新港管理組合の事業見直しを打ち出しております。同じく石狩市は、財政構造改革方針で、一部事務組合負担金の縮減に向け、ごみ処理や港湾など、他の構成団体と一部事務組合の複合化などの検討を進めるとしています。これまで議会で、新港の負担金が現状の額を超えないなら続けると、市長は答弁しておりますが、これを撤回して、少なくとも道や石狩市のように、財政方針に見直しをうたうべきではありませんか、お答えください。次に、国に対しての要求について、お尋ねします。初めは、国庫補助負担金についてです。政府は地方分権の名の下に、三位一体と称して、地方自治体に対する国庫補助負担金を来年度から3年間で総額4兆円を削減、来年の分は1兆円と聞きます。国庫補助負担金の8割は、社会保障と文教関連で、削減は国民生活を直撃するものです。無駄な公共事業への補助金はもちろんやめるべきですが、本来、国庫補助負担金の目的は、憲法で保障されている国民の権利である福祉や教育などを、一定の水準で保障するためのものであり、、 。 、大幅な削減は 国民の権利への重大な侵害となります 本市における国の一般会計からの国庫補助負担金はすべて市民に役立つものばかりです。来年度の見通しは、どうでしょうか。市民の利益を守る上でも、国に対しては、国庫補助負担金と地方交付税の増額、税源移譲を強く要求すべきです。あわせて低利借換え、償還期間の延長など、お願いすべきではないでしょうか。これらの取組はどうしているのか、伺います。このような状況の中で、来年度の予算編成はどうなるのか、特に財源確保について、お聞かせください。次に、議案第14号小樽市中小企業等振興条例の一部を改正する条例案について、お尋ねします。条例では、市内の中小企業などに対し、必要な助成を行うことによって、中小企業等の健全な発展、地域産業の振興及び雇用機会の拡大を図ることをうたっています。小樽市統計による事業所数は、平成13年度7,平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録758件、最高時の昭和56年の9,723件より1,965件減っています。就業者は、12年度6万8,553人で、昭和45年8万9,880人より2万1,327人も減り 完全失業者は 昭和45年1,911人から平成12年には4,615人 約2.4倍に、 、 、増え さらに今年9月現在の北海道の完全失業率は5.6パーセントと 状況は悪化の一途です また 市内の、 、 。 、企業倒産は 11年から15年で119件にもなっています こういうときだからこそ地域経済と雇用を守る施策が、 。必要なのに、施策を縮小、また、廃止するということは、地域経済をさらに悪化させることになるのではありませんか、いかがですか。そこで、経営支援特別資金について、お尋ねします。この制度は平成14年にできて、わずか2年で廃止するとのことです。14年度の融資実績は45件で、金額は1億8,950万円、15年度10月末で9件、3,500万円の実績です。小樽商工信用組合の破たん後、運転資金を必要とする中小企業で、事業の継続が見込めるが、北海道信用保証協会の保証を受けることが困難な場合、融資を受けられるということで、中小業者にとっては、たいへんありがたい制度でした。残念ながら、これまでに6件の倒産で、市の損失補てんは1,901万8,000円になっています。確かに市が8割の損失補てんをするということで、リスクはあります。しかし、銀行の貸し渋りがある中、不況下でも必死に頑張っている小樽の中小企業を支え、経済発展のためにも、制度を存続すべきではないでしょうか。マイカルへは地元企業に比べ、けた違いの優遇をしているのですから、このくらいの支援はしかるべきと思いますが、いかがですか。次に、商店街近代化施設設置事業について、伺います。現制度では、事業費の20パーセントを助成しているものを 今度は5,000万円以上の事業に限定するということです そうであれば 本年度 花園銀座3丁目、 。 、 、商店会に支援したような、商店街みずからが市道大通線歩道新設工事にあわせて、インターロッキングブロックを購入するといったような事業はできなくなります。新聞によれば、11月10日、ポスフールとイオンが資本業務提携に合意したということを報道していますが、地元商店街にとっては、またまた脅威です。こう、 、 。いうときに 不況とマイカルで二重の打撃を受けている地元企業を守るため 事業の削減はやめるべきですいかがですか。次に、商店街空き店舗対策事業は、商店街活性化事業助成制度に統合するということですが、活性化事業費は既に縮小されています。都通り、サンモール一番街、花園銀座の中心3商店街に限って見ると、空き店舗率は マイカル開業前の平成10年は1.0パーセント 開業後 平成12年は5.1パーセント 13年4.7パーセン、 、 、 、ト、14年4.9パーセント、15年6.9パーセントと、増加傾向にあります。中心商店街は小樽の顔、観光客もたくさん来るところですから、独自制度を残して、引き続きの支援をし、空き店舗の活用でまちの活性化を支、 。 、 、 。援すべきと考えますが いかがですか 制度改定について 商店街とは合意を得ているのか お聞きします、 。 、 、次に 商店街グレードアップ資金の有利子化について伺います この事業の負担金 負担している件数は、 、 、 、 。13年度12件 14年度は15件 15年度13件と よく利用されており 商店街もよい制度だと評価しております制度存続の声も聞かれます。商店街の活性化につながるのであれば、これまでどおり無利子で行うべきではありませんか。いかがですか。次に、いきいき市場づくり推進事業も、15年度に活性化事業に統合され、補助金も30万円から10万円に減額されました。市場の現状は、たいへん厳しいということを聞いておりますが、13年度に実施された市場活性化研究事業はどう生かされているのか、あわせて今後の市場支援策もお聞かせください。また、まちづくり事業として、小樽屋台村を立ち上げるということですが、場所や市の経済効果をどのように考えているのか、お聞かせください。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録次に、雇用促進助成事業の廃止について、お尋ねします。この制度は、対象者が工場等を操業開始から3か月以内の雇用で、1年以上雇用されている人という限定はありますが、起業家にとっては、たいへん助かるものです。これまでの利用をお示しください。労働者の定着あるいは新規雇用につながる制度を廃止することは、事業の立ち上げや拡大にブレーキをかけることになるのではありませんか。同時に、労働力の確保は人口定着策にもなりませんか。今年11月の人口は14万7,011人、前年同月比マイナス1,551人です。減り続ける人口に歯止めをかける上でも、制度を存続すべきです。いかがでしょうか。次に、福利厚生施設整備事業助成も廃止するといいますが、これまでの利用件数と内容について、お知らせください。助成対象は食堂や更衣室などとなっていますが、労働者が気持ちよく働ける環境を整えることは、重要なことです。市内事業所で、この事業が必要なところや要望しているところはないのか、調査の上の結論なのか、伺います。次に、議案第10号小樽市手数料条例の一部を改正する条例案について、お尋ねします。財政健全化の視点として、他都市に比べ安いものは、道内10万人以上都市の平均まで引き上げるということですが、証明手数料で平均以下は二つ、残りはすべて平均を大きく上回ります。利用の一番多い住民票の比較では 札幌市350円 函館市300円 苫小牧市 江別市250円 旭川市 釧路市 帯広市 北見市 室蘭市、 、 、 、 、 、 、 、 、の5市は200円です これで 他都市に比べて安いと言えるのですか また 小樽市を除く9市の平均をとっ。 、 。 、ても239円で、300円は上げすぎではないのか、お答えください。また、札幌市を入れている理由も、お聞かせください。札幌市は政令指定都市で、ほかの政令指定都市と料金は同一です。また、小樽市より平均賃金も高く、条件が違います。平均をとるのであれば、類似都市との比較で判断すべきではないですか。9市中5市は200円ですから 料金は据置きにすべきです いかがですか また これまで値上げをするときは 参、 。 。 、 、考人の意見陳述を行っています。その手順を踏んでから、決めるべきです。あわせて、連絡所の廃止についても、伺います。説明会は、各地区連合町会役員を中心に行いました。せっかく地域で説明会を開いているのに、なぜ役員以外の住民を入れなかったのでしょうか。本当に必要としている住民の声を、どのように聞いていますか。現在の連絡所にかわる新たなサービスの検討として、市内コンビニエンスストアで取次交付を行うとしていますが、地域では既に閉店しているところが数か所あります。急にコンビニエンスストアが閉店した場合や、高校生などアルバイトも多く、万一の場合の責任の問題など、問題が多すぎませんか。また、住基ネットによる利用減少の見込みを、廃止理由の一つに挙げていますが、おのおのの連絡所でどんな影響を受けているのかをお示しください。連絡所利用は大幅に減ってはい、 。 、 、るものの 桂岡のように1.3倍に増えているところもあります 住民にしてみたら 手数料は値上げされる連絡所はなくなるでは、踏んだりけったりです。一律に廃止せず、地理的条件も勘案し、桂岡、朝里、蘭島など、残すべきではありませんか、お答えください。次は、議案第11号小樽市重度身体障害者見舞金支給条例を廃止する条例案について、お尋ねします。重度身体障害者見舞金は 所得制限を導入し ふれあい見舞金と一本化することで 約4,900人が支給から、 、 、外され 事業費も2,450万円削減されます 生活保護世帯 母子世帯は児童扶養手当を全部支給を受けている、 。 、世帯以外は対象外、重度身体障害者も世帯主のみが対象です。支給対象をこんなに絞った理由をお聞きします。そして、あまりの心のなさに驚くばかりです。ふれあい見舞金は、昭和50年から実施された福祉灯油を廃止したかわりに平成元年から始めたものですが、事実上の福祉の後退でした。それでも、身障者や母子世帯に分け隔てなく支給されていたのに、また、後退です。しかも、母子家庭は、児童扶養手当支給に大幅な平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録所得制限が設けられ、生活はたいへんですから、少しの見舞金でも励まされるものです。また、夫が軽度身障で、妻が重度身障者の方は、新制度では支給対象外です。何のバックもない、自分たちのような弱いところしかつつかない、福祉の小樽にならなければならないのに、自分がそういう立場でなければ苦しみはわからないと 胸にこたえる言葉でした 介護保険料 医療費など お金がかかるのですから 5,000円のお金で、 。 、 、 、あってもありがたいことなのです。マスコミも、お年寄りや生活弱者に果たすべき行政の役割は、他都市以上に大きいはずだ、市民の生活権を守る福祉に手をつける前に、ほかに圧縮できる事業はないのかと批判していますが、初めに削減ありきの態度を改めるべきです。これは市長の真心の問題ではありませんか、お答えください。条例廃止を撤回し、制度を維持すべきです。いかがですか。次に、福祉医療助成制度について、お尋ねします。北海道の制度では、重度障害者、母子家庭、乳幼児医療の初診時一部負担金を徴収しています。小樽市はこれをカバーするどころか、道に右倣えで、制度の改悪です。小樽市が単独で行っている事業のうち、初めに、乳幼児医療費の初診時一部負担の対象となる人数をお示しください。小樽市の合計特殊出生率は、平成12年度1.07と、全道平均1.23を下回っています。小樽市エンゼルプランに載っているアンケート調査では、少子化の理由の第1位に、子育てにお金がかかることを挙げています。初診時一部負担の廃止といっても、受診する病院の数や子どもの数によって、負担は大きくなります。少子化を助長するものですから、改めるべきではありませんか。次に、母子医療についてです。母親の通院助成を廃止する計画ですが、何人が対象になりますか。母子世帯は、母親が一家の大黒柱ですから、健康で働かなければなりません。一生懸命働いても収入は低く、かけ持ちで仕事をしている人もいます。児童扶養手当の支給状況で見る母親の給与収入は、年収185万円以下が57.7パーセントもいます 廃止をすると 病気になっても収入が低いため 病院にかかれなくなるおそれはじ。 、 、ゅうぶんあります。この制度のおかげで、これまでたくさんの母親が助けられたのに、廃止するのは酷ではないでしょうか。懸命に頑張っている母子世帯に、温かい手を差し伸べるどころか、制度を打ち切るとは、何と冷たい市政でしょうか。制度廃止をやめるべきです。お答えください。次に、小樽市老人医療制度について、伺います。小泉内閣による医療の改悪が次々と行われ、北海道医師会も、今年3月9日、小泉内閣退陣の決議を上げたほどです。国による医療の改悪から、少しでも市民の健康と命を守るべき市の制度も、改悪されてはたまりません。65歳から69歳までの市民税所得割が非課税世帯の医療費自己負担の2割を助成する、小樽市老人医療制度を廃止するということですが、対象は何人になりますか。14年5月に行った小樽市高齢者一般調査によると、現在、困っていることや将来不安に思うことで最も多いのは、健康の58.7パーセント、自分の介護29.1パーセント、生活費26パーセントで、現在、病気がある人は、78パーセントにも上っています。収入はほとんどの人が年金で、そのうち200万円未満の世帯が28パーセントもあります 廃止によって 当然受診抑制が起き 病気を悪化させる要因となることがじゅうぶ。 、 、ん考えられるのに、廃止する根拠は何ですか。今年は介護保険料の大幅引上げと、来年も連続して年金が引き下げられ、不安は募る一方です。こういうときこそ、市が独自にできる制度を続けるべきではないでしょうか。お答えください。次に、ふれあいパスについて伺います。1977年、70歳以上の老人に対するバス料金の無料化についての請願が出されて以来、20年間に、同じ趣旨の請願で52件、陳情3件が提出されました。議会では、継続審査が繰り返されましたが、ついに前市長、新平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録谷市長も公約に挙げざるをえなくなり、20年にわたる市民の運動が実を結んだもので、いわば市民の宝とも言うべきものです。それだけに、ふれあいパスがどうなるのか、高齢者はたいへん心配しています。平成12年に行ったふれあいパス利用状況調査では、制度への感謝と継続希望や変えないでほしいという人が、65.7パーセントを占めています。ふれあいパスが実現したときは、敬老祝金や下水道料金の減免制度の見直しを行って 財源に充てました これに対して 全会一致で 市民生活優先の政策を考えたとき 本市福祉政策、 。 、 、「 、の後退の感を深くするものであり、福祉政策の見直しなどに関しては、慎重かつじゅうぶんに周知の上で提案すべきであると思われる」と、附帯決議を上げています。こうして、ようやく制度ができてまだ数年なのに、もう見直しをしようとしています。ある老人クラブでは、遠くから参加している人もいる、みんな集まって元気になるのに、有料になったら来られなくなるのではないかと、仲間を心配すると同時に、まちへ出て買物をする経済効果も忘れないでほしいと話しています。実際、中心商店街では、買物客が減るのを心配しています。ふれあいパスに、受益者一部負担を導入した場合の利用制限や地域経済への影響をどう考えているのか、お聞きします。そもそもこの事業の目的は、高齢者の積極的な社会参加を促し、心身の健康保持と生きがいづくりにあります。この観点から、現行どおりに制度を維持すべきだと考えますが、いかがですか。また、見直しをするとしたら、利用者負担はどれだけになるのか、お聞かせください。ちまたでは1回100円になるのではないかと 専らのうわさです 仮に中央バスの言うように ふれあいパスは10億円使われ、 。 、ているとすれば、中央バスには5億円入ることになり、市は現在の中央バスに払っている2億円を、財政効果として当て込んでいるのではないですか。そうでないと言うなら、見直しはどのような対策を考えているのか、お聞かせください。以上、再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

新谷議員のご質問にお答えいたします。初めに、イラクへの自衛隊派遣問題についてでありますが、まずこのたびの奥、井ノ上両外交官の突然のふ報は、我が国にとりまして極めて衝撃的な事件であり、その残虐非道な行為に対しましては、国民の一人として強い怒りを禁じえません。イラク復興にかけたお二人の崇高なご意思と、これまでのご功績に対し、深く敬意を表しますとともに、残されたご家族の皆様に、小樽市民を代表して、心よりお悔やみを申し上げる次第でございます。このような厳しい現実を目の当たりにするとき、本年7月に、いわゆるイラク復興支援特別措置法が成立した時点と比べると、現地の情勢も刻々変化してきており、ご質問にもありました世論調査などを見ても、国内世論にも変化が生じてきているのではないかと思われます。自衛隊派遣にかかわる基本計画が今日にも閣議決定されると報道されておりますが、私は、我が国がイラク復興支援のため、金銭的な無償供与のみではなく、給水や輸送、医療などの分野で貢献していくことが、国際社会の一員として重要なことであり、そのために自衛隊がなしうることもまた、大きいと考えております。しかしながら、自衛隊の派遣時期につきましては、諸外国の動向を注視し、国民感情にもじゅうぶん配慮をするとともに、派遣される自衛官の安全確保が可能な限り図られるよう検討し、慎重に決定されることが必要ではないかと考えております。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録次に 改正ソーラス条約による港湾保安対策についてでありますが 対象となる港湾施設は 500総トン以、 、 、上の外航貨物船や国際旅客船が、一定数以上停泊する岸壁及びそれと連続する荷さばき基地等とされています。本港においては、コンテナヤードのある港町ふ頭をはじめ、輸入穀物船やロシア船などが数多く停泊す、 、 、 、る勝納ふ頭 中央ふ頭 第3号ふ頭などの大部分の岸壁並びに荷さばき地において フェンスや監視カメラ照明設備の設置など、所要の保安対策が必要となるものと考えております。また、これに係る費用につきましては、現段階での国の試算では、本港分として約6億円と積算されており、このうち市の負担は3分の1の2億円と想定されております。次に、港湾保安対策に係る国への要請でありますが、このたびの港湾保安対策は国家の危機管理という観点から、国が主体的な役割を果たすべきものと考えており、特に財源手当につきましては、北海道の場合、他府県とは異なり、財政基盤のぜい弱な市や町が港湾管理者となっていることから、特段の財政支援措置を、 、 、 、講じるよう これまで北海道市長会や北海道港湾協会などを通じて 再三 国に対して要請を行うとともに私も先般12月2日には、国土交通省に出向き、直接意見を述べてきたところであります。国の財政措置につきましては、現在、関係省庁間で協議が行われているところでありますが、今後とも北海道も含めて、道内他港と連携を図りながら、国に対して強く要請を行ってまいりたいと考えております。次に、財政問題について、何点かご質問がありました。、 、 、まず 国民健康保険事業と病院事業会計への貸付金についてでありますが 国民健康保険事業に対しては昭和63年度から、病院事業に対しては、平成5年度から、それぞれの会計の累積赤字や資金不足を補てんするために、一般会計から貸付けを行っております。特別会計や企業会計は、本来それぞれ独立採算で運営することが望ましい姿ですが、赤字の金額も多く、貸付けにより措置しているものでありますので、ご理解を願います。なお、貸付けに伴う資金調達経費は、一般会計の年度内経理資金全体との割合で案分計算しますと、累積で約8億7,700万円となると試算しております。次に、国保事業会計、病院事業会計への貸付金を含めた財政の実態についてでありますが、いずれの貸付金も、それぞれの会計の累積赤字などに対する措置をとったもので、短期間にその全額を回収することは困難であり、将来の財政負担の要素にもなるものと考えております。したがいまして、本市の財政状況は、一般会計の決算数値より、実態はさらに厳しいものと認識しております。次に、国民健康保険料の値上げの試算状況と赤字の改善策でありますが、初めに保険料改定の検討についてでありますが、平成14年度制度の改定で、今後70歳から74歳までの前期高齢者が、毎年1歳ずつ増加することに伴う医療費の負担増などにより、収支の悪化が見込まれることから、国保財政の健全化を図るため、保険料改定の検討をしなければならないと考えています。なお、今後の医療費の推移や制度改正の状況等を見極めなければなりませんので、現時点では具体的な数値を申し上げることはできません。また、国保特会の改善策についてですが、制度改定により今後の収支の悪化が見込まれることから、これまで高齢化など、当市の特殊事情に配慮した財政支援について、国に対し要望しております。今後も、全国市長会等を通して強く要望するほか、収納率向上対策や医療費適正化対策などに、引き続き努めてまいります。次に、財政危機を招いた原因と責任についてというご質問でございますが、最初にJRへの駅舎の無償譲渡についてでありますが、当該無償譲渡は地方自治法に基づき、議会の議決を経るなど、法律上の手続に即して行われたものであり、また、駅舎として供用されることで、公共の福祉の増進に寄与することを目的と平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録する土地区画整理事業の当該目的を達成することが可能となることから、市といたしましては、公益上必要な場合に該当すると判断したもので、当該無償譲渡は適正かつ適法に行われたものと考えております。次に、築港再開発の責任を明らかにすべきとのことでありますが、この再開発は築港駅周辺地区、約55ヘクタールのまちづくりであり、地区内には未利用地が存在するなど、現段階では再開発の途上にあります。複合商業施設の立地は、広域集客や雇用の面で地域経済の活性化に寄与しており、今後、予定されている道営住宅の建設によっては、定住人口の確保が図られるものと期待しております。未利用地は、民間投資の誘発や雇用の促進効果などを念頭に置きながら、再開発地区計画の土地利用方針の見直しを検討するなど、土地利用の促進を図ってまいりたいと考えております。、 、 、次に 幾つかの事業の元利償還のお尋ねでありますが 平成14年度までに借り入れた起債の償還予定ではまず築港駅周辺地区再開発事業は 元利償還金総額は約95億8,500万円で 平成15年度の元利償還金は約4億、 、9,000万円、償還期間は平成34年までとなっております。朝里ダム建設事業は、元利償還金総額は約174億4,000万円で、平成15年度の元利償還金は約5億9,300万円、償還期間は平成35年までとなっております。中央通地区土地区画整理事業は、元利償還金総額は約18億8,000万円で、平成15年度の元利償還金は約1億4,000万円、償還期間は平成26年度までとなっております。次に、財政悪化の原因でありますが、一つには、長引く景気の低迷と人口の減少などで、市税収入が減収となっていること、また、交付税も国税収入の減少や国の構造改革の影響で減少しているなど、一般財源の減収が続いていること、加えていわゆるバブル崩壊後の経済対策に伴う市債償還や扶助費、急速な少子高齢化の進展に伴う保険事業や医療助成などの財政負担が増加しており、今後も増加が見込まれることなどが大きな要因であると考えております。なお、これまで進めてきた事業は、それぞれ本市経済の活性化や都市の社会資本整備のために実施してきたものであり、財政負担は伴いますが、必ずしもこれらが財政状況の悪化を招いたものとは考えておりません。次に、公債費負担率でありますが、平成13年度決算での小樽市の公債費負担比率は18.6パーセントで、道内市町村のうち 高い方から143番目であり 主な市では 網走市が最も高く29.2パーセントで15番目 その、 、 、 、他人口10万以上の都市では、釧路市20.3パーセント、北見市19.5パーセント、旭川市19.3パーセントなどであります。また、財政再建団体は、道内では士別市が昭和41年度に再建完了して以来、新たに指定はされておりません。次に、財政健全化計画について、何点かご質問がありましたが、まず新しい財政健全化計画の収支における歳入の見通しでありますが、確かに市税収入は近年その減収が続いており、厳しい見通しでありますが、国庫補助負担金や普通交付税も含めて、現在、議論されております三位一体の改革の動向を注視し、どのように新しい収支試算に織り込むか、検討してまいりたいと考えております。次に、事務事業の見直しの状況でありますが、本年7月に財政健全化の見直しを踏まえた平成16年度予算の編成についての庁達を出し、例年年末に行っている予算編成日程を前倒しして、事務事業の分析・検討を行いました。その中でも、市民の皆様にかかわりの深い事業で見直しの検討対象としたものを、このたび案としてお示しをいたしました。その他の事業につきましても、今後、具体的な予算編成の中で決定していきますが、国や道の制度改正や財政状況によっては、さらに検討しなければならないと考えております。なお、家庭ごみの有料化につきましては、現在、審議会に諮問中であり、その結果を待って、健全化計画に盛り込んでいきたいと考えております。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録次に、財政健全化の目的でありますが、現在、またこれからも想定される厳しい社会情勢の中で、今後とも安定的に継続可能な行政運営ができる財政体質をつくることを目的としており、財政再建団体への転落を避けるためには、あらゆる事務事業の再点検をし、歳入歳出の両面から、徹底した見直しを行わなければなりません。そのためには、一定程度、市民の皆様にも負担をお願いしなければならないものと考えております。次に、補助金団体等の事業についてでありますが、補助金の見直しにつきましては、団体の運営費補助金などについて、予算編成までに一定の考え方をまとめる予定でありますが、第三セクターについては、庁内に検討委員会を設置し、検討中でありますので、若干時間を要するものと考えておりますし、有価証券の売却につきましては、出資の経緯や財政効果などもございますので、今後の課題と考えております。また、基金の活用については、財源の厳しい中で検討していかなければならない課題であると考えております。なお、議員の海外視察につきましては、議会の中で、ご検討いただきたいと考えております。次に、広域連合の行う焼却施設につきましては、今後のごみ処理に対応するため、計画に従い進めていく考えであります。また、病院の新築統合につきましては、新病院の規模や機能をさらに慎重に検討し、一般会計の負担も踏まえて、判断をしてまいりたいと考えております。次に、石狩湾新港管理組合に対する負担の見直しにつきましては、これまでも母体としての小樽市の負担軽減のために、さまざまな働きかけをしてきており、今後も引き続きその努力を行ってまいりたいと考えております。なお、石狩湾新港管理組合を含めた一部事務組合に対する負担見直しにつきましては、新しい健全化計画の中で、検討してまいりたいと考えております。次に、国庫補助負担金についての問題ですが、来年度の見通しでありますが、現在、国政レベルでいろいろ議論がされているところであり、年末に向けた国の来年度予算編成の状況を注視していきたいと考えております。次に、国への要望でありますが、現在行われております来年度予算に向けた国庫補助負担金の削減と地方への税源移譲につきましては、関係大臣により調整が行われているようであり、一部、地方の自由度の拡大につながらず、単なる地方への負担転嫁となる補助金等の削減案に対しては、去る12月3日、全国市長会をはじめとした地方6団体から、厳重に抗議したところであります。また、地方債の低利借換えや償還延長についても、従来から、全国市長会を通じて要望しているところでございます。次に、平成16年度予算編成でありますが、今議会でもご議論いただく財政健全化の検討項目を含め、事務、 、事業の見直しを着実に実行できるよう 年末からの具体的な予算編成作業に当たりたいと考えておりますが財源確保については、不確定要素が多く、財源調整のための基金もわずかなことから、苦慮しているところであり、たいへん厳しい予算編成になるものと考えております。次に、小樽市中小企業等振興条例の一部を改正する条例案についてのお尋ねでありますが、まずこの条例案につきましては、平成7年に、本市中小企業の商工業施策の一本化を図るべく、全部改正を行い、商工業振興に取り組んできたところであります。その後の社会経済情勢の変化、企業を取り巻く課題やニーズの多様化に対応するため、今回、一部改正の提案をしたものであります。見直しに当たりましては、厳しい財政状況の中でも、市内中小企業の皆さんの現状を踏まえ、一定の役割を終えたもの、同種の助成制度を一本に統合するなどの整理をし、国や道、関係機関の施策との調整を図ったものであります。さらに、新たに地場平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録企業の皆さんにとって必要と考えられる対策として、財政的支援のみならず、ソフト面としての経営診断、人材育成の支援策を創設するなど、今後とも地域経済活性化のため、各種支援事業を積極的に推進してまいります。次に、経営支援特別資金でありますが、現在、庁内の融資制度検討会議において、同資金も含め、融資制度の今後の在り方を検討しているところであります。平成13年、商工信組の破たんにより、緊急措置として緊急経営安定資金を実施いたしましたが、その後依然として厳しい中小企業の経営状況を踏まえ、平成14年度に経営支援特別資金を創設し、本年度も継続をしてまいりました。残念ながら、同資金は現在まで6件の事故が発生し 約1,900万円の損失補償を行っているところであり 厳しい本市の財政状況や この資金が緊、 、 、急的・応急的なものであったことから、本年度をもって廃止を検討しているところであります。今後とも国や道、金融機関との連携を密にし、中小企業の皆さんのニーズに的確にこたえられるよう、市としての役割を果たしてまいりたいと考えております。次に、商店街近代化施設設置事業助成でありますが、この事業は平成7年度に制度を創設して以来、商店街団体のハード整備に対する支援策として活用されてまいりました。その主なものといたしましては、花園北門商店街の街路灯整備、サンポート事業協同組合の身障者対応のエレベーター設置などであり、また、昨年度はTMO事業として実施された都通り商店街のアーケードの大規模改修や、花園銀座商店街のロードヒーティング敷設、駐車場の整備などの事業に対して、国・道とともに支援したところでございます。この制度を活用し、中心市街地における商店街団体の基盤整備は、一定程度進められてきたとの判断から、今後、小規模な事業につきましては、商店街団体に負担をお願いすることになりますが、一方、TMO構想に盛り込まれているような大規模な事業が実施される場合には、これまでと同様の助成内容により、引き続き支援を行うものであります。次に、商店街空き店舗対策支援事業の統合でありますが、この事業は平成9年度に制度を創設以来、商店、 、 、街団体の空き店舗解消に向けて 商店街にとって必要な業種 業態の導入を図るための効果的な施策として実施をしてきたところであります。これまでの実績として、11団体、27件に助成してまいりましたが、平成15年度に入り、現在までのところ、新たな支援申請はない状況にあります。今後、商店街活性化事業助成に統合されることになりますが、これまでどおり商店街団体にとって、効果的な事業に対しまして、引き続き支援を行ってまいりたいと考えております。また、事業の統合につきましては、市商連をはじめ、中心部の商店街に対し、既にお話をしており、おおむね理解をいただいているものと考えております。次に、商店街グレードアップ資金についてでありますが、この資金は平成8年に創設した制度であり、現在、市内において1年以上の事業実績を有し、商店街を活性化するために、近代化事業を行う市内の商店街、 、 、 。団体を対象に 融資限度額が1億5,000万円以内 融資期間が15年以内で 無利子融資を行うものであります制度創設以来、これまでに15団体がアーケードやロードヒーティングの整備などで利用しておりますが、おおむね大規模な整備事業は一定程度進められたものと考えております。また、今回の見直しに当たりましては、現下の本市の財政状況を踏まえたとき、今後、この制度を維持するには、後年度の財政負担が厳しいものと判断し、平成16年度からは有利子融資に変更してまいりたいと考えております。なお現在 市の利子補給の年利率は 1.7パーセントの固定ではありますが できる限り低利での融資とな、 、 、るよう、市内金融機関とじゅうぶん協議を行ってまいりたいと考えております。、 、 、次に いきいき市場づくり推進事業についてでありますが 本事業は平成12年度に市内九つの市場により平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録小樽市場連合会が結成されたのを機に、市内小売市場に対する支援事業として実施してまいりました。ご質問の市場活性化研究事業は、市場にアドバイザーとして専門家を派遣することにより、効果的な販売促進活動や、地域に親しまれる魅力ある市場の在り方などの検討を行ったものであり、それらの成果として、魅力あるイベントの開催や空き小間の効果的な活用など、市場の活性化が図られたものであります。しかしながら、市場を取り巻く状況は、依然として厳しいものがあり、今後とも、個別に市場が実施する活性化事業に対しての支援や、市場の課題解決に向けた専門家の派遣を行うなど、引き続き市場の活性化に向けた支援を行ってまいります。次に、小樽屋台村についてでありますが、今回、開設予定している屋台村については、本年度の全国都市再生モデル調査に採択された小樽市の提案書に基づき、国費を活用した社会実験の一つとして取り組む事業であります。国への提案に当たりましては、商店街の一角を占める将来的な市場の在り方、方向性についても、あわせて検討したいとのことから、開設場所は中心市街地の中でも空き小間の多い中央市場ということで考えており、現在、市場関係者と実現に向けた詰めの話合いを進めております。また、この事業は、小樽雪あかりの路の開催期間中に実施する予定であり、観光客をはじめ、多くの市民の方々が訪れることを期待しておりますが、あくまでも実験的な取組であり、今後、これらの成果を踏まえ、民間主導による本格的な実施に向けて、さらに検討を進めてまいりたいと考えております。次に、雇用促進助成事業でありますが、平成7年度に制度を創設以来、これまで8年間に、平成15年度も含めて 延べ17事業所に対し助成し 雇用人数では126名となります この助成は 工場等の設置により雇用、 、 。 、機会の拡大を図ることを目的としておりましたが、実情は設備投資による合理化目的のものが見受けられ、必ずしも雇用の拡大につながらない側面もあり、国や道においても、同種の助成事業が実施されていることから、市といたしましては、当該助成制度を廃止するものであります。次に、福利厚生施設整備事業でありますが、この事業は、人口増対策の一つとして、平成6年度に制度を、 、 、 、 、 、創設し これまで100事業所に対し 主に従業員の休憩室 食堂 更衣室などの整備に当たり 従業員の確保定着を図ることを目的として助成をしてきており、一定の効果を上げたものと考えております。しかしながら、市内企業の状況を見ますと、必ずしも助成金の有無にかかわらず、福利厚生施設の整備、改善は進められてきており、本事業については、一定の役割を果たしたものと判断しております。なお、市内事業所に対し、福利厚生施設に関する具体的な要望等の調査は行っておりませんが、日ごろ市内事業所の方々からは、さまざまな機会を通じご意見を伺っており、これまでこの制度について特段のご要望は受けておりません。次に、手数料条例案について、住民票の複写手数料を例にお尋ねがありました。本市の住民票等の手数料は、昭和59年以来改定されておらず、この間に、道内人口10万以上の都市の額との間にかい離が生じたことから、このたび改定しようとするものであります。額の決定につきましては、道内10万人以上の都市の平均、 、 、 、 、額のほか 苫小牧市などの250円 函館市の300円 近隣都市である札幌市の350円など 個別都市との比較さらには本市の厳しい財政状況も勘案して、300円にしようとするものであります。次に、連絡所についてでありますが、初めに、説明会になぜ住民を入れなかったのかということでありますが、このたびの説明会は、市内の各地区連合会、連合町会ごとに地域住民の実情を承知しており、また、単位町会の束ね役でもある175町会などの会長や役員を中心にご案内をし さまざまなご意見をいただくこと、を目的に、延べ12回開催したところであります。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録次に、コンビニの取次交付についてでありますが、コンビニの取次交付を実施している自治体の視察を行い、本市においても、コンビニを利用した取次業務は有効と考えており、個人情報の保護にじゅうぶん配慮し、実施の検討を進めております。次に、住基ネットによる各連絡所での影響でありますが、説明会では、今後、各種公的年金の受給手続など、住基ネットの利用範囲が拡大され、住民票の写しが不要になることから、窓口利用者は減少することが見込まれると説明したものであります。なお、住基ネットによる連絡所での利用者数の影響は、住民票の写しの利用目的などを集計しておりませんので、把握していません。次に、連絡所の一律廃止はやめるべきとのことでありますが、連絡所の見直しは、本市の新行政改革第2次実施計画に、サービスセンターの充実強化とともに位置づけされており、サービスセンターにつきましては、既に昨年よりワンストップ行政サービスを開始し、その充実強化に努めているところであります。連絡所の見直しについては、現在、大きく利用者が減少する一方で、管理経費は増加しており、費用対効果からも問題があること、さらには住民説明会での意見などを総合的に勘案して、すべての連絡所を廃止しようとするものであります。市といたしましては、現在、連絡所にかわる新たな行政サービスを創設し、今後とも市民サービスの低下にならないよう、進めてまいりたいと考えております。次に、福祉に関して何点か、ご質問がございました。初めに 見舞金の支給対象でありますが 重度身体障害者見舞金は約5,800名の方に また ふれあい見舞、 、 、 、、 、 、 。金は独居老人世帯 母子世帯 障害者世帯合わせて約4,000世帯に それぞれ支給しているところでありますこの二つの見舞金につきましては、対象者が重なっていたり、両制度の支給対象者が年々増加し、これに係る財政負担も大きくなっている現状にありますので、対象世帯を見直すこととしたものであります。なお、身体障害者見舞金支給条例は廃止いたしますが、独居老人世帯、母子世帯、身体障害者世帯を対象として、毎年12月に支給しているふれあい見舞金は、道内各市とも、社会福祉協議会や共同募金会の単独事業として実施しているところが多い中で、本市としては、制度を維持するため、両団体との共同事業として継続してまいりたいと考えております。次に、福祉医療助成制度でありますが、乳幼児医療費の初診時一部負担の対象者は、平成15年11月1日現在で5,012人となっております また 初診時一部負担金助成廃止と少子化との関係でありますが 乳幼児医。 、 、療助成を含めた福祉医療助成制度全体を安定的に継続していくためには、北海道の制度を基本としていかなければならないことから、道の制度に合わせて、初診時一部負担導入を考えております。しかしながら、少子化対策の側面もありますので、北海道の制度に上乗せしている乳幼児医療の3歳児、4歳児の通院を、市の単独施策として継続していきたいと考えており、少子化を助長するものとは考えておりません。次に 母子医療助成における母親の通院の対象者ですが 平成15年11月1日現在では1,403人となっており、 、ます。また、制度廃止をやめるべきとのご意見ですが、母子医療助成を含めた福祉医療助成制度全体を安定的に継続していくためには、市の上乗せ部分を見直し、北海道の制度を基本として、ご負担いただくことが必要であると考えております。、 、 。 、次に 老人医療助成の市単独分に係る対象者は 平成15年11月1日現在で114名となっております また、 、 、廃止する根拠についてですが 老人医療助成制度を安定的に継続していくためには 北海道の制度を基本に市の上乗せ部分を見直す必要があります。したがいまして、老人医療助成の市単独施策分の廃止につきましては、ご理解をいただきたいと考えております。平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録次に、ふれあいパスの受益者負担を導入した場合の利用抑制と地域経済の影響でありますが、平成15年に実施したバス事業者の利用実態調査によりますと ふれあいパスの延べ利用回数は約560万回と推計されてい、ますので、ある程度の利用は抑制されるものと考えております。しかし、ふれあいパス導入により、地元商店街からは、消費者が減ったとの声も一部にありますので、受益者負担導入により、最寄り品などの消費者動向に変化はあるものと考えております。次に、現行どおりの制度の維持についてですが、健康と生きがいづくりの観点もありますが、バス事業者からは、約11億円の利用実態に見合った市の負担が求められており、現行での市の2億円負担も難しいことから、現行どおりの制度を維持することは、極めて難しい状況であります。次に、利用者負担についてですが、バス事業者からは、利用した分に見合う適正な運賃の負担を求められておりますので、利用者からは、乗車ごとに半額程度をご負担いただきたいと考えております。また、市の負担についてですが、この場合でも、現状の2億円を市が負担することは極めて難しい中で、利用実態と運賃収入とのかい離分について市の負担を強く求められておりますが、財政効果を少しでも出したいと考えておりますので、現行の2億円を圧縮する方向で、引き続きバス事業者と協議してまいりたいと考えております。( 議長、20番」と呼ぶ者あり)「

再質問 20番 新谷とし

再質問をいたします。最初に、財政問題について、伺います。市財政の危機を招いた原因と責任という点で伺います。マイカル誘致の築港再開発は、雇用の活性化につながったとおっしゃいましたが、間違っていなかったということですけれども、しかし、物事を進めるときには、どんな場合でも、計画に対してどんな結果が出たかと評価するのが当然です。その一つとして、人口。 、 、 。の問題があります 定住人口5,000人をうたっていましたけれども 平成11年 市の人口は15万3,284人です、 。 、現在は14万7,011人 6,273人も減っています 先ほど若竹の道営住宅ができるとおっしゃいましたけれどもここは戸数150戸です。とても及びがつかないものです。それから二つ目に、雇用の問題ですけれども、確かにマイカルが開業した当時は、マイカルに勤めていた人は3,831人でした しかし 現在は2,326人 1,500人も減っております そして テナントの出入りも激し。 、 、 。 、くて、そのたびに失業者が出ています。それから、マイカルの破たんで、OBCから固定資産税は入らないわけです しかし 築港再開発の関連の元利償還は これから100億円近くということで これが市財政を圧。 、 、 、迫しているのではないでしょうか。マイカル開業前後の市の財政状況を見ますと、経常収支比率で見る場合に、平成9年度95.7パーセント、10年度94.5パーセント、11年度92.8パーセント、12年度94.3パーセント、13年97.3パーセント、14年度99.3パーセントです。また、公債費負担比率は、9年度が16.3パーセント、10年度17.4パーセント、11年度17.7パーセント、12年度18.2パーセント、13年度18.6パーセント、14年度19.6、 。 、 。パーセントと 悪化の一途です マイカル開業前から財政状況はたいへん悪かったのに 強行したわけですそして、小樽経済の起爆剤とはならなかった、これは多くの市民が失敗だったと言っているわけですよね。それを認めないのはおかしいのではないでしょうか。それと、先ほど朝里ダム、中央通再開発、これのこれから返していかなければならないお金287億8,000万円、ちょっと計算して足し算したので間違っていたらすみませんが、これだけのお金を返していかなければ平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録。 、 、 、ならないのです ですから こういった過大な事業 そういうものの元利償還が市財政を圧迫しているのは数字に現れているのではないでしょうか。見通しが甘かった責任があるのではないか、ここをもう一度お伺いします。それから、公債費負担比率で、他都市の比較を伺いました。小樽より財政悪化が進んでいる自治体は、142もあるということです しかし 赤字団体に指定されているわけではないということですね 小樽市は 市。 、 。 、民に対して、赤字団体になるかもしれないからと、必要以上に意識づけしているような気がするのです。自治体の役割からして、市民サービスを切るのは、ほかにどうしても見直しの事業がないときで、まだまだ歳出で抑制できるものがあると思うのですけれども、市長はこれからこの点について、どういうふうに考えるのか、何をしようとしているのか、先ほどちょっと漠然としておりましたので、もう一度聞きます。それから、石狩湾新港についてですけれども、なかなか見直しを文言にするというふうにはなりません。しかし、北海道も石狩市も、ちゃんと文言にしているわけですよね。そして、新しい問題として、ソーラス条約による新港負担分もあります。これは2億円と聞いておりますので、この負担分を払うとしたら、約7,000万円になりますよね これが新たな出費となります いろいろな面から考えても 石狩湾新港は小樽市の。 。 、財政にとって本当に重荷になっているわけです。市長は3定で、古沢議員の質問に、管理運営費、経費の見、 、 、 、直しなど 具体的抑制策について 母体間で協議を進めていると答弁しておりますし 先ほど言ったように北海道、石狩市、両者とも見直しと言っているのですから、ここはきっぱりと、小樽市も見直しの仲間入りをしたらいいのではないですか。そういうことで、どうでしょうか。それから、ごみの問題です。ごみの有料化は、審議会の結果を待ってということですが、審議会は有料化を話し合うということですよね。ですから、これは予算委員会で、若見議員に対して、環境部は函館市、室蘭市を例に、有料化で3億円の歳入となる、そして資源物収集経費には1億円はかかると、部長も答弁しております。差引き2億円、少なくとも2億円、これを歳入増に充てる、そういうことを検討しているのではないでしょうか。それから、商店街グレードアップ資金や商店街空き店舗対策事業の地元の合意を得ているようなことをおっしゃいましたが、私たちが聞いているのは、小樽市から言われれば、それ以上は言えないというのが現状ではないでしょうか。本当はこういった制度を残してほしい、そう思っているのですよ。やはりこれから、先ほど言いましたけれども、ポスフールがイオンの傘下になるとしたら、本当に脅威で死活問題なのです。小樽の経済を支えているのは中小企業ですから、中小企業に支援するのは当然だと思います。ですから、先ほどの経営支援特別資金も廃止を検討するということですけれども、廃止を検討するというのは、どうも納得がいかないのです。廃止するということなのでしょうか。それとも、検討して、廃止をしないということもありうるのか、この辺はいかがですか。それで、行政としても、こういう制度について、もう必要ないというわけではないのですよね。ですから、ぜひ中小企業を守ると、こういう点で残していただきたいと思います。それから、手数料なのですけれども、見直しの視点がどうもはっきりしないのです。道内10万人以上都市の平均まで引き上げるというふうに言っています。しかし、この住民票を、これ一つだけに絞りますけれど、 、 、 。 、も 平均は239円ですから 250円ならまだしも 300円というのはおかしいのではないでしょうか それで規定が札幌市を入れている見直しもあれば、そうでないのもありますね。聞くところによりますと、保育料。 、 。 、は入れていないということですね ですから この見直しの視点の規定の仕方もおかしいのですよ そして平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録平均も小樽市を入れるのか、入れないのか、それもはっきりしておりません。小樽市を入れれば、もっと下。 、 、 、 、がるはずです 住民票200円から300円 わずか100円というかもしれませんけれども 100円ショップが 今大はやりです 前は マイカルの方に100円ラーメンがありましたよね なくなりましたけれども そういう。 、 、 。100円というものが大事なのです。ですから、これは市民の意見を聞いてから、決めてほしいと思います。それから、重度身障者見舞金の廃止です。これは、なぜ支給対象を世帯主だけにしたのでしょうか。理由をお聞かせください。先ほど、お金がかさむということでした。しかし、重度身障者は、世帯主だけではないのです。家族もいる場合もあるのですよね。確かに、そういう身障者とか、増えるかもしれないのですけれども、小樽市独自の福祉施策があってもいいのではないですか、それが自治体の役割だと、私は思うのです。そして、新ふれあい見舞金、母子世帯へ支給するといいますけれども、全額児童扶養手当を受け取っている人のみです。それ以外は外されているのですよね。こういうふうにして、頑張っているそういった方々に、 、 、 、 。 。対して 廃止 やめるというのは 本当に私 先ほども言いました 市長の真心ではないかなと思うのですいろいろつらいことがあっても、自立して頑張っているのですから、ぜひこれは残してというよりも、全部に支給してほしいし、それから母子医療の母親の通院もそうです。自立して頑張っている人方に対して、ぜひ支援すべきだというふうに思います。以上、何点か言いましたけれども、お伺いいたします。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

たくさんありましたので、再質問のご趣旨を取り違えるかもしれませんけれども、お答えしていきます。、 、 、 、 、 、最初に 財政の問題で マイカルの問題 それから朝里ダム 中央通と いろいろご質問がございましてこれは従来からもいろいろご指摘を受けていることでございまして、従来からもお答えしてきたとおりでございまして、特段変わった答弁になりませんけれども、先ほども申し上げましたけれども、小樽市にとって必要な事業として進めてきたということでございますが、マイカルの破たんというような状況については、当初想定しえなかったということで、若干、計画が変わってきたということがあろうかと思います。そんなことで、それはそれとして、今、再建に我々としてもできる限りの支援をし、そしてまた、雇用の方も何とか守ろうということで、取組を進めているところでございまして、その辺はご理解を願いたいと思います。ただ、財政を圧迫して、見通しを誤ったのではないかというふうにおっしゃいますけれども、それはそういう見解もあろうかと思いますけれども、私どもとしては、見通しを誤っているわけではなくて、朝里ダムは朝里ダムで給水についてはじゅうぶんされておりますし、中央通はまだ未完成ですけれども、今、都市再生のモデル事業で、いろいろこれからの横軸の検討も進めてまいりますので、それはもう少し経過を見ていただきたいと思います。、 、 、 。 、それから 新港の問題ですけれども 確かに管理運営協議会 母体間で協議を進めています その中でもとにかく緊急を要するもの以外の事業は、とにかく中止してほしいということで、延期してほしい、凍結してほしい、そういう要請はしております。したがいまして、先般も道の副知事とお会いしたときに、そういう話もしておりますし、私どももぜひそういう方向で道も頑張ってくれというふうにお願いしております。文章に入れるかどうか、これは相手のあることで、今回入れていませんでしたけれども、小樽市単独でこれ平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録を先取りしますという話になりませんので、三者の協議の中で調っていく問題ですから、入れることについ、 、 、 、 、 、ては 今後検討して その中に入れていくことについては 問題ないと思いますので そういう方向で 今検討していきます。それから、ごみの有料化の問題、これは環境部長が前に答弁したということですけれども、確かに歳入増につながります。そのことについては、前からもお話ししているように、休・祝日の収集回数とか、そういう市民要望を満たしていくために、この財源を充てていきたいということで考えておりますけれども、まだ最終的にどうなるかというのは、審議会の結果を見なければわかりませんけれども、歳入増については、そういう市民サービスの向上の部分に充てていきたいというのは、基本的な考えでございます。それから、商店街の問題で、地元合意がないのでないかというお話ですけれども、私どもとしては、おおむねいただいたと思っています。それから、経営支援特別資金は、これは一応我々の原案としては廃止したいということで提案しています、 、 、 、 、けれども 先ほどもお答えしたとおり 庁内の検討委員会の中で 今 引き続き検討しているということでご理解を願いたいと思います。残りの部分につきましては、担当部長から、それぞれ答弁させます。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 財政部長 磯谷揚一(財政部長は2007年3月まで)

公債費負担比率の関係でございます。確かに、お話のとおり、年を追うごとに率が上がってくるということで、公債費を払うために、一般財源に充てられる額の率が増えてきているというのも、事実でございます。ただ、いわゆる各自治体によって、それぞれの財政構造の違いもありますし、悪化の状況というのは、単にこの表だけでとらえるということだけには限らないと思いますが、私どもがお話ししておりますのは、いわゆるこのシミュレーションの中で、現行のままでいきますと、3年後で84億円の収支不足が生じるということで、17年度には、標準財政規模の20パーセント以上になるというおそれが非常に強くなってきておりますから、そういう意味で、今、健全化を強力に進めていこうということで、やっているわけでございます。今後、確かに起債の問題もありますので、今のところ17年、18年あたりがピークになりますけれども、現行でも、やはり考え方としては、返す以上のものは借りないというような形の中でやっておりますし、この辺はやはりシビアに見ながら、健全化のために努力をしていかなければならないと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 市民部長 池田克之(市民部長は2003年12月まで)

新谷議員の再質問に、お答えいたします。手数料の見直しについての視点、考え方でございますけれども、この見直しにつきましては、幾つかの複数の視点を持っておりまして、お話にございました10万以上の都市の平均値を参考にしたというのが一つ、。 、 、 、 、そのとおりでございます これにつきましては 本市の場合は 市長からお答えしましたように 約20年間このことについて見直しをしていないと、据え置いてきているということでございまして、その間に改定等も行っている自治体もございますし、また、今後それぞれの自治体で、また、その辺の見直しをするというような要素もあると、このように思っております。それから、やはり市民の視点といいますか、市民の方が、住民票の写しの例でございますけれども、1年平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録間に何件交付申請をするかといった、そういった市民生活への影響というようなものもちょっと考えて、この際、市民の理解と協力をいただいて、改定をさせていただきたいということ、そしてご案内のとおり、本市のたいへん厳しい財政事情があるわけでございますので その辺の財政効果も期待をいたしまして 300円、 、に改定をお願いしたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 福祉部長 山岸康治(福祉部長は2006年3月まで)

私の方から、障害者見舞金とふれあい見舞金の世帯を絞った理由について、お答えを申し上げたいと思います。先ほど来、市長の方からお答えいたしましたとおり、両制度の支給対象者が重なっていたり、あるいは支給対象が年々増加している、こういう状況の中で、財政負担が大きくなってきてございまして、こういう見直しの過程で、各市の状況も調べさせていただきました。そういう中で、身体障害者の見舞金につきましては、10万以上の都市では、函館、帯広の2市でございます。それから、ふれあい見舞金につきましては、他市では、ほとんど社会福祉協議会あるいは共同募金会、こういうところで、歳末見舞金を原資にしまして実施してございます。そういう中で、市も共同で実施しながら制度を継続していきたいという過程の中で、各市の状況を見ますと、このふれあい見舞金につきましても、生活保護世帯を除く要援護世帯といいましょうか、従来から世帯単位で行ってきてございます。そういうこともございまして、何とか維持していくためには、こういう形で世帯に着目しながら、その世帯の収入状況というものを考慮した形の中で、見舞金を支給していきたいと、こういう考え方でございます。また、母子医療の関係でございますけれども、これにつきましては、従来、道の制度で、母子家庭の場合は、母親の場合は道の制度では入院、それから子どもの場合は通院・入院と、こういう形での医療を見てきてございます。その通院の部分について、小樽市が独自で上乗せをしまして、やってきているわけでございますが、実は道の制度の中で、平成11年、財政負担からいいますと、10分の4ほどが市の負担で、10分の6は道の負担ということであったわけですが、平成12年から5年をかけて、これを10分の5にするといいましょうか、1割負担、市の持ち出しが多くなると、こういう状況になってございます。そういう過程で、私どもも何とか維持してきた経緯があるわけでございますけれども、この制度を何とか安定的に継続していくためには、ご負担していただくことが必要であろうと、こういうことでございますので、ご理解をお願いしたいと思います。( 議長、20番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 20番 新谷とし

再々質問をします。初めに、マイカルの問題なのですけれども、市財政を圧迫しているのではないかという、こういう質問に対して、答弁がありません。それと、先ほど数字で示しましたが、数字が何よりも顕著に語っているのではないでしょうか。それから、石狩湾新港についてですけれども、これは相手があることですからとおっしゃいましたけれども、その相手が、北海道も石狩市も見直しをすると、ちゃんと文言にうたっているのですよね。それで、文言に入れていくことを検討をする、これでよろしいのですか。それから、ごみの有料化です。これはもう早々と、平成10年改定された新行政改革実施計画で、有料化を平成 15年 第4回定 例会 本 会議 録。 、 、 、検討すると書いています 平成9年に引き続き 有料化に関して 部内で調査研究すると書いてありますし審議会に有料化について諮問するのですよと。当然、部内で財政効果を検討しているのです。しかも、前回の予算特別委員会、又は厚生常任委員会で、環境部が言ったことは否定されるのでしょうか。これはどうでしょうか。それから、重度身障者の見舞金、それから新ふれあい見舞金はいいのですよ。けれども、対象者を今までどおりもっと広げていただきたいと、特に言っているのです。それから、母子医療です。何度も言いますけれども、安定的にやっていく、それは言葉だけで、実際に母親の方は切られるのですよ。収入が低い人がほとんどですよ。やっぱり母子世帯は、母親が一家の大黒柱なのですよ。ぐあいが悪くても、安心して病院にかかれないと、これどうなりますか。やはり最後は、生活保護となるのかもしれません。けれども、そういうふうにならないように、自立して、自分たちで頑張ろうとやっているわけですから、これはぜひ残してほしいと思うのです。それで、他都市がやめているから見習うというのではなくて、小樽市がやはり市民のために、独自の制度を残してもいいのではないですか。確かに。 、 、 、財政が苦しいのはあります けれども 自治体の役割を認識して 市長はもちろんどんな役割かというのは言わなくてもわかると思うのですけれども、そこのところを考えてほしいし、重身の見舞金の支給条例、これは今までの制度では、福祉の増進を図ることを目的とするというふうに書いてあるのですよ。ですから、こういう点で、市民に負担をかぶせるのではなくて、これはどんな事業を見直しても、どうにもこうにもならないというのであればわかるのです。けれども、その前にやることがあります。小樽市独自の単独の扶助費は、先ほど言いましたけれども、ちょうど石狩湾新港の負担金と同じぐらいのお金なのですから、これをいっとき中止してもいいのではないですか。この点はどうでしょうか。

出典:小樽市議会 平成15年第4回定例会 2003年12月9日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる