みんなの議会

小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月17日

(1)財政健全化についてサッカー・ラグビー場建設の決定過程について歳出削減・歳入増の具体的内容について人員削減と事務事業の見直しについて退職不補充の今後の考えと機構改革について/(2)さくら学園について民間委託計画の見直しについて総合発達支援センター設置について/(3)保育所の待機児について待機児の現状と今後の見通しについて枠外入所について定数の見直しについて/(4)再任用制度について制度の凍結について凍結解除について/(5)消防職員適正配置計画について/(6)介護保険制度について介護施設の現状と市の目標について基幹型支援センターの設置について/(7)個人情報保護対策について/(8)年後の消防力について花園ポンプ車の出動実績について花園ポンプ車の廃止について

2003年9月17日、小樽市議会の一般質問で、斎藤博行議員が「財政健全化についてサッカー・ラグビー場建設の決定過程について歳出削減・歳入増の具体的内容について人員削減と事務事業の見直しについて退職不補充の今後の考えと機構改革について」「さくら学園について民間委託計画の見直しについて総合発達支援センター設置について」「保育所の待機児について待機児の現状と今後の見通しについて枠外入所について定数の見直しについて」「再任用制度について制度の凍結について凍結解除について」「消防職員適正配置計画について」「介護保険制度について介護施設の現状と市の目標について基幹型支援センターの設置について」「個人情報保護対策について」「年後の消防力について花園ポンプ車の出動実績について花園ポンプ車の廃止について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、消防長 田中昭雄が答弁しました。

質問者
斎藤博行 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、消防長 田中昭雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 斎藤博行

第3回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表して質問いたします。まず最初に、2点ほどお断りしておきたいと思います。それは、今日の会派代表質問は、私にとりましても、初めての経験であります。そのため、多少、発言に不都合な点もあろうかと思いますけれども、ご理解のほどお願い申し上げます。もう一点は、会派代表質問も、私で4人目であります。質問については、先に登壇された方々と若干ダブ平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録る部分もあろうかと思いますが、答弁につきましては、よろしくお願い申し上げます。それでは、質問に入ります。まず最初に、平成14年度決算について伺います。地方財政は、80年代後半から90年代を通じて、内需拡大政策や景気対策の一環として行われた公共事業の実施などによって、支出が膨張の一途をたどる一方、景気対策として実施された減税政策、経済不況に伴う税収の大幅な落込みなどの影響によって、歳入基盤は非常にぜい弱なものとなっています。今日の自治体が、 。置かれている厳しい財政状況は こうしたマクロの国の経済政策や経済状況と密接に関係しているものですしたがって、国の経済・財政政策に責任があることは、間違いのない事実です。こうした意味からも、地方財政に対する国の財政統制や関与を排除し、集権的財政システムから分権的財政システムへの転換を推進していくことが重要です。しかし、他方で、自治体は国と地方の税財政改革が進む、進まないに関係なしに、、 、 、 、 、地域や住民に対する社会的セーフティーネットの責任主体として 財政破たんを回避し 福祉 環境 教育都市基盤整備などの新たな財政需要に的確に対応していかなければなりません。そうした考えに立ち、14年度決算について、2点質問いたします。、 、 、 。第1には 14年度決算は 1億4,000万円の黒字とはなったものの その内実はたいへん厳しいものです決算結果全体を通じての市長の見解をお聞かせください。次に、14年度決算結果を踏まえ、14年度の財政運営上で、15年度、16年度の以降に生かせる教訓や事例があったならば、お聞かせください。次に、財政健全化について、何点か伺います。最初に、サッカー・ラグビー場建設の決定過程についてです。財政健全化計画の実施は、市職員や市民に大変な負担を求めることになります。市民は、小樽市の財政事情に理解を示し、その再建計画に協力しようとする気持ちを強く持っています。一定の覚悟もしていると思います。そうした市民の間に、今なお根強く残っている感情に、14年度に決定されたサッカー・ラグビー場建設問題があります。私は、サッカーやラグビーが青少年の健全育成に果たす有効性を否定するものではなく、また、国内外の一流のプレーを直接目にしたり、すばらしい環境でプレーする喜びなども否定するものではありません。しかし、なぜ今この時期なのかという思いは強いものがあります 土地購入費と施設工事費 計12億6,500万円 そして これからの維。 、 、 、持管理費も、その方法により、幅はあると思いますけれども、決して少ない額とは思えません。特に、今年度に入り、大問題化している財政問題は、既にこのサッカー・ラグビー場建設を検討する時点には、深刻な段階に達していたと思います。そこで、改めてこのサッカー・ラグビー場建設決定に至る原課・原部での議論経過をお聞かせください。また、そのときに、財政上の影響をどう判断し、どう考えたのか、お聞かせください。さらに、市民一人一人の負担について、どう説明し、周知を図ったのか、お聞かせください。また、当時、老朽化した学校給食オタモイ共同調理場の改修工事は、中止となっているわけですが、この中止を決めた基準と、サッカー・ラグビー場建設を決めたときの判断基準について、説明してください。次に、歳出削減、歳入増の具体的内容について伺います。財政再建計画では、16年度以降、計40億円の歳出減か歳入増が必要とされ、内訳は、人件費で20億円、事業費の削減15億円、そして5億円の歳入増となっています。20億円の人件費削減については、具体的な計画が職員組合に提示され、協議中となっています。しかし、市民生活に重大な影響を与える事業費の削減のメニューや歳入増を図るためのメニューなど、具体平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録的な姿がまだ見えていません。サービスの見直しや受益者負担の問題は、時間をかけて進めなければなりません。81億円の事業費を66億円にするため検討している具体案、また、歳入を5億円引き上げるため検討している具体案を示してください。、 。 、 、次に 人員削減と事務事業の見直しについてです 人員削減については 新行政改革の進ちょく状況では平成9年度から12年度までの第1次計画では 削減目標120人に対して 実績では削減130人 達成率108.3パ、 、 、ーセント その財政効果は24億5,000万円となっております ところが 平成13年度から15年度にかけての第、 。 、2次計画では、削減目標60人に対し、実績では削減人員135人、達成率225パーセント、財政効果は25億5,000万円となっています 私は 人員削減は 事務事業の見直しや業務委託などの結果として進めるべきものと。 、 、考えております 達成率225パーセントは 計画か結果に問題があったことを示しています 第1次計画での。 、 。130人と第2次計画での135人の削減を可能とした事務事業等の見直しの実績の主なものをお示しください。次に、退職不補充の今後の考えと機構改革について伺います。削減実績と事務事業の見直しによる結果との間には、明確な差が生じていると思います。それは何を意味しているのでしょうか。業務の実態をそのままにして、何の改善や工夫もなしに、又はできない現実を無視して行われているのが、いわゆる退職不補充策だと思います。退職不補充策は即効性はありますが、一定の計画性を持たずに続けると、組織としての小樽市役所を疲弊させ、士気の低下を招くおそれがあります。スリムでコンパクトな小樽市役所を実現するためには、事務事業の見直しのいっそうの推進と、新しい多様化する市民ニーズに対応できる組織の在り方に転換する努力が求められます。働きやすい職場で、やりがいのある仕事をしてこそ、人も組織も生きてくると思います。退職不補充策の今後の考えと、機構改革についての市長の考えをお聞かせください。次に、さくら学園について伺います。最初に、民間委託計画の見通しについてです。知的障害児通園施設さくら学園の民間委託計画が進められていると聞いています。さくら学園は、児童福祉法第27条第1項に規定する措置施設です。原則的には、18歳まで利用できることになっていますが、実際には、就学前の発達障害を持つ子どもが、送迎バスを利用して、単独通園や母子通園を行っています。その中で、ADL、運動、社会性、情緒、言語、集団適応などの。 、 、 、 、 、発達向上を目指した取組が行われています また 子ども発達支援室 幼稚園 保育所 幼児ことばの教室療育センター、小児センターと連携した取組や、年3回の子ども相談室、発達相談、幼稚園児を対象に施設を開放して行われる遊びの教室や、障害児の情報バリアフリー対策の業務などを行っています。こうした小樽市で唯一とも言える知的障害児の発達支援・相談の専門施設を、行政の責任としても、今後も維持していくべきだと考えます。市長の見解をお示しください。市内には、子ども発達支援室、幼児ことばの教室、さくら学園と独自の機能を持ち、身体障害児、言葉に、 。 、 、問題のある子ども 知的障害児をサポートしている施設があります 聞くところによりますと 幼児の場合障害の原因が重複していて、言いかえると、明確に区別できないケースもあり、施設間の連携が大切だと聞いています。連携して対処していくことも大切と思いますが、そもそも障害を持つ幼児を対象とした施設が分散して存在していることに問題があるのではないでしょうか。それぞれの施設の設立の経過や所管が違うことは承知していますが、障害を持つ幼児やその家族の負担を考え、さらにいっそう密度の濃い連携した対応を可能とするため、これらの三つの施設の機能を統合し、1か所で多面的相談・支援ができる発達支援センターの方向を検討するべきと考えますが、市長の考えをお聞かせください。次に、保育所の待機児について伺います。平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録、 、 。 、 、最初に 待機児の現状と 今後の見通しについてです 9月1日現在 市内の保育所待機児はゼロ歳16人1歳15人、2歳10人、3歳7人、4歳3人、5歳6人の合計57人に達しています。特に、ゼロ歳と1歳の合計31人と、全体の54.4パーセントで、これからも子どもは生まれ、保育を必要とする子どもが増加すると思います。ちなみに、今年1月1日現在の待機児童数は81人でした。待機児の現状に関する見解と今後の見通しを示してください。、 。 、 、 、次に 枠外入所について伺います それぞれの保育所には 入所児童数 いわゆる定数が定められておりさらに1歳ごとの歳児別の定数も定められています。また、保育士の配置も、この歳児別定数により決められています。これらは子どもの安全を第一に考えた厚生労働省の基準に基づいています。しかし、昨今の保育ニーズの増加、その結果としての待機児の増加傾向に対し、厚生労働省も基準の柔軟な運用を認め、何とか既存の保育所で希望する子どもを受け入れる制度等での対応を進めています。その結果、市内全体では、例えばゼロ歳児は定数93人に対し 137人が入所しています また 合計でも定数1,455人に対し 1,594人が、 。 、 、入所しています。こうした対応をしているにもかかわらず、待機児が57人も生じています。さらに、この対策は、臨時保育士の確保によって成り立っているわけですが、最近では臨時保育士の確保も困難な状況にあると聞いています。歳児別定数枠や入所児童数枠を柔軟に運用させて、臨時保育士で対応する今までのやり方で、待機児の解消を図るのは限界に来ていると思いますが、見解をお聞かせください。次に、定数の見直しについて伺います。小樽市は、かつて保育所の入所児童の減少による定数割れという事態を受け、定数の削減を行いました。具体的には、一部は統合が行われておりますが、最上保育所は60から45、長橋保育所は90から60、真栄保育所は100から60、奥沢保育所は100から60と、定数が削減されたままになっています しかし 銭函保育所は一たんは100から60に削減となりましたが その後 保育ニーズに対。 、 、 、、 。 、 、応するため 100に戻っています 入所児童数や歳児別定数の柔軟な対応は もともと緊急避難措置でありこれが恒常化し、続くのであれば、根本的解決をしなければなりません。かつて定数を見直した際に、小樽市の担当者は、今回の削減によって保育所に入りたくても入れない子どもが生じることはないようにすると言っておりました。また、保育所にはスペース上の余裕もあります。せめて、かつての定数まで戻るような定数の見直しをするべきです。考えをお聞かせください。次に、再任用制度について伺います。再任用制度は、平成14年度に、小樽市において制度化されたものです。この制度は、地方公務員の定年制度と年金の支給開始年齢の引上げにより生ずる無年金状態の解消と、高齢化社会にあって、60歳を超えても、まだまだ現役として働ける職員の有効活用を目指してつくられました。小樽市においても、制度化に向け、検討委員会がつくられ、多くの議論の結果、今の制度がつくられ条。 、 、 、例化されました 平成14年度から実施されたこの再任用制度が 1年もたたないうちに凍結され 15年度は条例があるのに活用できない状態になっています。改めて地方公務員制度にあわせて制度設計し、条例化した小樽市の再任用制度が、実施1年目、つまり制度が動いて数か月しかたたない段階で凍結を決定された理由、つまり制度上どのような問題があったのか、お聞かせください。平成15年度退職者から、年金の支給開始年齢は2年引き上げられます。つまり最も短い人でも退職後12か月間、長い人では23か月間もの間、年金が支給されないことになります。今後、支給開始年齢は、65歳まで順次引き上げられていきます。再任用制度は、ますますその必要性を増しています。現在、凍結されているこの制度を、いつまでも放置しておくのは誤りだと思います。1年間やってみて初めて直面した問題もあったと思います。それらを整理し、改めて凍結解除に向けた制度の見直しをすべく、協議を始めるべきだと考平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録えます。市長の考えをお聞かせください。次に、消防職員適正配置計画について伺います。まず最初に、10年後の消防力について伺います。今年度から実施された消防職員の適正配置計画は、平成15年度から平成24年度までの10年間をめどにつくられたと聞いています。その内容は、一つ、長橋出張所と塩谷出張所の統合、二つ、高島及び蘭島出張所の支署体制への移行、三つ、塩谷出張所及び朝里出張所への救急車の配置、四つ、花園出張所のはしご車の減車、五つ、花園出張所のポンプ車の本部員編成、六つ、銭函支署、救急車乗換え、七つ、通信指令係の3部制移行、そして八つに、職員数も結果として28名削減し、245名体制とするなどです こうした計画は 15万都市小樽の身の丈に合った消防力を目指して立てられたと。 、思います。そのためには、当然、10年後の小樽市の消防の姿を設計し、それに向け、年次計画を立てて進めていくことになると思います。10年後の署所・出張所、車の台数等の小樽市の消防力の姿と、その形に移行していく年次計画を示してください。次に、花園のポンプ車の出動実績について伺います。今年6月より、適正配置計画の一つである花園のポンプ車の本部員編成が実施されました。これは一種の兼務体制で、専任の消防士10名を削減し、その穴埋めで、本部員が必要に応じて花園のポンプ車に乗って出動するというものです。昼間本来の、言いかえれば、従来の仕事をしながら火災現場に出動し、消火作業にも従事するわけです。また、夜間・休日には、花園出張所勤務者ではなく、花園管内居住の非番の者が招集され、対応することになっています。この形になってから、3か月たっています。花園のポンプ車の出動実績についてお聞きします。月日、時間、それと出動に要した時間、つまり人を招集し、実際に態勢が整うまでに要した時間を示してください。、 、 、 。また 例えとして 手宮出張所から 1台花園出張所に回すと想定したときの必要時間を示してください今回の花園のポンプ車の本部員編成は、専任の消防職員10名を削減しておき、なおかつポンプ車は今までどおりの役割を果たすように見せかけたものではないかと思います。小樽市全体の消防力の確保、つまり消防自動車の数の維持に力点を置いた考え方ではないでしょうか。花園出張所は、かつて廃止した最上出張所の担当地域や業務を引き継いだ出張所です。最上出張所廃止の際に、地域住民に話した地域の安全にかかわることや花園出張所の現在の業務量を把握しつつも、花園のポンプ車の定員10名を削減したのであれば、そのことを市民の皆さんにきちんと説明するべきであって、実体を伴わないポンプ車を残し、今までどおりの消防力が維持されているように装うのは、市民に誤った認識を与えるおそれがあります。15万都市の身の丈に合った消防力を目指すのであれば、削るものは削る、増やすものは増やすとの立場に立つべきです。名目上の体制づくりのための花園のポンプ車は、廃車するべきだと考えます。考えをお聞かせください。次に、介護保険制度について伺います。最初に、介護施設の現状と市の目標について伺います。介護保険料の改定が行われました。3年に一度の見直しの1回目でした。介護保険料は、65歳以上の1号被保険者に関してですが、サービスを利用する人の数、利用するサービスの量と質に比例するようになっています。つまり介護サービスが充実し、多くの市民がそれを利用すると、当然費用もかさみ、結果として、介護保険料も上がることになります。費用は、一般的には 居宅サービスが一番安く 次に介護老人福祉施設 月額の目安は31万3,000円 次に介護老人保健施、 、 、 、設、月額の目安は34万5,000円、そして介護療養型医療施設、月額36万6,000円の順に費用が上がっていくと聞いております。保険料をできるだけ上げないためにも、在宅を中心に、費用のかからない施設の活用が望まれます。もちろん費用中心主義で、市民ニーズを押さえることはできません。しかし、できるだけコスト平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録、 、 。 、がかからない方法で 安心でき 満足できる介護サービスの提供を目指す体制整備も必要です その考えが結果的には保険料の適正化にもつながるのです。国ではこうしたことも考え、介護施設の整備基準を決めていると思います。介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設について、国の基準に基づく、 、 、 。小樽市の計画と小樽の現状 つまり達成率 そして その目標実現に向けた小樽市の取組を示してください次に、基幹型支援センターの設置について伺います。介護保険制度4年目の今年、保険料や介護報酬の改定が行われました。また、第2期介護保険事業計画が策定されました。この制度発足の理念は、介護の社会化の促進 つまり地域・在宅での介護体制の確立にあると思います 平成12年9月27日 厚生労働省は 在、 。 、 、「宅介護支援センター運営事業等の実施について」という文書を出しました。その中で、在宅介護支援センター運営事業を通じ、在宅の高齢者とその家族に在宅介護等に関する総合的な相談に応じ、高齢者とその家族の介護に関するニーズに対応した各種保健・福祉サービスが総合的に受けられるように、市、サービス実施機関、居宅介護支援事業所等の連絡調整を進めるために、在宅介護支援センターの設置を市など自治体に求めています。こうした動きを受けての小樽市の現状について伺います。小樽市段階における在宅介護支援センターの整備状況をお聞かせください。また、在宅介護支援センターを包摂する連絡支援体制の整備状況はどうなっていますか。さらに、連絡支援体制の基幹となる基幹型支援センターを設置することになっておりますが、小樽市の現状と今後の見通しを示してください。、 。 、 。最後になりましたが 個人情報対策について伺います 5月30日 国の個人情報保護法が公布されましたまた、全国的に見て、一部自治体におけるセキュリティ対策の問題が指摘される中、8月25日には、住基ネット第2次稼働が開始されました。私は第2回定例会においても、住基ネットの2次稼働を前に、小樽市に。 、 、おける個人情報保護条例の制定を求めました その時点での回答では 住基ネット対応だけの問題ではなく小樽市の全庁的情報保護の問題として考えていくとの考えが示されました。そこで、改めてお聞きします。小樽市が考える全庁的に保護しなければならない情報とは、具体的にはどのようなものなのか、お聞かせください。そして今後、全庁的な情報保護対策と住基ネット対応の個人情報保護対策が、どのように進められるのか、お示しください。以上、8項目にわたり、質問させていただきました。再質問を留保し、私の質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

斎藤博行議員のご質問にお答えいたします。最初に、平成14年度決算でありますけれども、まず平成14年度決算結果全体の見解でありますが、一般会計において 形式収支 実質収支は約1億4,400万円の黒字を計上いたしましたが 実質単年度収支は3億6,、 、 、600万円と 平成12年度から3年連続の赤字となりました また 主な財政指標を見ましても 減税補てん債、 。 、 、及び臨時財政対策債を考慮した後の経常収支比率は99.3パーセントとなり、公債費負担比率は19.6パーセント、起債制限比率は14.0パーセントと、前年度に比較していずれも悪化し、財源調整のための財政調整基金も全額取り崩し 減債基金の残高も約3億6,500万円のみで 昨年度よりさらに厳しい決算結果であると認識、 、しております。また、14年度決算を踏まえての今後の財政運営でありますが、平成14年度の財政運営は、市平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録税、普通交付税、地方譲与税が当初予算の収入見込みを大きく下回り、年度途中での減額補正を余儀なくされる中、財源調整のための基金残高も限られていたため、赤字決算の可能性も危ぐされる、これまでにない厳しいものとなりました。そのため、予算執行の5パーセント留保など、機会あるごとに経費の削減を指示し、一定の成果を上げることができたところであります。あわせて、平成15年度予算編成に向けた事務事業の見直しも行いましたので、庁内に健全化に取り組む機運や事業のあるべき姿を検討する姿勢が育ってきたものと感じております。今後は、管理経費の節減はもとより、市民負担を伴う事業の見直しをしなければならないため、これらの経験や機運を生かして、財政の健全化に全庁挙げて取り組んでいかなければならないと考えております。次に、財政健全化に絡みまして、オタモイ共同調理場の改修工事でありますが、平成14年度予算編成の過程で、今後の施設の在り方や将来の給食供給体制などを総合的に検討する必要があると判断をして、大規模な改修は見送ることとしたのであります。また、サッカー・ラグビー場の建設につきましては、平成13年度に用地を取得いたしました。そして、地域総合整備事業債の導入により、財政負担の軽減も図られることや、既に方針が決定され、関係団体からの強い期待感があることなど、総合的に判断して、平成14年度からの建設着工を決めたものであります。次に、事務事業の見直しなどの内容でありますが、現在、聖域なく市の事業すべてを対象に作業を進めており、その主要な観点としては、国や北海道の制度に上乗せしているもの、単独事業として他都市と比較して高いサービスとなっているもの、増大が見込まれるもの、これらについて廃止または削減を含めて見直しすべき事業はないのかどうか、それから受益者負担は適正であるかどうかなどであります。今後、施策全体のバランスを考え、見直しの実施内容や実施時期など、総合的に判断していきたいと考えております。次に、新行政改革実施計画における人員削減を伴う事務事業等の見直しについてでありますが、実績の主なものといたしましては、第1次計画では、業務委託として、廃棄物処理場の管理業務、病院の診療報酬請求事務などの委託があり、組織の見直しなどとして、消防署最上出張所の廃止、築港再開発室の廃止、学校用務員配置基準の見直しなどがあります。第2次計画では、業務委託として、港湾部の引き船等業務、総合体育館の管理業務などの委託があり、組織の見直しなどとして、廃棄物焼却場の廃止、用地対策室及び市街地活性化対策室の減員などがあります。、 、 、 、次に 退職者不補充と機構改革でありますが 職員の採用につきましては 今年度は財政健全化に向けて原則退職者不補充という方針でまいりましたが、職員の配置数が決められております医療技術、消防職員及、 。 、 、び保育士などについて 採用いたしました 来年度に向けては 組織・機構の見直しや業務の見直しを図り今年度と同様の方針でまいりたいと考えており 基本的には 3年間で約100名程度の職員の削減を予定して、 、おります。機構改革につきましては、現在、市の組織、機構全体の見直しについて、部の統合・再編を含めた検討を進めており、見直しの基本的な考えとしては、簡素で効率的な行政運営を目指すものであり、市民サービスの向上を図るためには、市民にわかりやすく、また、迅速に対応できる組織であることが重要であると考えております。次に、さくら学園の民間委託という話でありますが、市の財政再建に向け、あらゆる業務の民間委託について検討を進めており、さくら学園も検討課題の一つであります。委託に当たりましては、通園療育業務以外の相談機能の取扱い、受託者の選定、通園児保護者への説明など、多くの課題がありますので、慎重に検平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録討してまいりたいと考えております。次に、施設の統合についてでありますが、市には、就学前の乳幼児療育機関として、さくら学園、子ども発達支援室、幼児ことばの教室の3施設があります。子どもの発達に心配を持つ保護者は、それぞれの施設へ相談に訪れるケースがあり、相談・療育機能の一元化の要望もあります。今年度4月から、支援費制度がスタートしており、児童デイサービス施設として、3施設一元化の可能性について、教育委員会とも協議しながら、前段で申し上げましたさくら学園の民間委託とあわせて、総合的に検討していきたいと考えております。次に、保育所待機児の現状と見通しでありますが、今年度当初から入所申込みが多く、9月当初で57名の待機児童がおり、昨年同期と比較して16名の増となっております。今後の入所申込みも含め、必要な対策を講じてまいりたいと考えております。また、現状の対応策に限界が来ているとのご指摘でありますが、民間・私立を含め、臨時保育士の採用など、児童の受入れに努力をし、待機児童の解消を図っているところであります。次に、定数見直しでありますが、今年度の状況が一過性のものか、今後も継続していくのか、また、一方では、新生児の数が減少傾向にあることも勘案しながら検討する必要があるものと考えております。次に、再任用制度の凍結についてでありますが、再任用制度につきましては、市としても退職者が年金を満額受給できるまでの補完措置として、条例化し平成14年4月から実施をいたしました。しかしながら、平成13年度決算において、市の財政状況は、市税や交付税の大幅な減収などにより、急速に悪化し、平成14年度の予算編成時に約40億円の財源不足が見込まれたため、人件費の総額抑制の一環として、他都市の動向を踏まえて、平成15年度から当分の間ということで凍結を決定したものであります。次に、凍結の解除でありますが、財政状況が非常に厳しい状態が続いており、人件費総額をさらに削減しなければならない中で、再任用制度を現行の任用条件で実施すること難しいものと考えております。昨年、凍結を当分の間行うことを決定しましたが、凍結の解除については、基本的には、現在進めております財政健全化の目途としている平成18年度までは難しいものと考えております。なお、年金制度の関連や現行の再任用制度の任用条件などについては、凍結の解除までに改めて整理してまいりたいと考えております。次に、消防署所及び消防職員の適正配置計画について、何点か質問がありました。初めに、10年後の消防署、出張所、車の台数等の小樽市の消防力についてでありますが、署所数につきましては9か所から8か所に、はしご車については3台から2台に、ポンプ車については現在と同じ18台に、救急車については4台から6台とするなど、消防を取り巻く社会環境の変化に対応できる体制とする計画であります。また、年次計画でありますが、施策の実施に当たりましては、庁舎建設や救急車の増車には、大きな財政負担が伴うこと、また、職員数につきましては、退職者数と新規採用者数の差などを考慮していく必要がありますので、10年スパンの中でバランスを考えながら、段階的に取り組んでまいりたいと考えております。次に、6月10日からの新体制に伴います花園のポンプ車の出動実績でありますが、本部員編成による出動は4回で、いずれも1次出動で直ちに出動しているところであります。また、花園出張所管内居住者の編成につきましては、7月6日の火災の1回のみであります。編成完了時間は、2次出動指令から35分後であります。また、手宮出張所から、1台を花園出張所に回すと想定したときの必要時間でありますが、花園出張所と平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録手宮出張所との走行距離2.1キロメートルでありますので、約4分程度であります。次に、花園のポンプ車は廃止すべきということでありますが、花園のポンプ車は、現在、運用しておりま、 。す本部員編成等のほか 4次出動などの大火災や大災害に備えるため維持してまいりたいと考えております次に、介護保険施設の現状と市の目標についてでありますが、初めに、介護保険施設に係る国の基準につきましては、国から示された基本的指針によりますと、介護老人福祉施設、介護老人保健施設及び介護療養型医療施設の利用者数の見込みについては、それぞれ、目標年度の19年度における65歳以上人口のおおむね1.5パーセント、1.1パーセント及び0.6パーセントの合計3.2パーセントを参考としながら、地域の実情に応じて定めることが適当であるとされております。本市の現状等につきましては、本年8月末現在の定数につきましては、介護老人福祉施設が3か所で330人、介護老人保健施設が4か所で400人、介護療養型医療施設が10か所で696人であり、それぞれ、65歳以上人口の約0.9パーセント、1.1パーセント、1.8パーセントの合計3.8パーセントとなっており 既に国の基準を上回っております また 現在の達成率につきましては 本、 。 、 、市の19年度整備目標である介護老人福祉施設が460人、介護老人保健施設が500人、介護療養型医療施設が995人に対し、それぞれ、約72パーセント、80パーセント、70パーセントとなっております。また、目標に向けての今後の取組についてでありますが、本年4月に策定いたしました第2期小樽市介護保険事業計画などに基づき、今後とも、関係事業者に積極的に働きかけを行い、整備実現に努めてまいりたいと考えております。なお 介護老人福祉施設の整備につきましては 後志支庁管内の整備枠が130床になり そのうち本市にお、 、 、いて96床の施設整備が可能となりましたので、平成19年度までの早い時期に、この整備に努めてまいりたいと考えております。次に、小樽市における在宅介護支援センターの整備状況でありますが、地域型として市内に5か所設置されており、さらに来年度は、やすらぎ荘の改築にあわせて新たに設置することにしております。また、在宅介護支援センターの連絡支援体制でありますが、サービス調整チーム専門部会、在宅介護支援センター実務関係者会議を開催し、各在宅介護支援センター間の連携を図っているところであります。基幹型支援センターの設置につきましては、介護予防事業の拠点としての機能が求められる地域型を統括し、介護予防サービスの総合調整を図るために必要なものと考えており、国の動向も見極めながら設置について検討していきたいと考えております。次に、個人情報の保護についてのお尋ねでありますが、まず、保護しなければならない情報についてでありますが 本年5月に施行された 個人情報の保護に関する法律 によりますと 個人情報とは 氏名 生、 「 」 、 、「 、年月日、その他の記述などにより、特定の個人を判断することができるもの」となっております。したがいまして、電子計算処理にかかわるものに限らず、文書に記録されている個人情報も該当するものと考えております。次に、個人情報保護に関する今後の対策でありますが、今回の個人情報の保護に関する法律制定の趣旨を踏まえ、総務省からは、手作業処理に係る情報の保護を含めて、現在、制定済みの関係条例の見直しを図るよう、指導がなされております。本市におきましても、現在の電算処理に係る個人情報の保護条例を包括した形での条例の整備につきまして、他都市の状況も参考にしながら、検討を始めており、なるべく早く、一定の方針をまとめてまいりたいと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

斎藤博行議員のご質問にお答えいたします。まず、サッカー・ラグビー場の建設決定に至る経過についてでありますが、現在、サッカー・ラグビー場につきましては、からまつ公園グラウンドにそれぞれ1面あります。しかしながら、このグラウンドは土質的に問題があることや、また、コートが1面であることから、使用頻度も多いため、芝の育成が難しく、大改修もできない状況にあります。一方、サッカー協会、ラグビー協会から、長年にわたって、改善の要望が出されておりました。社会体育施設の整備につきましては、既存の施設の改修を基本としており、これまでに手宮公園競技場の改修を終えたところであります。サッカー・ラグビー場整備は、スポーツ振興として重要な施策の一つであり、庁内論議を重ねる中で、総合計画の21世紀プランの第2次実施計画に位置づけて新設を決めたものであります。次に、サッカー・ラグビー場を建設する際の財政上の影響についてでありますが、公共事業を実施するに当たっては、当然、市の単独事業では負担が大きくなりますので、財政当局とも、さまざまな制度の利用を。 、 、 、検討してまいったところであります この事業は 補助対象事業とはなりませんでしたが 起債事業の中で交付税措置に有利な地域総合整備事業債を導入しており、後年度の市の負担の軽減を図ったものと考えております。次に、市民の負担についての説明、周知についてでありますが、サッカー・ラグビー場建設事業に着手するに当たっては、両協会には事前に、また、市民には「広報おたる」で、予算案及び総合計画の21世紀プラン第2次実施計画のポイントとして掲載し周知を図ったところであります。これからも市民の皆さんにご理解いただけるよう、社会体育施設の整備に努めるとともに、サッカー・ラグビー場建設計画の推進に当たっては、広報などを通じましてお知らせしてまいりたいと考えております。( 議長、16番」と呼ぶ者あり)「

質問 16番 斎藤博行

これからの予算特別委員会での議論に、多くの部分は回していきたいと思うのですけれども、この際ですので、二つだけお聞きしたいというふうに思います。一つは、いわゆる歳入増なり、事務事業の見直しにかかわる部分なのですけれども、今、私だけでなく、多くの議員の皆さんの質問に対して、国よりオーバーしている事業なり、それから道内他都市を比べても、負担の割合が少ない部分について考える、戦略的な線は示されているというふうに思うわけなのですが、今後、これをどうやって市民の皆さんと議論をして決めていくのかという部分でいきますと、例えば11月1日に発送されてくる11月号の広報の締切りは、9月の25日ですよね。普通の場合は、そう聞いています。12月1日号というのは、10月25日には、普通で言うと、原稿は締め切られているわけなのです。すると、これから考えていっても、11月1日の広報なり、12月1日の広報というふうに考えて、市民の皆さんに問題を提起するとしたら、残されているというか、持っている時間は、非常に限られているというふうに思うわけであります。そういう意味では、できるだけ早く、市民の皆さんの生活に大きな影響を与えるであろう部分について、早く市民の皆さんに情報を提供していく、小樽市が考えていることはこういうことなのだということを、やはりきちっと提起していくため、今後のスケジュールについて、今日の段階で答えていただけるものがあるのであれば、お答えいただきたいというふうに思います。それからもう一つは、消防の適正配置の問題なのですけれども、花園のポンプ車がいわゆる夜間や祝日・平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録休日のときに、出動に要する時間が35分かかっているというふうに、市長の方から、ご説明があったわけでありますが、こういったものを、いわゆる小樽市のいう、消防力でいう1次・2次出動に対応できる消防自動車と言えるのかというのが、私の質問の趣旨でありまして、手宮から来ても4分、真栄から来ても、たぶん同じぐらいの時間で消防が走ってこれるという状況の中で、35分たたなければ出動していけないような消防自動車をなぜ配置しているのかというのが、私の質問の趣旨なわけですから、改めてもう一度、この35分かかって初めて動いていける消防自動車についての見解を、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

ポンプ車の問題は、消防長からお答えいたします。初めに、財政健全化のための市民周知と、今後のスケジュールという話でございますけれども、当面、先ほど申し上げましたとおり、制度に上乗せしている事業、それから単独事業として、他都市との比較で高いサービスになっている事業、これらこういったものをまず拾い出ししておりまして、あとは整理する段階になっておりますので、そういったものをまずお示しをしていきたいと、こういうものはこうなっていますという状況をきちっと市民の皆さんに周知し、そんな中で、市としても、これすべて来年度からやるという話ではございませんので、3年間のスパンの中で、どれをやり、どれをやめるとか、それから低所得者対策をどうするのかという、そういう課題もありますので、そういったものは市民の皆さんにお示ししながら、これから内部で検討していくと、そういう固まった段階で、議会の方にもお示しをし、また、市民の皆さんにもお知らせをしていきたいと、こんなふうに思っておりますので、よろしくお願いします。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 消防長 田中昭雄(消防長は2004年3月まで)

斎藤博行議員の再質問にお答えいたします。35分との関係でございますけれども、初動態勢といたしましては、先ほどお答え申し上げましたように、7月6日の火災の例で申し上げますと、1次出動では、花園のかわりに、直ちに長橋から現場に繰上出動させておりますし、2次出動では、この長橋のかわりに、直ちに塩谷から現場に繰上出動させると、こういった体制を既にとっているところでございまして、そういうしくみで動いているということをご理解をいただきたいと思います。また、花園管内居住者による編成ですけれども、特命出動だとか、あるいは3次、4次出動、さらには新たな火災に備えるため、必要な体制であるというふうに考えておりますけれども、招集の時期などの運用方、 、 。法につきましては よりよい方法があるのかどうか いろいろな角度から検討しているところでございます、 、 、 。○ 議 長 中 畑 恒 雄( ) 以上をもって 本日の会派代表質問を終結し 本日は これをもって散会いたします散 会 午後 3 時 1 0 分平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録会 議 録 署 名 議 員中 畑 恒 雄小樽市議会 議 長佐 々 木 茂議 員古 沢 勝 則議 員平 成 1 5 年 第 3 回 定 例 会 本 会 議 録平成15年

出典:小樽市議会 平成15年第3回定例会 2003年9月17日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる