小樽市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月6日
(1)観光問題/(2)財政健全化/(3)市職員の意識改革/(4)石狩湾新港地域の開発について/(5)国際貿易港としての小樽港について/(6)中央通地区の整備について/(7)廃棄物の資源化、リサイクル等について/(8)新病院建設整備について/(9)教育問題
2002年12月6日、小樽市議会の一般質問で、小林栄治議員が「観光問題」「財政健全化」「市職員の意識改革」「石狩湾新港地域の開発について」「国際貿易港としての小樽港について」「中央通地区の整備について」「廃棄物の資源化、リサイクル等について」「新病院建設整備について」「教育問題」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。
- 質問者
- 小林栄治 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 小林栄治
10月15日、北朝鮮ら致被害者の方々5人の方が帰国という歴史の日に、佐藤副議、長を団長とする4名の議員、随行職員1名の海外視察団が関西空港を台湾に向け出発、国際文化都市として教育、文化に、また急激な人口増に対応した社会整備の台中市、大自然の風光に恵まれたすばらしい景勝地が多く、中でもタロコ大峡谷は国家公園にも指定、大理石や宝石など天然資源の積極的な開発を行い、観光誘致策が功を奏し、観光都市であるが、地域産業基盤のぜい弱さ、陸路整備、ポートセールス等、小樽港同様の問題を抱えている花蓮市をご報告申し上げ、自民党を代表して、観光問題から入ります。平成13年度1年間で小樽を訪れた観光客は 893万人、小樽が観光地と称されるようになって十数年という短い歳月で、今や札幌に次ぐ道内第2位の観光都市となりました。依然として道内客、とりわけ道央圏の小樽ファンが多いことは事実ですが、ここ二、三年の道外からの観光客数が 230万人を超えており、小樽の知名度の高さと、引き続く小樽人気をうかがい知ることができます。昨年、市が発表した観光客の市内での消費による経済波及効果の結果を見ましても、小樽市の総生産額の3、分の1に当たる約 3,000億円もの波及効果を観光が生み出していると推計されており、正に観光関連産業は小樽の基幹的産業に成長したと言っても過言ではないと思っております。もちろん、市長も、観光振興が小樽市にとって重要な施策であるという観点に立ち、昨年度から観光課の組織強化を図ったものと認識しております。こうした市の担当部署の姿勢を反映してか、今年は、小樽観光に関する話題や新聞報道等がずいぶんと多かったように感じます。決して新しいものをつくるというのではなく、小樽にある素材に磨きをかけ、市民と協働で知恵を出し合って事業をつくり上げ、さまざまな展開がなされたように見受けられましたし、このことは、市民の観光に対する意識の高揚につながっているものと思います。市民が積極的に参加できるイベントや、市民が自慢できる観光ポイントなどが多いほど、訪れる観光客に感動と満足感を与えることができるのではないでしょうか。今年の秋に初めて企画された興味深い催しが二つありました。一つは、小樽市のシンボルであります天狗山山頂で実施された「小樽天狗山夜景を楽しむ日」であります。重要眺望地点であります天狗山山頂から見る小樽の夜景のすばらしさを改めて認識してもらうことを目的に開催され、大変好評でこれまでにない人々が集まったとお聞きしました。もう一つは、10月末に小樽一の歓楽街花園の飲食店の方々が、小樽の夜のまちに活気を取り戻そう、そして、市民はもとより観光客の皆さんにも小樽の夜を安心して楽しんでもらいたいという思いで 「第1回はしご酒大、会」というイベントを開催しました。約 1,000人のお客様が花園の小路を行き交い、これまでにない光景を目にし、小樽の夜の魅力を改めてアピールできたと思います。今後も、これらの夜のイベントが年中行事として、展開されることを願っているところであります。また、これらの夜のイベント、夜の観光スポットの発掘は小樽に泊まられる観光客の皆さんに大変喜ばれるものと思います。そこで、お伺いいたしますが、日ごろ、市長は経済効果の観点からも小樽観光を日帰り通過型から宿泊滞在、型への移行を言っておりますけれども、宿泊滞在型観光に結びつけるためにどのような施策をお考えなのかお聞かせください。次に、今年は、市内のあちらこちらで撮影が行われていましたが、私は、小樽の知名度が高いからこそ、テレビのドラマやコマーシャル、そして映画などの撮影が数多く行われているのだと思っております。また、このことも、昨年度から市が取り組んでいるフィルムコミッションの動きが内外から高い評価を受けている要因であると受け止めております。そこで、フィルムコミッションについてお伺いいたします。一つは、来年3月に立上げをするという小樽のフィルムコミッションは、どのような組織を目指しているのか、市民がどのようにかかわっていくのかについて、市長のお考えをお聞かせください。二つ目は、フィルムコミッション事業がどのような活動をしていくのか、また、この事業を推進することが地域振興や観光振興という観点から我がまち小樽にどのような役割を果たしていくとお考えなのか、お聞かせください。次に、市財政の健全化についてお伺いいたします。小樽市は、依然として厳しい経済情勢の中にあり、市税の減収や地方交付税の伸びが期待できないなどから、一般財源の確保が大変に難しい状況にあると思っております。今後、公債費、扶助費の増大が予想されることから、平成15年度から17年度の3か年で約 150億円の収支不足が生じるなど、赤字再建団体になる可能性もあるのではないかと危ぐしているところです。このような中、本市では、財政健全化緊急対策会議において、財政の健全化に向けた取組として事業内容の検討、見直しなど、努力していると伺っております。市民といたしましては、この厳しい経済情勢がいつまで、続くのか、小樽を取り巻く今後の経済動向が大変気になっていたところですが、このような状況だからこそ本年10月に、市長の提案による「知恵のまちづくり・全国都市フォーラム」が開催され、知恵と創意工夫でこの現状を打開できる、元気ある小樽宣言に勇気づけられた市民も少なくないと思っております。私は、今後、産学官が連携して、創意工夫で知恵のある財政健全化計画を作成して、市民が幸せに暮らせる、まちづくりを目指して各種施策を企画、実践していくことが一層求められることになると考えていますのでよくぞ小樽で開催していただいたとの思いであります。この地域間連携をしっかり継続して、市民のために実りある事業を実践いただきたいものと思っております。つきましては、この厳しい状況を乗り切るためには、今こそ財政健全化へ向けての取組状況を市民にわかりやすくしっかり示すべきであると考えています。今、正に財政健全化が本市の最優先課題と考えますので、ま。ず、現在までの取組経過、現状、そして中長期的な年次計画による財政立て直しについてお伺いいたしますまた、厳しい財政事情とはいえ、行政は継続するわけでありますので、小樽の将来に希望の持てる、知恵のある総合的な施策、方針がありましたら、ご見解をお聞かせください。次に、市職員の意識改革についてお伺いいたします。。行政サービスには、正確さやわかりやすさが必要であり、加えて、スピードとコストが重視されていますですが、今までの行政は、誠実性や前例を重視しがちだった傾向のため、サービスを担う職員は、スピードやコスト意識がどうしても不足がちとなっています。さらに、行政サービスの対象は市民の皆さんであり、すべてはそうとは申しませんが 「お客様」という意識もじゅうぶんであるとは言えませんでした。、一方、そう申しましても、社会全体のシステムがこれまでの年功序列型から成果重視型へと大きくさま変わりしつつある中で、行政も、地方分権による自治体間競争の時代になりました。このような中、小樽市は、将来の迎えるべき高齢化社会に備えて、市民の皆さんからは、豊かに安心して生活できるまちづくりがますます求められています。制度や組織が変わっても、市民の皆さんにサービスを提供する職員一人一人の意識改革がなければならず、課題に素早く対応し効果的に解決する、市民から信頼される、市民との対等な立場で協働を進めるなど、市民に身近な自治体の職員として意識を改革し、必要な能力を備えている必要があると考えます。地域事情をしっかりと調査、分析して、市民と自治体職員が一体となった効果的かつ的確な政策の企画、実践も重要となります。市の財政事情が大変厳しい中にあって、市職員が政策を先送りしない姿勢、体制づくり。が重要と考え、まず、職員の意識改革のために行っている方策や今後の取組につきましてお伺いいたします次に、知恵、創意工夫などを生かした政策づくりには、何といいましても人材が必要であると考えます。行政は最大のサービス産業と言われますが、各種の市民ニーズに対応した企画、立案、実践できる人材づくりをどのように行ってこの難局を乗り切るのか。また、職員の意欲や成果にこたえる人事制度や、職員参加による政策づくりなど、職員の人材育成を総合的に進める「人材育成基本計画」のような計画を策定する必要があると考えますが、ご見解を伺います。最後に、市内の経済情勢がまことに厳しい中、行政サービスを招くことは避けるべきだと考えておりますが、新聞紙上等によると、当初、職員組合によるストライキが予定されていたものが、急きょ、回避されたのとほ。ぼ時を同じくして、来年度の市の職員の調整手当も支給が決定されたとの報道が先月末にされておりましたそもそも、来年度は支給凍結ということで、我が党会派にて説明をいただいたものであり、なおかつ、今日の厳しい経済情勢の中、市民感情とはかけ離れた決定であると言わざるをえません。このような厳しい情勢下であるときこそ、市民が満足できる行政サービスを提供すること、市民からの意見、要望に迅速に対応することなど、市民の立場に立った行政サービスを行うことが今こそ求められており、かつ、最も重要であると考えておりますが、ご見解をお伺いいたします。さきほどの西脇議員と重複しますが、通告をいたしてますので、お許しをいただき、石狩湾新港地域の開発についてお伺いをいたします。去る10月31日、石狩湾新港地域背後地の開発を担っておりました第三セクター石狩開発株式会社が札幌地裁に民事再生手続開始の申立てを行い、即日開始決定を受けたとの大変残念な報告を受けました。石狩開発株式会社は、北海道が推進する石狩湾新港地域開発約 3,020ヘクタールのうち、約 1,260ヘクタールに及ぶ用地の取得、その造成、分譲により、同地域を生産・物流基地への開発の一翼を担う第三セクターであると認識をしております。近年、経営状況が思わしくなく、ここ二、三年は会社内部の大幅な人員削減はもとより、3か年経営改善計画を策定し、関係自治体や金融団の支援を受けて、経営安定に向け努力を続けていたと聞いていただけに、突然の法的整理の動きは大変残念であり、厳しい状況にあるものと受け止めております。そこで、何点かお伺いします。最初に、なぜ民事再生法による整理をしなければならなかったのか。そして、この会社が破たんに近い状態に至った原因についてお聞かせください。次に、今後のスケジュールについて、どのような形で再建手続が進んでいくのか、また、再生計画案の内容はどのようになると考えておられるのか、今の段階でわかる範囲でお聞かせください。なお、今後の対応についてでありますが、この地域の中の小樽市域におきましては、約 240ヘクタールに及ぶ用地があり、既に67社が立地、34社が操業しており、本市にとりましては最大の工業団地であり、私は、今後の産業政策を進める上でも重要な地域であると認識しております。最後になりますが、今回の一連の動きにつきまして、市長の受止めと今後の対応についてご所見を伺いたいと存じます。次に、国際貿易港としての小樽港についてお伺いいたします。、小樽港は、北海道西岸における最大の貿易港であり、道内最大の経済の中心である札幌市と隣接し、また気象状況の影響に左右されない天然の良港であります。しかしながら、当港は、このような恵まれた環境にもかかわらず、じゅうぶんにその機能を発揮していないのではないかと考えられます。その要因等は多々あると思いますが、今後、当港発展のためには何をなすべきか。幾つかの提案を行いたいと思います。当港は、ご存じのように、北にはサハリン地域、対岸にはロシア、南西方面には東南アジア各国の港が点在し、恵まれた位置関係にあると考えられます。このような恵まれた条件を生かして、これら諸国の各港との関係を深め、定期航路等の誘致活動を積極的に行う。このことについては、関係業界の多大な努力により、既に中国との定期航路が本年9月より開設になったことはその先駆けであると考え、これをますます発展させていくべきであると思います。このような定期航路等の誘致のためには、誘致活動も大変重要でありますが、当港が道内他港に比べどのように優れているのか、言い換えれば、当港を利用することによりどのようなメリットがあるのかを具体的に説明できるような港湾の体制を整備する必要があると考えます。そのためには、膨大な資金を要する荷さばき場、の拡大、船舶に合わせた水深の確保並びに港にアクセスする輸送道路の整備、荷役設備、荷役体制の近代化港内外の安全確保のための通信連絡体制の確立等が求められていると考えております。このような諸問題解決のためには、資金とともに非常に専門的な知識が必要とされ、担当職員の方々のご努力は日々大変なものであろうと推察する次第でありますが、何とぞ、更に努力を重ねていただいて、小樽港の国際貿易港としての位置確立のために、より一層の奮闘を期待するものでありますけれども、いかがでしょうか、ご見解をお聞かせください。中央通地区の整備について、何点かお伺いいたします。本市は、道内他都市に先駆けて中心市街地活性化政策を推進している状況の中で、昭和61年、建設省の「中心市街地活性化計画」の認定を受け、さらに、平成11年8月には中心市街地活性化法に基づく「街なか活性化計画」を策定し、国に提出されました。このような状況の中で、中央通は、中心市街地活性化計画及び街なか活性化計画のハード事業の中核事業として位置づけがなされ、整備が進んでおります。ここで質問をいたします。この一、二年、中央通の運河側から整備後の様子が徐々に形づくられるにつれ、ゆったりとした潤いのある高質な歩車道、その沿道には景観に配慮した建造物が並び、電線類の地中化とあいまって快適な街路空間が新たに形成されてきております。歩車道整備の方向性につきましては、平成9年に「中央通地区街区再整備の基本的な考え方」で示されましたが、そのときの社会情勢と現在とではかなり変化していると思いますけれども、具体的整備内容等についてお答えください。次に、整備は来年度終了と聞いておりますが、これまでの移転補償契約数、全体事業費の見通し、来年度の主な業務などについてお答えください。中心市街地における活性化の核的事業として、都市計画決定以来、本年で実に32年間の長きにわたり進められてきた一大プロジェクトである中央通が、シンボルロードとして、来年度、いよいよその全ぼうを表わすことになります。市民はもとより、小樽観光を楽しまれる多くの方々が風格と落着きのある、このメーンストリートを利用することが待ち望まれているところであります。活性化への期待の高まりの中で、32年という長期にわたるプロジェクトが、今、正に完結を迎えようとしております。人々が集い、交流し、にぎわいを求めたプロジェクトを締めくくり、未来への飛躍を求めるにふさわしいオープンセレモニーや整備された都市空間を利用したイベントなどに利用すべきと考えますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。環境部です。次に、廃棄物の資源化・リサイクルについてお伺いいたします。20世紀の社会は、大量生産・大量消費・大量廃棄の構造により成り立ってきました。しかし、天然資源の枯渇や廃棄物の大量発生、地球温暖化の問題が顕在化し、地球規模の深刻な問題となっています。このような中で、21世紀は、従来の経済システムから脱却し、天然資源の新たな投入を抑え、廃棄物の発生抑制を目指す環境と共生する経済の持続的発展が求められています。そのため、国は、循環型社会の実現を目指し 「容器包装リサイクル法」などを制定し、さらに、本年5月には「建設リサイクル法」を施行したところ、であります。このうち、我々市民の一番身近なところにあるのが容器包装リサイクル法でありますが、平成12年7月の法施行後、本市においても缶、瓶、ペットボトル、紙パックの分別収集に取り組んでいるところであります。しかし、法の趣旨である資源の有効利用から考えますと、プラスチックや紙製などの品目についても分別収。集を拡大し資源化する必要があり、また、そのことが埋立処分場の延命化につながるものと考えておりますそこで、お伺いしますが、現在のリサイクルセンターでは、今以上の資源物の収集品目の拡大は処理能力の上で難しいものであることを、これまでの議会や各種委員会での答弁により承知をしておりますが、現在、北しりべし廃棄物処理広域連合で計画中であります資源化・リサイクル施設が完成した際には、分別収集の品目をどの程度拡大しようと考えているのか、また、そのことにより、ごみの減量はどの程度図られるものと考えているのか、お示しください。次に、建設リサイクル法の施行状況について、何点かお伺いいたします。現在、産業廃棄物最終処分場で埋立処理される産業廃棄物のうち、約4割ががれきや廃棄材など建設廃棄物であると聞いております。建設リサイクル法においては、解体等の工事の発注者には分別解体等工事の届出が義務づけられ、また現場での分別や再資源化を行わなければならないとされております。そこで、お伺いしますが、建設リサイクル法が施行された5月30日以降において、解体等の工事の届出は発注者から適正になされているのでしょうか。法の趣旨も含めて、工事の種類ごとの届出件数についてお示しください。法の目的は、再資源化、いわゆるリサイクルであります。いくら現場での分別解体が適正に行われたとしても、再資源化がなされなければ法の目的は達成できないものと考えますが、その再資源化の方法について廃棄物の種類ごとにお示しください。また、法は、発注者の届出がなければ一歩も前に進まない制度であります。今後とも、市民や建設業関係者にじゅうぶんな周知を図っていただくことを期待しております。次に、廃プラスチック類の処理について、何点かお伺いいたします。建設リサイクル法の施行により、市の産業廃棄物最終処分場においては、搬入量が減少し、処分場の延命に効果があるものと考えます。しかし、発泡スチロールやビニール袋などのプラスチック製品が大量に消費され、その後、処分場で埋立てされている現状を見ますと、いくら建設廃棄物がリサイクルされたとしても、容積の大きな廃プラスチック類をそのまま埋立処理することは、最終処分場の延命化のみならず、廃棄物の処理の在り方、全体の観点から何らかの対策が必要ではないかと考えているところであります。また、本年5月には、石狩湾新港地区の小樽市域に市内業者による廃プラスチックの燃料化施設が運転を開始するとともに、市内にも発泡スチロールの減容施設が稼働していると聞いております。、そこで、お伺いいたしますけれども、産業廃棄物最終処分場における廃プラスチック類の埋立量について把握している範囲でけっこうでありますが、種類別にお示しください。、また、市では、リサイクル推進の観点から、平成12年7月より事業系一般廃棄物の紙類や産業廃棄物の缶瓶について搬入規制を実施し、廃棄物の減量に大きな効果を上げているところであります。できることならば、廃プラスチック類についても搬入規制を行い、民間の資源化施設でのリサイクルを促進させるべきではないかと思いますが、今後のお考えをお示しください。。次に、北しりべし廃棄物処理広域連合が進めている焼却処理施設等の施設整備についてお伺いいたします北しりべし廃棄物処理広域連合は、北後志6市町村が地域内のごみを共同して適切に処理することを目的に設置されております。小樽市議会としても、14年第1回定例会では広域連合の規約を可決し、14年第2回定例会では広域連合の小樽市負担金を可決するとともに、広域連合議会に小樽市議会から11名を選出するなど、広域連合の設置と業務に大きくかかわっています。その意味で、私どもは、広域連合が進めている施設整備の計画について大きな関心を持っているところであります。そこで、お伺いしますが、平成16年度工事着工のスケジュールにのっとり、各種計画や調査を実施している。と聞いておりますが、特に焼却処理施設に関する事業の進ちょく状況と今後の予定についてお示しくださいまた、北後志6市町村のごみに適合する焼却処理施設を建設するために機種の選定を行っていると聞いておりますが、どのような方法で選定し、どのような点が重視されるのか、お示しください。この際には、建設地である小樽市の安全面等についての考え方が反映されるべきと考えます。その考え方と対応についてお示しください。この問題の最後でありますが、平成15年度は、北後志6市町村の首長、議員の改選期に当たり、通常、予算は骨格予算となります。平成16年工事着工のスケジュールからすると、平成15年度当初から業務を進める必要があると考えますが、平成15年度の広域連合事業内容と予算の位置づけについての小樽市としての考え方をお示しください。今朝、道新の報道で、市立小樽第二病院で、人工呼吸器のスイッチを入れ忘れ、7時間後に患者死亡、遺族には説明なしとの報道がありました。まことに遺憾であり、悲しみに心を痛めております。一日も早い信頼回復を願い、新病院建設整備についてお伺いしてまいります。市立小樽病院と市立第二病院を統合し、新たな機能の充実を含めた医療提供体制の整備を図ることが言われておりますが、新市立病院基本構想づくりに着手し、早ければ2007年度にも開業という段階にこぎつけたと新聞報道がなされておりますけれども、建設場所も決まらず、基本構想づくりが先行するのはいかがかと憂慮しております。小樽病院の古い病棟は、築後50年を経過しており、病室の雨漏り、壁、床の劣化、トイレの不潔さ、廊下の傷み、病室のドアのきしむ音の異常さは、入院患者にとっては限界に達していると聞いております。また、駐車場が不足しており、駐車禁止の路上駐車での診察を余儀なく強いられている現状にあります。第二病院の場合は、築後28年になりますが、小樽市内には第二病院よりない専門機能を有する心臓血管外科だけに患者が多数来ておりますが、脳神経外科は市内に3か所開業しており、内科も患者が減少していると聞いております。これは、通院が不便だからであり、近くに競う大きな病院がないことも原因の一つであろうと考えられますが、これらの課題にどう対応しようとしているのか。いずれにしても、一日も早い新病院の建設を望むものであります。また、先般、市立病院を利用する方々などを対象に市民アンケート調査を実施したそうですが、そのアンケート調査の結果、市民がどのような建設場所を候補地として希望しているのか、お聞かせください。いずれにしても、市民が安心し信頼して利用できる医療機関にしていただきたいし、市民の大多数の人々が納得できる場所に建設していただきたいものだと願っておりますが、ご見解をお聞かせください。次に、教育問題について何点かお伺いをいたします。私をはじめ、多くの議員は、小樽の学校の異様さにここ何年間も危機感を持ち続け、議会で多くの問題を取り上げ、教育長へ改善を求め続けてまいりました。しかるに、今回、加配教員の目的外運用で21人の校長に戒告、25人の教頭に訓告という例のない処分が発表されました。たしか昨年の8月には、卒業式等で国旗掲揚に問題ありと、道内で一番多い79人の処分者を出したことも併せて考えると、短期間に二度も大量処分者を出した小樽は、北海道の中でも突出した異常さであり、遺憾の極みと言わざるをえません。新聞報道によりますと、この問題で市民の声が紹介されています 「道教委と北教組のなれあいの関係には驚。いた 「北教組との間に確認書があることで、校長は、自分の力では計画どおりに運用できない苦悩があった」、のではないか」と、管理職に同情しながら、学校が一日も早く子どもが楽しく学べる場になるよう求めています。全く同感であります。処分をすれば済むという問題ではありません。伝え聞くところによりますと、多くの校長、教頭の処分によって、大多数の学校の職員室から笑いが消え、重苦しい空気に包まれているようです。5日制になった学校に対して、父母の心配、子どもの学力は本当に大丈夫なのかという声が広がっており、この小樽でも学習塾に参加する子どもが急増していると言われます。テレビ等での特集を見ても、学校は今、子どもたちのために真剣に取り組まなければならない課題が山積しているのに、この小樽にはあしき慣行、慣例が山積しており、正常化への手がかりすら見つけ出せないと頭を抱えている多くの校長を私は知っています。果たして、教育長はこの深刻な実態を知っているのでしょうか。私は、今までこの議会で、教育課程の編成、、実施について、学校管理規則、特に校長権限に関して、卒業式、入学式の国旗・国歌の問題、教職員の服務そして先生たちの研修等々、具体的に実例を挙げながら教育長に答弁を求めてきたものですが、教育長の答弁は、遺憾ながら一般的、抽象的であったりしておりました。しかし、指摘されるたびに改善を約束しながら、現実には何一つとして成果が生まれていないのではありませんか。短兵急にものを申しているのではありません。教育長の10年を踏まえてお話ししているのであります。さて、教育長、今回の私の代表質問には、あくまでも具体的に実態を明らかにすること、そして、改善策についても誠意を持ってご答弁をいただきたいと思います。質問の第1点目です。道教委が文部科学省に報告した「北海道の教育に関する実態調査」によれば、後志管内で「教育委員会と教職員団体で締結した確認書」は86件とされています。そこで、お伺いいたします。市教委が北教組小樽支部と締結してきた確認書は86件中何件ですか。その中で、現在も効力のある確認書はどのようなものがあるのか、お答えください。また、平成14年3月19日、参議院文教科学委員会で小樽の定員の追加配置が取り上げられていたときに、遠山敦子文部科学大臣は 「小樽については、いくつかの不適正な実態がある。速やかな是正を図るよう指示した、が」と発言されています。この「いくつかの不適正な実態」とは、教育長、何を示しているのか、具体的に教えてください。第2点目です。小樽あ市立学校管理規則の第8条、職員会議における校長権限に関しての質問です。教育委員会は、確かに、第8条で校長の権限をより鮮明に改善しました。そこで、現実の実態について質問いたします。職員会議での校長権限に改善が見られる学校は、小学校、中学校、それぞれ何校ありますか。改善の実態を具体的に示してください。また、依然として変化のない学校、すなわち、校長の努力にもかかわらず、管理規則に示している校長権限を実質的に認めていないと思われる学校の数を教えてください。それらの学校にどう対処されるか。これは、教育公務員の問題として重大な問題を含むと考えますので、ご答弁願います。第3点目です。各新聞社は、道教委の教育長が北教組などと確認した17項目について破棄通告したと伝えています。この17項目の確認について、小樽市教育委員会は、北教組小樽市支部に追認してきたはずであります。小樽市教育委員会は、あなたが着任してからも、本庁と本部の確認、すなわち道教委と北教組の確認をほんのちょっと前まで追認し続けたのではありませんか。その数は山のようにと思いますが、今回はこの17項目についてのみ質問いたします。これら17項目について北教組小樽市支部に追認の破棄通告をしましたか。追認とは、ある事実を後から認めること、認めたのは市教委です。当然、破棄通告をし、それを校長へ伝えなければなりません。校長は、分会から、市教委が追認したのだから認めなさいと言われ続けてきたのです。いかがですか。第4点目です。夏季休業中における勤務状況についてお伺いいたします。先生の中には、今までと同じように長期休業ととらえることができなくなったとする考えが出てきたとは思いますが、そのような人は学校の中でまだまだ少数派だろうと理解しております。と申しますのは、校長の粘り強い説得にもかかわらず 「たとえ学校に夏休み中、出勤しても出勤簿になつ印すべきではない、自分たちか、ら今までの自宅研修権を放棄することになる」と分会で意思統一をし、1名残らずそのとおり実行している学校があるとの話ですが、教育長、このような学校は全市で何校あるのですか。中学校の場合、部活に生徒より遅れて参加し、午後からは帰宅する。では、出勤簿に午後年休となっているのでしょうか。部活が隠れみのになり問題が隠れていることまで知っていますか。、さきほども触れましたが、以前に比べれば、夏休み中出勤してくる先生の数は増えているとは思いますが極めて少数であることも事実だと思います。その出勤も個人的なものが多く、校内研修や学年打合せ等、組織的出勤は例外的なものだと残念ながら思います。夏休み中に、中学校では生徒を学校に呼んで進路指導をしたり、小学校では1学期の復習などで個別指導をしていると全道各地でも聞かれるのですが、小樽はどうなのでしょうか。年休の手続もとらず、納得できる研修計画、研修報告もなく、今までのように休み続けている先生が圧倒的なのではありませんか。校長の条理を尽くした指導が繰り返されてもです。教育長、明らかに夏季休暇の扱いが正常になった学校があれば、その数を示していただきたいと思います。第5点目です。11月16日、小樽市青少年女性室で平成14年度「子ども会議」を市民会館で開催、私自身、保護司会からコーディネーター役として参加、中学生27名の参加者が学校生活についての教育の在り方や生徒への接し方、要望、、希望が多く出されました。先生が頼りにならない、生徒の喫煙に対する先生の対応、授業中の先生の教え方いじめに対する先生の対応、部活のときにメールを打つ教師等々でした。一般参加者の方から、市内14校の中学校から9校の参加、その説明を求められ、今後、教育委員会を通して全校の中学生の参加を強く要望すべきとのご提言がありました。この会議の内容と要望について、教育長のご見解をお伺いいたし、再質問を留保して、質問を終ります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
小林議員のご質問にお答えいたします。最初に、観光問題でありますけれども、まず、宿泊滞在型観光の振興策であります。現在、小樽には年間約 900万人の観光客が訪れております。宿泊客は、そのうちの1割程度にとどまっているのが現状であります。平成12年に実施しました観光客動態調査の結果にも表われたように、宿泊客の平均消費額は日帰り客を大幅に上回っており、宿泊客がもたらす経済効果は大きなものがありますので、観光客のニーズを的確にとらえ、より多くの方々に泊まっていただけるような、魅力ある事業や施策の展開が必要であろうと考えております。そういった意味からも、さきほどもお話がありましたように、毎年2月に行われる「小樽雪あかりの路」や、本年初めて実施された「天狗山夜景を楽しむ日 「はしご酒大会」など、市民の知恵で生まれた夜のイベントは、」宿泊客の増加を図る上で大きな効果が期待されますので、今後、市としても必要な支援をしてまいりたいと考えております。また、市といたしましては、新たな観光資源の発掘という観点で、市民の方々からご提案をいただき、現在作業を進めております小樽観光コース「来ぶらり百選」の有効活用と情報発信、それに都市型観光の利点を生かした夜のにぎわい創出への支援、さらには、小樽が後志の北の玄関口であることを踏まえた新たな広域観光ルートの発掘と、広域観光情報提供システムの構築など、各町村と連携した広域的な事業展開も必要と考えています。いずれにいたしましても、宿泊客の増加に結びつく施策を市民と観光関係団体と行政が一体となって知恵を出し合い、協力して進めてまいりたいと考えております。次に、フィルムコミッションでありますが、これまでも、小樽は美しい風景やまちの趣、多くの魅力的な資源が映像製作者の目に留まり、数多くの映画やテレビドラマの舞台となっております。フィルムコミッションは、小樽でのこのような映画やテレビ番組、CMなどのロケーション撮影を誘致、支援する活動の総合的な窓口としての役割を果たしていく組織であります。現在、観光関連団体、経済界や官公署、そして市民が一体となり、撮影の受入れに係るルールづくりや支援体制の整備などを進めており、同時に、市民エキストラの応募、登録、さらにはロケ資源として借用可能な民家や施設等の登録を行っているところであります。また、このフィルムコミッションが円滑に運営されていく上でも、あらゆる機会において市民の理解と協力が不可欠なものと考えております。次に、フィルムコミッションの活動内容と役割でありますが、ロケ資源データベースの活用やホームページを通して、積極的な誘致活動の展開、道路使用等の許認可手続の窓口一本化、映像製作者のニーズに対応したスムーズな撮影の支援などであります。また、この活動を通して小樽が映像となって広く紹介されることにより、新たな小樽の魅力の発見もあると思いますし、市民の皆さんのまちへの愛着が深まり、まちづくりに対する意識の高揚にもつながるものと期待しております。さらに、撮影隊の市内での消費はもとより、まちのイメージアップやロケ地を巡る観光客の増加など、直接的、間接的な経済効果がもたらされるものと考えております。次に、財政健全化計画の取組状況でありますが、本年2月に財政健全化緊急対策会議を設置し、各部に対し事務事業の見直しの観点も示しながら、聖域を設けず、すべての事務事業について点検し見直すよう指示したところであります。その後、緊急対策会議におきまして、全体的見地からも各部のヒアリングを行いながら検討を進めており、平成15年度から実施可能なものは、現在、各部で作成しております予算見積りに反映させることとしており、予算編成作業を通して判断していきたいと考えております。また、事務事業の見直しに当たりましては、実施時期も含めた検討が必要な事項もありますので、内容が固まった時点で議会や市民の皆様にもお示しをし、ご意見もいただきながら進めてまいりたいと考えております。次に、中長期的な年次計画による財政の立て直しについてでありますが、今後3か年で見込まれます 150億円の収支不足という危機的な状況の解消のための緊急的な取組が必要であると考えております。平均いたしますと毎年度約50億円の不足となりますが、事務事業の見直し効果は、初年度で得られた効果が後年度にも引き続き表われてまいりますので、毎年度50億円の解消ということではなく、3年度間で 150億円の効果が表われるような見直しを行っていく必要があります。また、現行の財政健全化計画は平成17年度までの計画となっておりますので、平成15年度予算の編成を終えた時点で中長期的な計画を策定する予定であります。次に、知恵のある総合的な施策についてでありますが、去る10月25日に開催しました「知恵のまちづくり・全国都市フォーラム」は、全国の特色ある個性的なまちづくりを進めている尾道市や倉敷市などの市長にお集まりをいただき、各市から成功事例や今後のまちづくりの在り方など、活発に議論が繰り広げられました。私といたしましても、これからのまちづくりには市民との協働が不可避であることを再認識し、まちの個性や特徴に磨きをかけることの大切さを痛感したところであります。このフォーラムでは 「小樽雪あかりの路」、と「観光クラスター研究会ゆらぎの里」について地元小樽の民間人からの事例発表を行い、各市からも「まちづくりの原点」と称賛されましたが、こうした民間の方々の知恵と行動力、さらには、それを支える行政との一体感がこのまちの財産ではないかと思います。小樽はまだまだ磨きをかけるたくさんの財産を持っていると思いますので、官民一体となってこれらを生かしながら今後のまちづくりを進めていきたいと考えております。次に、職員の意識改革に関連してのお尋ねでありますが、最初に、意識改革の方策についてであります。地方自治体を取り巻く環境は、地方分権の推進や行財政改革など大きな変換期にあると思っております。高度成長期、バブル期、そして、その崩壊を経て、金融再建を核にして、国内のすべての機関・組織がマイナス成長への対応を迫られており、これらに対するスピードと更なるコスト意識が必要になってきております。職員の意識改革につきましては、危機的な財政状況を打開するためにも、今まで以上のコスト意識を持って事務事業を見直すことが必要であり、前例にとらわれない姿勢が大切であると考えております。このことから、財政健全化に向けて、現在の財政状況を職員に理解してもらうために出前講座を実施いたしました。また、職員研修においては、接遇リーダー研修を実施するとともに、中級、上級研修で政策立案に関する研修を行っており、私も自ら職員研修の場で、市の現況や諸課題を職員に伝えるとともに、職員の意識啓発に努めております。今後とも、あらゆる機会を通じて意識改革を行ってまいりたい思っております。次に 「人材育成基本計画」でありますが、人事制度の問題につきましては、国において公務員制度改革の検、討をしており、人事評価に基づく能力給制度の導入や新しい給与体系の構築など、職員の意欲や成果に基づく人事システム導入の方向に進んでおります。市においても、職員の意欲や能力に応じた新しい人事制度の構築が必要なものと考えており、採用、異動、昇格、そして研修などを総合的に管理し、公務能率の向上を図るための人事育成基本計画の策定は必要なものと思っております。今後、5年後あるいは10年後を視野に入れた組織の在り方や職員配置の考え方を検討するとともに、人材育成基本計画の策定を進めてまいりたいと考えております。次に、職員の調整手当の支給でありますが、調整手当につきましては、これまで、小樽市が国家公務員の調整手当の地域指定市であったため、市職員についてもこれに準じて3%の調整手当を支給しておりました。この調整手当は平成12年度の人事院勧告で、小樽市の地域指定が解除され、平成13年度から15年度まで3%、16年、17年度が各2%、18、19年度が各1%を支給するとした経過措置を経て、平成20年度で廃止される予定でした。しかしながら、市としては、財政の健全化を進めるために、平成15年度から19年度までの合計9%支給される調整手当を、前倒しして平成15年度全廃することで本年7月に職員団体に提案をいたしました。その後、平成14年度の人事院勧告が示され、本俸で約2%のマイナス改定と期末手当0.05か月分の削減となり、これによ、り、合わせると実質5%の削減になることから、15年度1年に限りの経過措置として1%支給することとしまた、今年度の人事院勧告については、国に準じて実施することにいたしました。今後とも、現在の大変厳しい財政状況を踏まえ、職員と一丸となって市民サービスの向上のために努力してまいりたいと考えております。次に、石狩開発株式会社でありますが、初めに、民事再生法による整理についてであります。これまで、北海道と金融団による再建に向けた協議が進められておりましたが、会社側としては、10月中旬に至りましても両者の考え方に大きなかい離があることから、短期間に合意を得ることが困難な状況であることや、非常にひっ迫した経営実態等を踏まえまして、早期に法的処理の下で抜本的な会社の立て直しが必要であるという判断がなされたものと承知しております。また、破たんに近い状況の原因でありますが、石狩湾新港地域の開発に当たりましては、土地代に金利等の開発経費を上乗せして経費を回収するしくみにより開発用地の造成、分譲を行っておりましたが、こうしたしくみは、経済成長や地価の上昇を前提としたものと考えられます。しかしながら、事業着手から約30年を経過し、開発が長期化したことにより、開発経費の回収が困難になるとともに、長引く経済不況の中で、特にバブル経済崩壊後、土地分譲が低迷のまま推移したことなどが原因で厳しい経営状況に至ったものと考えております。次に、今後のスケジュールと再生手続の進め方でありますが、今回の札幌地方裁判所の開始決定におきましては、11月21日までに再生債権の届出を行い、この届出債権の調査、確定等、各種手続を経た上で、平成15年1月27日までに再生計画案を提出するということとなっております。その後、債権者集会におきまして再生計画の決議を行い、裁判所がこれを認可して確定することとなるものと思っております。また、再生計画の内容につきましては、現段階で申し上げる状況にはございませんが、今後、会社は申立代理人と相談をしながら、債権者と協議を行い、債権者の理解と協力を得た上で再生計画案の取りまとめを行っていくことになると考えております。次に、今回の一連の動きでありますが、この石狩湾新港地域の開発は、北海道経済の発展に資する重要な事業として、本市といたしましても、国や道、関係市とともに開発の推進に当たってきたわけでありますけれども、石狩開発株式会社が民事再生法による再建を図らざるをえない状況になりましたことにつきましては、まことに残念であり、重く受け止めたいと思っております。また、今後の対応につきましては、再生計画案が策定される過程で、減資や増資、あるいは債権処理等の問題が生じることが予想されますが、そうした推移も踏まえながら、法的な枠組みの中で会社がしっかりと再建、再生されるよう、市といたしましても関係者とともに適切に対応していかなければならないと考えております。次に、小樽港の発展に向けての職員の専門的な知識の必要性という観点からのご質問でありました。近年、行政需要がますます複雑化、多様化する中で、市職員にとりましては、従前以上に詳細な情報分析と、適切な状況判断が必要となってきております。加えて、港湾行政には、多額な先行投資が必要なこともありこれに携わる者には、国内外の経済動向や物流の変化に敏感に対応し、長期的な視点で政策判断をする姿勢も必要と考えております。ご意見にありましたとおり、小樽港におきましても課題は多く、国際貿易港として一層発展していくためには、職員の課題解決に向けた努力が更に必要と考えており、常日ごろより、担当する職員に対しましては、官民を問わずさまざまな方々との情報交換により最新情報の収集に努めるとともに、関係各界との広範な議論などを通して自らの資質の向上を図るよう指導しておりますが、今後とも一層の努力を求めてまいりたいと考えております。次に、中央通地区の整備についてでありますが、初めに、中央通の具体的な整備内容であります。この通りは、小樽のシンボルロードとしての位置づけから、車道部には中央分離帯を設け4車線化とし、冬、期間のスリップ対策や車両走行時のタイヤ騒音の低減化を図るため、特殊舗装が施工されております。また広幅員の歩道には、地元地権者や北海道の協力を得て、ロードヒーティング、電線類の地中化、歩道照明設備、バスシェルター及び散水栓などの附帯施設を設置するとともに、緑化については四季折々の色を彩る樹木や草花を植栽し、快適で潤いある表情豊かな街路空間を目指して、来年度完成に向け、鋭意事業を進めております。次に、土地区画整理事業における移転補償契約などでありますが、今年度、権利者の皆様のご協力に基づき、すべての契約を無事終えることができました。これにより、これまでの移転補償契約件数は 149件であります。また、現時点における全体事業費でありますが、当初事業計画 113億 5,000万円に対しまして、土地の先買いを含む移転補償費が減少したことにより、およそ17億円減の96億 5,000万円程度を見込んでおります。来年度の主な業務といたしましては、土地区画整理事業の最終段階として換地計画の作成、換地処分、清算金の徴収や交付などを行うとともに、梁川線など残る区画道路の整備やロードヒーティングなどの街路附帯施設の整備があります。次に、中央通におけるイベントなどでありますが、中央通の完成後は、市民はもとより、観光客にとっても、快適な街路空間が確保され、回遊性の向上が期待されておりますけれども、まちづくりを進める視点からは隣接する商店街との連携により、例えば昨年認定したTMO構想の一つとして展開できないかどうかも含めて、広く活用について検討してまいりたいと考えております。また、オープン時のセレモニーにつきましては、北海道の街路でもあることから、今後北海道と協議してまいりたいと思います。次に、廃棄物の資源化・リサイクル等についてのお尋ねであります。初めに、北しりべし廃棄物処理広域連合で計画中の資源化リサイクル施設が完成した際の分別収集品目の拡大でありますが、現在の4品目に加えて、白色トレー、その他プラスチック製及びその他の紙製、段ボールの容器包装や、新聞紙、雑誌についても資源物として収集する予定であります。、次に、ごみの減量でありますが、資源化リサイクル施設の供用開始が予定されております平成19年度にはさきほど申し上げました資源物の収集予定量は約 6,900トンと見込んでおり、平成13年度の 830トンと比較しますと相当の減量になるものと考えております。次に、建設リサイクル法についてでありますが、初めに、この法は、建築物の解体や新築、増築、修繕などや土木工事で一定規模以上のものについて、発注者などによる工事の事前届出や、工事請負業者による基準に従った現場での分別、また、発生したコンクリート廃材、アスファルト廃材、廃木材について再資源化することなどが義務づけられた法律であります。工事の種類ごとの届出件数でありますが、11月末現在では、解体工事22件、新築・増築工事6件、修繕工事などのリフォーム1件、土木工事などは13件で、合計42件となっており、公共工事による通知件数については全体で 108件で、届出件数と合わせますと 150件となっております。届出後、市では立入検査を実施しておりますが、いずれも適切な届出内容となっているものと考えております。次に、廃棄物の種類ごとの再資源化でありますが、コンクリート廃材については、選別、破砕、用途に合わせての粒度調整等を行うことにより、道路等の舗装の下層路盤材、再生コンクリート砂、駐車場等の路盤材などに、アスファルト廃材については、再生加熱アスファルト混合物として、道路などの舗装の上層路盤材や再生骨材になり、また、廃木材については、チップ化し、木質ボード、たい肥等の原材料として再資源化されております。次に、廃プラスチック類の処理であります。初めに、廃プラスチック類の埋立量についてでありますが、平成13年度の廃プラスチック類の埋立量は 7,170トンであります。内訳といたしましては、本年7月に実施した収集運搬許可業者からの調査数値を基に算出しますと、発泡スチロール 163トン、ペットボトル 221トン、白色トレー37トン、建設系廃プラスチック類1,595トン、プラスチック製食品容器、食品包装材、こん包材などのその他の廃プラスチック類が 5,154トンとなります。次に、廃プラスチック類の搬入規制でありますが、市内業者においては、廃プラスチックの燃料化施設や発泡スチロールの減容施設などが稼働し、廃プラスチック類の再資源化に努めている状況であります。市としては、これら民間の再資源化施設の更なる設置や稼働状況を踏まえ、廃プラスチック類の搬入規制に向けて、排出事業者から理解が得られるような分別、排出のしくみなどを検討してまいりたいと考えております。次に、北しりべし廃棄物処理広域連合が進めております業務でありますが、初めに、事業の進ちょく状況でありますけれども、最も大きな課題であります北後志6市町村のごみ質に適合した焼却処理施設の機種の絞込み作業を、専門家で構成する技術等検討委員会が行っております。今まで委員会を3回開催し、機種の絞込みを行うためにどのような評価方法を採用するかを検討している段階であります。今後の予定としましては、第4回委員会を12月17日、第5回委員会は1月25日に開催する予定となっており、第5回委員会では機種を絞り込む予定であります。施設規模については、北後志6市町村の1日当たり焼却量は 200トン程度としておりますが、ごみ質調査結果に基づき補正することとしております。なお、炉の数は、 200トン程度であれば2炉が望ましいとの助言を技術等検討委員会から受けていると聞いております。次に、機種の選定についてでありますが、初めに、機種でありますけれども、現在稼働している機種は、大きく分けまして、直接焼却方式が2機種、ガス化溶融方式が3機種、ガス化改質方式1機種の3タイプ6機種があり、プラントメーカーは全体で40社程度あります。、機種を選定する方法は、3タイプ6機種をすべて対象としますが、プラントメーカーの数が多いことから、平成14年4月以前に稼働実績があるもの等、条件に合致する7社を選定し、比較検討できる資料提示を求めそれぞれの機種の特徴や運転実績等を比較検討し、絞り込む方法と聞いております。なお、発注段階では、この7社を対象とするものではなく、選定された機種のすべてのメーカーを対象に検討されるとのことであります。次に、機種の選定に当たりどのような点が重視されるかでありますが、3タイプ6機種を比較するに当たって、重点とする項目は、大きく分けまして絶対評価項目と相対評価項目であります。絶対評価項目は、環境に配慮した施設であること、信頼性の高い施設であることの2項目とし、それぞれプラントメーカー7社から考え方を文書で求めることとしております。相対評価項目としては、処理可能ごみ質範囲や処理量変化対応性等から成る「中間処理性 、ダイオキシン類抑制などから成る「環境保全性 、資源エネルギー消費及び回収性な」 」どから成る「再資源性 、安定稼働性などから成る「総合機能性 、災害対応性などから成る「安全性 、操作点」 」 」検性などから成る「維持管理性 、維持管理費の「経済性」の7項目が重視されております。」次に、安全面での小樽市の考え方でありますが、小樽市としては、何よりも環境保全性、安全性を最重点に考えていることを広域連合長・副広域連合長会議に諮り 「豊かな自然環境を守り、また生活環境にも配慮し、、安全で安定した廃棄物処理が続けられる信頼性の高い施設整備を基本とする」こと、こうした基本コンセプト5項目を決定し、技術等検討委員会へ提示しております。次に、平成15年度の広域連合業務と小樽市の予算の関係でありますが、平成15年度の広域連合業務は、平成16年度に工事着工を行うため、平成15年の5月ごろに国土交通省北海道局に概算要望を北海道を通じて提出し、平成15年10月ごろには環境省に補助要望に関する整備計画書を北海道を通じ提出する業務、また、平成16年度に工事発注するための発注仕様書の作成業務などが予定されております。これらについては、小樽市としても、平成15年度当初から進める必要があると判断しておりますので、所要の経費を当初予算に計上いたしたいと考えております。次に、新市立病院建設整備でありますが、最初に、基本構想づくりでありますけれども、今年4月に市民懇話会のご意見などを集約して策定しました「新病院建設整備方針」を基に、現在 「新病院基本構想」の策定作、業を専門の医業コンサルタントのノウハウを導入して進めているところであります。この基本構想の中で、具体的な新病院の規模、機能、運営計画などをお示しすることになりますが、この作業と並行して建設場所の検討も進めているところであります。次に、現市立病院の老朽化などの問題でありますが、維持補修につきましては、院内環境改善小委員会を設置するなど、手戻りにならないよう計画的に実施しており、今後とも患者の安全確保を基本とし、患者サービスの向上と機能改善に向けて努力してまいりたいと考えております。次に、市民アンケート調査でありますが、この調査は、基本構想策定の基礎資料とするため、一般市民と両病院の入院、外来患者、さらに市内医療機関を対象に10月に実施したものであります。この調査項目の中で建設場所についてもお伺いしておりますが、ここでは具体的な候補地を示しているのではなく、建設場所の周辺環境、交通の便、駐車場の確保などについてお聞きしているものであります。なお、現在、アンケート調査の集計・分析作業を進めており、医業コンサルタントから12月末までに調査結果の報告を受けることになっており、現時点でお示しすることができませんので、ご了解いただきたいと思います。いずれにいたしましても、アンケート結果を踏まえ、さらに市民の皆さんのご意見を伺うなどして候補地を選定してまいりたいと考えております。なお、新築までには、建設に伴う資金計画など解決しなければならない大きな課題がありますので、これらの課題を解決し、一日も早く市民の皆さんが安心して新しい病院を利用していだたけるよう努力してまいりたいと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)
小林議員のご質問にお答えします。まず、市教委と北教組小樽市支部との確認についてですが、86件中、昭和58年の労働慣行にかかわる確認以降、児童・生徒の健康診断や学校常備薬など、口頭確認を含め20件です。このうち、現在も残るものとしては、労働慣行にかかわる確認書及び同覚書き、小中学校の出席簿に関する確認、修学旅行的行事に伴う回復措置の計4件であります。次に、遠山文部科学大臣の発言についてですが、3月20日、道教委担当者と私が文部科学省に行った際、担当官から、道教委の回答文書の存在や報告書の内容について 「少人数指導等を当初計画どおり実施していない、こと 「学校が実態と異なる報告文書を作成したこと」など、厳しい指摘をされたことから、これらを指して」、「いくつかの不適正な実態」としたものと思われます。次に、職員会議についてですが、小樽市立学校管理規則第8条に基づく職員会議の設置状況を市内42校の小中学校長に調査したところ、全校が規則に基づく職員会議を設置しており、校長が職員会議を主宰している学校は、小学校が28校中23校、中学校は全校14校となっております。なお、国旗・国歌など、議題によっては校、長が主宰できない場合があるとの報告をした学校が13校あり、規則に基づき適切に職員会議が行われるよう今後とも校長会議を通じて指導を重ねてまいります。次に、道教委教育長が北教組などに破棄通告をした確認についてですが、道教委教育長から、9月10日付けで、本庁・本部間の17件の確認書等の是正について、本年9月1日以降、全部破棄又は一部削除、修正して取り扱うこととした旨の通知がありました。市教委では、9月26日に臨時の小中校長会議を開催し、道教委の破棄理由、一部削除理由及び修正理由等を詳しく説明し、今後、道教委の通知、通達によるよう指導したところであります。なお、小樽市支部への通告については、道教委・北教組本部間で通告がなされたことから、根元で無効になっており、通告は必要ないと考えており、全道市町村の共通の対応であります。次に、夏季休業中における教職員の勤務状況についてですが、市内42校の校長にご質問にあるような状況があるのか調査したところ、夏季休業中に教職員が出勤した場合、出勤簿に全員がなつ印していない学校は1校もありませんでした。、次に、夏季休業中における服務上の手続についてですが、本年3月末まで、本来休業日である第1、第3。第5土曜日に勤務することになっていたため、その分を長期休業期間にまとめて休むようになっていました本年4月から完全学校週5日制がスタートし、このまとめ取りがなくなることから、校長会議で長期休業期間中の教職員の服務について指導してきたところであります。このたびの研修状況や服務上の調査では、教育公務員特例法第20条第2項による研修を行う場合の研修計画書や研修結果が、全42校のすべてで実施されていると報告されております。最後に、子ども会議についてですが、昨年に引き続き、市教委としてすべての中学校に内容を通知し、参加を呼びかけました。しかしながら、生徒自身の行動予定や家庭の事情などで不参加の学校もあったと聞いております。私としては、子どもたちの主張を真しに受け止め、今回の子ども会議の実施主体である市民部の考えを伺いながら、要望や発表を生かしてまいりたいと考えております。以上でございます。