小樽市議会 平成14年第1回定例会 2002年3月5日
「平成14年第1回定例会に当たり、市民クラブを代表し、質問いた…」
2002年3月5日、小樽市議会の一般質問で、斉藤裕敬議員が質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、保健所長 外岡立人、社会教育部長 池田克之が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤裕敬 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、保健所長 外岡立人、社会教育部長 池田克之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 斉藤裕敬
平成14年第1回定例会に当たり、市民クラブを代表し、質問いたします。市長並びに私たち市議会議員の任期も残すところ、あと1年になろうとしております。任期の総括とも言えるこの予算議会に、市長は、一般会計約 693億円、前年度比マイナス 5.1%、37億円減の緊縮型予算をお示しになったのであります。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録、国庫補助金、地方交付税は市町村のライフラインでありますが、国の財政再建は、経済成長率を10%以上消費税率を20%で試算しても国債償還に 250年以上かかると言われるほどであります。一方、地域間競争、地方分権、市町村合併は、小樽市にとって避けて通れない大きな政治課題ではありますが、地方に対する財源の画期的見直しが行われないうちは、絵にかいたもちになると言わざるを得ません。現在、地方が使っている税は、徴収租税総額の61.3%ですが、平成11年度決算ベースでは、徴収段階で、国が58.4%、地方が41.6%ですので、単純に19.7%の税が地方移譲されなければ、地域の自立は到底無理ということになるのであります。当面、劇的な地方財源の見直しが今すぐ実行される可能性は少ないと思われますので、今回、市長が提案されたマイナス予算は、方向性は間違っていないと言えます。市長の政策に対する基本的考え方を、以下、お尋ねいたします。伝え聞くところによりますと、市長は、財政再建の策として、職員給与の見直しを考えておられる、こう聞きます。即効性の強いこの政策には、大いに期待するものがありますが、職員団体の抵抗の前にとんざしてしまうのではないか、こう危ぐするものであります。残された任期中に、その具体案をどのような時期にお示しされるのか、また推し進めるご決意があるのか、お尋ねいたします。市長は、行革に一から携わった経験をお持ちであり、いわば行革のエキスパートであります。全国他都市も、同様に、行革の基本計画、実施計画を作成しておりますが、前段で述べましたように、地方財源の見通しが悪化していることから、再度、実施時期とその期間、こういったものの見直しがされ、出来るものは、ピンポイント的、一本釣り的に進められていると聞きます。例えば、北九州市では、5カ所ある市立病院に改善と議論の期間を与え、改善の見通しのつかなかった赤字病院を民間に売却いたしました。また、三鷹市では、新設保育所について、社会福祉法人のみならず、民間企業まで公募枠を広げ、公設民営を実現いたしました。みんな知恵を絞っているということであります。先日、この業務委託を受けたベネッセコーポレーションの責任者のお話を聞く機会がありました。行政と民間が融和し、民間の効率性を取り入れなければならない時期が来ている、こう述べておられましたのが印象的でありました。また、近畿では、これは地域的に非常に多いようですけれども、既存の公立保育所を民間に移管する試みが既に各所で行われているということであります。同席された全国社会福祉協議会の部長さんや元厚生省の局長さんも、もう既に行政でなければ安心と良質なサービスを供給出来ないという分野は、かなり少なくなっており、とりわけ、現業の分野では、ほとんどないと言っていいくらいだ、こうおっしゃっておられました。つまり、大胆な民間委託を行っても市民サービスは低下せず、逆に民間ならではの多様なサービスを市民が受けられるということであります。。市長は、公設民営を行革の手段として取り入れられるお考えはありませんか、ご所見をお聞かせください予算編成時の個別事業に見られる見通しの甘さについてであります。本当に市の将来を真剣に考えて積算しているのか、疑いたくなる事例が散見されます。例を挙げます。平成10年、三菱地所から望洋プールを市に無償で譲るとの申出があり、私たちは、第3ビルの室内水泳プールを廃止しても、望洋プールを譲り受けるべきだと主張いたしました。しかし、市は、劣化診断調査を形だけ行い、その調査結果を見る前に望洋プールを引き受けないと決定いたしました。その際、市は、3年間で室内平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録プールを改修する、改修すれば使えるのだという考えでありましたが、結果はどうでしたでしょうか。今回の予算額 2,000万円を含めると、3年間の改修計画の概算にはなかった補修・改修工事、見込み違いの支出がもう既に 2,500万円にも及んでいるのであります。この 2,500万円の工事箇所は、当時行われた劣化診断調査には含まれておりません。もし、当時の担当者が、これは検討会議が設置されていたようですけれども、。議会の指摘に耳を傾けて、総合的・長期的判断に立って考えていたならば避けられた支出であると思います専門家ではない私たちでさえ予見できたのですから、このことは、市理事者側の怠慢、こう言えると思います。お答えください。職員人件費は、行政サービスを低下させるという問題です。、市内の認可保育所は、公立8、公設民営1、民間12、計21であります。公立と公設民営を比較すると公立は、支出の中で人件費の割合が高く、子ども一人当たりで計算いたしますと、公立が10万 8,637円、公設民営は5万 800円で、公立が倍以上という金額が出てきます。今、小樽市の公立保育士さんたちの平均給与は、既に 700万円を超えております。人件費の割合が膨らむにつれ、事業自体が硬直化していく。結果、新しい取組や斬新な発想を保育の現場に導入することが難しくなっていく、子どもに対するサービスが落ちてくる、こういう悪循環であります。早急に解決しなければならないと思いますけれども、市長の対策をお尋ねいたします。次に、本当に財政再建に向けて具体的に出来る取組、こういう問題です。今回、朝里地区地熱開発整備事業 7,000万円があります。この中身は、皆さんもご承知のとおり、温泉の掘り直し、ボーリング工事の発注が含まれております。市内に温泉を掘る削井業者さんがおられないのですから、参加条件を緩和して一般競争入札にするべきであります。横須賀市では、経審点数を下げ、入札参加業者を増やし、ネット入札によって数十億円の財政効果があったと聞きます。通年工事の確保が難しい積雪寒冷地の北海道で、この手法をすべての工事に取り入れるのは、競、争の激化や安請負による品質の低下が危ぐされ、また地元企業への影響も大きいわけですから、これは私も慎重に考えなければならない、急に一般競争入札を地元企業に求めるというのは難しい、こう思います。しかし、少なくとも、今回は、削井業界がもともと単発受注であること、工事半径エリアというのでしょうか、北海道全体でご商売をされている、こういうことから考えますと、今回に限り一般競争入札を行ってもいいのであろう、こう思います。お答えください。高齢者の住宅施策並びに若年者の住宅施策についてであります。高齢者向け優良賃貸住宅制度については、国、道の制度と連携し、若年者向け住宅施策については、一定の条件を満たした場合に家賃補助、建設費補助を行う市の独自の制度、これを新年度から実施するとお聞きしております。本市が抱える高齢化、定住、人口増対策などの人口問題への対応、また景気が低迷する中、民間資本を刺激して住宅政策を進めるという考え方には賛同できます。、制度には、それぞれ目的に応じて何点か条件づけがされているようですが、その条件の一つに、対象地域募集数の考え方があります。大変厳しい財政状況の中、国の制度を研究し試みるということは、一定の評価に値すると思います。初めて試みるということは、新規事業であるわけですから、この対象地域とか募集数の考え方の根拠になる基礎データが極めて乏しく、供給規模もあくまでも予想の範囲であります。また、心配されることに、対象地域を条件とする、対象地域を小さくするということで募集に満たなくなることも予想され、この募集と実績の差が著しい場合は、対象地域を拡大することが本来の目的を達成すること平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録ではないか、こう考えます。いかがでしょうか。精神障害者ホームヘルプサービスについてお尋ねいたします。平成14年度から実施される精神障害者居宅介護等事業は、家事援助、相談支援、身辺介護の3本柱から成り、精神障害者本人はもちろんのこと、同居世帯からの要請により受けられる制度であります。、このホームヘルプサービスは、14年度からすべての市町村でスタートすることになっており、基本的には全国のどこの市町村でもサービスが利用できるということになっております。しかし、実際には、市町村によってかなり取組の遅れが目立ち、サービスを受けられない、こういった地域格差が生じると心配されているところであります。精神分裂病が総合失調症と病名が変わり、少しでも社会的偏見が収まればと、こう願う関係者としては、このサービスを活用し安らかな生活を取り戻したい、こう願うものであります。本市の予算の中には具体的なものは見受けられませんが、早急に取り組むべきものであります。一般的には、保健所、医療機関、民生委員、ヘルパー等々関係者の協力体制が不可欠と考えますが、市長はどのようなヘルプサービス体制をお考えなのか、お聞かせ願いたいと存じます。。また、ホームヘルパーの人材確保をどうするのか、こういう問題もあります。大変難しい課題であります。短期間で、この病気、症状の特性を習得出来るのか、利用者とヘルパーの人間関係の距離感は保てるのか抱込みは大丈夫か。抱込みというのは、ヘルパーの方が、私がいなくてこの人は大丈夫かということで必要以上に負担を感じてしまう、こういった状況が回避できるのか。また、委託方式は検討しているのか、あわせてお示しください。広域連合についてであります。広域連合の規約の議決、議会の設置へと、いよいよ具体的作業が進み始めました。私がこれまで指摘してきたことに、小樽市議会への報告がありますが、規約の説明はもちろんのこと、きちんと厚生常任委員会等々で説明すべきであります。推進協議会の意思と構成員たる小樽市の意思は、きちんと区別する必要があるからであります。今後、この点は十分気をつけていただきたいと存じます。これまでは、何か推進協議会イコール小樽といったような流れがあったように感じます。しかし、今後、広域連合が立ち上がれば、それぞれ広域連合と小樽市は、全く別々の人格であります。広域連合で示された事案にしぶしぶ小樽が承諾するような事態が起きては、これは笑えません。小樽市単独の意思確認を最低でも委員会の場で諮ることにより、透明性が確保されるとともに、小樽市の意、思決定の手順が市民に示される、公開されるという意味で重要だと思います。これまでの答弁に照らしても環境部の報告体制を強化することを要請いたします。、政治家の秘書の口利き事件が当小樽を舞台に起きました。報道によりますと、大手焼却メーカーをはじめ、この焼却場に関連するいろいろな名が取りざたされているようであります。当然のことではありましょうが今から情報収集をして備えるべきだと思いますが、いかがでしょうか。市職員の再任用についてであります。私たちは、昨年3定において、再任用基準の形骸化、短時間労働による労働力そのものの質の低下、雇用環境の官民格差の拡大、こういった理由から、少なくとも今は再任用を進める時期ではないと主張し、議案に反対いたしました。他市では、再任用を凍結する動きがある、又は凍結した。ご承知のとおりであります。1時間 2,191円の時給計算は、議会終了後、多くの市民から驚きの声が上がりました。私たちは、この再任平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録用を今は凍結させる、つまり反対する、こういう考えは変わっておりませんが、先日の報道に少し気になることがありました。議員報酬が上がらないのに、市職員だけずるいといった印象を与える記事が載り、極めて遺憾であります。この再任用に関係し、議会と市職員という構図を持ち出し、対立している、これはまるで友達のお菓子を欲しがっている幼稚園の子どもみたい、こんな話ではないですか。私たちが今、目を向けなければならないのは、市民から見た議員報酬、市民から見た再任用、こういったことであります。何か再任用が議会と市職員というゆがめられた構図の中で、ひとり歩きするのはいかがなものかと私は強く感想を持っています。いずれにいたしましても、今日のこういった状況の中、市民感情を逆なでする条例は、小樽市経済、市民生活の落着きを取り戻すまで凍結すべきではありませんか。市長、お答えください。最後に、マイカル問題であります。ビブレ撤退後の空きスペースの再利用が大きな焦点であることは、だれもが認めるところであります。あれだけ大きな建物ですので、どんな使い方をしようと、市に要請してくるのは、固定資産税とか都市計画税の減免、こういったことであろうと思います。またもう一つ、これは可能性は薄いと思うけれども、今検討しておかなければならないことがあります。それは建物の部分的譲渡であると予測します。有償譲渡は論外でしょうが、無償譲渡を市として受けることは可能かどうか、このことについて市長の見通しをお聞かせ願いたい。、市長は、これまで、具体的な要請がなければ答えませんというような姿勢でありましたけれども、これはそれこそ転ばぬ先の杖ということで、お考えをお示し願いたいと思います。以上、再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
斉藤裕敬議員のご質問にお答えいたします。、最初に、職員給与の見直しについてでありますが、市税収入の悪化や地方交付税の大幅な減少が見込まれ財政状況が今後ますます厳しくなることが予想されることから、現在、期末勤勉手当の削減や特殊勤務手当の見直しを検討しており、特に期末手当等の削減につきましては、その内容がまとまり次第、早急に職員団体に提案する予定であります。次に、保育所など公共施設の公設民営についてでありますが、公共施設の管理委託につきましては、これまでも行政改革の実施項目に掲げて、取組を進めてきております。特に、保育所の運営につきましては、これまで、地方公共団体又は社会福祉法人が行うことが原則とされてきましたが、国の規制緩和の一環として、一定の条件整備の下で、社会福祉法人以外の民間事業者にも運営委託が認められることになったところであります。、本市におきまして、公共施設の委託につきましては、保育所の新設時に社会福祉法人に管理委託した例や最近では、いなきたコミュニティセンター、いなきた児童館などを管理委託しており、14年度には銭函パークゴルフ場や、今後、総合体育館についても委託を考えております。今後、先進都市の例なども参考にしながら、さらに研究をし、出来るものは民間委託を進めてまいりたいと平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録考えております。次に、人件費の水準と保育所の運営についてでありますが、公立保育所の人件費につきましては、公立保育所と私立保育所を比較しますと、施設ごとの在籍職員の勤続年数の差などがありますが、公立保育所は、一般的に給与ベースが高いことに加えて、臨時・パートなどの職員の比率が私立より低いと聞いており、結果として差が生じていると認識しております。保育所の運営につきましては、運営主体が公立であるか私立であるかを問わず、認可保育所におきましては、国が定める保育指針等に準拠し、さらに各施設ごとに具体的な保育計画を策定しながら、在籍する児童の保育の充実を図っているところでありますので、認可保育所の保育内容及び児童の保育が人件費の水準に左右されている実態はないと認識しております。、次に、朝里川温泉地区の温泉ボーリングにかかわる入札方式についてでありますが、一般競争入札方式は発注手続の客観性・透明性が高いこと、競争性が高く、財政効果も期待出来るなどのメリットが得られますが、一方で不良・不適格業者の排除が難しいことや、ダンピングによる品質の低下などの問題もデメリットとしてあります。いずれにいたしましても、今後、業務に必要な技術力や経営状況などの参加資格の設定方法なども含め、慎重に検討する必要があると考えております。次に、高齢者並びに若年者の住宅施策についてでありますが、ご質問にありましたように、本市の抱える高齢化、定住、人口増対策などへの対応策として、高齢者や若年者の住宅施策を新年度から実施したいと考えております。制度の対象地域の拡大についてでありますが、地域取りにつきましては、予算の範囲内で最大の効果が上がるよう、各制度の目的に合わせた一定の制限を設けたいと考えておりますが、仮に募集と実績に差が生じた場合には、応募状況の分析や対象者からのご意見等をいただきながら、課題、問題点を整理し、より利用されやすい制度となるよう検討してまいりたいと考えております。次に、精神障害者ホームヘルプサービスについてのお尋ねでありますが、この事業は、精神障害者が居宅において日常生活を営むことができるよう、家庭等にホームヘルパーを派遣して、必要な家事支援等の便宜を図り、自立と社会復帰を促進し、精神障害者の福祉の増進を図ることを目的としております。平成14年度の予算には具体的なものは計上しておりませんが、精神保健福祉法の改正に基づき、市町村が取り組まなければならないものととらえております。しかし、実施に当たっては、医療機関等との調整、精神障害者保健福祉手帳の交付申請のPRや普及啓発事業の推進、ホームヘルプステーションへの協力意向調査等、多方面にわたる課題が多いこともあり、現在、この事業の導入に向けて関係機関等との調整を図っているところであります。次に、北しりべし廃棄物処理広域連合についてでありますが、初めに、広域連合規約案の取扱いについてでありますが、後志支庁との事前協議に当たり、案の段階で市議会各会派代表の方々や厚生常任委員会の委員の皆さんにご説明いたしておりますが、本定例会で付託される委員会にご説明いたしたいと考えております。また、広域連合議会と小樽市議会との関係についてでありますが、広域連合議会に提案される案件につきましては、事前に小樽市議会の関係委員会に報告してまいりたいと考えております。次に、プラントメーカーに関する情報の収集についてでありますが、現在計画している事業に関連して、プラントメーカーの事業内容等については、把握しておく必要があるものと考えております。平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録次に、再任用についてでありますが、再任用制度につきましては、これまでも申し上げておりますが、少子・高齢化社会が進展する中で、活力ある社会の実現に向けて、高齢者の豊かな知識と経験の活用や、年金の満額支給年齢が平成14年4月から段階的に引き上げられることに伴い、雇用と年金の連携が官民共通の課題として位置づけられたことから、国において導入され、本市も国に準じて導入しようとするものであります。しかしながら、市内の雇用情勢は、大変厳しい状況にありますので、非自発的離職者を対象に嘱託職員や社会人枠での雇用に努めるとともに、職員給与の削減など一層の行財政改革を実施することにより、これら再任用や雇用対策の所要財源に充てていくなど、今後とも市民の理解が得られるよう努力してまいりたいと考えております。次に、マイカル問題に関連し、ビブレ撤退後、仮に市に協力要請があった場合ですが、税の減免については、条例で定めるところにより、減免することが出来るものとされておりますが、これにつきましては、税負担の公平を図る観点から限定的に解釈するよう求められており、小樽市税条例から見て、OBCが所有する資産に対する固定資産税などは、事業用資産に対する課税であり、減免措置を行うべき理由はないと考えております。また、建物の部分的無償譲渡については、抵当権が設定されていることや、共益費、駐車場負担費、光熱水費などの負担、施設の利用目的を考えた場合、現時点では大変難しいものではないかと考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)
斉藤裕敬議員のご質問にお答えします。平成11年に実施した劣化診断調査は、室内水泳プールが建設後20年以上を経過していることから、プール基本施設の劣化状況を調査するため、プール本体及び配管・機器関係に絞って診断を行ったものであります。その結果、プール本体は特に問題はなく、配管・機器類については、改修を行うことにより使用に支障がないとのことでありましたので、3カ年計画で改修することとし、現在その整備を行っているところであります。その後、劣化診断調査の対象外になっていた外壁にはく離による雨水の浸透があり、昨年10月、落下防止工事を行いました。また、このたび、更衣室の給排水管からの漏水防止工事のため、ご指摘のとおり、多額の支出をお願いすることになったものであります。( 議長、8番」と呼ぶ者あり)「
再質問 8番 斉藤裕敬
再質問をいたします。まず、精神障害者のヘルパーに関してですけれども、今、障害をお持ちの方がサービスを受けたいと申出があったとき、小樽市は拒否出来ないわけですよ、当然与えられた権利でありますから。ですから、調整をするということですけれども、それは、いつの時点までとか、具体的なものをおっしゃっていただかなければならない、こう思います。理由は、今の市長答弁は間違っておられないと思うけれども、医療機関とかいろいろな関係と調整をしなければならない、これはそのとおりです。しかし、問題は、精神障害者のホームヘルパーですから、一定の講習を受けなさいということになっているわけです。講習を受けた上で、能力をきちんと見極めなさい、こういうことが厚生労働省からあるわけですか平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録ら、これは、どこで、どういった形で講習をやるかということも含めて、本当に大急ぎ、大慌てでやらなければならないことなのです。私は、精神障害者の方たちというのは、その家族会を含めて、行政であるとか医療機関であるとか、そういうところに訴える力が非常に弱い方たちであると思っております。ですから、これは、市長、もう少し明確に力強いご答弁をいただきたいと思います。この点がまず1点です。それと、一般競争入札は、検討、つまりテーブルの上に乗せていただけるということで理解してよろしいのかどうか。次に、財政再建の問題で幾つか伺いましたけれども、市長、これはもう少し積極的にやっていただかなければならないのではないか。一つには、職員人件費の見直しとか固定費を下げるということもあります。それは身内のことです。それともう一つには、外注で対応出来るものは外注して、民間委託出来るものは民間委託しよう、こういう流れです。もう一つは、通常業務の見直しとして、予算で本当に必要なのか、本当にこの単価は正しいのか、こういうことをもう一度洗い直すべきだと思うのです。職員給与、人件費の関係は、さきほどのご答弁のとおりで、仕方がないのかなと思いますけれども、委託に関しては、さきほどパークゴルフ場うんぬんとおっしゃいました。パークゴルフ場の委託、管理業務は1日2万円以上がついているわけです。芝の管理とか、そういうことを除いて、検札業務、要するに、料金をいただく、そして用具を貸し出す、この業務に1日2万円以上ついているのです。これだって私たちはぴんと来ないです。それと、芝の管理とおっしゃっています。 1,100万円とおっしゃっています。しかし、同じ社会教育施設として、桜ヶ丘であるとかカラマツであるとか、今回のパークゴルフ場であるとか、そういうところの芝の管理料だって単価を割り返してみてくださいよ。安いところは 400円です。高いところは 1,200円です。私は専門家でないから、よくわかりませんけれども、そういうところを疑問に思います。ばらばらではないですか。そういうところだって、原課の予算請求を財政の立場できちんと見極めるということだって必要だと思います。そういうことをやっていただかなければならないのではないかと思います。それと、公設民営、民間委託ということですけれども、これは全国各地でやられております。例えば、給食、そして今回の保育、病院も含めて、こういうところでやられておりますけれども、もちろん、そこに働く人たちがいるわけですから、長い交渉の期間が必要になります。しかし、どうやって考えても、財政再建には避けて通れない部分です。石川県の松任市では、給食センターを全部直営方式でやっていたものですから、人件費が高騰する、少子化の関係でどんどん1食が高いものについていく、こういう現象が起きました。思い切って民間委託を行い、平成17年まで行うそうですけれども、市が訴えられました。民間委託をするということで、地位保全の裁判を起こされました。しかし、聞いてみましたら、全国各地でそういうような流れになっているみたいですね。そこまで財政がひっ迫している。今、立て直しをしなければ、後で幾ら手を打っても後手に回るという危機感であろうと思います。この辺の考え方をもう一度、市長に尋ねたいと思います。最後にもう1点ですけれども、広域連合の話ですが、どうもよくわかりません。何がわからないかというと、皆さんの立場はどういう立場で答弁をされているのか。広域連合、今は推進協平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録議会ですけれども、推進協議会の立場で話をしているのか、小樽市の立場で話をしているのか、わからないのです。何か使い分けているように聞こえる。さきほどの武井質問に対する答弁がいい例です。地元住民の方の雇用問題を武井議員が質問された。そして、小樽市の関係部長として答弁をされています。しかし、地元雇用をするのは広域連合であって、小樽市の部長がそれを決する権限など、ないではないですか。こんなあやふやというか、どっちがどっちだかわからないようなこと言われてもちょっと困るので、その辺は整理していただきたいと思います。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
精神障害者の関係は、保健所長からお答えをいたします。温泉の一般競争入札については検討していきたい。さきほど答えたとおりであります。それから、財政再建の問題は、非常に難しい問題ですけれども、一つは、通常業務の見直しという話でござ、いましたが、今回の予算編成に当たりまして、事前に、相当早くから財政部の方で各部とヒアリングをして詰めるものは大いに詰めてもらう、そういった作業を進めてきて、一定程度の財源を確保したわけでございます。銭函パークゴルフ場の関係で、細部につきましては教育委員会からお答えがあると思いますけれども、私の経験から言って、芝の管理というのは初期が非常に大事だというふうに思っています。経験から言いますと、例えば桜ヶ丘球場の関係で小林議員からしょっちゅう怒られていましたけれども、維持管理はなかなか後が続かないのです。ですから、きちんとやっていかないと、二、三年後にはすぐ芝が傷ん、でしまう。カラマツのラグビー場もそうですけれども、非常に芝の管理が難しいので、一定程度の初期には二、三年ぐらいはきちんと管理をしていかないとすぐ傷む。、そしてまた、パークゴルフ場の利用者が非常に多いということで、自然の村などはすぐ芝がはげてしまうそんなような状況もありますので、一定程度の金は、かかるのかなと思いますけれども、確かに、そういった通常業務の見直しについては、これからもやっていきたいと思っています。それから、公設民営の関係でございますけれども、財政再建のためには、いろいろな部分で手をつけていかなければならないであろうと。もちろん人件費の問題も一つですけれども、その他の問題についても、一つずつつぶしていくといいますか、言葉は悪いですけれども、そんなことでやっていかないと、確かに言われるように、この先、非常に厳しい状況が考えられますので、これにつきましては、それぞれ出来るものから手をつけていきたいと思っております。それから、広域連合の関係で、市の立場か広域連合の立場かということで、これも今の時期としては非常に難しいのですけれども、さきほど私がお答えしましたのは、例えば石狩湾新港の関係で言いますと、新港の議会に提案される議案等については、事前に、現在であれば経済常任委員会に報告をしておりますので、そういう関係で、今後につきましても、広域連合に提案される議案等については、事前に所管の委員会にご報告をして議論していただく、こういうスタイルでいくと思います。それから、さっきの環境部長の答弁でございますけれども、地域振興策等については、既に推進協議会の中で基本同意をいただいた条件として、こういったものがありますということにつきましては、推進協議会の皆さん方にお諮りをしておりまして、それは関係町村もご理解をいただいているというふうに思いますので、そ平成 14 年第 1 回定 例会 本 会議 録の点はよろしくお願いしたいと思います。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 保健所長 外岡立人(保健所長は2008年6月まで)
斉藤(裕)議員の精神障害者のホームヘルパーに関する質問にお答えします。全く議員のおっしゃるとおりだと思います。ただ、関係部署で今いろいろ検討中でありまして、それは本当に真剣に検討中なのですけれども、幾つかの問題があります。まず一つは、さっきおっしゃった精神障害者のヘルパー養成、これは9時間ということになっているのです、けれども、実際の精神科医の間では、9時間で果たして養成できるのかといったこともありますし、さらにホームヘルパーの中で9時間の養成講習を受講しようという希望者がどれだけいるかという問題、さらに、聞いたところでは、まだまだ精神障害者の方は表に出ることを嫌って、希望する方が少ないという事実があります。ですから、そういった問題をクリアすると同時に、関連部署でどういうような形で連携を取ってやっていくか。僕は、少なくとも来年度はやらなくてはならないと思っていますけれども、現時点ではいろいろな課題がありまして、それを真剣に論議している最中であります。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)
社会教育施設の芝の関係につきましては、社会教育部長に答弁させます。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 社会教育部長 池田克之(社会教育部長は2002年3月まで)
斉藤裕敬議員の再質問にお答えをします。パークゴルフ場の関係の民間委託の部分でお話がございました。今日、資料は持ってきておりませんけれども、まず、施設のオープン期間が半年ぐらいございまして、 180日ぐらいあるわけでございますが、今回 2,000万円のパークゴルフ場の管理経費を議会にお願いしております。その中身としては、恒常的に毎年毎年かかる部分が 1,800万円で、あと 200万円は、初年度でございますので、周知のための看板を作ったり、さらには、クラブを持って来られない市民の皆さんがいらっしゃいますので、そういったものの臨時的なものが 200万円ぐらいということです。、1,800万円の通年かかる中身でございますけれども、さきほど市長からも芝の養生の話がございましたがこれは私どもも初めての試みでございますが、出来うるだけ経費の軽減を図りながら、芝の良好な管理ということで経費を 1,100万円見てございます。そのほか、肥料代とか、散水のための水だとか、そういうものがたしか 500万円ぐらいです。それと、民間委託の受付だとか清掃だとか、それから公金を使うということもお願いすることを予定してございますので、こういった面での委託人件費が 200万円程度、そういった中身になってございます。以上でございます。( 議長、8番」と呼ぶ者あり)「
再質問 8番 斉藤裕敬
パークゴルフ場のことは、これから 1,800万円ずつ毎年かかってくるのですか。私。は、当初 2,000万円でぼんと下がるのかなと思っていたのですけれども、毎年毎年 1,800万円かかってくるこれは後々研究したいと思います。特に、桜ヶ丘球場とか、からまつなどというところは、既に長年使用されたものですから、その芝の管理と、いうのは、平米単価が低くてもしようがないのかと、さきほどの答弁でそういう印象も受けましたけれども新しくなった手宮と、これからつくるパークゴルフ場については、芝の委託料というのは 1,200円かかっているのです、手宮競技場の方が。そしてパークゴルフ場の方は 750円ぐらいですか。この芝の差というのはよくわかりませんので、後から大竹さんに聞いてみようと思いますけれども、よく品定めをして、またお尋ねしますので、そちらも大竹さんとちょっとやっておいてください。保健所長は、来年度中にやるお考えだと。そして9時間で大丈夫かと。私もそう思います。そして、どこでやるのかということもありますね。都道府県単位でやるとか、市町村単位でやるとか、いろいろ方法は考えられるのでしょうけれども、その講習の位置づけというのは、例えば、厚生労働省から一つのマニュアルが与えられて、これをどこでもいいから消化すれば、とりあえずスタートラインだと、こういう話なのか、それとも、認定書とか、そういうものを得なければならないのか、その方はどうなっているのかをお尋ねしたい。それと、早急にやっていただきたいと私が思うのは、ご承知のとおり、精神障害者の家族の皆さんは、高齢化している方も多いでしょう。同居されているのだったらまだいいけれども、同居されていない方もおられま、す。そうすると、安否確認がもう出来なくなってきている。特に冬なんかは安否確認できませんね。だって電話したって、出なければそれで終わりでしょう。そして、ご飯を食べているのかと心配でしょう。そういう安否確認の効果も、私は、実は期待しています。それこそ釈迦に説法になりますけれども、精神障害と病気と闘って、そして、実は、入院に至るというのは、、そこまでの苦労が大変だったわけですけれども、入院をされて、一人の部屋に戻って残念な事故に至ったり表に出てこないけれども、退院後すぐに自殺をしてしまうであるとか、そういうことはたくさんありますよね。そういった意味でも、使う使わないは利用者の自由ですけれども、制度だけは行政として早急に受皿をつくっておかなくてはならない、こう思うのです。その辺をもう一度、お答え願いたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 保健所長 外岡立人(保健所長は2008年6月まで)
精神障害者ホームヘルプサービス自体がどのような形で機能していくのか、そこまでの知識は、はっきり言って、僕はまだありません。しかし、実際に、国の指導とか認定制度ということについても、その9時間で果たしてやれるのかというのは、精神科の専門医の間でも非常に問題となっていて、それはまず無理ではないかと。それでは、どうして9時間という時間に限ったのか。それは多分、早急にそういうものが必要だということの結果だと思うのです。当市として、それをいつからやるかという問題は、さきほども言ったように、十分論議して、少なくとも15年からやらなくてはならないと僕は思っておりますけれども、それまでの間、議員が今おっしゃった安否確認とか、いろいろな問題に関しては、それに準ずるような形で、できるだけ保健所として対応していきたいと考えています。