みんなの議会

小樽市議会 平成13年第4回定例会 2001年12月11日

(1)医療改悪/(2)配食サービス/(3)雇用問題/(4)除排雪/(5)学校5日制/(6)中学校適配問題

2001年12月11日、小樽市議会の一般質問で、新谷とし議員が「医療改悪」「配食サービス」「雇用問題」「除排雪」「学校5日制」「中学校適配問題」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、市民部長 藤田喜勝、福祉部長 田中昭雄、総務部長 藤島豊が答弁しました。

質問者
新谷とし 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、市民部長 藤田喜勝、福祉部長 田中昭雄、総務部長 藤島豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 新谷とし

一般質問をします。これまでの質問と重複する部分もあると思いますが、通告をしていますので、予定どおり行います。初めに、医療問題から質問します。小泉内閣が進める医療制度改革大綱が発表されましたが、大いに問題ある中身です。その第1は、サラリーマンや公務員本人の3割負担が2003年中にも実施される見通しであることです。これが実施されると、年間 4,000億円が患者負担となり、厚生労働省は 4,500億円に及ぶ受診抑制が起きると試算しています。例えば、労働者本人が高脂血症で月2回受診した場合 3,500円が 5,260円に、ポリープ切除で2日間入院すると2万 4,600円が3万 6,900円にもなります。リストラ、解雇、賃金引下げなど労働者を巡る生活状況が悪くなる一方で、ますます病院にかかれない人が増えるのは明らかです。第2に、中小企業の労働者が加入する政府管掌健保保険料が引き上げられるため、労働者が月々負担する保険料に跳ね返ることです。年1万 8,000円も上がるという試算もあります。第3は、高齢者医療制度の改悪です。70歳以上は1割、一定以上の所得のある人は2割負担になり、通院の負担上限及び一部定額制を廃止することを検討しています。現在、高齢者は、1カ月にたくさん受診しても定額制では 3,200円、定率制でも月 3,000円又は 5,000円ですが、この案では、寝たきりのお年寄りの往診や頻繁に受診をする高血圧や糖尿病などでは、今より10倍を超える負担になるケースも出ます。また、高齢者医療費の伸び率抑制をするとしています。第4に、診療報酬の大幅引下げを検討していますから、病院も痛みを受けます。そのほか、長期入院の場合、6カ月を超えるとベット料、看護料、食事代などを保険から外し全額負担にすることや、保険の使える範囲を狭くし、あとは自己負担にすることも検討していますから、殊さら国民にとっては激痛を受ける内容です。一方、薬価は世界一高く、医療財政を圧迫している原因の一つになっています。製薬大手15社の2000年度経常利益は 8,680億円にも上り、98年度比19.3%も増加しています。大阪府保険医協会が示した国際比較では、同じ薬なのに、日本はイギリスの3.25倍、アメリカの1.49倍、また、医療費に占める薬剤費の割合は、フランス19.6%、アメリカ11.3%に対し、日本は23.5%です。経済産業省も、医療費に占める割合を欧米並みに下げれば、1兆 4,500億円も医療費を削れると試算をしています。薬価は引き下げるべきです。高い薬代を国民に押しつける一方で、製薬会社は、政治団体をつくり、昨年だけで自民党に1億 1,000万円、小泉首相に 400万円の献金をしています。小泉首相は、三方一両損などと言っていますけれども、損をするのは患者、病院、健保組合などの保険者、損をしないのは国と大手製薬会社、このような医療改悪案を市長はどうお考えですか。薬価の引下げも含め、見解をお示しください。次は、小樽市の国民健康保険についてです。小樽市の10月末、国保世帯の資格証明書交付該当世帯は 248、短期3カ月証 858、6カ月証は 438と、合計1,544世帯で国保全世帯の5%以上にもなっています。そのほか、国保未加入者もいて、聞くと、パートで行っている先の仕事もなく、食べるのもようやく、とても国保料は払えないと言って、病気があるのに医者にもかかっていないのです。企業倒産や失業が過去最悪の事態で進行している中、払いたくても払えない人たちが大勢いるのです。悪質な滞納者以外は保険証を取り上げるべきではないという宮下元厚生大臣の国会答弁がありました。市は、実態をどのように把握しているのかお知らせください。また、困っている市民を救済するのが行政の役割、短期証の窓口交付をするのはやめるべきですが、いかがですか。次に、2001年度の厚生労働白書によると、日本の国内総生産に占める医療費の割合は、欧米諸国と比べると最下位です。米本昌平三菱化学生命科学研究室長は、最も人間的な消費である医療福祉費を増やし、地域経済に活力を与えることを考えて悪いはずがない。来年度予算案では、国土交通省分を削り、厚生労働省分を増やすべきである。成熟した先進国は皆そういう予算配分なのだと述べていますが、国は国民が安心できる医療制度をつくるためにもっと税金を使うべきです。市として、国に医療費の国庫補助金を増額するよう要望意見書を提出すべきですが、いかがですか。次に、配食サービスについて伺います。配食サービスによる食生活の確立は、介護予防、生活支援事業としての高齢者に対する生きがい、健康づくりの重要な施策ではありませんか。食べる喜びは明日のエネルギーにもつながることですが、高齢になると、特にひとり暮らしの男性は食事の支度も面倒だと言っています。配食サービスを受けている市内の75歳の男性は、ひとり暮らしで、副菜はどうしても既製品になってしまうし、飽きる。配食サービスは、いろいろなものがバランスよく配置され、おいしくて大変楽しみだ、ありがたい、できれば毎日でも受けたいが、せめて週二、三回にしてほしい、そして、私に、自分の願いをぜひ伝えてほしいと述べ、増配を強く望んでいます。また、東京から転居してきた男性は、東京ではもっと来ていたのに、ここではなぜ弁当が来ないのかと疑問に思っています。配食ボランティアの方の話を聞くと、お年寄りは、配食される日は、朝から服装を整え、身ぎれいにして待っている。また、お金をしっかり握り、今か今かと待っているなど、喜ばれ期待されているということです。こんなに喜ばれている配食サービスですが、平成13年3月時点でのサービス登録者は、独居の方 106人、老人世帯71人、身障者の方6人の 183人で、ほかに87人が申請をしています。民生委員による調査では、独居高齢者 5,599人ですから、サービスを受けているのはわずか 1.9%にすぎません。現在、事業は社協が行っていますが、週1回の金曜日と年末年始特別食の2食のみです。また、配食を行っている地域は、中央地区を中心に16町会、ボランティアは51人となっています。今後、地域、回数を拡大する計画をどのように立てているのか、お伺いします。市は、今の制度での課題は、配食ボランティアの確保が難しいため、町内参加の伸び悩みだとしています。確かに、ボランティア自身の高齢化でだんだん立ち行かなくなっているが、引き受けた責任で続けているというのが実態です。町内会依存では、サービスは拡大できないのではないでしょうか。これに対し、蘭島地区では、社協の主導で、小地域ネットワーク活動ふれあいのまちづくりを進める中で配食サービスを位置づけています。ここでは、継続のボランティアが確保されているということです。私たち日本共産党市議団は、昨年、福岡県田川市の配食サービスについて視察をしてきました。田川市では、月曜日から金曜日までの週5日間行っています。市内を八つの中学校区に分け、校区活性化協議会が組織されていますが、この協議会があることで配食サービスが速やかにスタートできたということです。事業は、社協に委託、宅配方法は各協議会にゆだねています。田川市は、旧筑豊炭田の一炭坑町だったころは、人口は20万人、現在は半分に減って過疎地に指定されているということですが、これだけのことはできるのです。以上、二つの例を挙げましたが、厚生省通達では、介護予防生活支援事業は、地域の実情に応じて具体的な検討を進めていくことが望まれるとあります。市として、配食サービスをどのように回数、地域とも拡大するのか、あわせてお答えください。また、形態が整うまで配食できないということではなく、配食ボランティアを募集して市民要望にこたえていくべきだと思いますが、いかがですか。次に、雇用問題について伺います。完全失業率は、史上最悪の 5.4%。総務省調査によると、完全失業とされていない人も 420万人を超え、潜在失業率は10%を超えています。財界系研究所の試算では、完全失業率は最悪期には7%から8%の水準に達するとしていますが、自動車電機情報産業の大手だけで30万人規模という空前のリストラを進めています。大企業によるリストラは、下請、中小企業を倒産に追いやり、また、大量の失業者を出しています。倒産、失業が原因で、みずから命を絶つ人が毎年3万人を超えるという深刻な事態が進行しています。私の周りでも、一部上場の企業に勤め、生活も安定していた50歳代の男性が、突然リストラを申し渡され、生活が一転したとか、臨時雇用で生活を支えていたが、突然の解雇でお先真っ暗、ハローワークに通っても仕事がない、雇用保険も切れて、この先どうしたらよいのかと途方に暮れている人たちがたくさんいます。これらの方々は、いずれも一家の大黒柱で、どんなに先行き不安か知れません。小泉首相は、こうした最悪の失業率を、やむを得ない、リストラは構造改革だ、構造改革には痛みが伴うと無責任に言います。しかし、このような事態を招いているのは、政府が、産業再生法や会社分割法、さらには不良債権の最終処理を進め、失業者を生み出す政策をとっているからにほかなりません。一方で、大企業の2000年度の内部留保は 120社で 102兆円にも上り、人員整理をしないとつぶれるというところは一つもありません。さらに、労働者の労働時間は、電機産業で比べた場合、ドイツ年間 1,594時間に対し、日本 2,129時間と 500時間も多い上、サービス残業がはびこっています。こうした異常な労働実態から、今年8月には、国連社会権規約委員会から公共、民間双方において過剰な労働時間の短縮をすること、また、45歳以上の労働者が減給、一時解雇される危険に対しても是正を求めるという勧告が提出されているほどです。さて、北商連では、北海道で不良債権処理を進めた場合、北洋、札幌、北海道の3銀行が抱える分で新たに5万 7,000人の失業者が出ると試算をしています。こんな大量の失業者が出れば、小樽経済にも打撃を与えることは必至です。市長は、第2回定例会の私の代表質問に対し、構造改革最終方針が日本経済の再生につながるものとなるよう期待をしていると答弁されましたが、この深刻な事態でも、なお、期待しているのでしょうか、見解をお示しください。小樽では、マイカル、林屋製茶、長崎屋奥沢店などの破たん、ミツウマゴムの人員整理など、既に失業者は200人以上、来年、ビブレの撤退で 600人以上の失業者が予測されますが、市の失業の実態を示してください。10月時点での小樽管内の有効求人倍率は0.40と相変わらず厳しい雇用状況ですが、雇用の見通しについてはどうでしょうか。政府は、雇用対策として 3,500億円の補正予算を決めましたが、今後3年間でわずか50万人、しかも、原則6カ月未満という一時的な雇用にすぎず、とても潜在 800万人に及ぶ失業者を救うことはできません。このような事態を招いた政府に、さらに雇用及び中小企業支援予算の大幅増額と、抜本的対策の強化を求めるべきではないでしょうか。同時に、市も、雇用対策を強めなければならないと思いますが、雇用対策チームをつくることや、倒産・失業で生活苦に陥っている市民のため総合相談窓口を開設すること、そして、緊急生活資金の無利子貸付も行う必要があるのではないでしょうか、いかがですか。次に、緊急地域雇用特別交付金の活用について伺います。平成11年度版厚生白書では、社会保障の経済効果を認めているように、社会保障や教育の方が公共事業より経済効果が高いという試算が出されています。教育で見ると、1兆円の需要があった場合、公共事業1兆 4,637億円に対し、教育は1兆 6,985億円で 1.2倍、雇用効果では、公共事業20万 3,776人に対し、教育は21万 6,759人と、約1万 3,000人増となります。今、全国で30人学級の取組が自治体の裁量で進められています 「ゆきとどいた教育をすすめる会」では、毎。年、署名活動をしていますが、今年も市内で 8,000人以上が署名していることや、議会でも30人学級は全会派の一致したところとなっていることから、この際、小学校低学年の30人学級を進め、若い人たちの雇用拡大を図ってはいかがですか。次に、サービス残業について伺います。市長は、第2回定例会で、私の質問に対し、サービス残業について、していないと思っていると答弁されましたが、市職員でつくっている「明るい職場をつくる懇談会」では、アンケートを行い、その結果を会報に載せてあります。7時くらいまで事務仕事をしても時間外をつけづらい、やりたくないけれども、やらないわけにはいかない、ノー残業デーがサービス残業デーになっている、中には、自分の能力のなさで勤務時間中に終わらないから残っていると、自己責任にしている職員もいます。このアンケートを行ったのは、厚生労働省が使用者に労働時間管理の責務を明記した通達を出した後ですから、明らかに労働基準法違反をしていたことになるのではありませんか、お答え願います。また、6月25日の総務常任委員会で、総務部長は、通達によって職員の勤務実態を把握しておかなければならないと思っている、検討してみたいと述べておりましたが、その後、調査の結果をお知らせください。そして、速やかにサービス残業を禁止し、残業を抑え、仕事が欲しいという市民の切実な声にこたえ、率先して雇用の拡大を図るべきです。いかがですか。次に、除排雪の問題について質問します。初めに、業者委託についてですが、市が民間委託をしている他の幾つかの団体では、市の管理が行き届かず、内部でトラブルを起こしていることや、仕事がきちんとされていないなどの問題が起きています。1ステーションに複数の業者配置で、トラブルがなく、スムーズに除排雪が進められるのか、伺います。次は、通学路の安全確保についてです。これまで、たびたび児童・生徒の通る歩道の除雪が遅れ、車道を歩くなど、危険でした。なにより、通学路の安全をまず確保すべきですが、いかがですか。次は、急坂対策についてです。経費がかさむためロードヒーティングの新設はしない方針と言いますが、請願・陳情が11本も出ているくらい、住民にとって急坂は切実な問題です。この中には、古くから住民が住んでいる地域で、私道が市道に移管されたものの、歩道もつけられないほど狭く、しかも、大型車が何度も民家に突っ込む、また、坂上で転倒して坂下まで転がり落ち、電柱があったため辛うじてとまった、砂まき散布車も上がらないなど、被害が幾つも出されています。一方、新しく開発された地域は、開発業者がロードヒーティングの施工をした後、電気代は市が負担するというのでは、不公平感は免れません。また、砂散布の回数を多くするだけでは、安全は確保されないのではないでしょうか。21世紀プランでは、市民が安心で快適な生活を送ることができるよう、雪や凍結に強い道路の整備などをうたっています。今後、ロードヒーティングは難しいというのであれば、どのような対策で臨むのか。また、陳情箇所について、それぞれ改善策を考えているのか、伺います。また、砂箱設置をしているところが除雪されず、まきたいときにまけないということがあります。この点の改善を求めます。この間、市は、除排雪の住民懇談会を行いました。新たな事業展開という点で市民の理解を得られたのか、何点か伺います。市民や企業の協力ということで、砂まきボランティアと玄関先の除雪は各家庭で行うことを求めています。砂まきは、既に住民が自主的に行っているところもありますが、地域によっては無理なところもある上、雪が連続して降る場合の判断はどこが責任を持つのですか。また、除雪後の玄関先や車庫の除雪は、雪が固くて、とても年寄りにはできない、道路との段差ができて大変だという苦情をよく聞きます。この点はどう解決するのですか。次に、学校週5日制に関連して、何点か質問いたします。来年度から、いよいよ学校週5日制がスタートし、新学習指導要領が施行されますが、学力の危機が懸念されます。ゆとりが増えるかわりに、学習内容が3割減り、学力の低下を招くと、教育関係者、経済人らを中心に厳しい批判が出されています。授業がわからない子が多い現状で、学力対策は全国の公立校で勢いを増していると新聞報道に伝えられています。また、学習塾受講生徒が増えていることからも、真に学力の危機が解決されるのか、伺います。また、指導要領の総則では、ゆとりで特色ある教育を展開するとしています。現状は、子供が楽しみにしている行事の時間がだんだん削られてきていると聞いていますが、学級行事や児童会行事が生かされる時間の保障をすべきではないでしょうか。また、総合的な学習の時間を、これらの部分も扱えるように弾力的な考え方も必要ではないのか、伺います。次は、子供たちの土曜日の過ごし方についてです。市には、児童館が3館しかありません。受皿施設が極めて不十分なまま週5日制になりますから、子供たちが安全に楽しく過ごすためには、地域町内会との連携、協働も必要になると思います。11月上旬、総務常任委員会では、学校週5日制に向けて取り組んでいる新潟市を視察してきましたが、地域の公民館を利用して、調理、陶芸などさまざまなことを進めています。本市の場合、町内会館の利用など地域との連携をどう進めるのか、お伺いいたします。次は、学校開放と市の施設利用についてです。現在、第2、第4土曜日は学校が開放され、子供たちは自由に遊んでいますが、地域によっては余り学校に行かないところもあります。理由を尋ねると、楽しくないからだそうですが、指導員の配置をして安全で楽しく過ごせるようにしてはいかがですか。また、市の社会教育施設は、第2、第4は無料と減免にされていますが、これを全土曜日に拡大すべきだと思いますが、いかがですか。次に、生活面でお聞きします。11月28日、青少年問題協議会が開かれ、補導の問題について講演がありました。補導は、11年に比べ12年がやや増え、しかも小学生が多くなっていること、中には、クラスごとゲームセンターに行っていたということも報告されました。健全な育成は、やはり学校、家庭、地域の協働だと思いますが、行政としてどう進めていくのか、伺います。次は、中学校適正配置に関してです。11月29日の学校特別委員会で、早くも、廃校になる中学校の跡利用が議題になり、論議されました。いずれ跡利用については審議されるものとしても、余りにも子供の存在を無視した議論ではなかったでしょうか。我が党は、この適正配置は、行政改革の一環として取り組まれていることから、反対をしてきました。一方、教育委員会は、教育条件、教育環境の整備を力説してきました。この日の特別委員会では、跡利用は、行政と市民の要望が一致しているのだから日程に間に合うよう早く進めるべきだという一部与党の意見に、市長は、新年度予算に間に合わせなければならないものもあるので、早急に結論が出るよう進めたいと答弁しましたが、子供の意見や要望はそっちのけ。やはり、先に行革ありきだったことが鮮明になったと思います。なぜなら、教育長は、適配で子供たちには支障がないようにすると言っていたのにもかかわらず、菁園中の体育の授業は、グラウンドが使用できないため、サッカーもミニサッカーにして屋体を使用していることや、部活でテニス部はカラマツ公園まで行かなければならないことなど、さまざま支障を来たしていることがあるからです。また、菁園中から、体育館は東山中を借りたいと提起されているにもかかわらず、体育館を市民のために開放すべきとか、教育委員会を東山中に移転させるという議論はこれらを念頭にしていないものだと思うのです。学校はだれのためにあるのか、子供たちのことを第一に考えるべきではないのでしょうか、お答えください。元の学校に戻りたいと思っている子供や、役員であるため記念誌や閉校式を準備しているが、廃校になるのでちっとも気が乗らないと言う父母もいます。実際に、子供たちがまだ残っているではありませんか。学校設置者である市長に伺います。子供たちのさまざまな問題を置き去りにした跡利用提起は問題が残りませんか、いかがですか。以上、再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

新谷議員のご質問にお答えいたします。初めに、医療改革案についてでありますが、我が国の医療保険制度は、少子高齢化の急速な進展等により、年々増嵩する医療費と低迷する経済状況の影響とが相まって、国保はもとより、医療保険制度全体の財政の悪化が深刻な問題となっており、将来にわたり医療制度を持続可能な制度へと再構築していくために、その構造的な改革が求められているところであります。このたび出された大綱は、試案から見て、見送られたり、あるいは先送りされた部分もあり、正直なところ、玉虫色の決着となった感は否めないと思っております。患者負担増などについては、70歳から74歳の高齢者にかかる自己負担額が2割から現行どおりの1割に据え置かれた部分などがありますが、70歳以上の自己負担の上限撤廃、実施時期は明確になっていませんが、サラリーマン本人の自己負担の引上げなどが患者負担増につながる部分も含まれております。また、診療報酬については、引下げの方向で検討する、薬価基準についても、市場実勢価格を踏まえ、必要に応じて引下げを行うこととされており、引下げ幅などについては、今後、年末の予算編成時までに結論を得ることとなっております。いずれにいたしましても、将来にわたり持続可能で安定的な国民医療制度の確立のためには、ある程度の痛みを互いに分かち合うことは避けて通れないところであり、やむを得ない面もあるのではないかと考えております。なお、これまで私ども市町村国保が要望してきた医療保険制度の一本化が早期に実現するよう、引き続き強く要望してまいりたいと考えております。次に、国保料未納者の実態把握についてですが、電話や窓口での相談、あるいは訪問調査において個々の生活状況について実態把握に努めておりますが、昨今の経済状況から、事業の休廃止や失業されている方が多いというのが実感であります。また、3カ月証の窓口交付をやめるべきとのことでありますが、窓口交付の意図するところは、できるだけ接触の機会を増やし、個々の事情をお聞きするためで、必要な措置であると考えております。次に、国庫負担の増額要求でありますが、国民健康保険は、高齢者及び低所得者の加入割合が高くなるという構造的な問題を抱え、多くの市町村は一般会計からの多額の繰入れによってようやく運営しているのが実態であります。このようなことから、全国市長会、全国町村会及び国保中央会で構成する医療保険制度改革緊急対策本部では、国に対し、国保財政基盤の強化を図るための国の実効性のある具体的な措置を求める意見書を提出しておりますし、また、全国市長会においても同趣旨の要望を行っております。今後とも、全国に共通する問題については、全国市長会等を通して要望してまいりたいと考えております。次に、配食サービスについて何点かお尋ねがありました。初めに、配食サービスの重要性のついてでありますが、在宅のひとり暮らしのお年寄りなどが自立して地域で生活していくためには、大切な生活支援事業の一つであると認識しております。また、地域と回数の拡大計画についてでありますが、平成12年3月に策定した小樽市高齢者保健福祉計画では、平成16年度を目標として、全市に地域を拡大し、現行の週1回から週3回の計画を立てているところであります。次に、配食サービスの進め方についてでありますが、現在のボランティアだけでは地域、回数とも増やすことは難しいと考えており、民間事業者や福祉法人等に委託する方法等を検討しているところであります。供給能力、製造単価、配達方法等の課題がありますので、さらに検討しなければならないと考えております。また、配食ボランティアの募集による拡大についてでありますが、社会福祉協議会としても町内会に募集の働きかけをしているところでありますが、このほかにどのような方法があるのか、十分協議してまいりたいと考えております。次に、雇用問題について何点かお尋ねがありました。まず、国の構造改革についてでありますが、第2回定例会におきまして、業務効率化に伴う雇用の減少等の影響が懸念されますが、新規成長分野での就業者増を期待する旨のお答えをいたしました。最近の雇用情勢につきましては、景気の低迷が続く中で、運輸・通信業や製造業などのリストラの加速により完全失業率も5%台と高く推移し、依然厳しい状況にありますが、国においては、中長期的な視野に立ち、構造改革を進めるための改革先行プログラムに基づき、雇用創出効果が特に高い新たな緊急地域雇用創出特別交付金の創設など、総額 5,500億円に上る雇用対策を盛り込んだ補正予算が決定したところであります。これらの施策が着実に実施されることにより、雇用の創出や経済活性化につながるものと期待いたしております。次に、当市における今年の失業の実態、雇用の見通しについてでありますが、まず、失業の実態につきましては、今年は10月末で19件の倒産が発生し、 181名の従業員が離職しており、前年同期に比べて若干少ないとはいえ、厳しい状況にありますし、月間有効求職者数においても10月末で 4,642人と前年を上回っており、失業者は増加の状況にあると認識しております。雇用の見通しにつきましては、長崎屋奥沢店の閉鎖が決定しているほか、各企業においても工場の統廃合や事業縮小、合理化などを進めている中で、市内企業には新たな雇用吸収力が弱く、有効求人倍率も 0.4と低下していることから、今しばらく厳しさが続くものと考えております。次に、国に対する雇用対策の要請についてでありますが、平成11年度から今年度まで実施されております緊急地域雇用特別交付金事業につきましては、当市においても36事業を実施し、約 400人の雇用効果がありました。今後においては、雇用問題への対応に万全を期すため、NPOなどの活用を含む公的部分における緊急かつ臨時的な雇用を行うための緊急地域雇用創出特別交付金を創設するとともに、これまで進めてきた新規成長分野における雇用創出などを目的とした緊急雇用創出特別基金事業については、平成16年度まで延長し、雇用の拡大を図るなどの雇用対策を政府において決定しております。これまでも、全道、全国市長会を通じ、国に対し雇用創出施策について要望しておりますが、今後も引き続き要望してまいりたいと考えております。次に、市としての雇用対策についてでありますが、厳しい雇用状況の中で、雇用創出を図ることを目的として、関係団体による緊急雇用連絡会議を立ち上げ、雇用対策の意見交換を行っております。その会議の意見の中から、市として企業団体等への採用依頼や、市内企業 200社を対象に企業が求める人材を把握するための調査を行い、その結果を基に職安と連携しながら求人開拓を進めるなど雇用の確保に努めております。また、生活困窮者の窓口としては福祉部相談室で対応しており、生活資金の手当につきましては、市が原資を交付し、社会福祉協議会が実施しております無利子の生活資金貸付制度などを活用していただきたいと考えております。なお、国におきましては、総合雇用対策の一環として、失業者に対する生活福祉資金制度を新設し、離職者の支援を図ることとしており、この貸付事務を社会福祉協議会で取り扱うこととしておりますが、今後、具体的な実施時期などが決定次第、社協と連携を取りながら市民への周知を図ってまいりたいと考えております。次に、時間外勤務に対するアンケートと労働基準法との関係についてでありますが、職員1人ひとりの退庁時間はさまざまな状況にあります。しかしながら、必要な時間外勤務については所属長の命令により実施しておりますので、アンケートの結果をもって労働基準法違反だとは考えておりません。次に、職員の勤務時間の把握についてでありますが、総務部において庶務担当課長会議を通じ各課の実態を聞きましたところ、朝や勤務時間終了後に在庁する職員の状況については、本来業務か、それ以外の理由で在庁しているのか、把握しきれていない状況もありました。このことから、総務省の通達により、使用者には労働時間を適正に把握する責務があることから、所属長は所属職員の労働時間の実態を把握し、時間外命令の一層の明確化について周知を図ったところであります。次に、時間外手当と雇用の関係についてでありますが、時間外勤務については、突発的あるいは短期間に集中する業務などに対して行っており、そのためには長年の経験や専門性も必要なことから、時間外勤務を解消して、それを新たな雇用に結びつけることが困難な職場もあります。しかしながら、これら以外の職場で、イベントや日常業務でも可能な職場については、時間外勤務を一部臨時雇用に振り替えるなど、新たな雇用が創出されるよう進めてまいりたいと考えております。次に、除排雪の問題について何点かご質問がありました。最初に、共同企業体による除排雪についてでありますが、本市におきましては、平成4年度から、一部の地域において、共同企業体による除雪体制をスタートさせ、平成7年度には全市的に行っているところであります。今年度からの地域総合除雪におきましては、除雪や坂道対策、排雪等の作業を一貫して共同企業体で実施することにより、それぞれの除雪業者間の連携が図られ、効率的な除排雪が進められるよう改めたものであります。現在、スムーズな除排雪作業が行われるよう業者を指導しているところであります。次に、通学路の安全確保についてでありますが、歩道の除雪に際しましては、高齢者や児童等の安全性や快適性を確保するために、学校や病院等の公共施設周辺において、歩道があり、車道においても一定程度の堆雪スペースがある箇所について行っているところであります。また、出動に当たりましては、通学前に作業を終了するよう業者を指導しているところでありますが、異常降雪時には遅れが生じる場合もあるものと思われます。いずれにいたしましても、高齢化も進む本市におきましては、冬期間の歩行者対応が重要な課題と認識しており、今後とも除雪作業での工夫をしながら、通学路を軸とした歩道の確保に努めてまいりたいと考えております。次に、急坂対策についてでありますが、主に滑りどめ砂の散布や砂箱の設置をし、道路勾配の緩和、線形改良や凍結抑制の舗装、迂回路のある路線についてはその整備を行ってまいりますが、地形や沿線建物の状況によっては対応方法が限られますので、多くの箇所では除雪と砂散布の拡充、砂箱設置に合わせて、沿線住民の協力を得る方策も重要と考えております。次に、砂箱周辺の除雪についてでありますが、砂箱の設置に当たりましては、急坂箇所の点検や市民要望を聞きながら、道路の幅員や勾配、さらには除排雪作業を考慮して行っているところであります。しかしながら、市内には 430カ所を超える砂箱が設置されておりますが、道路の幅員や沿線の状況によっては砂箱の設置や除雪を十分行うことができない箇所もあります。このような箇所につきましては、除雪での工夫や沿線住民の協力も含めた砂まきに頼らざるを得ないものと考えております。次に、砂まきボランティアについてでありますが、市内に設置している砂箱の一層の活用を図ることや、砂箱を設置する適当な場所がない路線において、住民の協力により砂をまいてもらい、人、車の交通の安全性も高めたいと考えておりますが、その結果責任を住民に問うことはせず、あくまで、滑りやすい路面状況のときに合わせて適宜まいてもらうこととしております。次に、玄関先への置雪や段差の解消についてでありますが、すべての家庭の間口を確保することや段差を解消することは難しいものと考えておりますが、確認された高齢者等の世帯や交差点、さらにはバス停などでは、作業上可能な限り置雪量を少なくするとともに、段差の解消に心がけるよう委託業者を指導しているところであります。次に、青少年の健全育成についてでありますが、ご指摘のとおり、完全学校週5日制になりますと、家庭、学校、地域との連携がますます重要になってくるものと考えております。毎年、社会を明るくする運動の期間中、保護司会や更生婦人会が中心となって地域懇談会やミニ集会を開催し、家庭でできること、あるいは地域で対応すべきことは何かといった話合いや情報交換を行っております。今後は、市が主体となり、学校の生活指導委員会と連携を取りながらこうした地域懇談会を開催していくとともに、今年度から実施しております、まち育て出前講座の中に青少年の健全育成講座を設けておりますので、いろいろな会合を通じてその利用を呼びかけてまいりたいと考えております。次に、中学校の跡利用についてでありますが、跡利用計画を策定するに当たりましては、何と申しましても、生徒の日常生活に緊密な町内会やPTAなど、地域関係者をはじめ、教育関係団体の皆さんのご意見、ご要望をお聞きすることが最も大事なことと考えております。また、生徒の新たな学校環境に十分配慮する必要がありましたことから、1学期を終え、生徒が落ちついている状況にあるとの報告を受けて、9月以降、多くの関係者の方々と懇談の場を設けてまいりました。これまでの懇談結果、関係者からは、市として、廃校後の安全対策など維持管理のことも含め、方向性を早い時期に示してほしいとのご意見も多かったと聞いておりますし、先般の特別委員会での論議も踏まえ、廃校時期が迫ってきたこともありまして、とりわけ東山中学校については、跡利用検討委員会で早急に具体的な計画案を詰めるよう指示しているところであります。今後、さらに議会や学校、地域関係者などと話合いをしながら、市民にとって有効活用が図れる施設にしてまいりたいと考えております。以上であります。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

新谷議員のご質問にお答えいたします。まず、小学校低学年の30人学級に対し、緊急地域雇用特別交付金を活用してはどうかということについてでございます。この交付金は3年間と限定されておりますので、これを教職員の加配に当てることは考えておりません。しかし、30人学級の取組について、国は第7次教員定数改善計画において、これまでにない新しい取組への道が示されておりますので、現在、北海道都市教育委員教育長連絡協議会で要望を取りまとめ、小学校低学年に積極的に教職員を加配するよう北海道教育委員会に要請しているところであります。次に、児童・生徒の学力低下の心配についてですが、国は、学習指導要領は子供に求める学力の最低基準を明確に示したものとし、完全学校週5日制の下、各教科の基礎・基本を確実に定着させることを大切にしており、そのため、第7次教職員改善計画等の施策を進めるとしております。また、最近、高校1年生の数学、理科の学力調査結果がまずまずであったこと、また、読書時間が各国と比較して極端に少ないことを心配しております。市教育委員会としては、これまでの教育課程の規定を編成の手引と改め、各学校の創意工夫の基に、より学力向上に結びつける実践的な教育課程の編成を進めてほしいと考えております。次に、学校行事における時間の確保についてですが、学校週5日制の中で、時間配分は一層窮屈になると考えられますので、ご提言の総合的な学習の時間の活用について、校長会などに話してまいりたいと考えております。次に、地域との連携についてですが、完全学校5日制になってからの学校開放のあり方について、現行体制をそのまま進めるのではなく、地域やPTAの協力を得ながら、休日の過ごし方を指導していただくことなどの試みも必要でないかと考えており、現在検討を進めております。また、市の社会教育施設の使用料についてでありますが、現在の使用料の減免を全土曜日に拡大してはとのご意見ですが、現在、検討を進めている状況にあります。最後に、中学校適正配置にかかわっての跡利用についてですが、このことにつきましては、現在、市長部局で検討されておりますので、見守っていきたいと思っております。菁園中の体育授業は、東山中の屋体とグラウンドを使用することで既に当該校の了解を取っており、菁園中の体育授業に支障を生じないよう配慮されているものと考えております。以上であります。( 議長、11番」と呼ぶ者あり)「

再質問 11番 新谷とし

再質問します。最初に、国民健康保険についてです。資格証明書発行のうち、悪質滞納者は何世帯あるのですか。それをまずお伺いいたします。それから、3カ月証は、10月末 858世帯発行されていますけれども、取りに来られているのは約半分にすぎないのです。あとの方々は病院にかからないでいるのではないかということを大変心配するわけです。短期保険証発行の根拠になっているのは、国民健康保険法施行規則第2条ですけれども、ここでは、市町村は期日を決め、被保険者証の検認また、更新することができるとなっております。できるということですから、発行しなくてもいいということにもなるのです。実際に、隣の余市町では短期証を発行しておりません。それから、鳥取県の知事は、こういうことを人権問題だと言って短期証の発行を取りやめているのですね。ですから、この点について、少なくとも窓口交付はやめるべきだと思うのです。それをお伺いします。それから、配食サービスについてですけれども、高齢保健福祉計画ではちゃんとやりたいということはうたっているわけですね。社協と十分協議をしているということですけれども、まず、配食サービスを市がやる場合は国から補助金が出ます。今、全道の配食サービスは63%の自治体で行っているのです。こういうことから、社協と十分協議をしながら社協任せにしないで、市がもっと積極的に取り組んでいくべきだと思います。この点について伺います。それから、雇用問題についてです。市長からも答弁がありましたように、厳しさが大変増しているということです。去年の今ごろですけれども、私たちが都通りで署名活動をしておりましたら、全く見ず知らずの男性、40代か50代かと思うのですけれども、寄ってきて、リストラされて仕事がない、何とかしてほしいと訴えるのですね。そのときより今はもっと深刻な事態が進んでいるのですから、市として、雇用対策をどうするのか、もっと力を入れるべきだと思うのです。緊急雇用対策連絡会議ですか、これはこれでいいと思うのですけれども、私は、もっと、例えば先ほどワークシェアリングの部分が出ました。これはすごくいいことだと思って評価したいと思うのですけれども、残業分のワークシェアリングだとか、それから、国の緊急雇用対策でも足りない部分もありますから、市単独で緊急雇用事業を立ち上げてもいいくらいではないかなというふうに思うのです。ですから、経済部に任せないで、市長みずから雇用対策本部長に座ってもいいくらいでないかなと私は思うのです。それくらい深刻だということなのですね。就労対策を進めてほしいと思います。それから、生活相談窓口、生活資金についてですけれども、今、相談の窓口は主に福祉関係ですね。そこに、雇用関係で失業して困っただとか、そういう相談はあるのでしょうか。余りないと思うのです。というのは、相談室というのは、どちらかといえば福祉関係のふうに考えられておりますので、雇用対策の一環として取り組むべきだと思うのです。それで、相談窓口で対応するのであれば、もっとそれを拡充して市民に知らせるとか、そういう対策も必要だと思うのです。それから、生活福祉資金ですけれども、これは社協にお願いして、5万円ですね、貸付けが。5万円ではとても生活していけないと思うのです。そして、目的が違うと思うのです。生活資金というのは、どちらかといえば、やっぱり福祉の方の分野ですから、失業して緊急にお金が要るというものとはちょっと目的が違うと思うのです。ですから、それはそれで、そこを拡充してもっと増やすというのであればそれでもいいと思いますけれども、まず雇用対策としての緊急生活資金、それをきちんと立ち上げるべきだというふうに思います。それから、サービス残業についてです。何度もやりとりをして、これは労働基準法違反ではないとか、していないという答弁をずっといただきましたけれども、厚生労働省の通達では、始業、就業の確認方法、また、自己申告制による確認記録まで具体的に示しているのですよ。ですから、いつまでにこれに基づいてそれをするのか、その実態をつかむのか、お答えいただきたいと思います。そして、その分を、仕事がなくて困っている、そういう人たちにワークシェアリング、それをぜひ進めるべきだと思います。以上、何点かお話ししました。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

国保の問題とサービス残業につきましては、担当部長の方からお答えをいたします。初めに、配食サービスの関係ですけれども、市が事業主体でやる場合には国庫補助が出るということですので、現状では、社協が事業主体ということで、市も若干の助成をしているということでございます。これからそういった需要が増えてくることと思いますので、今後、検討していきたい。いつ実施できるかわかりませんけれども、もう少し時間をかけて検討していきたいと思います。それから、雇用の問題で、市として雇用対策に力を入れるというお話でございます。いろいろな対策につきまして、経済部の方にいろいろな案を考えろというふうに指示はしておりますけれども、市として、直接雇用というふうになりますとなかなかできませんので、先ほどお答えしたように、民間企業の力も借りて進めていくということだと思いますので、そのことも含めて、さらにまた、国のこういった雇用対策も合わせて、何を市ができるのか、もう少し検討させてもらいたいと思います。それから、生活資金の関係でございますけれども、生活資金は、現在の5万円の貸付けにつきましては、一時的な出費といいますか、そういうことを主眼に困っている世帯にお貸しするという制度でございます。雇用の問題とは直接関係ないですけれども、雇用の問題については、今回、国の予算が付きまして、これは社協で窓口をやるということです。市は、今現在、雇用の問題について窓口を持っていますので、そういった雇用の相談があった場合には、こういう制度がありますので、社協に行って、また、お借りしてくださいというようなことは指導できます。それから、市の福祉の窓口に来た場合もそういった指導もできますので、両方でやっていきたいなと、こういうふうに思っております。それから、5万円の問題は、高いか安いかの問題で、これは市が原資を全部出しているわけでございまして、財政的な問題もありますので、さらにまた、償還率が非常に悪いという現状もありますので、引上げというのは非常に難しいのではないか、こういうふうに思っています。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 市民部長 藤田喜勝(市民部長は2002年3月まで)

新谷議員にお答え申し上げます。短期証の発行の件でございますけれども、確かに、ご指摘のように法令におきましてはできると規定されてございます。したがいまして、実施の有無につきましては、保険者の裁量にゆだねられている部分でございます。ただ、小樽市といたしましては、先ほど市長からもお答えいたしましたように、加入者間の負担の公平の観点からも、滞納者との接触の機会を増やしまして、その生活状況を把握し、納付相談、納付指導に努めてまいりたい、こういった必要性から実施をしてございます。また、こうした接触の機会を増やし、納付相談、納付指導することによりまして、資格証明書の交付の減少に少しでも結びつけていきたい、こういった考えもございます。それから、未納者の数でございますけれども、未納者のデータは、私は今ちょっと持ってきていないのですが、およそ二千四、五百前後の数があるのではないかと思います。はっきりした数字は、また、予算の方で後ほどでも報告させていただきたいと思います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 福祉部長 田中昭雄(福祉部長は2002年9月まで)

新谷議員の再質問にお答えいたしたいと思います。離職者の関係の窓口はあるかというお尋ねでございますけれども、保護課に就業指導員1名を設置といいますか、配置しておりまして、生活保護の受給者でなくても、要保護、低所得者層の自立更生のための相談、指導に当たっております。実績といたしまして、平成12年度で12人の方たちの取次ぎ就職が行われているところでございます。以上であります。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 総務部長 藤島豊(総務部長は2001年12月まで)

時間外勤務についてのお尋ねでございますけれども、市長から答弁がありましたように、先日、何回かの庶務担当課長会議の中で、時間外勤務のいわゆる実態といいますか、一応、各課長の職場の中でどういう実態にあるかを聞いてみました。そういう中で、確かに 「こんだん」の中でも、アンケート、の中にありましたご指摘のところもあるのですが、やはり残業の質にもよるとか、それから、自主的な残業だとか、無駄な残業もある、そういうような答えも中にはありました。そういうことも含めて、所属の職場でどういうような時間外の実態にあるのかということは、やっぱり所属長が把握しなければならないということになっておりますので、そういう面を含めて、職場の実態をつかむようにということで言っております。通達の中にある指導そのものは、例を挙げて、例えば、タイムカードだとか、ICカードとかという例がありますけれども、その辺までは早急に手がけることは無理ですが、今の実態としては、職員の勤務状況については出勤管理表でしっかりととらまえておりますし、また、時間外勤務については、時間外勤務命令簿によって、所属長の命令によって行っております。そういう面もありますけれども、さらに通達にもありますので、勤務の状況については、実態をいろいろと、職員ごとの自己申告もありますけれども、そういうような勤務の実態もヒアリングしながら今後の対応に向けていきたいというふうに思っております。以上です。( 議長、11番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 11番 新谷とし

再々質問します。先ほど国保で悪質滞納者は何世帯あるのかということを聞きました。それについては、お答えいただいておりません。それをまず1点。それから、それは答弁漏れだから。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 市民部長 藤田喜勝(市民部長は2002年3月まで)

先ほど私が冒頭申し上げました答弁は、それでは勘違いしておりましたので、ちょっと取り消させていただきます。私どもといたしましては、何といいますか、支払い能力があるのになかなか支払っていただけない、あるいは、何といいますか、納付意識が非常に希薄な方や、あるいはまた、病院にかかっていないから保険料を払う必要がないであるとか、勝手に国保に入れられたといったようなことで、制度そのものをなかなか理解してもらえない方もございます。未納者の中は、納付意識の希薄な方や、あるいは、制度になかなか理解をいただけない、こういった方が多いというのも実態でございます。そういった意味では、納付意識のなかなか希薄な方といいますか、そういった方が未納者の中に占める割合としては、ちょっと今、パーセンテージを出していないのですけれども、12年度になりますが、約 1,300から 1,400の方が (発言する者あり)、えっ、件数で (発言する者あり)、そうですか。申しわけありませんけれども、厳密に悪質滞納者ということで押さえている数字は、今のところ持ってございません。( 議長、11番」と呼ぶ者あり)「

再々質問 11番 新谷とし

国保について今お答えいただきました。悪質滞納者が何世帯かということを押さえていないこと自体、問題ではないですか。それと、3カ月証を窓口交付にすることによって、相手の状況を (発言する者あり)、いいのですか。相手の状況を調査できるというふうにおっしゃいましたけれども、では、6カ月証はどうなのですか。全部把握できて、こうやっているのですか。3カ月証で取りに来られない人が半分いるのですよ。その実態をまずしっかり押さえて、お金を納めてもらうために3カ月証を出すのではないと思うのです。ですから、そこら辺をきちんと押さえて、窓口交付にしなくても、ちゃんと接触して調査はできるはずなのですね。まず、それをどう進めるのか、お伺いします。それから、相談窓口なのですけれども、さっきお答えいただきましたけれども、これは生活保護の申請というか、生活保護の相談に来た中で、何というか、職を勧めている、そういう実態ではないですか。私は、相談室に行って、そういうふうに聞いてきましたよ。ですから、本当の雇用対策ではないのですよ。何か、5万円で枠を拡大できないとか、とっても今、失業に対してどうするのかという市の姿勢が見えないのですよ。ですから、ここはここでするとしたら、これを拡大するとか、相談室にきちんとそういう人を置いて市民に周知徹底させるとか、それぐらいは最低するべきではないかなというふうに思うのですよ。2点だけお伺いします。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

短期証なり資格証明書は、なかなか滞納者と接触ができないので、ぜひ窓口で交渉したいという趣旨ですのでね。ふだん、接触できれば状況はわかるわけですから、悪質なのか悪質でないのかと。それが、ふだん、なかなかお会いできないというので窓口に来ていただいている、そういう状況ですので、その点はご理解をしていただきたい。それから、今回の離職者のための生活支援資金、これは月額20万ということだそうですけれども、これは雇用対策の一環でやるわけです。ですから、市の雇用相談の窓口で相談を受けようということで今話しているわけです。それで、仮に福祉の関係でそういう人が来たときには、こういう制度もありますよということを教えて、その制度を利用してもらうとか、そういうふうに両方でやっていこうということでお話ししたのです。福祉担当は別な観点で、仮に福祉に来た場合には福祉でも受けましょうと、そういう相談は。そして、こういう制度がありますから、これを使ってくださいという指導をしていこうと。そういうことで2面でやっていこうということで考えていますので、ご理解願います。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 市民部長 藤田喜勝(市民部長は2002年3月まで)

先ほどの悪質滞納者の件でございますけれども、現在、資格証の交付は 233件ございますけれども、そのうち、私どもが納付意識が薄いというふうにとらえておりますのは19件ほどございます。(発言する者あり)えっ、資格 (発言する者あり)。

出典:小樽市議会 平成13年第4回定例会 2001年12月11日 議事録 PDF(116ページ) 間違いを知らせる