みんなの議会

小樽市議会 平成13年第1回定例会 2001年3月7日

(1)新焼却場について/(2)環境問題について/(3)障害児教育について

2001年3月7日、小樽市議会の一般質問で、斉藤裕敬議員が「新焼却場について」「環境問題について」「障害児教育について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、環境部長 大津寅彦が答弁しました。

質問者
斉藤裕敬 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏、環境部長 大津寅彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 斉藤裕敬

第1回定例会に当たり、一般質問いたします。新焼却場に関連し、お尋ねいたします。これまで議会においても、また、このたびの民主、公明、他会派の質問にもありましたように、新焼却場建設にかかわる一連の事務手続に対し、透明性の確保が強く求められ、市長もこれに努める旨のご答弁をされてまいりました。私は特に広域連合と小樽市議会の関係、いわゆるチェック機能について警鐘を鳴らしてきたつもりであります。つまり、広域連合の前身である北後志推進協議会に対し、直接私たち議員は物申す立場になく、かつ、広域連合議会はもちろんのこと、広域連合自体が立ち上がっていないのですから、今進められている作業は事実上ノーチェックの状態であるということです。この北後志推進協議会で行うコンサル決定を含めた一連の事務は、広域連合の基本案、原案になるのは明白であり、その時点で不都合が生じても修正や撤回は極めて困難と思われます。理事者は、私の広域連合に対し構成員の一人として小樽市が何らかの意思表示をするときは事前に議会に報告すべきという主張に対し、その都度議会に報告すると、透明性の確保の観点からも報告すると、こういうような方向性を示されていると理解しております。昨年12月15日、厚生常任委員会では、コンサルタントは財団法人日本環境衛生センターに決定し、北後志5町村に確認を得たとあります。しかし、よく考えてみますと、この前に構成員の一人の小樽市そのものが全都清の報告に対して可否を判断する場面があったはずです。この時点で議会に報告、相談されるのが筋であります。まさしくこれは事前報告ではなく、事後報告ではありませんか。お答えください。全都清からの成果品は11月29日、北後志推進協議会に提出されたのですから、昨年4定冒頭できちんと小樽市としての意見を取りまとめるべく、市長は議会に説明すべきだったのではないでしょうか。5日の民主党の代表質問にもありましたように、コンサルがもう決定していたと、こういうことをご存じない質問だったわけです。これ一つ見ても、議会に対する市長の説明がどうも後手に回っている。落ち度があったのではないかと、こう指摘せざるを得ません。経緯も含めてご答弁願います。私自身、昨年3定、4定と環境部に対して、角度は違いますが、コンサル業務に触れながら質問してまいりました。しかし、夢にも3定と4定の間、わずかな期間でコンサル決定に至るとは思いませんでした。理事者は、11月22日に厚生常任委員会に報告をしたのだから手続的には問題なしと、こういった考えでしょうが、12月15日に示された全都清業務の日程表、これは工程表ですけれども、それを見て正直言って驚きました。全都清と正式契約締結日10日2日に全都清側から審査委員会設置の協議書がすぐさま提出され、契約と同時に出されて、その日のうちに市の内部決裁がなされ、環境部長が委託業者特定評価委員に選任されております。1日で持ち回りで決裁でもしたのでしょうか。また、このことが私の調査の資料どおりであれば、1市5町村と内部協議をしたということは物理的に到底考えられません。全都清との契約日前にかなりの作業が進んでいたと想像されます。第1回委員会は10月3日、4日の2日間であります。このうち、10月4日は桃内最終処分場の現地視察ですから、結果、10月3日の1日でコンサルの候補20社から6社に絞り込んだわけです。初めから6社が全都清の腹の内にあったのではないかと、こう疑いたくなります。10月3日の1日といっても、実質審議は午後1時から3時までの2時間です。こんなことが本当にあり得るのでしょうか。これには1999年の1年間のコンサル売り上げを参考にしたと説明がありました。全都清作成の仕様書には選考の目安として過去5年間の実績による審査が明記されており、矛盾を感じます。仮に99年のデータを認めたとしても、この6社というのは、売り上げ実績上位5社をまず決め、突然売り上げ実績11番目のコンサルが選ばれている。これはなぜでしょうか。私はこの件に関し、情報公開条例に基づき調査いたしましたが、実績下位の業者がなぜ選ばれたかという説明、また、記録、一切の資料がありません。市長はどのような報告を受けられましたか、お伺いいたします。環境部長が委員を務める評価委員会、この委員会は事実上コンサル選定の決定権を持っていると思われます。この大切な委員会はこれまで2回開かれておりますが、会議の内容をお知らせください。環境部副参事は、全都清に対する業務監督員に契約日の10月2日から選任されております。20社から突然6社になった経緯、会議の様子、委員の出欠等は業務上の重大な要素であると思います。当然これらのことを記録し、不明な点があれば全都清に問い合わせをし、報告を求めるべきなのです。少なくとも20社から6社に絞られたことについては問い合わせ、全都清の考え方をきちんと整理しておくべきだったのであります。しかし、これまた調査してみますと、さきに述べました選定の経緯についてはもちろんのこと、業務監督にかかわる内部文書はおろか、メモもないのです。市長は不自然にお感じになりませんか。また、市長はどういう理由でこのような業務監督にしたということ、その事情、いきさつをどう聞いておられますか、お答えください。コンサルを決定する最後のステージは面談、聞き取り、つまり10月30日に行われたヒアリングであります。公募に参加し、受注しようとする業者にとっては正念場のヒアリングの実務担当者、面接員の一人が業務監督員であった、こういうことを市長はご存じだったのでしょうか。審判がプレーヤーになるようなものなのです。全都清業務を監督する立場の職員が全都清の仕事をするなどということは、私には理解できません。市長は胸を張って適切な対応であったと思われますか、お答えください。次に、環境問題についてであります。先日、2月21日消印の投書が届きました。寅吉沢の住人というこの人物は、土砂捨て場の造成以降、小川の汚れが著しいこと、寅吉沢が本来の目的と違う冬期間の雪捨て場に利用されていること、特に道路排雪に含まれる融雪剤の水質への影響を強く危惧されている内容のものでありました。確かに直接・間接的に聞き取りをしてみますと 「泥水が多くなった 「水温が高くなった 「貯水池からの、 」、 」、流れが多くなった」などの声が聞かれました。融雪剤による影響は確認できなかったものの、寅吉沢には数軒ではありますが農家の方たちもおり、農作物への影響も心配であります。まず、寅吉沢を雪捨て場に使用するに至った経緯と、文中にある融雪剤混入の可能性についてお示しください。今回の投書は差出人不明ではあるものの、趣旨は理解にかなうものですし、他をおとしめたり誹謗中傷するものではないと私は判断し、質問いたしました。早急に雪解け水を調査し、もし必要なら対策を講じ、住民の不安解消に努めるべきと思いますが、市長の判断を求めます。平成9年約4%、この数字は身体障害、知的障害、精神障害などハンディキャップをお持ちの方の日本における人口比の割合であります。旧労働省関係からの資料です。25人に1人が何らかの障害を持っているという推計値でもあります。欧米では7%から14%と日本よりも随分高いのですが、これは第一に国の障害認定の違いとされています。欧米、特にアメリカの場合は、薬物中毒以外はかなり柔軟ですし、肩凝りの軽い者でも認定される事例も見受けられるものであります。第二に、障害を申請する側の意識の問題とも言われます。旧衛生法に見られるように、日本は自宅監置、座敷牢を認めていたほど社会から遠ざけようとする傾向が強く、私は障害者としての権利を主張するといった欧米の考え方とは数値の違いが生じるのであります。私自身、20年前と比べ、障害者はもちろんですが、とりわけ家族に意識の変化があると感じます。とにかく施設の中で、又は行政の保護の下で静かに生きてほしいといった考え方から、近年は特に子供の可能性を見出したいといったお父さん、お母さんの声が増えているように思えるのであります。とても多い相談は、就学の問題です。父母の葛藤は、身近にいる者から見ると、壮絶とも言えるほどのものであります。障害児の就学の場所を決めるのは本人を含めた家族でありますし、確かにインテグレーション教育が挫折に終わってしまった例も多々あります。まず、本市における障害児教育の実態はどうなっているのか。普通校の受け入れ体制を含め、お示しください。数年前、障害児教育の研究者と意見交換の機会を得ました。1990年、ADA法、これは障害を持つアメリカ人法というそうですけれども、施行以来、教育の現場は大きくさま変わりしたとのことでありました。法の骨子に公的サービスにおける障害を持つことによる差別の禁止が盛り込まれ、基本的にどこの学校でも学べる道を開いたからです。この話を聞いたとき、小樽でそんなことをすれば、やれ教員の配置が大変だとか、教室の改造、欧米の障害児クラスのスタッフの比率、こんないろいろな議論のための議論が起きて難しいだろうなと、こう不思議な一種の無力感を覚えた思い出があります。教育長は、障害児、そしてその家族の願いを最大限に聞き入れるという基本姿勢を今にも増して明らかにし、市教委に遠慮なく相談してくださいと積極的にアピール、呼びかける行動を起こすべきだと思います。また、実務的には、障害児の普通学級への希望があった場合、市教委は具体的体制や予測される問題点を含め当然検討されるわけですけれども、その最初の検討の場から家族、保護者に参加していただくべきと思います。いかがでしょうか。私は、障害児教育が成果が得づらいことも、うまくいかなかったときのぎくしゃくとした人間関係や徒労感、こういったことは理解しているつもりであります。先の見えない試行錯誤の連続になるかもしれません。私の考え方として、教育に限らず行政の責務の、何本柱かありますけれども、その大きな柱の一つとして市民に優良な選択肢を示すということがあると考えております。健常児と障害児ではその選択の道に大きな差があるのは明らかであり、この改善に手を差し伸べるべきではないでしょうか。教育長の英断により障害児の希望と挑戦の道を開いていただきたく、総合的なご所見を賜りたいと存じます。以上、再質問を留保して、質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

斉藤裕敬議員のご質問にお答えいたします。新焼却場に関連して何点かのお尋ねがありましたが、初めにコンサルタント決定の所管常任委員会への報告についてでありますが、11月22日に全国都市清掃会議から、委託契約の規定に基づき、コンサルタントの特定について協議会の会長である私に協議がありました。協議を了承することを各町村に確認できましたので、11月24日にその旨を回答いたしました。11月29日に全国都市清掃会議より成果品が提出されましたので、直ちに議長、副議長及び厚生常任委員長、常任委員会の各委員の方々に成果品の概要などについて報告し、12月15日に開催された厚生常任委員会に改めて正式にコンサルタント選定の結果について報告をし、財団法人日本環境衛生センターがコンサルタントとして妥当であり、今後の業務の推進について説明したところであります。したがいまして、私としては議会への報告は通常どおりに対応したものと思っております。次に、平成12年第4回定例会で説明すべきだったとの指摘でありますが、先ほどお答えしたとおり、12月15日の厚生常任委員会に正式に報告したものであります。次に、コンサルタント選定に当たって、6社に絞った中に11番目のコンサルタントが選ばれた経緯などについてでありますが、委託業者特定評価委員会では、技術提案参加コンサルタント選定基準に基づき 「北後志地、域ごみ処理広域化基本計画」に示される「従来処理方式プラス灰溶融固化施設 、もしくは「ガス化溶融炉」に」ついてのコンサルタント経験がある業者を、平成11年度受託実績上位のコンサルタントの中から5社を選びました。ご指摘の6番目のコンサルタント選定についてでありますが、5社を選んだ後、評価委員会において、この業者が平成11年度に「北後志地域ごみ処理広域化基本計画」を策定しており、基本計画策定内容との関連で独自の技術提案が期待できること及び一般的な意味での地元業者にも参加の機会を与えるべきとの趣旨で、技術提案するコンサルタントに追加することを決定したとの報告を受けております。次に、コンサルタント選定の2回の審査委員会の内容についてでありますが、第1回は平成12年10月3日に小樽市で開催されております。内容は、評価委員会の要綱の報告、評価委員会の正副委員長の決定、事業スケジュール、技術提案書作成要領等についての説明の後、議事として、技術提案参加コンサルタント選定基準案について協議、決定し、この評価基準に基づき、あらかじめリストアップしていた20社から技術提案を求める6社を選んでおります。同時に、技術提案ヒアリングの日程を10月30日に開催することとし、そのヒアリングには副委員長と委員2名が参加することも決定いたしました。会議終了後、建設第1候補地の現地視察を実施しております。第2回目は、平成12年11月14日に東京都の全国都市清掃会議会議室で開催されております。内容は、経過報告として、10月17日のコンサルタントに対する技術提案についての説明会の状況、10月30日の各コンサルタントに対するヒアリングの状況などの説明を行った後、プロポーザル参加コンサルタントの技術提案内容の審査と評価を行い、審査委員会としての結論を取りまとめたところであります。次に、業務監督員の業務についてでありますが、業務は、協議会会長にかわって全国都市清掃会議に対し、立ち会い、指示、承諾又は協議を行うものであります。協議、承諾を行った事項としては、審査委員会の委員の選考及び運営や技術提案コンサルタント選定基準、技術提案応募要領などがあります。6社を選んだ経緯は、先ほどお答えしたように第1回評価委員会においてであり、業務監督員が同席しておりましたので、状況は把握しておりますが、特に文書としてはありません。次に、業務監督員がヒアリングの実務者ではなかったかということでありますが、平成12年10月30日開催の技術提案に対するヒアリングは、審査委員会副委員長が中心となって行ったものであります。業務監督員である協議会事務局次長はヒアリングの実務者としてではなく、今後の業務の参考として、ヒアリング参加各社の技術提案内容を承知するために同席をしたものであります。次に、産業廃棄物最終処分場への排雪の搬入についてでありますが、小樽開発建設部の要請により、平成2年ごろから国道5号の蘭島・オタモイ間の夜間排雪の雪、市道については平成10年から長橋、オタモイ、幸地区の生活関連道の排雪による雪の搬入を認めております。いずれの場合も、最終処分場業務への影響等について検討を加え、支障ないものと判断されたもので、融雪期における雪割り作業等を条件として承認したものです。融雪剤については、市道においては使用しておりませんが、国道については、小樽開発建設部に照会したところ使用の事実を確認いたしましたが、3年ほど前からは環境に配慮したものに変更して散布しているとのことでありますので、混入の可能性はあると考えられます。次に、雪解け水の調査についてでありますが、これまでも定期的に処分場の放流水の水質の検査を行っており、その結果では特に問題はないようでありますが、改めて融雪剤との関係の観点から調査したいと考えております。なお、調査結果等については、地域住民に説明する機会を持ちたいと思っております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

斉藤裕敬議員のご質問にお答えします。心身に障害のある児童・生徒の教育につきましては、その子供の障害の種類や程度に応じて最も適切な教育環境を提供する観点から就学指導を行っております。就学指導の判断は、精神科医や小児センターの医師、養護学校、特殊学校の教員その他専門機関の職員で構成する「小樽市就学指導委員会」で行っておりますが、その業務の流れについて申し上げます。まず、保護者からの相談を受け、就学指導委員によるお子さんと保護者との面接教育相談を行います。また、保護者の希望により、道立特殊教育センターでの教育相談も紹介しております。この面接相談を踏まえ就学指導委員会は審議し、養護学校、特殊学級もしくは普通学級の判断を行い、その結果を教育委員会に報告します。最近の就学相談の件数は、新1年生、在学生を含めて今年度は59件、11年度は66件となっております。委員会では就学指導委員会の報告をもとに保護者との話し合いを行い、就学する学校の指定を行うこととなります。ご質問の検討段階における保護者の参加についてでありますが、市教委と保護者との話し合いでは、就学校の種類、また、特殊学級の場合は新規の学級開設も含め、保護者の意向を十分考慮して進めております。結果として就学指導委員会の判断と保護者の意向が異なることもありますが、委員会としては保護者の意向を重視するとともに、入学後の子供の学校生活の様子なども見ながら、保護者との話し合いを継続することもあります。新たに特殊学級を開設する場合は、教員の配置、教室の確保、施設・設備の整備等の手だてが必要となりますが、通学手段などを勘案しながら、当該の校長の意見も聞き、対処しております。今年1月、文部省の「21世紀の特殊教育のあり方に関する調査研究協力者会議」から、特殊教育のあり方についての最終報告が示されました。その中では、子供1人ひとりのニーズを把握し、必要な支援を行い、障害のある児童・生徒の自立と社会参加を社会全体として支援していくことが必要との考え方が提起され、教育、福祉、医療等の関係機関の連携、障害の程度に関する基準や「特殊教育」という文言の見直しなど多岐にわたる提言がなされており、障害児教育のあり方を示すものと考えております。今後、国や道においても、この報告に基づき新たな施策が取り組まれるものと期待しておりますが、市教委においても就学指導や保護者との面接相談のあり方について検討してまいりたいと考えております。最後に、就学指導委員会は子供の持つ能力や可能性を最大限に伸ばしていく観点から就学指導を行っておりますが、就学に当たっては保護者の意向を妨げるものではなく、普通学級への入級を希望する場合は、その意思や選択を前提に対処しています。以上であります。( 議長」と呼ぶ者あり)「

再質問 8番 斉藤裕敬

再質問いたします。新焼却場関係ですけれども、市長は11月22日からの流れを説明されて、正当にやったのだと、何も不自然ではないと、このようにご答弁されたということです。しかし、私が問題視しているのは、確かに議会に対して早い時期に全都清というところに随契をすると、こういう報告はありました。それは記憶の中にきちんとあります。了承もしました。しかし、問題の全都清との契約日、契約締結日10月2日を一つとってみても、これは一体いつから本当の仕事をやっていたのだろうと、こう疑わざるを得ないのです。実は、随契で全都清というところに契約するのは間違いないから、見切り発車でどんどこどんどこやっちまえと、こういうものが見受けられる。10月2日に何が起きたか。まず、市内部で契約締結の伺い書を出します。伺い書が決裁されてから契約に移りました。同時に業務監視員の指定をしました。そうしたら、審査委員会の協議書、つまりこれは評価委員会のことですけれども、審査委員会の協議書が出されました。そうしたら、速やかにその日のうちに決裁がおりて了承している。これは持ち回りでやったのですね、きっと。そうしたら、今度すぐ、間髪入れず特定評価委員会開催の式次第が届いた。そして、大津環境部長に委嘱状依頼が来ているのです。これがたった1日で行われたものです。しかも、これは文書の受付印やなんかをチェックしていきますと、不思議なことがある。審査委員会協議書が先につくられているはずなのに、環境部長の委託依頼書の方が全都清では先につくっているのです。それと今度 「北後志広域推進協議会 、これ協議会と言わせてもらいますけれども、協議会の受付が委嘱の前に開催、 」要請が来ているのですよ、環境部長あてに。こんなことはあり得ない。たった一つ考えられるとしたら、持ち寄ったのでしょう。全都清だって大きなしっかりしたところですから、そんな印鑑を持って歩いて北海道まで来るわけにいかないはずです。事前に書類をつくっておいて、いちにのさんで持ち寄ったのでしょう。それで、目の前で決裁していったのでしょう。そうとしか考えられない。だから、私は随分前からやっていたのでしょうと。いろいろな仕事の場面で同時にやらなければならないことだってたくさんあると思うのです、持ち回ったり。しかし、今回のやつは度を越している。私は、なぜこんなに急がなければならないのか不思議でしようがないのです。市長に再質問で聞きたいことは、なぜこんなに急ぐのですか。不思議ではないですか。それがまず1点です。それと、評価委員会、評価委員会と言いますけれども、評価委員会の委員は小樽市からは環境部長です、要人です。評価委員会は10月3日に行われました。このとき何がやられたかと。これを見てびっくりしましたよ。いいですか。さっき質問でもお話ししましたけれども、10月3日の1時から3時の2時間なのですよ。2時間の中で、式次第があります。これは全都清から出ている式次第です。読み上げます。小樽市環境部長あいさつ、配付資料の確認、委員の紹介、委員会設置要綱、委員長選出、副委員長指名、委員長あいさつ、事業説明、事業概要、事業スケジュール、調査委託書案、ここまでが最初の頭出しです。それから議事に入ります。プロポーザル参加コンサルタントの選定基準案、コンサルタント特定の評価基準案、ここまで行っても、まだコンサル決まっていないのですよ。案なんだから。案というのは、ペーパーです。私、資料請求をして、もらいましたけれども、ペーパーです。ここから先に20社、6社の話が出るはずなのです。これを 120分のうちにやったというのですよ。それは、我々議員として会議やなんかいろいろ出ていますけれども、実質審議が2時間の中でここまで行けるなんていうのは、だれも思っていないのではないですか。これもやはり推測ですけれども、腹案がもう事前に委員に渡されていた。これで行きますから、こういう式次第で行きますから見ていてくださいと、こういう話だと思う。しかし、これは他の審議会やなんかと違って、業者選定ですからね。それが事前に根回しをされていなければ成立しませんよ、こんなもの。どんなに考えたって。これについては再度答弁いただきたいと思います。わずか 120分にこんな議論ができるのか。それと、第1回の評価委員会の議事録というのは、それではあるのですね。これは出していただけるのでしょうね。これは、それこそ市長も推進協議会の会長ですし、環境部長は事務局長です。ここにお二人ともおられるのだけれども、でも私はそれを、その推進協議会の資料を今すぐ出してくださいと皆さんに言えないのですよ。なぜかというと、小樽市ではないから。母体は推進協議会でしょう。別個の人格なのですよ。こういう煩わしいことがあるから、チェックがしづらいと言っているのですよ。議事録、資料を見せてくださいと発注者の推進協議会から全都清に求める、又は求めない、これを推進協議会の中で一度決めてから求めるという話になるのです。我々が直接、小樽市の所有している文書やなんかをいただくのと全く違う。だから、チェック機能が大切だと、こう申し上げています。それと、評価委員会の第1回目の結果に基づき6社の指名といいますか、参加コンサル6社と決めたと、こういうことですか。それを了承したということですね。推進協議会が了承したということですね。これはちょっと事実確認しておきますね。それでいいですかということです。念を押しておきます。何か業務監視員が一緒にいたの何が悪いのだというような答弁でしたけれども、これは10月16日の復命書なのですけれども、復命書によると、出張の帰りの復命書ですから概要を説明をしています。概要という欄があって、10月30日に予定している各社ヒアリングについての協議。ヒアリングは評価委員及び事務局、括弧書きで全都清の参事と課長、そして小樽市の副参事が行うと書いているのです。これは私がでたらめ言っているわけではない。皆さんの資料の中に書いてある 「行う」と書いてある。これは皆さんの事実誤認ではないです。か。それと、もう一つ聞きます。その大切なヒアリングのときの、環境部長と副参事がヒアリングをされていますよね。その復命書がないというのはどういうことなのですか。今となっては、その30日の姿を確認することできないのではないですか。ないのですよ。私は、これは情報公開条例に基づいて閲覧をしました。全都清の評価委員会の内部資料については、業務監督員でありながらメモすらないと言っていますよ。市長、私はこれはもう一度やり直すべきだと思いますよ。今、それこそいろいろな町で不祥事が起きていて、同時に、議会何やっていたのだって。奥尻町なんて、議会何やっていたのだ、おまえら。こういうような話になっているのですよ。私もこんな状態を、何か一生懸命やっているのではないですかなんてあいまいなことは言えない。今だったら 210万円の損で済むのです。公明正大、透明性ということは、だれが見てもなるほどなと納得できることでしょう。私が心配しているのは、皆さん百もご承知でしょうけれども、コンサルタントの胸一つで 100億円のものが 150億円に化けるし、昨日の北野質問にもありますけれども、そのとおりだなと思っていたのですけれども、逆にイニシアルコストが低くても、ランニングコスト、そこで5億円も10億円もやられたら小樽市まいるのですよ。だから、どうしてもつくらなければならないものであれば、それこそだれが見ても納得できるような形でやればよかった。いいのです、まだ契約していないのですから。見直したらいかがですか、お答えください。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

私からお答えした以外のものについては担当部長から説明させますけれども、全都清にお願いするということについては、もちろん急に決めた話ではなくて、事前に、どこにお願いするかということについては相当以前から話し合いをしておりましたので、そういった経過の中でなぜ急ぐのかという話ですが、当時まだ1年延長というのですか、そういうことをまだ決めておりませんから、皆さん方からもご議論ありましたように、広域連合はいつできるのだとかという話がありましたけれども、そういった状況の中で作業を進めてきたという経過がありますので、その部分についてはご理解願いたいと思いますけれども。ただ、10月2日の問題とか、それから書類の決裁の流れとか、そういったものは担当の方から説明させます。それから、10月3日の評価委員会でございますけれども、これもあらかじめ全都清の方で20社ぐらいをリストアップしておいて、その中から6社の選定をしたということでございますので、これもまた、20社の資料をもとに、それは全都清の方で前もって用意しておりましたから。コンサルタント、こういった業務はある程度限定されるのでしょうから、そういった業者の中から評価委員会の中で資料に基づいて6社を選定したということで、6番目の会社については先ほど申し上げたとおりでございます。それから、第1回の評価委員会の議事録でございますけれども、これは当然、全都清の方の所管ですから、私どもとしては入手しておりますけれども、必要があればまた、全都清と協議して、出せるものであればご提出をしたいと思います。それから、業者の決定につきましては、6社の中から1社を選定したいという協議が、先ほど申し上げましたとおり、私のところに協議がありましたので、それに基づいて構成する町村の首長さんの了解を得て決めたと、了解したということでございます。それから、業務監視員の復命書の概要と、評価員と事務局が参加したということでございますけれども、これは評価委員会の中にも、もちろん評価委員の皆さんと小樽市側と全都清の事務局の皆さん方が、これは当然入っているわけでございまして、作業するのは評価委員の皆さんと、そういうことでございますので、ご理解を願いたいと思います。それから、ヒアリングのときの復命書がないという問題については、担当部長から説明をさせます。非常に不透明だからやり直せと、こういうご指摘でございますけれども、私どもとしては全体を通して、一部書類があったのかどうかわかりませんけれども、通常どおりの特に問題ない作業であるというふうに認識しておりますので、やり直すことについては考えておりません。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 環境部長 大津寅彦(環境部長は2001年3月まで)

斉藤議員の再質問にお答えを申し上げます。急ぐ理由ということでございましたけれども、市長からも申し上げましたけれども、このことを決めた8月の段階では、まだ、平成14年に何とか着工をというふうなことの中での作業を想定をしておりました。そういった中でコンサルタントの選定を急ぎましたのは、調査費関係の経費を遅くとも今年の1定に計上して準備作業にかからなければならないという形の中でしたので、そういう意味では11月末までに、ある程度、委託経費の算定の把握が必要だと。そういったようなことを含めて、コンサルでこういう形でやるということの内容を含めて、8月30日の厚生常任委員会にお話を申し上げて、進めてきているということでございます。それから、二つ目の10月3日開催の評価委員会が2時間ですべて終わっているということの関係でありますけれども、ただいま申し上げましたように、8月30日の厚生常任委員会に、ある程度、日程的なめどの資料もお示しをしながらお話をして、一応ご了承を得たということの中で、9月段階の中でいろいろお話を打ち合わせをする中で、全都清の方でいろいろな形の準備作業を契約に向けて、私どもの方も10月の契約に向けての準備を進めていたのですけれども、全都清でもいろいろな資料作成ということをやっていただいた結果、こういったことになったということです。なお、契約が10月2日になった理由ですけれども、9月28日に協議会の市町村長会議をやって、そのときに予算を決めたので、予算を決めないうちに契約はできないというふうなことの中で、若干その辺あたり日程的な無理といいますか、そういったような不自然な状況があったということも一つの理由になっております。それから、1回目の議事録の関係は、先ほど市長からご答弁を申し上げました。それから、1回目の審議会のときの委員会で6社を決定したことを協議会が了承したということですけれども、これは1回目の委員会で6社をこういう形でプロポーザル参加を求めるということにしたということの協議書が来ておりまして、それについては了承するという形にしてございます。それから、業務監視員の10月16日の私の復命書でありますけれども、ヒアリングについての記載のところに、確かに議員がおっしゃいますように、事務局の中に副参事を含めた表現になっておりまして、これはあくまでも評価委員会の事務局は全都清でありますので、副参事は当然事務局にございませんので、記載の誤りでございまして、この辺あたりは大変申しわけなく思ってございます。ただ、副参事がこのヒアリングの場に参加することになった経緯につきましては、こういう経過がありますのでご理解いただきたいと思うのですけれども、10月1日にこの事業の責任者として副参事が配置になったということを全都清の方にお話を申し上げましたところ、そうであればヒアリングに参加して、コンサルにいろいろなことを聞くことが、今後責任者としてこの業務をするに当たって非常に有益だから、ぜひ参加した方がいいというふうなことのお話の中からなったわけでありますけれども、このことについては、ヒアリングの当事者として参加することは、議員がおっしゃったように、受託者と委託者の間の混合ということになりますとまずいということで、これについては先ほど申し上げましたように、市長からもご答弁申し上げましたように、一切の発言を行っていない。ただ、単なる傍聴というふうな形で、ヒアリング行為は一切行っておりませんので、ご理解をいただきたいというふうに思います。それから、ヒアリングのときの私どもの復命書がないのはなぜかということですけれども、これについては、私は上司である助役に、近々、このヒアリングの関係のやつは報告書としてまとめられるというふうなことでありますので、行ってきてこういう状況になりましたということの復命を口頭でしてございます。以上であります。( 議長、8番」と呼ぶ者あり)「

再質問 8番 斉藤裕敬

なぜ急ぐかということでは、そのときは一生懸命駆け込みで何とか14年に間に合わせようと思ってやっていたのだと、こういうような話ですよね。ところが、それは10月2日、3日の話ですよね。直前の話ですよね。10月23日は既に15年着工となった場合どうするかと対応を協議していたのではないですか。違いますか。10月23日午後3時から4時30分の間、全都清の会議室です。事業計画の変更、平成15年着工となった場合、見積もりだとか影響だとかをどうするかということも、ここで協議しているのですよ。まさか皆さん、10月の頭から中旬あたりに、はっと気づいたわけではないでしょう。説得力がありませんよ。それと、記載ミス。何か環境部の関係は記載ミスが多いのですよね。ワープロの打ち間違いだとか。もうああいうことは嫌なのです、私。皆さんの資料に基づいて質問を組んでいって、これではおかしいのではないかと言ったら、いやいや打ち間違いでしたとか、文書をつくり間違えましたとか、そういう話はもうしてほしくない。それで、最後に1つ聞きますけれども、10月3日、評価委員会終了後、速やかに審議の結果、成案を得たと。それがこの協議書ですよね。協議書が来ていますよね、こういう成案ができましたと。これは全都清から広域処理推進協議会の山田勝麿会長あてに出たものです。これを言っているのですよね。これで了承したというのですよね。それしかない。なぜかというと、これで20社から6社。20社からとは書いていない。6社というのをこれでどうですかと言われたから、協議会としてはいいですよと言って了承したわけですよね。間違いありませんか。この協議書に業者の名前書いてないのだ。私に出してくれた資料が違っていたのか。例えば、私が手元に持っている資料というのは、これで全部ですかといって全部もらったはずなのですよ。そして、6社のリストが登場するのは10月11日のものなのですよ。報告書で。いいですか、10月3日に開催した評価委員会が下記の6社を選定したので、あなたやる気があるかいと書類を送った。そうしたら、やる気があるよと返ってきた。これが6社ですよと、こうやって書いてある。ところが、6社と決めたはずの報告書の中に業者名が一つもない。どこで決めたのか。どこで決めたのですか、だれが。3日の日終わってから、5日にはあなたやる気あるかい、おたくさんは仕事やる気ありますかという書類を出しているのですよ。その回答が10日締め切りが10日に来た。それをまとめて報告が来ている。これが業者名、初めて出ています。あとは、これには20社しか載っていないのです。20社のリストというやつしか載っていないのですよ。1位から5位、ましてや10何位なんていうものは載っていないのですよ。答弁違うのではないですか、それだったら。又は、了承の書類の中に業者が入っていなかったということは、ここにはこうこうこういう方法でコンサル選定をやりますということは書いています、これ。その参考として20社いますとも書いています。リストがあります。だけれども、6社ですと書いていない。手続的にもおかしいのではないですか、これ。降ってわいたように6社が出てきたのです、ここに。だれが決めたのか。だから、議事録をください。市長の答弁の中で、全都清に相談する必要はないのですよ。こういう疑義が生じたときには、契約条項の中に報告を求める、調査に応じるということが書かれていますから。全都清さん出してくださいではない、出せでいいのです、こういう契約になっていますから。だから、私はこんなことをやっていてはだめだと言っているわけ。こんなことを我々が、まあいろいろなことがあるさとか、もっと大人になれよとか、そういう次元の話ではないですよ、これ。ですから、意思決定的には、推進協議会の意思決定としては、6社という業者を特定して了承したという事実はないのですよ。もし私の皆さんからいただいたこの資料の中に漏れがあるのだったら、この理屈は成り立たない。実は入っていたのですと。この辺、整理していただかなかったら。6社を了承していないのに、全都清が6社にお伺いを立ててメンバーを集めたよ、こういう構図なのですよ。市長はどう考えられますか。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

私の認識では、6社の選定については評価委員会、全都清にお任せしていますので、それは私の方でああでもない、こうでもないという文句はつけられません。ただ、最終の1社を決める場合に協議があって、その協議に基づいて、6社のうちここがいいですよという評価委員会の結果をもとに全都清から協議がありましたので、そのものについて私どもとしては、それぞれ関係町村にお話をして了解したということでございますので、ご理解願いたいと思います。( 議長、議事進行」と呼ぶ者あり)「

再質問 8番 斉藤裕敬

市長は重大なことをおっしゃっていますから、確認だけしておきます。10月3日付のやつは市長はご存じなかったのですか。これは了承しているのですよ、市長が。11月の後半はいいですよ、答弁どおりでいいですよ、それ。だけれども、11月3日、入り口になったら20から6、そして最後の1社になっているわけだけれども、6社に決めるの了承していなかったのか。これだけ確認させてください。あと予特でやっていいですから。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

環境部長から答弁させます。

答弁 環境部長 大津寅彦(環境部長は2001年3月まで)

今の関係のご質問ですけれども、実は議事録にもありましたように、評価委員会で6社を選びました。そのときの議論の私の今の記憶では、ただ6社は一方的にこっちの方で選んだ中で、応諾するかどうかということが心配されましたので、あのときの確認としては、そういうことで全都清の事務局が6社に意向確認をして、その上で最終的に報告をする、そういうふうな取り扱いでありまして、それが今申しました10月11日付の書類で、全部が応諾したので6社を最終的に選定したので報告しましたと、そういう形での書類をいただいている。そういう経過でございますので、ご理解いただきたいと思います。( 3日の日」と呼ぶ者あり)「3日の日の関係のことについては、評価委員会だとか評価基準だとか、そういったようなことについて、こういうふうに決定したということでの協議があって、そのことの協議に応じたと。ただ、6社の取り扱いにつきましては、今言ったように選んだ6社がプロポーザルに応ずるかどうかということの未確定要素がありましたので、そのことを確認した上で改めて別途報告するという取り扱いにして、その報告書が10月11日付で来ていると、そういうことでございます。

出典:小樽市議会 平成13年第1回定例会 2001年3月7日 議事録 PDF(138ページ) 間違いを知らせる