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置戸町議会 令和5年第5回定例会 2023年6月13日

町長のビジョンと今後の施策について

2023年6月13日、置戸町議会の一般質問で、山田耕平議員が「町長のビジョンと今後の施策について」質問し、町長 深川が答弁しました。

質問者
山田耕平 議員
答弁者
町長 深川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 山田耕平

それでは通告に従いまして深川町長に一般質問いたします。置戸町の10年後について、町長のビジョンと今後の施策について質問したいと思います。町長にお聞きしたいのは置戸町の未来についてです。私は1979年、昭和54年に置戸町に生まれ、生活してまいりました。その昭和54年頃、置戸町は人口が約6,500人ほどおりまして、 非常に活気があった記憶があります。しかし、現在で5月末の段階で2,651人という人口になっており、実28に4,000人近くがそのときよりも減少した状態となっております。深川町長が町長になられた2020年には、住民基本台帳に基づく人口がそのとき2,833人となっており、この3年間で182人が置戸町からいなくなってしまったという数字が実際残っております。大きくこの年数3年で割ると、実に平均約1年間で62人が減ったということになります。この状況は非常に危機的状況と考えており、町長も先日行われた商工会総会の場の挨拶のところでも人口が2,000人を切ると、町として機能することが難しくなるとおっしゃられておりました。このままでは近い将来に2,000人を切ってしまうという状況になるのは間違いないと思われてます。第6次置戸町総合計画のなかでは、令和11年、 2029年の目標総人口を2,500人と設定しております。しかし、先ほど算出した平均62人減少することを今の人口に当てはめた場合、2026年には人口が2,500人を下回るという単純計算で当てはめることができます。これを2,000人を切る年数となるのは2034年ということで、実に早い段階での2,000人を切ってしまうということが懸念されます。正直まぁ自然減のなかでの人口減少を食い止めるのは容易ではなく、これは今、日本全体がこの問題に直面しております。しかし、そのなかでもこの社会減という問題においては、町の補助とか施策等で減少率を抑えることができ、本来なら自然増、プラスの方に持っていかなければならない、要は人口が増えるような施策を行わなければいけないと私考えております。まぁ今現状、過去2年間は流入人口でプラスになってるという数字もありますので、実績は出ておるのではないかとは思います。しかし、もっともっとプラスにしていかなければいけないのではないかと思っており、しかも1年後、1年半後にはですね、現在より地域おこし協力隊の大半の人員が任期満了という状態になっており、その方の定住支援等も行わなければいけないという状況になっております。で、深川町長が町長として3年間が経過し、これまでも過疎化対策に対していろいろと手腕を触れてこられたと思いますけども、今まで行ってきた町長のこの施策の効果がどれぐらいあったのかということと、あと現在の町長が思い描いているこの置戸町が10年後どうなっているかというビジョンを持っておられるのかということをお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 深川

今山田議員の方から置戸町の10年後のビジョンと人口減少に対する今後の施策についてのご質問を頂戴いたしました。少しあの今までの経過を振り返っていきたいと思います。住民基本台帳による本町の人口は町制施行10年後の昭和35年、1万3,162人をピークに減少を続けております。議員がお生まれになった、先ほどおっしゃられましたが、昭和54年には6,500人ほどの人口がありました。先月5月末現在では約そのときから半数の6年経ってですね、半数の2,651人となっております。さらにピーク時の1万3,000人何某から数えれば、約63年経って5分の1の人口になってしまっております。本町の歴史を紐解けば、明治の開拓とともに豊富な森林資源を背景に、町外からその富を目指して多くの住民が移住し、大正4年野付牛村から分村、3年後には人口が1万人を超えております。大正9年には訓子府村が置戸村から分村し、一時1万人を割るものの、その後徐々に人口は回復し、先ほど申し上げたとおり、本町の人口のピークは昭和35年1万3,000人ということになっております。その後昭和30年代後半の木材輸入自由化により、相次いで木工場などは撤退するなど、林業の盛衰とともに40年代の農業人口の減少などから急激な過疎の町となってまいりました。29現在、全国の多くの農山漁村と言われる自治体が、人口減少と少子高齢化により限界集落などと言われ、令和2年策定の置戸町第6次総合計画、その時の社会保障人口問題研究所の推計では、本町では2030年代前半で2,000人を割ると推計をされております。しかし、今や東京や札幌など都市部でも人口減少に転じており、都市、農村を問わず、全国の自治体の多くが少子高齢化が進み、日本全体が人口減少、勤労世代の減少による労働者不足などが共通の課題となっており、その対策にあらゆる手段が講じられてきているところでありますが、なかなかその効果が出ていないのも現状であります。これまで本町では人口減少や流出を防ぐための施策として仕事、住居の確保を重点的に進めてまいりました。本町の基幹産業であります農業や林業の活性化や新築住宅建設への補助、また住宅改修や中古住宅取得への補助など、その内容を充実させながら現在に至っております。とりわけ私が町政を担わせていただいてからは、宅地分譲や民間有料賃貸住宅の整備促進、町の活性化と定住人口拡大のため、地域おこし協力隊員の積極的な導入、採用、そして現在は8名の隊員が元気に活動をされております。さらに町内での起業や定住者に支援金を支給する元気だすべぇ事業、さらにはオケクラフトや飲食店なども新規開業するなどの効果もあって、令和4年においてオホーツク管内では3自治体しかない、転入者が転出者を上回る転入超過の町と報道もされております。しかしながら高齢化とともに直接間接要因としてコロナ感染症の流行により、近年は流入人口以上にお亡くなりになる方が急増しております。昨年度1年間で74名の方が亡くなり、生まれた方は10名、この差は64名のマイナスということになっており、逆に流入人口が増えたものの、人口減少に拍車がかかった状況となっております。私は人口減少に歯止めをかけるためには、今後も移住人口を増やすことが鍵を握ると思っております。私のなかでは今の置戸町に何が足りないかといえば、それは知名度だと感じております。移住地の候補地として認識してもらうためには置戸町をより多くの方に知っていただき足を運んでもらう、訪れていただく。地域おこし協力隊員によるSNS発信やPR部材の作成など、町の情報発信をこれからも取り組んでいきたいと考えております。就任後、取り組みを始めましたふるさと納税の返礼品も、品数、種類、生産量など課題はあるものの、置戸町を全国にPRする大きなツールであると考え、今後とも返礼品など町の方々とも協力しあいながら特産品開発等を進めてまいりたいと考えております。また一方で、議員も参画されておりますOGF、本町は小さな町ではありますが、とても大きな音楽イベントを過去二度も開催した実績もございます。町の活性化や知名度アップにもつながる今後の活動にも大いに期待しているところでもあります。うちの町なんてだめだわぁ、転出したい、そんな住民が思う、または口に出るような町を誰しも移住先として選ばないと思います。また転入してきても、また転出していくことにもなってしまうと思います。まだまだ私たちが気づいていない魅力が置戸にはあります。住んでいる人たちは当たり前すぎて気がつかない良いものがたくさんあります。それを改めて教えてくれるのが町外から来られた方だとも思っております。先日もぽっぽ絵画館でのイベント、さらには勝山温泉ゆぅゆでの結婚式、屋外結婚式など、町外からも多くの方が参加、出席されておりました。私もその方々からすごい町だと言われました。行政がやってるわけではありません。これは地域の皆さんが協力をしながら取り組んでいることです。これが噂と30なり、人と人がつながり、 さらに置戸町の知名度を上げることになっていくと考えております。人間誰しも褒められて悪い気はしないでしょう。そんな噂を聞けば町民、そして置戸の子どもたちも誇りを持ってわが町と言える置戸町になると思います。私はその誇りの一つが置戸町民の民度の高さであると自慢できるものであります。それを育んできたのは人づくりであり、住民同士の強いつながりであると思っています。人口増加への特効薬は全国で取り組まれておりますが、本町だけ突出しての特効薬というものはなかなか難しく見つけられることができませんが、総合計画の人口目標、令和11年に2,500人、この維持は非常に議員おっしゃられるとおり厳しいかもしれません。しかし、諦めず、これからもこうした住民一人一人の積み上げを大切にした取り組みを助長し、救い上げること、支援することが人口減に歯止めをかける大きな施策だと思っておりますので、ご理解とご協力を重ねてお願いする次第であります。また、地域協力隊の今後ということでも言及されておりますが、私も地域協力隊の任期は一応3年ということになっておりますし、私の目指す地域協力隊の姿というのは、その方がその地域で定住をして活躍を継続してもらう。こんな取り組みになるように役場の担当の方とも十分打ち合わせをしながら支援を継続してまいりたいと思いますし、新しい方策、そして地域の方々にもご協力をお願いしていきたいと考えております。そしてまた新たな協力隊を入れていきたいと考えております。

質問 6番 山田耕平

町長から魅力ある今後まちづくりを作る、やはり置戸町には本当に僕たちが住んでてわからない魅力というのは本当にたくさんあると思います。私も先日ネイチャーウェディングに参加させていただき、こんな素晴らしいイベントを置戸でできるんだということをまさに実感いたしました。で、私も高校卒業後北見で10年ほど生活してから置戸町に戻ってきているので、そのときにやはり北見に住んでいるとか、置戸から離れると置戸の良さというものに気づく結果になると思います。そういうところをもっとPRしていけたらなというふうに私も思います。そういうわけであと地域おこし協力隊にも発言していただきありがとうございます。そのように地域おこし協力隊を置戸町の宝だと私も思っておりますので、ぜひこれからもいろいろな施策を持っていただけるよう、よろしくお願いします。そのなかで、令和2年にですね、置戸町まちづくり推進室ということで提示したこの置戸町人口ビジョン改訂版という書類、資料ですね。こちらがあの町のホームページにも載っているんですけども、このなかで置戸町の人口推移と長期的な見直しというグラフが一番最後のページにあるのですが、このなかで2025年に置戸町独自推計でというグラフのなかで、2025年は人口が2,649人となっています。これは先ほど申し上げた2023年5月末の現在の人口とほぼ相違がない、要は2年間前倒しで今この人口減少が進んでしまっているというのが、このときの計画から見て取れると思います。これに関しては、本当に一刻も早く手を打たなければ、この人口減少のスピードを抑えることができず、今すぐにも施策を行っていかなければいけない状況だということは、このグラフと今の人口から見てもわかると思います。そのなかでやはり私たちもまだまだこれから置戸町で子育てにしても、生活していかなければいけないし、生活していきたいと考えるなかで、やはり抜本的なこの内容の見直しを行っていかなければいけないんではないかと考えます。先ほど触れた第6次置戸町総合計画であった2029年の目標、総人口2,500人、こちら町長先31ほど諦めないでそこの人口を目指すというお話がありましたが、こちらに関しては非常に厳しいというのがやはりこの計画書見てもありますし、町長も先日の報告会に行っておっしゃっておりました。なので、この計画ですね、6次計画及びこの人口ビジョンの、この計画というものを再度もう1回見直して、もう一度原点から立ち直って、見直して修正したなかで問題点をあぶり出していくというような考えが町長にあるのか、お聞かせください。

答弁 町長 深川

議員のお話のとおりだと思います。先ほど私の答弁のなかでもこの3年間、直接間接ではありませんが、亡くなる方がここ数年非常に多くなっています。私自身何とか町政を担わせていただいたときに、人口を増やしたいという思いでいろんな施策展開を図っていますが、なかなかその数が追いついていっていないのも現状であります。先ほど議員がおっしゃられました計画につきましても、再度検証しながら来年見直しをする、見直しをするにしても現状の分析をよくしていかなければ何をすればその数につながっていくのか、そういうこともお諮りをしていきたいと、議員の皆さんにもご意見をいただいていきたいと思っております。なお本町の人口、私若いときですね、ある役場のOBの方にこんなことを言ったことがあります。20代の頃でした。あの役場の課長さんでしたけども、人口が少なくなったっていいじゃないですか、その人が幸せならばという問いかけをしたことがあったんですが、そのときに僕はまだ若気の至りで、いる人が幸せを作るのにはやはり一定程度の人口がいなければ維持できない、町を維持できないということは頭になく、いる人が幸せなら、その幸せっていうのを抽象的に考えていました。しかしながら、ここになってみると置戸町にはまだまだ今本当にいいものがあるんだと思います。当たり前のことかもしれませんが、日赤病院があり、老人福祉施設が整備され、図書館も蔵書数も多い、施設も整備され、町外から来た人はこんな町ないよと言われるぐらい、そして街並みも少し空き店舗が目立ってきましたが、こんなにきれいに整備された町素晴らしいねと言われたことがあります。ぜひともそんな誇りをですね、町民の皆さんに持っていただくような施策展開や教育を進めてまいりたいと思います。先ほど申し上げましたときに、私は宣伝が大事だと、これがいの一番だという話もしましたが、 もちろん住んでいくうえで医療や福祉や教育や、子育て環境、さまざまな部門で総合的に向上させていかなければ新たな移住者は来ないというふうにも思っておりますし、以前もいろいろお話もしましたが、仕事、移住をするにはやはり仕事の創設、仕事をまぁ起業家の皆さん、 事業者の皆さんともまぁ十分な協議をしながら創設、そして雇用人口を増やす、そして雇用人口が移住人口に繋がるような施策を検討してまいりたいというふうに考えております。

質問 6番 山田耕平

町長の口から、今計画の見直しという発言を聞いて、非常に逆にこれは私ども議員としても一緒に考えてやってなければいけない内容だと思いますので、ぜひ今後その計画に対していろいろ確認しながら、調べながらやっていきたいと思います。あと、私たちやはりこの置戸町に住むなかで定住促進として、やはり子どもたちが元気で過ごせる状況というのが置戸町には必要だと思っており、そのうちの一つとしてきっかけとなりうるのがやはり児童館建設の件だと思います。これに対し、やはり子育て世代が置戸町で生活できる基盤となるような施32設になると思います。しかし、前回行われた3月の定例議会において、児童館建設に関わる調査等の予算にまつわる項目について、計画が1年半、1年ほど先延ばしになったという状況もあります。なので、こちらに関しては、これから議員協議会等でいろいろと説明を受けながら、また話し合っていく内容だと思いますので、こちらの方では割愛いたしますが、そのなかでちょっと直近の問題として、今くるみの会の入っている旧めぐみ幼稚園、こちらの老朽化が非常に進んでおられるのは皆さん周知のとおりだと思います。しかもそのなかで、中の床のワックスですね、床がですね、結構節々が浮いてきてしまっており、今非常に子どもたちの足が引っかかるような状況となっております。あと表の木製遊具、こちらに関してもやはりもう耐用年数が過ぎているという状態で、ちょっとトゲが出てきたり、中のボルトがゆるんだり、先日鉄棒の方の撤去をするといった状況とかもあります。こちらの方ですね、今計画が1年ほど先送りになったという状況のなかでは、まだこの旧めぐみ幼稚園の施設ではまだ子どもたちが2年、3年と、多分くるみの会として行っていくというか、受け入れられていく、そこで生活していくという状況になると思いますが、話を聞くとそのワックスがけの費用等をですね、こちらの方の予算がこの建設に向けて、まぁワックスは今必要ないのではないかと、今後建設するのでワックスがかけなくても大丈夫ではないかということで、ワックス等のそういう修繕費用の方の予算の方が今入ってないという話を私の調査のなかで聞きました。しかし、今この延びたなかで、この子どもたちが安全に暮らせる状況を維持するべく、このワックスがけ等とかですね、あと木製遊具の補修というものを町として予算をつけて行っていただきたいと思いますが、その辺町長どのようにお考えでしょうか、お願いします。

答弁 町長 深川

以前も床のささくれが出てるだとか、修繕を対応してきましたが、ワックス予算については先ほど議員がおっしゃられたとおり、まぁもうすぐ整備が始まるので1年見送りましょうということで予算を落とした経過がありますが、もちろん危険があれば外にある木製遊具も含めてですが、危険があればそれは対処してまいりたいと思っております。

質問 6番 山田耕平

ありがとうございます。本当私はこれからこの置戸町が発展するために発展していくために、今すぐにでもこの人口減という問題を考えていかなければならない時代と考えており、これからも官民一体のワンチームでこの大きな課題に置戸町全体で取り組んでいかなければいけないと考えております。そして私たち子育て世代が元気でなくては高齢者の方たち、まぁ町長から先日おっしゃっていた先輩という方たちが町からのやはり社会保障や優遇税制等も受けられない状況になってしまいます。ですので、私たちのような生産年齢人口というものをもっと増やして、まちの先輩たちも安心して元気に楽しく暮らしていけるようなまちづくりを目指していこうじゃありませんか。この高齢者と若者という垣根を今後外し、置戸町民全部一丸となって置戸町に何が必要なのか、しっかり議論していかなければいけないと私は考えております。それだけに人口減少に対して未来の置戸町のビジョンをしっかりと定め、今いる子どもたちや置戸町に移住して来る若者たちに魅力あるまちづくり、先ほど町長もおっしゃっておりました、それをいかにPRすることによって置戸町がこれだけ魅力あるんだとよということを認知してもらい、さらに今住んでいるすべての町民が置戸町に住んで良かったと思えるようなまちづくりを作っていけるように町長含33め、私ども議員も含めやっていかなければいけないと思いますのでよろしくお願いいたします。これで私の質問を終わりにします。

出典:置戸町議会 令和5年第5回定例会 2023年6月13日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる