置戸町議会 令和3年第5回定例会 2021年9月16日
議事録に件名の記載なし
2021年9月16日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 嘉藤均
それでは通告にしたがいまして町長に質問をいたしたいというふうに思います。森林体験交流センターの今後ということでございますけども、このあと阿部議員からも観光振興ということで質問もちょっと重なる部分があろうかと思いますけど、一つよろしくお願いしたいというふうに思います。さて、今年3月定例議会予算審議のなかで、おけと湖周辺観光施設管理運営に要する経費の説明で、鹿ノ子ダム奥にある置戸町森林体験交流センターを新年度から当分の間休止をするとのことで少し議論をいたしました。このセンターは森林に対するニーズが多様化し、特に休暇を利用して体験学習をする施設が強く求められていた時代において、レクリエーションの場、自然観察の場、休養の場、交流の場として活用し、自然の素晴らしさや森林の大切さを学ぶための施設として町が建設し、木造2階建て、延べ床面積402.76平方メートルで平成5年1月30日に完成した施設でございます。当時はこの施設に常駐の職員がいてですね、平成6年では延べ人員7,306人の利用があったとお聞きをしております。この質問を作るにあたり、現地を多少行って見ては来ました。当初は2階から山へ通じる連絡路もありましたが、今は撤去され、また西側の壁はキツツキにこう突つかれてですね、穴だらけの状態であります。また、施設のなかはですね、てんとう虫の死骸で真っ黒の状況でありました。また、この水の便が大変悪くてということでありまして、道路下のトイレも合わせて閉館になっています。メモリーハウスおけとがなきあと、おけと湖周辺観光の拠点となる施設かなというふうに私考えておりましたけども、先に向かってこの施設をどのようにしていこうと考えているのか、町長のお考えをお聞きをいたします。
答弁 町長 深川
森林体験交流センターの今後についてということでご質問でございました。3月議会の先ほどご紹介がありましたとおり、新年度予算の審議のなかで本施設の休止についてご理解をいただいたところであり、今年の春から休館しております。これに至るまでの森林体験交流センターの経過を踏まえてお答えしたいと思います。森林体験交流センターは野鳥や草花、樹木、昆虫、小動物などを観察する自然観察の場、先ほど議員もおっしゃられておりましたように、森林浴やカヌー体験など、自然レクリエーションの拠点、自然学習や休養の場として、平成4年度に資源活用型林業改善事業を活用して、おけと湖を望む見晴らしの良い斜面に、緑の景観に映える板張り木造2階建て403平方メートル、給水施設等備品も含めまして、当時1億1,300万円をかけてロッジ風の趣のある施設として整備いたしました。当時は私も記憶しておりますが、道内でも2台目の導入となった野鳥模型がさえずる大型のバードツリー、それからタッチパネルパソコンによる自然教育ゲームや本格的な観察用の双眼鏡など、備品なども充実し、また周辺整備としては裏山の遊歩道沿いに2,500万円をかけて野鳥観察施設、センター道路向い、まぁ下側の方ですが、先ほどお話もありましたが、駐車場には5,000万円をか44けて簡易水洗の多目的トイレ、鹿ノ子ダム湖畔広場整備に併せて四阿も、大きな四阿も整備し、道内でも先進的な森林、湖、野生生物の観察と自然体験施設を整備したものであります。オープン当初は5月から10月までインストラクターが常駐し、観察会、森林研修会、探鳥会などが開催され、平成6年には140日の開館日で7,000人を超える利用が記録されております。しかしながら、それをピークに年々利用者数も減少し、平成9年を最後にインストラクターは常駐を廃止し、メモリーハウスを運営しておりました振興公社に開館業務を委託しました。その後メモリーハウスは指定管理者制度に移行した後、指定管理者事業撤退によりメモリーの休止となり、交流センターは最低限の清掃などの管理を町内の業者に委託し、無人の施設となり、イベント時の活用が主となってきました。平成28年に発生した台風の上陸により、この森林体験交流センター付近の山林も大規模な土砂災害が発生し、道道も寸断し、湖畔広場は流出し、本施設の取水施設の土砂埋没、ろ過施設の破損、体験交流センターや多目的トイレの水が使えない状態となり、暫定的に貯水槽に消防のタンク車により給水し対応しておりましたが、その後には原因不明の漏水も発生しておりました。また、この体験交流センターは開館当時から森林地帯の建物であり、南側の開口部も広く、日中は室温が上がることから、越冬の昆虫、カメムシやてんとう虫の大量発生が常習化し、掃除が追いつかない状態で、利用者からの不快なご意見も多く寄せられており、本年度から休館措置を図ったものであります。なお、この措置により電気代や管理経費約100万円の節約、そして仮設トイレの設置費用等の予算軽減が図られております。昭和58年鹿ノ子ダム完成後、この周辺整備事業の実施計画により、観光施設の充実を図りながら観光事業を推進してきました。おけと湖畔には宿泊温泉施設メモリーハウス、ゴーカート場、ボート乗り場、いけす、また堤体下には鹿ノ子キャンプ場を整備し、たくさんの方にご利用いただきましたが、それぞれの施設が景気の低迷やレジャーの多様化により利用客が減少。加えて施設老朽化に伴い、メモリーハウスはついに平成29年度に廃止解体しております。キャンプ場は平成20年度以降休止しているところであります。ご質問の件ですが、先ほど申し上げましたとおり、水道施設を復旧させるには相当の修繕料がかさむこと。昨年から続くコロナ禍において収束がいまだ見えないこと。今後のライフスタイルはもちろん、観光スタイルやアウトドアスタイルがどのように変わっていくか、先行き不透明のなかでは、状況を注視しながらこの地区への新たな投資を控えて静観するときだと考えております。しかし、本年度は勝山農村公園内にトレーラーハウスを設置し、10月1日のオープンに向けて急ピッチで準備を進めております。今後の本町の観光振興の方策として、勝山温泉ゆぅゆを核として、この鹿ノ子ダム周辺を含めた豊かな大自然をフィールドとした体験観光や特産品の発掘・開発を中心に据えて観光振興策を進めることが有効と考えております。今後のゆぅゆのさらなる整備は一般社団と協議しながらふるさと農園の利活用、鹿の子沢や風穴、おけと湖などの景勝地を含めた広いエリアでのアクティビティ、来町者が楽しめるような遊びや体験を開発するなど、観光協会や地域住民の皆様の協力を得て、さらに新たに採用が予定されている地域おこし協力隊と知恵を出し合いながら観光振興を進めてまいりたいと思いますので、この森林体験交45流センターにつきましては、この休館状況をしばらく続けてまいりたいと思います。
質問 7番 嘉藤均
今、町長から答弁がありましたけども、しばらくというか、このあとについては休館をしていくと言わざるを得ない状況にあるのかなというふうに考えております。本当に先ほども申しましたけども、メモリーハウスがなくなったあとですね、おけと湖周辺の観光ということでは体験交流センターが一翼を担うのではないかというふうに考えておりましたし、それにふさわしい施設かなと思いましたけども、本当に現地を訪れた状況を見ますとですね、相当厳しいのかなというふうに感じていたところであります。また、併せておけと湖周辺の観光地ということでもですね、あの拠点になる場所、先ほどゆぅゆの方のトレーラーハウスというか、コテージのような話もされておりました。実はですね、あの昨日可決をいたしました置戸町過疎地域の持続的発展市町村計画の2ページ上段に、実はこうあります。観光面では夏まつりのイベントである人間ばん馬大会はもちろん、地域のまちづくりから北海道の祭りへと定着し、鹿ノ子ダムと勝山温泉コテージと、今はトレーラーハウスのオープンも間近ではありますけども、有機的に結びつけるほか、置戸・勝山パーク場とも連携し、体験型のあるいは滞在型の観光を目指していくというような文面になっておりましたけども、そのことはこれからの置戸の観光、鹿ノ子ダム周辺も含めてですけども、少しあの場から少し下がった位置、ゆぅゆを拠点にしてるようなことが起こっていくのかなというふうに今お話を聞いておりました。まぁ、なかなか今元々のコテージもありましたけど、10月1日からはコテージじゃなくて、あのトレーラーハウスですか、そのオープンということもありますので、まだまだその場所での農村公園の場所での利用に対する開発っていうものはまだまだ必要になってくるかなというふうなことを今思ったところでありますし、実はそのメモリーハウスを休止して、今は解体して全く更地になりました。まぁその当時はですね、あのメモリーハウスをどこかに売却して町の収益にしてですね、というお話もあったんですけども、結局売却にも至らず、屋根が落ちたり朽ちてですね、3,000万円以上のお金をかけてですね、撤去をしたという経過があります。今後その中止をしていくなかでですね、体験交流センターについてもどのような考えと言いますか、例えば今言ったように売却をしていくとか、そんなようなことが発生するのかどうかちょっと分かりませんけど、何かその辺の考えがあれば町長からお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 町長 深川
今後の施設の利活用はどうなんだろうというお話だったんですけども、やはり水施設が伴わないとトイレが使えない。構造上水洗トイレに、簡易水洗トイレになってるもんですから、やはりあの活用が難しいんだろうなぁと思います。今議員が言及されたとおり、メモリーハウスも当時利活用がされるならということで公募もいたしました。何人か下見に来られた方もおられますが、改修費等を考えるとなかなか難しいというのが現実でありますので、やはりこの水道施設が相当な費用が掛かるという今の現段階では利活用というのはもしかすると難しい。ただ、例えば後半のようにイベントの時に開けて、そこで休憩をするだとか、また今回湖水まつりも2年間中止になってますが、そのときに清掃してですね、活用できるならそんなときには活用していきたいと思いますし、それからなかにあるものですね、それから備品類、使え46るものはですね、ほかで必要なことがあれば一度町内で、もちろん公的なことで持ち出して利活用することも考えていかなければならないかなと思います。まぁ財産眠らしているだけではどうにもならんぞということなんですが、その財産がこの故障によりその価値を失っているという現実もご理解いただきたいというふうに思います。
質問 7番 嘉藤均
湖水まつりも2年間休んでるということで、なかなかあそこに行く機会も少ないのかなというふうに思いますけども、もし、今のなかの備品の話はこれからのまだ使い方とかいろんなことが出てくるのかなというふうに思いますけども、もう一つ、あの外にですね、あのロベルト・ベッシンさんが制作したですね、巨大なこのアオサギのモニュメントと言いますか、そういうものはあの場所に残されております。まぁ訪れる人も今少なくなってですね、あれを見る人も結局はいないのかなと。ほとんどいないような状況でありますんでね、今後のそのモニュメントと言いますか、あのアオサギをですね、どのようなことで使っていくというか、価値を高めていこうかと考えてるのかについても、何かあればお聞きをしたいと思います。
答弁 町長 深川
今お話のあったとおり、ロベルト・ベッシンが置戸に滞在期間中、移住と言いますか、滞在期間中、各町内の公共施設等にさまざまな素晴らしい作品を残していっていただいております。その一つにおけと湖を望むこの森林体験交流センターの場所に巨大なアオサギの鉄製の造形物を造っていただいております。これにつきましてはですね、なかなか今あそこを訪れる方が少ないということで、利活用をしてはどうかということで、一般社団の方からも今回トレーラーハウスを整備して農村公園をまた新たに開発するので活用できないかというお話を受けて、経費を掛けないで移せないかということで施設整備課と協議をしておりましたら、まぁ移せることになりましたので、解体せずになるべく、そして形を残すようにして勝山温泉ゆぅゆの横の農村公園の方に持ってきて、来町される、利用される方のまぁモニュメントというか、インスタ映えするって言うんですか、今の観光の分野でいくと。そんなことに活用していければなということで今作業を進めているところでございます。
質問 7番 嘉藤均
今、具体的にと言いますか、社団の方からもお願いがあってというようなお話がありました。確かにあのアオサギはあのあそこのおけと湖にあって、きっとおけと湖のこの魚を捕ろうとする姿が一つのテーマになってあそこに設けられたのかなというふうな気もしておりますけども、なかなか訪れる人もいなくてということであれば、別の場所への移動、あるいは利活用ということで最大限に活かしていただきたいというふうに思いますけども、元々あのゆぅゆの前の方にはシロハヤブサでしたか、よくあの大風が吹いたらコロコロ転がるようなものもありましたけども、併せてそのトレーラーハウスの方へアオサギを持ってくるということであればですね、今度はもちろんゆぅゆはもちろんそうですけども、置戸町の観光に来る人、滞在や体験をするという形で来る人も結構いるなかで、そのアオサギが羽を広げてですね、迎え入れるようなことでの利活用をしていただければ一番こう製作者のロベルト・ベッシンさんも喜ぶのではないかというふうに思いますけど、もう一度町長から何かあればお聞きをしたいというふうに思います。47
答弁 町長 深川
あの、勝山温泉ゆぅゆの方にはシロハヤブサ、正面玄関がシロハヤブサ、それから館内にも小さなモニュメント、鳥があります。そしてこのアオサギが来れば作者ロベルト・ベッシンの承諾を受けて移設してるかということになればちょっと連絡を取っていないんですが、まあ推察すれば多くの方にロベルト・ベッシンさんのその作品が目に触れていただくことが、一つは本人も納得していただけるかなと思いますし、まぁこれが置戸のイメージモニュメントとして多くの方に見ていただくことが置戸の新たな観光、それから交流人口を増やす一つの方策となると思いますので、こんなことで移設を行っていきたいと思っております。
質問 7番 嘉藤均
まぁ、移設を行っていってですね、ゆぅゆのある意味一つのお客さんに対するイメージづくりになるのかなというふうに思いますし、まぁこれからの観光のあり方についてもですね、おけと湖周辺と言いながらゆぅゆを核としたですね、観光整備をしていっていただきたいというふうにお願いをして私の質問を終わりたいと思います。