置戸町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月14日
増加が見込まれる介護保険事業の対応について
2021年3月14日、置戸町議会の一般質問で、石井伸二議員が「増加が見込まれる介護保険事業の対応について」質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 石井伸二 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 石井伸二
それでは通告にしたがいまして、増加が見込まれる介護保険事業の対応について町長にお伺いをしたいと思います。先般、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の答申がありました。そのなかで高齢化率の上昇、高齢者単身世帯、夫婦世帯増加傾向とともに、要支援・要介護認定率の上昇も予想されております。私自身、在宅介護をしているわけですが、その大変さや不安、またストレスといったようなものを抱える世帯等が増えることを考えると、現状での相談や支援等の対応のためには絶対的なマンパワーの不足をしていると思います。それではボランティアに補ってもらおうかといっても他の組織団体等も個々の負担増により活動の鈍化が見られることから、どれだけ協力を求めることができるか懸念をしているところであります。町として専門職の増員や社協等への支援等をどのように考えておられるか伺います。また、今年から始まりましたポイントカード事業ラポラカードの内容について早期ポイント制度の内容を確立し、住民へのボランティア等の協力を促すべきと考えますが、今のところどこまで検討されているのかを伺います。
答弁 町長 深川
ただいま増加が見込まれる介護保険事業、需要が高まる介護保険事業の対応についてのご質問ですが、去る2月3日高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画について策定委員会より答申をいただいたところであります。答申では団塊の世代が75歳以上となる令和7年、団塊ジュニア世代が65歳以上となる令和22年には介護サービスの需要がさらに増加し、ニーズも多様化することが想定されており、一方で現役世代の減少が顕著となり、議員ご指摘のとおり、地域で支える人的基盤整備の確保が重要な課題になっていくとされております。なかでも町民が抱える課題については複雑化や複合化、高齢者問題でも単身でお暮らしいただく高齢者や、それから痴呆症の発症など様々な課題がありますし、各種相談業務の窓口的な役割を果たす地域包括支援センター、これはほのかにございますが、充実強化を図るべ76きだという答申の内容でもありました。今回、町民憲章で講師で来てないですね、あのリモートで参加いただいた山崎亮氏の講話の中でも、地域のなかにお誘い予算が必要であり、住民自身が動くことがまちづくりには重要で、そのために新たな学びをすることが大変大切なことだと講演でおっしゃっていました。コロナの時代や近年の時代の変化でコミュニティが希薄となる現在、煩わしいではなくて自らができることをやっていくことが地域を良くする原動力になります。そして自らがコミュニティを作っているんだという認識を持って暮らすことも大変重要なことであろうと思います。それが快適で安心できる地域まちづくりにつながることとなるんだろうと思っております。人口減少や高齢化が進むなかで、地域で安心して暮らし続けていくためには、地域住民はじめ地域で活動する方々がお互いに協力連携しながら地域課題の解決を図っていかなければならないと思います。行政やその他の社会福祉協議会などの機関や団体だけではなかなかその達成は難しいものであります。まさに地域住民自らが力を出していただくことが大切で、その方々、そして団体・行政結びついて総合的に解決していくことが重要だと思います。現在、置戸町では地域包括支援センターを設置し、担当職員2名を中心に、保健師をはじめ地域の各団体の関係機関との連携を図りながら相談や課題解決の支援にあたっているところでございますが、マンパワーとしてはまださらに足りないというお話もされておりますし、部署は違いますが、新年度は保健師を1名採用いたしますし、臨時の保健師もその他に2名雇用を予定しているところでございます。さて、ご質問のありました専門職の増員についてでございますけども、今計画のなかでも対象者数の増加は微減と想定しておりますが、これからの課題が多様化していく、そして複雑化してきているなかではこの増員は間違いなく必要になるものと考えております。これは役場内部だけではない問題ではありますが、しかしながら、すぐに職員を増員する、正職員を増員する考え方はありません。現状をよく見ながら必要な方のニーズに的確に応えられるよう、社会福祉協議会とともに置戸の福祉を担っている両輪でございます。十分に連携を図り進めていきたいと思います。また、そのほかに住民のボランティア組織などとも連携を取りながら地域で福祉の向上に努めてまいりたいと思います。質問のなかでボランティアポイント制度の導入に対する検討状況の質問がございました。ボランティアセンターは社会福祉協議会に以前から設置されており、地域でのボランティア活動に対してそれぞれポイント制度を設けて、まぁその活動を助長させていこうという目的で設置されておりましたが、なかなかそのポイント制が実現しませんでした。今般の町の行政ポイントにつきましては、これを包含するべく社会福祉協議会と意見交換をしているところであり、今後行政ポイントへの移行につなげていきたいというふうに考えておりますが、どの事業がその対象になるか、どんなことがまだ対象にするべきかという議論の入り口のところでまだ止まっておりますので、これにつきましては社会福祉協議会とも十分検討していきたいと思います。私は福祉や医療はお金もかかります。人手もかかります。これは生きてく上で必要なコストだと思っています。ですが、例えば食事でいけば外注すれば高くなるんですが、お弁当も自分で作れば安くなります。家族の分を作ればもっと安くなります。時間がもったいないということがあれば分担して作ればいいと思います。そして作ったみんなで楽しげに暮らすことも、これもひとつの地域のあり様77だと思います。行政・民間・住民が出せるものを持ち寄って、高齢化社会に楽しく迎えられるようにできる置戸町を私はできると信じております。また、行政と民間、本町でいけば一つの民間といたしましてはなおけともありますが、社会福祉協議会とも仕事の押し付け合いをするのではなくて、どちらが得意分野で経験があり、そしてサービスを受ける人が果たしてどちらが幸せなのかという観点も見ながら、社会福祉協議会との、この福祉の持ち分を真剣に話し合っていきたいというふうに思っております。先程も申し上げましたが、その福祉の推進の一翼であります施設福祉の老人ホーム、特別養護老人ホームにつきましては、10年間の今まで運営の検証を図ってまいりたいと思います。ぜひとも将来に向けて、安定的に住民への福祉サービスが向上、そして供給されるようなシステムづくりに向けて協議を進めてまいりたいと思っております。どうぞご理解賜りたいと思いますし、社会福祉協議会、そしてボランティアを様々な分野でされてる住民の方の皆様にも今後の福祉の全体での底上げにご理解、ご協力を賜りますようによろしくお願い申し上げます。
質問 1番 石井伸二
今定例会に出されております町政執行方針にも高齢化対策と言っていいでしょうが、多くの行数を割いております。まぁいろいろな対策に努めます、行ってまいりますと記されておりますが、町長が言われるような地域力というものがやはりあの高齢化によって減退していることには間違いないというふうに思います。そういったことで、まぁどれだけ実行できるのか、具体的な内容にもよりますが、どうしても心配が拭えない、そんな状況ではないかというふうに思います。ちょっとあの話が長くなるかもしれませんが、一つの例としてうちの母の話をしたいというふうに思います。うちの母は3年前、ちょうど10月の末日だったと思います。脳梗塞により、その後の出血により左半身が動かなくなり、車椅子生活になりました。当初入院した所が急性期の病院でありまして、長期療養はできませんでした。医療費による長期療養リハビリができる病院というのは限られておりまして、当時どちらの病院、転院できる病院というのも満床状態で、なかなかそれこそあの転院できない状況でした。そこで考えたのが、介護認定を受け、介護保険によるできるだけ近い施設でショートステイ、リハビリをしようと考えました。それで福祉センターの方に相談に行きました。しばらく日数を置かれました。どうなっているのかと問いただすと、もう少し病院で改善をされるという、改善を図られるなと思ってました。そんなに急いでないというふうに思ってましたと言われました。こちらの話がこうやって通じてなかったんだろうとがっかりしたわけですが、その後すぐ認定作業に入ってもらいましたが、まぁ認定会議の関係もありまして、タイミングによっては随分待たされることもございます。また、今後に向けてということで、車椅子を乗せる車を購入した際、福祉車両の減免のため、それから公安による駐禁免除の申請をするにあたり、どうしても身障者手帳、障害者手帳が必要であるということから、道の方に申請をしました。その際の申請ですが、非常にスムーズであったと言えない状況です。少し時間がかかりました。まぁこういった、何と言いますか、相談事でまぁ個々の状況や相談内容は非常に多岐にわたるわけ78ですが、今のような相談を受けて、一度経験を積んでいる相談員がいれば、次はスムーズに処理できるんだろうなというふうに思いました。専門職の方は別として、一般職で相談業務につき、経験を積ますため、長くそこに配置するというわけにはきっといかないというふうに思いますが、できるならばそういった相談業務のマニュアル化、または事例集等を作って引き継いでもらって、相談業務を円滑にできるようにしてほしいというふうに思ったところであります。それからまぁポイント、ポイント制ですが、いわゆる有償ボランティアというようなことになるかもしれませんが、非常に自分自身も本当はそういったボランティア等にどんどん参加したい、そういうような思いはありますが、何せ自分の家のことで精一杯です。まぁ余力がないと言ったらどう言っていいのかわからないんですけども、非常にちょっとあの厳しい状況だなというふうに思ってるところですので、まぁ町長が先程から言われているように、地域力でというふうに言われますが、もう少しなんて言いますかね、行政側も智恵を出してもらって、その在宅介護とこうってやってるところに、本当に困ってるというか、そういったところにこうやって手を差し伸べていただけるように、体制づくりを早期に実現してほしいなというふうに思っておりますので、何かありましたら答弁を願います。
答弁 町長 深川
議員お話のとおり、執行方針では福祉分野、医療分野につきましては相当のページ数を割いて私は思いを伝えさせていただいております。まさしく私は、あの福祉が1丁目1番地だと思っております、医療も含めてですね。ただ客観的に見ますと、先程石井議員のおっしゃられましたとおり、本町の福祉の今までの歩みからいくと、施設福祉の方が先行して充実していて、在宅での福祉についてはやはりボランティアも含めた充実がまだなされていないという評価も私はしておりますし、担当からもそこにも手をつけなければならないというお話もいただいております。先程あのそういう手続き上での齟齬や遅れ、大変申し訳なく思っております。あの、なかなか意思疎通ができなかったのかもしれませんが、私はあのプロ化していけばどうなんだろうという議員のお話もありますが、多くの人にこの住民の、苦しんでる人の実態を職員は感じてもらわなければならないという思いで、もちろん有資格者を置かなければならないポジションもありますが、町職員すべからくこういうような福祉職場に携わっていただければなと思いますので、それは組織としてスキルアップを図っていくよう、これからも努力をしていきたいと思います。私、先日ある人がこう言われました。まぁあの置戸に嫁いでる人なんですが、その実家のお母さんが倒れて寝たきりですと。24時間看てなければならないんですが、娘3人でかわりばんこ看ることにしました。それで、その方は週に2日、そこの町へ通ってお嫁さん行ってます。姑さんはその娘を、そのお嫁さん立派だっていうふうに褒めていましたが、私聞いた時にそこの町では、例えばまぁご主人が亡くなったことに、お父さんが亡くなったことによって一人暮らしになって、体調崩されて寝たきりになったっていうことだったもんですから、行政の方に相談したり、施設の方のショートステイなど相談できないんでしょうかっていうお話をしたら満杯で入れない、受け入れてくれない、これが都会の現実なんですよというお話をされました。私はあの私の両親も高齢で、まぁ石井議員と同じようにそのような経験もあります。果たしてどうなのかなってみると、うちはいろいろな施設やそれから病院ご協力いただいて、私も町長を務めながら父親、母親が生活できるような今状況になっています。もちろん施設で長年生活することにはなっ79ていますが、本来であれば父親たちも母親も家には居たかったんだろうと思いますが、なかなかそういかない事情もあります。ぜひとも私は在宅でも私はここで暮らしていきたいという高齢者、そして障がいを受けた方がおられれば、その意に添えるようなサービス提供の確立を目指していけるようなまちづくりを進めたいと思っておりますし、現実の話として介護を抱えたご家族が本当に他の事をやる余力なんてないんだよっていうことも私も実感しました。ぜひともいろいろな制度やそれから機関、そして住民の近所付き合い、いろんな力を借りてですね、本人の意思に沿うような高齢化社会に向けてですね、システムを確立していけたらなと、全身全霊を賭けて取り組んでまいりたいと思います。
質問 1番 石井伸二
なんか、あのすべてなんとか頼むというお願いというふうになってしまっているのかなというふうに思うんですが、町の行政執行方針のなかで地域包括支援センターを軸に支えあい活動などの推進や気軽に集まれる場所の確保というようなお話がありました。先日町長名で介護者の集いの案内が来ました。私はあの前から言ってるんですけども、とてもあの平日の日中にそんなところに顔出せないと。もう少しもっと集まりやすい状況だとか、また誘い合って来れるようなことできないんだろうかと。実際私はあの参加してないのであまり強くは言えないんですけども、まぁそういった点も少し考えてもらって。やることがフラワーアレンジメントって、さすがにあの男の私にとって、ちょっとあの差別的なものになってしまうかもしれませんが、ちょっとあのフラワーアレンジメントは自分では集まってできないなっていうようなことも、こうやって思ったりしまして、もう少しこういった内容、すごくいい集まりと言いますか、いい取り組みだと思うんで、内容をこうやって、しっかり精査して引き続きやっていただきたいなということをお願いして私の質問を終わりたいと思います。