置戸町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月16日
外国人労働者の雇用対策等について
2019年12月16日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「外国人労働者の雇用対策等について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 澁谷恒壹 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 澁谷恒壹
それでは私の方から通告に従いまして質問させていただきたいと思います。多少今の髙谷議員の方から農業関係の方では重複する場所もあるかもしれませんけれどもよろしくお願いしたいと思います。私は外国人労働者の雇用対策等についてということで町長に質問をしたいと思います。近年、慢性的な労働力不足が全国的に続いており、本町でも同様で、この事業を福祉関係の方々が予定していると聞いております。外国人雇用には言葉の問題、宗教的な事柄といろいろな難しいことがありますが、雇用対策を最重点に置き進めるべきで、労働力不足は全町的な問題で避けては通れない問題と思います。オホーツク管内でも国の外国人実習制度に基づき、働く外国人が増えていると聞いております。滞在期間が最長5年間で食品製造業や農業関連が多く、管内では1,416人が働き、そのうち介護職は非常に少なく、言葉の壁、介護用語の難しさなど厳しい状況と聞いております。また、町内では先程髙谷議員も申し上げましたけれども、フレッシュ農園の関係で聞きますと、町内では拓実フレッシュ農園など集約しながら生産性を上げるための手段として進めていますが、今後の労働力不足のことを非常に心配されておりました。議会でも今年10月、道内所管事務調査を視察してきた愛別町では介護施設の関係者が集まり、地域の介護職の人材確保のため、外国人向け奨学資金制度を4月に創設し、9月までに上川、宗谷、オホーツクの5町村が加わりスタートいたしました。この奨学金制度は、上川管内の東川、鷹栖、幌加内と旭川福祉専門学校、各町内の介護施設で作る、いわゆる外国人介護福祉人材育成支援協議会を創設し、この協議会加盟施設で一定期間就労すると返済が免除され、制度にかかる費用の8割が国の交付税措置、2割が受け入れ自治体や施設が負担するとなっております。このように近隣自治体同士がいろいろな形で実施している先進地もありますので、先に向けては我が町も雇用対策を国内だけでなく、外国人も対象にした住環境の整備が必要と思います。町全体の雇用確保としてどのような対策を考えているか町長に伺います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
外国人労働者の雇用対策についてでありますが、議員からお話のとおり全国的に労働者不足というふうに言われてる中でありますが、まぁ本町も同様でして、医療や福祉の専門職、また農業や林業の従事者など、多くの職種で人材が大変集まりにくいというのが今の状況だというふうに認識しております。役場職員の募集でも、専門職あるいはこの臨時職など、限定的職員においても応募者がないわけでありまして、数度にわたって公募を続けているというような状況もあるわけであります。そこでご質問の外国人労働者でありますが、平成30年10月末現在で、全国で146万人程度、年々増加傾向にあります。まぁ国籍別では中国がやはり一番多いようでありまして389,000人、ベトナムが317,000人、次いでフィリピンが164,000人の順になっているようであります。本町では議員もご承知のように、外国語の指導ALT1名の他に、二つの事業所で11人の方が技能実習生として就業しております。そのうち2名については本町に居住しておりますが、残りの1044人については事業所の寮がある隣町に居住しております。その他来年の4月よりきたみらい農協で9人のベトナムの方を受け入れする予定というふうに聞いております。この技能実習制度でありますが、雇用している事業者でも単に労働力として雇用するというのではなくて、あくまでも実習生として、仕事だけでなくて、生活面あるいはご紹介ありましたように宗教の違いだとか日本語教育など、あらゆる面でのサポートが必要となることを認識した上での受け入れがなければというふうに思います。また、そうしたものであるということであります。また、受け入れにあたっては外国人技能実習機構が認定をしております管理団体というのを通すということが条件になっているわけでありまして、現在全国で2,754の管理団体がありまして、オホーツク管内では9つの管理団体が認定をされているという状況であります。そこで働き手の確保という、そうしたことでの対策でありますが、各事業所における従業員の確保は事業者の責任において行うものであって、その部分に町が介入していくということは大変難しいというふうに考えております。また、研修期間内のこの研修でありますけれども、これにつきましてもこの管理団体が行うということになっております。先日の新聞報道で議員もご承知かと思いますが、上川管内の東川町など3町と介護施設の関係者が介護職の人材確保のために支援協議会を設立いたしまして、外国人向けの奨学金制度を創設したという記事でありました。東川町の専門学校で学ぶ介護実習生に対して奨学金を給付して、資格取得後に加盟施設で一定期間就労すると免除されると。この奨学金が免除されるという仕組みのようであります。他の自治体からこの制度に問い合わせが相次いでいるようにも書かれておりました。福祉科高校を抱える本町として、制度としてはいかがなものかというふうに思うところもあるわけでありますが、人材を確保するという策では参考になる事例かというふうにも思っております。グローバルな社会ですので、広く人材を集めていく時代がますます広がることから、既存制度の見直しあるいは新しい制度の創設などにも努めなければならないだろうというふうに思っております。生活面あるいは宗教のこと、言葉のことなども心配なことは多々ありますので、情報もまだまだ乏しく、今この場でまぁ前向きに検討するというのはちょっと言い難いところがあるんでありますが、ただ住宅の関係についてはいつもまぁこうした議論の中では住宅の問題必ず出るんですが、この関係について言えば、事業主の確保が前提ということになりますけれども、まぁ空き家情報のことについては逐次提供できますし、所得要件はありますけれども、町営住宅や若者交流センターについては、こうした公共施設については入居条件に差別がありませんので、入居は十分可能であろうというふうに思います。いずれにいたしましても、事業主から具体的な相談があれば前向きに検討していきたい、応じていきたいと、そのように考えております。あのいずれにいたしましても、事業主がどういう形でこういう人たちを受け入れるのか、その辺がやはりきちんと明確なものでないと、行政の支援もそうでありますけれども、はっきりした打ち出し方はできないというふうに、今の段階としてはそのように申し上げておきたいと、このように思います。
質問 5番 澁谷恒壹
いいですか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
あの、答弁要らなそうなんでやめようかと思いましたけれども、あの一つだけ申し上げておきたいと思います。一つだけというよりはなんとなく念を押すような感じがしますけれども、まぁその労働力として求める部分と、その技能実習生ということで、まぁあの外国人の方を案内するというのかな、来てくださいということとはおのずから違ってくるんだと思います。やはりあの技能実習っていうことになりますと、本当にあの1から10まで含めてですね、教えていくっていうのか、それがなかったらなかなか難しいと思います。もちろんあの外国から来る方も日本のいろんな46その習慣の中で生活するわけでありますから、その日本の風習って言いましょうか、習慣って言いましょうか、そういうことが一つのベースになるんだろうと思います。そうしたことも含めてやはりあの学んでもらうということがベースになるんだと思います。そのことによって日本っていう社会に溶け込んで、そして日本での仕事に力をまぁ尽くすっていうのか、そういうものなんだろうというふうに思います。しかし、一番あの労働力不足という部分で、その福祉関係の職場って言いましょうか、事業所って言いましょうか、そういうところは特にあの人材難の状況だと思います。それはその人の福祉というものに対する技術って言いましょうか、そうしたことが前提になるわけでありますから、そのことをきちっとこの指導もしなければならないということが加わってきますので、より大変なんだろうというふうに思います。しかし、いずれにいたしましても日本全体が人口減になるわけでありますから、外国人の力も借りなければならないというのは喫緊の課題としてもあるんだろうというふうに思います。それは何も私どもの町だけではなくて日本全国に言えることなんだろうというふうに思います。そうした意味では先程来定住自立圏構想のことも触れられましたけれども、そうしたことも関係する1市4町で力を合わせながら、より良い形を作れないものかということを私の方からも提案していきたいというふうに思いますし、1市4町の中でも議論していきたいと、そのように思います。