置戸町議会 平成29年第11回定例会 2017年12月21日
地域住民が学校運営に参加するコミュニティ・スクールについて
2017年12月21日、置戸町議会の一般質問で、澁谷恒壹議員が「地域住民が学校運営に参加するコミュニティ・スクールについて」質問し、教育長 平野が答弁しました。
- 質問者
- 澁谷恒壹 議員
- 答弁者
- 教育長 平野
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 澁谷恒壹
それでは通告にしたがいまして、私の方から教育長に質問したいと思います。地域住民が学校運営に参加するコミュニティ・スクールについて。この制度は児童生徒の保護者や教員、自治会長などで学校運営協議会を作り、学校の活動や課題について教育委員会や校長らに意見を述べる制度で、オホーツク管内で5校がコミュニティ・スクール制度を導入しているということですが、このコミュニティ・スクールは学校と保護者の地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで一緒に共同しながら子供たちの豊かな成長を支え、地域とともにある学校づくりを進める法律に基づいた仕組みということですが、置戸町ではすでに小学校、中学校に学校評議員を平成15年4月より設置し、校長の権限と責任において保護者や地域住民等の意向を把握し、その協力を得て、開かれた学校づくりを推進するとありますが、何か似たような内容にも思います。教育長は先の教育行政方針の中で、いろいろあった中で、子供の体力の低下を掲げ、日常生活の取り組みとして登下校の歩く距離を確保し、基礎体力の向上に取り組み、これまで以上に学校、家庭、地域が連携し、効果的な取り組みを進めるとし、また、中学校も統合してから40年になり、小規模校となりました。小中一貫教育を見据えた教育環境の一層の充実を図ることも掲げておりました。また、小学校が平成21年度に統合されスタートしたわけですが、小規模校と言っても過言ではないと思います。統合する前にそれぞれの地域が住民と密接な関係があり、学校行事が地域のイベントとして位置づけられていたと思います。統合する時に話題としていた地域性を取り入れ、地域と学校が一体となって子供たちのために可能かどうか検討し、進めていくということでしたが、地域との関わりについて具体的に進めていることがあればお聞かせ願いたいと思います。
答弁 教育長 平野
地域住民が学校運営に参加するコミュニティ・スクールについて回答させていただきます。議員のご指摘のあった地域とともにある学校づくりは、新学習指導要領で特に重視されており、本町においてこの理念に配慮した教育課程を編成し実施していかなければならないと考えているところです。地域住民が学校運営に参画し、学校を応援することを狙いとしたコミュニティ・スクールについては、本町ではまだコミュニティ・スクールとは掲げてはおりませんが、 学校と地域が連携共同した活動の推進については、できるところから進めているところです。まず、今年度よりコミュニティ・スクールを核となって推進する学校運営協議会を見据えて、小学校中学校それぞれの学校評議員会、議員からも説明がありましたが、学校運営協議会と重なっている部分が6割、7割、柱は全く学校評議員会と同じだなと考えておりますが、今まで学校評議員会については学校それぞれで行っていましたが、この学校評議員会を学校運営協議会に近づけたいという思い、それから小中一貫教育の推進からも、小中合同で会議を開催した方がいいというふうに判断をして、今年度から、それぞれ行っていた学校評議員会を合同で評議員会を開催することとしました。各評議員から様々な意見をいただきながら、小中それぞれ学校経営そして課題の共有を図ることができて良かったなというふうに考えているところです。また、最も重要となる学校の地域支援については、地域コーディネーター、元置戸小学校の校長の大石先生に担当していただいているんですが、今までは、くるみの方の経営改善に当たっていただいて、その経営改善、課題があった部分についてはかなりクリアできたなというふうに判断しておりまして、これからはこの地域支援の方に重点を置いてやっていただこうということで、この地域コーディネーターの積極的な働きによって充実を図っていきたいというふうに考えています。学校ではどんな地域資源を必要としているのかを把握して、地域コーディネーターがその支援策の学校と地域の窓口になって支援に当たることができるよう準備を進めているところです。今は総合的な学習の時間、キャリア教育、いわゆる職場体験学習ではすでに地域の方々の支援を受けておりますし、今後は授業ですとか、あるいは行事、遠足なんかで地域支援を実現していけたらなというふうに考えています。これは課題となっている教員の多忙化の軽減にもつながるというふうに判断していますので、積極的に進めていきたいなというふうに思っています。今後はさらに地域との一体的な関わりを重視しながら、地域とともにある、特色ある学校づくりを推進していきたいというふうに考えているところです。
質問 2番 澁谷恒壹
今、現在進行している状況のお話をしていただきましたけれども、将来的に見た時に、やはり地域と学校が密接な関係を持っていくのが当然であろうと思いますし、子供はもちろん大人たちが学校に対するいろいろな思いが伝わっていくのかなと。その一つのスタートとしてぜひ進めていってほしいなと、そう思っているところでございます。その中で自分自身を考える時に、やはり町内にいろいろな各種団体がございます。そういった団体との連携が取れていくならば、まだまだ学校と地域が近くなっていくのかなと、そう考えてもおりますので、将来的にはそういったところまでぜひつなげていってほしいものだなと。その中に昨年ですか、私一般質問をしておりましたけれども、その中にパーク場の話をしました。35その利用効率の関係から言っても、そういった事柄が徐々に入っていければ町全体にも広がっていくのかなと、それとこれらがある程度町民に理解をされていくようになっていけば、当然社会教育の観点からも町民も理解しやすくなっていくのかなと、そういうふうにも思っておりますので、ぜひ進めてほしい。それと先般の新聞を見ますと、中教審の方からいろいろ、今回私が質問をしようとしているような内容のものがちらちら出てまいりましたので、そのことも含めてちょっと申し上げたいんですが、外部の部活とか、そういった指導者については各自治体が指導者を養成して、その分の予算は国の方で予算化していくというようなことが出ておりましたし、そういったことが充実していくことによって、今言われていたような内容のものがスムーズに持っていかれるようになるのかなと。先生方の負担も当然軽くなっていくだろうし、そういったことでぜひ進めていただきたいなと、そう思っております。先に向けてはそういうようなこともございますし、教育長には先頭に立ってやっていただきたいとそういうふうに思っているところでございます。現在の置戸小学校あるいは中学校、統合になってもやはり先程申し上げましたように小規模な学校でございますので、ぜひそういったことではやっていってほしいし、またやれるんじゃないかなと。自分が教育委員をやっていた時にも感じたことは、学校側のカリキュラムとどうも町全体の人たちの理解との差がかなりありまして、本当に子供の数が少ないのにどうしてそんなに忙しいのかなみたいな、そんなこともよく言われましたので、そういう部分が来年度以降は文科省を先頭にそういうことの解消と言いますか、問題の解消につながっていくのか、課題解消と言いますか、そういうようなことで持ち上がってきたのかなと、そういうふうに思っておりますので、ぜひこれを実現するためにがんばっていただきたいなと思っております。以上、私の方はそういうことで、これから教育長が先程、答弁いただいたんですが、その他に教育長の立場でこうしたいということがもしあればですね、具体的に聞きたいところもあるんですが、それは持ち合わせはありませんですか。
答弁 教育長 平野
道教委それに文科省から年々いろんな政策が降りてくるんですが、どうも最近は中央寄りでしかも一律でということで、なかなか置戸町のような小さな地域を十分把握していないままに降りてきているなということがあって、議員が教育委員長時代にもそうですが、その施策に反感を覚えたり、議員の力を借りながら抵抗してきたこともありましたが、このコミュニティ・スクールについても今のところ何か形だけを作って、後で中身をつけていくというような動きが何か感じていて、少し時間をかけながら判断していきたいなというふうに思っているところです。それでですね、ちょっと学力学習状況調査の数字をちょっと紹介させていただきたいんですが、家の人と学校のことを話すかという質問で、置戸町の小学生は80%話す、中学校で75%話す。これは全国平均より高いです。あと、家の人が授業参観や運動会に来てくれるかという質問では小学校、中学校とも100%です。これは凄い数字です。あと、地域の行事に参加していますか。小学校87%、全国平均62%です。中学校80%、全国平均33%です。ボランティア活動に参加してますか、小学校93% 、全国平均59%。中学校90% 、全国平均70%。地域の大人に勉強やスポーツを教えてもらったり遊んだりすることがありましたか。小学校100%です。全国平均40%。中学校4360%、全国平均23%ということで、これはもう胸を張って自慢できる数字だなというふうに考えています。置戸の子供たちは家庭で、そして地域にしっかりと見守られながら育っているということがこの数字からわかります。置戸で中体連の応援に行くと、大きな北見の学校よりも遥かに多いです。お父さんお母さんもちろん、おじいちゃんおばあちゃん、そしてもう子供がいなくても地域のおじさんおばさんたちが応援に来ている。まさにこれが地域支援だなというふうに考えています。それぞれ年代年代できちっと役割を果たしながら子供を育んでいる。だから置戸の子供たちは健やかに育っているんだなというふうに考えております。これが本当の地域支援だなというふうに私は判断しています。これをなくさないようにしっかりとやっていきたいというふうに考えているところです。
質問 2番 澁谷恒壹
現状と置戸町の子供たちの日常の生活等をお知らせしていただきましたけれども、大変喜ばしい内容だったなと、そういうふうに思ってもおります。したがいまして、あと我々町民としてのやはり学校に対する思いなり、協力体制がどういう形でできるのかなというのがそれぞれの地域やあるいは組織等で検討あるいは交流ができるのであれば、そういったことも含めてやっていくのが子供たちのためにもなるのかなと、そう思ってもおります。そんなことで、私の方からは以上で終わりたいと思いますけれども。最後に先程の文科省から出た部分で行きますと、ちょっと申し上げたいんですが、公立校に外部人材を7,500人を負担軽減ということで部活の指導等に補助するということが具体的に謳われておりますので、これらについても十分検討していただきたいなと思いますし、現在の学校のカリキュラムの中では無理かもしれませんが、このように学校と地域が連携し、実践するということが、先程申しましたように町全体に社会教育として進めていく必要があると、そういうふうに感じております。そこで学校教育、社会教育現場の先頭にいる教育長でございますので、各関係機関との検討も必要と思いますので、その方向に向かっていくことを期待しまして私の質問を終わりたいと思います。