置戸町議会 平成29年第9回定例会 2017年9月13日
碧水川の治水対策について
2017年9月13日、置戸町議会の一般質問で、前田篤議員が「碧水川の治水対策について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 前田篤 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 前田篤
私の方からは、碧水川の治水対策について伺いたいと思います。今年の7月16日の集中豪雨で、境野地区では、道道北見置戸線が境野公民館付近で70センチほど冠水をいたしました。昨年も8月の連続して襲った台風によって、集中豪雨により町内各地で被害がありました。特に境野では、3ヵ所、いつもあるところが市街地の公民館付近の道路、それから、2号線の墓地から降りてきたところの交差点付近、それから3つ目が、今回質問させていただく碧水川であります。境野地区では、その水害のたびに一番割と多く災害出動で多い場所が碧水川の小学校付近の左岸であります。そこから越水をしまして、住宅が床下浸水する危険性があったりで、消防団では水防活動に対応しております。そんな時に確認で私ぐるっと周りを見せてもらったこともあるんですが、豊住の旧道側に回り込んでみますと、それ程の水位ではない。まだもう少し余裕があるということで、なぜそうなるのかなというふうに確認をしてみましたら、旧ふるさと銀河線の旧鉄橋部分の境にして、上流付近で水嵩が多い。それを境とした下流部分では、水位が下がるということがあるのではないかということで、地域の人達とも話し合ってみますと、地域の耕作者からは、不安の声もあったりですとか、その原因がやはり鉄橋にあるのではないかということを皆さんも認識しておられ、鉄橋撤去を希望する話も多く聞いております。町長の考え方を伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
碧水川の治水対策についてということで、ご質問をいただきました。町内、豊住地区の畑地帯を流れる碧水川の治水対策でありますが、これまでの碧水川の改修工事の経過について少し触れたいと思います。愛の川との合流部分になるわけでありますが、ここが工事の起点として、2,830メートルの区間、豊住の6号線と7号線の中間あたりが終点ということになりますけれども、この2,830メートルの区間を改修工事としてやってきました。昭和59年から平成3年にかけて、国営事業で行いまして、そこから上流、1,480メートルの区間を道営事業において、平成4年から平成7年にかけて改修し整備を終えていると、こういう経過であります。近年、異常気象ともいえる集中豪雨が頻発しているのは、ご案内のとおりであります。特に、平成24年7月25日の豪雨では、安西さん裏手から上流にかけての急流水量って言いますか、この区間において、水路から水が溢れまして、法面の洗掘だとか、それから排水路の破損、これら等が発生して、破損部の改修を道営の畑地帯総合整備事業で現在改修工事中であります。平成30年、来年には完了予定ということになっております。そこでご質問の、旧鉄橋部についてでありますけれども、今申し上げました改修工事にあたりまして、国営、道営、全区間の流下能力、これについて調査をしておりまして、ご指摘の箇所につきましても、計画水量を流す能力は、調査した結果ですけれども、十分にあるという結果が実は得られてます。しかし、ご承知のようなカーブという状況がありますので、河川勾配のいわゆる変化点であると共に、今申し上げた線形がカーブしているということから、水が溜まっているように見えます。目視では、ほとんどそう見えます。私も見えます。そういうような状況があるわけでありますが、下流にはここより流下能力の小さい箇所というのがありまして、鉄橋を撤去しても、それが最善策ということにはならないだろうというふうに今判断しているところです。従いまして、ちょっと規模のことで49申し上げますけれども、鉄橋の大きさっていうのは、幅3.5メートル、高さが2.2メートル、長さが13.5メートルあります。この鉄橋を撤去したらいいんでないかというような話だったですが、国営区間においては、施設財産というものが国のものになっておりまして、まだ譲与されておりませんので、改修工事を行うとすれば、開発局との間でのやり取りが必要になってきます。当然ながら、局の承認がなければ撤去した後の、おそらく護岸工事をやれというような条件が付くだろうと思いますけれども、それらについても、承認を得られないとやれないということであります。従いまして、今申し上げたことを総合的に考えてのことでありますけれども、先月8日でしょうか、旧道から愛の川の合流点にかけて土砂上げを実施しておりますが、そこから上流部につきましても、農作物の収穫後に随時実施していく予定をしております。土砂上げを実施していく予定をしております。当面は、そんな維持管理を徹底したいというふうに考えておりますので、そのようなことでご理解いただければなというふうに思います。なお、地先の方の理解が前提ですけれども、この理解が得られれば、岩崎さんの前から4号線にかけまして、上げた土砂を築堤の堤防と利用してみたいと、そのような形をやりたいというふうに思っていまして、後は地先の人達の理解が得られればそういう方向でやっていきたいというふうに思っております。恒久的なものではありませんから、ですから将来に向けては、開発局との間で、鉄橋の撤去という部分も含めて話としては詰めていかなければならないなというふうに思っております。現状含めて申し上げましたので、そうしたことでご理解いただければというふうに思います。
質問 1番 前田篤
私の方でもこの質問をさせていただくにあたりまして、再度現場の方に足を運びまして、水位メジャーを使いまして、その上流の形、どのぐらいの幅があるのか測ってみました。今、町長の答弁いただいた内容のとおり、まさに鉄橋部分ですが、コンクリート内側の幅は、3.5メートル、高さは2.2メートルでありました。その上流はということなんですが、その上流に人道橋、その鉄橋にも使われておりませんし、その10メートル上流に人が歩ける幅だけの橋もコンクリート橋もあるんですが、その上も使われておりません、現状。それで、そこの地点のところで測ってみたのですが、そこでは上の堤防間の川の幅が約8.4メートル。それから、高さとして2.4メートル。そして、逆台形の形をしておりますので、そこの部分が1.4メートルで、先程の鉄橋部分の積で申し上げると、7.7平方メートルになるわけですが、約。上流の部分では10.0平方メートル、約そのぐらいになって、土木工学の答えとして現状で問題がないというお答えがあるのかも知れませんが、確実に鉄橋の上流の断面積と橋の部分の断面積には、2.3平方メートルの差があると。先程、町長のお話で、下流でそこまでの水を流す能力もない部分もあるのだというお話ありましたけれども、下流にいけばもう住宅はありません。あのカーブの時点の付近には、もとの小学校の教員住宅ありますから、結構な戸数の方が住んでおられます。そして、そのすぐ住宅の横を溢れた水が流れるものですから、やはりこれは何らかの対策を取った方がいいのではないかということで、今回質問をさせていただいたわけであります。割と碧水川っていうのは、畑の真ん中をはしっている川でありますから、随分橋があるんですね。7号線の橋、6号線の橋、5号線がぶどう園の方から降りてくるところの5号線の橋があった後すぐ50に道道北見置戸線をくぐりまして、4号線の橋を通った後、今申し上げている、銀河線旧鉄橋のところを通ります。そして、旧豊住の旧道のところの橋をくぐりまして、あと畑に通うための2つぐらいの橋を通る。全部で10ヵ所橋があるのかなと。長さの割に、幅の割には随分橋の多い川なのかなと思いますし、川は橋があればあるほどリスクがあるのかと思います。その辺も含めまして協議が必要だということでありましたけれども、なくなることが一番いいのかなとも私は考えておりますので、再度町長に検討いただきたいと思います。
質問 佐藤
町長。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
今、現状をお話いただきました。そのとおりであります。あそこには、人が歩く橋もあるよと。率直に申し上げて、どれもこれも人が造ったものです。それは、人が要求したものです。それに答えてきた結果として、それは隘路となってそこから問題が生じているということも言えると思います。流下能力があったとしても、特に、境野の住宅っていうか教員住宅があったとこ、ここなんかで言うと、まさに90度に近いような川の流れ方してますから、ですからそこで大きな隘路っていうか問題を生じているのも事実だと思います。しかし、今すぐ何か改修を手掛けるといった場合に、クリアしなければならないという問題も先程申し上げたとおりであります。しかし、いろんなことでの自然災害ということを心配しなければならない時代でもありますから、当面は差し迫った問題として、川の土砂を上げて、それを築堤に使うということで、いわゆる維持管理で当面はしのいでいこうという考えでありますけれども、将来にわたっては、特に必要な橋でもありませんし、文字通り心配のないような形にするには、もっと流れの良い線形も含めて考えなきゃならない川の一つだと思ってますから、その辺のことは、国とも十分協議をしながら善後策を講じていきたいなと、このように思います。当面は維持管理でいきたいというふうに思ってますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 前田篤
そのような答弁いただきまして、そういう方向でぜひ進んでいただければなというふうに思っております。町長も境野出身でいらっしゃいますので、この碧水川は、もともとは境野小学校の下を流れて、プールの水利に使って、そこの裏から愛の側に注いでいた川であります。学校改修とプールの移動とかの時に、多分その頃に、あそこから南にぐっと曲げられて、何て言えばいいんでしょうか、今の愛の川と常呂川が合流する近くまで水路を変えて、そちらにひかれているわけですけれども、確かに、そこでぐっと曲げることにより極端な川としての曲りがあるというのも、やっぱり弱点の一つなのかなとも思いますので、最終的には、開発局との協議の中で鉄橋できるような方向でぜひ進めていっていただきたいと思います。以上で質問を終わります。