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訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日

酒谷川の治水対策について

2016年9月14日、訓子府町議会の一般質問で、山田日出夫議員が「酒谷川の治水対策について」質問し、町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、農林商工課長 遠藤琢磨が答弁しました。

質問者
山田日出夫 議員
答弁者
町長 菊池一春、建設課長 山内啓伸、農林商工課長 遠藤琢磨

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 山田日出夫

4番、山田日出夫です。冒頭、先月相次いだ台風および停滞前線による豪雨で被災された皆さんに心からお見舞いを申し上げます。また昼夜を問わず災害対応に当たられました役場、消防、関係団体の皆さま、大変ご苦労さまでございました。では、通告書のとおり一般質問をさせていただきます。毎度のことでありますけれども、時間制約がわれわれにはありますので、回答は簡潔にお願いをしたいと思います。まずはじめに、酒谷川の治水対策について。先月本道を直撃した台風および停滞前線の豪雨により予想外の被害が発生しました。これまでも中小河川の越水が繰り返されておりますが、流域面積が広く支流の合流やカーブが多い酒谷川、特に下流における治水対策について、今後の方針を伺います。

答弁 町長 菊池一春(町長は2023年3月まで)

ただいま「酒谷川の治水対策について」お尋ねをいただきましたのでお答えします。酒谷川につきましては、高園から東幸町や西幸町の住宅街を経由し、穂波で常呂川に達する河川で、主要道路を横断することからカーブが多く、また、西訓川や穂波川と合流することもあり、過去においても大雨により中小の被害を受けております。今回の一連の台風によりまして、流域の住民から不安の声が多数寄せられ、学園橋付近への土のう設置や西訓川との合流地点に大型土のうを設置するなどの対策を講じたところです。これらの対応や昨年度、町単独事業で東幸町地区の積ブロック布設替えを実施した効果もあり、西幸町や穂波地区で一部、護岸の崩れや河床の流亡などの被害がありましたが、幸いなことに大きな越水等は起こりませんでした。今後の方針といたしましては、線形変更など大規模改修は難しいと認識しており、今回の災害復旧を活用し、被災した河床へのコンクリート打設の実施や西訓川との合流点および穂波地区の道道を超えたカーブの護岸をフトン籠で補強するなど、早急に治水対策に努めていく考えですので、ご理解賜りたいと存じます。

再質問 4番 山田日出夫

回答いただきましたので再質問いたします。今回は被災が全町に及んでいることは十分理解しておりますし、早い復旧を願っておりますけれども、私が住む地域を流れる酒谷川に絞って質問をさせていただいております。今回の豪雨は地域の方々も驚き心配した、記憶の中で最大級の流水の量、勢いだったということでありました。数日間地域を回ると橋や畑で祈るように濁流や越水を見つめる農業者や一般住民の方、流出した玉ネギを無心に熊手で引き寄せる農業青年もおり、痛々しい皆さんの姿がありました。自然の猛威はときどきこのように人間の力を超えますが、自然に立ち向かえるのも知恵や技術を持っている人間であります。まずこの酒谷川の河川管理者はどこでしょうか。課長お願いします。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

訓子府町で管理しております。

再質問 4番 山田日出夫

管理者は町ということであります。酒谷川ですね、この回答にもありますように、集水面積、延長、支流の多さで町内でも1、2を争う河川だと思っております。過去から豪雨のたびに増水を繰り返し、地域住民、農業者等を悩ませてきました。東幸町の住宅街で酒谷川本流と西訓川がT字に合流しますけれども、この点の改修が今議会の補正に出されたことは結構なことだと考えております。この川はこの合流点から水量と水勢を急に増します。さらに穂波団地の下で穂波川と窮屈なY字合流をし、流れが急に停滞し、今回も付近の玉ネギ畑に越水しました。住宅地への浸水も心配されるほどの水位になりました。穂波川合流点から南12線を超えますと東に90度折れ、下の龍田牧場の地先まで数百mの間で流水エネルギーに逆らう極端なカーブを6回繰り返します、S字も含めて。畑の拡張をはじめ、暗渠あんきょや排水路の整備は長い間をかけて相当力を入れて生産力を高めてきた農業のまち訓子府町であります。しかし、暗渠や小排水路の受け口、出口の代表ともいえる酒谷川の水位はいまだこのありさまでございます。川下のハード的な治水をしっかり実施していくことこそ、完全な農地整備といえると思います。つまり素人の私が考えるに、災害復旧事業で対応するという回答がありましたけれども、いわゆる対処療法的な原状回復といえるかと思います。そうではなくて、越水を防ぐためのカーブ付近の、カーブ付近だけではないのですが、特にカーブ付近の土砂上げ、断面拡張や側面装工のかさ上げをしなければ抜本的な治水対策とはいえないかと思います。この抜本的な対策について、先ほど若干町長から国に対する要望等の回答もありましたけれども、今後の前向きの工事について、特に今言った手法について伺います。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

確かに特殊な川といいますか、蛇行していろいろな川が合流するというような川になっています。整備当時と環境も変わっているというのは確かに事実です。ただ答弁でも申し上げましたとおりなかなか全面的に川下から全部を改修していくというのは、これはもう大変な大工事になるということもあります。そして今回については、特に穂波のカーブのところですね、このところは完全に壊れていますので、ここについては、どうしても国の事業を使うと原状回復ということにはなると思いますけれども、これについてはもう完全に積みブロックが落ちているというようなことがありますので、ここはもうそれを撤去してコンクリートの壁を畑側ですけど、コンクリートの壁をつけて、その上にフトン籠を設置するようなことで護岸が崩れるのを防ぐとともに、若干になるかもしれませんけれども、どうしても真っすぐ当たっていくということがありますので、ある程度、護岸の高さを今よりも高くすることによって、下流には影響を与えない程度の高さには制限されますけれども、なるべく畑に越水しないような工法をとっていきたいというふうに考えています。これについては西訓川との合流地点のT字のところのぶつかりのところも同じような考え方でコンクリートまではいかないかもしれませんけれども、フトン籠である程度はちょっと高くするようなかたちにして越水を防ぐような工夫はしたいというふうに考えております。

再質問 4番 山田日出夫

行政の方もですね、今の断面なり側面の装工ではなかなか限界があるということの認識はあるようにお聞きしました。それで土のう等で装工は無理だけれども、かさ上げをなるべく図りたいということでございます。どうなのですか、道道を超えて90度曲がっている木村さんの地先に例えれば内側の土がえぐられて、もう完全に装工としての役割を果たしていないかと思いますけども、あそこが代表的なカーブだと私も見ているんですけども、あそこのカーブの断面を増やすというのは、これなかなか大変なことですから、ずっとT字の、東幸町のT字の合流のところから土砂上げなりね、土砂上げると今より実質断面が増えるわけですから土砂上げ、それと願わくば土のうではなくてですね、カーブをきった外側のアールのところのコンクリートのかさ上げをですね、少しでも上げるとかなり危険度が下がるんですよね、もうよく認識されていると思います。だから土のうということではなくて半永久的なコンクリート装工に極力努めていただくような検討をお願いをしておきたいと。それと最後になりますけれども、この川は長い間、洪水に悩まされてきました。私が若いころに西幸町、東幸町で越水してですね、土のうを積んだ記憶があります。今回も職員の方はいろいろご努力されておりますけれども、一番心配しているのは住民の方なんですね、住民ですから。地元の実践会や町内会、関係者との情報共有、今後のですよ、今後の情報共有や連携、協議も大切だと思います。また先ほど知りましたけれども、9月7日に発信された災害取りまとめのファクスの対応の紹介もありましたけれども、これらもですね、議員にですね、やはり情報として知らせていただかないと、まとめた結果の予算だけが出されて、さあ審議してくれというのもちょっときつい面もありますのでね。何でもそうですけれども、私は昔から言っていますけれども、議員に対する情報というのは、住民と同時、先でということはいりません、同時ぐらい、もしくは若干遅れてでも結構ですから情報を提供していただきたいと。情報の関係と装工のかさ上げ、この2点について、再度お聞きします。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

装工のかさ上げのことに関しましては、今後、今回の災害では先ほども言いました2か所について限定させていただきますけれども、こういう言い方、検討させていただきたいと思いますが、あと土砂上げについては広域の環境保全の中で実施するということも計画されていますので、その中で言われたとおり土砂上げをして、なるべく断面を結果的に広くしていくというような取り組みは進めていきたいというふうに考えております。

答弁 農林商工課長 遠藤琢磨(農林商工課長は2020年3月まで)

情報の提供というか、そういう部分で先ほど工藤議員の一般質問の中でも私の方から回答しました農家の皆さまへのファクスの件、議員ご指摘のとおりというか、今回については、先ほどの回答でも回答したように、急を要するというような部分もございまして、まずは農業者の方にということでファクスは送らせていただきました。議員ご指摘のとおり当然議員の皆さんにも同時にでもいいから情報提供は必要だよということについては、一つの反省点ということで今後そういう部分に関しましてもですね、最善の注意を払って対応していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 4番 山田日出夫

地元との情報共有、今後ですよ。

答弁 建設課長 山内啓伸(建設課長は2018年3月まで)

地元との情報共有の関係なんですけれども、これについては災害時という意味だと思うんですけれども、今回もそういう組織がなくても十分いろいろな町内会長を中心にかなりそのときそのときの状況というのは、つぶさに連絡をいただいていますし、もちろんわれわれの方も誰かかれかが現地に出向いて実施していますので、こういったケースについては特に酒谷川については、むしろ他の川の方がいろいろな部分があると思いますけれども、それについても実践会長が中心に連絡をくれるような仕組みにはなっていますけれども、そういった既存の連絡体制で対応できるかなというふうに認識しています。

再質問 4番 山田日出夫

その点はよくわかっているし、されていたと思います。私が言いたかったのは今後、改修に向けて、いろんな対応のときに地元と十分協議をしたり連携をとってほしいという意味ですから、当然されると思いますので、答弁は結構であります。

出典:訓子府町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる