置戸町議会 平成29年第7回定例会 2017年6月16日
消防団員の充足状況と町職員等の入団促進について
2017年6月16日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「消防団員の充足状況と町職員等の入団促進について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤勇治 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 佐藤勇治
次の質問に移りたいと思います。次に、消防団員の充足状況と町職員等の入団促進について伺います。地域の災害活動の中核となる消防団員の確保は、全国的にも地域防災力の充実という点で課題となっております。本町におきましても、分団によっては定員に対する充足率にばらつきがございます。直近の調べではございませんが、今年2月1日現在の調べでは、置戸消防団全体で定員127名に対し実人員が106名、充足率が83.5%ということで、定員に対して21名の欠員となっておりました。この中で、特に置戸分団では、充足率72%、14名の定員が生じております。また、勝山分団では、充足率75%、5名の欠員となっておりますが、その他、境野分団、秋田分団は、各1名ずつの欠員で、この2分団につきましては、ほぼ充足されているということでございます。団員の確保は消防活動に最も重要な事案であり、消防団は地域防災力の要でもあります。企業や団体、個人商店主あるいは農業者など、これら団員を構成する民間人の団員確保は、年々厳しくなる中、全国的に、あるいは全道的な自治体職員の団員としての実態の資料につきましては、手元にはございませんが、消防団員の確保と消防団に対する支援ということで、自治体消防を統括する町長の立場から、若い職員の中から、また、今年から採用いたしました地域おこし協力隊員に対しても、積極的に地域に貢献する立場から入団を推進すべきと思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
消防団員の充足状況と町職員の入団促進についてということでありますが、地域防災力の充実という観点から、消防団員組織の維持、また、人員の確保ということは、過疎や高齢化が進む中で、全国的な課題になっているわけであります。議員の方からもお話がありましたけれども、現在、置戸消防団は、4分団と女性部で構成配置されておりまして、団員定数は127名、実人員は103名で、定数で比較しますと24名の欠員状況であるということであります。この定数につきましては、昭和47年の北見地区消防組合発足時から、実は変更されずに経過しております。近年では、平成21年に127名の完全充足から年々減少しているということであります。現状では、これもお話ありましたけれども、置戸分団が14名。勝山分団が5名の欠員ということになっていまして、分団を通じて各事業所等の協力もいただきながら、随時団員を募っている状況です34が、減少傾向が続いているということであります。北見地区消防組合全体でも、昨年の統計では、総数が820名に対して726名と、北見地区消防組合全体でも100名ほどの減員状況があると、そういうふうになっているということであります。団員の高齢化等による近年の退団の状況、あるいは年齢構成から見ますと、今後とも団員確保は継続してまいりますけれども、定数につきましては人口減少、あるいは住宅の防火構造、あるいは環境改善、防火対策の推進等から、火災の発生は減少傾向にあるわけであります。また、管内の同規模と言いましょうか、同じぐらいの規模の町村の団員数を見ますと、80名から100名の定数でありまして、本町の充足率は決して低くないというふうに認識をしているところであります。今後は消防本部及び関係機関と協議を行って、置戸消防団員の定数の見直しを図っていきたいというふうに思っております。それから、町職員の関係でありますけれども、町職員は、ご承知のように災害発生時に被災者の救護活動と言いましょうか、これを一番の中心に据えておりまして、この救護活動をはじめ生活支援の活動等の役割、これを担っているわけであります。消防とは密接な関係のもとに、そうした任務にあたっているわけであります。また、お話がありました地域おこし協力隊員については、1年ごとの契約によって一定の任務に着く人事的な職員であることから、消防団員にはそぐわないんじゃないかなというふうに考えているところであります。以上のことから、町職員あるいは地域おこし協力隊員の加入促進というのは、現状の中では考えていないというふうに申し上げたいというふうに思います。
質問 4番 佐藤勇治
町職員の入団も地域おこし協力隊員の入団も不可であるという、そういう答弁でございました。定数の見直し、それから置戸町の人口も3,000人ぎりぎりということになってきましたので、それはそれなりの消防団のあり方だとか、特に今置戸的に言えば4部制を、その部制のいろいろ統合とか、いろいろ検討課題はたくさんあると思いますし、地域にあった消防団の確保ということで、これから協議、見直しをするということで今後進めていくということの回答でしたので、その方向に進むんだろうと思いますし、必ずしもですね、今団員が103名ということですので、この町の規模としては、充足はある程度満たされているんでないかという町長の回答でございました。これはこれとして、地域の消防の活動のために日夜努力されている103名の方について、今後とも頑張っていただきたいと思いますが、ただ心配したのは、町長が何て言いますか、町の消防を統括する管理者と言いますか、管理者は北見地区消防組合の管理者は北見市長なんですけど、置戸町の消防団を管理するというのか、統括するのは町長でございますし、団員の確保ということは一番大事なことだと思いますし、あと、職員については、一事業所という単位で職員の方70数名おられますけど、その中で一人でも二人でも置戸町役場が民間の同じような事業所という立場を考えた時に、若い方で志のある方で、一人でも二人でも消防団に入っていただいて、消防の活動を実際に体験してもらうと。そういったことで、たくさんの役場の職員をたくさん入れろということじゃなくて、一人でも二人でも、その中から消防団に入っていただいて消防の活動を支援していけばどうかなということの私の意見でもございます。それで、今年、北見地区消防組合の執行方針が示されました。この中に管理者の中から、当然民間35の消防団活動に協力している事業所に対する検証、これは置戸もこの間ありました。2つ目の事業所ということで検証しておりますが、その他に北見地区消防組合としては、執行方針の中に公務員等の入団促進等も取り組みたいということで明確に謳っております。そんなことを含めまして、北見地区消防組合の傘下である置戸町消防団としてもですね、そういった部分でぜひとも取り組みについて、今後検討と言いますか、いろんな形で調査、研究と言いますか、そういうことを含めて、ほかの自治体職員も、他の自治体の職員も団として活躍しているところも、ないとこはないと思いますので、そういったことを含めて今後の検討課題と言いますか、そういったことを含めて何らかの形で町の職員が1名でも2名でも団に入って、その消防団の活動を支援していく、そういう考え方がないかということで質問させていただきました。そんなところで、そういったことを含めて、再度ですけど、町長の考えがありましたら伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
お話は理解しているつもりです。ただ、私は形をそんなに重視することはないんじゃないかなというふうな思いを持っております。置戸の場合で申し上げるならば、支署の14名体制なんですが、実にしっかりしているというふうに思いますし、その置戸消防支署と町の職員との関係については、非常に先程も申し上げましたけれども、密接な関係があるというふうに思います。これは、長い消防と町の職員との長い歴史だと思います。ですから、サイレンが鳴ったら、議員もご承知のように、私の方からどうこう言わなくても、職員は支署の方の事務所の方に駆けつけると。そして、火災であれば、その状況に応じて担当のっていうか、課長の指示のもとで動くというような体制になっているわけであります。このことは特段訓練しているわけでも何でもありませんけれども、やはり長い歴史と言いましょうか、長い消防との関係が、あるいはその関係を構築してきた結果だというふうに思います。そういう意味では、今の形、私は決して悪いものではないというふうに思いますし、職員一人ひとりが、いざ有事の時には、そうした行動を、ある種個人の判断として必然的にそうなっていくということが、私は非常に望ましいんじゃないかなというふうに思っております。どうでしょうか、そういう意味では、消防という部分では、職員素人でありますので、いろんな形で手伝いたいという思いで行くんでしょうけれども、あまり迷惑かからないような、先程も申し上げましたけれども、やはり被災したところの家族と言いましょうか、そういう人たちに寄り添って行動していくというのが、ある種町の職員としては、ベストではないのかというふうに思います。しかし、消防団員が将来にわたって、ますます充足率と言いましょうか、不足を生じているんだというような状況が発生してくれば、また議員からお話がありましたような、町の職員が消防団員になるというようなことも考えていく必要があるのかなというふうに思いますけれども、当面はその必要性はないんじゃないかなというふうに思っているところであります。
質問 4番 佐藤勇治
当面は、100名を超える団員さんがおられますので、3,000人の人口規模の町としては、今のところ考えるところはないということで、将来的なことは別として、そういった回答をいただきました。全国的などんな動きが出てくるのか、ちょっと私も分かりませんけど、一定程度消防組合として、北見地区消防組合として行政の執行方針の中に管理者からそういっ36た公務員等の入団促進も考えなければならないという方針を示されましたので、そのことについて町としての考えを伺ったところでございますが、とりあえず置戸町は、まだ団員さんの充足、定員に対する充足っていうのは低いんですけど、同規模の町としては、それ相当の人数が確保されているということで当面はないということで、その回答を持って今回の質問はこれで閉めたいと思いますが、昨年ちょうど、置戸町消防公設されまして100周年の記念式典が行われました。100周年ということで、今年は101年目ということで、新しい消防団という歴史が刻まれてくるんでないかと思います。そんな中での今回の質問と、それから今年7月9日、北見分会の消防演習大会が置戸町で開催されるわけですが、これらの機会を捉えまして、やはり消防団の確保が非常に全国的に課題になっているということもいろいろ言われておりますので、今後とも消防団員の確保、それから消防団の充実、そういったことを含めて今後とも町として支援していただければと思いまして、私の質問はこれで終わりたいと思います。