置戸町議会 平成26年第9回定例会 2014年12月19日
議事録に件名の記載なし
2014年12月19日、置戸町議会の一般質問で、岩藤孝一議員が質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 岩藤孝一 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 岩藤孝一
2点目の質問ですけれども、町長の方からいろいろと答弁いただきました。また、従前の置戸の公営住宅の建て方ではなく、サービス介護付きの住宅というような高齢者専用の住宅というような話も出ました。そんなことを踏まえまして、施設整備課にちょっと聞いてみたんですが、現在の町営住宅の入居状況というのはどうなっているんでしょうねということで聞いてみました。そうするとですね、148戸は現在入居していて、そのうち65歳以上の高齢者の単身入居者は50戸というような答えをいただきました。それを聞いてちょっと愕然としたんですが、現在の町営住宅の約3分の1が高齢者が単身で住んでいると、そういう状況を考える時に、この平成28年、また平成29年で予定されている12戸の新築予定の公営住宅、これがですね、先程町長がまちなか団地の建設が終わった10戸についても、高齢者が入る十分な作り方をしているというような答弁でした。けれども、今後の置戸の状況を考えると、今までの建築様式で本当にいいのかなという気がいたします。この銀河線跡地利用に関して、構想図としてパースの絵が出てきたと思います。これはあくまでもたたき台ということで、パースの図面というものを出したと思っています。けれども、私有地に勝手に役場の中で書き込んだものだから、これはまぁ現実的じゃないものもあるという説明で図面を示されたという部分もありますが、その中に若者と高齢者の共同住宅というような図面も絵も書かれていたと思います。このものは全て、これがいいとは言い切れません。けれども、そういったことも含めてですね、先程町長サ高住というようなことででも出てきましたけれども、そういう形を含めた高齢者のための町営住宅、公営住宅というものがどんどん必要になってくるのではないかなというふうに思います。その辺り町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
どのこともそうだと思うんですが、やっぱり常に負担が伴うということだと思います。もちろん入居する方々も少しでも家賃が安い方が良いわけですけれども、いわゆるサ高住なんかが典型だと思うんですが、住まいと同時にサービスを受けるということでありますから、当然ながらその家賃と言いましょうか、入居するにあたっての利用料金というのが高くなって来るわけであります。そうした中で、いろんな方々がいらっしゃると思います。年金でそれを対応できるという方もいらっしゃるでしょうし、年金だけでは対応しきれないという方もいらっしゃると思います。そうした中で、やはり、サ高住というのとちょっと違いますけれども、先程申し上げました置戸の養護老人ホームなんかは、そういう意味では低家賃という言い方が合っているかどうかは別にしても、一定程度、経済的にも決して豊かな方でなくてもなんとか入れるような施設があるということだと思います。高齢社会と言いますか、高齢化の方、また高齢でなおかつ単身の方というのが、これから間違いなくそうした方向で増えていくということも現実の問題として避けられないというふうに思います。そうした中で、そうした高齢者の方の住まいというものをどういうふうに考えていくのかということは極めて重要なことだというふうに思います。思いますけれども、本当にこの置戸の町の中でサ高住というようなものを仮に作ったとしても、入居を十分期待できるのかどうかということも十分検討しなければならないというふうにも思います。そうした意味では、今の置戸の老人ホームのありようと言いましょうか、これらについても十分検討して行く必要があるだろうと。特に特別養護老人ホームについて言えば、増改築しなければならないような段階にも来てますから、加えて養護老人ホームについても10数年経ちますと、これらの改修という問題も出てくると思います。そうしたこの10数年の中での置戸の老人ホームのありようと言いますか、建物の規模の問題、特養をどのくらいにするのか、養護をどのくらいにするのかということも含めてでありますけれども、10年くらい先を見越してのことも考えていく必要があるだろうと。そうした中で置戸のこの高齢社会における人たちに対しての住まいの問題について一定程度の方向性を見いだしていく必要があるんだろうと、こういうふうに思います。現段階において、より良い住まいの環境を良くしてあげたいという、そういう思いはずっと思ってますが、冒頭申し上げましたように、そこには負担が伴うということもありますので、そうしたことも含めていろいろと、いろんな角度から検討していく必要があるだろうと、こんなふうに思います。
質問 4番 岩藤孝一
サ高住ということで、そのことについて金額が高くて入れない方がいるとか。入居の利用の状況が今後どうなるのか分からないというような、確かにその通りだというふうに思います。ただ、先程申し上げたように、148戸のうちに65歳以上の人が50戸も入っているというような状況を考えた時に、仮に5年後どうなるのかなと考えたら、今回の大雪でもそうですけれども、70歳になった方が家の前、公営住宅とは言え、やはり3メートルなり5メートルなりの除雪というものが自分でスコップでやらなければいけないと考えると、本当にそこに1人で住むことが可能なのかなというふうに思います。サ高住という形でないにしても、もう少し集団的なと言いますか、そういう公営住宅のあり方、例えば除雪をしなくてもマンション形式のような形の高齢者専用住宅あるいはそこには若者も一緒に住むよというような公営住宅。公営住宅法というのがあって、形式、様式というのが制限があるということもあるんでしょうけれども、そういったものも今この高齢者社会が進んでいく中ではひとつ考えてみる余地はあるのかなというふうにも思いますが、夕張市のことをちょっと調べてみましたら、シルバー専用住宅ということで3棟で43戸入っているというような情報も、ちょっと調べたら出てきました。それは入り口は1つで中には共同の風呂があるというような、そういう住宅のようですけれども、全国的に見ると、高齢化社会の中でいろんな公営住宅、シルバー専用住宅、そういったものがあるんだと思います。ですから従前の置戸のまちなか団地のような形で建てるということがコスト的には安いのかもしれませんし、高齢者以外の方が住むにしては、プライバシーの問題だとかいろんなことが守られて住みやすいというようなこともあるのかも知れませんけれども、これだけ高齢化率が40%も超えた置戸町の現状を見れば、そういう公営住宅の建設、建築というものも今後ますます必要になってくるのかなというふうに思います。町長、その辺り考える余地があるのかなというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
置戸の公営住宅、今入居している戸数のこともお話がありましたけれども、置戸の公営住宅に入って20年とかね、それくらい住まわれてきているわけです。もちろん入居した時にはご夫婦で入れられたり、子供さんもいて、3LDKとかというところに入るんですけれども、不幸にしてご夫婦の片方が亡くなって、文字通り単身という形になるんですが、私どもとしてはご夫婦の方で少し広い公営住宅に入りたいという希望を持っている方もいらっしゃるんです。ところが、単身であっても3LDKから小さい2LDKだとか、あるいは1LDKだとかということを望まないというか、都会ですと待ったなしの世界だと思うんですが、こういう小さな町になりますと、入居している人たちの顔も見えるし、その人たちの気持ちというものも非常に大事にするところがあって、なかなかもう少し小さい方に移ってほしいと思うんだけれども、なかなかそれもままならないと。ですから、ひとつの例として、今申し上げましたけれども、いろんな思いがあるということなんですよ。ですから、夕張の話もされました。そのことを、例えば第7番地だとか、そういう団地のところにそれぞれ住んでいる人たちが置戸のこの中で、今言われたようなことが本当に望むとすれば、それはありだと思います。だけどこれ、なかなか難しいと思います。いろいろな公営住宅のマスタープランを立てる時にもそうでしたけれども、いろんな人の意見を聞いたり、アンケートを取ったり、いろんなことをやって、こういう方向を進めているんですが、必ずしもやはり集団的な、私どもとしてはこういう高齢社会だからお互いがお互いを安全確保すると言いましょうか、安全な状況を見届けるというか、ということを望むんだけれども、実際に入っている人達は必ずしもそういうような状況とか思いではないということもたくさんあるということなんですね。ですから、先程申し上げたいようなことを仮に置戸で考えるとしても、これは十分なやはりそうした人たちの、特に高齢者の方々のそうした意見と言いましょうか、思いというものも十分考えていかなければならないだろうと思います。これは公営住宅に入っている方々ばかりじゃなくて、自分の家だとしても、1人単身者という形になったとしても、この生活上での不安、こうしたこともやっぱり考えていく必要があるんだろうというふうに思います。そうした意味では、今公営住宅に入っているとか借家住まいの人たちばかりじゃなくて、この高齢社会の中での住まいというものをどんなふうに考えていくのかということで、ある種大きな視点から議論して行く、検討していく必要があるんじゃないかというふうに思います。
質問 4番 岩藤孝一
町長、大きな視点からというような答弁をされました。本当に公営住宅に住んでいる方だけではなくて、高齢化が進んだ置戸の中では持ち家を持っている人でも1人住まいをしていて、老後の心配があってというようなことも確かにあると思います。そういった人たちのことも含めて、先程老人ホームの建て替えあるいはその後の特別養護老人ホーム、そういったものを置戸町としてというようなことで建て替えて行く、または整備していくというような、そういう考えだというふうに思います。まぁ、急にこのサ高住あるいは高齢者専用住宅というのをここで提案しても、町長、いきなり考えてみるというようなことにはならないというふうにも思いますけれども、昨日も出ていました地方創生の話。その中にはいろんなメニューが多分これからどんどん出てくるんだと思います。担当大臣のニュースなんかを見ると、頑張る地域と頑張らない地域との差、そういったもので判断して交付金や助成金の差をつけて行くんだというようなことも言われております。まぁ、頑張る、頑張らない、頑張ってない地域なんて、自治体なんて僕はないと思いますけれども、それを誰が判断するのかというのはいささか疑問な部分もありますが、今までの形式あるいは法令ですとか、ここで言えば住宅の建て方ですとか、そういったものも根っこから考えていかなければ、こんな置戸の3,100人ちょっとの町が生き残るというのはなかなか難しいと思います。そういう意味で置戸の本当の定住対策あるいは人口減、そういったものを防ぐためにも、さすがに置戸はやるねと。日本に先駆けて新しいことを考えたねというか、そういった計画というか、将来に向けたそういった住宅政策というものが必要なのかなというふうに思います。そういったものを国の方へどんどんどんどん発信していくことが、置戸町という自治体は頑張る地域だなということで、この地方創生の恩恵が来るのかな、という期待もいたします。その辺、町長、その意気込み、いかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
時々意気込みを聞かれるんですがね、本当に高齢社会というのは、私はもちろん公営住宅等に入っている方々からすると、自分たちもやはり一軒家に入りたいとか、そういう住宅を持ちたいとか、中にはそういう希望というか、思いを持っている方もいらっしゃると思います。しかし、これだけ高齢化が進んでいきますと、私は逆に隣に同じような方が同じように生活しているというのは、ある種、安心して日常生活を送れるということにつながると思います。先程ちょっと申し上げましたけれども、自宅は持ってるんだけれども、隣とかなり離れている。しかも今まではご夫婦で生活していたんだけれども、一方の方が亡くなって単身になってしまった。しかも隣近所がかなり離れていると。私、非常にそうした意味での不安というのはあると思います。もちろん、昨日、一昨日と吹雪になりましたから、特にこういうような気象状況の下での生活を、それだけを考えても不安になってくるんだろうというふうに思います。そうした意味での安心を共有できるというか、享受できる社会をやっぱり、町をつくっていくということが、この自治体というか、行政に求められる大きなテーマだというふうに思います。もちろん住まいという部分もその一つだというふうに思っていますが、先程申し上げましたように、やはりそうした大きな観点と言いましょうか、総合的なやはり安心をどう享受できるか、そうした中での住宅政策をどうしていくのか。私はそういうことに尽きるんだというふうに思います。もちろん負担を伴うというお話をしましたけれども、その負担ということも含めてどうしていくのか。やっぱり総合的に考えていかなければならないというふうに思います。地域によっては高齢化率が50%を超える状況の地域もありますし、また一方では30%未満、28%くらいの地域もある。これが置戸のそれぞれの地区の現状であります。しかし、その50%を超えているといっても、その地区全体のことでいうと、真ん中が50%の高齢化になっているんだけれども、その周辺の点在している農家の部分というのは非常に若いというような、それぞれの置戸における市街地、置戸地区の市街地は別としても、勝山や境野や秋田の3地区を考えた場合においても、それぞれ違いがあるということです。そういう中での先程申し上げた日常生活をいかに安心して生活を送れるような、そうしたことを総合的に考えていく。そういう時期に来てるんでないかなというふうに思います。その一つとしての住宅環境と言いましょうか、住宅様式の問題として提起されたんだというふうに思いますので、これからもそうした問題について真っ正面に取り組んで考えていきたいと、こういうふうに思います。
質問 4番 岩藤孝一
総合的に判断しながら取り組んで前向きにというような答弁をいただいたというふうに思っています。先程地方創生の話をいたしました。間違いなく確実にこれはやらなければならないというのは、平成27年度中に地方版総合戦略というのを各自治体で計画を練って、それに合わせた地方創生に関わる交付金なり助成というものが、国で判断して各自治体に降りてくるという、これだけはまず間違いがないというふうに聞いております。そういった意味で、住宅政策というものもこの中に総合的に織り込むべきなのかなと。それは一つには置戸らしいという、そういう頑張っている地域だぞというものを表現するような住宅政策というものも必要になってくるのかなと思います。町長、その辺り平成27年度のことも含めまして町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
先月21日でありますけれども、通りましたまち、ひと、しごと創生法。これに基づく中で、今の住宅のことについておっしゃられました。ただ、今私の間でやり取りをしている住宅政策、これぐらいではですね、国の方からお金はくれないですね。まず、この法案の一番の問題というのは人口の問題です。国が現在1億2,700万人くらいでしょうか、いると思うんですが、これが2060年には8,600万人くらいに減るだろうと。これをなんとか1億人くらいで止めたいというのが国の大きな狙いです。そのためにどうするかということでして、国は国としての長期ビジョンを、いわゆる人口減少に歯止めをかける長期ビジョンというのを示していくと思うんですが、それには地方も一体になって考えてくれないと達成できないんだという思いだと思います。ですから、最大のとこでいえば、人口減をどういうふうに止めれるか。ここに大きな国が求めている視点はそこにあると思います。ですから、昨日の一番最初にご質問をいただきました小林議員の時にもお話ししましたけれども、なんと言いましょうか、林業労働者の技術の習得を含めて通年で雇用をするんだと。まぁ、これとてもどのくらい国の新しい創生法の下でのやろうとしていることについて、どれくらい響いてくれるかですね。ただ、置戸の基幹産業の一つの林業のことでありますから、私はこれは一定程度実現していったら、もちろんどのくらいの人を通年で雇用して行くのかということにかかってくると思うんですが、こういうことが実現してくると、私は基本的には国から見ても、この創生法に基づく置戸のやる気の一つとして見ていただける内容でないかなというふうには思っています。しかし、国が考えている尺度がどこにあるのかというのがまだ計り知れないところがありますから、そう言ったじゃないかと言われても、何とも答えられないところはあるんですが、私の想いとしてはそういうふうに思います。やはり、置戸の基幹産業の林業、しかもその林業がこれからどのように動いていくのかということも含めて考えますと、私は重要な林業労働技術者、この確保というのは、私はこのテーマとして非常に大きなものがあるというふうに思っています。そうした中で、この国の法案に対してインパクトが与えられるような内容になっていくことを期待しますし、また、そうした観点からいろんなものについて、この平成27年度中のこの地方版の戦略と言いましょうか、そういうものを組み立てていきたいなと、そんなふうに思っています。まぁ、いろんな方の、またいろんな知恵を借りなければならないというふうに思っていますので、置戸の産業界の人たち含めてでありますが、いろんな業種の方がいらっしゃいますけれども、そうした人たちの考え方、ある種大きな提案と言いましょうか、そんなことを期待したいなと、そんなふうに思いますし、それに対して行政としても応えたいと、そんな思いであります。
質問 4番 岩藤孝一
林業の話が出ました。まぁそれは雇用、働く人を中に呼び込む、育てるという意味だと、そういうふうに思います。今日の新聞でしたか、その地方創生の中でIターン、あるいはUターン、そういった人たちを受け入れた企業にも助成金というものを創設するという考えがあるという、そんな報道もされました。本当に人口減少に対して様々なこれから施策が国の方から降りてくるのかなというふうに思います。今の段階では何が出てくるか、本当にわからない状況ですけれども、とにかく元気のある自治体、そういうものだけはしっかり表明と言いますか、国の方に見せつけると言いますか、そういう自治体でなければならないという形で運営していかなければならないと思います。総合計画の後期計画、それを練るに当たってもそういったものを念頭におきながら、町の今後の施策・計画を町民の皆さんと一緒に練り、そして国の方に発信していただきたいと思います。以上で一般質問を終わります。