置戸町議会 平成30年第2回定例会 2018年3月11日
置戸高校の今後に向けて
2018年3月11日、置戸町議会の一般質問で、岩藤孝一議員が「置戸高校の今後に向けて」について質問し、教育長 平野が答弁しました。
- 質問者
- 岩藤孝一 議員
- 答弁者
- 教育長 平野
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 岩藤孝一
それでは通告に従いまして、教育長に一般質問を行いたいと思います。置戸高校の今後に向けてということで質問をいたしますが、まず今年度の高校入試出願状況、新聞等で見まして置戸高校の希望者が10人ということ、その人数を確認した時に大変驚きまして、確か84に福祉科ということで20名を切っても普通科とは別に2年続けてどうので閉科になるだとか、学校自体が廃止になるだとか、廃校になるだとかっていうことは、ないっていうふうに聞いてますので、ある意味では安堵はしているんですが、この10名という人数を聞いた時に、早々悠長にもしてられないなというような気がその時にしました。置戸高校対策協議会を中心に置戸高校に何とか生徒を増やそうということで、今まで年間1,600万円なり、29年度は1,700万円ですか、そういうような金額を付けて学生のため、あるいは学校のために色々な対策を講じてきましたけれども、それ自体が本当に功を奏しているのかと、効き目があるのかなというようなことを、今回10名ということで、ちょっと疑問符と言いますか、本当に大丈夫なのかなというふうに思いました。そんなことを踏まえてですね、置戸町の教育委員会のトップ、教育長として今後どのように、それに対応していくのか、そのあたり教育長の考えをお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 平野
置戸高校に対する町としての支援策について答えさせていただきます。現在、社会の高齢化が急速に進んで介護福祉業務を担う人材を育成する置戸高校福祉科の果たす役割は、ますます大きくなっていくなというふうに考えていた時に、今年度、議員がおっしゃられている通り、志願者10名ということで、町長も私も大変驚いていると同時に大きな危惧を感じているところです。置戸高校ですが、授業参観をして生徒全員が本当に張りつめた緊張感の中で授業に集中している姿、それから卒業式往々に出席させていただくと、卒業生全員が涙をこらえきれずに先生方への感謝の気持ちを込めて、この学校で学ぶことができたということを心から伝える姿を見て本当に良い学校だなというふうに思っています。また、介護福祉国家試験の結果については、ご存じのとおり12年連続95%以上という全国的に見ても突出した数字を出していますし、昨年3月は全員合格ということで、本当に生徒は頑張ってるなということを感じると同時に、やはり生徒を支える先生方が校長先生を中心となって一丸となって学校経営に当たっているなということに深く敬意を表し、心から感謝しているところです。それで置戸高校に対する支援について、大きく3点に分けて答えさせていただきます。最初に、経済的負担軽減の支援についてですが、実習着の助成、進路指導対策支援、道外先進福祉系学校視察研修助成、通学バス運賃助成、寮費助成など行っています。これらの支援については、志願者を増やすという視点もありますが、それ以上に全国的に問題になってますが、経済的な理由での中途退学者が増えているという状況があります。置戸高校に入ってくる入学してくる生徒も、経済的には厳しい生徒が少なくないというふうに聞いてます。学び続けること、学びたいというふうに願っている生徒、経済的な理由で高校を中退させてはならないというふうに私は強く思っています。ですので、この支援については、これからもしっかりと継続していく必要があるなというふうに考えています。また、町内での介護福祉確保に繋げるための、福祉の夢サポート奨学金制度ですが、今後、さらに本町でのニーズは高まっていくというふうに考えています。ですので継続していきたいというふうに考えています。次に、要請活動ですが置戸高校福祉科の順次性に関し、国、道への要請活動を実施しています。要請の指示についてですが、1点目は、教育課程が非常に難しさを増していて、それに対応した生徒個々85へのきめ細かな指導ができるようにするためには、30人以内、20人前後が最も適当だというふうに校長先生から聞いております。そんなこともあって、30人学級実現についての要請をしています。2点目は、福祉科教育の充実を図るためには、何よりも先生方がきちっと配置される、さらに配置が充実していかなければならないというふうに考えてますので、教職員研修の改善と充実についての要請をしています。3点目は、教育環境整備の対応です。2年前、もっと具体的な要請活動をしていこうと、中々要請活動が形になって表れないということで、28年度から整備について具体的に上げてます。28年度は、玄関のタイルがはがれたり、コンクリートが崩れたりしているので、玄関の改修をお願いしたいということで要請しました。その結果、28年度玄関の改修がされました。今年度は、車椅子とベッドが開設当時以来古いもので、今それぞれの施設には配置されていないような状況ですので、ぜひとも、今あの施設で使われている車椅子及び電動ベッドを整備してほしいということで要請しました。これについても今年度、まだ確定はしてませんが、車椅子については5、6台、それから電動ベッドについては2、3台程度整備されるということになっています。なお、学校の経営につきましては、道立校でありますので、北海道の責任のもとで円滑な運営がなされることを期待しています。今後も置戸高校と連携を密にした要請活動をしていく必要があるなというふうに考えています。また、介護ニーズがますます高まる中、置戸高校における福祉教育の役割や人材養成の必要性を訴え、国あるいは北海道において、福祉業務のイメージアップに繋がる施策の実行においても要請してきているところです。最後に一番大きな課題の入学志願者を増やすための取り組みですが、現在、副町長を隊長とした役場課長職による置戸高校福祉科をもっと有名にし隊を編成し、毎年7月、8月にかけて道内80校程の中学校を訪問してPR活動をしております。また、道新全道版などへの広告についても掲載を行っています。これについては議員の皆さんにも加わっていただいて、議員研修の際に足を運んでいただいてPRしていただいてますことを心から感謝申し上げます。また、北見と札幌での学校説明会において、置戸町の支援対策について丁寧に説明させていただいております。置戸高校の生徒は福祉専門職を目指して全道から入学しています。平成29年度の入学者の内、約7割を超える生徒が管外の出身者となっており、これらの活動が一定の成果を出しているというふうに判断しています。ただ年々管内からの入学者、取り分け北見市内から通う生徒が激減している状況となっていることを大きな課題として受け止めており、地元や北見市内からの生徒を増やすための具体的な支援方策についてや、今後、支援対策協議会において、今行っている置戸高校福祉科もっと有名にし隊の取り組みなどについて協議していただき、より効果的な方策を考えていかなければならないと考えているところです。高齢化社会を支える介護福祉士を輩出する置戸高校の社会的使命は、極めて大きく無くしてはならない学校、守り育てていかなければならない学校というふうに考えております。
質問 6番 岩藤孝一
教育長から今答弁いただきました。有名にし隊の話ですとか支援の中身、いろいろ具体的なことをお話いただきましたけれども、ここ数年来、我々もそうですが、札幌で見た時に各中学校を回って、校長先生なり担当の先生方とお話をしてぜひとも置戸高校へというようなことでお願い、PR、回っております。何年になるんでしょうか、かなりの回数、札幌市内回っ86ております。そういうこと、いろいろなことが支援対策協議会を通して有名にしたいということで、やってるんだと思うんですが、ここ近年、その我々がやっている努力といいますか、有名にし隊自体の活動が本当に効果があるのかなと。もし効果があるなら年度によって浮き沈みって言いますか、子供達、生徒の数ってのは上下があるんでしょうけれども、このまま同じようなことを支援という形で生徒に対しての経済的な支援ですとか、金額的なことだとか、例えば今、教育長言われましたけれども、玄関前の改修ですとか、ベッドを増やしただとかそういうような支援の方法も確かにそれは必要なことなんでしょうけれども、もっと抜本的な支援の方法を、置戸高校のPRというものを抜本的に見直す時期がもうそろそろ来ているんじゃないかなと。札幌の中学校に我々出向くんですが、出向いた時には、もう既に他の高校のポスターが何枚も貼ってあります。もう我々が行くのは、7月ですとかそれぐらいの時期なんですが、その時には既に他が来てるんですね。この少子化の時代の中で、言葉は悪いかもしれませんが、生徒の取り合いをやっているというような状況だと思うんですよ。教育長言われますように、福祉の世界、介護福祉士の社会的な必要性、重要性っていうものは、とても分かりますが、それだけを訴えて置戸高校にっていうその方法、手法は変える時が来ているんじゃないかな、そんなふうに思うんですが、教育長そのあたりいかがですかね。
答弁 教育長 平野
志願者減の理由ですが、支援対策の方策の問題以外に、僕は根本的な課題があるなというふうに思っています。例えば、日本介護福祉士養成施設協会の調査ですが、介護福祉士の養成校、専門学校、大学、高校の専攻科、高校の専攻科は置戸高校なんですが、定員が1万5,891人。その養成校に入学しているのは7,258人。定員の45.7%しか埋まっていません。さらに、介護福祉士の国家試験の申込者数ですが、2016年には16万919人いましたが、2017年、7万9,113人。さらに2018年には9万6,247人と激減しています。私は、この激減要因と置戸高校の志願者の減は、リンクしているというふうに強く感じています。あと国家試験合格率100%、置戸高校謳ってますが、各学校へ行って校長先生のお話を聞いたり、進路担当の先生に話を伺うと、定員は切っていますがかなりの学力がないとついていけないというふうなイメージになってきています。それで、定員を切っている状況ですが、生徒が志望しない状況に繋がっていると。そこら辺が志願者減に繋がっているんだろうなというふうに今のところ私は判断しています。
質問 6番 岩藤孝一
今、全国の学校の定員とそれに入った入学した子供の数が4割程度ですか、というようなお話がありました。介護福祉士自体の魅力っていうものも薄れていることがっていうようなお話もありました。その話を聞くとですね、先程、教育長言われてますように、高齢化が進む社会の中で置戸高校の果たす役割は大きいんだということ言われますけれども、見方を変えるとですね、もう福祉科は、置戸高校福祉科っていうものがですね、それ自体がもしかすると社会の中で求められてないんじゃないかなと。必要とされていないっていうようなね、そういうような気さえしてくるんですよ。10人っていうような数、現実見ちゃうと。例えば100%、あるいは96.何%とかっていう合格率言いますけれども、例えば留寿都高校も福祉課程、福祉科ではないんですが、農業福祉科っていう呼び方かな、年間8人程度の福祉科を卒業して、そして介護福祉士を受験しているそうです。そこも100%と謳っているんです。ですから100%ということがどうのっていうより87も、先程も言いましたように、本当の意味で福祉科自体がですね、高校あるいは専門学校、大学問わず、今の日本の子供達あるいは若い人達の中で職業として魅力がないものというように見られているんであれば、この福祉科にしがみついてるってことが本当に良い事なのかなってさえ思ってしまうんですが、そのあたりいかがですかね。
答弁 教育長 平野
私は、志願者が少なくなってきてるから置戸高校が必要ないというふうな観点には決して立ってはいけないというふうに思っています。まずは、志願者がどうして激減しているのかという観点を考えたら、若者にとって本当に憧れの職業になっているのかということが一番強く感じます。今、インターネットの時代なので、ツイッター、若者ツイッター、あるいは介護福祉士がどんなつぶやきをしているのかということで、ちょっと見てみると、確かにやりがいですとか喜びのコメントもあるんですが、一例をお話しますと、国家試験クリアして資格取得しなければならないのだから看護師に準じた待遇にしてもらわなければおかしい。認知が進んでいる人の対応、介護者からの暴言・暴力、そしてセクハラに耐えられない。頑張って介護にあたっているのに家族に理解されない。介護福祉士が常に定数減で休暇を思うように取得することができない、というふうに心身ともに疲弊していく過酷な労働状況が浮き彫りになって、やりがいだとか喜びだとかがそれによって消えている状況です。置戸高校の卒業生は、離職しない、離れない、平均でいうと3年ぐらいでその職場を辞めている人が70%、7割ぐらいいる中で、置戸高校の卒業生は辞めないということを高く評価されています。そんなことを考えれば、ここらへんのところがしっかりと、覚悟って言うんですか、それが置戸高校の3年間の教育の中でしっかりと醸成されているということを強く感じます。ですので、町としての支援策についてはある程度やれることはやってきてるんじゃないかなと。ちょっと限界を、支援策については新たなことをちょっと本当に考えていかないと、これをすれば10人、20人増えるってことはちょっと難しいかなというふうに思います。ですので、やはり今後、介護福祉士は国としてとても必要になる職業だということを強く言われているので、まずここらへんのイメージアップを図って、国として道として、この職業なら私やりたい、やってみたいというそんな職業の感を持てるようなところに持っていかないと、なかなか増えないんではないかなというふうに感じてます。定員が今本当に10人しかいないから必要ないというスタンスに立っては決していけないというふうに感じています。
質問 6番 岩藤孝一
これから社会の中で福祉に関わる職業、介護福祉士さん、今ヘルパーって言わないんでしょうけれども、ヘルパーに準ずる人達ですとか必要なのは確かに分かります。教育長が言われたように、やはり子供達がそこにあまり魅力を感じていないんじゃないかという気持ちも分かります。そういった中で、置戸高校存続のために本当に何をしなくちゃいけないのかと。先程1,700万円とか1,600万円とか年間のって言いましたけれども、例えば今回補正で300万円、補正して300万円残りましたねっていうことだったんですが、対策協議会の予算書をちょっと借りて見てるんですが、項目毎にいろいろ分けてあるので、他の科目にその予算を振り分けるということが難しいのかもしれませんが、ある一定の時期で300万円余るってことは、多分今年度の分88でいくと分かったんだと思うんです。だとすれば、もっともっとやる方法ってPRの方法っていうのは、他のことも考えられたんじゃないかなというふうに思うんですよ。余ったから悪いとか使い切らなかったから悪いとかっていうことじゃなくて、本気で取り組むんであれば他のこと、その300万円で何かできたんじゃないかなと。例えば北見管内、北見市内、あるいはこの近隣でどうも最近少ないぞと、入学者が。だとすれば、北見の中学校でね当然教育長回ってると思いますが、北見バスの中に一時、札幌の地下鉄に中刷り広告したみたいに、例えば北見バスの中に、中刷り広告下げるですとか、もっともっと新聞に広告出すとか、別にその300万円余す必要はなかったんじゃないかなというふうにさえ思います。ですから、本当に社会的にですね、今の子供達が直で職業に就くっていうのは難しい状況なのかもしれませんが、存続ということでこちら側で頑張ろうっていうふうに真剣に思うんだったら、300万円補正するっていうのはちょっと驚きなんですよ。そのあたり、協議会、対策協議会の中でそういう話し合いがなされたのか、あるいは副町長隊長とする応援し隊、その中でどういう話が行われているのか、そのあたりもしあればお伺いしたいと思います。
答弁 教育長 平野
置戸高校の志願者を増やすということ、今の支援策の中で、まず増やすことを考える時に、一つは考えられるのはPRの方法ですが、もっと的を絞ってPRしていくことも必要かなというふうに思ってます。一つは、町から支援によって経済的負担が軽減されるということもあるんですが、一番の置戸高校の魅力は、介護福祉士の国家試験が取得できる最短ルート3年、3年で取得できると。普通高校を卒業して専門学校行くと5、6年。それから、普通科を出て大学行くと7年。介護福祉士の資格が取れるまでかかるけれど置戸高校は3年しかかからない。しかもそこらへんに掛かる費用なんですけれど、置戸高校は大体111万円。私立専門学校ですと400万円から550万円。大学ですと800万円から1,000万円ということで、掛かる経済的負担も少ないということがPRポイントの大きなポイントになるのかなというふうにありますし、あと、置戸高校を卒業したら介護福祉士の道しかないというふうに考えられがちなんですが、決してそうではなくて、他の道もあるということが大きくこれからPRしていかなければならないことかなというふうに思っています。また、学校訪問についてなんですが、本当に良い学校、最高の学校だというふうに思っていても、先生方は、この学校良いからここへ行けというふうには決して言うことはできません。それは受け止め方で、この学校へ行けと押し付けられた、あるいはこの学校に行けないからこの学校へ行けというふうに言われたというふうに、受け止め方によって判断されると。決して、そうあってはならないというふうに学校現場では思っています。学校現場の情報提供っていうのは、生徒から介護福祉士になりたい、あるいは置戸高校ってどんな学校っていった時に、初めて介護福祉士なら置戸高校があるよ、置戸高校っていったらこういう学校だよってことで教師の方で進路指導、説明をします。その時に、置戸町で学校訪問でPRしているか、していないかっていうのが大きな部分を占めます。行っていると、そういえば来てたな、こんな資料持って来てたなということで、その生徒に説明がされるというふうに思いますが、行っていないと場合によっては置戸高校があるよってことも、名前が上がらないことも出てくるのかなというように思います。それはごく僅かだと思います。点と点を結び付けるような、ごく僅かだと思いますが、こういう志願者が減っている状況の中で、その点と点を繋ぐ役割っていうのは、これから増々大きくなってくるのかなというふうに思います。本当に地道な活動なんで89すが、それはやっぱり目に見えて10人、20人と増えてませんが、そんな役割を占めているなと私の方では判断しています。
質問 6番 岩藤孝一
点と点を結ぶというお話がありました。去年ですね、議会で黒松内町に視察に行きました。メインは北限のブナということでブナ林とかそういうの見たんですが、もう一つは、福祉の町ということでとても有名だということで黒松内町へ伺ったんですが、人口は置戸より少し多いくらい、3,000人ちょっとくらいの町です。そこには、勤医協の病院ですとか、施設、福祉施設がたくさんあって、約1,000人位、町民のうちの1,000人くらいが病院ですとか福祉施設ですとか、そういうところの家族だということでした。黒松内町では、地元のそういった福祉施設、あるいは病院に就職してくれるんであれば、どこの学校へ行こうが、お医者さんになろうが、介護福祉士さんであろうが奨学金を出すと。我が町に帰って来て就職してくれたら、それはもういらないよと。無償ですよ、返還の必要ありませんということでやってるんですというような説明を受けました。そうなんですかと。実は私達の高校には、置戸高校という福祉科があって、3年間で介護福祉士100%合格しますんで、ぜひ置戸によこしてくださいと。費用は黒松内町さん持ちでっていう、そんなお話をしました。そしたら担当の方は、置戸高校のことを知りませんでした。同じ北海道の中で福祉の町と言われている黒松内町で。その知らなかったっていうことを聞いた時に、そこでもう愕然としたんです。一体何をPRしているんだろうと。有名にし隊は有名にしたい役割があるんだと思うんです。もう一つ、行政は行政としての有名にし隊の役割があるんだと思うんです。まず、道内でね、知らない町があったっていうのは、本当に情けなくてしょうがなかったっていうふうに今思っています。ぜひとも、今年は間に合いませんけれども、新年度には黒松内町にぜひ行っていただきたいなと、そのように思います。また、先日道新に出ていましたが、陸別町でも介護職に奨学金を出すようにすると。そんな報道が出ていました。今までは看護師さんだとか保健師さんには出したけども、今度は介護職にも出すと。そんな情報が今いろんなところであると思いますので、PRということだけで言えば、まだまだやり方があるのかなというふうに思います。そのあたりはぜひともやっていただきたいなと。あと、ちょっと違った視点からなんですが、町長が前に議員協議会の中でしたかね、子供さんが置戸高校の福祉科に行きたいなとか、ちょっと興味を示した時に、それにストップをかけるのはやっぱり親じゃないかと。高校3年卒業して19歳になる年に、いきなり介護施設に入って、言えば3Kじゃないですけれども本当に大変な仕事だと思います。そこに行くのを、やっぱり親は止めるんだと思うんですよ。できればその上の学校へ、もしできれば大学、4年制大学、それからでも間に合うんじゃないかと。そういうようなことで置戸高校に行くことはちょっと待ちなさいと、普通科でも1回行って進路ゆっくり考えた方がいいんじゃないかというようなことがあるんだと思うんですよ。それでもやはり置戸高校に来てほしいと。それは矛盾することなんだけれども、やっぱり置戸としては、置戸町としてはなくしたくないので、ぜひとも存続させたいと、置戸高校に生徒寄せたいと、そういうふうに考えたらですね、前にもよく言ったんですが、例えば看護科を併設するですとか、他の科をですね、ハイブリッド校と言うそうですが、他の科をこれから併設して、例えば普通科もあるけども介護士を目指す子供ができたら介護士に2年次から行くだとか、若しくは例えば音威子府高校じゃないですけれども、90オケクラフトの町なんだから美術工芸科を設けて途中から、私介護士はちょっと無理だけど工芸の方に進むわだとか、そういうことだってもしかしたらあるかもしれないです。置戸高校普通科2間口の時に、どうして福祉科になったのかと、1間口が。それは単純に北海道教育委員会の方で道内でパイロット指定校として、どこか福祉科を持つ高校がないかなっていうようなことで置戸高校が手を上げたという経緯だと聞いております。そういう意味で言うと、もっとなんか、その道教委なりに働きかけて違う科の併設ですとか、違う方向での存続というものも考えられないのかなと、模索する必要はあるんじゃないかなと思いますが、教育長、例えば道教委あたりに行って、教育長さんになるのか局長さんになるのか分からないんですが、そういう人達とお話した中で、そういう新しい道っていいますか、そういうものっていうのは、可能性として全くないんでしょうかね。例えば、美唄市の美唄精華ですか、あそこ5年制でやってますよね。5年間の内で看護師になれると。3年普通科もあって、あと2年間が看護師になるための勉強っていうことになっているのかちょっと分からないですが、詳しくは。ただ、あそこも道立でやっていると思います。そういう違った方向というものが道教委として持っていないのか、そのあたりもし知り得る範囲で良いですから、もしあればお聞かせください。
答弁 教育長 平野
まず、それぞれの町で介護福祉士として戻ってきたら事業料とか無償と。これある意味で置戸高校の存続についてはチャンスなので活かしていきたいなという考えはあります。また、やはり置戸高校本当に良い学校なので全道に知っていただきたいという思いはありますので、そこらへんの広報活動については、協議会等の中で最善策を探っていきたいというふうに思っています。最後の、科の併設、今後の科をどうするかっていうことについては、ちょっと支援策とは違うスタンスですし、その答えには慎重を要する部分が多々あると思いますので、この場所での答弁は控えさせていただきたいというふうに思います。
質問 6番 岩藤孝一
軽々には言えないということ、それも理解できます。ただ、ちょっとこれも驚く話なんですが、北見藤女子高校が来年度から男子生徒を受け入れると。これまたすごい度胸があるったら変な言い方なんですが、大学まで女子大でやっているような藤女子が高校で男子生徒を受け入れると。それも間違いなく生徒確保のためだと思います。それには費用も当然かかってくるんだと思いますが、私立だからできるのかっていうことなのかも知れませんけれども、本当に子供、生徒の奪い合い、そんな感じなんだと思うんです。そこまでしないと、やっぱり学校の存続っていうのは、これから難しいんだと思うんですよ。ですから、校長先生までやられていて教育長として嘱望されて教育長になったわけですから、ぜひとも他の町には負けない、抜け道なのか裏道なのか分かりませんけれども、置戸高校、福祉科にこだわる必要全くないと思います。当然、福祉科で福祉を習う子供達、優秀だし真面目だしっていうの理解してますが、今の段階で言うと、北海道自体が、北海道教育委員会自体が本当に福祉に力を入れているのかなってクエッションマーク付くようなとこもあると思います。大体が福祉科自体の教員の採用試験ってありませんから、ですから道教委の方でそれ程福祉科に力入れていないんだなって、福祉の方にっていうふうに思ってしまうわけですけども、教育長の力って言いますか、ネットワークで何とか置戸高校を残すためにやっていただきたいというふうに思いますが、教育長いかがですか。91
答弁 教育長 平野
最初の答弁の中で言いましたとおり、置戸高校っていうのは、本当にこれからますます介護福祉士を育てる、輩出するためにとっても大切な学校だというふうに考えています。現在のところ優秀な介護福祉士を出す置戸高校をとても必要というふうに考えていますし、絶対なくしてはならないというふうに考えてますので、その観点でいろいろな方策を考えていきたいというふうに考えています。
質問 6番 岩藤孝一
教育長ばかりの責任でもないでしょうし、社会的な背景があってということで、これはどんどん変わっていくべきなんだと思うんですよね。子供達のニーズって言いますか、環境も変わっていくし、周りの環境って言いますか、専門学校出てそのまま卒業すれば介護福祉士がもらえるっていうことも、まだあるのかな。平成34年ですか、なくなるのは。大卒でも国家試験受けなきゃいけなくなるという、そういうふうに変わっていくっていうのは、置戸高校にとっては追い風なんでしょうけれども、いずれにしてもそういう環境になったとしても、本当に置戸高校が以前のように40人定員、溢れて入学できない子供が出るなんていう時もあったと記憶しています。そんな状況にもう一度戻ることができるのか。もしくは、先程提案したような他の科も併設なんていうことも、もしかしたらあるのかもしれませんけれども、どちらにしても存続に向けては大変なことだと思います。でも諦めるわけにはいかないので、ぜひとも教育長、教育委員会のトップですから思いっきり力を発揮してやっていただきたいというふうに思います。最後になりますけれども、先日、ある方に元教育長だった小林武雄氏の追悼集という本を読んでみろというふうに貸していただきました。中を読ませていただきましたが、置戸の社会教育含めて創成期に本当に尽力された教育長さんというようなことで、いろんな方々が文章を投稿、寄稿されていました。そういった中で、さっきも言いましたけれども、裏道なのか裏玄関なのか分からないですが、いろんなことを使いながらでも置戸高校、あるいは置戸の学校教育、社会教育というものを推進してきたという方だというふうに思います。その方の座右の銘が、その本の表題になってました。任重くして道遠し、それが座右の銘だということで表題になってました。国語教えられた教育長ですからすぐ分かると思いますが、意味は。そんな思いを込めて、ぜひとも置戸高校存続に向けて一生懸命やっていただきたいと。それには予算がどうの、お金がどうのっていうことじゃ、確かにお金も予算も必要ですが、やっぱり熱意なんだと思います。何とか頑張っていただいて、我々も多分、有名にし隊で札幌市内で回ることになるんだと思いますが、ちょっと虚しいんですよね、回ってもね。効果があったのかどうなのか、そのやり方もいろいろ他に工夫の方法があるんだと思います。できれば対策協議会の委員さん、大変失礼ですけれども、充て職でこの人が入っていても多分会議で何も言わないんだろうなとかっていうふうな、本当に失礼な言い方です。そんな人達が入っていたりもします。実効性のある置戸高校対策支援協議会を立ち上げていただいて一生懸命やっていただきたいと思います。いかがですか。
答弁 教育長 平野
教員生活長かったんですが、教育は本当に目に見えない部分がいっぱいあって、その目に見えないところで喜びだったり何だり感じながら後で気が付いたりします。ですので、今の92置戸高校を支援する形が本当に目に見えない部分はたくさんあるんですが、実行ある分はたくさんあるんだということを信じて、さらに目には見えなくても1人の生徒が来てくれた、2人の生徒が来てくれたっていう形が表れてくれればというふうに思ってますが、とにかく置戸高校を存続させるために教育委員会挙げて、そして町挙げて、議員さんたちの力借りて、町民の皆さんの力借りてやっていきたいというふうに思ってますので、よろしくお願いします。
質問 6番 岩藤孝一
なんか町長も言いたいのかなっていうような気もしますけれども、通告した相手は教育長ですので、教育長の答弁いただいて、これで僕の一般質問を終わりたいと思います。