みんなの議会

置戸町議会 平成26年第3回定例会 2014年3月16日

スポーツの振興について

2014年3月16日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「スポーツの振興について」質問し、教育長 平野が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
教育長 平野

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 嘉藤均

通告に従いまして、スポーツの振興についてということで、教育長にお伺いします。4年に一度のスポーツの祭典、ソチオリンピックも終わり、と言いますか現実的には、今日、閉幕式をパラリンピックが迎えるそうですけども、多くの人が寝不足から解放された方も多いのではないかというふうに思っております。期待通りの活躍ができた選手もおりましたけれども、残念ながら実力を出せなかった選手、たくさんの感動を与えてくれた選手に感謝と敬意を表したいと思います。北海道からも多くの選手が出場したことはいうまでもありませんが、ジャンプの上川町、下川町、カーリングの北見市常呂、クロスカントリーでは音威子府や美幌町、スケートの十勝等の町や地域の名前が次々と出てきます。また、1972年、昭和47年ですか、開催されました札幌オリンピック冬季大会におきましては、置戸町からも笹久保和雄選手がバイアスロンの競技に出場いたし活躍をしたところでありますが、遠い過去の話になってしまいました。それぞれの町や地域には歴史や伝統があり、それを受け継ぎ、多くの優秀な選手を輩出しております。改めて環境の大切さを感じたところであります。そこで、教育長にお伺いをいたしますが、前置きは、オリンピックや冬季のスポーツについてというお話になりましたが、少子高齢化の中で、現在、あるいは将来の置戸町のスポーツの振興についてということで、どのようなお考えをお持ちかをお伺いをいたします。

答弁 教育長 平野

スポーツの振興についてですが、私自身、スポーツについては学校現場で子供たちの姿を目にしたり、あるいは自分自身も年を重ねてきて体力の衰えを痛感する中で、その大切さをとても強く感じているところです。特に、中学校でも部活に望む子供たちの姿を見て、スポーツというのは、爽快感ですとか達成感、他者との連帯感や勝利した時の精神的な満足感、何よりも楽しさや喜びをもたらしてくれるものだなというふうに感じています。また、体力の向上や精神的ストレスの発散、生活習慣病の予防など、心身の両面で果たす役割がとても大きいなというふうに考えております。特に、高齢化の急激な進展や生活が便利になることで体を動かすことが本当に少なくなったなというふうに感じています。中でも生涯にわたってスポーツに親しむことができる豊かなスポーツライフを送ることは、とても大きな意義があるというふうに考えています。現在、スポーツ振興を考える時、多くの自治体で少子高齢化、そして過疎化は、その推進を難しくさせている大きな要因になっているなというふうに感じています。本町でも、スポーツ振興の中核となる社会体育事業ですけれども、世代別ですとか個々のニーズが多様化していて、更に、人口減から多くの参加者が望めないということから、とても苦慮している状況にあります。置戸町では、平成26年2月末現在、高齢化率が約40.3%となりました。これは、平成25年の全国の高齢化率25.1%を大きく上回っていて、約2.5人に1人が65歳以上であることを示しています。このように超高齢化社会といってもよい置戸町においては、運動負荷の大きな競技型スポーツの発展は、なかなか難しい状況にあるなというふうに考えています。地域スポーツ振興の母体となる体育協会も平成9年当時には13団体、延べ約1,000人が各団体に所属してスポーツを楽しんでいましたが、陸上競技協会が活動を休止し、剣道連盟が解散するなど現在では7団体の活動に留まっています。このような現状ではありますが、高齢者が体を動かす機会の提供はとても重要であります。本町の高齢者のスポーツニーズは、ウォーキング、ジョギング、ゲートボール、パークゴルフ、町老連運動会などで行われている玉入れなどのニュースポーツ・軽スポーツであるというふうに判断しています。そして、それらのスポーツは高齢者の健康保持に大きな役割を果たしているというふうに思っております。今後は、いろんなところと連携強化を図らなくてはならないというふうに考えていますが、高齢者の健康保持の観点に立てば、福祉サイドとの連携や強化がこれから益々重要になってくるかなというふうに思っています。また、ニュースポーツや軽スポーツの情報提供、発信の充実を図る必要があるというふうに考えています。次に、子どものスポーツ振興についてですが、インドア指向、パソコンやゲーム機の普及、そして冬季間雪に閉ざされる状況などの要因から、全道的に子どもたちの運動能力の低下は深刻な状況となっているということが、全国体力・運動能力・運動習慣調査の結果から明らかになっています。スポーツに関心の強い嘉藤議員には、子どもたちの歩くフォームですとか、走るフォームですとか、ボールを投げるフォームなどを見て私も感じるのですが、本当に違和感を感じる、ちょっと首をかしげるような動きが見られるのですが、そんなこともあっておそらくこの質問に繋がっているのだろうなと想像しているところです。子どもたちがスポーツの楽しさを実感して、生涯にわたってスポーツに親しむ心を育むため、幼少期から様々なスポーツを体験させることは、とっても必要だなと言うふうに考えています。その取り組みの一つとして、平成24年度より小学校低学年向け通年教室「おけとわんぱくクラブ」を開催し、月1度ないし2度、様々な運動に親しむ機会を提供しています。色々なスポーツ、動きを経験する中で、基礎的な体力を培うことが必要だと思います。そのことによって幼少期の子供達が自ら好きな種目を見極めて、将来の少年団加入や部活加入のきっかけになればというふうに考えております。今後とも町内で指導者の確保が難しい種目については、外部講師の力を借りながら本事業を継続していきたいというふうに思っているところです。それから、学校ですが、学校は子どもたちに体を動かす楽しさを感じさせて、運動好きにさせたり、運動の機会を定期的に提供するなどして、子どもの体力向上のために重要な役割を担う場所だというふうに考えています。体育の事業だけではなくて、特別活動ですとか総合的な学習の時間、休み時間、放課後などで学校教育活動全体を通じて、その向上を図っていくことがとても重要であるというふうに考えております。更に、子どもたちのスポーツ活動を支えて頂いている少年団、本当に少人数でも積極的な活動をして頂いておりますが、それらの支援についてもしっかりと取り組んでいかなければならないと言うふうに考えています。その中で将来、佐藤峻一選手のようなプロ野球選手ですとか、オリンピックの選手としてこの置戸町から輩出できればいいなと言うふうに考えていますし、それがスポーツ振興に果たす役割も大きいものだというふうに考えているところであります。

質問 1番 嘉藤均

今、教育長から現状、あるいは将来についてということで答弁をいただきました。現状でありますけれども、小学校が統合されまして各学校にあったスケートリンクもなくなって、置戸町にも現在はスケートリンクがないということでありますし、また、予算の中の説明では、26年度から水泳に関しては、競技者が減ったということで記録会を中止すると、水泳大会を中止するというような説明もございました。このままいけば置戸町からはスケートの選手と水泳の選手は出ないのかなと、そんな心配をしているところでありますけども、先程、体育協会というお話もございました。今年の2月26日ですか、健康づくりセミナーということで体育協会主催で開催をいたしました。教育長にも参加をしていただき誠に有難うございます。その中で、軽いストレッチと言いますか、エクササイズと言いますか、そういうことを参加者の皆さんと実施をしながら行ったわけでありますけども、改めて普段使わない筋肉と言いますか、そういうことを使うことによって今までにない動きができると言いますか、運動能力の改善が図られるのかなというようなことを実感した次第であります。また、一方で置戸町におきましては、健康のことについてもいろんなことで日赤と提携をしながらいろんな検診等を行っているところでありますけれども、私も健診を受けておりますし、置戸町としてはこの管内では大変高い受診率でありますと言うことをお伺いしていますけども、私も地域福祉センターの保健師から、メタボではないけどもちょっと肥満ですということで指導を受けたこともあります。また、そんな中で、去年から代謝を良くするようなことでの講習を受けたらどうですかということで、私も出来る範囲で参加をさせていただいております。先程の体育協会のエクササイズではありませんけども、何かやっていることはみんな同じなのかなと。その分野分野で違う課というか、所管でやっておりますけども、同じようなことをやっておりますし、これから、町の健康づくりと言うことでは、是非ともいろんな範囲で広い意味での健康づくりについての議論をしていただきたいなというふうに考えておりますけども、教育長のお考えをお聞きします。

答弁 教育長 平野

ここ数日、スポーツ振興について考えてきたのですが、私の中で3つばかり大きな視点というか課題があるなというふうに感じているところです。一つめは、魅力あるスポーツ環境の整備、充実が必要だなというふうに感じております。行きたいとこを持ってもらえるような、そんな魅力のある設備、秋田の大型遊具なんかは子供達が自ら遊具で遊んでいる姿を見たり、また、置戸のパークゴルフ場ですが、町外から来て頂いた方に聞くと、コースの多彩さですとか、コースの多さが魅力で足を運びますという話も聞きます。また、雨が降っても、冬季でも出来る「げんき」ですとか、思い切って体を動かすことの出来る小学校の芝生のグラウンド。また、次年度整備する熱中症対策のための中学校の四阿、本当に施設が果たす役割っていうのは、とっても大きいなというふうに感じています。また、老朽化が施設で進んでいますけども、次年度、野球場とプールを改修しますが、綺麗に改修することで、綺麗になった、快適になったと言うことで、その施設を利用する気持ちを歓喜されるのではないかなというふうに考えています。今後、スポーツセンターの耐震工事が予定されていますが、その工事についても、その視点を踏まえていかなければならないなというふうに考えているところです。その施設を利用してスポーツの活動を機会を積極的に提供していくことがとても大事だなというふうに考えています。2つめは、指導者の確保、養成、活用です。先程の答弁で、わんぱくクラブのことを話をしましたが、そこに参加する子どもたちですが、本当に短時間で早く走れるようになったり、遠くへ跳べるようになったり、逆上がりが出来るようになったりと言うことで、短時間で課題をクリアして自信を持っていく子どもたちの姿をたくさん目にしてきました。また、日本ハムですとかコンサドーレのコーチの方々にも来ていただいて指導を受ける子どもたちの姿、本当に活き活きとしていました。そんな子どもたちの姿を目にして専門的な指導力、科学的な見地から効果的で合理的なプログラムづくりや意欲を歓喜させることのできる指導者が不可欠だなと強く感じているところです。スポーツ振興には、スポーツの楽しさを感じさせ、自分で出来るという自信を持たせてくれる優れた指導者の確保、養成、そして活用を進めなければならないというふうに感じていますし、一番はやはり嘉藤議員のようにスポーツに堪能な方の地域のそういう指導者を発掘をして、そして、その方々の力を借りることができたらなと言うふうに考えています。最後ですが、日常生活をしっかりと見直しをしなければならないなというふうに、特に子どもたちの姿を見て感じています。話題になっている、北海道の子どもたちの体力ですけれども、一番は走る力は、とても危惧されています。その要因の一つとして感じているのは、北海道は車社会だなということで、少しの移動でも私もそうなんですが車を利用して歩かなくなったということです。北海道の小学校の事例なんですけれども、子どもたちの走る力を分析していく中で、スクールバス通学の子どもの記録が低いという傾向が分かって、そのスクールバスを利用する児童の乗降を家から500メートル以上のところにおいてという取り組みをした小学校があります。その実践した次の年なのですが、マラソンの記録なのですが、スクールバス通学生の記録が飛躍的に上がったという報告がありました。本当にスポーツの土台は、体力があることが基本だなということは、このことがしっかりと教えてくれています。このことを考えると、なるべく車を利用しないで歩こうということを、そんな意識を町の中でも高めていくことも必要ではないかなというふうに感じています。朝夕、ウォーキング、ジョギングされる方を目にする方は本当に多くなりましたが、今後のスポーツ振興においては、日常生活の中で自ら体を動かす意識を高めていく、町の方で何か事業をやって集めて競技をさせるというのではなくて、自分たちで自分から体を動かすという、そんな意識改革というか意識を高めていくということが、これからとても重要になってくるんだなと、そのためにいろんなことを教育委員会として考えていく必要があるなというふうに考えているところです。

質問 1番 嘉藤均

日常生活ということを教育長おっしゃられました。特定健診の中には、問診の表の中に、1日1時間以上運動してますかという項目もあるようですけれども、実際問題、そう言う方っていうのは、なかなか珍しいのかなというふうに感じておりますけども、町民自らが健康のことを考えて、スポーツと言いますか、そういうことに取り組まれるのが良いのではないかというふうに感じているところです。今年が第5次総合計画のローリングと言いますか、見直しの年ということもありますし、教育委員会、5次総の中でもスポーツの振興ということを謳っております。いろんな意味で、先程の自然を活かすという部分、いろんな矛盾する部分も大変多くあるのかなと思いますけども、その辺を検討していただきながら新たな5年間を築いていただきたいと思いますし。又、先程、他の課ということで申し上げましたけれども、地域福祉センター、あるいは社会教育の中でも、食ということでもいろいろ取り組んでおります。そういうもの全部含めた中でいろんな事を協議して頂いて、今後の5年間、あるいは100周年とは直接関係ありませんけれども健康なまちづくりの100周年としてお願いをしたいと思います。以上で終わります。

出典:置戸町議会 平成26年第3回定例会 2014年3月16日 議事録 PDF(87ページ) 間違いを知らせる