みんなの議会

ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日

学校給食無償化について

2023年12月21日、ニセコ町議会の一般質問で、大野幹哉議員が「学校給食無償化について」質問し、教育長 片岡辰三、町長 片山健也、学校給食センター長 三橋公一が答弁しました。

質問者
大野幹哉 議員
答弁者
教育長 片岡辰三、町長 片山健也、学校給食センター長 三橋公一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 大野幹哉

通告に従いまして質問いたします。学校給食無償化について。今まで、学校給食無償化に質問してきたことも承知しています。子育て支援に対しても町でいろいろな支援をしていることも承知しております。国の政策も、調査はしていますが、まだ時間がちょっとかかりそうな雰囲気です。物価高騰に賃上げが追いつかない、かつ家計に影響を与えてきているというふうに見受けられます。少子化対策の観点から、次の2点、町長、教育長のお考えをお伺いします。1点目、現在、ニセコ町では小中高、教員含め約570食提供していますが、第3子から給食費の免除がありますが、今後、無償化を検討できないかお聞きします。2点目、6月定例会でも同僚議員から質問がありましたが、国の動向を見て進めていきたいとの答弁でしたが、国の動きはそれから何か変わっているのかいないのか。少子化、子育て支援対策として、完全無償化が無理なら、それこそ段階的に考え、第1子2分の1、第2子以降無償化、町として一歩を踏み出す考えがあるのかないのかお聞きします。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

それでは、大野議員のご質問にお答えいたします。一つ目のご質問ですが、現在、国においては、本年12月11日に、こども未来戦略方針の素案が公表され、学校給食費の無償化の実現に向けて全国ベースで学校給食費の実態調査を行い、1年以内にそ25の結果を公表する。その上で自治体における給食実施状況や法制面を含めた課題の整理や検討を行うということが示されたところでございます。学校給食費の無償化の実施予定時期についてはいまだ示されておりません。本町では、これまで学校給食費の保護者負担軽減として、平成23年度から給食費単価の据置きと平成27年度から第3子以降の学校給食費の免除を毎年継続して実施してきているところでございます。学校給食費の無償化につきましては、全国で実施する自治体が増えてきており、本町といたしましても、保護者負担の観点から、無償化の実施について検討してまいりたいというふうに考えております。無償化については、長期的な町の財源確保の課題などがありますので、今後、町長部局と検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。二つ目のご質問ですが、大野議員からご提案のありました段階的な無償化を考えてはどうかということにつきましては、段階的な無償化の実施についても、今後、検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。学校給食費の保護者負担軽減は、先ほど教育長から説明があったとおりですが、学校給食費の無償化につきましては、日本国憲法が定める義務教育はこれを無償とするとの観点からも実施したいというふうに考えているところでございます。また、少子化対策や子育て支援の観点からも、保護者の負担軽減による子育てしやすいまちづくりの一環として大変重要であると考えております。今後、持続可能な支援ができるかについて将来的な財政負担の見通しを立て、無償化の実施を可能なら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。二つ目のご質問ですが、大野議員からご提案のありました段階的無償化の実施につきましては、本年の町の予算編成作業を行っていく中で、来年度の財政バランスを見て減免できるかどうか検討し、教育委員会と協議を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の再質問 2番 大野幹哉

再質問させていただきます。一つ目、第3子、今無償になっていますけれども、今ニセコ町で第3子ってどのぐらいの数がいるのか、まずそれをお聞かせください。二つ目が、今我々、私も含めてなんですが、大体子育てがもう既に終わっております。今の子育て世代が、20年後、やっぱりその子どもたちが給食費が無料になって、ニセコ町って子育てに対してすごくいいなというふうに思っていただけるのではないかなというふうに思っています。またそれで若い世代がニセコに移り住むとか、そういうこともあるのではないかなというふうに思っています。この2点、ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 学校給食センター長 三橋公一

では、大野議員の再質問にお答えいたします。まず、第3子の数なんですが、令和5年度の実績で申しますと、第3子が40名で第4子が4名となって26おります。あと、将来的に子どもたちがニセコ町に住んでいただいて、住みよいまちになりたいということも含めまして、今後、給食センターといたしましても、給食費の無償化については、町長部局のほうとも踏まえて、検討のほうをしていきたいと考えております。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

これまでもこども医療費につきましては、小学校まで、そして中学校まで、高校までという、段階的に、18歳まで現在無償化を行ってきたところでありまして、第3子まで無償化にということでこれまで来ましたが、今回の来年度予算、1月に審査しますので、その中でどこまで継続できるか、その財政見通し、全体のバランスを見て、できるところからやりたいというふうに思いますし、可能であれば、できるだけ多くの方が無償化で、子育て世代の可処分所得が増えて、少しでもゆとりが出る、今回電気料をはじめ大変苦しい状況と思っておりますので、できるだけ早く着手したいという思いで予算査定に臨みたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。

議員の再質問 2番 大野幹哉

2点目の再質問させていただきます。年明けから多分来年度の予算編成になると思いますが、いろいろな様々なパターンをちょっと考えていただいて、それによって財源を考えていく必要が恐らくあるのだろうというふうに思っています。今年の仕事の中に、給食費の徴収金額が2,923万円、来年どのぐらいなるかちょっと分かりませんけれども、約3,000万円、給食費、3子、4子は無償だというふうになっていますけれども、恐らくそのぐらいの金額が多分給食費という形で徴収金額があると思います。例えば今、役場職員、あと、会計年度職員、こういった会計年度職員だけでも2億円を超える人件費というふうに見ているんですけれども、そこを減らせとかそういうことではなく、やはり今、ニセコ町がSDGsだとかゼロカーボン、環境モデル都市など、また、ニセコ雪森考舎、いろんな様々なところに、目がちょっと外に向いているのではないかなというふうにちょっと感じています。本来のちょっと町のするべきことを後回しにせずに、いち早くそれに取り組んでもらいたいなというふうに思っております。この点についてちょっとお聞かせください。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

何とか答えるのが難しいのですけれども、子どもたちが誇りを持って住めるまち、まち全体が活性化して生き生きと笑顔で暮らせるまち、それはもちろん給食費の無償化も当然一つではありますけれども、これまでの行政依存体質の中で、行政が全て行っていくような社会から、やっぱり地域の住民あるいは多様な主体がそれぞれまちづくりを動かしていくと。その全体の様々な見直しといいますか動きが、まち全体の私は活性化につながっていくというふうに思いますので、そこは、これまでやってきたSDGs未来都市、それから環境モデル都市というのはまさに将来の子どもたちのためにニセコをどう引き継ぐかという問題でありますので、そこはまさに大きな子育ての課題であると私は認識をしています。これについては引き続き精いっぱい努力をしてまいりたいというふうに思いますが、医療費も実は完全無償化をしてきております。これも全国的に見ると相当やっぱり大きな出費でありますし、今回、27給食費無償化、給食費の差額をずっと背負ってきております。来年度の額、多分1,500万円ぐらい、町が据置きのために支出をしている分でありまして、そういったことも総合的に勘案しながら、できるだけ議員ご指摘のとおり、できれば大変やりたいというふうな思いはありますが、ちょっと全体の予算が、今多分12億円ぐらいの乖離が今現在の予想で出ているというふうに思いますので、その辺をどう埋められて、将来、1年やることはそれは幾らでもできるのですけれども、将来にずっと引き継げるような、将来的には、最終的には条例化をして、制度として将来にやっぱり約束していきたいというふうに思いますので、その辺は1月に十分検討し、また議会にも報告させていただきたいというふうに思いますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

出典:ニセコ町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月21日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる