みんなの議会

新冠町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日

ふるさと納税について

2025年6月20日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「ふるさと納税について」質問し、町長 山本政嗣が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
町長 山本政嗣

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 伹野裕之

それでは引き続き、通告に従い、「ふるさと納税について」質問いたします。ふるさと納税推進室が新設されました。私はこれまで、ふるさと納税増収に関して何度か質問をしてきました。ここに来て、ふるさと納税推進室を設置したということは、新町長はそれに応えてくれたものと推察します。ふるさと納税推進室の設置はこれまで以上に納税額の増収を図り、地場産品のPR、拡大、地場産業振興の増進を見据えた機構改革で、町長のふるさと納税に対する本気度が伺われます。一方、総務省は、ふるさと納税の返礼品として使える製品の要件を厳格化する検討に入っています。新たなルールを定めた告示を6月下旬にも改正し、判断基準を示そうとしています。これまで地元のPRにつながる場合、他地域で製造、加工された製品を例外的に使うことを認めていましたが、自治体のロゴを表示しただけの例があることを問題視しています。返礼品は地場産品が原則です。自治体の「ゆるキャラ」を使った製品や地元スポーツチームの応援グッズなどが地元のPRになる場合は、例外として他地域産も使えるとしています。このような返礼品は2024年度で約1万2000品目あり、中には他地域で製造された飲料品やアウトドア用品に自治体名を記載しただけのものもあったということです。総務省は、これらの品目を広報活動につながっているのかを厳密に判断するため、返礼品をPRに用いる具体的な計画の策定などを要件とすることを検討することとしています。また、他地域で製造され、地元で加工された製品などは「地元で相応、過半の価値が生じている」ことを要件としていますが、さらに厳格化を図ろうとしています。輸入ワインを地元の倉庫に保管して、「熟成させた」という「付加価値」があるとして、小売価格に比べて高い価格で調達している例も問題視しています。これらのことから、総務省は付加価値の具体的な算出方法を示すことや、調達費用の内訳を自治体に詳しく報告させることを検討しています。当町の人気返礼品「トンネルワイン」もこれに該当するかもしれません。副町長の説明によりますと、当町の返礼品の92%がトンネルワインとのことです。万が一トンネルワインが不採用となれば大きな痛手となります。ふるさと納税推進室と出品事業者の英知を結集して、この難題を解決されることを期待します。このような他地域製造、加工返礼品の扱いの厳格化に対して、既に対応がなされていることと推察しますが、どのように対処するのか伺います。

答弁 町長 山本政嗣

伹野議員から御質問頂きました「ふるさと納税」につきましてお答えを申し上げます。なお、この質問につきましては、武藤議員からも御質問頂きまして、答弁が一部重なることをあらかじめ御了承頂きます。御質問の1点目、「ふるさと納税推進室を設置することにより、当町のふるさと納税はどのように変わるのか」ということも頂きましたが、ふるさと納税推進室はふるさと納税制度を活用した自主財源の確保、地場産業の振興を図ることを目的に、これまで総務課と企画課に分かれていた業務を一元化し、関係各課が連携した横断的な体制について昨年度から検討を進めておりまして、本年6月1日付で新設をしたものでございます。令和6年度におけます当町の実績につきましては、返礼品で118品目、寄附額は3億8700万円でございます。今後、更に実績を伸ばしていくためには、地場産品の掘り起こしや既存返礼品の魅力の向上、新たな返礼品の開発等が不可欠であります。推進室では、これまでのノウハウに加え、新たな視点や情報収集力を生かし、事業者との連携をより一層強化しながら、魅力的な返礼品の開発、あるいは地域資源の発信に努めてまいりますが、その前提には、返礼品が地場産業として継続的に成立するものであることが基本であると考えますことから、町といたしましては、開発支援のための補助制度の活用を促すとともに、制度の充実や起業、創業を含めた新たな支援制度の創設に向けた調査、検討を進め、ふるさと納税を通じた地場産業の育成及び地域経済の活性化に引き続き努めてまいります。次に、「返礼品の厳格化」についてでございますが、これは新聞報道で私どもも承知をしたところでありますが、現時点におきまして、当町には当該見直しに関わる正式な通知等は来ておりません。御指摘のように6月末というようなことでございます。そのため、具体的な内容は明らかではないということから、町としても現段階での具体的な対応を示しすることは難しい状況にございます。御指摘のございましたトンネルワインにつきましては、町は小売価格と同程度の価格でまず調達をしております。報道で問題視されているような事例には該当はせず、現行制度の範囲内で現在も取り扱っているものと認識をしております。また、トンネルワインは、湿度90%前後、温度10度前後という新冠ダムトンネル内の恒常的な環境を活かしまして、有識者や醸造の専門家らによるテストや研究を重ねた結果、ワインや日本酒の熟成に極めて適した環境である、この評価を受けまして、平成21年に設立された株式会社北海道日高ブランドにより商品化されたものでございます。これが多くの方から、現在も支持を頂いているということでございます。この点からも、明確な付加価値があるものと私どもは考えており、この付加価値につきましては、これまでも総務省からの調査に対して回答し、そして返礼品としての採用が認められてきた経緯にございますので、単に倉庫等で保管した製品とは全く異なるという認識をしているところでございます。いずれにいたしましても、今後の制度改正の動向につきましては、国からの通知を注視しながら、適切に対応してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げ29ます。以上でございます。

再質問 8番 伹野裕之

ありません。

出典:新冠町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月20日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる