みんなの議会

新冠町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日

ヒグマ・エゾシカからどう町民の命を守り、農業被害を減らすか

2023年9月15日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「ヒグマ・エゾシカからどう町民の命を守り、農業被害を減らすか」について質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
武藤勝圀 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 武藤勝圀

9月2日から10月31日までの60日間を、秋のヒグマ注意特別期間として、今、全道的に取り組まれておりますし、道新の報道でも継続的に、ヒグマ7クライシスですか、昨日も丁度載っておりましたけれども、私も今日質問したい何点かも、触れられておりましたけども、この点についてエゾシカ、ヒグマ、エゾシカからどう町民の命を守り、農業被害を減らすかっちゅう観点で質問したいと思っております。新冠でもヒグマの出没情報が数多くあります。山の人に言わせれば、もうしょっちゅう出てきてるからっちゅうことで、そういうのも含まれ出ればもう相当な実際ホームページ発表されてる数を相当上回る数だと思っております。最近でも朝日小学校、青年の家、それから5月のテレビのニュースで、全道に放映された万世の親子熊との遭遇などが、そういうふうにありました。エゾシカの場合は、事故というのは役場に届けられていないようですけれども、実際上皆さん数多く衝突寸前でヒヤリとした場面は、経験を持っておられると思います。今、ヒグマ、エゾシカから町民の命を守り、どう農業被害を減らすか取り組みが大事になってきてると思っております。それで4点伺います。1つは、町のホームページでも、ヒグマ、エゾシカなどへの対策など周知されていますが、最近の知見なども参考にして、さらに充実させていくべき必要があると思っております。それから2点目ですけども、熊出没、エゾシカ注意などの建て看板も実際立てられておりますけれども、まだまだ必要だと思いますし、それと道路、ここら辺ではありませんけれども、釧路管内のほうへ行きますとエゾシカたくさん出てきますから、道路いっぱいにエゾシカ注意っちゅうのをよく見受けられます。数年で日高管内もやっぱりこのエゾシカ結構出ますので、道路上にやっぱりエゾシカ注意という記入もやっぱり必要でないかと、そういうふうに思っております。3点目は、道内の研究者でつくるヒグマの会というのが7月に北海道に、ヒグマ対策を行う公的な実動組織、熊捕獲だとかそういう組織を道内各地に設けることを提言しましたけれども、1町ではやっぱりちょっと取り組み困難だと思いますんで、管内の自治体と連携して、取り組みを進めるべきではないかと思っておりますがこの点について伺います。それと最後になりますけれども、農産物の被害も相当出ております。電気柵、くくり罠、設置などの費用負担はどうなってるか。この点について伺いたいと思います。以上です。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

武藤議員から御質問の、「ヒグマ・エゾシカから、どう町民の命を守り、農業被害を減らすか」についてお答えいたします。個体数の増加により、年々増え続けるヒグマやエゾシカなど有害鳥獣の出没は、人命の危機に加え農業作物に多大な被害をもたらすことから、北海道内はもとより、日本全国でも大きな問題となっております。新冠町におきましても、捕獲数並びに被害額は年々増加傾向にあるところでございます。ご質問の1点目の、充実した対策に関する周知に関してでございますが、町ではヒグマの出没に関する目撃情報が寄せられた際には、職員が現地を訪れ現場確認し、情報を収集・8整理しまして、町のホームページやフェイスブック、防災メール、新冠町情報配信システムを活用しラインやメールで配信するなど、迅速な周知に心がけております。また、学校付近に目撃情報が入りました時には、学校長にも情報を入れ、学校から保護者の皆様にメール等により周知しているところでもございます。さらに、本年6月には、注意喚起として、町政事務文書により町民の皆様にヒグマの習性や遭遇時の対応などに係るチラシを配布しておりますが、7月には判官館森林公園及び青年の家付近においてヒグマの目撃情報がありましたことから、直ちにキャンプ場や青年の家等の利用制限措置を講ずると共に、新聞折り込みによる情報周知を行ったところでもございます。議員からもご指摘がありますように、時代の流れと共に、ヒグマやエゾシカ含め有害鳥獣の生態系そのものが変化していると捉え、北海道猟友会日高中部支部新冠分会等関係機関の意見も踏まえながら、現状の対応を充実させると共に、適切な周知に努めて参りたいと考えております。次に、2点目の、注意看板の設置についてでございます。特にヒグマに関しましては、人的被害への警戒が必要となるため、目撃情報を基に随時設置しておりますが、看板が見にくいといった声も寄せられておりますので、設置場所やサイズの改善を図って参りたいと考えております。一方、エゾシカの注意看板につきましては、ヒグマとは異なり、車両走行中に突然飛び出すおそれがあることから、道路敷地内における交通事故等を警戒する標識となっております。前段で申し上げましたとおり、エゾシカにつきましても個体数の増加と生息区域の拡大により、飛び出しポイントも拡大傾向にありますことから、国道や道道においてはそれぞれ、事故や目撃情報をもとに道路情報看板や道路ペイント等の対応が講じられています。一方、町道につきましては、特に交通量が多く速度を出しやすいなど、特徴ある道路には看板を数カ所設置しているところですが、引き続き出没情報を基に、有効となる箇所への設置について検討すると共に、町道の至る所でシカ飛び出しの危険性があるという意識づけの広報活動にも注力して参ります。次に、3点目の、管内の自治体と連携し取り組みを進めることについてでございますが、当町は日高町及び平取町との3町に加え、各町の農業協同組合等の関係機関と、日高西部鳥獣被害防止対策協議会を設け、広域的な鳥獣被害防止対策を進めております。町は毎年、この協議会に鳥獣被害防止に係る各種罠を必要数要望して導入しており、令和4年度は、ヒグマ捕獲用の箱罠4基、エゾシカ捕獲のくくり罠30基の導入実績となっております。また、日高町村会内においても、日高鳥獣被害防止対策広域協議会を設け、効率的かつ有効的な捕獲に関することなど、様々な検討、協議を行っているところでございます。議員からもご提言がありましたように、関係町や関係機関が連携し、広域的な有害鳥獣被害防止対策を講じていくことは、対応策として必要なことであると考えられますことから、今後も積極的に連携を取り組んで参ります。次に、4点目の、電気柵・くくり罠の費用負担についてでございますが、電気柵につき9ましては、農協が窓口となり、国の制度を活用し導入しております。令和元年度から4年度の4年間の実績としましては、15戸の農業経営者が23カ所、換算しますと約19.4㎞設置しており、要しました費用523万円全てが国費で賄われ、農業者の自己負担はございません。くくり罠につきましては、わな猟免許所有者以外の方は設置することはできませんので、ハンターの方が行っています。駆除した際には、1 頭毎に捕獲費をハンターの方へ支給しておりますことから、くくり罠の購入及び設置費用につきましては、原則ハンター個人の負担とさせていただいております。ただし、3点目の答弁の中でも触れさせていただきましたが、一定程度数のくくり罠を町でも確保しておりますことから、新規にわな猟免許を取得された方には貸し出しを行うことで、新規取得者の初期投資を抑える措置も講じているところでございます。最後に、有害鳥獣対策に関しましては、日本全国どの自治体にとりましても、非常に悩ましい問題でありますが、今後も北海道猟友会日高中部支部新冠分会や関係機関とも連携し、粘り強く対応にあたって参る所存でございますので、ご理解をお願い申し上げます。

再質問 7番 武藤勝圀

2点ほど伺いますけれども、まず1点目は、ホームページもヒグマに会わないっちゅう点で何点か出されております。例えば、鈴等で自分の存在を知らせるだとか、それから熊撃退スプレーを持参しましょうだとか、ゴミ出しを守ろうだとかが、そういうことを出されております。それで私これ質問する前に、何人かの人に、ハンターだとかそういうのを聞いて、やっぱり熊の進入を塞ぐには、草刈りをしたか、家の近辺、町場はそんな必要ないと思うんですけど、やっぱり農村での場合は、家の近辺はやっぱり草を刈って、結局熊が来たら見えるようにするちゅう必要だっちゅうことを、やりましたんで、その点を付け加える必要があるんじゃないかなと思っております。そして私は1番心配したのはやっぱり、ここにも一番ベストはヒグマに遭わないようにちゅうのが書かれてるんですけども、ただ実際上、もう今の討論の中でも答弁の中にもありましたように、もう個体数が増えてきてるわけですから、何時遭うかっちゅう予測出来ないんですよね。特に私心配してるのは青年の家近辺っていうのは、やっぱり例えば、普通はゴルフ場は今、温泉のところでやってる人多いんですけども、青年の家でゴルフやってる人、何人か年中要るんですよ。それとあとバードウォッチングしてる人も結構いるし、それからあと、遊歩道通って岬まで、東屋まで行って、そういう人も結構いますんでね、例えばその、本当にその遭わないようにするっていうのが一番なんだけども、とっさに出会う遭遇する機会ちゅうのは相当増えてきてると思うんですよね。ですからそういう場合に、その例えばホームページでは、慌てず騒がず落ちついてっちゅうことで書かれてんですけども、だから万が一出会った場合どうするかちゅうのを、これ正解はないんですね、色々例えば、私今年、羽鳥真一のモーニングショーちゅうの朝8時からのやつよく見てるんです。それでも5月か6月特集やってたんですよ。熊に遭った場合どう対応するか。ただその場合、行動10として一つ言われてたの、要するにこの頭頸部を抑えて、地べたに伏すちゅうことなんです。だけどこれもね色々専門家に言わせれば、これは大した意味ないちゅう、北海道で熊研究の第一人者の1人である門崎允昭先生は、それはあんまり意味ないちゅうことで言ってんですよね。ですから本当に出会った場合どうするかっていう点も、やっぱり色んな人の意見を聞いたりハンターの意見聞いたり、各方面の意見十分聞いてやっぱりホームページに、もうちょっと分かりやすく書いたらどうかなあというふうに思っております。それから2点目は、被害の問題ですけども、農家の方に聞きますと、いろんな個人としては努力したと、とにかく電気柵も、いろいろ張りめぐらしてやってるんですけども、昨日の道新では、電気柵の間隔をおいたら、鹿の被害が防げたちゅう例も出てましたけども、とにかく今もう個体数が増えて、実際上我々が努力しても、もう追いつかないということらしいんですよね。ですからそこら辺、やっぱり個体数の押さえるちゅう行動ちゅうか作業ちゅうか、色んなとこで相談しなきゃならんと思うんですけども、そういう点について2点、とっさの場合のそういうのをどうするかちゅうことだとか、個体数を減らす問題について。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

武藤議員の再質問にお答えします。武藤議員も御質問の中で言っておりましたとおり、熊に遭ったときにどうすることが対応できるのか、どういう措置をすれば襲われないのかっていうことは非常に難しい。これにはこれとして、こうしなさいと言って成功したものっていうのは、たまにはあるかもしれません。それが全てに行き渡るとは限っておりません。また、熊の行動を予見することも、議員おっしゃるとおり、非常に難しいというふうに私は考えてございます。そういった意味で、先ほどの答弁と繰り返しますが、そういうことは、いろいろ議員からも提案あったことも踏まえながら、周知を、町民に周知をしていくことが肝要というふうに考えておりますので、今後もそれに向けて進めてまいりたいというふうに考えてございます。それともう1点、熊に対する、これは防止、有害鳥獣被害についてだなというふうに聞いておりましたので、答弁させていただきますが、先ほど答弁いたしましたとおり、関係者や関係機関が連携し、広域的な有害鳥獣被害防止対策を講じていくことが、対応策として必要であると考えているところではありますが、その立ち上げる時期の判断につきましては、地域の実動組織を統括する役割を担う存在が重要だというふうに考えてございます。北海道ヒグマ管理計画との整合性など、北海道との連携や支援が不可欠でありますので、北海道の実動組織への支援体制の整備状況を注視した上で、管内の協議にも臨んでまいりたいというふうに考えておりますので、御理解願いたいと思います。

再々質問 7番 武藤勝圀

ありません。

出典:新冠町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月15日 議事録 PDF(6ページ) 間違いを知らせる