新冠町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日
HPVワクチン接種について
2022年3月15日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「HPVワクチン接種について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 酒井益幸 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 酒井益幸
議長より発言の許可をいただきましたので通告に従って、HPV10ワクチン接種について質問いたします。子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス略称HPVは、感染を防ぐワクチンをめぐる経緯につきまして平成 21 年に日本で承認され、翌年から任意での接種を開始しております。平成 25 年4月から予防接種法の定期接種化が可決成立され、小学校6年生から高校1年生の女子を対象とした助成制度により無料で受けられる定期接種となっております。しかしながら、接種後の体の痛みなどを訴える声が多く寄せられ、多様な症状との関係が認められた同年6月国は積極的な接種勧奨を差し控える決断を余儀なくされております。ワクチンの原因による重い副反応の症状が出たとして原告団が主張し、国と製薬会社訴えた集団訴訟になっております。その後国における接種率は1%未満に激減しております。この期間に厚労省ではワクチンの安全性と有効性について接種後に症状が出た人への支援のあり方、ワクチンに関する情報提供の進め方を検討しておりました。昨年 10 月の厚労省専門部会における会合では、接種後の多様な症状とワクチンとの関連づけるエビデンスは認められず、海外での大規模調査における子宮頸がん予防効果が確認できたと見解が示されております。厚労省は平成 30 年1月にHPVに関するリーフレットを作成しています。令和2年 10 月から協力的な自治体を通じて対象年齢の女子がいる家庭に個別通知を開始しております。ここ数年は関連の医療機関へのワクチン納入数が増加傾向になっております。取材に対して厚労省担当者は新たなエビデンスが示され、リーフレットによる情報提供で理解が進んだことを踏まえ、積極的勧奨の再開につながったと回答しております。厚労省専門部会で行われた議論の経過を解説しており、これまで報告がなかった多様な症状について、症状はあるが検査では異常が見つからない機能性身体症状との結論を紹介するとともに、HPVとの因果関係はないとの結論に達したので、安心して接種して欲しいと一定の見解を示されております。医療従事されておられる方には接種後訴え傾聴して気持ちを受けとめ、症状の軽減に重点を置くべきと述べられ、ワクチンを打ったか否かに関らず、その症状を訴える方々の包括的受け入れを支援する仕組みが重要ではないかというふうに強調されております。また、約8年間の積極的接種勧奨の差し控えがあった一方で、世界の国々では接種率が60%を超えているという現状があります。今後は積極的勧奨を控えた時期による未接種者へのフォローが大事になると考えます。厚労省は接種対象者の早期確定や実務を担う自治体への丁寧な説明を求めております。当町におきましては、ワクチン接種の有無に関わらず、現実実施済みの子宮頸がん予防に 20 歳からHPV検査を欠かせない事業となっております。今後におけるワクチン接種に関しまして、女性特有のデリケートな問題であり、過去の経緯も含めた中でがん教育などきめ細やかな対応と説明の必要性を感じております。また、個別通知により児童生徒が家族や友人と子宮頸がん予防についての向き合い方を子どもたちが理解し、自分の体を大切に思い健康を守っていく機会としていただきたいですし、ワクチンの効果についての正11しい情報の周知や相談体制の充実を求めます。加えて、希望する小学校6年生から高校1年生相当の女子が安心して接種できることや、勧奨を控えてきた期間に接種を逸した対象者への無料接種できるような救済ができる制度についても期限を明記して検討していただきたいと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
酒井益幸議員からの「HPVワクチン接種について」お答えします。ヒトパピローマウイルス感染症に係るワクチン接種につきましては、平成 25 年4月より予防接種法に基づく定期接種として開始されておりますが、ワクチンとの因果関係を否定できない副反応が確認されたことから、同年6月に国は市町村に対しワクチン接種の勧奨において、積極的勧奨を控えるよう通知していたところでございます。その後、国の設置する各種審議会及び調査会等においてワクチンの安全性について継続的議論を進めていたところ、令和3年 11 月にはワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことから、平成 25 年6月通知を廃止した上、市町村は令和4年4月から対象者へ予診票の個別送付を行うなど、積極的勧奨に努めるよう通知がなされております。町はこの通知に基づき、令和4年度からワクチン接種に係るきめ細やかな周知はもとより、対象者に対する予診票の個別送付などの積極的勧奨を再開することで準備を取り進めているところでございます。次に、勧奨中止期間中に接種機会を逸した対象者への対応につきましては、国は令和4年から6年度の3年間において、これらの方々を定期接種の対象者に加え、接種機会を確保するとされておりますことから、機会を逃すことがないよう予診票の個別送付を行い勧奨を進めてまいります。繰り返しになりますが、HPVワクチンは予防接種法に基づく定期接種の位置付けでありますので、国からの通知に従い接種事業を進めて行きますことをご理解願います。
再質問 8番 酒井益幸
ありません。