みんなの議会

名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日

(1)第2次名寄市農業・農村振興計画(後期実施計画)について/(2)防災について/(3)冬季スポーツ拠点化プロジェクトについて

2024年3月12日、名寄市議会の一般質問で、清水一夫議員が「第2次名寄市農業・農村振興計画(後期実施計画)について」「防災について」「冬季スポーツ拠点化プロジェクトについて」について質問し、経済部長 山田裕治、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、総合政策部長 石橋毅、健康福祉部長 馬場義人が答弁しました。

質問者
清水一夫 議員
答弁者
経済部長 山田裕治、総務部長 渡辺博史、市民部長 廣嶋淳一、総合政策部長 石橋毅、健康福祉部長 馬場義人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 清水一夫

議長から御指名をいただきました。大項目3点にわたり質問させていただきます。大項目1、名寄市第2次農業・農村振興計画後期実施計画について。本計画は、昨年3月に策定されました。その進捗状況などについて3点伺います。小項目1、耕畜連携について。農産物の安定生産と品質、収量の向上には土づくりが重要であり、そのためには緑肥及び堆肥など広く維持増進に取り組む必要があります。近年は、化学肥料の高騰で特に堆肥の重要性が高まっています。本計画では、哺育・育成センターや市内の畜産農家と連携し、確保を推進しますとうたっていますが、その進捗と現状について伺います。小項目2、農福連携について。当産地の特産品、高収益作物のグリーンアスパラ、スイートコーン、カボチャは機械で収穫できない作物で、労働力不足が問題で、その解決策として名寄市立大学の学生による有償ボランティア事業、一日農業バイトアプリや農家さんによる市民への出前依頼で補っているのが現状であります。本計画では、農業従事者が減少、高齢化する一方で、福祉現場では働きたい意思がある障がい者等の働く機会の確保や生きがいづくりの場が求められています。引き続き新たな働き手と期待されることから、福祉事業所との連携を図り、農福連携を推進しますとうたっていますが、その進捗と現状を伺います。小項目3、子実コーンの適応性の検討について。輪作体系の確立と地力増進へ向けた取組として、緑肥作物のほか、近年注目されている子実コーンの適応性の検討を行いますとうたっていますが、その適応性の検討結果について伺います。大項目2、防災について。昨日、13年前、東日本大震災がありました。7年前には胆振東部地震がありました。本年1月1日、皆さん承知のとおり、能登半島で大規模な地震がありました。全ての犠牲者に心からお悔やみ申し上げるとともに、避難されている皆様にお見舞いを申し上げます。本市は、地震より水害が脅威であります。そこで、小項目1、令和6年度の本市の防災訓練についてであります。令和5年度の防災訓練を通じよい点、改善すべき点などを検証し、それを踏まえて令和6年度の本市の防災訓練をどのように計画、実施するのか伺います。小項目2、災害ごみの対応について。国は、指針で市町村ごとに処理体制などを定めた災害廃棄物処理計画をつくり、水害や地震、津波など想定し得る災害ごとにごみの発生量を推計するように求めています。前回もお聞きしましたが、改めて災害廃棄物処理計画の策定について伺います。大項目3、冬季スポーツ拠点化プロジェクトについて。今シーズンは、12月の第54回名寄ピヤシリジャンプ大会に始まり、3月のJOCジュニアオリンピック2024、全日本ジュニアスキー選手権大会兼ねて全日本小中学生選抜スキー大会ノルディック種目と10の大会が本市で開催されました。今年から北海道中学校スキー大会クロスカントリー競技が名寄開催となり、北海道の一般、高校、中学のクロスカントリー大会が全て名寄開催となりました。長年の大会関係者の事前のコース整備及び大会運営が評価されたものであります。また、小中学校の選手、家族、関係者も応援に来名され、宿泊等の経済効果が大になったものと思料します。ここで小項目1、施設等の整備についてお伺いします。本市の自然環境の強みを生かして冬季スポーツの拠点化を目指すため、特に今の10の大会を継続、発展させるためには施設等の整備が必要であります。ここで1点、施設整備について伺います。それは、ジャンプ台のアプローチの改修であります。現在のアプローチは、気温が上がったらその都度整備が必要であり、大会運営に影響します。現在の主流はアイストラックであり、天候の影響を受けません。このことについて整備するのかお考えを伺います。以上で壇上の質問を終わります。

答弁 経済部長 山田裕治

おはようございます。清水議員からは、大項目で3点御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2、小項目1は総務部長から、小項目2は市民部長から、大項目3は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、第2次名寄市農業・農村振興計画後期実施計画について、小項目1、耕畜連携についてお答えいたします。海外情勢の影響などによる肥料原料の価格高騰や環境負荷軽減の取組が注目される中、化学肥料の使用量低減や国内資源の利用拡大が求められてきております。こうした情勢を受け、第2次名寄市農業・農村振興計画後期実施計画では、堆肥等の有機質資材を利用した土づくり、地力増進へ向けた取組の推進を掲げており、堆肥については令和2年度にJAにより整備されました哺育・育成センターや市内の畜産農家と連携し、確保を推進することとしており令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ます。御質問のございました現在の進捗状況と現状につきましては、堆肥の確保状況では哺育・育成センターによる堆肥の年間製造計画において本年度3,360立方メートル、2,400トンを計画し、販売実績としましては2,527立方メートル、1,788トンと75%程度の利用とお聞きしてございます。令和6年度におきましては、アスパラの大苗提供事業に併せまして、JAにおいて新植、更新圃場への堆肥の無償提供が予定され、今年度よりも利用が増える予定でございますが、製造量の範囲内で収まる想定となっており、十分に確保できている状況にございます。堆肥の散布におきましては、作物の移植前や収穫後で農地が乾燥している時期が適していますが、農業者によっては規模拡大やほかの作物の作業と重なり、散布ができないなど散布作業の負担軽減が課題となっておりましたが、JAにおいて令和5年度に自走式の散布機を導入し、業者による委託散布も開始されたことにより、土づくり対策として利用拡大が図られていると考えてございます。次に、小項目2、農福連携についてお答えいたします。農福連携については、農業従事者が減少、高齢化する中で新たな働き手として期待され、福祉分野においては社会参画を促す取組として期待されていることから、第2次名寄市農業・農村振興計画後期実施計画において福祉事業所との連携を図り、推進することとしております。御質問のありました現在の進捗状況と現状についてですが、福祉事業所自ら農作物の栽培、加工販売に取り組むケースや事業所が農作業を請け負うケース、農業者が障がい者を従業員として雇用するケースがあり、現在3つの福祉事業所等で取組が行われております。障がい者の就労に関しては、名寄市障害者自立支援協議会においても農業従事の可能性について検討が進められており、農務課担当職員も参画し、協議を重ねております。これまでには、農業者に理解を深めてもらう機会として、仕事講座と題し、実際に雇用している農業者と従事して令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号いる障がい者による事例紹介の実施、農作業や就労継続支援事業所の状況など、お互いの理解を深めるための意見交換会が実施されております。今後につきましても自立支援協議会と連携し、カノコソウ洗浄作業やアスパラの大苗提供事業での作業従事の可能性について検証を進めるほか、農業振興センターでの農作業体験等を通じて、農業者と障がい者がお互いを理解する場を設けるなど段階を踏みながら、農福連携の取組を進めていきたいと考えております。次に、小項目3、子実コーンの適応性の検討についてお答えをいたします。畜産業に欠かせない配合飼料につきましては、原料の多くを輸入濃厚飼料に依存をしており、国は過度に依存する構造の転換を目標として、国産飼料の利用拡大を図るため子実コーンの生産を推進しております。本市におきましては、令和4年度から農業振興センターにおいて試験栽培を実施し、地域での適応性について研究しております。収穫量の調査では、初年度に施肥量の違う区画を設定し、本年度は栽植の密度の違う区画を設定し、それぞれ試験を実施いたしましたが、いずれの年におきましてもおおむね全道平均値並みの収穫量となっております。また、収穫期に子実が成熟し、乾燥していることが必要となりますが、直近2年は特に天候も恵まれ、わせ品種においては10月中旬頃に収穫でき、子実の成熟状況や乾燥には大きな支障はありませんでした。課題といたしましては、道内の主産地である道央、空知地方に比べ秋が短く、収穫期までに水分量が減りづらいため、天候によるリスクがあることや収穫後にすぐ乾燥させなければカビが発生するなど、収穫量に対応した処理能力を持った乾燥施設や収穫物の保管施設など新たな施設の確保が必要となります。また、収益性が低いため、転作田においては国の経営所得安定対策の交付金が交付されますが、交付対象外の農地では収支が合わないことも課題として挙げられます。現状といたしましては、収穫後の残渣のすき込みによる地力増進作物としての位置づけで作付していくものと考えております。以上、私からの答弁となります。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

私からは大項目2、防災について、小項目1、令和6年度名寄市防災訓練についてお答えいたします。今年度の名寄市防災訓練につきましては、昨年度から引き続き防災体験教室として、北海道開発局の保有する降雨体験装置や地下浸水体験装置を活用させていただき、市内小学校において開催しました。小学生が大雨や浸水により起こり得る事象を体験する中から災害から身を守る知識などを習得することができたものと考えております。さらに、地域の方々の参加もあったことや北海道地域防災マスター及び名寄河川事務所などと連携、協力して実施したことなどから、地域防災力の向上も図れたものと考えております。御質問の次年度の防災訓練の計画についてですが、この間清水議員をはじめ多くの議員の皆さんから評価をいただきましたこの防災体験教室につきまして、子供たちの防災意識の向上に大きな成果があるものと考えておりますので、継続して実施できるよう名寄河川事務所など関係機関と調整を行い、現在風連中央小学校での実施に向けて準備を進めているところであります。また、防災セミナーについては、講話と図上訓練のほか、段ボールベッドの組立てや応急手当てなどについて実践いただく体験型のセミナーとして実施することにより、防災に関する知識の普及啓発に加えて、防災体験を通じて参加者の主体的な防災活動への取組につながっているものと考えております。防災セミナーの次年度の開催内容につきましては現在のところ未定ですが、市民の防災に関する知識や技能等を習得できるような内容で実施したいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

続きまして、小項目2、災害ごみの対応についてお答えいたします。水害などの大規模災害が発生した場合、市民の命、財産を守ることが最優先ですが、市民の健康等を守り、早期の復旧、復興を果たすためには通常とは異なる規模で大量に発生する災害廃棄物の速やかな処理が重要であると考えております。災害廃棄物の処理には、事前の備えや初動時の取組が特に重要であり、全国における過去の事例として、初動の遅れなどにより沿道や公園などに未分別の災害廃棄物があふれ、まちの復旧に大変な時間と労力を要した例が報告されているところでございます。そのような状況にならないためにも、災害発生直後からのごみの分別処理方法の周知や仮置場の運営、管理、周知、避難所ごみの処理等の適切な初動態勢が行えるよう災害廃棄物処理計画を策定し、平時からの備えが重要と考えておりますが、今のところ災害廃棄物処理計画の策定には至っておりません。この間の本市における対応の経過としまして、令和2年度以降環境省北海道地方環境事務所が主催する災害廃棄物処理計画策定支援モデル事業への参加や名寄地区衛生施設事務組合を構成する広域市町村による勉強会を実施するなど、自前での災害廃棄物計画の策定に向けた取組を行ってまいりました。さらに、令和4年度は環境省北海道地方環境事務所主催の災害廃棄物処理計画策定支援モデル事業及び災害廃棄物仮置場の実地訓練に、令和5年度は人材育成ワークショップ及び災害廃棄物処理計画策定相談会に参加をし、計画の策定にはさらなる専門知識が必要であると改めて認識したところであり、一定の知見を持つ専門家の指導、助言を得ながら策定することが必要であると考えております。以上、私からの答弁といたします。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは大項目3、冬季スポーツ拠点化プロジェクトについて、小項目1、施設等の整備についてお答えいたしま令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号す。本市では、自然環境と施設を生かして合宿大会誘致を推進しており、毎年12月には国内初戦となるジャンプ大会を皮切りにクロスカントリースキーやスノーボード、カーリングなど各種大会が開催され、雪質日本一と同様に冬のスポーツは名寄というブランディングが確立されていると考えております。大会合宿誘致において施設環境を整えておくことは重要で、ピヤシリシャンツェにおいても老朽化に伴う改修と競技ルール改正やトレンドに対応した改修は継続的に必要であります。氷の助走路、いわゆるアイストラックと呼ばれる状態にするクーリングシステムの導入は、国内の主要施設では主流となっていることから、今後さらに質の高い競技環境を整備する上では必要な設備の一つであると認識しているところであります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 7番 清水一夫

丁寧な答弁ありがとうございます。これから順次再質問させていただきます。耕畜連携について。十分確保できていると答弁ではありましたが、JA道北なよろの組合員意向調査では、堆肥を施用している、今後堆肥の施用を検討していると回答した方に堆肥の利用に当たり重要だと思うのは何ですかとの問いに、雑草種子のない完熟堆肥の要望が一番高く、あと堆肥の運搬、堆肥の散布機の貸出し、堆肥の単価等でありました。農家さんは、堆肥の重要性は当然理解し、完熟堆肥を要望しています。この事業で近隣のJAさんは中山間地域整備事業で堆肥製造施設を建てて、酪農家さんから堆肥を購入し、堆肥製造施設で完熟堆肥を製造して、農家さんに低価格であっせん、年間1万4,000トンを供給しています。この完熟堆肥について行政と地元JAさんと協議してはいかがと思いますが、お考えをお伺いします。よろしくお願いします。

答弁 経済部長 山田裕治

完熟堆肥の供給につ令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号いてということで、JAとの協議をしてはいかがというふうな御見解をということでした。先ほどお答えさせていただきましたとおり、現在哺育・育成センターで整備した堆肥を中心にそれぞれJAさんのほうでも販売というふうな、あっせんというふうなことに取り組んでいただいているところであります。哺育・育成センターで製造しております堆肥でございますが、堆肥舎において発酵槽で十分に攪拌をして、完熟させたものを製造、販売しているというふうに認識しております。製造量につきましても、先ほど十分足りるだろうというふうにもお答えさせていただきましたが、令和6年度でも年間2,400トンの堆肥を製造見込みということでございます。また、今後増頭が進んだ場合には4,000トンまで製造できる能力があるというふうにもお聞きしておりますので、確保については十分かなというふうに思っております。また、らくみらんどで作られる堆肥以外のものも、それを求められる農業者の方もいらっしゃいますので、農業者の方がそれぞれ利用の目的といいましょうか、期待する効果といいましょうか、それによって選ばれているのかなというふうに認識しております。したがいまして、製造設備ということでいいますと、現状では新たなものが必要ないだろうというふうに考えているところでございます。また、利用の促進、推進につきましては、これはJAにおいて土壌診断に基づくあっせん堆肥の施用に対して助成を行っていただいております。また、本年度でございますけれども、JAとも協議をしながら、国の化学肥料低減定着対策事業、この事業を活用しまして、堆肥の運搬費用や散布費用に対して助成を取り組んでいるところであります。今後も引き続き利用促進が図れるようにそれぞれ関係機関やJAとも連携しながら、取組を進めてまいりたいというふうに考えております。以上です。

再質問 7番 清水一夫

今年度JAさんと協議をするということでありますが、農家さんは雑草の種子のない完熟堆肥を望んでいます。狙いは、私の質問は農家さんが強い農業経営体となっていただくためには、高収益には本堆肥製造施設が必要ではないかと私は思っております。今部長さんからJAと今年度も協議するということでありますので、堆肥製造施設を案に上げていただきたいと思います。続きまして、農福連携について再質問をします。いろいろやっておられますが、さらに充実、発展させるためには、昨年度農福連携について、名寄市立大学保健福祉部社会福祉学科講師の小泉さんの12月1日発行の「ケア研タイムス」にオホーツクにおける農福連携の展開、JAきたみらい管内の事例を中心の、その寄稿文及び12月16日には大学図書館大講義室で農福連携について知ってみようという講義がありました。寄稿文及び講義の概要は、農福連携をするに当たり農業者と障がい福祉サービス事業所のマッチングに中間支援組織が必要と強調されておりました。その中間支援組織の役割を担うのが行政かJAかの事例も紹介されておりました。そこで、まずはそれぞれの専門分野で、行政であれば農務課、社会福祉課、ほか市立大学の講師の小泉さん、農業改良普及センター、上川総合振興局、社会福祉協議会、JAさん、障がい福祉サービス事業所、農業者、農業委員会、自立支援協議会、商工会議所などの代表が一堂に集まり、協議してはいかがと思いますが、お考えを伺います。よろしくお願いします。

答弁 経済部長 山田裕治

農業者と障がい者のマッチング支援についてのお問合せかと思います。現在中間支援組織と言われるような形での体制は持ってございませんけれども、それぞれ要望があった場合、農業者でいえば農務課、また障がい者の事業所の関係でいいますと基幹相談支援センターぽっけでそれぞれ御相談をさせていただいているというふうな状況でございます。また、先ほど答弁させていただきました名寄市障害者自立支援協議会における意見交換会の場におきましても、農業者から確かに簡単な相談や情報収集ができる窓口があったほうがいいというふうな、そういった要望ですとか、またその窓口についてはJAが適当なのではないかというふうな率直な御意見もいただいたところであります。農業者にとっても日常的にといいましょうか、相談できる窓口があったほうがいいというのは、そこの意見も含めて私どもでも認識をさせていただいたところであります。自立支援協議会のほうですけれども、これにつきましては市立大学ですとか道北障害者就業・生活支援センター、またハローワークさんなど各分野から御参加をいただいている団体、協議会でございます。既にそういった協議会の中で他分野の方が集まって議論をしていただいているというところもありますので、今後は特に農福連携については協議する場面に当たってはJAさんのほうにもその協議の場に参画をいただけるような、そういうふうな形で、まずJAさんとも情報共有を図りながら、農福連携に関してはそういうふうな形で進めていきたいというふうに考えております。

再質問 7番 清水一夫

答弁は、中間支援組織は現在のところないという答弁であったと思います。北海道は、2022年度から農福連携の窓口を各振興局に設置し、普及、定着に向けた施策を行っております。今年に入ってからも札幌市で北海道農政部農業経営課が主催する農福連携の始め方をテーマにスタートアップセミナーが開催されています。要は農家さんは強い農業経営体をつくる、障がい者さんは農業分野での活躍を通じ、自信や生きがいを持って社会参画をする、この農福連携の意義を理解いただき、協議を、ぜひ検討を実現することを要望します。このことについて、令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号経済部長、一言ありましたらよろしくお願いします。

答弁 経済部長 山田裕治

ただいま清水議員のほうからもございましたが、それぞれ農業者につきましても、まだ農福連携の取組、受入れをいただいている農業者も多いとは言えない状況でございます。一方で、福祉事業者さんのほうからも様々な就業の機会にそれぞれ障がい者の方を送り出しといいましょうか、就労支援をしていただいているところであります。お聞きしておりますのは、やはり農業はなかなか作業する側にとっても比較的ハードルが高い業種というふうにお伺いしております。したがいまして、それぞれの適性に合った職業をそれぞれ就労支援するということで考えますと、農作業に向く方がどの程度いるのかというふうな、いわゆる供給するという言い方がどうかありますけれども、需要と供給のバランスでいいますと、需要のほうは大きい状況でありますが、供給する側の都合もございますので、そこはそれぞれ意義は十分に御理解をいただいていると思いますが、そういった事情もございますので、需要と供給のバランスを見ながら今後もうまく農福連携の取組が推進できるように進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 7番 清水一夫

健康福祉部長、何かありましたら、一言よろしくお願いします。

答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)

先ほど経済部長からも答弁させていただきましたが、私どもが所管しております自立支援協議会の中で、昨年度は、毎年仕事講座というのを持たせていただいておりますが、令和4年度については農業のこと、今年度についてはまた別な一般企業でお勤めいただいている障がい者の方々のことの紹介をさせていただいていることをやっております。ただ、令和4令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号年度に、農業に限って言いますと、令和4年度のきっかけがあって、今年度の10月ですか、農務課さんからの紹介でカノコソウにも人手が必要だという農家作業があるということを聞き取って、協議会の委員等々によりまして見学と体験を行うというような実績もあるようでございますので、そういう関わりをつくっていきながら先ほど答弁させていただいたような形を進めさせていただければというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 7番 清水一夫

農福連携について、よろしくお願いします。子実コーンの輪作について再質問をします。緑肥だけでは1年分の収入が確保できない。しかしながら、トウモロコシ栽培は実は収穫し、飼料として販売ができ、根は耕盤層を破って伸びるので、排水性が改善される。茎、葉は、有機物として還元し、地力増進にもつながる。また、労働時間も大豆の半分以下に省力化できる点も魅力的ではないでしょうか。本市の農家さんが北海道子実コーン組合に加入されていると聞いております。今年1農家さんが作付すると聞いています。そこで、2年後の輪作作物までの効果を調査する考えはあるのかどうかお聞きします。

答弁 経済部長 山田裕治

今清水議員からもございました、先ほどの答弁もさせていただきましたが、子実コーンの作付につきましては、収益性ということよりはどちらかというと土壌改良というふうな意味合いで、今お話ありました輪作体系の中に組み込まれれば一番ベストというふうなことな作物というふうに捉えているところでもございます。ここにつきましては、今現在振興センターのほうで取組をさせていただいているのは、まず作れるのかということを、地域的に適性があるのかどうなのかというところを中心に試験をさせていただいております。その後のすき込みの部分については、どの程度の効果があるのかというところも含めまして、まず詳細な調査しておりませんので、作付している農家の方が多数いらっしゃると、そういった農家の方にも協力をいただきながら試験ができるのかなというふうに思います。先ほどの、議員からありましたとおり、今年、令和6年、予定戸数1戸ということでございますので、その辺の農家の方の協力ですとか、そこも少し検討しながら、今後の輪作体系の中にどう組み込まれるのかどうなのかというふうな、この点について研究してまいりたいというふうに思っております。

再質問 7番 清水一夫

検討をお願いします。続きまして、防災訓練について再質問をします。部長から答弁で小学生の防災体験教室継続、よろしくお願いします。来年は智恵文で、再来年は中名寄でよろしくお願いします。昨年に引き続き、本年2月8日に災害対策本部の図上訓練が行われました。その図上訓練を検証する意味で、実動訓練を実施するのかお伺いします。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

本年2月に災害対策本部訓練、図上訓練ですが、行わさせていただきまして、災害対策本部内の状況確認ですとか、応急対応に係る課題の整理ですとか、方針の決定、総合調整などを行って、本部会議の一連の流れの確認や災害対応能力の向上などにつなげているということで、このような形でやったのは去年に引き続き2年連続という形になります。訓練の検証に係る実動訓練を実施するのかという御質問だったと思います。今回の本部訓練につきましては、タイムラインの共有ですとか避難場所の開設に関する考え方、避難行動要支援者への対策も含めまして、避難情報の発令前後に係る本部としての応急対応の意思決定手順などについて確認するとともに、タイムラインへ反映させることを目標にしているということでありまして、将来的に本部訓練から実働訓練まで一連の流れを一通り行うということが、おっしゃるとおり、理想なのだろうなと思うところでありますけれども、当面はこの本部訓練を継続して実施する中で、今回は警察さんですとか消防さんにも参加していただきまして、自衛隊さんもありますので、そういう関係機関との連携ですとか、あと私ども本部会議メンバーの意識の共有ですとか、スキルアップも含めましてそういうことを図りながら、最終的には一通りの訓練にもつなげていきたいと考えておりまして、ちょっと当面はこの本部訓練をやっていきたいという形で考えています。以上です。

再質問 7番 清水一夫

図上訓練をやって、次の年は実動訓練をやって、できたこと、できなかったことを今度もう一度図上訓練やって、指摘をして、改善し、また次の年には実動訓練をやる、このほうがよろしいのではないかと思いますので、参考にしてください。続きまして、防災訓練で冬期防災訓練について質問をします。平成24年3月2日、中標津町や湧別町で暴風雪となり、車が相次いで立ち往生、8人の方がお亡くなりになりました。その原因は、車内の一酸化炭素中毒死と車外での凍死でありました。同年11月27日には、発達した低気圧の影響で猛吹雪となり、鉄塔が倒壊、室蘭市など5万6,000戸が一時停電し、暖房が使えない住民のため登別市など周辺自治体で26か所の避難所を開設し、対応をしました。また、平成30年9月6日、胆振東部地震で市民は2日間電気のない不自由な生活を送りました。本事例を教訓とし、冬期の防災訓練を計画、実施するのか伺います。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

冬期の防災訓練についての御質問だったと思います。冬期の防災訓練については、令和2年度に実は計画していたところでございますけれども、新型コロナウイルス感令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号染症の影響により中止しているというところでありまして、平成27年に実施して以降、今もう令和6年ですから、8年、9年やっていないという状況でございます。現状における冬期訓練、冬期の防災訓練の計画につきましては、来年度につきましては、来年度の防災訓練につきまして、先ほど申し上げましたけれども、小学生を対象とした防災体験教室を予定しているということでありますので、来年についてはその訓練ということで、冬の訓練については計画はしていないところでございますけれども、令和7年度以降につきましては、先ほどほかの小学校の話も出ましたけれども、その部分を含めまして冬期の訓練を視野に入れながら、内部で協議を進めていきたいと考えております。また、秋に実施している防災セミナーにつきましては、まだ新年度の開催内容については決まっておりませんので、一番名寄市でリスクがあるのは水害だということなのですけれども、水害だけでなくて、地震ですとか、冬期を想定した内容など市民の皆さんにとってより効果的で、まさに今日的な課題ということもありますので、そういう対応ができるような内容になるようこれも検討していきたいと思います。以上です。

再質問 7番 清水一夫

冬期防災、令和7年度以降ではなくて、7年でよろしくお願いします。続きまして、災害ごみの対応について。答弁は、策定に至っていないという答弁でありました。早い復旧、復興には本計画が必要であります。改めてお伺いをします。

答弁 市民部長 廣嶋淳一(市民部長は2024年3月まで)

清水議員おっしゃるとおり、災害がいつ起こるか分からないということと、現実的には今年の能登半島の関係ですとか、本州でいけば毎年のように水害が起こっているということで、その後の災害ごみが非常に復興に障害を与えているということにつきましては、担当令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号者としてもそこは理解しておりまして、先ほど、環境省のほうの事務所が主催するモデル事業に参加したり、その中で専門家の方からもいろいろ助言をいただきながら、骨子案ということではワークシートの作成をしておりまして、今年度もその内容の見直しをしたところでありまして、これにつきましては、やはり早急に計画のほうは策定していかなければならないということでは考えておりますので、ここは急ぎ内容を精査しながら、その計画については策定に向けては急ピッチで進めていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 7番 清水一夫

よろしくお願いします。続きまして、最後にジャンプ台の施設整備について再質問をさせていただきます。ジャンプ台のアプローチの整備についてです。暖気でアプローチが傷めば液体窒素をかけて、シャーベッド状の雪を凍らせ、アプローチカッターで平らに削っています。大会中アプローチが傷めばその都度整備が必要であり、大会運営に影響をしています。先ほど言いましたけれども、現在の主流はアイストラックであり、天候の影響も受けません。宮の森、大倉山ジャンプ台がアイストラックであります。令和6年度、近隣の市でジャンプ台を改修すると新聞記事を見て、名寄のジャンプ競技が近隣の市で開催されるのでは、また経済的に見ても危機感を感じた次第であります。今年のピヤシリジャンプ台のアプローチの状態は大丈夫であったとお聞きしましたが、昨年のジュニアオリンピックのときは暖気で、コンバインドは1本しか飛べなかったと私は記憶しています。来年の2月にインターハイのノルディック種目が名寄で開催されます。今年2月に雨が降りました。心配でなりません。ぜひ早急に検討のほどをお願いし、私の質問を終わります。ありがとうございました。部長、失礼。部長、答弁。駄目ですか。

答弁 総合政策部長 石橋毅

清水議員に日頃からスキー大会等、いろいろ御支援いただいておりますこと、そして大会運営に関係して協力いただいている市民の皆様方に本当この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。おかげさまで開催としてはジュニアオリンピック7回目になりますか。8年、7回目ということで、本当に多くの選手たちが毎年お越しいただく大会をこの3月で暖かい時期に名寄という場所で開催できているといったことは、本当に国内でも希少価値のある開催地であると。今回もすばらしい日程、気候に恵まれて、子供たちが、選手たちがこの季節にこんなに気持ちいい雪で滑れるのだということで本当に感動して、大会を終えていただいたということで、本当にやってよかったなというふうに感じているところであります。議員御指摘のとおり、シャンツェがあることによって全体、市内の宿泊業だったり飲食業、多大なる経済効果をもたらしているということはこれ承知の事実でございます。しかしながら、一方でこのシャンツェという施設自体が市民の皆さんが活用するかと、利用するかというと、なかなか利用する機会のない施設でもあるのも事実であります。アイストラック以外にも大型改修が必要になってきたり、老朽化に伴うことです。それと、リフトの改修ももうそろそろ考えていかなければならないと。このような大型投資が必要なときに施設的な特徴も踏まえながら、皆さん方の御理解をいただけるような議論展開をしっかりと進めて、関係団体とも意見交換をしっかり進めながら、そこについては今後改めて検討していくことが必要なのだろうというふうな認識でおりますので、よろしくお願いいたします。

出典:名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日 議事録 PDF(72ページ) 間違いを知らせる