みんなの議会

名寄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日

(1)令和6年度予算編成に向けて/(2)水道事業の取り組みについて

2023年12月13日、名寄市議会の一般質問で、東川孝義議員が「令和6年度予算編成に向けて」「水道事業の取り組みについて」について質問し、総務部長 渡辺博史、総合政策部長 石橋毅、上下水道室長 佐藤美香、副市長 橋本正道が答弁しました。

質問者
東川孝義 議員
答弁者
総務部長 渡辺博史、総合政策部長 石橋毅、上下水道室長 佐藤美香、副市長 橋本正道

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 東川孝義

議長より指名をいただきましたので、通告に従い、大項目2点について順次質問してまいります。大項目の1番目、令和6年度予算編成に向けて伺います。小項目の1番目、令和6年度予算編成の基本的な考え方について。令和6年度の予算編成は、11月1日の市長訓令に基づき具体的な作業が進められていると思います。令和6年度は、今年5月より新型コロナウイルス感染症が2類から5類に変更となり、各種事業はコロナ禍前に戻りつつある中で、一方では原油価格を含めた物価高騰の影響に加えて、各業種における人手不足などにより事業推進における課題も多いと考えます。令和6年度予算編成に当たり、健全な財政を基調としながらも、喫緊の課題解決に向けて力強くスピード感を持って取り組んでいくとの方針が示されております。そこで、具体的な取組に向けて4つの基本方針が示されており、どれも重要な施策でありますが、未来に夢のあるまちづくりに向けての施策についての考え方についてお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画推進に向けての具体的な施策について伺います。令和6年度予算編成の基本的な柱の一つとして、総合計画や総合戦略の具現化に取り組むとされております。今年度のローリング結果を踏まえて、重点プロジェクト4件を含む11件の新規事業が追加をされております。重点プロジェクトは、名寄市の魅力と課題を分析し、誰もが幸せに暮らせる名寄市をつくるために複数の分野の連携により取り組むこととされており、特に後期計画より追加されました生涯活躍プロジェクトと今までの重点プロジェクトの推進と併せた整合性についてお伺いをいたします。次に、小項目の3番目、市民生活向上に向けての具体的な施策について伺います。名寄市では、毎年町内会連合会主催で町内会会長と行政の懇談会、まちづくり懇談会を定期的に開催し、その時令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号々における行政の推進の報告や新たな取組における説明会が実施をされております。そこで、例年実施をされております町内会長と行政の懇談会、まちづくり懇談会事業についてどのような評価をされているのかお伺いをいたします。また、市民生活の向上に向けて11月1日より運行を開始しましたAI活用型オンデマンドバス、のるーと名寄、そして11月23日より運用開始した地域通貨との新規事業がスタートして僅かの期間ではありますが、現段階での評価についてお伺いをいたします。次に、大項目の2番目、水道事業の取組について伺います。小項目の1番目、水道事業の現状について。名寄市の水道事業は、昭和32年の創設事業から始まり、平成7年度からは第2期拡張工事の認可を受け、新たにサンルダムに依存して、給水区域の拡張による水需要の増加と浄水施設の更新を目的として、現在も配水管の拡張工事を継続していると認識をしております。また、緑丘浄水場から風連浄水場への送水により安定的な水供給に向けて送水管布設工事を実施をして、令和2年より供給が開始をされております。そこで、現在における計画給水人口に対する給水人口、年間総配水量に対して年間総有収水量はどのようになっているのかお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、水道事業の経営状況と今後の課題について。名寄市の給水人口は、人口の減少とともに減少を続け、令和3年度以降王子マテリア名寄工場の生産品集約による工場撤退の影響もあり、減少幅が大きくなっていると思います。一方、給水収益は令和元年度に料金改定で増加し、また令和8年に見込まれる自衛隊への給水で一時的に増加はするものの、将来の人口予測を見るとき決して楽観視できる状況にないと考えます。そこで、市民の日常生活インフラを支える上水道事業は一日たりとも止めることができない事業の一つでありますが、現段階における経営状況と老朽管の更新を含めた今後の事業の見通しと、令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号またそれを進める上での課題についてお伺いをいたします。次に、小項目の3番目、将来の投資、事業計画についてでありますが、名寄市水道事業投資・財政計画において現在幾つかの項目が検討されております。そこで、具体的な検討項目の中で、有収率向上につながる老朽管更新事業、水処理設備を制御する心臓部とも言える浄水場施設改修事業、そして令和6年度より給水区域内において水道が供給されていない地区に水道供給できるよう配水管の整備を行ういわゆる第2期拡張事業における投資の規模並びに事業計画の考え方についてお伺いをいたします。以上、壇上からの質問とさせていただきます。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

東川議員からは、大項目で2点の御質問をいただきました。大項目1の小項目1は私から、大項目1の小項目2と小項目3は総合政策部長から、大項目2は上下水道室長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。それでは、大項目1、令和6年度予算編成に向けて、小項目1、令和6年度予算編成の基本的な考え方についてお答えします。令和6年度の予算編成につきましては、11月1日付で各部局に市長訓令及び予算編成資料提出についての事務連絡を周知いたしました。令和6年度予算は、本市が抱える各種課題に対し力強くスピード感を持って取り組むため、総合計画、総合戦略の具現化、将来にわたる地域生活の維持への取組、子供、子育て政策の推進、持続可能で健全な財政運営の維持の4点の基本的な考え方に基づき編成することとし、全職員一丸となって予算編成に当たるよう指示があったところであります。市長訓令にも記載しておりますが、社会は大きな変革期にあり、本市においても例外ではないと考えております。少子高齢化、人口減少に起因する人材不足など、従前の施策の考え方、進め方では解決できない課題が山積しており、デジタル技術の活用やコンパクトなまちづくりなどこれまで展開、議論してきた事業を継続、発展していかなければ、この地域での生活を守っていくことはできないものと認識しております。令和6年度予算は現在各部署からの要求についてヒアリング、査定を行っているところであり、現段階では申し上げることはできませんが、限りある財源を重点的かつ効果的に活用し、市民の安全な暮らしを支えていくようしっかりと議論してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは、大項目1の小項目2と3についてお答えいたします。まず初めに、小項目2、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画推進に向けての具体的な施策について申し上げます。今年度から開始された名寄市総合計画(第2次)後期基本計画における重点プロジェクトは、3つの基本理念や名寄市まち・ひと・しごと創生総合戦略との整合性を重視し、施策間連携を図ることにより一層効果を発揮する取組として経済元気化プロジェクト、安心子育てプロジェクト、冬季スポーツ拠点化プロジェクトに後期計画から新たに生涯活躍プロジェクトを加えました。重点プロジェクトの具現化に向けた取組として、後期当初の実施計画台帳85事業に加え、今年度のローリング結果により新たに経済元気化プロジェクトには電子地域通貨普及拡大事業、若者地元定着奨学金返済支援補助事業の2事業を追加し、安心子育てプロジェクトには学校給食提供継続支援事業、小中学校冷房設備設置事業を追加したところです。施策間連携につきましては、計画内の重点プロジェクトと基本構想及び基本計画との関係において各基本目標との関わりを可視化しており、特に関わりが強い箇所を星印で表記しております。後期計画から新たに加えた生涯活躍プロジェクトについては、地域DX推進事業やファミリー・サポート・センター事業、冬季スポーツ拠点化事業など、複数の重点プロジェクトに関連した推進をすることにより、事業を深化しているところです。これらの重点プロジェクトにおける実施計画事業については、成果指標、KPIを設定しており、それぞれの取組を推進することにより行政評価やローリングにおいて進捗管理を行い、PDCAサイクルを回しながら目標達成に向け取り組んでまいります。次に、小項目3、市民生活向上に向けての具体的な施策についてお答えいたします。町内会長と行政との懇談会は、担当部局から今年度の主要施策と事業概要の説明や各町内会から寄せられた要望などを意見交換する場として開催しています。まちづくり懇談会は、市政に関する身近な意見交換の場として毎年開催されています。今年度は、地域の意向もあり、名寄地区で2か所、智恵文地区で1か所、風連地区で1か所、合計4か所で開催いたしました。いずれも町内会連合会の主催で開催されており、市民や地域の皆様からいただきました御意見や御要望につきましては、可能な限りその場で回答するほか、現地確認を要するものについては、速やかに対応させていただいております。また、市のみで対応が困難な内容につきましては、必要に応じ国や北海道をはじめ、関係機関への要請を行っております。さらに、いただいた市政やまちづくりに対する意見や御提言については、市役所内部における会議において御要望内容の周知や再確認を行い、全職員に対し周知と情報共有をして、市政に反映できるよう努めており、今後のまちづくりにつながる有意義な意見交換の場であると考えております。11月1日より運行開始したのるーと名寄は、ドライバー不足の課題解決や移動手段に困らないまちづくり、これまで公共交通を利用していなかった新たなニーズの掘り起こしにより経済活性化を図ることなどを目的に、名寄市地域公共交通活性化協議会で新たな交通モードを検討して、導入いたしました。運行開始から現段階での評価につ令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号いては、11月の利用者が381人、1日平均19人ですが、徐々に利用者が増加傾向にあり、目標としている1日30人を達成する日も出てきております。また、利用者の満足度評価では、満足度96.3%と目標の85%を上回っており、ドライバーの対応や快適さ、価格や時間の正確さについて評価をいただいております。今後も人口減少、少子高齢化が進展する中で、持続可能な公共交通となるよう交通事業者とも連携しながら運行してまいります。名寄市地域通貨Yorocaにつきましては、事業実施主体であります名寄商工会議所によりまして11月23日より運用が開始されております。運用開始に先立ちまして、プレミアムポイントの付与キャンペーンが11月11日より行われ、また運用開始の23日から4日間にわたり、ポイント10倍キャンペーンが実施されるなど、市民の利用普及、定着に向けた取組が行われております。運用を開始したばかりで、相対的な評価を行えるデータとしては不足しておりますが、10月30日時点、7日間で187事業所、217店舗で利用可能、カード配付枚数2,363枚、チャージ金額5,143万1000円、電子マネーでの支払い額1,579万9,000円、ポイント利用が114万2,000円相当のポイントとなっており、キャンペーンによる効果も大きいと考えられますが、カードの配付枚数に対するチャージ金額や利用額は好スタートと評価できる一方で、カード配付枚数のさらなる伸びに期待するところです。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 上下水道室長 佐藤美香

私からは大項目2、水道事業の取組について、初めに小項目1、水道事業の現状についてお答えいたします。水道事業における令和4年度末の状況につきましては、計画給水人口2万5,820人に対し、現在給水人口は2万3,228人となり、1割程令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号度の減少で推移しております。また、年間総配水量277万3,773立方メートルに対し、年間有収水量は215万5,799立方メートルとなり、有収率は77.72%となっております。令和4年度におきましては、王子マテリア撤退の影響から給水人口や給水収益の減少幅が大きくなったところですが、今後におきましても、人口減少や少子高齢化、節水型機器の普及といった社会環境の変化による有収水量の減少により給水収益は減少傾向にあるものと見込んでおります。第2期拡張事業につきましては、平成9年度から平成14年度において緑丘浄水場の施設改修拡張工事を実施しており、平成25年度から平成28年度には風連地区への送水管整備を実施し、令和2年6月より、地下水の取水から緑丘浄水場からの送水に切り替え、給水しております。また、平成29年度から進めてまいりました陸上自衛隊名寄駐屯地への配水管の整備が本年10月で完了し、今後は自衛隊で進めている駐屯地施設の給水工事を令和6年度から2年間で実施すると伺っておりますので、工事完了後には駐屯地の給水が開始されるものと見込んでおります。次に、小項目2、水道事業の経営状況と今後の課題についてお答えいたします。現在の経営状況は、令和4年度の給水収益における王子マテリアの影響として、前年度と比較し、水量で5万6,220立方メートルの減少、給水収益で1,873万1,800円の減額となり、給水収益においては全体減少額の約半数を占める状況となっていることから、かなり影響があったものと認識しております。また、前回の料金改定では、自衛隊への給水開始を令和4年から予定しておりましたが、自衛隊側の工事が遅れている影響により遅くとも令和8年に開始するものと見込んでおり、王子マテリアの影響を含め、料金改定の算定に含めていない減収の要素が生じております。支出につきましても、物価高騰などの影響により燃料費や動力費など施設の維持管理に関わる経費のほか、浄水処理のための薬品費など安全で良質な水道水を提供するために必要な経費が増加しており、水道事業の経営に大きな影響を与えています。一方で、今後水の安定供給確保のためには老朽管の更新や浄水場の電気設備の改修についても早急に進める必要があり、これまで建設改良費の上限を4億円として進めてまいりましたが、このままの事業計画では4億円を大幅に上回る見込みとなっているほか、企業債においても返す以上に借りることが想定され、その残高が大きく膨らむことにより、今後における経営上の負担が生ずるものと見込んでおります。なお、老朽管更新につきましては、平成19年度から令和4年度まで年間で約9,000万円の事業費により約2.6キロメートルの整備を進めており、今後も年間で約1億円の工事費を見込み、更新を続ける計画ではありますが、年間約5.8キロメートルのペースで老朽管が増加するため、更新が追いついていないことが課題となっております。また、全国的にも問題となっている水道工事事業者の高齢化、人手不足についても深刻化している状況にあるため、今後計画している事業費ベースで更新を続けていけるかどうかを懸念しているところです。次に、小項目3、将来の投資、事業計画についてお答えいたします。老朽管の更新につきましては、年間約1億円の事業費では不足している状況ですが、現在の水道事業の経営状況や施設の老朽化を鑑みますと、これ以上の投資が非常に厳しく、今後は道路改良工事に併せて更新を行うことや通常耐用年数40年である配水管の中でも低コストで100年間の耐用年数が見込まれる水道配水用ポリエチレン管の採用などによりコスト縮減や更新サイクルの長期化を図りながら、着実な更新を進めてまいります。浄水場施設につきましては、緑丘浄水場の機械設備は平成27年度から更新を進めておりますが、受変電設備や監視制御設備などの電気設備は10年から20年の標準的な耐用年数を既に経過しており、故障が発生した場合には復旧に多大な時間と費用がかかるため、計画的な機器更新が必要であると考えています。更新は、令和6年度から令和15年度までに毎年2億円前後の事業規模を予定し、大規模なトラブルにつながる可能性のある施設から優先的に改修を進め、劣化度合いや稼働状況、耐用年数を総合的に判断し、更新を計画します。第2期拡張事業につきましては、令和6年度から郊外地区への拡張事業を進める予定としておりましたが、昨今の物価高騰や資材、労務費などの高騰による工事費の上昇のほか、人口減少や大口需要家の撤退などによる給水収益の減少も踏まえますと、水道事業の投資規模としては全体で5億円が限度であると考えております。一方で、浄水場の電気設備の改修は総額で20億円を見込んでいることから、今後の10年間は最優先で電気設備の改修を進めることとし、老朽管更新や水道量水器取替えのほか、老朽化した既存施設についても計画的に少しずつ更新を進め、条件や規律を設けながら適切な投資・財政計画の中で事業を進めていく必要があるものと考えております。本年7月の上下水道事業経営審議会において、新たな郊外地区への配水管を拡張する第2期拡張事業につきましては総事業費が20億円を超える整備となることから、経営の安定化を図るためにも令和6年度以降の事業を凍結することとし、協議いただいたところです。今後料金水準の見直しや経営戦略の改定などにつきましても経営審議会の審議を図りながら進め、効率的で安定的な水道事業経営に取り組んでまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 14番 東川孝義

それぞれ御答弁をいただきました。改めて再質問させていただきたいと思います。令和6年度の予算編成、その前段で山崎議員からもお話がありました。できるだけ重複しないような形で再質問させていただきたいなというふうに思っております。4つの基本方針というふうな令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ことで、それぞれ御答弁をいただきました。1点目の総合計画や総合戦略の具現化と。この中では立地適正化に基づく公共施設の再配置、2点目の将来にわたる地域生活維持向上への取組においても公共施設の再配置というのが項目の中でうたわれております。名寄市公共施設の再配置計画というのは、計画期間を2022年度から2051年度までの30年間というようなことで定められて、計画期間をそれぞれ3つの期間に分けて整備が進められているというふうに思っております。その中でフェーズ1の期間ですけれども、2022年から2026年度、いわゆる令和4年度から令和8年度の5年間であります。既に今令和6年度の予算編成を進めているわけですけれども、令和6年度におけるフェーズ1に対する具体的な取組というのは、現在考えている中でのお考えをお伺いをしたいと。加えて、6月のときに私が一般質問でさせていただいた6月15日に発足したワーキンググループ、ここの取組、協議結果も含めて再度お聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

再配置計画フェーズ1の取組について、来年度の予算にどんな形でつながってくるかといったような趣旨の御質問かなというふうに思います。まず、この間、議会でも報告させていただきましたとおり、図書館を含む対象5施設について多機能の建物を構想として持っておりまして、その中でそのベースとなるのが、市民を中心として構成されたワーキンググループの中で議論していただいた結果、この春に報告をいただいたものをベースにこの間庁内でも調整をさせていただいております。前回の議会の中でも年度内に図書館を含めた我々が今構想している建物については場所を一定程度決めていきたいということで、副市長のほうから発言があったところでございまして、今現在まずはその場所をしっかりと選定しなければ、次の段階の計画も立令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号てれませんし、あと全体的な、今回対象5施設になっていますけれども、今いろいろ報告もさせていただいておりますけれども、学校の教育施設だったり、いろんな場面でやはり対応しなければならない建物がこのフェーズ1の対象施設以外にも当然抱えておりますので、そういった中をしっかり調整しながら進めさせていただいておりますので、今のところ来年度にどのような形でお示しをしていけるのかというのはまだ確定はしていないところでありますので、よろしくお願いいたします。

再質問 14番 東川孝義

今部長のほうから6年度では明確になっていないというふうなお話、御答弁をいただきました。今回のフェーズ1の取組の建物、今部長からお話あったように、多機能施設ということで、対象施設、それぞれの評価項目において図書館のD評価だとか、あるいは児童センターのC評価だとか、フェーズ1というのは、先ほどもちょっとお話をさせていただいたように、令和4年度から令和8年度の計画という中では残された期間は令和6年度含めて3年間しかないわけです。今後やはり基本設計だとか実施設計、これらのことを考えると、令和6年度の中で一定の指針が明示されないと、このフェーズ1の期間でのいろんな取組というのは間に合っていかないような気がするのですけれども、改めてその辺の考え方についてお聞きをしたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

公共施設の再配置、非常に大きな問題であると認識しております。前段石橋部長のほうからお答えしましたけれども、フェーズ1の中で出てくる建物についてお話ししましたが、もう少し幅広に捉えますと、この公共施設再配置の中で検討されている5施設のほかに老朽化している施設があります。例えば学校教育施設でありますと名寄中学校、名寄東中学校の建て替えをどうするのか、そして議会の中で私も答弁させていただきましたが、やはり老朽化の著しい東病院をどうするのかということがありますので、たしかその前にごみの中間処理施設についても大きな事業ということで、財政に与える影響も考慮しなければならないということで、対象となる公共施設を幅広に捉えて、しかも中間処理施設の入札も終わりましたので、徐々に財政シミュレーションができてくる段階に来ていると認識しております。端的に言いますと、公共施設だけで、複合化というところはありますけれども、並べると、名寄中学校、名寄東中学校、東病院、そして複合化される図書館、この中には児童センター等も入ってくると思いますが、これらの施設をどのように順序づけて配置していくか、非常に大きな課題であります。一方、都市機能誘導区域の中を見ますと、市の持っている土地が少ないと。比較的大きな面積を有しているのは南広場ということもありますが、そこも踏まえてどういうような配置をしていくかというのは非常に大きな課題だと思っております。御指摘のとおり、もう時間はありませんので、複合図書館、どこにするかということ、恐らく複数の候補地を選定しながら、さらに議論を活性化していく、東病院についても同様な形ではないかというふうに認識しているところです。まだ残されているような時間はあるようで少ないですので、財政シミュレーションとともにどういった手順でやっていくのが一番いいのか、そして今ハードのところでの御説明ですけれども、本来はそこの施設でどういうような事業を展開するのかというのもこれ裏のテーマとしてあります。ですので、東病院だけ取りますと、療養病床ですけれども、例えば在宅に向けてそこでどういうようなシステムが必要なのか、どういうような組織が必要なのかということもありますので、非常に難しい議論にはなりますけれども、少なくとも複数の候補地、複数のパターンというのをお示ししながら議論が活性化していかなければならないと思っていますので、残された時間あまりありませんけれども、一層スピード感を持って取り組んでいきたいと思っております。

再質問 14番 東川孝義

副市長のほうから今それぞれ進めていかなければならない公共施設、学校施設、病院、あるいはそのほかの部分というふうなことで、既にごみの中間処理施設は金額が確定をしたというふうなことで御答弁をいただきました。当然進めていく上では財政的なシミュレーション、それも十分大切だと思いますし、実は今副市長からお話ありましたけれども、施設の在り方という部分では確かに金銭的な部分、非常に重要なウエートを占めると思うのですけれども、今お話もありました複合的な施設、当然同じ建物を同じような、今回13%削減をしていくという形の中ではいろんな施設、同じものが建つわけではないので、ある面では複合的な施設になっていくのかなというふうなお話も今ございました。私がちょっとお願いをしたいのは、たまたま今年10月に常任委員会で香川県の丸亀というところに視察に行ってまいりました。ここは公共施設で市民会館の整備事業というふうなことで取り組んでいるということの視察をさせていただきました。今金額のことが非常に議論の的になっていますけれども、実際その設備をつくるときに施設の運用、在り方をどうしていくのかという市民との話合い、どういうふうな施設が望ましいのかと。このときにお話で非常に印象に残ったのは、市民会館でその中に劇場の施設もあったのですけれども、それを本当に次のところにも移すのかというふうな議論が相当白熱をしたということで、その中で担当者が強調されていたのは、劇場をどうするかということではなくて、劇場でまちをどうしていくのかというふうなお話を非常に強調されて、心に残った言葉でありました。ですから、今名寄市で進めようとしている公共施設の再配置も当然金銭的なものは必要に検討は深めていかなければならない。いろんな施設を造っていくために市民の意見、令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号あるいは取り組んでいく過程、これも非常に重要なウエートだというふうに思います。先ほど東病院の中で副市長もちょっとお話をされていましたけれども、この辺の取組についてどのように進めていこうとされているのか、この辺の考え方について改めてお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

この間も市民のワークショップ、ワーキンググループをつくりながら、まずは意見、基本構想的なところも話していただきながらこの3月に提案を図書館の関係についてはいただきました。この間もいろいろなフォーラムだったりということで、考え方をお伝えする機会というものつくりながら場をつくってきたところでございます。この後も当然今度そのもの自体を、具体的に場所が決まれば基本設計等に入っていく手続になるわけなので、そういったところでは、今御指摘いただいたとおり、しっかりと市民の皆さんに利用していただける施設になるのがやっぱり目的ですから、いろんな機会をつくりながらそのような場面をつくっていけたらいいなというふうには今考えております。

再質問 14番 東川孝義

できるだけ多く情報の提供をしていただいて、少しでもその中に多くの市民の声を取り入れて、有効的に、あるいは本当にこれはよい施設だったよねというふうな評価をいただけるような形の取組をお願いを申し上げたいというふうに思います。その中で、1点目の中でこれ渡辺総務部長にお聞きをしたいのですけれども、先日まとめられた令和5年度の56事業の行政評価を見ますと、C事業が12、D事業が10というふうな結果で報告、全体の39.3%がC、D事業というふうなことで、この具体的な内容は今後また新たな別の場でちょっとお聞きをしたいというふうに思うのですけれども、令和6年度の予算編成資料事務連絡で歳出予算に関わる注意点のところの旅費のと令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ころです。今回注意点で1用務1人を原則とするというふうな、アンダー波線で非常に強調されておりました。先ほど来財政のお話も一部出て、昨年までは事業の目的や効果、出張人数等については十分部内で検討するという項目が今回消えているのですけれども、必ず1用務1人を原則とするといった考え方についてお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

旅費の1用務1人を原則とするというアンダーライン引いてあります。もともと記載はなかったかもしれませんけれども、基本的には課で行ったり、係の中で1人が行って、その旅費の行った研修会なり、そういう会議の内容を報告するという形で以前から、厳しい財政状況でありますので、そういう形で取り扱っていたというところでありますが、今回この下線のとおり明文化したというところなのだろうと思いますけれども、その状況によって、一応原則という形なので、例外もあるというところで押さえていただければと思います。ただし、これまでもそうだったのですけれども、基本的に行くときには1人で行って、課内で共有するという形で取り扱ってきたということであります。以上です。

再質問 14番 東川孝義

原則という表現はないのですけれども、原則ということで受け止めさせていただきます。といいますのは、今公共施設、いろんな再配置の検討だとかとされている中で、議員として私も、先ほど言ったように、委員会で視察をさせていただいたのですけれども、今後本当に具体的に検討する施設だとかというところを見に行くとき、あるいはお話を聞きに行くときは、やはり1人よりも2人のほうがいろんな形の中で受け止め方も違うと思いますので、ぜひその辺は原則という言葉を信じて、いろんな形の中でしっかり対応をしていただければなというふうに思います。次、総合計画の2番目、重点プロジェクトの関係でお聞きをしたいというふうに思います。先ほど石橋部長のほうから重点プロジェクト等基本目標の関係で黒丸印と星印、星印がかなり強いところを指しているのだというふうなお話を承りました。確かに今回ちょっと振り返ってみたのですけれども、中期計画スタートのときには星マークというのは正直言ってないのです。中期計画のときに4個、今回の後期計画で8個という中で、生涯活躍プロジェクト、これは全基本目標にわたって、基本目標の3が黒丸で、あと全項目にわたって星印と。非常にそれだけウエートが高いのだなというふうな認識を改めてさせていただきました。それで、冒頭壇上で今回の予算編成に当たって未来に夢のあるまちづくりに向けての考え方、この施策というのは何なのかなということでお聞きをしたのですけれども、総括的な予算、私が質問させていただいた内容の答弁はいただいたのですけれども、どうもこの部分についての具体的な考え方がよく、私が聞き逃したのかもしれないのですけれども、改めて今回の令和6年度の予算編成に向けて、未来に夢のあるまちづくりに向けての施策についての考え方についてお伺いをしたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

予算の中で将来夢のあるまちづくりということですけれども、この間コロナというのが一つ大きなターニングポイントになったかなというのもありますが、やはりコロナが落ち着いたとはいえ、様々な課題が山積している状況だと思っております。1つは、人口減少に伴って、様々な課題がさらに浮き彫りになってきている。人材不足というところも一つの点でありましょうし、市内の地域経済の活性化が、王子の撤退等にもよるかもしれませんが、少し難しい局面に来ているということがあります。それらを踏まえて、今後この名寄市がどういうような在り方をしていくのが一番いいのか。そこで出てきたフレーズとして、将来に夢の持てるということですけれども、やはり市民の皆様の中にはこれから名寄、こういう状況でどうなるのだという不安があるのは我々もひしひしと感じているところですので、そこを1つずつ解決していくための手法を今後も積み上げていくと。私自身はそういう形で、今後上部査定等もありますので、臨んでいきたいなと思っています。職員についてもそういうような形でやれることはないだろうか、もし予算査定で新しい事業をやるのであれば、今はこうなのだけれども、将来こうなるという、そういうビジョンもともに示してくれと、私のほうはそういう形で予算編成の会議で指示したところです。様々なものが出てくるかと思います。例えば御質問ありましたYorocaとか、それからのるーと名寄については、これからさらにそこを起点にして、例えば冬になったら雪が降っているのだけれども、車運転するのは怖いよという方に対しては、非常に有効な手段になるでしょうし、Yorocaを通じて行政ポイントも始まりました。健康づくりのところで様々な取組もできるでしょうし、こういったことも一つあろうかと思います。課題はたくさんありますけれども、1つずつこういう形はどうでしょうという施策を展開して、将来心配がないような名寄が一番いいと思っております。これが1つです。それと、もう一つ、名寄を外れて地域そのものを考えると、周辺の自治体との連携によって一定の不安を解消できるというような手法もあるかもしれません。ここは人材不足や何かのところが非常に大きな手法となるかと思います。具体的なものについてはこれからなのですけれども、私のほうから指示したのは、必ず新規事業を上げたときには将来こうしたいのだというビジョンとともに上げてくれと。やはりそれが我々市職員、これから市民の皆さんにお話しするときも非常に大きなことだと思っておりますので、その積み上げから令和6年度の予算については進めてま令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号いりたいと思っております。

再質問 14番 東川孝義

ありがとうございました。今副市長からお話しいただいたように、課題等はいっぱいあるとは思うのですけれども、やっぱり今このビジョンであれば、多少今苦しいかもしれないけれども、こういうふうにつながっていく。その辺のやはり市民に伝わる形の施策というのをぜひ令和6年の中で織り込んでいただきたいという要望と、当然単一の自治体だけでできない部分は周りの市町村との連携というのも非常に重要な、既にいろんな形の中で取り組んでいる部分もありますけれども、新規事業の中ではそういうもの必要であれば取り組んでいただきたいというふうに思います。ちょっと時間がなくなってきたので、お話ししたいことまだあったのですけれども、ただ最後にあったAI活用型デマンドバス、それからYorocaの関係、短期間の中の実績ではありますけれども、非常によい評価かなというふうに。市民の方からも非常に、先ほどちょっと副市長もありましたけれども、特に冬場になってからデマンドバスの活用というのもまた非常に増えてくるのかなというふうに思います。ただ、一方ではちょっとやっぱりまだ認識をどういうふうな形でという認識をされていない方も結構いらっしゃるみたいなので、あらゆる機会を通じてまた広報、PRをお願いを申し上げておきたいというふうに思います。続いて、大項目の2番目、水道事業について再質問させていただきたいというふうに思います。現状について御答弁をいただきました。計画給水人口に対する給水人口は1割程度減っているというふうなことで御答弁をいただきました。また、配水量ですけれども、細かい数字はちょっと分からない。277万に対して215万何ぼだったと思うのですけれども、ただ有収率だけは77.72ということでちょっと記録もさせていただいた令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号のですけれども、あと今後の拡張工事だとか、その辺も当初の計画どおり進めるのは厳しいというふうなことのお話もありました。そこで、有収率77.72という数字なのですけれども、今回も質問するに当たってちょっと調べて、全国平均というのが大体90%前後という数字になっておりました。実際に12%ぐらい開きがあるのですけれども、非常に今設備が老朽化をしているということで、老朽管の工事だとか進めているというふうなことでの御答弁もありましたけれども、仮にこれ10%上がったと想定した場合に、ちょっと数字が出るか出ないか分からないので、もし分かれば、これ当然水の量が減るわけではなくて、これを防止することによって経費が削減されるはずなのです。せっかく浄水場から出た水がどこにも行かないで全部使われるということなので、これが10%上がった場合にコストとしてどれぐらいプラスになるのかもし分かれば教えていただきたいと思います。

答弁 上下水道室長 佐藤美香

有収率が例えば10%向上した場合ということなのですけれども、この質問にありましたとおり、収入が10%上がるから収入が増えるということではなくて、漏水量が10%減るという過程で浄水場でつくる水量が減るということで計算しましたら、まず浄水場に係る費用で、主に水をつくるのでしたら薬品費ですとか電気代もそうなのですけれども、水をつくる費用が減るということで、約1%で40万円程度の金額になるということで過去に実は計算をしていますので、10%もし上がるとしたら、400万円程度の金額になるのかなと考えているところです。

再質問 14番 東川孝義

今室長からお話あったように、売上げは増えないのですけれども、経費、薬品、電気代、10%すると約400万円ぐらい、非常に大きな金額だなというふうに思っております。いかにやっぱり漏水等を防止をしていくというのがコスト削減につながっていくのかなというふうに思います。そうはいいながら、今定期的にやっていてもなかなか、先ほど経営状況と今後の課題という中ではそれぞれ老朽管の更新工事、今後約1億円ぐらい、それから建設改良、上限大体4億円というふうなことで、今2.6キロぐらいだけれども、今後5.8キロぐらいの計画で進めていかないと。ただ、それを進める上で課題という中で、これは恐らく水道管事業だけに限らないのかもしれない。非常に高齢化、人手不足というお話もされました。実際に今回自分の知っている方も今年の夏頃に自分の水道の調子が悪いと、見てくださいというお願いをしたら、3か月待ってくださいというふうなお話を聞いた方も実はいます。私も実は管工事組合の担当者のところに行って、どうなのというふうなお話を聞いたら、土日、祝祭日は直接なのですけれども、平日は行政の窓口のところ、それはちょっとどちらの窓口に行ったか分からないのですけれども、非常に人手不足なのだというふうなこと、今の事業も非常に厳しい状況だというようなことでお話を伺ったのですけれども、先ほど御説明があった今後進めていく浄水場の施設工事だとか、いろんなもの、拡張工事は取りあえず凍結をしていく、費用がかかり過ぎるというようなことで当面、メインのところを、中心部を中心としながら進めていく、年間2億円程度、10年間で約20億円というふうな、本当にこれ計画は分かるのですけれども、今の管工事組合の状況の中で、住宅だとか、そういう水道工事だけでなくて、住宅が建てば当然そういうところにも水道業者の皆さんはお仕事をされるわけで、また不備な箇所だとかというところにも行くと思うのですけれども、この辺について本当にこれ可能なのかどうなのか、実際にどういうふうなことを例えば管工事組合とのやり取りをしていただいているのか、ちょっとその辺の考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 上下水道室長 佐藤美香

先ほど答弁でも工事業者の人手不足によりということをお話ししたのですけれども、実際にお客様から漏水があっても工事をなかなか請けてもらえないという苦情も私どものところにも届いているのですけれども、私たちの工事、緊急の修繕もなかなか請けてくれないという時期が昨年ぐらいから続いているのは確かなところです。老朽管更新工事を約1億円程度この先も続けていくということで話したのですけれども、それ以外にも水道メーターの交換とかたくさん工事がある中で、果たして事業費以上に工事ができるのかというのも危惧しているところなのですが、管工事組合との委託業務の中で人手を補充しながら今後も協力して進めていきたいと考えているところです。

再質問 14番 東川孝義

行政で管工事組合、どこまで入れるかという課題もあると思うのですけれども、いずれにしてもそこの管工事組合の人がいないことには何をするにしても、事業進めていくのも厳しいのかなというふうに思います。いろんな形で支援もいただいて、あるいは指導もいただいているよというお話も先日も伺ったのですけれども、できれば今中小企業の中でやっていただいている担い手の育成だとか、そういうふうなメニューをこういうところにもちょっと生かしていただいて、もっと採用ができるだとか、いろんな形のもの、この辺のもし対応が可能であればぜひ進めていっていただいて、今進めようとしている将来の投資事業計画、これがやはり計画的に進むためにも、たしか今名寄が4業者、風連が2業者、6業者だというふうに聞いたと思うのですけれども、それぞれの企業の皆さんの事情もあるとは思うので、今後これを進めていかないことにはだんだん、だんだん老朽化だけの分だけは年数がたっていくと思いますので、ぜひ計画的な事業を令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号進めていただくように要望して、私の質問を終わりたいというふうに思います。また、この点については改めて何か機会があれば、お聞きをしたいというふうに思います。以上で私の質問を終わらせていただきます。

出典:名寄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる