みんなの議会

名寄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月15日

人への投資についての考え方について

2026年6月15日、名寄市議会の一般質問で、東川孝義議員が「人への投資についての考え方について」質問し、市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅が答弁しました。

質問者
東川孝義 議員
答弁者
市長 加藤剛士、教育長 岸小夜子、総務部長 木村睦、総合政策部長 石橋毅

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 東川孝義

おはようございます。議長より指名をいただきましたので、通告に従い、市政クラブを代表いたしまして順次質問してまいります。初めに、加藤市長におかれましては、5期目の就任おめでとうございます。改めてお祝いを申し上げますとともに、民間出身としての視点でこれまで培ってきた人脈を生かし、市政を着実に前へ進めていただくよう御期待を申し上げます。大項目の1番目、市長の5期目に臨む基本姿勢について、小項目の1点目、人づくり、人への投資についての考え方で、教育と人づくりこそが持続可能なまちづくりの根幹であると述べられております。組織の人づくりとは、単にスキルを教えて即戦力にすることではなく、組織の目的を理解し、自分で行動し、周囲と協働できる人を長期的に育てていくものであると考えます。人づくりと組織づくりは表裏一体であり、組織づくりは役割、体制、ルールを整えることで、人づくりはその中で動く人の考え方や力を育てることであると思います。そこで、組織の仕組みを整えながら、それに合った人の育て方を設計していくことが重要だと思いますが、今後の人づくり、人への投資についての考え方について伺います。次に、小項目の2点目、名寄市の強みを生かした産業と仕事の創出について。名寄市の強みは、雪質日本一を掲げるピヤシリスキー場、天塩川と名寄川に挟まれた名寄盆地にあり、豊かな水と土壌を生かした農業が基幹産業であり、日本有数のモチ米の産地で、アスパラやスイートコーンなども全国的に評価をされております。また、北海道北部の内陸にあり、南北と東西の交通が交わる位置にあるため、昔から交通の要衝とも言われております。交通の要衝とは、単に重要な場所というより拠点あるいはハブとして機能する重要な地点の意味合いもあります。また、一方では人口減少と高齢化社会は顕在化しており、雇用の場の創出、いわゆる働きたい人が働ける場所や仕事そのものを新しく生み出すことが重要であると考えます。生活の安定や地域経済の元気を取り戻すために名寄市の強みを生かした産業と仕事の創出において、重点的に取り組む施策について伺います。次に、小項目の3点目、徹底した行財政改革による財政基盤の強化について。徹底した行財政改革による財政基盤の強化に向けては、多くの視点で課題を取り上げております。その中で公共施設の使用料、手数料及び委託料、各種団体への負担金、補助金の見直しで受益と負担の適正化、また市職員の定数や人材育成計画も見直し、持続可能で機能的な組織体制を構築されていくと述べられております。この取組の背景には、公共施設の老朽化に加えて、名寄市総合計画(第2次)における財政調整基金、減債基金の残高が計画を下回っていることなども要因として考えられます。人口減少と相まって行財政も非常に厳しいことから、課題対応に向けて切り込む部分はしっかりとメスを入れていかなければならないことは理解しますが、削るだけではなく、市民に理解を求められる課題を希望に変えていく考え方について伺います。次に、大項目の2番目、名寄市における各種課題への対応について、小項目の1点目、名寄まちなか未来宣言の具現化に向けて。株式会社まちづくり名寄が策定した名寄市まちなかグランドデザインを参考に名寄市まちなか再生・活性化プロジェクト、名寄市まちなか未来宣言のコンセプトが5月に発表されました。この素案は、名寄まちなかグランドデザインのイメージを共有して、これに市民から集めた中心市街地に対する意見などを参考に将来イメージと方向性の実現に向けた考え方が盛り込まれております。具体的な取組方針として、多文化、多世代の拠点づくり、消費経済活性化によるにぎわい創出、ウェルビーイング、心身の健康と幸福の実現が掲げられております。また、この宣言は全市民が関わる町なかの再生、活性化プロジェクトとしており、素案は完成した計画ではなく、新しい町なかの未来を市民の皆様と一緒に考えていくための提案であり、今後は株式会社まちづくり名寄と連携して進めていくとされております。そこで、今回の名寄まちなか未来宣言の取組狙いと名寄市と株式会社まちづくり名寄との推進体制と役割の考え方について伺います。次に、小項目の2点目、公共施設等再配置の見直しについて。名寄市公共施設等総合管理計画の計画期間は平成28年度から令和17年度までの20年間と定め、公共施設の総延べ床面積は人口減少や人口構造の変化を見据え、13%縮減とする基本的な考え方は継続されているのか伺います。また、名寄市公共施設等再配置計画における令和4年から令和8年度のフェーズ1における想定施設はどのような状況になっているのか、加えてフェーズ2及びフェーズ3の期間は当初計画どおり進めていくのか伺います。次に、小項目の3点目、物流拠点化構想の具現化に向けて。名寄市物流拠点化構想について、昨年の8月に北・北海道物流拠点検討協議会が設立され、協議が進められてきたと認識をしておりま令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号す。協議会設立までの取組として、名寄市と北海道開発局と連携しながら共同輸送、中継輸送の実装、圏域物流勉強会、地域連携モーダルシフト促進等を実施してきたと理解をしております。その中で、昨年5月31日に開催されました北・北海道物流拠点構想の実現に向けた講演会では、国土交通省の局長による2024年問題と物流拠点についての講演、その後北・北海道地域における物流拠点の重要性についてのパネルディスカッションを含めて、北海道縦貫自動車道の名寄インターチェンジ周辺の物流、防災拠点構想の実現に向けて機運が高まったと感じております。その後、今年5月に第5回目の北・北海道物流拠点検討協議会が開催をされておりますが、協議会における議論経過と今後物流拠点化構想の具現化に向けてどのような取組を進めていかれるのか伺います。次に、小項目の4点目、第1次名寄市スポーツ推進計画の実践に向けて。第1次名寄市スポーツ推進計画が策定をされ、策定に向けては市民アンケート結果も参考に目標に向けては3点の基本目標が明示されております。基本目標1はライフステージに応じた運動、スポーツの推進、基本目標2はスポーツによるアクティブなまちづくりの推進、基本目標3は誰もが気軽に親しむことができるスポーツ環境の充実であります。それぞれの施策展開に向けて現状と課題も整理されておりますが、計画の具体的な推進に向けては昨年設立されたNスポーツコミッションなよろとの連携、協力体制が重要になると考えますが、推進体制の基本的な考え方について伺います。次に、小項目の5点目、ドローンの活用戦略に向けて。人口減少が進む中、働き手を担う生産年齢人口も減少し、各産業において人手不足が深刻な状況にあります。このような状況下で、名寄市においても外国人人材が活用されておりますが、受入れ拡大には多くの課題があるのも現実であります。現在は、人手不足解消と作業の軽減を図るべく、農業分野をはじめとして災害対策並びにイ令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ンフラ点検にドローンが使用されております。名寄市として人手不足の解消、獣害、熊対策などドローンを導入することで行政上の効果、市民生活への貢献が図られると思いますが、考え方について伺います。次に、大項目の3番目、教育行政について、小項目の1点目、新年度の教育行政重点施策について。令和8年度の教育行政執行方針における学校教育の重点施策について伺います。1つ目に、生きる力を育てる教育の推進において、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を掲げています。変化の激しい時代において子供たちが自ら問いを見つけ、学びを得るためには、教育長は本市の教育現場でこれらをどのように具現化をし、子供たちのどのような姿、ウェルビーイングを目指していくのか伺います。2つ目に、インクルーシブ教育システムの構築ですが、本市ではこれまでも障がいのある、なしにかかわらず、児童生徒が共に学ぶ環境づくりを進めてこられましたが、これまでの取組の成果を教育長はどのように評価をされていますか。また、令和8年度はより一層障壁を取り除き、一人一人の学びを保障するためにどのような視点を持って取り組まれるのか伺います。次に、小項目の2点目、NAYOROスタイル部活動改革事業推進に向けて。令和8年9月からいよいよ休日における運動部部活動の地域展開が本格的に実施をされます。これまでの部活動改革推進協議会での多岐にわたる検討の積み重ねに対し敬意を表します。部活動の地域展開は、単なる実施主体の変更ではなく、学校から地域へと子供の学びと育ちの場を広げ、社会全体で未来を担う子供たちを支える大きな転換期と捉えております。この改革を推進するに当たり、教育長は地域展開後の子供たちを取り巻く環境をどのように変革し、どのような形で心身の成長に寄与させたいのか、考え方を伺います。次に、小項目の3点目、名寄市教育改善プロジェクトの推進に向けて。名寄市教育改善プロジェクトは、複雑な教育課題に対し本市の教育の質を保証するエンジンであると認識をしております。これまでスクールリーダーの育成やICTの活用などを推進してきましたが、この取組を経て現場の教職員の意識向上や子供の学びにはどのような変化が生まれたのでしょうか。また、教育のさらなる向上に向けて本プロジェクトの今後の展望について伺います。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 市長 加藤剛士

おはようございます。東川議員から大項目3点にわたり御質問いただきました。大項目1、2は私から、大項目3については教育長からの答弁とさせていただきます。大項目1、5期目に臨む基本姿勢について、小項目1、人づくり、人への投資についてお答えをいたします。5期目の所信表明でも述べましたとおり、地域の特色を生かした教育やスポーツ活動など、これまで取り組んできた国際交流や英語教育を強化するとともに、名寄市立大学やNスポーツコミッションなよろの組織基盤を有機的に結びつけ、ここで学びたい、ここで子供を育てたいと選ばれるまちを目指していきたいと考えております。具体的には、質の高い子育て、教育環境への投資として多様な言語や文化、スポーツや運動に触れ合う機会の創出、小中学校では英語教育等を通じた他国の言語や文化に触れ合う機会の拡充、さらに地元高校と市立大学が地域と連携をした魅力ある環境の中で専門性を身につけ、自分の可能性を最大限に引き出せる環境の充実に取り組み、ここで学んだ子供たちが将来的にこのまちに残り、あるいは戻ってきて働き、若者世代が地域社会の担い手として活躍をする循環を創出をしていきたいと考えております。人への投資が充実をしているまちは、結果として多くの人々に選ばれることにより活力が生まれ、次代を担う子供たち一人一人がこの地に誇りを持ち、持続的なまちづくりの根幹をつくることを強く認識をしております。教育と人づくりこそが未来への投資であると捉えており、本市の優先事業として取り組んでまいります。小項目2、名寄市の強みを生かした産業と仕事の創出についてお答えをいたします。本市の強みを生かした産業の創出は、地域の魅力を高める付加価値により外から資金を呼び込むことによる地場企業の経営安定、域内循環の活性化を目指すことが可能となります。また、地域の固有財産を基盤とした産業は、中長期にわたる安定した雇用を地域内にもたらし、若年層や女性層の多様な就業ニーズに応えることができ、地域の活性化にとって重要な施策であります。本市における強みは、1つ目には基幹産業である農業であり、国内有数の産地であるモチ米、寒暖差がもたらす高品質なスイートコーンやグリーンアスパラ、そして国産のニーズが高まりを見せる薬用作物など様々な農作物の生産が本市の特徴と言えます。2つ目として、東西南北が交わる交通の要衝としての立地的な強みも地域資源として高い価値があると考えております。これら本市における強みや地域資源を改めて認識をし、効果的な情報発信に取り組むとともに、広域的な物流網の効率化に向けた検討を進めていく中で、企業誘致に向けた支援施策を併せて新たな産業創出を目指してまいります。小項目3、徹底した行財政改革による財政基盤の強化について申し上げます。本市の行財政改革につきましては、第2次名寄市行財政改革推進基本計画(後期実施計画)に基づき現在事業を推進しております。しかしながら、人口減少に伴う市税収入の縮小や少子高齢化社会の進展による社会保障関連経費の増加、さらには公共施設等の老朽化対策などにより今後の財政支出の増加が見込まれております。そのため、より効果的な事業選択と効率的な財政運営に取り組むことが急務となっております。こうした状況の中、令和7年度は本気の行財政改革を推進するため人材育成改革、財令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号政改革、事業選択改革による選択と集中の実質化を掲げ、令和8年度予算一般財源ベースで5億円の削減を目標に取り組んでまいりました。各部において目標を定め、ゼロベースで事業を見直した結果、目標である5億円の削減は達成したものの、人件費、社会保障費、公債費などは依然として増加傾向にあり、本市の財政状況は引き続き厳しい局面にございます。したがって、持続可能なまちづくりを推進するためには、これまでの課題を的確に捉え、さらなる財政基盤の強化に取り組む必要があります。そのため、今年度においては補助金、負担金のガイドラインを策定し、一定の基準を設けるとともに、人件費や物価高騰による施設の維持管理経費及び老朽化による修繕費用の増加に対応するため、公共施設の使用料についても見直しの検討を開始いたします。さらには、職員定数の適正化も検討すべき課題と捉えております。適正な人員配置を行うには真に必要とされる業務への選択と集中が不可欠であり、まずはデジタル技術の活用を踏まえた業務の効率化を図ってまいります。また、多様化、複雑化する市民ニーズに的確に対応するためには職員の能力向上は不可欠であることから、現在これからの時代に即した名寄市人材育成・確保基本方針の策定に向け、議論を重ねているところでございます。将来世代に過大な負担を残さずに、限られた財源を効果的に活用するためには事業の選択と集中を行い、将来を見据えた持続可能で健全な財政運営に努めることが重要であり、これら行財政改革の推進は大変重要な取組であると考えております。こうした様々な行財政改革の取組により効率的で質の高い行政運営を進めていくことで市民の皆様のニーズを的確に捉え、市民一人一人がウェルビーイングを実感し、将来にわたって住み続けられるまちづくりの実現に向け、しっかりと取り組んでまいります。大項目2、名寄市における各種課題への対応に令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ついて、小項目1、名寄まちなか未来宣言の具現化に向けてについてお答えをいたします。西3条南6丁目を核とした町なかは、古くから市民の暮らしを支えてきた重要な場所でございますが、近年の人口減少や社会環境の変化に伴い、来街者の減少、空き店舗の増加、建物の老朽化が進行し、活力の低下が大きな課題となっております。町なかのにぎわいが失われれば、消費活動のみならず、人と人との交流や文化活動そのものが衰退するという危機感の下、町なか再生は今こそ取り組むべき重要課題と認識をしております。一方で、町なか周辺には駅、病院、商業施設等の都市機能が集積をし、老舗から新規店まで熱意のある商いの担い手、介護、飲食、物流など地域経済を支える外国人材の方々など、未来をつくる資源が豊富にございます。本年4月に株式会社まちづくり名寄が策定をした名寄市まちなかグランドデザインに基づき、現にここにあるヒト・モノ・コトを出発点として次の一手を考えていくフォアキャスティングの視点を取り入れた名寄まちなか未来宣言をまちづくりのアプローチとして展開をしてまいります。本宣言は、行政が一方的に決めた完成形の計画ではなく、市民の皆様と共に未来を描くための出発点として位置づけており、市民ワークショップやアンケートで寄せられた声を踏まえ、3つの取組方針を掲げているところでございます。第1に、多文化、多世代交流の拠点づくりでは、図書館機能などを有する複合施設の検討や若者のまちなか居住支援を通じ、家庭でも職場でもない市民の皆様にとって心地よい第3の居場所、サードプレースを創出してまいります。第2に、消費経済活性化によるにぎわい創出では、創業支援、空き店舗を活用したチャレンジショップ、地域通貨Yorocaの活用により気軽に商いに挑戦ができ、消費が地域内で循環するまちを目指してまいります。第3に、ウェルビーイングの実現では、市民のサークル活動やまちづくり有志団体の活動を後押しをし、住んでよかったと心から思える心の豊かさを育んでまいります。本市とまちづくり会社との推進体制と役割については、両者が両輪となる共創の仕組みの構築を目指し、行政は予算の確保や規制緩和、公共施設の再配置など市民の皆様が活躍しやすい舞台をつくる役割を、まちづくり会社にはネットワークの構築、民間コーディネート、実証事業の事務局として町なかで活動するプレーヤーを支援する役割を担い、市民一人一人の思いと行動を最大の推進力とし、持続可能なまちづくりを推進してまいります。小項目2、公共施設等再配置の見直しについてお答えをいたします。名寄市公共施設等総合管理計画は、計画期間を20年間とし、公共施設の総延べ床面積13%縮減を目標に掲げ、中長期的な視点から更新、統廃合、長寿命化など計画的かつ効率的に実施をするため平成28年に策定をしたものでございます。13%縮減の基本的な考え方は現在も継続しておりますが、本計画は財政状況や環境の変化に応じて適宜見直しを行うこととしております。現在公共施設等総合管理計画については、改定の議論も開始をしたところでございます。用途を廃止をした普通財産の考え方や各個別施設の在り方の検討を進めていく中で、施設縮減の目標についても整理をしていきたいと考えております。次に、再配置計画フェーズ1の進捗状況について、フェーズ1期間内におきましては中心市街地のコンパクト化に向けたコアの形成と市民意識の醸成を図るため、図書館や児童センターなど対象5施設を主眼にまちのにぎわいの重心となるメインコア並びに住環境整備につながるサブコアの形成について整理するとしておりました。しかしながら、教育環境の確保を最優先とした中学校の改築、改修並びに地域医療体制の持続性を図るための名寄東病院の市街地移転といった課題への対応を優先した結果、当初計画と比較し整備時期に一定のずれが生じている状況にございます。中心市街地の施設整備につきましては、図書館機能を有する複合施設の候補地について現在株式会社まちづくり名寄が地権者と交渉を進めているところでございまして、その結果を踏まえ整備の決定並びに年次計画について議論を進めてまいります。今後は、名寄まちなか未来宣言の取組方針に基づき中心市街地の活性化とコンパクトなまちづくりを推進してまいります。最後に、フェーズ2以降の進め方についてでございます。次期総合計画におきまして、未来を見据えた公共施設の適正配置を検討し、市庁舎の在り方も含めた各施設の将来像について議論を深めてまいります。今後25年という長期的視野に立った現実的かつ実効性のある再配置計画を構築し、次期総合計画との整合を図りながら着実に進めるとともに、将来世代に過度な負担を残すことなく、市民の誰もが誇りを持てる持続可能な施設環境の実現に向けて取り組んでまいります。小項目3、物流拠点化構想の具現化についてお答えいたします。本市は、これまで北海道開発局などと連携をし、共同輸送や中継輸送に関する実証実験、研究会、圏域物流勉強会を重ねてまいりました。これらの取組を通じまして、本市が道北圏域の地理的中心に位置をし、稚内と道央圏の中間にあって、日帰り運行が可能となる中継輸送の成立距離にあること、また北海道縦貫自動車道との接続性に優れていることなど、中継・集約拠点としての高い優位性が改めて確認されたところでございます。こうした成果を踏まえ、昨年5月には名寄商工会議所との共催により講演会を開催し、国土交通省物流・自動車局長による基調講演などを通じて名寄インターチェンジ周辺の物流拠点化構想の必要性を広く発信をするとともに、国に対して官民連携による構想の具現化と広域防災拠点化への支援を要望いたしました。また、昨年9月には北・北海道物流拠点検討協議会を設立をし、国の補助事業を活用しながら物流量の分析や事業者ヒアリング、拠点機能や候補地の検討などを進令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号めてまいりました。一方で、本年5月に開催をいたしました第5回会議におきまして、出席された物流・輸送関係者から構想案の具体性や精度に関し厳しい御意見を頂戴したところでございます。これを真摯に受け止め、いただいた御指摘を糧として、より実効性と納得感のある構想案へと磨き上げていきたいと考えております。本構想は、単なる物流の効率化にとどまらず、トラックドライバー不足が深刻化するいわゆる2024年問題への対応はもとより、過疎地域における日々の買物環境の維持、さらには本市の基幹産業である農畜産物の安定的な出荷環境の確保など市民生活と地域産業の双方を支える重要な基盤になるものと認識をしております。今後の取組についてでございます。現在国土交通省の補助事業に申請をしたところであり、6月下旬に採択の可否について通知を受け取る予定となっております。採択をいただきました際には、実行計画の策定や体制構築を進めてまいります。いずれにいたしましても、これまでの議論や成果を土台として、北北海道における物流拠点の整備に向け国、北海道をはじめとする関係機関、さらには物流事業者や荷主など民間の皆様との連携を一層深め、官民一体となって構想の具現化に全力で取り組んでまいります。小項目4、第1次名寄市スポーツ推進計画の実践に向けてお答えをいたします。スポーツ推進計画の3つの基本目標達成に向けては、御指摘のとおり昨年設立をされたNスポーツコミッションなよろとの連携、協力が極めて重要であると認識しております。推進体制の基本的な考え方といたしましては、Nスポーツコミッションなよろをはじめとした各関係機関の役割を明確にして、相互に連携を図りながら一体となって取り組んでいく必要があると考えております。Nスポーツコミッションなよろは、スポーツ推進計画を現場レベルで具体化、運営する組織としての役割を担う存在だと考えておりまして、子供から高齢者まで誰もが令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号楽しめるスポーツプログラムの企画、提供や指導者の発掘、育成等スポーツでつながるまちづくりの中核としての役割を期待しております。そのため、Nスポーツコミッションなよろと定期的な協議の場を設け、進捗状況の確認と情報共有を図りながら、計画の具体的な推進に向けて密接に連携して本計画を推進してまいります。小項目5、ドローンの活用戦略に向けてお答えいたします。現在本市におきましては、熊対策といった特定のニーズに対し最小限の範囲でドローンを活用している段階でございます。本市には、国内最北に位置するドローン資格取得が可能な名寄自動車学園ドローンスクールの存在や名寄高校における先進的な取組、さらには全国大会での優秀な実績など、ドローンに関する技術的、教育的土壌が整っていることは市の大きな特色であると認識をしております。こうした独自の強みがある中で、ドローンを活用した行政課題の解決や市民生活への貢献が可能かどうかにつきましては有効性を感じており、今後検討を重ね、安全確保など課題等の整理が必要であると考えております。先ほど申したとおり、ドローン資格取得が可能な環境や地元高校生の活躍など、人材育成の基盤がある名寄市の強みとして、全国の先進事例等も参考としながら、ドローンのオペレーション人材の育成なども含めて取組を研究してまいりたいと考えております。

答弁 教育長 岸小夜子

私からは、大項目3についてお答えいたします。初めに、大項目3、教育行政について、小項目1、新年度の教育行政重点施策についてお答えをいたします。今日生成AIなどデジタル技術の発展やグローバル化の進展など変化が著しく複雑で、予測困難な社会となっている中、学校教育においては一人一人の児童生徒が自分のよさや可能性を認識し、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会のつくり手となることができるよう、その資質、能力を育成することが求められております。このような背景を踏まえ、私自身も変化が著しい社会の中で本市の子供たちに社会の中でたくましく自立し、他者と共生できる生きる力を育むことが大切であると考えているところです。このため、子供たちが健康で個性や能力を発揮し、社会の中で他者と協働しながら生きがいを感じて生活できるようにする、言い換えれば身体的、精神的、社会的によい状態であるウェルビーイングを感じられる姿を目指して、学校教育の改善、充実に取り組んでいるところです。こうした考えの下、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実については、議員の御指摘のとおり、子供たちが自ら問いを見つけて学びを得るという、いわゆる子供たちの主体的、対話的で深い学びを実現するため、子供一人一人の興味、関心や学習特性を踏まえて個の資質、能力の向上を図る個別最適な学びと、リアルな人間関係などがある社会の中で生きていくために子供同士や教職員、地域の方々などとの対話等を通じた協働的な学びの双方の関連を図って、子供たちの資質、能力を育んでいくことができるよう学校を支援してまいります。インクルーシブ教育の構築に向けた取組については、これまで障がいのある児童生徒とない児童生徒が可能な限り同じ場で共に学び、日常的な交流を通じて互いの個性を認め合い、共に育ち合う環境づくりに努めてきており、各学校においては障がいは特別なことではなく、誰もが持つ特性の一つであるとの認識が広がり、互助の精神や多様性を尊重する姿勢、学校文化が育まれてきているように感じております。令和8年度は、より一層障がいのある児童生徒とない児童生徒が共に学ぶ環境の整備や自立と社会参加を見据えて、その時点での教育的ニーズに的確に応える指導を提供できる仕組みの整備に取り組んでまいりたいと考えております。インクルーシブ教育の視点からも本市の学校教育において個別最適な学びと協働的な学びの一体的な取組の充実を図り、誰一人取り残さない教育環境の整備に努めてまいります。次に、小項目2、NAYOROスタイル部活動改革事業推進に向けてについてお答えいたします。部活動の地域展開は、急速な少子化、人口減少に伴いこれまでのような学校単位の部活動の維持が困難になってきていることを背景に、生徒が将来にわたって継続的にスポーツ、文化芸術活動に親しむ機会を確保、充実することを目的にスタートいたしました。本市においても名寄らしい部活動の地域展開の姿を模索しながら、Nスポーツコミッションなよろや各競技団体、学校と何度も協議を重ね、今年の9月から地域の競技団体などが受皿となって、地域クラブとして休日の活動を担ってくださる運びとなりました。全国各地の部活動改革の取組においては、中学校の部活動改革を契機として、各地域において少子化、人口減少が進む中で全ての生徒がそれぞれの希望に応じて多種多様な活動に参加できる環境や子供や大人、高齢者、障がい者などが持続的に生涯にわたってスポーツ、文化芸術活動に親しんだり、参加したりする環境の整備の必要性、またスポーツ、文化芸術活動を通じたウェルビーイングの向上や地域社会の維持、活性化にもつなげていくことの必要性などの話も出てきているところです。私自身も、部活動改革の取組を通して本市の子供たちが心身ともに健やかに成長し、可能性を広げていくためには学校以外の場においても子供たちが希望する活動に挑戦できる機会を確保したり、地域全体で子供たちの成長を支えていく活動や仕組みを整えたりする必要があると感じているところです。このようなことから、現在取り組んでいる部活動の地域移行、地域展開の取組を通してスポーツ、文化芸術関係の市民の皆様をはじめとする多くの市民の皆様と対話を重ねながら、本市の子供たちが地域の様々な方々と関わり合う豊かな体験を積み重ねて視野を広げ、協働する力などが高まる生令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号きた学びができる環境の整備に関係部署、団体などと連携して取り組んでまいりたいと考えております。そのためにも、まずは9月から始まる休日における運動部活動の地域展開において学校と地域との連携が円滑に行われ、生徒のよりよい成長に資するよう教育委員会として随時必要な支援に努めるとともに、平日についても一つでも多くのスポーツが地域クラブとして活動できるよう直面する課題の解決に取り組んでまいります。次に、小項目3、名寄市教育改善プロジェクトの推進についてお答えいたします。名寄市教育改善プロジェクトは、小中学校の垣根を越えて本市の教育課題の解決を図るため名寄市教育研究所の一つの組織として位置づけ、平成24年度より活動してきております。この15年間にわたる取組の最大の成果は、学校種の枠を超え、市内全学校の共通課題の解決に取り組む体制が築かれるとともに、ミドルリーダーを担える教員が育ってきていることです。また、ICTの活用研究を通じて学校間で差が出ることなく1人1台端末の活用が進められ、子供たちが端末を情報収集や整理の場面でよく活用し、主体的に学ぶ意欲や態度が育まれてきております。本プロジェクトの今後の展望については、これまでに築いてきた全学校で取り組むALLNAYOROの体制を大切にし、時代の変化に即した課題や子供も教職員もやってみたい、チャレンジしてみたいと心から思える課題など、取り組む課題を十分に吟味したり、組織を柔軟に見直したりして本市の教育課題を一つ一つ着実に解決し、全国的な教育水準の維持、向上に取り組んでまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

質問 14番 東川孝義

それぞれ丁寧な御答弁をいただきました。限られた時間でありますので、何点かに絞って再質問させていただきたいというふうに思います。なお、再質問については関連する項目もありますので、壇上での順番どおり令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号にいかない点もあるかもしれませんので、御理解をいただきたいというふうに思います。まず、大項目1点目、5期目に臨む基本姿勢について、小項目1点目、人づくり、人への投資ということで市長のほうから御答弁をいただきました。今回の所信表明で述べられたことに加えて、さらにこのまちで育った子供たちが戻ってこられるというふうな教育と人づくりこそが非常に大切であるというふうなこと、あるいは地元高校、市立大学の連携等のお話も、答弁もいただいたところです。それで、人づくり、人への投資ということで、今回市長の所信表明とは別に新たに再度お聞きをしたいのは、名寄市総合計画(第2次)後期基本計画の中で大切にしたいまちづくりの基本的となる考え方で、市民と行政、市民相互の協働によるまちづくりで、まちづくりの主役は市民ですというふうに明示がされております。このことを市民、地域、団体の全ての人が自覚をして、市民と行政との協働によるまちづくりにそれぞれが主体的に関わることが非常に重要であるのかなというふうに思っております。先ほどもお話の中にありました市民ニーズの多様化、あるいは人口減少や少子高齢化、当然行政活動が複雑化をする中でこの地域のコミュニティーの役割、これは非常に大きくなっているのではないのかなというふうに考えております。市長は人づくり、人への投資の冒頭、本市の先人は開拓期、想像を絶する苦難の中、土地を開き、経済の基盤を築くと同時に、子供たちの教育の場を整えてきたと述べられております。先ほどの答弁で、この後いろんなお話、先ほどお話しさせていただいたことのお話がありました。ここで私が新たにお聞きをしたいのは、先ほど市長が冒頭述べられたことと併せて、行政と非常に大きな関わりを持つ町内会組織、当然この町内会組織というのは道路や公園、福祉、防災、一斉清掃など、地域の要望や困り事などを集約して行政に伝える意見のまとめ役として機能を果たしているのではないかというふうに思っております。しかし、現状いろんなところで言われるように町内会加入率の低下であるとか、役員の高齢化、成り手不足など厳しい状況下にあるというふうに思っておりますけれども、先ほどの人づくり、人への投資ということで、町内会組織の今後の在り方等についてどのようにお考えなのかお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

これまでも町内会の会長さんはじめ役員の皆さん等とも様々な意見交換もさせていただいている中で、町内会の活動が大変重要であるというふうに認識はしておりますけれども、一方で厳しい状況に置かれている町内会さんもあるというふうにも認識をしているところであります。この間も先般の町内会の連合会の総会でも様々な御意見等もいただいたところでありまして、今後町内会のあるべき姿についてぜひ積極的な意見交換をさせていただきたいし、場合によっては様々な研修等もやっていきましょうというような御提案もさせていただいたところであります。あくまでも町内会は自主活動組織でありますので、そこの自主性をしっかりと認識をしながらも、一方で我々行政も町内会の皆さんにそうした活動に我々もお願いをして、いろんな協働のまちづくりを進めているということもございますので、なくてはならない組織であるというのと同時に、今後より町内会が今の自主活動をさらに広げていけるような組織の在り方について、共に寄り添って議論を重ねていきたいというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

今市長御答弁いただいたように、町内会の組織というのは自主活動の組織ということは十分理解をしながらも、今お話あったように、当然行政とのいろんな関わりの中で進めていっているというふうな部分も十分改めて理解をしていただきたいのと、やはり今町内会組織が非常に厳しくなっているという中では、何日か前ちょっと報道ありましたけれども、名寄市子ども会育成連合会、これが合併して20年で解散をするというふうな報道がされている。ちょうど合併のときに携わった者の一人としては非常に寂しい気がするのですけれども、ある面では町内会も単独で運営するのが難しくなってくるという町内会も今後出てくるのかなという気がいたしております。そんな中で、やっぱり地域連絡協議会、この辺ももう少し機能をさせていくような活動にしていかないと、なかなか単独では今後難しい運営になってくるのかなというふうな状況を感じているところです。市民の地域コミュニティー、やっぱりこれの積極的な参加だとか連携だとか協力というのも非常に今後の行政に大きな関わりを持ってくると思いますので、改めてこの地域連絡協議会の運営について今後どのような考えを持っておられるのか、この点についてお聞きをして、担当部長でもよろしいですけれども、お願いをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

合併以降それぞれの学校区単位で地域連絡協議会という広域的な組織を改めてつくりながら各種事業を展開してきたところでありますけれども、なかなかどうしてもボトムアップ的な組織ではなかったということもあるのか分かりませんけれども、地域連絡協議会によって温度差があって、2年前でしたか、3年前でしたか、一部地域連絡協議会が解散をしたところもあるということでございまして、それぞれ広域町内会も多様な中で今活動しているということでございます。町内会同士の連携だとかということに対して一定の支援もしながら、そうした一緒になって町内会同士がいろんな事業に取り組むことについての支援、サポートもしているところでございます。一方で、子供たちがやっぱりなかなか町内会からいない、あるいは今子供たちの活動も大きく変わってきておりまして、放課後様々な形でいろんな少年団だとか、いろんな活動だとかに行令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号く中で、なかなか土日等も町内会の行事に参加できない、あるいは子供たちそのものもなかなかいなくなってきている中で、今回の子供会の育成会のこうした連合会の状況になったというふうに思います。学校単位で今いわゆるコミュニティ・スクール、あるいは地域学校協働活動みたいな動きを進めてきているところでありまして、ここは子供たちあるいは学校と地域が一体となって子供たちをしっかりと地域で育てていく取組を推進をしていく。また、地域も子供たちと関わっていくことで多世代の交流を推進していくと、こういうような動きを今強くしようということも進めているところでありまして、こうした学校区単位での広域的な地域の取組の中から町内会とまた違った形でコミュニティーの創出等も推進をしていく中で新たなネットワークの構築、あるいはコミュニティーの創造に努めていく、そうしたことも重要なことではないかというふうに考えているところでございます。

質問 14番 東川孝義

ありがとうございます。名寄市総合計画(第2次)後期基本計画では、町内会の加入率が基準値73.7が目標値74点、恐らくこれも厳しいのかなというふうに思います。この間報道でされています旭川市も50%を切るのではないだろうかというふうな報道もされております。先ほど冒頭市長がありましたように、やっぱりこのまちで学んだ子供たちが戻ってきてこられる教育と人づくりこそが大切であるというふうな冒頭御答弁をいただきました。やはりいろんなところで子供たちを育てていく、今市長もお話ありました。学校単位だとかというお話もございましたけれども、地域で子供たちを育てていくという視点も非常に重要だと思いますので、地域のコミュニティーというのは非常にそういう面では今後の中で大きな効果を生むのだというふうに思っておりますので、新たな人づくりの中ではやっぱり地域のコミュニティーを今後大事にしていた令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号だきたいし、自分のところの町内会のことを言わせていただくと、行政の職員の方もかなり役員としてお手伝いもいただいておりますし、当然行政の職員と町内会の役員というのは地域に戻れば地域の住民なのですけれども、できればそのようなアプローチも改めてお願いをしておきたいというふうに思います。続いて、2点目、小項目2、名寄市の強みを生かした産業と仕事の創出についてということで、御答弁では外から資金を呼び寄せて域内循環を図るというふうなこと、あるいは若年層、女性層がここで企業として働けるというふうな、一方では基幹産業は農業であるというふうなこと、あるいは交通の要衝というふうなことで、当然効果的な情報発信をして、企業誘致等進めていかれるというふうな御答弁をいただきました。名寄市の強みを生かした産業の、仕事の創出という点で名寄市の総合計画(第2次)後期計画、基本計画における経済元気化プロジェクト及び冬季スポーツ拠点化プロジェクトにおける評価、これをどのように受け止めて、5期目にどのように反映をされるのかという点について改めてお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

名寄市総合計画(第2次)後期基本計画におきます経済元気化プロジェクトについて、これコロナ禍の影響を大きく受けた期間でありましたけれども、これまでの取組によって新たに立地した企業数、また新規就農者数が増加をしていること、さらには電子地域通貨普及拡大、Yoroca、こちらが着実な成果を見せているというふうに考えておりまして、本市の地域経済の活性化、持続可能な地域づくりに向けた手応えを感じているところでございます。また、冬季スポーツ拠点化プロジェクトにつきましてもスポーツ、合宿、大会による経済効果が目標を大きく上回って推移をしておりまして、雪質日本一という本市の地域資源が高い優位性と経済波及効果を持つことが実証されたと認識をしているところでございます。こうした評価をしっかりと受け止めまして、5期目においては公約の柱でございます地域の強みを生かす産業、仕事の創出、これをより強力に展開をしてまいります。具体的には、先ほど来申し上げました農業、こちらについては生産性の向上を図り、安定生産による産地としての信頼度の向上に努める、このことも重要でありましょうし、また北北海道の交通の要衝という地理的優位性、これを最大限に生かした物流拠点構想を具現化をし、積極的な企業誘致を図ってまいりたいと考えております。また、本市の基幹産業である1次産業の高付加価値化やスポーツ大会、合宿誘致による地域のにぎわい、交流人口の拡大を図り、地域の産業育成に集中的に取り組んでまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、現在総合計画の次の計画を今議論しているところでありまして、こうした考え方について計画に分かりやすく、あるいは市民の皆さんと一緒に同じ方向を向けるような計画となるように努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

総合計画後期計画の特に名寄市の強みを生かした産業ということで、経済元気化プロジェクトと冬季スポーツ拠点化プロジェクト、これについて今2点改めてお伺いをさせていただきました。当然4期目の冒頭はコロナ禍ということは十分理解をしつつ、それ以降の内容について今御答弁をいただきました。恐らく最終的には今年度が最終になるわけですけれども、当初の目標をクリアをしていく形につながっていくのかなというふうにも受け止めております。さらに、基幹産業、農業については今後やはりさらに生産性の向上を図っていくというふうな御答弁もいただきました。特に非常にこの中で大きいのは、やはり電子地域通貨Yoroca、これの運用というのがいろんな行政の中で幅広く使われているというのも域内の経済循環という部分では非常に大きな効果があるのかなというふうにも思ってございます。今まで4期目でここまで培われた施策の部分、ぜひ5期目の中でさらに大きく飛躍をさせていただきたいというお願いを申し上げておきたいというふうに思います。続いて、小項目の3点目、徹底した行財政改革による財政基盤の強化ということで、非常に、壇上でもお話をさせていただいたように、あらゆる取組がなされて、今回の中では取り上げられておられます。先ほど答弁の中では第3次行財政改革というふうなことで、今人材育成、財政改革、事業選択改革と。令和8年度の予算、当初の目標5億円は削減された。そのほかの部分があって、削減等、実際にはトータルの5億円というふうにはならなかったというふうなものもお話もいただきましたし、あるいは職員定数の適正化、デジタル技術で市民のニーズに対応していくために名寄市人材育成作成方針というふうにお話しいただいたかと思うのですけれども、今進めているというふうな御答弁をいただいたかと思います。今年の3月に旧風連町と旧名寄市が合併をして20年の節目を迎えて、合併以降の人口は約7,000人の減少というふうな状況になってございます。当然財政状況が厳しい中にあっては、市民との対話の中で各種施設の使用料、負担金、補助金、これらのお話をすると一定程度の見直しは必要だよねというふうなお話もいただいてございます。ただ、一方で人口が減ったからといって市民ニーズの変化も含めて行政サービス、これについては変わるものではないのかなというふうに自分は理解をしております。そこで、市職員の定数だとか、あるいは先ほどお話あった人材育成計画の推進に向けて職員のモチベーションを向上させながらやりがいの実感と職場の雰囲気、これが非常に大切ではないのかなと。既に令和8年度予算策定は終わりましたけれども、先ほどお話あったように、5億円削減というのが頭にあると、何かそこの部分が令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号大きな柱になって、広げていくという部分も厳しい状況になっていくのかなというふうに思いますので、職員のモチベーションを向上させながら、やりがいと職場の雰囲気、これを大切にしながら施策を組み立てていくというのがますます今後人材育成の中では重要になるのではないかというふうに思いますけれども、改めてこの辺の考え方についてお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

議員がお話しのとおり、行財政改革におきましては財政改革の取組と同様に人材確保、育成も極めて重要であると考えております。現在人材育成・確保基本方針の策定について議論を進めておりますけれども、目指すべき職員像を明確にして、それに応じた研修の実施により能力を身につけ、生産性の向上を図ってまいりたいと考えております。職員においては、研修などを通じて自己の成長を感じ、仕事を通じてやりがい、達成感を感じることにより組織での力を発揮することができ、そのことにより市民サービスの向上につながるものと考えております。そのためにも職員研修の充実は必要であると考えておりまして、職責や経験年数に応じた研修、自ら学ぶ機会の創出、職場内研修、いわゆるOJTなど計画的に様々な研修機会を設けてまいります。また、働く上で職場環境の改善も重要と考えております。ライフスタイルも多様化する中でワーク・ライフ・バランスの取れた働き方ができるよう時代に合わせた改善を図ってまいります。市民サービスを行う上で職員が充実した環境で働くことは重要であると考えております。行財政改革において財政改革のみならず、人材育成においても環境を整えてまいりますので、よろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

行政の中で働く職員の皆様が目指すべき職員像というようなことで職員研修の充実、あるいはOJTということでお話令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号がありました。やっぱり今御答弁にもありましたように、働きがいあるいはやりがいが感じられる仕組み、要するに個人の成長が感じられる仕組みづくり、これが非常に重要ではないのか。今御答弁でありましたいわゆるワークバランスの取組ということですけれども、研修だとかOJTだとか、これを充実をしていくというのは当然必要なことですけれども、職場でのワークバランスの改善、これについてどのように考えているのかお聞きをしたい。といいますのは、単純に例えば仕事量を現実的なものにするだとか、働き方のルールを見直すだとか、あるいは上司、同僚とのコミュニケーションを取る、ワークバランスっていろんな形の取り組み方があると思うのですけれども、先ほど市長が答弁された今後ワークバランスの取組という中ではこの辺の視点をどういうふうにお考えなのか改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総務部長 木村睦

ワーク・ライフ・バランスについての御質問いただいたかというふうに思っています。現在名寄市におきましては、名寄市の特定事業主行動計画というものを策定させていただいておりまして、その計画におきましては仕事と生活の調和、いわゆるワーク・ライフ・バランスですとか、女性の職業生活における活躍、こういったものを推進する行動計画として特定事業主行動計画というものを策定させていただいているところであります。計画の中におきましても、毎年いろいろと様々な国の制度の改正ですとかにおきましてこちらの計画のほうも改正させていただいておりますけれども、今後におきましても今議員のほうからいただきました職員が働く職場環境の整備ですとか、職場全体で支援していく体制の整備ですとか、いわゆるワーク・ライフ・バランスをしっかりと実現できるような仕事として仕事の取組意欲の向上に努めるような計画になっておりますので、こうした計画をさらに進めていきたいというふうに考えているところでございます。以上です。

質問 14番 東川孝義

理解をさせていただきます。職員数の適正化というふうな形の中で今踏み込んだやり取りもさせていただきましたけれども、先ほどお話しさせていただいたように、人口が減っても行政サービスの部分ではむしろ市民ニーズのいろんな多様化によって変わることはないという中では、やはり働きやすい、あるいは市民としっかり対応できるというふうな職場づくりというのも非常に大切だと思いますので、今回財政については触れませんけれども、行政という部分の中で今後の取組をお願いを申し上げたいというふうに思います。次に、大項目2点目、名寄市における各種課題への対応ということで、名寄まちなか未来宣言の具現化に向けてということでお聞きをしたいというふうに思います。市長のほうから町なかの部分は、以前からお話をいただいているように、西3条南6丁目というふうなことでのお話が冒頭ございました。当然都市機能等があってというふうなこと、それから行政と株式会社まちづくりの役割という部分についても御答弁もいただきました。行政は予算だとかというような形、まちづくり会社はネットワークの構築だとかプレーヤーを探すというふうなことでお話があったかと思います。それで、御答弁の中にもあったかと思うのですけれども、今回のまちなか未来宣言の素案は完成した計画ではなくて、この宣言内容を基に新しい社会、文化、経済活動を生み出す中心市街地の未来を市民と共に考え、つくり出す、いわゆるフォアキャスティングの視点に立った考え方で推進をしていくというふうに先ほどの御答弁でもあったかと思います。今まではどちらかというとバックキャスティングの取組が多かった……要するにきちっと形を描いて、その中に向かっていくと。今回は、まちづくり会社での資料も基にというふうな御答弁もあったと思うのですけれども、今回改めて名寄市としてもまちなか未来宣言、フォアキャスティングを取り組んだと、取り入れた考え方について改めてちょっとお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

この間も公共施設の再配置計画だとかで市民の皆さんとの議論を重ねて、様々な計画もつくってきたところでありますけれども、なかなか進捗が思うようにいかなかったという経過はお示しさせていただいたとおりであります。具体的に財政的な問題があったり、重要な課題がなかなかほかとの兼ね合いもある中で優先されてこなかった経過もあるということでお話をさせていただいたところであります。一方で、町なかが非常に名寄市にとっても重要な基盤であり、ここがある意味では町の象徴的な場所である、顔であるということだと思います。ここに新たなにぎわいあるいは人との交流、さらには教育、文化、そうしたことをまた改めてつくっていきたい、そうしたまちづくり会社の思いも受けた形で名寄市の計画も立てさせていただいたところであります。先ほど来財政的に非常に厳しいということ、さらには昨今では結構物価の高騰等によりまして様々な全国各地で公共施設や役所庁舎が計画を断念せざるを得ない、あるいは延期しているような状況もあるというようなことでございまして、なかなか先が見通すことが厳しい状況の中で、さらには町なかには公有地も少ないということだとすると、まずはこうした考え方をしっかりと市民の皆さんと共有して、一緒にできることからやっていこうというようなことが重要なのではないかということで、その考え方についてお示しをし、今後まちづくり会社とも連携をしながら協働で町なかについて開発あるいは開拓をしていく、そうしたことを企図するために今回の宣言を出したものでございます。

質問 14番 東川孝義

理解をさせて……ただ本当にフォアキャスティングを進めるには、いろんな課題等も実際にあるというふうに思います。この辺の進め方、今回この後同僚議員がまたこの未来宣言について質問される予定になっております。自分はその考え方のみ今回お聞きをして譲っていきたいというふうに思います。いずれにしても、しっかりつくられたまちなか未来宣言、これをどういうふうに生かしていくのかというのが非常に、今までと違う取組で進められるということなので、この辺の対応をしっかりお願いをしておきたいというふうに思います。次に、小項目の2点目、公共施設等再配置計画の見直しについてということで、20年間という考え方については変わっていないと。13%縮減も継続していくということと、その中であと改定の議論等も進めているというふうなお話がございました。フェーズ1については、教育環境の確保を最優先にしてきたというふうなことで一定のずれがあったというふうなこと、フェーズ2以降については、先ほどの未来宣言も含めてですけれども、庁舎の在り方も含めて検討をされていくというふうな御答弁をいただいたかなというふうに思います。名寄市公共施設等総合管理計画、令和6年11月に一部改定をされ、基本的な考え方は変わっていない。先ほど御答弁にもございました。それで、改めて総延べ床面積の13%縮減、先ほど答弁にも改定の議論があるというふうなお話がございましたけれども、使用されなくなった公共施設は基本的には普通財産となって、所管が管財へ移ると。ただ、床面積はそのまま継続されていると。この考え方、先ほど改定の議論というようなお話もありましたけれども、今後もこの考え方で進めていかれるのかお伺いをしたいというふうなこと。それと、もう一点、基本的な考え方で施設を更新、建て替えする場合は市民の利便性や市民ニーズを十分に考慮し、集約化、複合化を行った施設令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号が施設総量を超えないように努めますというこの方針、これも当初の方針どおり変わりがないのか。合わせて2点お聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総務部長 木村睦

13%縮減の基本的な考え方につきましては、現在も継続はさせていただいているということで先ほど市長からの答弁にもあったところだと思います。今公共施設等総合管理計画の見直し議論を開始させていただいたところでございまして、今議員のほうからも御指摘いただきました使用されていない、いわゆる旧教育施設ですとか、そういったものにつきましては普通財産ということになっていますし、そういった普通財産の考え方などにつきましても今後公共施設等総合管理計画の改定する議論の中で整理のほうさせていただきたいなというふうに思っているところであります。それと、集約化、複合化を行った施設について施設総量を超えないということのお話だったのですけれども、集約化、複合化の大きな目的の一つに当然ながら延べ床面積を減らして、維持管理コストを削減するということが目的の一つにあるかなというふうに思っています。その時々の状況にはよるかとは思いますけれども、こちらにつきましても必要な設備ですとか機能を損なうことなく総量は超えないように今後も努めていきたいというふうに考えておりますが、いずれにいたしましても今回改定の議論させていただいておりますので、先ほどの普通財産はじめ、こういった基本的な考え方についても整理をしていきたいというふうに考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

最終的には解体するまで財産として残ってはいくのですけれども、公共施設等の総延べ床面積の縮減という形の中では所管が移ってもそのまま残しておくというのは非常にこの分では厳しい数字にもなってくるのかなというふうなこと、厳しくなっていくというふうに思います。改定の議論の中で今後この辺のこともしっかり協議を進めていただければなというふうに思います。小項目の3点目、物流拠点化構想の具現化に向けてというふうなことで、先ほど御答弁をいただきました。今までの取組等を含めて、最終的には今新たに国交省に提出をしているのが6月に採択をされれば、また新たな事業展開も進めていかれるというふうな御答弁をいただいたかなというふうに思います。それで、この物流拠点化構想の位置づけとして、人口減少あるいは高齢化、2024年問題、それから長距離輸送の負担増、非効率的な輸送構造、中継基地という視点であったというふうには理解をしております。先般報道の中でコンサルの報告では、市長の答弁にもござい……具体案が示される目指すものが見えていないという指摘もあったというふうな報道もされております。コンサルの報告は報告として、これまでの取組経過を踏まえて令和8年度以降具体的に、先ほど国交省の6月の採択というふうなお話もありましたけれども、令和8年度以降どのような取組を行って、今後具体的にある程度見えてくる形というのはどういうふうに、いつ頃を目指しているのか、この辺についてちょっと改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

物流の取組についての再質問いただきました。今年度、今申請している国の補助金、採択を受けることができましたら、それをしっかり活用して、改めて荷主の皆様方の本当に生々しいお困り事等の聞き取りをさせていただいて、形としては解決するにはやっぱり共同輸送という形が何らかの仕組みの中で具現化していかないと積載率を上げていくということにはつながっていきませんので、そこの可能性を具現化していく取組になっていくと思います。今年度内については、一定程度荷主の数というか、荷主を一定程度限定的にして、形をイメージをしながら、来年度以降実際に実証運行という、試験的な運行という形で物を動かしていければという形で、今年度はさらに具現化に向けた深掘りをする1年間にしていきたいというふうに考えております。

質問 14番 東川孝義

令和8年度、今年度どう今後の荷主を限定して共同輸送、いわゆるやっぱり当初の中継基地というのがしっかりまた原点に戻るというか、恐らくそういう形で進められたと思うのですけれども、その中で今後進めていくというふうなお話だったかというふうに思います。話が出てからかなりやっぱり期間がたって、いろんなところで検討がされているのですけれども、先ほど冒頭でお話をさせていただきました北北海道物流拠点構想の実現に向けた国交省の局長のお話であるとか、あるいは近隣の実際に担当しているパネルディスカッション、非常にあの中では話としては盛り上がってきたなと。かなり早く進むのかなとは思いつつも、今ちょっと足踏みの状態なのかなというふうに思いましたけれども、今8年度、あるいは実証に向けてというふうな、荷主も限定してということでお話を伺いましたので、ぜひ早期の実現に向けての推進をお願いを申し上げたいというふうに思います。続いて、小項目の4番目、第1次名寄市スポーツ推進計画の実践に向けてというふうなことで御答弁をいただきました。当然Nスポーツコミッションとの関連も含めて進めていかれるということでのお話もいただいたというふうに思っております。子供から高齢者まで誰もが楽しむというふうな御答弁もいただいたのかなというふうに思います。それで、Nスポーツコミッションなよろですけれども、昨年の6月28日に設立をされて、各種の事業展開、それぞれ進められております。第1次名寄市スポーツ推進計画において、基本目標令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号にそれぞれ成果目標も設定をされております。冬季のスポーツ活動の推進において、冬季スポーツ施設の利用人数が令和6年の基準値から令和12年度の目標値は6,478人、これ今回のスポーツ推進計画、異常に多い数値になっております。先ほど子供から高齢者まで誰もが楽しむという形の中でこの辺が盛り込まれているのか、目標数値の達成に向けての考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

ここについては、目標ということでかなり増えていくという形で目標設定をさせていただいております。名寄市としても冬季スポーツ、カーリング場であったり、スキー場であったりととがれる施設を有しておりますので、ここについて市民講習会であったり、いろんなことを、やっぱり皆スポーツ、皆さんに参加をしていただけるような環境をぜひ機会をつくらせていただいて、そして楽しんでいただく人数を増やしていくと、こんな取組をしっかりとNスポーツコミッションなよろのほうにも企画をしていただいて、この目標値にいけるように取り組んでいければというふうに考えておりますし、実はこの計画自体進捗管理をするのが名寄市のスポーツ推進審議会、こちらのほうで毎年進捗状況を確認することになっておりますので、しっかりと一年一年成果を見て、審議会の中でも御議論いただきながら、今本当に審議会の視点で必要な取組も含めて毎年PDCAを回しながら進めていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 14番 東川孝義

御答弁をいただきました。というのは、ここに現状と課題という視点で、やっぱり冬場というのはどうしても運動不足というのが多くなるという。今屋内スポーツのお話もいただきましたけれども、いろんな形で利用促進をしていく、幅広く使っていただけるという令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ことが冬季のスポーツ活動の推進という中での目標数値に近づいていくのかなというふうにも思いますので、恐らくこの中でも具体的にはeスポーツだとか冬季スポーツを行うきっかけをつくって、いろんなものを具体的に明示をされておりますけれども、やはり先ほど答弁にもあった子供から高齢者まで誰もが親しめるというふうな形のものの取組の強化をお願いをしておきたいというふうに思います。大項目最後、小項目5番目、最後になります。ドローンの活用戦略に向けてということで御答弁もいただきました。今名寄市で熊対策等を含めて最小限の取組をされているというふうなこと、それから名寄自動車学校のドローンスクールであり、あるいは名寄高校の取組等について有効性は確かにあるというようなこと、今課題を整理をしているというふうなことで御答弁があったかなというふうに思います。ドローンなのですけれども、本当に非常に日進月歩でいろんなもの進んでいるというふうにお聞きをしております。先日もちょっと行って、実際にお話を聞いてきたのですけれども、今いろんな社会実装を起点にして、環境整備だとか技術開発、これが進められているというふうなことで具体的なロードマップも構成がされていると。具体的な内容、詳細については割愛をさせていただきますけれども、先ほど市長の答弁にもありましたように、名寄市にはほかの自治体から追従できない実証フィールド、登録の講習機関だとか先端教育機関の地域資産、いろんなものがそろっております。先ほど名寄高校のお話もありましたけれども、名寄高校も昨年12月にドロカツ東日本大会で優勝、準優勝、全国大会はちょっと厳しかったのですけれども、僅か1年余りですばらしい結果を残されております。今名寄市では熊対策の最小限の取組ということだったのですけれども、熊対策も本当連日テレビ等でもいろんな報道されておりますけれども、出たよという形ではなくて、例えば市街地における熊出没時の無人航空機だとか、そういうふうなものを実際に設置をしているところもあります。やっぱり行政におけるドローンの活用というのは、非常に今お話を聞くと近隣の市町村で資格を取りに来ていらっしゃるところもかなりいるというふうに聞いております。ですから、せっかくフィールド自体があるのですけれども、なかなか名寄市の中で近くにあるのに取組という部分ではいい環境にありながら若干ほかの市町の取組とも遅れているような気もするのですが、改めて行政としてドローンの取組についてどのように考えていくのかお伺いをさせていただきます。

答弁 市長 加藤剛士

ドローンについての御質問ということで、私も自動車学校さんの先駆的な取組、あるいは登録講習機関としていち早く手挙げをしていただいていること、また名寄高校においては特色ある高校教育の一環としてドローンを活用した様々な教育、先進的な教育環境をつくり、最近では非常に大きな成果を上げているということも承知をしているところでありまして、この名寄で今ドローンが結構盛り上がってきているのかなというふうに思っております。議員お話しのとおり、熊対策だけでなくて、ドローンは建設、農業、さらには防災、物流など多岐にわたって社会実装がもう既に進んでいるというふうにも思っているところでありまして、先ほど来行革の観点からも人口減少あるいは人手不足という中でドローンがそうしたサービスを担っていける、あるいはそうしたことを導入することによってより効果的な施策になる可能性も承知をしているところでありまして、そうした先駆的な取組をしている事業者さんもいらっしゃるわけでありますので、そうした方ともしっかりと意見交換をさせていただきながら情報収集に努め、今後の展開についてどのような形ができるのかということを検討してまいりたいというふうに考えおります。

質問 14番 東川孝義

今本当に名前を出すのはあれだけれども名寄自動車学校では智恵文小学校でドローンの教育だとか、あるいはお年寄りの集まっているところのフレイル、これの対策としてドローンが非常に喜ばれて、それこそ子供から大人まで、その中でドローンを使って操作をしながらというふうなことでの、ですから活用方法は非常に幅広くあるというふうに思っていますし、先ほどお話しさせていただいたように、ドローンの機器というのは本当に日進月歩で新しく進化を続けていると。先ほどの高校の全国大会では、一流の企業の会社がスカウトに来ているというぐらい本当にドローンの技術というのは今各企業の中でも求められていると。そういう面では本当に名寄高校、そのときの全国大会に行ったときのお話を聞くと、名寄高校ってどこなのだというふうなことで企業の方が探されて、こんなところでやっているのだって。そこにすごくそういう資格も取れるところがあるのだというふうなお話もそこでされたというふうなお話も伺っております。今日あんまり時間もありませんので、ドローンについてはまた、このテーマについては改めて別の機会に意見交換をさせていただければなというふうに思います。大項目の1点目と2点目、5期目に臨む基本姿勢、それから名寄市における各種の課題対応について質問させていただきました。壇上の冒頭でもお話をさせていただきましたが、加藤市長の5期目、課題も非常に多いと思いますけれども、積極果敢にチャレンジをお願い申し上げて、次の大項目3点目の再質問に移らせていただきます。大項目の3点目、教育行政について、新年度の教育重点施策ということで教育長のほうから御答弁をいただきました。個別的な学び、教育的な学びで生きる力を育むことが大切であるとか、あるいはウェルビーイングの充実、子供たちの一人一人の資質向上というふうなことでのお話をいただいたかなというふうに思っております。その中で令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号改めてちょっとお聞きをしたいのは、教育長、先ほど、私が聞き違いでなければ、障がいを誰もが持つ特性と捉える考えが学校で広がって、多様性を尊重し、助け合う文化が育っているというふうにお話しされたかなというふうに思います。今年度中学校における通級指導教室の開設に向けた準備を進めるということでお聞きをしているのですけれども、多感な時期にある生徒への配慮が不可欠だというふうに思っております。通級が特別な扱いと受け取られ、生徒が孤立感や引け目を感じることは避けなければならないのかなというふうに感じているところです。この通級を前向きな成長のステップとして、先ほどのお話ではクラス全体が自然に受け入れて、生徒同士が互いの個性を認め合う土壌、これを今後学校現場でどのように醸成をされていくのかお聞きをしたいというふうに思います。もう一点は、新たに検討を進めている中学校での通級指導教室の設置がこのインクルーシブ教育の推進にどのような役割を果たしていくのか、この2点について改めてお伺いをさせてください。

答弁 教育長 岸小夜子

中学校への通級指導教室を導入することに関わっての1つは子供たちに対する、一緒にやって、意識の醸成の問題、そして通級指導教室がインクルーシブ教育とどういうふうに関わっていくのかという大きく2点御質問いただいたかというふうに思います。まず、そもそも通級指導教室の仕組みというのは、通常の学級に在籍している子供たちが特に置かれている状態の中で特性等に配慮しながら一定の時間通級指導教室に通って、そこで状況に応じた指導を行うと、そういうようなものになっているところでございます。名寄市においては、南小学校で開設していたところですが、保護者の方々からも中学校への開設ということを望む声が大きかったことですし、現場で通級している先生たちからもそういうお声があったところです。この導入に当たり令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号まして最も配慮していることは、通級指導教室そのものの意義ですとか、それからどうしても通級と通常学級を行き来することになりますので、指導の在り方についてまずは先生方にしっかりと御理解をいただくということが大事かなというふうに考えておりますので、その部分ではこの通級指導教室について先生方に御理解をいただき、そしてそのことをきちんと今度できるのだということで子供たちにも伝えていっていただきたいということで、丁寧に各学校回って、今担当者のほうが説明会を開催しているところですし、今後保護者説明会なども実施するというところで考えているところでございますので、まずは足元の教職員がしっかりとこの趣旨を理解して、説明できるようにしていくと。そのことによって通級指導教室に通う子供たちが差別されることなく、本当にここは自分の特性を伸ばしてくるのだということで周りの子供たちも理解し、そして通常学級の子供たちがきちんと受け入れられるような体制づくりということについては、きめ細かに行っていきたいというふうに思います。それから、インクルーシブ教育との関わりでございますが、特別支援学級は障がい種に応じてその学級の中で学びますが、この通級指導教室は日常的にみんなと一緒に通常の教室で学ぶわけでございます。そこで、先ほど答弁させていただきましたが、協働的な学び、級友ですとか通常学級における先生たちとの関わり合いの中での学びというのがございますが、この通級指導教室はそれぞれの個々の学習の障がいですとか身体の障がい等に応じて指導を行うということでありますので、まさに個別の指導、個別に資質、能力を伸ばすということで、協働的な学びと個別の往還をしていくというか、関連を図っていくということで、私としてはやはり特別な支援学級以上にこういう通級指導教室を増やしていくことによって子供たちが通級と通常を往来していくということで、よりインクルーシブな考え方、障がいのある、なしにかかわらず共に学ぶということに近づいていくのではないかというふうに思っておりますので、何よりも大事なことは子供たちの状況に応じながら適切な学びの場を提供していくように努めていきたいというふうに考えておりますし、一人一人皆人間性がきちんと尊重される、そうした心理的安全性の高い学級や学校の文化づくりに努力していきたいというふうに考えているところです。以上です。

質問 14番 東川孝義

改めて詳細に御答弁をいただきました。今回通級指導教室の南小学校から中学校というふうなことで、導入に一番配慮をされて、今進めているというのは、そこを指導される教職員の先生方にまず理解をしていただくと。それをしっかり子供たちに伝えて、それぞれの特性を伸ばしていくというお考えだというふうなことでお聞きをしました。また、インクルーシブの考え方についても協働的な学びというふうな中で、子供たちの状況に応じてしっかり共に学ぶことを目指して進めていくというふうなことで、非常に今回改めて通級指導教室の開設の取組に向けての教育長の考え方を伺うことができました。非常に新たな取組ということで教育長の思いも理解をさせていただきましたけれども、今進められている先生方との対応、理解をしていただくこと、さらにそれをしっかりと子供たちに伝えていくというふうな取組が今年度がスタートということで、その辺のしっかりした対応を改めてお願いを申し上げておきたいというふうに思います。それから、小項目の2点目、NAYOROスタイル部活動改革事業推進に向けてということで、それぞれ御答弁をいただきました。名寄らしいスタイルというふうなこと、全ての生徒が多種多様な活動をできるようにというふうなこと、それから地域全体で進めていかれるというふうなお話もありました。たしか答弁の後半のほうだったのですけれども、今土日の部活動なのですけれども、教育長は平日についても一つでも多くのスポーツが地域クラブとして活動できるよう取組を進めていきたいという御答弁をいただいたかなというふうに思います。子供たちにとって部活動、平日から休日まで連続する。子供たちとすれば、どちらも日常でないのかなというふうに思っております。ただ、活動の場が学校から地域へ広がっていく中で、地域のみが地域指導となったり、あるいは平日と休日で指導体制の連続性が保たれなくなったり、子供たちが戸惑うというのは避けなければならないのではないかなというふうに思っております。ですから、休日、平日を通じて子供たちの心身の成長を一貫して支えていくために学校と地域がどのような連携、あるいは情報共有体制を構築をしていくべきなのかという、改めてお考えをお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 教育長 岸小夜子

子供たちの連続した活動を保障するための学校と地域等の連携についてということでございますが、この間、今年の9月に開催するまでの間何度も何度も学校と、それからいわゆる受皿となっていただく競技団体、運動部が今回移行するわけですが、が話合いを重ねてきております。大事なことは、子供たちの資質、能力を伸ばしたり、それから子供たちがスポーツや文化、芸術活動に継続的に親しんでいくと、そうしたことが大事なことだというふうに思っておりますので、これから実際に様々な課題が出てくると思いますので、私自身は担当者には完成というよりはスモールステップの課題を解決していくという、その繰り返しの中でより望ましい環境をつくっていく必要があるということで、粘り強く今後につきましても学校とそれぞれの受皿となっていくところでの情報共有ですとか意見交換がなされるような支援をしっかりと行っていきたいと思いますし、教育委員会といたしましてはそこの調整がしっかりと支えていけるようにアンテナを高くしながら状況把握に努めて、都度適切な支援令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号ができるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。

質問 14番 東川孝義

初めての取組でありますし、今教育長御答弁いただいたように、今までの競技団体のいろんな議論の経過、それも含めて、そうはいいながら恐らく様々な課題が出てくるのだろうというふうなことで、それが大きくならないうちに、小さなうちにしっかりとその内容をその中で検討を加えながら進めていかれるというふうなお話。本当に机上の話と実際に行動に移したときというのは、恐らくいろんな当初予想もしていなかった課題等が出てくるというふうに思いますので、その中で教育委員会としてしっかり支援をしていくというふうな御答弁をいただきましたので、どちらがという形ではなくて、それぞれのところがやっぱり助け合いながら進めていくという、先ほどもお話出ていました連携だとか情報をしっかり共有をしながら、円滑な推進に努めていただきたいというふうにお願いを申し上げておきたいと思います。最後になります。小項目の3、名寄市教育改善プロジェクトの推進に向けてということで、教育長のほうから平成24年より活動して、市内全学年でミドルリーダー等が育ってきていると。あるいは、ICTの活用等の話等、詳しいお話をいただいたところです。今回の教育長の執行方針全体を拝見をさせていただいて、改めて学校教育、社会教育、それぞれの分野で多岐にわたる施策が展開をされているなということを理解をさせていただきました。しかし、これらの一つ一つの事業を動かすこと自体が目的化してしまっては真のウェルビーイングの向上にはつながっていかないのではないかなというふうに思います。ウェルビーイングという言葉、名寄市総合計画(第3次)だとか、あるいは今回の先ほどお話しさせていただきました名寄市まちなか未来宣言にも使われております。ただ、自分の記憶の中では、たしか令和6令和8年6月15日(月曜日)第2回6月定例会・第2号年度の教育行政執行方針の中で教育長が最初に使われたのではないかなというふうに思っております。教育長は、今回執行方針の結びにおいて市民が主体的、積極的に学び、幸せを感じられる教育行政を目指すという決意を示されております。膨大な事業を計画どおりに実施すること自体が目的化しないよう、これら全ての施策をウェルビーイングの向上という共通の目標へ統合し、子供や市民が日々の暮らしや学びの中でその変化を実感できるようにすることが非常に重要ではないのかなというふうに考えております。そこで、改めて今年度どのような教育行政を推進をしていくお考えなのかお伺いをさせていただきたいというふうに思います。

答弁 教育長 岸小夜子

ウェルビーイングの向上ということで、事業が目的化しないようにという御指摘でしたので、十分に受け止めて、取り組んでまいりたいというふうに思いますが、常々やはり市長から市民の幸せということをお話しいただいておりますので、教育を通して市民を幸せにしていくということを大切にしながら教育行政に取り組んでいきたいというふうに思っているところでございまして、学校教育、社会教育、それぞれございますが、近年の学校教育においても社会教育においても課題が多様化、複雑化してきているところでございます。そうした中で、私自身は様々な、学校だけでは問題が解決しない、それから社会教育も社会教育担当だけでは完結しないという中で、学校教育と社会教育の連携はもとより、教育委員会自体がしっかりと他部署ですとか関係機関と連携を図りながら現場の声をよく聞いて、本当に子供たちから高齢の方々まで市民全ての方がこの事業に参加してよかったとか、ためになったとか、そういうふうに言葉に出していただけるように取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、まずもって自分自身が何を目指して教育行政を進めているのかというと市民の幸せですので、そのことをしっかり念頭に置きながら職員に関わり、かつ様々な機関と連携をしながら教育行政を通して市民のウェルビーイングの実現に取り組んでまいりたいというふうに思います。以上でございます。

質問 14番 東川孝義

このウェルビーイングの取組、幅が広いだけにここだけという部分ではなくて、今教育長お話あったように、教育部としては学校教育、社会教育との連携、教育委員会としては当然ほかの部署、非常にそういう面ではいろんなところと連携をすることによっていろんな事業、身体的、精神的、社会的、要するに病気だけではないよというウェルビーイングの。やっぱりいろんなところの良好な持続的な幸福状態、先ほど最後にもまたお話しいただきました市民の幸せという部分での取組になってくるのかなというふうに思います。非常に力強いお言葉をいただきましたので、また令和8年度の教育行政の中でしっかり進めていただくようお願いを申し上げて、私の質問を以上で終わらせていただきます。

出典:名寄市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月15日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる