名寄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月13日
条例を活かしたまちづくりについて
2023年12月13日、名寄市議会の一般質問で、山崎真由美議員が「条例を活かしたまちづくりについて」質問し、健康福祉部長 馬場義人、総務部長 渡辺博史、教育長 岸小夜子、市長 加藤剛士、副市長 橋本正道が答弁しました。
- 質問者
- 山崎真由美 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 馬場義人、総務部長 渡辺博史、教育長 岸小夜子、市長 加藤剛士、副市長 橋本正道
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質問 3番 山崎真由美
おはようございます。ただいま議長から御指名をいただきましたので、通告順に従いまして、大項目で2点質問させていただきます。最初に、大項目1、条例を生かしたまちづくりについてお伺いいたします。名寄市は、平成18年の合併から数えて17年目を迎えています。その間、平成22年4月1日にまちづくりを進めるための基本ルールとして、自治基本条例を施行いたしました。この条例は、市民、議会、市が連携と協力をしながら市民が主体のまちづくりを進めていく上での基本ルールを定めたものです。さらに、他の多くの条例でルール化を図りながら新名寄市のまちづくりが鋭意進められてきました。そこで、次の条例に関してお伺いいたします。小項目1、名寄市みんなを結ぶ手話条例に基づく優しいまちづくりについてお伺いいたします。市民憲章で誓う体と心の健康を大切にし、安心して暮らせるまちをつくるための重要な手段は言語であります。その一つである手話についての普及啓発については、以前から広報なよろによる今月の手話の紹介、手話奉仕員養成講座開講など、具体的に取り組まれています。また、名寄市立大学でも手話サークルが活動されていると認識しています。これらの取組状況に対する反響についてお伺いいたします。また、条例に明記された施策の推進としての環境づくりについては、手話通訳者の方々に活躍していただきやすい環境づくりが必要と考えます。取組状況と今後の計画についてお伺いいたします。次に、小項目2、(仮称)名寄市子供の権利条例の制定についてお伺いいたします。急速に進む少子化と子供、子育てをめぐり複雑化する社会的背景を念頭に、国は平成24年8月、子ども・子育て支援法をはじめとする子ども・子育て関連3法を成立、法に基づく子ども・子育て支援新制度が平成27年度から施行されています。名寄市においても子育て支援施策や教育保育事業の充実に努めてきており、現在は第2期名寄市子ども・子育て支援事業計画による取組が進められています。この計画の最終年である令和6年度が来年度に当たることから、ここで育って、ここで育ててよかったと言えるまちを目指して、次のステージを見据えた(仮称)名寄市子供の権利条例制定に向けた取組が有効であると考えます。名寄市としての見解をお伺いいたします。次に、大項目2、2024年度予算編成に関わってお伺いいたします。今年も11月1日に市長から各部局に示された2024年度予算編成方針が4日置いた11月5日付地元新聞で「名寄市が予算編成方針、喫緊の課題に対応」と大きな見出しで報道されました。言うまでもなく、予算編成方針はまちづくりの方向性を決める極めて重要な方針であることから、市民の関心も高く、市民生活への影響も大きいと認識します。そこで、2024年度予算編成に関わって、小項目で3点質問いたします。小項目1、予算編成方針の重点となる基本方針についてお伺いいたします。基本方針として、総合計画、総合戦略の具現化、将来にわたる地域生活の維持への取組、子供、子育て政策の推進、持続可能で健全な財政運営維持への努力の4点が打ち出されましたが、基本方針に沿った予算編成において最重要視する喫緊の課題をどのように捉えているのかお伺いいたします。小項目2、公共施設の維持管理についてお伺いいたします。老朽化が目立つ公共施設が多くなってきている現状を踏まえ、その維持管理について公共施設等再配置計画を基に長期的な視点も加味した中での来年度予算編成の考えについてお伺いいたします。小項目3、財政の健全化を担保する予算編成の考え方についてお伺いいたします。市内4か所で開催された町内会連合会主催のまちづくり懇談会で説明のあった令和4年度名寄市の台所事情は、実質単年度収支で2億3,558万4,000円の赤字、その他基金等を加味した実質単年度収支では6億2,672万1,000円の赤字であると報告がなされ、基金を取り崩しての事業実施についても説明が加えられました。健全化判断比率の算定結果では、名寄市は国が示す基準以下であり、心配ないとのことでしたが、今後も基金の取崩しが想定されていることから、財政の健全化は十分注視していかなければならないものと考えます。基金の取崩しに関する考え方についてお伺いいたします。また、財政の健全化を担保する上で鍵となる考え方についてもお伺いし、この場からの質問とさせていただきます。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
おはようございます。山崎議員からは、大項目で2点御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2は総務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号初めに、大項目1、条例を生かしたまちづくりについて、小項目1、名寄市みんなを結ぶ手話条例に基づく優しいまちづくりについてお答えいたします。障害者基本法第3条において手話は言語として定められており、障がい者は意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得または利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られることとされています。本市においては、名寄市みんなを結ぶ手話条例、以下条例と称します、が制定された平成27年以前から手話及び要約筆記の協力員を派遣する名寄市聴覚障がい者協力員派遣事業を実施するなど、聴覚障がい者や聾唖者の方々への支援策を講じてきました。名寄市聴覚障がい者協力員派遣事業は、平成12年度より事業を開始し、当時旭川市を除く道北初の事業で、その制度を支える人材育成の一環として、事業開始の前年の平成11年度より手話奉仕員養成講座も取り組んでおります。本市の聴覚障がい者協力員派遣事業は、名寄市社会福祉協議会へ委託しており、委託先が利用者と協力員のマッチングを行い、事業運営しております。派遣する協力員は、名寄手話の会などからの推薦者7名、名寄要約筆記通訳サークルかえでからの推薦者6名で構成されております。名寄市手話の会につきましては、平成12年度の名寄市聴覚障がい者協力員派遣事業の開始当時の会員数が28名で、令和4年度末の会員数が23名となっており、担い手育成が課題となっております。手話奉仕員養成講座につきましては、平成11年度より継続的に取り組んでおり、平成27年度から現在の中川町から和寒町までの上川北部8市町村による合同の取組となり、上川北部聴覚障害者協会名寄支部への委託事業として現在に至っております。令和5年度の講座終了時点で通算2,208名の方々に修了証書を交付しております。また、本年度は受講者のうち4名が名寄手話の会への入会につながったことも大きな成果として捉えております。養成講座の開催方法につきましては、令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号本市と士別市の交互開催を基本としておりますが、ここ3年間は受講希望者のニーズや運営協力に当たる地元サークルの体制などにより本市で開催しております。なお、令和6年度につきましては、士別市での開催予定となっているところでございます。御質問の手話の普及啓発に係る取組の取組状況の反響について、アンケートなどの具体的な調査は行っておりませんが、条例制定以降の8年間に開催された養成講座の受講者数が51名となっております。これまでの広報なよろによる今月の手話の周知活動や名寄市社会福祉協議会などが市民ボランティア講座として実施していただいているシンポジウムや映画会により市民の皆様に手話への理解が広がった成果があったものと考えております。条例第3条において、市の責務として市民の手話に対する理解を広げる施策と手話を使いやすい環境とする施策の推進に努めることとされており、まずは市民が手話を身近に感じていただくこと、実際に手話に触れていただくことが重要であると考えております。本市では、平成28年度より理解促進研修啓発事業の出前講座として、コロナ禍で実施できなかった2年間を除き、5年間で11か所の企業、官公署、団体に足を運び、手話の普及啓発に取り組んでまいりました。今後においても、市民が手話を身近に感じられるよう関係機関と連携しながら広報、普及活動に努めてまいりますので、御理解を願います。次に、小項目2、(仮称)名寄市子供の権利条例の制定についてお答えいたします。昨年6月22日に公布されたこども基本法が本年4月1日に施行され、全ての子供が個人として尊重され、差別的取扱いを受けることがないようにすること、適切に養育され、その生活が保障されること、年齢及び発達の程度に応じて意見を表明する機会が保障されることなど6つの基本理念が明文化されました。また、子どもの権利条約の基本的な考え方は、差別の禁止、差別がないこと、子供の最善の利益、子供にとって最もよいこと、生命、生存及び発達に対する権利、命が守られ、成長できること、子供の意見の尊重、子供が意味のある参加ができることの4つで表されており、こども基本法にも取り入れられております。現在令和7年度から始まる次期名寄市第3期子ども・子育て支援事業計画の策定に向け、子ども・子育て会議において協議を開始したところであり、今年度中には保護者向けのアンケート調査を実施する予定です。計画の策定に当たっては、こども基本法や子どもの権利条約の理念にのっとり進めていかなければならないと考えており、こども基本法第11条において子供の施策に対する子供や子育て当事者などの意見を幅広く聴取して、反映させるために必要な措置を講ずることと定めていることから、子供たちの意見をSNSなどを活用して直接聞ける機会を設けるなど、新たな取組を実施する協議を進めてまいります。本年度からこども家庭庁が設置され、子供真ん中社会の実現に向けた取組が進んできており、子供施策を総合的に推進するためのこども大綱も今年中には示される予定となっております。こども大綱で示された内容をしっかりと精査し、子供担当部局と教育担当部局が連携を図りながら判断してまいりたいと考えておりますが、現在のところ条例を制定する予定はございません。条例のある、なしにかかわらず、こども基本法や子どもの権利条約の理念に基づき個別の計画を実施していくことが重要と考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは大項目2、2024年度予算編成に関わって、初めに小項目1、予算編成方針の重点となる基本方針についてお答えします。令和6年度の予算編成につきましては、11月1日付で、各部局に市長訓令及び予算編成資料提出についての事務連絡を周知いたしました。本市の財政運営には、社会保障施策に要する経費の増加や老朽化が進む公共施設、公共インフラへの対応など、多くの課題が山積している状況であり、また電気料金や燃料単価の高騰、それに伴う各種委託料の増加などにより基金を取り崩しての財政運営が続いており、今後も厳しい財政運営が続くものと認識しております。その一方で、社会は大きな変革期にあり、多様化する市民ニーズを的確に捉え、名寄市総合計画(第2次)に掲げた将来像を実現していくために組織機構の垣根を越えて、スピード感を持って早急かつ的確に対応していかなければならないものと考えております。このような状況から、令和6年度予算編成に当たっては総合計画、総合戦略の具現化、将来にわたる地域生活の維持への取組、子供、子育て政策の推進、持続可能で健全な財政運営の維持の4点を基本的な考えとして、全職員一丸となって予算編成に当たるよう指示があったところであります。お尋ねの最重要視する喫緊の課題については、本定例会初日に御議決いただいた補正予算に計上した学校施設の空調設備の整備やこの間継続して推進しているDX施策などが挙げられますが、令和6年度予算は現在各部署からの要求についてヒアリング、査定を行っているところであり、各級の予算査定において限りある財源を重点的かつ効果的に活用し、市民の安全、安心な暮らしを支えていくことができるようしっかりと議論してまいります。次に、小項目2、公共施設の維持管理についてお答えします。御質問のとおり、本市には老朽化した公共施設が数多くあり、本市の大きな課題の一つであると認識しております。それぞれの公共施設では、公共施設個別施設計画や公共施設等再配置計画などにおいて一定程度今後の方針を定めており、維持管理についてもこの定めた方針にのっとって実施しているところであります。公共施設等再配置計画に掲げている施設については、庁内及び関係団体と協議を進めているところでありますが、検討が必要な課題も多く、現在予算も含令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号めて具体的にお示しできる段階ではありませんので、御理解いただきたいと思います。次に、小項目3、財政の健全化を担保する予算編成の考え方についてお答えします。令和4年度一般会計決算は3億5,023万9,000円の実質収支でありましたが、財政調整基金等各種基金を活用しての決算であり、実質単年度収支は2億3,558万4,000円の赤字となっており、今後も基金に依存しながらの財政運営にならざるを得ない厳しい状況が続くものと推測しております。しかしながら、市民の安全、安心な暮らしを支えていくためには、健全な財政運営の維持が不可欠であります。そのため、事業の選択、執行に当たって、事業の有効性、公益性等についてしっかりと議論していくとともに、特定財源の確保に努め、基金についても市債とのバランスを考慮した効果的、効率的な活用に努めなければならないものと認識しております。先日の議員協議会では、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画の見直しに当たり、裏づけとなる中期財政計画をお示しさせていただきました。後期計画期間におきましても、老朽化が進む公共施設の対応などにより厳しい推計結果となっております。このように厳しい財政状況が見込まれる状況ですが、将来に多大な負担を残さず、市民生活を維持していくために本市では1つ目として実質公債費比率及び将来負担率の上限、2つ目として市債発行額の上限と市債残高に対して交付税措置されない割合、3つ目として財政調整基金及び減債基金の残高の3点について財政規律を設けているところであります。令和6年度予算におきましても、財政規律をしっかりと遵守しながら持続可能で健全な財政運営を維持していく方針であります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 3番 山崎真由美
それぞれ御答弁をいただきましたので、再質問に移らせていただきたいと思います。令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号まず、名寄市みんなを結ぶ手話条例についてであります。継続的に取り組まれている内容については新聞報道等でも耳にしておりますし、実際短期的な、例えば手話の講習会などがあったときに参加させていただいたりした経緯もございます。その中で本当に丁寧に指導していただいている、また指導に当たってくださっている手話の会の皆さんの御活躍の様子も目の当たりにこの間させていただいているところであります。その状況の中で、会員の担い手不足についても先ほど馬場部長から御答弁がありましたけれども、この中で例えば子供たちへのアプローチといいますか、この間講習会等に子供たち、若い人材が参加しているかどうかというところの情報、分かりましたらお伝えいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
人数は一定把握させていただいておりまして、この5年間で元年度はゼロ人だったのですけれども、元年度、2年度がコロナの関係も一部ありましてゼロ人だったのですけれども、令和3年度が4人、令和4年度が2人、令和5年度が3人というようなことでなっておりまして、その中で実は約半年の中で54回ほど、週2回の講習をするというようなことが手話奉仕員養成講座の規定になっておりまして、それを全て出ていただけるということが一応条件になっていて、それで修了証書をお渡しするという立てつけになっているのです。ですので、なかなか厳しくて、実際今年いらっしゃったのが、最後の修了式のときには来ていただいたのですけれども、残念ながら修了証書をもらえることができなかった学生さんがいらっしゃって、どうもお聞きになっていると実習とぶつかってしまって、その関係でどうしても修了証書をもらうところのカウントまでいけなかったと。やっぱり社会福祉学科の学生さんだったようでございますけれども、中には市内を離れて、違う地域で臨床実習というか、現場実習をされるという方もいらっしゃいますので、そうしますとその期間中1か月丸々穴が空いてしまうということになるとちょっと修了証書をもらうということができないというふうに言っていましたが、修了の中でぜひ手話を生かしながら自分の仕事もそういう方面に進んでいきたいというようなお言葉もいただいておりましたので、修了証書はもらえなかったですけれども、何らかの形でそういう形に進んでいければいいのかなというふうに思っています。ただ、今申し上げたように、回数が相当数あるということなので、何年か前から自分の仕事とか職場調整をしながら受講に至るまで相当年数をかけて準備して今回に臨んでいるという受講生の方々もいらっしゃるということでございましたので、そういうような配慮も、配慮というか、そういうようなことも検討しながら今後に続けてまいりたいなというふうに思っております。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
そのとおりなのです。スペシャリストを養成する講習であれば当然それだけ日数もかかりますし、やり方についても決まりの中で動いていくということではあるのですけれども、スペシャリストとしての手話奉仕員ということで、その講座はその講座として、また別な講座で親しみを持って手話に触れるというような講座の開設が今までもされてきていると思うのです。この庁舎の中でも1時間に当たるぐらいの時間だったでしょうか、私たちも参加させていただいて、本当にこんにちはですとか日常的な自分の名前を手話で表現するとか、そういう講座に参加させていただいたこともあるのですけれども、その中で一緒に出会った人たちが忘れないように出会ったときにこんにちはという、そういう手話の使い方に触れさせていただいたこともあるものですから、特に若い方たちで日程をきちっとクリアできない可能性の方も参加しやすいような取組をしていただけないかと思っているところですが、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
先ほど壇上のほうでも答弁させていただきましたが、実は出前講座で手話の出前講座をやらせていただいております。先ほども申し上げましたが、市内の会社や官公署などなどからお申込みいただきまして、手話の講習会のほうを実施させていただいておりますし、たしか昨年だったと記憶しているのですが、実は社会福祉協議会さんのほうで市民ボランティア講座の一環として、聴覚障がいをお持ちの方々が出演されている映画会を上映していただいて、その後シンポジウムもしていただきました。シンポジウムには市長も参加していただいておりましたが、そういった中でそういう普及啓発には努めてまいりたいというふうに思っておりますし、一定手話奉仕員の派遣についても手話奉仕員養成講座につきましても手話の会の方々の多大なる御尽力と手話の会の方々のアドバイスをいただきながら実施させていただいて、私たちもそちらのほうに委託をさせていただいて、実施をさせていただいているものですから、今議員からお話しいただいた部分も今後進める中での参考にさせていただきながら、今後協議進める際には参考にしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 3番 山崎真由美
やっていただいていること本当にありがたいと思っています。手話通訳の会の方たちの姿、本当に、出会って、その場に立っていらっしゃるだけでやはりその会場の空気が変わりますので、名寄市の様々なところでのまちづくりに多様な方が参画できるというところの状況も感じ取っているところであります。今までの状況に感謝を申し上げるとともに、さらなるというところでお話をさせていただいているのは、せっかく名寄市みんなを結ぶ手話条例を持っているまちでありますので、一層若い世代の方たちに令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号もこの条例があるまちである、そのまちで育っているということを認識していただけたらなと思うところでの発言であります。例えば小学校の中でもいろんな総合的な学習なども進められていて、手話を取り上げるケースも過去あったのではないかと思っているのですけれども、例えばです。それぞれのフレーズを手話で、手で表現をするということもありますけれども、五十音が1つずつ、アですとかずっと出来上がっていると思いますので、五十音表を子供たちにお配りをするですとか、例えばどこか幼稚園で朝挨拶をするときにおはようございますという言葉かけをするだけではなく、こういう言葉もあるのだよということで、子供同士、または誰かと誰かが出会ったときにおはようございますという、これがおはようございますなのかどうかも私もよく認識はしていないのですけれども、おはようございます、またおはようございますで、こんにちははこんにちはでという手話を過去教えていただいたような気もいたしますが、そういう普通に生活の中に手話が入り込んでくるようなつくりをつくっていけないかと思っているところです。そういう提案をどこがするかというと、やはり馬場部長のところかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
今御質問いただきましたけれども、障がい者に優しいというか、障がいのある方々、いろんな障がいもありますから、多様な障がいの方々が社会の中で包括しながら暮らしていけるということがとても大事なことだなというふうに私たちも思っておりますし、健康福祉の中でもたまたま障がい福祉を所管しているというところと一定手話にたけている職員が1人ちょっといるというようなこともあって、実は毎朝朝礼をやっているのですけれども、課ごとに。そこの社会福祉課と基幹相談支援センターぽっけの合同の朝礼は、実は毎日朝礼の中に手話の言語を1つずつ入れています。今日は何だったかな。令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ちょっと忘れてしまいましたけれども、時には健康だったり、雷が起きた日は今日は雷ですとかというふうにして話して、私はいいことだなと思っていつも聞かせていただいているというか、横目で見させていただいていますが、そういった一つ一つが大事だなというふうに思っております。ただ、今議員にいただいた御提案も今後いろんな障がい者の施策を進めていく中ででき得る部分につきましては取り入れていくことが可能かどうかということも含めて、今後施策を進めていく中で考えてまいりたいなというふうに思っております。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
具体的なすばらしい取組の事例を教えていただきました。ありがとうございます。そういう取組が広がっていくことを望んでいるということであります。手話、言語の一つということでありますので、言葉はやっぱり小さいときから覚えていくものだと思います。生まれてすぐの赤ちゃんが言葉を覚えるのはやはりお母さんだったり、お父さんだったり、御家族の表情と口から出てくる音を聞いての言語であります。母国語の日本語だけではなくて外国語についても小さいときから親しむということでそのものが日常的に身につくということがありますので、ぜひその一つに手話を加えたいなという思いが私の強い思いであります。馬場部長にいろいろ御答弁いただいておりますが、ちょっと教育の関係でこの考え方で、幼稚園ということ、保育所ということであればまた管轄は違いますけれども、教育という観点で御答弁をいただけたらと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育長 岸小夜子
手話に関して小さいうちから子供たちに親しませることについての御提案というふうに受け止めましたが、こうしたいわゆるインクルーシブな教育ということで、障がいのある、なしにかかわらず子供たちが平等な中で育っていくということはとても大切なことだというふうに思いますし、私もまだ把握していませんが、総合的な学習の時間の福祉の分野の中でそうした様々な障がいの方々と触れ合うですとか、もしくはそういう器具を使って自分が経験してみるというような学習などもしているところですので、手話に限らず、やはり教育においては子供たちが障がいのある、なしにかかわらず一緒になって共生して育っていくというような環境をつくっていくように努めていきたいなというふうに考えているところでございます。
再質問 3番 山崎真由美
突然でしたが、御答弁いただいてありがとうございます。とにかく大上段に構えるということではなく、日常的な取組の中から名寄市の持っている名寄市みんなを結ぶ手話条例の目的なり理念なりがみんなの中に広がっていくような、そんな取組ができていくことを願っての今回の一般質問をさせていただいておりますので、この後日常的なところでというところでまた活動を一緒にさせていただきたいと思います。次の小項目2のほうに移らせていただきたいと思います。子供の権利条例です。先ほど国の状況ですとか今後の見通しですとか、御答弁いただきました。実は11月に市民ネット会派で、岩手県の遠野市に行政視察に出させていただきました。遠野市は、子供の権利条例に当たるわらすっこ条例というものを持っております。ぜひそこの状況を確認させていただきたいということで、行政視察に出させていただきました。その中で同じようなやり取りをいたしました。国の動向、そしてこれからの進んでいく状況、遠野市の中でも改めて条例を制定しなくてもいいのではないかという考えを持っていたという方がいらっしゃいましたけれども、条例をつくることの意味ということは、つくってみて初めて分かったという言葉もその方は述べられておりました。議員の方でありますけれども、そんな言葉も頂戴して帰ってきました。何かといいますと、条例に入れ込む理念は結局大人がつくるものだけでは足りないと思っているのです。この子供の権利に関する条例は子供の権利に関するものであるので、子供たちがこのことを認識できるような状況で条例をつくるべきだと思っています。ここに遠野市のわらすっこ条例、子供たちが分かりやすいようにつくられたものを持ってまいりましたけれども、まずは子供の皆さんにこの条例の趣旨を理解していただくというところから出発しています。自分たちがどういう存在で、何で守られていて、今後どういうことで自分たちが安心して自分たちの素質を発揮することができるのかということが明文化されています。ですので、今ある例えば国の条約、ある道の決まり、その中で名寄市は十分施策を展開していけるということではなく、やはり名寄市としての条例をつくるべきだと思いますが、再度御答弁をお願いいたします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
私ども独自に調査した内容でございますけれども、令和5年5月時点で子供の権利に関する条例を制定している自治体は全国で64自治体、北海道では6自治体という状況だというふうに把握をしております。自治体に条例をつくる際には、当然今議員がおっしゃったように、理念というものが大変大事になってくるというふうに思います。制定の際にはそこをしっかりと押さえた形の中で条例をつくっていくというようなことが必要なのかなというふうに思っておりますが、調べていく中では、理念のことなのかちょっとあれなのですが、一部の自治体においてはパブリックコメントを募集した際にその条例の考え方等々について弁護士会から公開質問状をいただいているというような市町村もあったようでございます。ですので、つくる際には一定職員ないしはつくっていくための土壌というのがやっぱり大事なのかなというふうに思っており令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号ますので、先ほども答弁で申し上げましたように、まずは今後示されますこども大綱、先日委員会というか、部会の中で答申がされて、今年中には制定というか、大綱が示されるというふうに言われておりますので、私たちもそこを注視しながら今後進めてまいりたいというふうに思っております。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
慎重に進めなければいけない、順を追って、また今はその時期ではないというような内容だと受け止めさせていただきますけれども、全国で子供の権利に関する条例を制定しているところ、そう多くない、北海道でも多くないということではありましたけれども、でも実際に条例を持って、その条例があることによってより子供たちの権利について安心した暮らしづくりができているということも事実であると思っています。子供たちの権利ということを大人が守るだけの権利ではなくて、子供たち自身がその認識に立って、自分は年齢は低いけれども、一人の人間として大切にされる存在であるのだということの認識を植え付ける、持っていただく、その上からもこの条例は有効であると考えているのです。この間子供たち、小学生、中学生のまちづくりに対しての意見を聞く場も設けていただいて、市長、教育長が学校訪問をしていただいて、子供たちと親しく話をしていただいたり、給食も共にしていただいたりというところでいろんな子供たちとの触れ合い、それから意見を聞く機会を設けていただいているのですけれども、その上で一層この条例の意味があるというふうに思っているのです。これは市長にお考えを伺いたいと思うのですけれども、この子供の権利に関する条例、子供たちは必ず大人になります。このまちの宝です。それに関してのこの条例の意義というのは大変重要であると考えているのですけれども、市長の見解をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
馬場部長から答弁させていただきましたが、今年度こども基本法が制定をされて、そして今大綱がまさに出来上がる、12月中にはできるということであります。この中で、既に国として子供を真ん中に据えて、権利も大事にしながらという法律をつくっているわけでありまして、そこに基づいた具体的な指針が大綱で示されると。これに基づいて各市町村もそれぞれの計画をそこを参照にしながら進めていく、そうしたことが示されているということであります。たまたま来年度名寄市の子供計画の6年度で、いわゆる一つの節目を迎えて、新たなまた計画をつくっていくという段階にありますので、先般委嘱状を交付させていただいて、新たな委員も選任させていただきましたけれども、その中でもしっかりとこの理念や大綱を見据えた中で、名寄市の子供たちがしっかりとこれからも憂いなく、子供たちを真ん中に据えて、様々な施策を打っていくための具体的な議論をここで進めて計画をつくっていくということになろうかと思います。条例と何とかということは、またいろいろな条例つくるありきということでなくて、中身で具体的に子供たちのためにどういう施策を打つのかというのが大変重要だというふうに思っていますので、今回の大綱をしっかりと見定めた上で具体的な議論を議員の中でも進めていくということになろうかと思います。
再質問 3番 山崎真由美
条例ありきではないということは、まさしくそのとおりだと思っております。国の法律、道の考え方、だからこそ余計にでは名寄市はどうなのだというところで条例ということを思うわけです。今後いろんな動きが出てくると思います。第3期の子ども・子育て計画、進めていっていただいている途中であります。決して急ぎはしませんけれども、でもやっぱりしっかりしたものについてはスピーディーな取組も必要であると思いますので、いま一度条例についてのお考えを心の隅に留めておいていただきたいということを申し上げて、次の大項目2のほうに移らせていただきたいと思います。先ほど渡辺総務部長から予算編成方針等々についてお答えいただきました。とにかくみんなが心配しているのは、名寄市の財政状況であります。まちづくり懇談会、毎年参加させていただいて、たくさんの市民の皆さんにもお聞きいただいて、名寄市大丈夫ですよということでちょっと安心するのです、あの場では。でも、よくよく考えてみると、日常的に老朽化している施設が多いですとか様々な問題は、誰の目にも明らかであります。そこで、公共施設の維持管理に関わるところの公共施設再配置計画、令和17年度までに13%の総床面積減少、この件に関わりまして、建てるほうの重要性はもちろんのことですが、利用されることがはっきりしていない老朽化した施設の取壊しに関わるところの状況について、これは喫緊の課題になるのかならないのか、お考えを伺いたいと思います。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
老朽化している施設、今現状でも旧学校施設等で基本的な用途、本来の用途が終わりまして、普通財産になっているような施設もございますし、今後も例えば新しく建てれば古いものがあるわけですから、そういう部分もあろうかと思います。基本的には、普通財産は取壊しをするということが、用途が終われば、そしてその後の活用がなければ取壊しという形になろうかと思います。ただ、冒頭で議員もおっしゃりましたけれども、大きな施設になれば当然取壊しの費用も大きくなるということであります。私どもとしても、課題とは認識しているところはあるのですけれども、そういう財源面も含めて課題があって、今現状でもなかなか取壊しに着手できないという部分あるということで、私どもとしても課題として捉えております。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
部長の胸のうちは十分分かるとは申し上げませんけれども、本当に喫緊の課題というこの文字を見たときに、では喫緊の課題をどこに絞り込むのかって物すごく難しいことだなと思って、日々考えています。待ったなしで必要とされている例えば施設に係る費用、それだけではなく、日常生活的にしなければいけないインフラ整備、社会保障の経費、どれを見ても喫緊の課題なのです。その中で限られた財源を振り分けていく。今まさしく予算をやっていただいている最中ですので、それを今全部議論するという場ではありませんけれども、本当に喫緊の課題の捉え方をどんなふうにそれこそ捉えていけばいいのかというところは大きな関心事であります。その点に関して再度お答えいただけますでしょうか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
基本的にまず議論の場としては後期実施計画のローリングというのがありまして、その中である程度事業がそこで出てきまして、それの裏づけとして中期財政計画が策定されるという形で、初日でしたか、議員協議会でも後期実施計画の見直し、ローリングの状況と中期財政計画についてお示しさせていただいたというところでございます。また、その後にまた新たに財源が出てきている予算の部分が見えてきている部分もあります。今財政課長、予算要求を締め切って、財政課課長査定を行っているというところでありますが、今後理事者の予算査定もございます。今後はそれぞれの各級の予算査定の場で、喫緊の課題の中でも限りある財源でありますので、それは効果的に活用できるように各級の予算査定の場で改めてまた協議していくということでございまして、今財政課長査定をやっている最中でありますので、詳しい中身はここで申し上げることできませんが、そういう形で進めていくということで御理解いただければと思います。令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号以上です。
再質問 3番 山崎真由美
全く今現在進行形で進めていただいているところだと思っております。先ほど老朽化施設の話しさせていただきましたけれども、公的なところで老朽化施設ということでありますが、私的なところではやはり空き家対策は大きな問題になってきていると思います。名寄市全体の中でやはり大きな資金を投入しなければいけないものについては、いっときに全部というわけにはいきませんので、空き家対策についても老朽化施設の取壊しについても具体的な進め方をしていただかなければいけないのだろうなと思っております。これも当然恒常的に喫緊の課題と言うと変な言い方ですけれども、常にこのことは取り組まなければいけないけれども、大きく何年計画でということにはできない課題であると思っておりますので、十分加味していただくことをお願いしたいと思います。さらに、やはり財政規律ということについて、大丈夫ですという話の大丈夫加減がなかなか市民には理解できない、私が理解できていないのかもしれません、ということであります。ちょっとお伺いしたいのですけれども、以前から返す以上に借りないというフレーズをよく耳にしておりました。財政の話が出るときに名寄市の財政、長期的に安定させていかなければいけない、その考え方の中で返す以上には借りない、この言葉は今も大丈夫でしょうか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
財政規律の中で市債の絡み、借金の部分でございます。昨年の中期財政計画、課題、昨年財政規律の見直しを図ったということで、これまでは単年度ベースだったのが後期計画期間という形にさせていただいたというところでありまして、これはそういう財政規律ですか、返す以上に借りないという、それを単年度でこだわるあまりなかなか事業ができないという部分があれば市民生活に直結するという部分で、令和5年12月13日(水曜日)第4回12月定例会・第2号変更させていただいたという部分であります。今現状におきましては、後期計画期間中で全体、計画期間中におきましてはそれは遵守できるという形で考えております。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
今後も重視していけるということでよろしいということですよね。もう一回お願いしたいと思います。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
財政規律の絡みが総合計画の期間ということで、後期計画期間という形でありますので、その期間中という形で押さえていただければと思います。以上です。
再質問 3番 山崎真由美
後期総合計画の期間中ということであれば、今年を含めて4年間ということになると思いますが、その先はどうなりますか。
答弁 副市長 橋本正道
後期計画期間より先ということです。返す以上に借りないということで、一つの手段としては持っている基金を使うという手段があります。幸いにしてまだ基金はありますけれども、この間の実質収支のところでも御説明したように、基金の取崩しは毎年行っておりますので、言い換えるとこれがどこまでその基金で支えることができるのかというのが大きなポイントになろうかと思います。私自身は、非常にここ危惧しております。というのは、物価高、それから人件費の増嵩、部材の上昇などがありますので、今後大きな起債をするとなると、やはり公共施設の建て替えのときにどれぐらいその影響が出るのかというのが非常に大きな課題だと思っております。御案内のとおり、老朽化施設がたくさんありますので、そこにどれぐらいの基金を使えるか非常に大きな問題ですが、今予算査定の中で基本設計あるいは実施設計の部分も含めて事業の棚卸しという形も予算査定ありますので、しておりますけれども、改めてその辺についてはシミュレーションしなければならない時期だと思っておりますので、今後基金と起債、借金と貯金のバランスにはそういう意味もございますので、改めて整理してまいりたいと思います。
再質問 3番 山崎真由美
財政的なことについて一般質問で取り上げさせていただくのは初めてでありますけれども、やはり一番大きな屋台骨につながるところの議論であると思っています。橋本副市長、ずっと財政に明るく、御尽力いただいておりますので、ある意味安心もしているところではありますけれども、だからといってある日突然財政が豊かになるということも見通せない中でありますので、本当に財政的なところの見通しだけは順次様々な場で議論をさせていただかなければいけないなというふうに思っています。当然そのための基金として、今まで名寄市がずっと歴史的なまちづくりの中で蓄えてきたものでありますので、家庭であれば貯金ということであります。必要なときに必要な使い方をする、そこでまちづくりを進めていくというのは当然のことだと思っています。基金の見通しについても、やはり少なくなっていったときに大きく急に基金が増えるわけでもありませんので、使い方については注視させていただきたいと思います。とにかく市民にとって分かりやすい財政状況についてお示しをいただける機会が何回かありますし、広報なよろでも丁寧に説明はしていただいております。そこを今後も注視させていただきたいということでお話をさせていただいて、私の一般質問終わりにさせていただきます。