みんなの議会

名寄市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月17日

(1)令和4年度予算編成にかかわって/(2)地域コミュニティにかかわって/(3)名寄市立総合病院にかかわって

2021年9月17日、名寄市議会の一般質問で、佐藤靖議員が「令和4年度予算編成にかかわって」「地域コミュニティにかかわって」「名寄市立総合病院にかかわって」について質問し、総務部長 渡辺博史、総合政策部長 石橋毅、市立総合病院事務部長 岡村弘重、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市長 加藤剛士、健康福祉部長 小川勇人、副市長 橋本正道が答弁しました。

質問者
佐藤靖 議員
答弁者
総務部長 渡辺博史、総合政策部長 石橋毅、市立総合病院事務部長 岡村弘重、こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一、市長 加藤剛士、健康福祉部長 小川勇人、副市長 橋本正道

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 佐藤靖

それでは、通告順に従い、順次質問をさせていただきます。最初に、令和4年度の予算編成に関わってであります。例年11月1日に新年度予算編成作業に関わる市長訓令及び総務部長事務連絡が示されます。従前は、国の動向を示しながら名寄市にあっても財政の逼迫状況を強調し、緊縮編成を求めてきたのではないでしょうか。前年度においても市民生活向上よりも財政の健全化に主眼が置かれた中でウィズコロナ、新しい日常に向けた事業、総合計画、総合戦略の具現化、一般財源収入の減少を十分に認識し、事業の選択と集中の徹底、将来にわたって持続可能で健全な財政運営の維持を求めています。コロナ禍も2年が過ぎようとしている今、市内では様々な分野における状況は厳しさの局限にあると言っても過言ではありません。さらなる市独自のカンフル剤の投入も必要と考えますが、コロナ3年目となる新年度予算編成に関わる市長訓令及び総務部長事務連絡で大きな変化があるのかを含め、基本的な考えをお伺いします。最初に、来春の市長選との関わりについてであります。御承知のとおり、来春は任期満了に伴う市長選挙が執行されます。当然ながら骨格編成となるのが通例であることは承知もしております。実際前回の選挙年であった平成30年度予算編成に際しては、全体事業量を把握する必要があるため通年ベースの予算要求を訓令で求めていましたが、このときは全体事業量の把握を目的とした通年ベースでありました。来年の市長選挙を前にし令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号た対応及び終息の見えないコロナ禍でも市民の夢と希望を与える新年度予算編成の基本的な考え方をお伺いします。また、市長選の年にあっては選挙後に政策予算を計上するのも通例であります。令和4年度予算編成に当たって、この政策予算に対する基本的な考え方をお示しいただきたい。加えて、コロナ禍に対応するため従来の骨格予算編成を見直し、本格予算編成とすることも必要と考えますが、見解をお示しください。次に、各種補助金等の対応についてお伺いします。今年8月に示された平成29年度から令和4年度までの第2次名寄市行財政改革推進基本計画前期実施計画によると、推進項目、補助金の適正化の中でおおむね5年ごとに専門部会を設置し、見直しを検討しますとしています。コロナ禍にあって事業が取り組めない状況下で、どういう対応となるのか。令和2年度においては、通常年においては行政評価による外部の意見を反映した見通しと予算編成の過程の中で適正かどうかについて検討を行ったとしているが、この通常年に3年度は該当するのか見解をお示しください。地域コミュニティーに関わってお伺いします。まず、昨年の新型コロナウイルス発生以降、市内でも感染防止の観点から3密防止、徹底した感染防止対策が求められ続けています。このため、市内町内会では各種事業が中止され続けている現状にありますが、所管部では現状をどう捉え、分析しているのかお伺いします。また、町内会全体、あるいは構成部単位の事業が感染防止上から実施できないため町内会費などの返還を求める声が大都市部を中心に出始め、名寄市内にも波及していますが、担当部ではこの現状をどう把握し、分析しているのかお伺いします。一方、急速に進む高齢社会化にあって、市民周知については全戸配布の広報、ホームページ、地元紙、ラインと多様化している現状にありますが、周知方法は十分とお考えなのか、現状と分析についてお伺いします。私は高齢者に対して情報をしっかり伝えるツールの一つとして各町内会に掲示板の設置も必要と考えます。また、加入率の低下などから町内会会計もさらに厳しくなることが予想されることから、今後の町内会活動を支える手法として印刷機やコピー機などを格安で利用できる活動支援センターを遊休施設、例えば風連庁舎3階などに開設する必要性があるのではないかとも考えますが、見解をお伺いします。さらに、過疎化、町内会の加入率などを勘案すると、近い将来町内会の運営がままならない地域が出てくることが懸念されます。コミュニティーの核である町内会の現状についてどう把握し、当然再編する場合は該当する町内会の意向が優先されるべきと考えますが、地域コミュニティーを推進している行政として再編の基準についての見解をお示しいただきたいと思います。最後に、名寄市立総合病院についてお伺いします。今年3月1日から会計時の混雑解消を目的に2台の会計番号発券機、3台の医療自動精算機を導入しましたが、導入後の効果についてまずお伺いします。また、機械導入により新型コロナウイルス感染防止の徹底が求められ、外来待合場所の椅子は1席空ける、会計待合場所では椅子にクリアパネルを設置するなどの感染対策をされていますが、特に精算待合スペースを大きく変化させたことによる現状についてもお示しをください。さらに、連休前や休日明けともなると時間によっては外来前精算、スペースと空き席がなく、立ったままという場合も多く見られます。依然としてプレハブによる診療が続く発熱外来を含め新たな場所の確保が必要と考えますが、見解をお伺いし、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

ただいま佐藤議員からは大項目3点にわたり御質問いただきました。大項目1は私から、大項目2は総合政策部長から、大項目3は病院事務部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、令和4年度予算編成に関わって、小項目1、市長訓令及び総務部長事務連絡の基本的考え方について申し上げます。御案内のとおり、来年4月に任期満了に伴う名寄市長選挙が執行される予定となっております。この場合の予算編成ですが、法律上の定めはないものの、地方公共団体の長の選挙を間近に控えている場合、公約等を反映した予算を選挙後に編成するため、当初予算としては政策的経費の計上を差し控えるいわゆる骨格予算を編成することが一般的になっており、本市においてもこれまで市長選挙前の予算編成は骨格予算として編成してきたところです。令和4年度の当初予算をどのような予算編成とするかまだ判断しておりませんが、いずれの予算編成になるにしても厳しい財政状況の中、新型コロナウイルス感染症対策を含めて継続事業が主なものになると考えております。次に、コロナ禍における編成の在り方についてですが、これまでも国の臨時交付金や様々な財源を活用しながら安全、安心面の対策として公共施設や各種イベントなどにおける感染症対策、また地域経済の状況を踏まえた様々な経済対策を実施してまいりました。コロナ禍による影響が長期化する現状にあって、これら新型コロナウイルス感染症対策に関わる予算につきましては、市長選挙の結果に関係なく措置しなければならないものと考えており、新年度予算編成におきましても継続して感染症対策、さらには熱中症対策などの環境整備も含めて予算協議が必要であるものと考えております。また、経済対策については当初予算、補正予算にかかわらずその時々の地域経済に及ぼす影響に応じて随時施策を検討していくこととしておりますので、御理解願います。次に、選挙後の政策予算の考え方ですが、公約等を反映した政策的予算は必要なものと考えてお令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号りますので、選挙後に各部局とのヒアリングを行う中で施策を決定し、補正予算を計上していくことになるものと考えております。いずれにいたしましても、令和4年度の予算編成に当たっては厳しい財政状況の中ではありますが、新型コロナウイルス感染症の状況、さらには国や道の動向、加えて市民の皆様のニーズをしっかりと踏まえて予算を編成してまいります。次に、小項目2、補助金等の対応について申し上げます。各種団体において新型コロナウイルス感染症の影響により予定していた事業が実施できず、補助金の執行残が生じている団体があることは承知しております。昨年の第3回定例会でもお答えしましたが、これまでも各団体が活動していく中で多額の繰越金が生じている場合は市からの補助金の見直しを協議させていただいております。これは、一律に幾ら繰越金が生じたから見直すというものではなく、その団体の事業内容、予算規模、財政状況などによって検討させていただいております。コロナ禍におきましてもこの方針は変更せず、その事業内容、実施団体の財政状況に応じて適正に補助金を執行していく考えでございますので、御理解願います。また、第2次名寄市行財政改革推進前期実施計画及び取組状況に記載の内容についてですが、実施計画では補助金についておおむね5年ごとに専門部会を設置し見直しを検討することとしており、見直しの検討する年度以外を通常年と表現しております。通常年においては、外部委員の意見を含む行政評価の結果と予算査定時の財政課との協議の中でその団体の事業内容、財政状況、繰越し金額などから補助金の見直しを図る必要があると思われる団体があった場合、該当する補助金の見直しを検討しているということでございます。なお、令和3年度におきましては前回の見直し検討から8年が経過することから、見直しの検討を行うこととしております。本市が支出する負担金や補助金、交付金に関して公益性、有効性等について整令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号理し、行政が負担、支援することが妥当かどうか改めて確認し、議論することとしており、現在調書等の作成、取りまとめ作業を行っているところでございます。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

私からは、大項目2、地域コミュニティーに関わって申し上げます。初めに、小項目1、町内会活動とコロナ感染予防の取組についての現状と分析について申し上げます。令和2年1月に国内で1例目の新型コロナウイルス感染者が確認されて以降全国的に感染が広がり、現在に至ってもなお終息の見通しが立たない状況にあります。日常生活に制限を受ける状況が長く続いている中、市民の皆様には日頃から感染予防に対する御協力をいただいておりますことにこの場を借りて改めて感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症の感染拡大については、市民生活のみならず、町内会活動にも大きな影響を与えているところであり、感染拡大防止のため各種事業の中止、または規模を縮小しての開催を余儀なくされ、地域住民が集まり、顔を合わせて交流する機会が減少し、町内会の持続的な活動に支障を来すことを危惧しているところであります。しかしながら、コロナ禍にあっても感染防止対策を講じながら現状においてできる範囲の中で知恵を出し合い、工夫をして、各種事業に取り組まれている町内会の事例も伺っているところであり、今後も町内会が持続的に活動していくためにこうした取組を積み重ねていくことが必要と考えております。次に、小項目2、町内会費等の還元の取組の現状と分析について申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大の影響により町内会の各種事業が実施できなかったために町内会会計に余剰金が生じている状況につきましては、町内会から提出いただいた会計決算資料などにより掌握しているところであります。町内会費等の返還を求める声については、直接市民の方から伺ってはおりませんが、一部の町内会において前年度の繰越額が多かったことから、令和3年度の町内会費の徴収を取りやめたり、会員に会費の一部相当分を返還するケースがあることは伺っております。町内会は任意の団体であり、その運営や会計処理などについて町内会役員会などにおいて意思決定されております。行政としましては、市民や町内会からそのような問合せや御相談があった際には、事例の紹介や状況に応じた助言に努めてまいりたいと考えております。次に、小項目3、高齢社会化における市民周知の在り方について申し上げます。市民周知につきましては、広報紙やホームページ、SNS等を活用した情報提供、周知を図ってきております。昨年度においては、スマートフォンの普及など社会全体のデジタル化を踏まえ、名寄市公式ラインアカウントの開設を、今年度においては民放テレビの地デジ広報サービスの利用を開始し、市民自ら情報を取得できる環境を広げ、情報伝達手段の多様化に取り組んできております。市民周知は原則全戸配布となっている広報紙が基本であると認識しておりますが、デジタルによる情報発信の有効性からもデジタルによる情報取得の浸透及び利便性の向上を図るため活用の支援についての必要性を感じております。総務省によるデジタル活用支援令和3年度事業実施計画では、携帯キャリアがスマートフォンの操作についての講習会を開催していくなど示されており、デジタル格差解消に向けた取組が進められております。このような情勢から本市においても少しずつではありますが、情報伝達の多様化からデジタルによる情報取得の浸透に向け取り組めるよう高齢者に対して出前トークの機会を活用し、ラインなどのデジタル活用による情報取得について支援してまいりたいと考えております。次に、小項目4、掲示板設置、活動支援センターの必要性について申し上げます。これまで市民の皆様に対しての情報提供としては広報紙の配付や町内会回覧板、ホームページやSNS等の多様な手法により行ってきております。さらに、本年度中には市内全域に光ファイバーが敷設されることから、SNS等の活用は今後さらに発展するものと考えております。町内会の掲示板につきましては、過去に町内会の区域内において設置されていましたが、時代の流れや社会の変化に伴いホームページや地デジ広報、SNS等様々な情報取得手段が進展したことや経年劣化による撤去などにより設置数は減少していると認識しているところであります。しかしながら、自治基本条例において最も大切にしなければならない基本原則の一つに位置づけられている情報共有は、市民と行政の協働のまちづくりを推進する上で欠かせないものであり、各世代に対応した最適な情報共有の手段として改善を図る必要があるものについては、町内会と協議をしながら対応してまいりたいと考えておりますので、御理解くださいますようお願い申し上げます。今後の町内会活動を支える手法として活動支援センターの設置について御提案をいただきました。町内会は本市のまちづくりを推進するための重要な担い手と認識しておりますし、協働のまちづくりの理念の下、一部公的な役割を担っていただいております。また、市には町内会の活動を守り育てる役割があることから、町内会連合会や風連地区町内会連絡会の事務局を行政が担い、各町内会からの相談に対応しております。遊休施設等における活動支援センターの設置につきましては、その役割や機能を鑑み、現段階では設置の考えはございませんが、今後の町内会を支える手法として町内会からのニーズが増えてきた場合には町内会連合会とも相談しながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解くださいますようお願いいたします。次に、小項目5、町内会の再編についての考え令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号方について申し上げます。昨年度実施しました町内会運営に関するアンケート調査において、町内会における様々な課題が明らかになりました。主な課題としましては、役員の担い手不足や高齢化のほか、未加入世帯の増加などが挙げられていたところであり、加えて昨今の少子高齢化が進展している状況からも町内会の運営が今後さらに難しくなることが懸念されるところです。また、アンケート調査による今後の町内会運営の在り方を検討する上での町内会の統合、再編についてどのようにお考えですかとの設問には、統合、再編は必要ないが53%、今後統合、再編が必要が31.9%、今すぐ統合、再編が必要が3%の回答でありました。その他と回答された町内会からは、統合等は必要であるが、単純には進められない。地域それぞれの歴史や伝統があり、考えが異なることが多く、断念したことがあるなどの御意見が出されていたところであり、統合や再編については慎重な議論が必要と考えられていると推察しております。本市としましては、町内会の自主自立した地域に根づいた活動や長年培ってきた歴史や伝統を尊重することが必要と考えておりますことから、小学校区を基本に組織され、地域課題の解決に向けた取組を行う地域連絡協議会やコミュニティ・スクールの取組を通じて将来にわたって町内会が持続的に活動できるよう支援を継続してまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

私からは、大項目3、名寄市立総合病院に関わってについてお答えいたします。初めに、小項目1、医療費自動精算機等の現状についてでございますが、市立総合病院では新型コロナ対応の一環として外来患者の滞留時間を少しでも短縮することを目的として、本年3月1日より自動精算機の運用を開始しました。これに併せて御要望の多かったクレジットカードへの対応令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号と、さらには道内では先進となる後払いシステムも導入し、一般的な入院、外来の精算については自動精算機で取扱い、現金やカードでの分割払いなどについては窓口での精算とさせていただいております。自動精算機の利用実績は1日当たりの平均で現金取扱いが504件、クレジットカード利用が42件、窓口での現金取扱いが76件、クレジットカード利用が4件、診療費後払いについては3件となっています。そのほか振込の件数も合わせますと全体で659件の取扱いを行っています。従前は会計窓口だけで同等の件数に対応しておりましたので、自動精算機としてからの処理能力は大きく向上しています。また、会計番号を自動アナウンスすることで個人のお名前を呼ぶことがなくなり、エントランスホールで待たなくても会計の受付が済めば支払いについてはどの時間帯でも対応できますので、少し混雑を避けることもできております。外来診療の特性上、午前9時30分から正午までの時間帯は混雑しておりますが、処理時間は短縮されていますので、滞留時間を短縮する目的はある程度達成できていると捉えています。稼働後まだ6か月ですので、初めての方への利用案内も継続しており、今後は回数を重ねていただくことでより効果が得られるものと考えております。次に、小項目2、待合スペースの現状と対応についてですが、待合スペースと座席に関しまして各診療科の外来前については御不便をおかけしておりますが、待ち時間が長くなることから、ソーシャルディスタンスと座席での動きやすさなども考慮して、1席空けての運用とさせていただいております。会計待合の座席については受付用が2脚、精算用が14脚として44名分を用意し、少しでも多くの方が座れるようにパーティションつきの椅子を導入したところです。また、新館の憩いの広場に会計番号モニターを設置し、混雑の分散化を図れるようにもしました。自動精算機とは離れていますが、混雑を敬遠される方にはこちらも御利用いただいております。次に、小項目3、新たな待合スペースの確保についてでございますが、平成4年の本館改築から30年近く経過し、外来診療科数や機能、役割、周辺の医療事情などについて当初の想定から大きく変化をしてきています。平成26年の新館開設においては、眼科や精神科などの外来を新館に移動することで新たなスペースを確保しましたが、その後も内科系の診療科が充実したことで現状のとおりとなっております。さらには、新型コロナ感染拡大防止のためソーシャルディスタンスを保つことになり、より一層待合スペースの確保が難しい状況となり、御不便をおかけしております。待合について新たなスペースを確保すべきとの御意見かと思いますが、外来精算に係るスペースを増築して確保するには空いている敷地も僅かしかなく、工事を行うには面積が不足しております。外来については新型コロナ対応が終息した場合にスペースの回復が見込めることと精算についてはクレジットカードや後払いシステムの利用である程度混雑が解消されると考えていますので、スマートフォンとクレジットカードをお持ちの方には積極的な御活用をお願いしていきたいと思います。また、発熱外来の今後の在り方については、国からの指針なども考慮しながら手術室の改修工事に併せまして院内で協議を進めていくこととしております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

質問 11番 佐藤靖

それでは、御答弁をそれぞれいただきました。御承知のとおり、今定例会は合併以来初めてとなると思いますけれども、聞き取りを方式を変えたということなので、理事者の意向がなかなか把握できないまま今日臨むということで、これから再質問についてはある意味では真剣勝負でやりたいというふうに思いますけれども、ちょっと順番を入れ替えさせていただきます。まず、確認ですけれども、先ほど渡辺部長は山崎議員の一般質問で施設改善に関わってローリングの優先順位で子供とお年寄りと発言されたのは、これはこれでいいのですよね。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

優先順位の考え方の一つの部分として子供たちですとかお年寄りが使う施設ですとか、あと妊婦さんが使う施設、いろんなことが考えられて、それを総合的に勘案して優先順位を決めていきたいということで答弁させていただきました。

質問 11番 佐藤靖

それでは、廣嶋室長にお伺いしますけれども、名寄市の高齢化率というのは現状どのぐらいで、今後の見通しというのはどういうふうに推移していくという判断をされていますか。

答弁 こども・高齢者支援室長 廣嶋淳一(こども・高齢者支援室長は2022年3月まで)

現在の高齢化率については、約33%近くにいっております。今後後期高齢者の割合が上がってきますので、全体的には人口が少なくなってきますけれども、高齢者の割合は少しずつ上がっていくかなというふうに考えています。以上です。

質問 11番 佐藤靖

今お答えいただいたように、約3人に1人が65歳以上と。高齢者になると。これから人口減っても比率はどんどん高まっていくということになると、やっぱり高齢者にしっかり対応したまちづくりをしていかなければいけないというのが一方にはあると。そこで、岡村部長にお伺いしますけれども、1日当たりの外来の患者数というのはどの程度になっていますか。

答弁 市立総合病院事務部長 岡村弘重(市立総合病院事務部長は2022年12月まで)

正確な令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号数字というところは今資料持ち合わせておりませんが、大体600から900の間で毎日推移しています。

質問 11番 佐藤靖

今定例会で令和2年度の病院決算書が出されているのですけれども、それによると外来の患者数は2年度で20万9,388人と。診療日数が243日ということでありますので、1日当たり861.6人の患者さんが訪れると。先ほど廣嶋室長からお伺いしたように、高齢者が33%にかかっていると、中には付添いをして病院に通っているという方がやっぱりいらっしゃると。それを勘案すると、正直やっぱり1日1,000人ほどが病院に出入りするということになるというふうに思います。そこで、これは設置者として市長、あるいは副市長にお伺いしますけれども、3月からの自動精算機設置以降現地を視察されましたか。

答弁 市長 加藤剛士

拝見しております。見ています。

質問 11番 佐藤靖

どのぐらいの状況でしたか。

答弁 市長 加藤剛士

何回か拝見している状況もありますし、曜日によって、時間帯によっても様々なのかなというふうにも思いますが、例えば金曜日あたりだとかなり混雑はしているなというような状況だとか、そんなに落ち着いているなという状況も見受けられたのかなと。その時々だというふうに思います。

質問 11番 佐藤靖

岡村部長や何かも御存じだと思いますけれども、病院に行くと患者さんは受付から帰宅までどのぐらいの工程をしなければいけないかといったら軽く見ても12工程動くのです。受付をして、診療券を自動受付機に入令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号れて、さらに受付票と診察券を受付外来に持っていくと。この後診察科によっては身長、体重、血圧測定の提出、診療科によっては採血のための中央採血室、あるいは採血や検尿を終えた後診療科に戻ってくると。名前を呼ばれて受診をすると。その後会計票や処方箋を受け取って、今度は会計番号発券機に診察券を入れる。すると、番号が刻印された会計受付票を受け取る。手にした番号が表示されたら外来基本票や保険証を提出して、処方箋があれば考慮されたのが出て、調剤薬局を指定して、ファクスを送る。その後やっと会計表示板に案内が、手元にある番号が表示されたら自動精算機に診察券を入れると。それで機械精算。その後指定した調剤薬局で処方箋を受け取り、手渡された番号で表示されたら、薬を受け取って帰宅する。このほかに例えばレントゲン、あるいはMRIだとか心電図など検査しなさいとなればさらに工程が増える。これをお年寄りが全部短時間で動かなければいけない。そのときにやっと診察が終わって、受付機に行ったときに例えばあの3台の精算機の中で一台でも一人で戸惑っていると長蛇の列ができるのです。それは、今の段階ではまだ夏の間ですので、そんなにないですが、これから冬期間になって混乱すると、あの列が入り口近くまでいってしまうと。そうすると、あそこに改善ができないのかという声が市民の皆さんからやっぱり聞こえてくると。幸いにあの場所を見ると、部長はスペースがないと言っていましたけれども、東側の入り口と外来病棟の間に自転車置場が一定程度スペースがあると。あのスペースを有効に使えないかという声は市民の皆さんも聞こえてくるのです。あるいは、それのさらに北側に食堂がある間にもちっちゃいスペースがありますけれども、それも有効に活用できないかと。とてもではないけれども、あそこで座る場所もなくて、ずっと立っていて、しかもこれだけの高齢者がいるとやっぱり改善をしないとならないのではないかという声がある。健康なと言うと失礼ですけれども、健常者が行くとこういうふうになって便利になったと思うけれども、病気を負って一日も早く治療したい、治したい、あるいはいろんなハンデを持っている方々があそこで立って待っているとか座る場所もない、あるいは精算機に行こうとすると例えば稼働が止まっていたり、確かに職員の人が1人いて、世話はしておりますけれども、そうするといち早く、先ほどの渡辺部長の話ではないですけれども、やっぱりローリングの中では高齢者というのは、命を守る現場というのはしっかり守っていかないと、これは私は病院の役割ではなくて、設置者の役割だというふうに思いますけれども、改めて市長か副市長に御答弁をいただきたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

先ほどの岡村部長の答弁でもあったとおり、稼働後自動精算機もまだ6か月ということでありまして、まだまだやはり慣れないでという患者さんもいらっしゃる中でそうした事案も起きてきているのかなというふうに思いますけれども、一方でしっかりと人的に配置もしながらサポートしつつ、そうしたことにも慣れていただくということで、まずはそこしっかりやっていくということが肝要なのかなというふうに思っています。やはり施設整備をするということになるとかなり大きな事案になりますので、そこは全体的な今後の施設整備等も併せて議論できるところあればということにはなろうと思いますけれども、まずはしっかりと入れたシステムを稼働させていって、慣れていただくということが重要なのかなというふうに思っています。

質問 11番 佐藤靖

病院は精算だけに限らずプレハブでの発熱外来をやっていますけれども、あの前に身障者用の駐車スペースがあるのです。ところが、今回最近あの入り口の反対側に指定駐車場という表示がされたのです。これ何だと聞いたら、発熱外来用の駐車スペースだと。そうすると、そこで発熱をしてかかりたいという人は玄関を横切って、そしてそこのプレハブに行くという環境になっているのです。それがこのコロナ禍で、あるいはいまだ新たにデルタ株ではなくて違う株が出てきている状況の中で本当に今のまんまのプレハブで発熱外来を受け付けていいのか、あるいは最低でも今の身障者用の駐車スペースと指定スペースを入れ替えるなりの対応を早急にすべきというふうに思います。そういう意味では、命を守る病院についてやっぱり設置者はしっかりとした見識を持たなければいけない。市長は日曜日、「TOKYOMER」という番組、ドラマがあったのですけれども、東京都で命を守るための車があったのですが、あのときに東京都知事役と厚労省の大臣役と最後に一致したのは、私たち政治家は命を守るために頑張らなければいけないのだということが最終回の締めだったのです。私はそのとおりだと。政治の舞台に立つのはどれだけ市民の皆さんの命を守るため頑張れるかということだと思いますので、これは政治判断としてやっぱり早急に検討していただきたいと思いますが、改めて市長の見解を伺います。

答弁 市長 加藤剛士

先ほどの待合室の問題等については、いわゆるクレジットカードや後払いシステム等の利用ということもあって、今後ある程度混雑が解消されるというふうに期待していますけれども、今お話しのとおり、先ほども答弁しましたけれども、発熱外来につきましては国からの指針も示されているところもありますので、今の動線の問題等も御指摘いただきました。現在手術室の改修工事ということも院内で協議をしているということでありますので、その中で発熱外来の今後の在り方についても議論されていくというふうに考えているところでございます。

質問 11番 佐藤靖

今回一般質問の通告をさせていただいて、新聞紙上で質問をすると、令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号市立総合病院に関わってという質問項目を上げたら、こういう封書が1枚うちに届いたのです。これには連綿といろんな経緯が書いてある封書なのですけれども、今回の通告とは関係ないので、通告外になるので、またの機会というふうにしますけれども、多くの市民の皆さんはやっぱり市立総合病院に非常に注目されて、市立総合病院の動向に非常に気を遣われていると。その中でこれを読んでいくと、やっぱり患者さん、家族、あるいは病院スタッフ、全てにおいてストレスというか、ちょっとしたことが大きなトラブルに発展しているのかなというニュアンスを感じ取れるのです。だから、少しでも、これは病院側に求めるよりも設置者としてもしそういうストレスを解消できることが一つでもあるのなら、それは私は早急に取り組んで、やっぱり一日も早く市民の皆さんが治癒をしていただきたい、健康な体を取り戻していただきたいということに、うちは名寄のみならず地方センター病院でありますので、地域全体のやっぱり人たちの命を守るキーステーションがうちの市立総合病院ですので、ぜひそのことも市長の頭の片隅ではなくて、なるべく大きめに一応していただければということをお願いをしたいと思います。次に、町内会の活動関係でありますけれども、私部長おっしゃるのは分かる。それはそうなのです。だけれども、先ほど言うように、高齢者は対応できるのかということを考えると、小川部長に少しお伺いしたいのですけれども、今回ワクチンということでワクチン接種の申込みをネット、あるいはライン、あるいはコールセンターで対応されてきましたけれども、現状的にはどういう状況と押さえていらっしゃいますか。

答弁 健康福祉部長 小川勇人(健康福祉部長は2022年3月まで)

今回のワクチン接種の予約についての現状ということは、高齢者の部分だというふうに思いますけれども、あのときはお話をしていますけれども、5月接種開始に令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号向けてなかなか国のワクチンの供給が定まらない中で、予約受付開始時についても全員が受入れできる予約枠を出すことはできなかった。そういったことでは……それと高齢者の方はやっぱり特に電話での予約が多いということで、殺到したということで、かなり混乱をしたというふうに考えております。先ほど言いました何回も予約枠を出していかなければならないという状況では、大変な状況になったなというふうに思っています。一方、64歳以下についてはワクチンの供給は出ていましたから、大体予想される接種人数の予約枠を確保して予約できたこととライン等での予約が多かったということで、それはさほど混乱なく進んだという状況にあります。そういった意味では大変御迷惑をおかけいたしましたけれども、一方では議会なり常任委員会で御指摘されましたけれども、高齢者皆さんにきちんと情報行き渡ったのかというところが一つ課題としてあったのかなと思います。そういった面では、広報等も通じながら何回も周知させていただきましたし、地デジのデータの活用、これは高齢者使えないと言われたらそれまでですけれども、あるいは高齢者の方もいろんな手段でやっぱり情報得るという努力というか、先ほど総合政策部長も言っていましたけれども、町内会に出向いて、こういった形で情報取得できるという、そういった講座等も行っていますので、そういったこともしながらいろんな情報を得るという、高齢者の方もそういった対応していただきたいと思うし、私たちとしてもまた新たな情報提供の部分を今後も見つけながら対応していきたいというふうに考えています。ワクチン接種については今後まだありますので、今回のことについては検証しながらもっとスムーズにいくような形で今後も取り組んでいきたいというふうに考えております。以上です。

質問 11番 佐藤靖

今回一番最初やった65歳以上高齢者を対象にしたワクチンの申込み、多分この議場にいる18人の議員の多くがやっぱりいろんな方からおい、どうすればいいのだと、どうやってやるのよということ問合せを受けて、実際にやってやったという人も、あるいは手伝ってあげたという人も私は多いと思う。あるいは、どうしたらいいのだろうと悩みを打ち明けられて、次の申込みまた外れたらどうしようという不安がやっぱり皆さん受け取った。それは分かるのです。ラインは楽だよと。パソコンは楽だよと。電話もこうやって本当市役所で受けてくれるよというまでは、やっぱりそれが一つの違うツールを一つつくっておかないとなかなか難しい。だから、私は一つ、例えば回覧板といっても加入していなかったら回覧板回らないのですから、広報は回りますけれども、回覧板は町内会に加入しない限り回さないのですから、やっぱりそうすると回覧板は一つの役割はないだろう。ところが、石橋部長も覚えていると思うのです、自分の住んでいた高見区を。江端商店の前を行ったら看板があったではないですか。あそこにいろんな行事が貼ってあったではないですか、町内会で。その後お風呂場の跡のほうに移設しましたけれども、やっぱりああいうのが意外にあると。そして、それはなぜかというと、うちの西町3区のアパートの前にあるのです。それはアパートの人たちへの掲示板ですけれども、それを散歩する市民の人たちはやっぱりじっくりこうやって見ているのです。やっぱり目から訴えるというのも一つ方式だろうなと。そこで、全戸に、全町内会につけれなんていうのは、そんなことは言いませんけれども、これは一つ姫路市の例でいえば、姫路市は町内掲示板設置助成事業補助金というのを設置しています。これは、コミュニティー活動を行っていく上で重要な情報提供設備ということを掲示板に位置づけて、大きさ、タイプの違う8種類の掲示板を設置して、上限8万4,000円から13万3,000円を助成すると。要するに希望を受けて、助成をしてあげると、設置について。また、東京の国分寺市でも地域の伝達及び公共の用に供する、市民の公共福祉の増進に寄与するということを目的に掲示板の新設に費用の3分の2以内、上限6万円をはじめ新設、建て替え、修繕、移設ごとに2万円から6万円の上限を定めてということで助成をしていると。やはりこういうふうにいろんなツールを使っていかないと、今高齢者に携帯を見ろとかパソコンを見ろとかラインをしているからいいだろう、広報見ろといったって、私どももそうですけれども、だんだん目が見えなくなってくると、あのちっちゃい広報の字ではとてもではないけれども、読み切るのは難しいと。そうすると、名寄で意外に多いのは散歩している市民の高齢者が非常に多いので、その人らが目に受けたり、あるいは町内会によって設置場所を考えればそこに人が集まるような新たなコミュニティーをつくり出すことができる、あるいはそれは団体もいろんな行事や何かも町内会長の理解を得て貼り出すことができるということを含めて私は検討すべきこと、新たなツールですけれども、検討すべきことだと思います。何回も言います。全町内会に設置しろとは言いません。それは、町内会によって要らないというところもいるわけですから。要るところにやっぱり助成してあげるような取組ができないかと。これは、部長に言っても世話ないので、副市長、財政に一番厳しい副市長にやっぱり見解をお伺いしておきたい。

答弁 副市長 橋本正道

今御提言いただきました。前段のお話の中では、高齢化率の高い名寄市においてどういうような情報発信ツールが望ましいのかという議論からのことだと思います。部長の答弁の中では決して掲示板そのものを否定するわけではないと。ただ、今の流れの中ではSNSなど、そういったもの使うツールのほうもやはりバランスを取りながらということだと思います。この掲示板設置のアイデアに関しまして、様々な令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号検討は加えるべきだと私自身思っております。議員御提示のとおり、これがきっかけになって地域コミュニティーがまた違う形で発展する可能性がある、あるいは立地適正化居住誘導区域の中でどういうような役割を果たすのか、様々なことがあるかと思います。補助金の支出目的も含めて中で様々な情報も集めて、少し仕事は進めさせていただきたいと思います。

質問 11番 佐藤靖

一方、市民活動センターもそうなのです。町内会、先ほど言ったように、なかなか活動はできないけれども、刷り物を含めてやっぱりやっていかなければいけない。あるところもあるでしょう。だけれども、意外にやっぱり刷り物、あるいはいろんな活動に対して経費がかかるということで、例えば我が豊栄区町内会なんかそうですけれども、今年までは全戸に町内会の総会議案、配布をしていましたけれども、来年からやめようと。やっぱり回覧で回すのと総会に来る人にやろうと。変化をさせないと、それだけやっぱり相当な経費が印刷代にかかるので、とてもそこまではやる必要はないだろう。あれは、もし本当に市民活動センター、これ京都府の城陽市というところでは市民活動センターを地域課題解決に向けて活動する団体、NPO、市民、企業、行政など交流、協働するための拠点というふうに位置づけて、印刷機、1枚1円、カラー10円、作業用パソコン、プリンター、ミーティングテーブル、大型文具などの利用可能というふうにしている。福岡県の那珂川市にも同じようにセンターを開設して、これは複写機、白黒で1枚10円、カラーで50円、印刷機は用紙持込み無料と。紙折り機無料と。裁断機無料と。パソコン、プリンター云々かんぬんというふうにやっぱり設置をしているのです。これもやっぱりどういうふうにやっているかといったら、遊休施設や何かを使ってやっている。あるいは、これまでも私どもも総務文教なり会派で市民活動センターって見に行きま令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号したけれども、当時からやっぱり市民の集まる拠点になっていると。町内会としても活動にいいということで、ただ言っているように、やっぱり機械があるものだから、常用の職員がいると。そういう意味では、今ある風連庁舎も3階というのは一番いいのかな。あそこまでやっぱり車で行って印刷するというのは、町内会としては多分やるところはやるでしょう。やっぱりコミュニティーをどう活用していくかと。コミュニティーをどう醸成していくかということを考えると、やっぱりいろんな機会を与えてあげることが今必要ではないかというふうに思いますけれども、市長はどういうふうにお考えですか。

答弁 市長 加藤剛士

活動支援センターの趣旨でありますとか、全国的にそうした事例もあるということは承知をし、提言も受け止めたいと思います。当然あったらあったで便利でしょうし、それはその機能を果たされると思いますけれども、一方でそれが本当にそれぞれの町内会の皆さんや地域の皆さんのニーズに合致するものなのか、あるいは場所なのか、あるいは機能なのかということはやっぱり名寄市としてどういう役割を果たすべきなのかというのは十分検討、議論を加えるべきなのだろうというふうに思います。改めて議員からも御提言をいただきましたので、また町内会の連合会の役員の皆さんや、あるいは町内会長さん等の集まる機会等、こうした提言があって、こうした中身について皆さんと議論を深めていきたいというふうに考えています。

質問 11番 佐藤靖

そういいながらもやっぱり先ほどの渡辺部長の答弁ではないですけれども、財政が厳しいのでというけれども、私は本当に財政が厳しいかどうか分からないのです。例えば名寄市の新年度予算は、基金を取り崩して編成されています。平成31年度においても11億9,471万8,000円を取り崩して編成をしていますが、決算においては形式で3億8,024万8,000円の黒字、実質でも3億7,167万6,000円の黒字、結果平成22年度末で46億4,400万円だった基金残高は今令和元年度末では84億4,300万円というふうに膨れ上がってきている。加えて、北海道市町村備荒資金組合に納付金として普通納付金が約2億円です。それに、単独災害復旧対策費で約3億円、合併算定替え等財政危機対策として約3億円、庁舎などの老朽化した公共施設対策で約8億円、合計約14億円を超過納付としているのが現状で、この備荒資金組合には総額16億2,809万5,000円を積み立てて、そうすると基金残高は約100億円です、名寄市の持っている基金残高は。これが本当に財政が苦しいという表現、これは当初予算、予算編成のときも申し上げたとおり、厳しい財政、厳しい財政ということでやって、結果的に最終的には決算では黒字になって、積み立てていっているけれども、本当にこの基金残、将来のそれは財政負担ありますけれども、今コロナ禍なり、高齢化なり、いろんな命を守ることなりに使って、市民の人、文句言いますか。そこを優先すべきで、それからどうするかという対応を考えるべきで、今幾ら上限、積み立てて、積み立てて、積めるだけ積み立てるかというような状況には市内はないと。今こそためたお金を有効活用する新年度予算編成にしていかないと、振り返ったら市民、企業を含めてだんだんやっぱり名寄を離れていくという状況になる。特に来年度はマテリアさんがやっぱりいなくなるということを含めると、経済的打撃というのは相当市内にいろんなところに波及をしていくということを考えると、今こそこの100億円という基金をやはり有効に活用すると。全額使えとは言いません。それは、将来の公債費負担を軽減させるということもありますから。やはりそこは大胆に財政規律を維持する。財政規律を大幅に上回っておりますので、この財政規律を維持するという基本ラインは揺るがないものとしながらも、有効に基金を活用する時代ではないかなと思いますけれども、副市長の見解を伺います。

答弁 副市長 橋本正道

今いろいろお話しいただきました。まず、基金のお話でありますが、実績としてそういう形になっているということであります。これから令和2年度の決算委員会、その中でいろんな質疑交わされることと思いますけれども、正直言いますと令和2年度予算編成は終わって、それから予算の審査委員会のそのところでコロナがだんだん出てきたということでありますから、振り返ってみるとその時点では財政含めてこれはどうなることだろうかということで、危機意識はかなり持っておりました。結果については決算委員会の中で出てくると思いますけれども、やはり異常時期ではあります、間違いなく。このコロナというのは誰も予想していなかったことですし、これに併せて王子の問題含めて非常に大変な時期を迎えているのはこれは間違いありません。この基金自体は、いろんな目的があります。特に財政規律の中でも災害に備えて、不測の事態に備えて財政調整基金ということもきちんとうたっておりますので、基金の中身のいろんなやりくりはありますけれども、11月1日、市長訓令ということでありますので、まだ時間はありますけれども、どういう形が一番望ましいのか。やはり求められているところに的確に事業を行って、財政を投資していく。場合によっては基金も崩していく。令和2年度、それから令和3年度はまだ執行途中でありますけれども、何回となく経済対策やらせていただきましたし、基金はためるだけではなくて、やはり使うべきところには使うというのはこれは間違いないことでありますので、改めて今後市長訓令までの間に少し先も見据えながら、当然国とかの補正予算、あるいはどういう形になるか、さらに財政がどうなるかという情報も得ながらそこは慎重にかつ大胆に判断させていただきたいと令和3年9月17日(金曜日)第3回9月定例会・第4号思います。

質問 11番 佐藤靖

ここのところコロナで苦しむ市内の事業所関係を含めてあるという一方で、私どもの年の同級生たちがやっぱり名寄を離れると。それは娘のところ行く、息子のところ行くというのもあるでしょうし、だからそういう状況が非常にやっぱり悲しいのです。このまちでは住めないということですから、年取ったら。だけれども、やっぱりこのまちでもしっかり頑張れるのだということをしっかり指し示してあげるのが私は行政の大きな役割だし、それが施策だというふうに思います。市の職員のOBだってやっぱり名寄を離れていく。市役所にいる間は一生懸命まちづくり、まちづくりと言っていたのに、退職されてしばらくすると、では名寄離れます、バイバイというのは、これは寂しい限りです。だから、本当にこのコロナ禍で市民の発想なり国民の発想なりいろんな発想が変わったように、やっぱり市町村財政、あるいは市町村施策も発想を変えて、とにかく今いる名寄市民の人たちを守り、育てるということを私は優先すべきだというふうに思いますし、そのために市長がどういうふうに時期を判断されるかということがあると思いますけれども、ぜひそういう、それは名高駅も大切。子供の遊び場も大切。だけれども、33%に達したお年寄りたちが喜んで名寄に住めるようなまちをつくっていくというための施策のしっかりやっぱり対応されること、特にその初年度として来年度が活用されるように期待を込めて、終わりたいと思います。

出典:名寄市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月17日 議事録 PDF(146ページ) 間違いを知らせる