名寄市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月15日
(1)名寄市の次代を担う人づくりについて/(2)広聴のあり方について/(3)名寄市の課題と財政について/(4)名寄市立大学の将来像について
2023年12月15日、名寄市議会の一般質問で、佐藤靖議員が「名寄市の次代を担う人づくりについて」「広聴のあり方について」「名寄市の課題と財政について」「名寄市立大学の将来像について」について質問し、市長 加藤剛士、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、市立大学事務局長 水間剛、副市長 橋本正道が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤靖 議員
- 答弁者
- 市長 加藤剛士、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、市立大学事務局長 水間剛、副市長 橋本正道
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 佐藤靖
平成18年3月27日、人口2万5,991人の旧名寄市と5,221人の旧風連町が合併し、総人口3万1,212人の新名寄市が誕生して17年の歳月が流れました。この間新市計画や総合計画にのっとり様々な施策が展開されてきましたが、時代の趨勢などもあり、今年10月末人口は2万5,481人まで減少、ついに旧風連町の人口を上回る5,731人が名寄の地を離れた状況下にあります。加藤市長にとって迎える令和6年度は4期目の任期折り返しの年となるとともに、名寄市総合計画(第2次)後期基本計画も仕上げに向かう年となります。今後とも名寄市が有する財産を生かし、市民の皆さんにとって住み続けられるまちの創造を期待込め一般質問させていただきますが、今年最後の一般質令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号問でありますので、意のある御答弁を心からお願いを申し上げます。まず、次代を担う人づくりに関わってお伺いします。先ほど述べましたとおり、この17年間で旧風連町の町が1つなくなったことに匹敵するほどの人口減少となっています。当然自然減もありますが、中には優秀な人材の流出もあります。総合計画の基本理念の柱の一つである人づくりは、今後も発展し続ける名寄市のためには欠かせないものと考えますが、この人づくりについて総合計画後期基本計画でどう具現化されようとしているのかお伺いします。一方、名寄市のこれまでの発展を支えてきた各町内会、各種団体において、役員などの高齢化や成り手不足、会員の減少が目立ち始めています。このままでは、数年先に組織の再編や活動の限界、その結果解散などに踏み切る団体も出かねません。改めて町内会や各種団体の現状に対する認識と今後の対応策についてお伺いします。また、名寄市の発展のためには市職員力の向上も欠かせません。ところが、様々な事情があると思いますが、合併以降昨年度までの中途退職者は年平均7.06人、総計で120人に達しました。また、職員を対象に施行されている名寄市職員自主研究グループ道外視察研修助成金交付要綱の活用状況は施行年の平成29年の1件のみ、平成28年施行の名寄市職員自治研修活動推進要綱も1団体のみ、名寄市職員提案要綱に至っては施行初年度の平成22年に27件ありましたが、28年以降は30年に1件あったのみで、ここ4年間はゼロが続いている状況にあります。地方自治体を取り巻く厳しい環境を打ち破り、新たな時代に適応する職員の養成は急務であります。意欲あふれる職員、人材育成のためにこの3要綱の見直しが必要と考えますが、御見解をお伺いします。次に、広聴の在り方についてお伺いします。まず、町内会連合会主催による今年度実施されたまちづくり懇談会の参加状況についてお伺いします。参加する市民の少なさ、部次長会議における市長の御挨拶ではスリム化と表現されていますが、市民の皆さんの意見を広く聴取する広聴活動は、行政推進の根幹をなすものと考えます。現状をどう捉え、今後市としてどう対応されようとしているのかお伺いします。また、今年度のパブリックコメントも市民からの意見提出が少ない状況にあります。条例に基づき対応された結果ではありますが、意見提出の状況をどう分析されているのか、また市民の意見提出が少ないということは理解が十分深まっているとお考えなのか、見解をお伺いします。現在名寄市の機構から広聴という言葉が消えています。広聴については出前トーク、市民見学会を活動として位置づけていますが、第2次名寄市行財政推進基本計画の中では広報広聴機能の充実を掲げ、市民との意見交換や要望を取り入れる機会を充実しますとうたっています。行政推進のため、市民との協働のためには、広報広聴は欠かせないものです。もっと市民の意見や要望に耳を傾け、施策に反映させる手法の検討が必要ではないかと考えますが、御見解をお伺いします。市は、これまで高度経済成長時に建設した各種公共施設の老朽化、人口減少に伴う施設規模、合併による施設統合などに検討を加えながら、様々な公共施設の増改築に取り組んでいます。また、今後においても図書館、東病院、名寄中、東中など大型事業に取り組む方針を掲げていますが、一方ではさきの中期財政計画で提示されたように、基金に依存する財政状況にあります。国は、国債及び地方債の発行残高、いわゆる国の借金が1,300兆円に肉薄している状況でありながら、2025年度のプライマリーバランスの黒字化を依然として目指しております。北海道の財政も依然として厳しい状況が続いています。このままでは、いつ地方をターゲットとした見直しが行われるか分かりません。将来が見通しづらい時代にあって掲げる課題解決と財政の兼ね合いについてどうお考えなのか、改めて見解をお伺いします。また、総合計画後期基本計画中、財政規律の見直しを実施していますが、改めて規律とは何を意味していたのか、今後の財政規律の在り方について見直しを含めて見解をお伺いします。私は、高齢化が予想以上に進んでいる現状にあって、総合計画などのアンケート調査ではハード施設を望む結果であることは理解しながらも、市民の皆さんが名寄に住み続けられるためには雪対策などの施策やソフト施策の充実が必要と考えますが、見解をお伺いします。最後に、名寄市立大学の将来像についてお伺いします。旭川大学が市立大学に移行することで、これまで旭川市から名寄市立大学へ入学していた生徒数の影響はあると思います。一方、国家試験の合格率の高さなど、これまで積み重ねてきた強みもあります。私の4期目は市立大学の法人化の検討を公約としており、大きな組織改革を検討する時期だと思いますので、御理解くださるようお願いします。これは、昨年7月1日に開催された町内会長と行政との懇談会意見交換において加藤市長が名寄市立大学についての質問に答えた答弁です。学長選挙の結果、新学長が新年度から着任となりますが、市長は1年延期見通しとなった大学院設置を含め、設置者として名寄市立大学の将来をどう見据え、対応されようとしているのか、まずお伺いします。また、少子化社会の中にあって、大学の発展を支えるためには新卒生徒のみならず、保護者や学校の進路担当者などの理解をより高める必要があると考えますが、類似大学との差別化を含め、今後どう取り組まれようとしているのかお伺いします。私は、大学経営において設置者、教員陣、事務局の連携、さらには市民、学生、保護者など支える人への理解をより高めること、加えて大学院、独立行政法人化を目指す大学として事務局体制の見直しも必要と考えますが、見解をお伺いし、こ令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号の場からの質問とさせていただきます。
答弁 市長 加藤剛士
佐藤議員から大項目4点にわたり御質問いただきました。大項目4については私から、その他の項目については担当部長から答弁をさせます。大項目4、名寄市立大学の将来像について、小項目1、市長公約の実現見通しについてお答えをいたします。まず初めに、大学院設置に係る検討についてでありますが、学内に野村学長を筆頭に部局長メンバーから構成をされました大学院設置検討会が中心となって、令和7年度開設を目指し、検討を重ねてきました。近年大学院の設置に関しましては、大学院生の確保の見通し計画が重視をされております。このことからも本学の大学院構想につきましては他大学と差別化を図るべく、道北地域に位置した本学の保健福祉学部の特色を生かした次代の地域医療、福祉を担い得る人材を育成するとともに、知の拠点として地域課題の解決に取り組んでいくための特色ある修士教育課程の編成に向けて議論を進めてまいりました。大学院構想の概要をまとめた時点で多くの大学が大学院設置申請に係る支援を委託をしております日本開発構想研究所に事前チェックをお願いをしたところ、本学独自の特色として検討を進めてきた教育課程は、保健福祉学の大学院として今の時代に合った構想ではあるが、研究分野が栄養、看護、福祉、保育の4分野で構成をされておりまして、幅広い領域であることから、文部科学省での審査も複数の審査会が対象となる、さらには各領域ごとに修士論文の指導教員、いわゆるマル合教員の確保が必要となるため、かなりの人数のマル合教員が必要になるということが想定されるとの指摘を受けたところです。また、本学独自の4つの分野で構成をされた大学院構想では、文部科学省内の複数の審議会で検討されるということで、多くの審査意見が出ることが想定をされ、この審査意見は文部科学省のホームページで公表されることに令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号なります。今まで公表された他大学院の設置に関する意見を見ますと、多くの是正改善事項が出されており、この是正改善事項については一定期間中に回答することができなかった場合は大学院設置について認可がされない状況となってしまいます。新たに大学院を設置をする場合は、文部科学省への申請の段階ではシンプルに研究科と専攻を整理し、2年後の大学院完成年次以降は年次計画で当初構想していた本学独自の大学院構想を構築をする、このことが大学院設置のハードルを低くするということができるので、これらの内容を考慮しながら再検討を行うことが必要との指摘もございました。このことから、大学院設置に係る検討については年次的に本学独自の大学院構想を確立するための内容を含め、再検討していくことといたしました。続いて、市立大学の法人化の考え方についてお答えをいたします。公立大学法人は、大学の教育研究、人事、組織、予算執行などの運営上の権限が大学の裁量に委ねられ、行政の関与は健全運営を図るために最小限にとどめられます。一方で、運営全般が大学の裁量に委ねられることから、成果を厳格に求められる運営形態となります。このことから、市立大学の法人化の検討は本学の大学運営にとって大きな転換点となるとともに、急速な少子化によって大学間の学生確保に係る競争が年々厳しさを増すことは避けては通れない状況でありまして、強い危機感を持っていることから、必要であると考えております。様々な環境問題が表面化をし、さらには大都市への一極集中の弊害、DXなど社会全体が大きく変革をする昨今、こうした社会の動きは我々のような地方都市、地方大学にとってはチャンスにもなり得ると考えております。大学の持続可能な発展のために時代や社会、地域のニーズ、将来を見据えて、果敢なチャレンジが不可欠でございます。そのためにはより柔軟性と機動性のある意思決定と透明性の高い大学経営を行うための仕組みとして市立大学の法人化の検討は急務であるという私の考えは変わっておりません。次に、小項目の2、類似大学との差別化についてお答えをいたします。受験生が志願先の大学を選択をする際には、様々な観点から判断をし、決定をすることとなりますが、本学の教育内容、国家試験資格及び就職などのサポート体制、さらには多くの市民による温かい御支援など、本学の在学生が名寄市立大学の魅力として体感していることを少しでも受験生、さらには保護者などに伝えることが必要であると考えております。本学の魅力を実際に体感してもらうイベントとして、年3回実施をしておりますオープンキャンパスは絶好の機会であると考えておりまして、本学では他大学ではあまり実施をしていないプログラムとして、保護者に対し市内での生活環境や実習施設等を紹介をするバスツアーなどを受験生と区分をして実施をしております。オープンキャンパスでは受験生に同伴して多くの保護者も来学しております。その際、多くの保護者からの質問を受けておりますけれども、入学などに関する入り口情報よりも卒業後の出口情報に対して非常に関心が高いと担当者から聞いております。また、民間教育研究機関が行った大学生の保護者に関する調査においては、保護者に対して大学選択で重視したことに対する質問では子供が専攻したい学問分野があること、自宅から通えることなどのほかに卒業生の就職率が高いこと、専門的な知識、技能が身につくこと、将来役立つ資格が取れることなど大学卒業後の状況を大学選択の際に重視している結果も報告をされております。このことから、本学の出口情報に係る特徴の一つであります国家資格合格率の高さ、これを維持していくために各学科の担当教員が様々な工夫を凝らしながら積み重ねてきた取組をさらに充実をさせ、少人数教育の特色を生かすための目の行き届く国家試験サポート体制に取り組んでまいります。また、保護者に関する調査において、子供が専攻したい学問分野があることが保護者にとって大学選択に関して重要視されているということを考慮すると、今年度から実施することとなった看護学科における助産師課程の設置など学生のニーズを的確に把握をし、必要に応じた教育課程の編成に係る検討を常に行っていくことが重要であると考えております。小項目3、事務局体制の在り方についてお答えをいたします。学生確保に係る大学間競走の激化や公立大学が果たす社会貢献への期待など大きな環境の変化を受け、教育サービスの向上や教育環境の改善に果たす大学教職員の役割が注目をされております。教育サービスの質的保証を保ち、優れた学生支援体制を図るためには教員が担う役割は重要でありますが、一方で事務局員が果たす役割が再認識をされておりまして、他大学における大学認証評価結果でもスタッフディベロップメント、いわゆるSDに課題があると指摘を受けた大学は少なくありません。近年教育現場には社会環境の変化を受け複雑な問題が発生をし、外部から多様な要望が寄せられております。そのような諸課題を適切かつ速やかに処理する能力を備える大学職員の育成のためにも、事務局職員に対するSD研修の取組は不可欠であります。本学においても公立大学協会が実施をしておりますSD研修について計画的に事務局職員を参加をさせており、さらには学内においても管理職以下の事務局職員を中心に独自のSD研修を実施をしております。本学のように小規模大学では、限られた人的資源をいかに有効活用していくかを考えた場合、少数精鋭型の事務組織の編成が必然となってきます。これらのことを踏まえて、教育研究の質の向上には分野ごとの高度な専門職が今まで以上に求められ、また大学のマネジメントの強化など総合力のある専門人材が必要となってくることから、専任の大学職員の配置の検討も行っていく必要があると考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは大項目1の小項目1と2、大項目2の小項目1と3、大項目3の小項目3についてお答えいたします。初めに、大項目1、名寄市の次代を担う人づくりについて、小項目1、名寄市総合計画に掲げる基本理念の一つ、人づくりとはについてお答えいたします。我が国では、類を見ない速さでの人口減少、超高齢化社会を迎えており、多くの地方においては若年人口の減少により地域経済の活力が失われ、人口流出が続いている状況です。本市においては、これらの人口減少に対応するため、名寄市総合計画に包含される名寄市まち・ひと・しごと創生総合戦略、名寄市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンを昨年度見直しを図り、取組を進めております。市政運営における最上位計画である名寄市総合計画(第2次)は、基本構想、基本計画、実施計画の3層で構成され、令和8年度までの10年間を計画期間とし、基本計画と実施計画については社会情勢の変化に柔軟に対応する必要があることから、中期、後期計画で見直しを図ってきました。基本構想においては人づくり、暮らしづくり、元気づくりの3つの基本理念を掲げ、まちづくりを推進しており、人づくりについても目指すべき将来像の実現に向けて基本計画で示した分野ごとに事業を推進しており、議員協議会で説明しました名寄市総合計画(第2次)後期実施計画台帳のとおり取り組んでまいりたいと考えております。次に、小項目2、市内各種団体の現状認識と見通し及び今後の対応策についてお答えいたします。市内には地域に住む方々が親睦と交流を通じて様々な課題を協力して解決する組織である町内会やスポーツ団体、文化団体、サークルなど様々な組織があります。我が国では、少子高齢化が急速に進展したことにより平成20年をピークに総人口が減少に転じており、本市においても少子高齢化の進展、出生数の低下により人口減少の加速化がさらに危惧されているところです。このような状令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号況の中、町内会をはじめとする地域を支える各団体の運営は、共働き世帯の増加、定年延長による役員の担い手不足から今後さらに難しくなっていくことが懸念されています。住みよいまちづくりを進め、地域の課題を解決していくために市職員も一市民として積極的にまちづくりに参加すべきであり、町内会については各種会議や新規採用職員の研修において加入及び活動への参加の呼びかけを行っております。町内会以外にも職員がスポーツ団体や文化団体などの役員を担っております。今後もまちづくりにおいて市民の皆様が多様な活動に参加しながら相互の連携が図られるよう努めてまいります。次に、大項目2、広聴の在り方について、小項目1、まちづくり懇談会の参加状況と今後の在り方、小項目3、広聴の必要性と今後について関連がありますので、一括してお答えさせていただきます。まちづくり懇談会は、市政に関する身近な意見交換の場として毎年町内会連合会により開催されております。今年度は地域の意向もあり、名寄地区で2か所、智恵文地区で1か所、風連地区で1か所、合計4か所で開催して、98人の方に参加いただいております。このまちづくり懇談会は、直接市民と市長がまちづくりや地域の課題について意見交換を行い、いただいた御意見や御提言については市役所内部で周知と情報共有を行い、市政に反映できるよう努めており、住みよいまちづくりに反映することができる貴重な機会と認識しております。行政の広聴活動は、行政と市民との協働には欠かせないものであり、町内会連合会主催のまちづくり懇談会のほか、市民の皆様からは総合計画審議会や行政評価、各種委員会や団体の委員として専門的な見地から貴重な御意見、御要望をお聞かせいただき、市の施策に反映させていただいております。また、メールやラインなどのツールを活用したお問合せ、御意見、御要望をいただく機会も増え、各担当で現状確認を行い、迅速に回答させていただいているところであります。特にラインによる広聴件数は、コロナワクチンや道路損傷、除排雪に関する事項が多く寄せられ、昨年12月からの1年間で4,532件と前年同比159件増と年々増加している状況であります。市民からの御意見等は直接対面する以外にも多様な手段を活用し、また今後はラインアンケートなど新たな手法での広聴等にも取り組みたいと考えているところです。次に、大項目3、名寄市の課題と財政について、小項目3、行政懸案事項と市民要望についてお答えいたします。名寄市総合計画(第2次)後期基本計画の策定に当たり、より多くの市民の皆様の意見を取り入れるべく、令和3年度に市民アンケートを実施いたしました。アンケート結果では、公共施設の整備や充実を求める一方、ごみの処理、収集状況や前回に比べ満足度は向上したものの、除排雪の状況などについての御意見をいただいたところです。総合計画の具現化に向け、ハード事業については老朽化が進む公共施設が多い中、名寄市公共施設等総合管理計画や名寄市公共施設個別施設計画において定めた総延べ床面積13%削減に向け、維持補修、建て替え、除却を検討し、名寄市公共施設等再配置計画では老朽化により建て替えが示されている施設に加え、まちづくり施策に関する施設について計画的に整備を検討しております。ソフト事業においても毎年度実施しているローリングにおいて各担当ごとに課題の分析を行い、事業年次や事業費などについて協議を行っているほか、名寄市総合計画審議会で各事業の行政評価について審議いただきながら進捗管理を行い、PDCAサイクルを回し、総合計画の具現化に取り組んでいるところです。以上、私からの答弁といたします。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは大項目1の小項目3、大項目2の小項目2、大項目3の小項目1と小項目2についてお答えします。初めに、大項目1、名寄市の次代を担う人づくりについて、小項目3、市職員を対象とした各種要綱の現状と見直しの必要性についてお答えします。本市では、職員の自主的な取組を推進するため名寄市職員自主調査研究グループ道外視察研修助成金交付要綱、名寄市職員自主研究活動推進要綱及び名寄市職員提案要綱を定めております。名寄市職員自主調査研究グループ道外視察研修助成金交付要綱は、地域における課題の解決方策を調査研究することを目的に平成26年度に策定した規定で、職員間で自主的に結成したグループが道外の先進地に視察をするために要する経費に助成を行うこととしており、これまで平成29年度に道外に視察した1団体に対し助成を行いました。名寄市職員自主研究活動推進要綱は、職員の相互啓発意欲と市行政への参加意識を高めることを目的に平成18年度に策定した規定で、職員による自主的なグループ研究活動に助成を行うこととしており、これまで1団体の活動に対し助成を行いました。名寄市職員提案要綱は、職員の士気の高揚と活力ある組織づくりを進めるとともに、公共の利益向上と効率的、効果的な行政運営に資することを目的に平成22年度に策定した規定で、推進期間などを定めて、集中的に実施していた平成22年度から平成27年度にかけては年平均で16件ほどの提出がありましたが、随時受付に変更した平成28年度以降は平成30年度に提出された1件にとどまっております。いずれの事業も活用状況が減少傾向にありますが、その要因としましては国、道からの権限移譲や多種多様化する市民ニーズ、専門化、複雑化する様々な施策、加えて急激な世代交代も含めて本来業務が業務過多になっていることが主な要因と考えております。ただし、このような状況ではありますが、令和4年度からは職員が自主的に取り組むグループでの活動としてDX推進事業に係るワーキンググループによる取組を行っております。DXに関わる課題は自らのスキルアップにつながるほか、業務改善にもつながることから、デジタルに精通した外部令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号人材を助言者に、若手職員を中心に精力的に活動しているところで、この間名寄市DX推進計画の策定やデジタル田園都市国家構想推進交付金並びにデジタル技術を活用した施策について企画提案につながるためのワークショップの開催や計画的かつ効果的な事業の推進に向けた取組を進めているところであります。効率的な行政運営を行っていく上で優秀な人材の確保や人材育成は急務であると考えておりますので、各種要綱の見直しも含めて様々な視点から効果的な手法を調査研究してまいります。次に、大項目2、広聴の在り方について、小項目2、パブリックコメントの現状と市民理解についてお答えします。名寄市自治基本条例第5条では、まちづくりは市民の参加によって行われるもので、市は市政に関する企画立案、実施及び評価の各段階において市民参加を保障しなければならないものと規定しています。このことを踏まえ、本市においては市民が身近なまちづくりへ主体的に関わることのほか、市の施策や計画の立案に公募委員として関わること、懇談会等を開催するなど市民意見の把握に努めるとともに、市民参加を推進する手段の一つとして名寄市パブリックコメント手続条例を制定し、市政決定の過程に市民が参加することを保障しているところであります。パブリックコメント実施による意見の提出状況につきましては、制度開始の平成23年度から令和4年度までの平均で年当たり13件となっております。意見の提出がない案件も少なくない状況ですが、総合計画や中小企業振興条例など市民の関心が高い政策、制度に対しては意見を受けてきており、それぞれの施策に反映していることから、市民参加を目的とした制度としては一定の役割を果たしてきたものと考えております。今後におきましても、多くの市民が市政の企画立案等に関わることができるよう様々な場面において市民参加の機会の創出と提供に努めてまいります。次に、大項目3、名寄市の課題と財政について、令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号小項目1、整備方針を打ち出す施策と財政見通しについてお答えします。先日の議員協議会において、名寄市総合計画(第2次)後期実施計画の見直しと裏づけとなる中期財政計画についてお示しをさせていただきました。当該実施計画見直しに当たっては、多くの事業において民間活力の活用や施策間連携、事業年次の再検討などを協議し、結果として事業費をお示しすることができず、さらに検討することとなった事業もあったものの、デジタル技術の活用、コロナに起因する市民生活の変化など現下の情勢、多様化する市民ニーズに対応した事業に取り組むこととし、老朽化が進む公共施設への対応のほか、コンビニエンスストアなどでの各種証明書の発行や妊婦等に対する経済的支援など、ソフト事業についても新たに登載いたしました。名寄市総合計画(第2次)に掲げた目標を達成するには、これらの事業展開が有効であるものと考えておりますが、これまで予算審議等様々な場面で説明してきたとおり、市民の安全、安心な暮らしを支えていくためには健全な財政運営の維持が不可欠であるものと認識しているところであります。今後におきましても毎年度の当該実施計画の見直しや各級の予算査定の場などにおいて財政状況を鑑みながら効果的、効率的な事業展開について議論していくこととしております。次に、大項目3の小項目2、財政規律の在り方についてお答えします。財政規律は将来へ過度の負担を残さず、持続可能で健全な財政運営を維持していくために必要不可欠な基準として平成28年度に策定しましたが、昨年度名寄市総合計画(第2次)後期基本計画の策定に併せて見直しを行いました。これは、財政規律遵守を優先するあまり今後想定される必要な施策を先送りしたり、事業を中止あるいは縮減することは行政サービスの低下につながり、地方公共団体としての責務を果たさないことになるばかりか、市内事業者の受注機会の減少や地域経済への影響など市民生活に大きな影響を及ぼすことが想定されることから、見直しを行ったものであります。ただし、この見直しは後期計画期間に想定される必要な施策を踏まえて行ったものであり、現状で本市が置かれている財政状況は厳しく、今後も基金に依存しながらの財政運営にならざるを得ないものと推測はしておりますが、当該計画期間中のさらなる見直しについては現在のところ考えておりません。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 9番 佐藤靖
それぞれ御答弁をいただきました。壇上で述べたように、それぞれ課題と考えていたものについては一定程度見直しですとか今後の方針を示していただきましたので、一定理解をするものでありますけれども、さらなる議論を深めていきたいと思います。ちょっと順番が逆になりますけれども、まず大学についてであります。これは、昨年の決算委員会で市長に独法と大学院の話を、決意を聞きました。それに、大学院は残念ながらいろんな事情もあって、再検討というふうになると思いますけれども、法人化についても急務であるという姿勢が示されましたので、それは理解をするものであります。ただ、私は今後の大学を考えたときに、一つはやっぱり保護者の皆さん、あるいは大学を支える皆さんへの理解というのは、これは市長も同様の意見だと思いますけれども、欠かせないものだと思います。そこで、1つ水間局長にお聞きします。大学後援会ニュース、今年は発行しましたか。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
大学後援会のニュース、会報についてはまだ発行しておりませんけれども、現在、先ほども市長の答弁もありましたように、保護者の方から出口情報の部分が非常に関心が高いということがありますので、それも含めて今原稿作っておりますので、早急に発行したいということで考えております。
質問 9番 佐藤靖
去年の決算委員会、野村学長も出席いただいて、去年も1回しか発行していないと。そして、保護者から4万8,000円です、年間もらうの。しかも、名寄市の場合は寄附でも任意でもなくて、納付金ということで強制的に親から取って、使っているのです。その状況をしっかり保護者に知らせるのと、市長もおっしゃっていましたけれども、卒後の出口情報というのはやっぱり保護者は知りたいと。それも掲載してきたのは、やっぱり大学後援会ニュースが掲載してきたのです。そこまでなぜ言うかといったら私も2年間大学後援会長をやらせていただきましたので、そのときに大学後援会に、その当時は5万円でしたけれども、学生も少なかった。5万円親から年間取って、4年間で20万円いただいておりましたけれども、余剰金が約3,000万円あったので、何に使うのだと聞いたらモニュメント作りたいと言うから、それはふざけるなと。今いる学生の親から4万円、5万円取っておいて、モニュメント作りましたということになるのかいということでいろんな助成制度を検討していただいて、やってきたと。それでもやっぱりちゃんと後援会ニュースの中では大学、今でいえば大体4万8,000円ですから、年間3,840万円、800人とすれば。それをいただいているのです。それがどうやって使われて、どうやって学生に生かすのかというのをお知らせするのは、これはまさに義務ではないですか、大学の。これから発行するといったって年明けにして、1回です。それは約束が違う。あのときいた学長は年2回出しますと、ちゃんと保護者の皆さんに言っていることを守りますと議会の場で、公の場で約束されたことを今まで何もしてこなくて、これから、今市長がおっしゃったから、それを入れて早急に作りますというのは、それは詭弁ではないですか。場当たり的ではないですか。もっとやっぱり大学はどうしていくのか、保護者の皆さんの理解をどう深めるのか。結局それは外から来ている学生の皆さ令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号んにとってもあの大学はいいよ、こうやって学生と地域が頑張っているのだよ、学生は頑張っているのだよ、あるいは最後の大学後援会ニュースの表紙、あるいは内容を飾ったのは議員と大学生が一緒に意見交換しているまちということで前面に押し出して、これは全国的にもないことですよというニュースで載せた話であります。そのことに重きが全く置かれないで進んでいることに、理由が分からない。なぜ発行できなかったのですか。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
発行の部分については、私どものほうの準備がちゃんときちっとできていなかったということで、大変申し訳なかったと思います。ただ、今現在後援会報の部分についての原稿は作っておりますけれども、今年度については2回発行させていただきたいということでは考えております。
質問 9番 佐藤靖
だから、何で今の段階になってこれから、もう年明けです。もう卒業していくのです、学生は。2月ぐらいなら休みに入って、卒業していくのです。1月に、年明けに2回も発行すると、それだから詭弁だと言うのです。これは、局長経験である渡辺総務部長、あるいは大学勤務ある橋本副市長にお伺いする。そんなことで本当にいいのですか。学生から、あるいは保護者から年間、旭川大学が1万円です。あるいは、ほかの大学も3万円取っているところもあるけれども、それは1回限り、入学時に取るだけ。うちは毎年取るのです。それをきちっとどうやって使っているかをお知らせするというのが私は責務だと思う。それをしないというのは私は、だから事務局の体制も含めて全般的にやっぱり見直したほうがいいのではないのですかと訴えているのですけれども、お二人はどういうふうにお考え。
答弁 副市長 橋本正道
改めて今回の発行がまだできていないということについては、私の立場令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号からも深く反省し、おわび申し上げる次第です。基本的に名寄市立大学、公立大学ということでありますので、市民の皆さんに支えられている大学とともに、やはりそこに入ってくる学生、その保護者の皆さんの信頼の中で運営していくという大学がこれ基本原則でありますから、改めてこういった事態を招いたことにつきましては深く反省し、私のほうからも改めて指示をさせていただきたいと思います。御指摘ありました大学事務局の体制、それから仕事の仕方については、今回の大学院構想、それから市長からありました法人化の検討ということもありますので、これ見直しが必要な段階に来ているのだろうなと思っております。先ほどの答弁の中では少数精鋭ということもありましたけれども、その前に大学事務職員、あるいは市の職員としてやるべきことは何なのか、これしっかり徹底してもう一度意識改革も含めてしなければならない課題だと思っておりますので、私ども早速大学事務局のほうと今後の展開について協議、そして次はどうするかということについて具体的な姿ができるまでちょっと入っていきたいと思います。
質問 9番 佐藤靖
大学後援会、先ほども言いましたように、今は年間4万8,000円、昔は5万円でしたけれども、コロナ禍もあって、4万8,000円ということで新年度も募集しますけれども、年間3,840万円、しかも私が大学後援会長やっているときの余剰金は、さっきのように3,000万円、毎年のように信金への預託金がどんどん、どんどん出てくる。それをずっと、それでもお預かりしたお金だから、しっかりやっぱり収支は報告しようねというのがこの二、三年はしていないのです。収支報告していないのです、親に。どうしてというと、総会がありますから、年1回。入学式のとき総会やるのですけれども、それは新入生の親しか来ないのですけれども、そこで出しているからいいのですという言い方をするけれども、ほかの3学年の親は全く分からないのです、何に使われているのか。そんな状況が続いて、本当に信頼される大学になっていくのかというもの、あるいは私がこれ以上言いたいことは多分市長も副市長も渡辺総務部長も分かっていると思いますけれども、教員に対してもやっぱりしっかり指導していかないと、本当に市民の皆さんから信頼損ねます、今のまんまでは。これから橋本副市長先頭に入っていかれるということでありますので、全てにおいて基本に立ち返って、本当に、市長がおっしゃるように、やっぱり名寄市の財産としてふさわしい、学生一人一人が本当に頑張っています。これは市民との信頼関係を含めて構築されているし、一人一人が頑張っているので、そこを支える教職員、あるいは体制が非常にやっぱり曖昧だというか、甘いと。ここの場で、公の場で約束をしたことが僅か1年後、その年に、次の年に果たされないのです。そしたら、ここでやっていることは、皆さんが一生懸命言うことは、その場さえしのげばいいということと同じことなのです。私はそう思いますけれども、改めて副市長の決意をお伺いしたいと。
答弁 副市長 橋本正道
先ほどお話ししたとおり、やはり信頼関係というものを損なう行為でありますから、これ本当に入っていかなければならない事案だと思っております。今後大学、本当に大きな節目を迎えるということですから、職員力の向上というよりもやっぱり基本に立ち返って、あるべき姿はどうなのかというのを改めて職員とディスカッションしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
質問 9番 佐藤靖
大学については、これからの成り行きを少し注視させていただきたいと思います。次に、財政のことでありますけれども、渡辺部長、第2次名寄市行財政改革推進基本計画に掲げている補助金の適正化、補助金については透明性、公益性、公平性を確保するため補助金適正化に向けた基準づくりを行うとともに、必要性や行政効果などを分析し、廃止、削減、終期の設定を進めるというふうにうたわれておりますけれども、この基準、つくられておりますか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
補助金の関係で御質問いただきました。自主財源ですとか、そういう財源の確保で補助金の適正な在り方というのが大事なことなのだろうなと思います。今の段階で補助金のガイドラインですとか基準についてはまだつくっていないところでありますけれども、他市の事例なんかもありますので、参考にしながらやっていきたいと思います。以上です。
質問 9番 佐藤靖
そしたら、今段階の補助金なりいろんなものを見直しというのは、どの度量でやっているということになるのですか。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
基本的に財政と行革の担当ですとか、その部分と、あと補助金につきましては昨年ですか、昨年、一昨年と2年がかりで補助金、負担金の洗い出しをしながらそれぞれこれが必要かどうかだとか繰越金がどれぐらいあるかだとか、そういう予備調査みたいなのを行っておりますので、基本的には全庁的に取り組んでいるということで理解いただければと思います。以上です。
質問 9番 佐藤靖
今新年度に向けた財政課長査定が行われていると思いますけれども、ここ財政課長も経験した橋本副市長にお聞きしますけれども、ちょっとニュアンスは違うかもしれませんけれども、先日ある市民団体からこういうお話を聞きました。そこにある担当者が来て、名寄市の財政は非常に厳しいので……それは後のほう令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号がいいか。財政課長査定のところにその団体に出して、委託事業をしていると。その委託事業が効果があるのかという話を財政課長が担当課に聞いたと。担当者がその団体に来て、効果があるのかと、そういう質問されたと。そしたら、その団体って、先ほども言ったように、団体というのは今高齢化といろんな意味で会員減を含めて委託事業もある意味ではやめたいけれども、市がどうしても委託をやってほしいという事業していて、ある意味では委託費用はもらっても手弁当で、一生懸命時間をつくって調査をしてやっているのが委託事業です。それを財政課長が効果があるのかという一言、これが先ほど言うように、基準やルールがあるのならこれに合致して、これは効果ありませんというのならまだ分かります。財政課長査定がそんな、私は財政課長そんなに偉いのかと思いますけれども、市民団体のいろんな実情なんかを顧みずに状況だけを見て、それこそ財政が厳しいの一言かもしれませんけれども、それだけを見て、委託事業に出しながら効果があるのかと平然と口に出すというのはいかがなものか。それこそ市民団体なり市民との連携なり、これを損ねる発言ではないかというふうに思いますけれども、こういうことは副市長はどういうふうにお感じになりますか。
答弁 副市長 橋本正道
今効果があるのかというフレーズだけですので、その意図するところはちょっとはかりかねますけれども、文字づらだけ考えますと、かなりこれは委託団体に対して失礼な発言だというふうに認識しております。先ほど総務部長のほうから補助金等のルールということありましたけれども、効果測定の場合においてはきちんとそれが我々市役所ができない事業であるから委託して、そこで頑張ってもらっているという、そういう事業なのか、あるいは一緒になってやるべきものなのか、様々なカテゴリー別にやっぱり考えることが必要でありますので、その旨で令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号私の時代は補助金等の見直し等もやってきた経緯あると今思い出しております。基本的にどういうことがあったのかは今つまびらかに把握できませんけれども、言葉の中身だけを捉えると、その団体の意向、あるいは団体の存在も考慮しない中での発言ではなかったかなと思いますので、改めてどういう文脈であったかについては私のほうも確認させていただきたいと思います。
質問 9番 佐藤靖
私も伝え聞いたものでありますので、ちょっとニュアンスは違うのかもしれませんけれども、それを聞いたときは弱い者いじめをしているのかなというニュアンスはやっぱり感じ取らざるを得ないと。では、本当に行政内部でまだやれないことはないのと。財政がそれだけ厳しいのならやることいっぱいあるのではないの。例えば風連庁舎、1階には市長室、副市長室あります。立派な机、椅子、応接セットありますけれども、執務されますか。3階へ行くと会議室があります。物置です、今。3階には、監査事務局だけしかないと。本当にあれが有効なのですか。それ市長は任期中に分庁方式は続けたいという意向は分かりますけれども、まだまだ行政内部でやっぱり整理するものがあって、これ以上のことは市民にぜひ御協力をいただきたいというのなら私分かるのです。だけれども、逆にそういうところさえ切っていって、自分たちは自分たちで全く知らない顔というのはあり得ない。やっぱりお互いに流す血は流さなければいけないし、断つものは断たなければいけないと思うのですけれども、副市長はその辺どういうふうにお感じになりますか。
答弁 副市長 橋本正道
行政内部での無駄ですとかコストですとか、あるいは業務効率化というものも追求しながら、我々はこういうスタンスでというのはやっぱりそこで見える話だと思います。そういうものがやはりないと市民の皆さん、あるいは団体の中での御協力等も得られないというのはこれ当然のことでありますので、改めて、これから上部査定等もありますので、その辺も含めて査定に臨むようまた指示もしたいと思います。
質問 9番 佐藤靖
いずれにしても、合併から17年、当初からやっぱり緩やかな合併ということで急務、いろんなことは先延ばしというか、時間をかけて協議しましょうということでやってきました。ただ、18年を経過して、本当にあの合併がスケールメリットがどうだったのかという議論、もう一回やっぱり立ち返るべき時期に来ている。それだけ財政が厳しいというなら、そこを考えないで目先のことだけをやると、大きなことになっていくし、そこが市民の皆さんのもし意欲低下につながるのなら、やっぱりこれからの団体の存続、あるいはいろんな活動の阻害になっても困る、あるいは市民がもう名寄はいいねと出ていくことになっても困る。いろんなことを考えると、やっぱりきちっとやるべきことはやるというのが基本だと思います。それと、もう一つは、さきの東川議員の質問に渡辺総務部長は1業務1人の出張と言うけれども、そこはまさにケース・バイ・ケースでやるべきだ。今年は全国監査委員の総会等研修会というのが秋田であって、行ってきましたけれども、1人ですからと。1人で行ってきます。ところが、分科会は3つあるのです。それぞれ3つ課題を持って協議するけれども、3人行けというわけではないですけれども、そういうことでさえ1人で行って、残り2つの分科会で何を話したかというのは全く分からない。では、本当にこれから行政監査を含めて、いろんなものを含めて業務推進し、あるいはきちっとやっていくためにはやっぱり研修は必要。これは、職員も同じだと思うのです。必要に応じて、1任務に1人ではなくて、1任務3人で行って、それが次の研究グループに発展すれば、それはそれで名寄市にとってはいいことだと思いますので、枠にはめようとせず、やっぱりケース・バイ・ケースとかいろんな状況を見据えていかないと、本当に職員の中途退職者というのはこれからも増えていく。この17年で120人です、辞めた方が。しかも、皆さん公務員で、これから名寄市のために、市民のために奉仕しよう、一生懸命名寄市のまちづくりに尽力しようと思って市役所の門をたたいて、途中でいろんな事情あるでしょう。それは悪い事情、いい事情あるのかもしれないですけれども、120人がやっぱり中途で辞めていってしまうという現状は私は職員も、あるいは市民も、風連の一つの町がなくなるぐらい人口が減っていっているという状況というのは本当に危機的なものだと思います。改めてそういう状況、全ての状況含めて最後に市長からお話がいただければありがたい。
答弁 市長 加藤剛士
様々な高所大所からの御提言をいただきました。しっかり受け止めて、やるべきことはしっかりやっていくと。あわせて、全国的に人口が減少している、その中で我々の自治体もどうしてもV字回復で人口が増加するということは考えにくい時代に入ってきている中で、今財政的なものも含めて、やはり相当そろそろ思い切っためり張りをつけていくということやっていかなければならないのかなというふうにも思います。ある意味では、いろんなことをやめていくという選択肢も出てくるのかもしれません。その中でそうはいっても市民の皆さんに不便を感じさせない創意や工夫、あるいはしっかりとした市民の皆さんに御説明をさせていただきながら、共に理解をお互い進めながら協働のまちづくりを推進していくということが肝要だというふうに思います。これからもやはり市民の皆さんとの対話を大事にしながらやるべきことをしっかりとやっていきたいというふうに、総括になったか分かりませけれども、頑張ります。よろしくお願いいたします。令和5年12月15日(金曜日)第4回12月定例会・第4号