みんなの議会

名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月26日

(1)名寄市立大学の将来像について/(2)名寄市財政の見通しについて/(3)人材確保策について

2024年6月26日、名寄市議会の一般質問で、佐藤靖議員が「名寄市立大学の将来像について」「名寄市財政の見通しについて」「人材確保策について」について質問し、市長 加藤剛士、副市長 橋本正道、市立大学事務局長 水間剛が答弁しました。

質問者
佐藤靖 議員
答弁者
市長 加藤剛士、副市長 橋本正道、市立大学事務局長 水間剛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 佐藤靖

加藤市長の4期目任期も折り返しを過ぎ、残り1年9か月となりました。就任以来様々な課題に向き合い、市長のキャッチフレーズである「自然の恵みと財産を活かしみんなでつくり育む未来を拓く北の都市・名寄」を目指して取り組まれてきたことに一定の評価をするものですが、新たな課題が次々に浮上しているのも現実であります。4期目仕上げの時期を迎えた今、特に名寄市立大学、財政、人材の課題についてお伺いします。まず、名寄市立大学の将来像に関わってお伺いします。名寄市立大学では、助産師課程、大学院設置に向け支援するとともに、独立行政法人化の検討を進めてまいります。これは、令和4年5月13日、加藤市長が4期目の当選後に開かれた令和4年第2回臨時会で述べられた所信表明の中で名寄市立大学に関わって発言された内容です。殊大学院については、野村陽子前学長も令和2年5月8日開催の令和2年第1回臨時議会での就任挨拶で前年7月の総務文教常任委員会での議論、外部の有識者が加わった参与会で意見を受けたことを明らかにしながら、様々な御意見を整理いたしまして、一つ一つ課題がありますが、そういったことを明確にし、大学院の骨格を固め、こういったことを具体的な計画性を持って進めてまいりたいというふうに考えておりますと述べ、また今年3月の第1回定例会の退任挨拶では大学院設置がスムーズに進まなかったことを謝罪するとともに、1期4年間の経験から大学組織について学長がリーダーシップを発揮できる組織体制にない、組織の大幅な改革が必要、市のトップダウンで経営、運営の一体化に変えていく必要があるなどと強く求められました。しかし、今年第2回臨時会で就任挨拶をした家村学長は、あくまで学内の議論で合意に基づく対応を強調し、トップダウンによる組織改革についても学内協議を優先する姿勢を強調しました。大学院設置及び独立行政法人化については、以前当時の市政クラブ会長であった山田現議長と私が質問に取り上げた際、ともに前向きな姿勢を示された市長はこの前、現学長の発言の整合性をどう受け止めておられるのか、さらに両課題にどう対応されているのか、改めてお考えをお伺いします。また、名寄市立大学がこれまで松岡学長が道筋をつけ、久保田学長、青木学長、佐古学長、そして野村学長と小さくてもきらりと光る大学づくりに尽力され、全国から優秀な学生を受け入れる大学に育てていただきましたが、今の少子化の中にあって、今後も同大学が名寄市の財産であり続けるため、設置者たる市長は何を大学側に求め、何が必要であるとお考えなのか併せてお伺いします。さらに、公立大学の法人化設立について文部科学省は具体的なメリット、デメリットを示しています。公立大学法人制度が導入されたのは平成16年度であり、昨年5月1日現在は全100公立大学中91大学、83法人が自主自立的な環境下で魅力ある教育、研究を積極的に展開していると報告されていますが、一昨日独立行政法人について水間事務局長は学内で具体的な議論はされていないと答弁されました。市長の公約でありながら、議論がなされていない現状には大いなる疑問を感じますが、名寄市立大学においては何がネックになっていると市長はお考えなのかお伺いします。次に、名寄市の財政の見通しについてお伺いします。市は、平成28年度地方交付税の合併算定替特例措置の段階的縮減、老朽化が進んでいる公共施設への対応、公債費や基金残高の推移など今後の諸課題への備えとして名寄市総合計画(第2次)計画期間の令和8年度における財政規律、いわゆるガイドラインを策定し、実質公債費比率、将来負担比率、市債発行額、財政調整基金、減債基金残高の3本柱に一定の枠組みをはめましたが、総合計画後期計画を迎え、この財政規律を見直されました。言うまでもなく、規律とは人の行為の基準として定められたものであり、ある意味おきてであります。これが組織となると、組織が大切にしていて、何よりも優先していることに従って行動するということになります。議会側としては名寄市総合計画(第2次)後期計画期間に限り見直しを容認しましたが、この後も新たな施策が浮上するとともに、資材の高騰、人件費の高騰が依然として続いている情勢下にあります。加えて、今後も中間処理施設、名寄中改築、東病院改築、その後も名寄東中や図書館などの事業がめじろ押しとなっていますが、浮上しているハード事業に取り組むに際し現状の財政規律は守られるのか、想定施策と財政規律の整合性をお伺いします。この6月11日、経済財政運営と改革の基本方針2024、いわゆる骨太方針の原案が示されました。その中では、地方行財政基盤強化が求められ、特に地域における人への投資、DX、GXの推進、地方への人の流れ強化などによる地域経済活性化及び新たな雇用の場の創出、地方独自の防災、減災の取組強化などが求められていますが、財政規律の枠を保持しながらこれらの対応は可能とお考えになっているのかお伺いします。最後に、人材確保策についてであります。さきに述べた骨太方針2024の中で地方公共団体が令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号連携して地域に必要な人材を確保、育成する取組を推進するとともに、関係省庁や地方公共団体が連携し、広域での取組が有効と考えられる事務の共同実施などに取り組む、複数団体による広域的な公共施設の集約化、共同利用などをさらに進め、取組を強化する、地域の多様な主体が連携、協働し、生活サービスを提供しやすい環境整備を進めると示されています。時代の趨勢であり、当たり前のことだが、名寄市の現状に照らし合わせて、これら取組の具現化は可能と判断されるのかお伺いします。また、ここ数年熊が人里に姿を現し、市民の脅威となっています。駆除する猟友会会員の減少と高齢化による即時対応が難しい環境にありますが、そこで市民の安全確保をするため、銃器使用経験を持ち、猟銃資格を有する退官自衛官を職員として採用する可能性について見解をお伺いする予定でしたが、昨日の高橋議員への答弁で一定理解をしましたので、あえて答弁は求めません。以上、この場からの質問とさせていただきます。

答弁 市長 加藤剛士

佐藤議員から大項目で3点御質問いただきました。1点目は私から、2点目、3点目は副市長からの答弁となります。初めに、大項目1、名寄市立大学の将来像につきまして、小項目1、大学院設置、独立行政法人化などに対する市長公約、議会答弁、前、現学長発言の整合性についてお答えをいたします。大学院設置に係る検討につきましては、昨年度まで学内で野村前学長を先頭に令和7年度の開設を目指し検討されてきたところであります。しかし、本学の特色を生かすべく4つの分野で構成をされた大学院構想では、文部科学省内の複数の審議会で検討されるため多くの是正、改善に係る審査意見が出され、大変高いハードルを越えなければならないことが想定をされると専門業者からの御意見がございました。このことを踏まえ、改めて大学院設置の新規申請の際はシンプルに研究科と専攻令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号を整理をし、2年後の大学院完成年次以降に年次計画で当初構想していた本学独自の大学院構想を構築する手法を用いることが大学院設置のハードルを低くすることが可能であるというアドバイスを考慮しながら、再検討を行うということといたしました。本年4月から就任をされた家村学長からも大学院設置については継続して検討していきたい旨のお話を聞いておりますので、大学院設置に向けては再検討されると認識をしているところであります。続いて、独立行政法人化の考え方についてお答えいたします。大学における法人化は、基本的に大学の運営については大学が担い、経営については名寄市が担う形態を、運営と経営を一体的に大学が担い、大学から見た経営に関する予算や組織上の制約を緩和をし、今まで以上に大学の自主性をより発揮し、自主的、自律的な取組を目指す大学システムであります。急速な少子化によって大学間の学生確保に係る競争が年々厳しさを増していくことは避けて通れない状況でございます。受験生の動向も年々変化しており、これらに対応すべく他大学の状況を見ますと、多種多様な戦略を検討し、様々な取組を行うなど臨機応変かつ機敏な大学運営を行っております。このような他大学の取組を見ますと、本学で実施をしています学生確保の戦略が大学間競争に対応できるのかと強い危機感を抱かずにはいられません。大学のトップとして運営のかじ取りを担っています学長につきましては、学生確保以外にも様々な厳しい課題の解決に向けて御尽力をいただいており、その手法については学長が思う最善の考え方に基づいて取り組まれておりますが、運営に加えて経営感覚を常に持った意識改革が私は必要であると考えております。この日々変化をする激動の時代だからこそ本学にとってはチャンスにもなり得ると考えております。そのためには、時代や社会、地域のニーズ、将来を見据えて、果敢でスピーディーなチャレンジが不可欠であります。より柔軟性と機動性のある意思決定と透明性の高い大学経営を行うための仕組みとして、大学の法人化の検討は避けて通れないものと考えております。小項目2、名寄市の財産であり続けるために求められるものについてお答えいたします。名寄市立大学は1960年に日本最北の高等教育機関として開学をした短期大学から4年制大学へ進化をし、通算をして60年以上の長きにわたり多くの人材を育成をし、名寄市をはじめ道北地方、さらには道内、全国に卒業生を輩出をしております。全国の公立大学の中でも最小の人口規模の自治体に設置をされている地方大学でございますが、「小さくてもきらりと光る大学」をキャッチフレーズに現在は全国各地から約800名の学生を受け入れております。この名寄に集った若い世代の力がこれまで本市における経済の活性化やまちのにぎわいなど様々な場面で貢献をしていただきましたし、これからも必要不可欠でございます。また、この若い世代が集うきっかけとなります名寄市立大学は、道北地域における高等教育の機会の提供、知の拠点としての地域の課題解決に向けた研究活動の実施、ケアの未来を開く専門的人材の育成など、大学と学生の双方が本市の地域振興にとって貴重な財産として位置づけております。この貴重な財産としてあり続けるためには、やはり大前提となる学生確保が必須でございます。先ほど来申し上げておりますけれども、この激化をする大学間競争に対応するため経営、運営の一体化したスリムな組織体制による企画の立案、場合によっては即断即決による具体的なアクションも必要となってくる機会が増えてくるものと考えております。これらのことを考えますと、本学の経営と運営が分離をされている現体制では加速化する時代の流れに対応する戦略を実行することが難しい場面に多々直面するのではないかと危惧をしているところであり、繰り返しになりますけれども、私は大規模な大学での組織改革はやはり必要ではないかと考えております。小項目3、運営組織の必要性を含め法人設立のメリット、デメリットに対する見解、名寄市立大学における課題についてお答えいたします。法人設立のメリット、デメリットに関する見解として、まずメリットの主なものとして、法人化に移行されますと一般的に学内に経営を担う理事会が組織をされ、迅速かつ機動的な意思決定が可能となります。人事部においてもプロパー職員の採用が可能となり、事務局の専門性が向上し、様々な高度専門分野に係る事業への取組が学内で可能となります。また、大学運営に関しては6年ごとに作成をされる中期計画や1年ごとの年度計画に基づく運営と業務の評価結果の公表が義務づけられ、より一層大学運営の透明化が図られることとなります。経営に関しては、企業会計の導入により正確な財務分析を大学経営に反映させることが可能となり、大学の運営と経営に関する課題や分析、今後の戦略がより一層立案が可能となり、厳しい大学間競争に対応する果敢なチャレンジができることが最大のメリットであると考えております。反対にデメリットとしては、これまで市の管理部門で行ってきた財政、会計、人事等の経営に関する新たな組織の設置のほか、役員や監査人などの人件費負担が増加をするとともに、新たなシステム導入経費の負担も発生をいたします。また、法人経営に伴う各種財務諸表の作成や税務申告等の各種事務作業も増加すると考えております。本学における課題としては、法人化は他の公営企業事業とは異なり、独立採算事業ではないと整理をされているものの、法人化によりさらに大学経営の厳格化が求められ、人件費をはじめ施設の維持管理費や研究費などより一層の運営経費の削減を心配する声も多いと耳にしております。また、現在は市職員として公務員採用され、大学へ配属されておりますが、法人化されますと公務員の身分が外れるために身分保障などに対して不安の声もあるということも耳にしているところであります。私からは以上です。令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号

答弁 副市長 橋本正道

私からは大項目2、名寄市財政の見通しについて、関連がございますので、小項目1、財政規律の在り方、小項目2、想定するハード事業との整合性、小項目3、経済財政運営と改革の基本方針2024と市財政について一括でお答えいたします。財政規律は、将来へ過度の負担を残さず、持続可能で健全な財政運営を維持していくために必要不可欠な基準として平成28年度に策定しました。その後令和4年度において名寄市総合計画(第2次)後期計画の策定に併せて、地方公共団体としての責務を果たしていくため財政規律の見直しを行ったところです。現在令和5年度の決算統計作業中であることから、直近の令和6年度当初予算編成での分析値となりますが、光熱水費の高騰、自治体サービス、施設管理等の委託料の増加などにより普通会計ベースで義務的経費の人件費で対前年度比7.2%増、物件費で7.8%増、維持補修費で9.2%増と経常的な経費が増加しております。一方で、歳入は自主財源の市税が対前年度比4.7%減となるとともに、基金の繰入れに大きく依存した予算編成となったところであります。こうした人件費や物件費の高騰については先が見通せない状況であるとともに、大規模なハード事業として名寄地区一般廃棄物中間処理施設に対する負担金、名寄中学校や名寄東中学校への義務教育施設や図書館などの老朽化が進んでいる公共施設への適切な対応、道路や水道施設など市民生活に直結するインフラ施設の更新、さらには骨太方針2024の原案にも示されている活力ある持続可能な地域社会の実現に向けたデジタル社会への取組、子ども・子育て施策なども同時に進めていかなければなりません。そのためにも特定財源の確保に十分に努めるとともに、行財政改革におけるBPRなどから事務事業の見直しやこれまで以上に事業の選択と集中の徹底を進めながら、現段階においては現在の財政規律を遵守し、総合令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号計画の将来像の実現に向けて持続可能で健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。次に、大項目3、人材確保策について、小項目1、広域連携による人材確保と育成の可能性について申し上げます。近年地方公共団体はデジタル社会の進展によるDXへの対応や大規模災害、感染症などの新たなリスクの顕在化、老朽化が進む公共インフラへの対応、子ども・子育て施策の充実など多くの喫緊の課題に対応していく必要があることから、人材の確保や育成が従前にも増して高まっております。しかしながら、少子化や生産年齢人口の減少によりこれからの地方公共団体においては人材確保がより深刻化していくことが想定されます。本市においても人材確保が厳しい状況であり、一般事務職をはじめ、特に保健師や保育士、土木技師などの専門職においては応募者が少なく、必要な人員を十分に確保するのが非常に難しい状況にあります。そのため、専門職の確保に向けて養成機関への訪問や就職説明会に参加するなど積極的に人材確保活動を展開するとともに、採用試験の内容や方法について工夫を図りながら、優秀な人材確保に努めてきているところであります。今後においては、市町村間の広域連携などによる地域に必要な人材の確保、さらには育成など持続可能な行政サービスの提供に向けた様々な手法について調査研究していく必要があるものと考えております。以上、私からの答弁といたします。

質問 9番 佐藤靖

るる御答弁をいただきました。予想以上にいいお答えをいただいたかなというふうに思っておりますけれども、具体的に入っていく前に市長にちょっと感触をお伺いしたいのですけれども、先日の家村学長の就任の御挨拶ありましたよね。あのとき終わった後拍手が一つも起きなかった。私正直言うと、新聞記者と議員経験と40年議会見てきていますけれども、三役の、あるいは学長、病院長、教育長の就任、退任挨拶で拍手が起きなかったというのは初めての経験でありましたけれども、市長はそこから見ていてどういうふうにあの状況をお感じになりましたか。

答弁 市長 加藤剛士

学内における公正な選挙を経て就任された最初の所信表明演説ということでありますので、こういうお考えなのだということを客観的にお聞きをしたということでございまして、そこが評価どうなのかというのはこれからいろんな皆さんの評価になっていくものと思います。

質問 9番 佐藤靖

市長は人がいいから、そういう言い方になると思いますけれども、正直言って私が感じたのは熱意だとか、これから大学をどうやって変えていこうかというものが、あるいはおとといも中畠議員が言っていましたけれども、危機感だとかが読み取れないということで、少し正直言ってがっかりしたなというのが、私自身はそういう認識でありましたし、一番はやっぱり大学院設置と独法に対しても前向きな答えがあんまり得られなかったということで、このまんまどうなるのだろうということから今回取り上げてみました。そして、市長から一定程度大きな改革が必要だという御発言をいただきましたけれども、市長の任期も残り1年9か月というふうになりましたけれども、これは近々中に設置者としての方向を示す手順を始めるのか。実施は別にしても法律上は一応設置者と議会がオーケーすれば可能ということでありますけれども、それは短絡的に言ってそこにいくということ難しいと思いますけれども、今後の市長の頭の中にあるタイムスケジュールというのはいかがになっておりますか。

答弁 市長 加藤剛士

学長の直属機関として参与会というのがあります。参与会がまだ行われていないのです。と思っていまして、今議会でもかなりこうした議論が出てきていると。私なりの思いも話したところであります。一定また外部の皆さんが今こうした状況をどう捉えて、どういう御意見が出るのかということ、ちょっとそこもぜひ確認をしたいなというふうに思っているところであります。いずれにしても、学長も大学をよくしたいって思いは当然あるのだというふうに思いますので、ということなので、よくそこはしっかりと相談をしながら、しかしできるだけ早いうちにこれは議論に着手をすべきというふうに考えておりまして、時期的なものはまだちょっと想定できませんけれども、できるだけ早いうちにこうした議論をスタートさせたいというふうに考えております。

質問 9番 佐藤靖

できるだけ早いときにということでありますので、そこはそこで理解をしていきますけれども、今名寄市立大学の外部評価をしているというのは市長がおっしゃる参与会、これは学長直結の組織であります。もう一つは議会の総務文教常任委員会がこの2つの役割を外から見ているということでありますけれども、これ以上に力を持っているのは教授会が持っていらっしゃるわけですから、ここをきちっと改革するには経営と運営がやっぱり一体になっていかなければならないだろうということでありますし、それが名寄市立大学の将来にとってもいいことだろうというふうに思います。先ほど述べたように、全国では90%超える公立大学が独法でやっていると。近隣でいえば、旭川市立大学も地方独立行政法人法第11条第4項に基づいて市でも旭川公立大学法人評価委員会条例というのを設置されておりますし、あとこの委員会、これともう一つはまた旭川公立大学法人評価委員会というのを設置しています。この委員会には高専の校長ですとか商工会議所とか帯広畜大の学長とか公認会計士らが入って、運営と経営について議論しているわけでありますけれども、名寄も昔短大時代は道北地域令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号研究所がありまして、そこの諮問委員会がありました。これには市内のほとんどの団体の、例えば市長は当然ですけれども、議長、あるいは道議、あるいは市内の各団体の代表者ということで、総勢多分15人か20人近い人が年に1回、2回集まって議論をするという場が、外からの声を学長に届けるという機関がありましたけれども、これもコミケアに変わって、なくなりましたので、なかなか外の声が通じなくなってきているということでありますし、今大学のものでいえばほとんどの大学ではこういう混種協議会というのは、審議会というのは組織されていることでありますので、ぜひこれ市長のおっしゃるようになるべく早く取り組まれることが、我々は大学を責めるということではなくて、やはり名寄に今来ている大学生たちをしっかり育てて、社会に送り出すために大学がどうあるべきかというのを本当に真剣に議論していく時期に来ているのではないかなと。ここでいえば東部長もそうであります。大学後援会の会長経験者でありますし、私がその前の会長でありますけれども、人以上にやっぱり大学については熱意を持って見ておりますので、ぜひ市長がおっしゃるとおり進めていただければと思いますので、あんまり任期にこだわらないで、1年9か月、次の期もあるわけですから、それも考えながらしっかりつくり上げていっていただきたいと思いますけれども、あともう一つ、これ市長よりも事務局のほうにお伺いしますけれども、大学評価を受けますよね。あの中で前回指摘されていることに、大学評価、その中で名寄市立大学内部質保証推進委員会について大学運営の適切性については同委員会が点検評価を行っているものの、点検評価の結果に基づく改善、向上を図る全学的な取組は十分に整備されていないという指摘をされていますけれども、これは改善されたのですか。

答弁 市立大学事務局長 水間剛

前回は大学基準協会の認証評価を受けて、改善課題の一つと令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号して内部質保証推進委員会の役割の明確化ということで指摘を受けております。内部質保証委員会の部分については、指摘を受けまして、組織の改革等も含めて、内部質保証の中でどういった役割の中できちんと質保証を確立していくかという部分については整備はさせていただいて、私は出席できなかったですけれども、本日も会議があったところであります。

質問 9番 佐藤靖

もう一つ、この評価の中では大学の目的は2種類あると。この整理を強く求められています。これは何を言っているかというと、大学の理念では名寄市立大学はケアの未来をひらき、小さくてもきらりと光る大学を目指すとし、目的に名寄市立大学は高度な知識と技術及び高い倫理性を有し、保健、医療、福祉の連携と協働を支える専門職を育成する。名寄市立大学は地域が抱える種々の課題について研究し、それらを解決することによって新しい未来をひらくというのが大学の理念の一つで、これに基づいて5つの目標を定めておりますが、一方2つあるという一つは学則であります。学則の目的には、名寄市立大学は教育基本法及び学校教育法に基づき一般教養を深め、栄養学、看護学、社会福祉学及び社会保育学に関する高度の知識、技術を教授、研究するとともに、総合的な判断力を備えた人間性豊かな職業人を育成し、もって地域社会の保健医療の向上と福祉の増進に寄与すること、これは学則の目的、つまりこれが2つあるという指摘がされています。さらに言うならば、もう一つ指摘されているのは学則に、編入学について一部の学科で年度によっては入学試験を実施しておらず、問題であるという指摘もされておりますけれども、これらは全部改善されましたか。

答弁 市立大学事務局長 水間剛

基準協会から改善と、編入学については是正勧告ということで指摘を受けました。編入学につきましては、認証評価の結果の中にも是正するべきだということで、今現状としては、以前までは定数管理ということで設定していたにもかかわらず、3年次編入なので、一般入試の部分については学年によっては人数が多く入学することもあって、そういった関係で一時期学科によっては編入学試験をしなかったという経緯があって、是正勧告ということで指摘を受けました。こちらの部分については、文部科学省ともきちっと相談させていただいて、今編入学試験については、編入学試験は行っているのですけれども、定数管理については若干名ということで表記させていただいて、是正勧告のほうはさせていただきました。また、それぞれ学則の目的との違いの部分については、大学については3つのポリシーというものを定めておりまして、こちらの部分については常に時代に合ったポリシーを定めていくということで、そこの部分についても継続して検討させていただいているというところであります。

質問 9番 佐藤靖

大学の設置の目的、基本ですよね、理念。あるいは、学則の目的、基本ですよね。それが違うという指摘をされて、検討してみますって、これ前回は何年前でしたっけ。この間何をしてきたのかという。早急にやっぱりこういうものは検討して、直していくというのが、だからこういう評価制度を受ける意味が出てくる。あるいは、今回この質問するのに全部もう一回、何回か読み返してみましたけれども、相当数の指摘事項、改善命令というのが、改善すべきという検討がされていますけれども、その後やっぱりきちっと直していけるような対応を事務局サイドでしていかなければ私はならないというふうに思います。いろんな課題を抱えて大変でしょうけれども、それはやっぱり指摘されたことは指摘されたこと、これいずれにしても学生にとってどういうことかということでありますので、大学はどうのこうのではなくて、学生がちゃんと分かるようなものにしていく必要があると思うので、ここは早急に対応するように求めておきます。大学については、いずれにしても市長の御意見もいただきましたので、これで終わりたいと思いますけれども、次に財政に関わってであります。市長4期目の仕上げ、総合計画に基づく施策、新たな課題解決のための施策と市民の期待に応える取組がありますけれども、どうしてもやっぱりこの施策を支えるのは財政。特にやっぱりそうはいっても、私どもも今までそうでした。やっぱり100億円を超える基金を持っているのだから、そうはいっても大丈夫でしょうというふうに思っていましたが、今年3月末で財調は6億9,636万773円、減債は21億3,691万5,877円、基金残高がついに100億円を切って、99億7,756万6,150円というふうになりました。確かに備荒資金超過納付金が約3億円あったので、実質は100億円ということになりますが、これをもって副市長は持続可能な財政というふうに言い切れるとお考えですか。

答弁 副市長 橋本正道

端的に申し上げますが、全ての情報はそろっておりませんけれども、令和6年度当初予算の状況を見ると、財政状況は悪化しています。これは間違いないです。基金の繰入れについても令和6年度、かなり大きな基金の繰入れになりました。備荒資金のほうもありますけれども、仮に同じペースで基金の繰入れが続くと10年間もたないという、単純な割り算で出ますので、非常に厳しい財政状況が見えてきたなと思っております。あとは、これがほかの類似団体も含めてどういうような状況になっているか、横の比較、それから7月に交付税の算定がありますので、その結果どういうふうになるかということ、こちらも注視していかなければならないのですけれども、少なくとも令和6年度の当初予算の状況を分析すると、財政は悪化しているというような表現になるかと思います。令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号

質問 9番 佐藤靖

おっしゃるように、6年度については3月の第1定の中で議会でも議決をして、可として進めていただいていますけれども、中期財政計画で示されていると、やっぱり心配するのは副市長がおっしゃるように7年度以降、例えば7年度は示された数値は歳入が238億8,210万円に対して歳出は254億8,680万円と。収支16億470万円のマイナスと。これを財調で4億5,470万円、減債で3億円、公共施設整備基金から2億5,000万円、合併特例振興基金から3億円で補うというもので帳尻合わせますけれども、さらにこのほかに合わないことから、備荒資金超過納付金から3億円を繰り入れるという、まさに綱渡り的な財政となっています。特に基金に関して言えば、残高は令和3年度末では92億4,171万8,000円だったのが7年度末では37億4,583万9,000円と。頼みの減債基金超過納付金も14億3,799万円から2億8,799万5,000円に目減りすると。さらに、示されている8年度についても同様の基金依存予算となるため、本当は備荒資金の超過納付金というのは庁舎改修などを目的にというふうに記載されておりますけれども、超過納付金の残額は800万円という状況からいうと、まさに危機的な財政状況に陥るというふうに思いますけれども、地方交付税が今後どうなっていくか、あるいはこれからこのほかに、先ほども言うように、盛り込まれていないいろんな施策を投入したときに、あるいは市民の皆さんのいろんなニーズに応えようとしたときにこの財政上応えられるのか、あるいは財政運営で可能なのか。厳しいのは分かるのですけれども、具体的にどういうふうに副市長は見通しているのか改めてお伺いしたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

恐らく令和6年度当初予算を組むときにその前の中期財政計画の算定か令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号ら非常に厳しくなるだろうなという予想はついておりました。一つは人件費の部分と、それから燃料の高騰、あるいは資材の単価上昇などがありまして、今度は令和6年度でこれがどういうふうに動いていくかということがやっぱり一つ大きなポイントになろうかと思います。先ほど申しました交付税については、例えば人件費相当分の上昇については交付税の中でどのように措置されていくのかというのが一つポイントになろうかと思います。これらの経常経費のところなのですけれども、最大の問題は投資の部分です。これから老朽化している公共施設をどうにかしなければならないというところの地方負担額がどうするか、さらにはそれぞれ新しい市民ニーズというところでいろんな施策も打っていかなければならないということがあります。基本的には交付金などを含めた特定財源の確保というのはこれも必然といいますか、やらなければならないということでありますけれども、その上で地方、名寄市がどういうような負担をしていかなければならないのかと、これ非常に推計は難しいです。はっきり言って難しいですが、我々としての物差しはどういうふうに優先順位をつけるか。選択と集中という言葉ありますけれども、これもはっきり言いますと優先順位をつけて、やめざるを得ないものもそこで市民の皆さんの御理解をいただきながらやっていくと。場合によってはそれぐらい厳しいこともしていかなければならない時代が来るのではないかなと思っております。その判断については、今年度の交付税の状況、それから骨太の方針ありましたけれども、それに従ってどのような、国の補正予算含めてどういうのが出てくるか、こちらは様々な情報集めますけれども、やはり選択と集中というからにはやめるべきものもきっちり決めていくということも必要ではないか、そういう状況になっているものだと思っております。

質問 9番 佐藤靖

今の副市長のお話にもありましたけれども、本当に、例えば経常収支比率見ても今年度は100%に近い状況になっている。経常収支比率がこうなっているということは財政の硬直化を招いているし、弾力性は全くないと。では、もっと切り込んで、需用費を切り込めばいいのではないかと思っても、需用費を切り込むのは切り込むだけ切り込んだというのを多分財政当局は考えていらっしゃると思います。そうすると、今副市長もちらっと申しておりましたけれども、この状況を乗り切るためには第一に名寄市行財政改革推進基本計画に掲げる持続可能な財政運営の推進策、一つは遊休施設、未利用地の処分及び活用、未利用施設の有料化、有料施設の使用料の見直し、手数料の見直し、基金の運用、これに踏み込みざるを得ない状況が今間近に迫っているのではないかと思いますけれども、副市長の見解をお伺いします。

答弁 副市長 橋本正道

当然行財政改革の計画の中にありますので、それは常に念頭にあることですけれども、踏み込む時期ですとかどのような踏み込み方をするかについてはまだ手持ちの情報がありませんので、ここで明確にお話しすることはできませんけれども、こちらの今お話しになられた様々な項目については、常に頭の中にはあります。ですので、例えば施設利用料についても受益者負担の一定のガイドライン等もつくらせていただいたところです。そちらについてこれからこれを基準としますけれども、さらにどうしていくかということについてはまだ様々な議論が必要になるかと思いますので、まだ時期などについては明確にはできませんけれども、進めていかなければならないと思っています。ただ、遊休土地ですとか市の資産活用については、今市の管財のほうでいろいろアンテナ張りながらやっていますので、少しずつ消化されていっているという現状もあるということで御報告させていただきたいと思います。

質問 9番 佐藤靖

先日陸上自衛隊名寄駐屯地71周年の式典がありまして、その後祝賀会で稚内の川野副市長にお話しする機会があったのですけれども、稚内の財政事情についても少し意見を交わさせていただきましたけれども、稚内もやっぱり需用費は限界ということと、今働き方改革で職員に時間外の勤務はさせないと。時間になったら帰っていただくと。あるいは、土日の勤務は、行事があれば別ですけれども、出てこないということで、その最たるものは議会対応だって言われました。要するに答弁を書くのに、仕事が終わってから時間外に答弁を書いたり、答弁調整をするのに土日にやったりという、管理職の皆さんは関係ないですけれども、にもやらないという方針を出して、議会側に会期を延長してくれという申入れをしたそうであります。そのぐらいはせっぱ詰まっているという状況が今稚内はあるということでありますけれども、名寄はそこまでいっていないのかもしれないですけれども、副市長の腹の中に、あるいは頭の中にまだまだ改革できるものはあるのではないかというものがあるのか、言わば聖域なき改革をやる決意でいらっしゃるのかどうなのかというのをお伺いしたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

聖域なき改革というすごく大きな言葉ではないかもしれませんけれども、今年度当初、4月の庁議の中で私それぞれの各部長のほうに、8月にローリングがありますから、その8月のローリングまでの間にそれぞれの部でやめるべきもの、あるいは組み合わせて少しダウンサイジングできるもの、様々な事業の研究をまずしてくれということでお話をしました。もう一回掲示板などで、部長だけではなかなか説明し切れないと思いますので、掲示板で全職員に向けてそういうようなお話もさせていただければと、庁舎のインターネットの掲示板、庁舎用のですけれども、しようと思っておりますけれども、やはり令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号事業の見直しそのものは我々が率先してやって、内部の中でどういうような事業の削減ができるか、これ財政的なコスト、お金のコストそのものでなくて、今議員御指摘のとおり、職員の勤務、時間のコストですとか人工のコストですとか、そちらも関わってくるお話だと思います。こうすることによって職員のほうにもゆとりができる結果になれば一番いいので、それをまた自分のスキルアップなどに使っていただけるのも一つの方策かと思っております。ちょっとそういう形でまた改めて職員のほうにはお話しさせていただければと思いますし、聖域なき改革という言葉ではありませんが、一つずつ、小さなことでも構わないので、1歩でも2歩でも進めていこうというような決意で今いるところです。

質問 9番 佐藤靖

財政に関わって言えば、本当に懸念されるのは、施策は市民のニーズもありますので、それは取り組むのはやっぱりこれ必要なことだと思いますけれども、例えば今手術室を直していますけれども、市立総合病院の累積赤字、あるいはこれから名寄大学、どんなことが起きるか分かりませんけれども、そういうところへの財政支援、それを考えると、先ほど市長は大きな改革と言っておりましたけれども、副市長は当然ながら大学事務局にも在籍経験をお持ちですので、ある意味財政面から見て大学の法人化、独法化というのをどういうふうにお考えになっていますか。

答弁 副市長 橋本正道

一般論になりますけれども、法人化されることによって大学が機動的に動いて、時の流れですとか時代の流れに即した、すぐ柔軟な対応はできるということが一つありますので、そこは大きなメリットかなと思います。ひいてはそれが大学の財政面にもいい影響を及ぼせば一番いいことだなとは思っておりますけれども、ちょっとその前段の話になりますが、法人化令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号するという事業そのものにもこれは一定の経費はかかるというのは事実でありますので、様々なところから見ながらこの法人化というのは検討していくという市長のお話もございましたので、そういうことも含めてやっていく必要があるかと思います。ただ、法人化されることによって必ずメリットは生まれてきますし、それは今の大学が学生に対する様々ないい効果も生むものもあると思いますので、そういう形で検討していただければありがたいなと思っております。

質問 9番 佐藤靖

独法化をしたから大学は勝手に独立採算制でやれということにはならない、これ当たり前のことでありますけれども、では本当に独法化しないで、何があっても市の厳しい財政事情の中からずっと支援し続けるのかという事情にあるのかというと、そうでもないということになると思います。地方独立行政法人法第42条というところで、その業務の財源を充てるために必要な金額の全部または一部に相当する金額を交付する、これ要するに設置者側が交付するということになると思います。これというのは、大学における教育、研究の特性に常に配慮をしなければならないという配慮条項というのもあるそうでありまして、これについては公立大学法人化後も引き続き大学の担うべき高度な教育研究の実現に取り組むために財政的責任を負っているというのが公立大学協会の会長さんの解釈でありますので、独法化が一概にいやいや、関係ないから勝手にやってということではないということを含めて、あるいは独自性をしっかり発揮してもらうためには本当にやっぱり積極的にやるべきことであるし、その決意を今日市長からいただいたので、信じて、いつその日が来るのかを楽しみに待っていたいと思います。もう一つ、人材に関わっては、先ほど申し上げたように、熊については昨日高橋議員が質問されていましたけれども、実はうちの町内会も80を超えるハンターが1人いらっしゃいまして、この前役員親睦会をやっていたときに実はということで奥さんから話がありまして、結局80を過ぎて熊の出没で行って、実は運転も心配だ、車を落としたと。車を注意しなければいけないのも自分でしろということになってくると、体も心配だけれども、そういうことも心配なのだと。あるいは、ハンターは、私もそういうことなのかなと思ったけれども、今銃弾がないのですって。戦争で、ウクライナの侵攻や何かでどういうわけか銃弾もないのだという話があったりするのと、もう一つはやっぱり今熊見つけたといって警察に110番かけると、警察は行政に、熊が出ているよというのが来て、行政が猟友会に言って、出動してもらうということ、タイムロスが起きると。これを是正してもらわなければ、そこにテレビでやっているように30分も40分も50分もいてくれればいいけれども、逃げたり、あるいは人を襲ってからではとてもではないけれども、遅いから、そういう対応ができたらいいねというお話で、多分高橋議員のところにつながっていくと思いますけれども、こういうことこそある意味では広域で、昨日は下川でも三の橋で熊が出て、駆除されたというニュースがテレビで報道されていましたけれども、近隣全体やっぱりそういった問題が出てきているというのも一つでありますので、これ名寄は昔は風連町と広域で火葬場を建設したり、浴衣サミットという、首長さんが集まってお話をしたりして、いろんな協力できること、広域行政できることがないかということやられたこともあります。今近隣を見ると、加藤市長が一番やっぱり市長任期も経験も長くて、ある意味ではリーダーシップが取れる立場にいると思いますので、ぜひそういう、DXや何かもそうでありますけれども、もっと見えないものも広域でできないか、人材確保含めて、人材育成含めて広域でできないかという検討をすべきだという、そういう時期に来ているのではないかと思いますけれども、市長の見解をお伺いしたい。

答弁 市長 加藤剛士

いつも浴衣を着ているわけでないですけれども、5市町村でよく実は議論する機会はありまして、消防も議会も頻繁に行われるということもありますけれども、いろんな場面で毎月のようないろんな顔合わせをして、いろんな議論もしています。議員がおっしゃるように、今まさに人材確保、特に専門人材に対してやっぱり御苦労されているということもあって、ここを何とか知恵を絞りたいねという話も実はその議論の中でも出てきているところでありまして、さらに今日こうした指摘をいただきましたので、ここはやはり取り組んでいかなければならない、研究していかなければいけない課題だなというふうに考えているところであります。熊の問題は、かなり現場に張りつかなければならない問題なので、そこが広域的に機能するかという問題もあるのかもしれません。それぞれしかし専門職の機能の中で広域でできること、あるいは今の自治体の仕組みの中でどういったやり方ができるのかということも引き続き検討していきたいというふうに思います。議員の御指摘ごもっともだと思いますので、しっかりと前向きに受け止めて、これからもそれぞれの自治体と協議を進め、重ねてまいりたいというふうに思います。

質問 9番 佐藤靖

あと最後に、いろいろ副市長と財政議論をしてきましたけれども、これも骨太方針の中で書かれておりますけれども、やっぱりより財政の見える化をしなければ駄目だと。あるいは、市民に、あるいはいろんな方にでしょうけれども、基金の目的ですとか使途ですとか、どうして増減しているのかという状況だとか、もっと詳しくやっぱり市民の皆さんにお伝えをすることがこれからの厳しい財政を乗り切るために、現状を理解してもらうために、将来を展望してもらうために必要と思いますけれども、最後に財政令和6年6月26日(水曜日)第2回6月定例会・第4号の見える化について副市長のお考えを聞いて、終わりたいと思います。

答弁 副市長 橋本正道

非常に財政について分かりやすく説明するというのは、本当に難しい作業であります。今やっているのは決算、予算についてはホームページあるいは広報、さらにはまちづくり懇談会などで決算状況などの説明をしているのですけれども、外観といいますか、大がかりの説明になってしまって、どこにポイントがあるのかというのはやっぱり分かりづらいというのは私もちょっと感じているところであります。何回かになりますけれども、少しテーマを分けてでも説明する機会があれば、これは一番いいことだと思いますし、そのための努力は惜しんではいられない状況だと思いますので、ちょっと手法について、あるいはそれ他市町村でも既にやられているところあると承知しておりますので、参考にしながらこちらについては分かりやすく見える化というのについてはいろいろ工夫させていただければと思っています。

出典:名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月26日 議事録 PDF(168ページ) 間違いを知らせる