南幌町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
気候変動に対する町の対策は
2022年3月8日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「気候変動に対する町の対策は」について質問し、町長、住民課長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長、住民課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
それでは2問目に移ります。気候変動に対する町の対策は。町長に伺います。地球の温暖化は極めて深刻な状況で、本町でも毎年豪雨や暴風、猛暑、今年の大雪被害など異常気象による災害が発生しています。国は公共施設の脱炭素化の取り組み等の推進として、令和3年10月に改訂された地球温暖化対策実行計画において、地方公共団体は政府実行計画に基づき率先的な取り組みを実施することとし、脱炭素化の取り組みを計画的に実施できるよう「公共施設等適正管理推進事業費」の対象事業に新たに「脱炭素化事業」を追加しています。令和4年度から令和7年度の事業期間で地方財政措置を講じるとし、財政措置は地方債として充当率90%、財政力に応じて当該負担の30%~50%について交付税措置されるとなっています。国連の気候変動に関する会議では、2030年までにCO2の削減を45%削減し、平均気温の上昇を1.5℃まで抑えることを世界に呼びかけました。その達成のためにはエネルギー消費量の削減と、二酸化炭素を排出させない再生可能エネルギーの普及が要となると報告されています。本町では、公共施設の温暖化対策として、あいくるや役場庁舎の改修に伴い実施されていると思いますが、地球温暖化対策実行計画の内容について、次の4点伺います。1つ、計画の進捗状況は。2つ、本町として2030年までの削減目標は何%か。3つ、公共施設、街路灯のLED化の実現状況は。4つ、全町民をあげての気候変動に対する啓発活動などの取り組みは。
答弁 町長
気候変動に対する町の対策は、の御質問にお答えします。本町では、地球温暖化対策の推進に関する法律の規定に基づき、平成19年1月に事務及び事業の実施に関する「南幌町地球温暖化対策実行計画」を策定し、現在は、令和3年度から令和7年度までの5年間を計画期間とする、第4次計画の取組を進めています。1点目及び2点目の御質問については、本計画における、二酸化炭素の削減に向けた省エネルギーや省資源の取組の実践のほか、保健福祉総合センターへの太陽光発電システムの設置、役場庁舎への地中熱ヒートポンプシステムの導入、公用車のハイブリッド自動車への更新など、公共施設の省エネルギー化を図っています。現計画では、削減目標を令和7年度までに、基準年度の平成17年度に対して、22%としています。現在、国では地方公共団体実行計画策定・実施マニュアルの作成を進めていることから、本町においても、国・道の実行計画に即した、計画期間・削減目標などを定めるため、第4次計画の改訂を行ってまいります。3点目の御質問については、公共施設は、役場庁舎、生涯学習センター、ふるさと物産館、小学校体育館、中学校、改善センター多目的ホール、保健福祉総合センターのLED化を行っています。街路灯については、本年度、現状把握と交換の方向性を調査する、道路附属物ストック点検業務を実施し、令和5年度に町道に設置している街路灯のLED化工事を予定しています。4点目の御質問については、毎年度、本計画の取組の進捗状況を公表しているほか、地球温暖化対策に向けた取組として、家庭における低公害車や省エネ家電の購入、太陽光発電による再生可能エネルギーの導入などが期待されており、無理なくできる省エネ行動の実践に向けて、啓発を行ってまいります。
再質問 熊木
再質問させていただきます。計画については実施しているということで、第4次計画の取り組みを進めているということでした。第4次計画は、いつまでに策定ということでもう期限を切っているのか、それ1点伺います。また、役場庁舎等の庁舎改修に伴って地中熱ポンプなど、そういうのを入れましたけれども、あいくるや公共施設の中でエネルギーの削減というか、そういうのを導入することによってどれぐらい数字的に効果があったのか、それがもしわかれば、それもお答えいただきたいと思います。これに関連してというか、本当に猛暑、それから昨年の夏もすごく暑くて、本当に温暖化によっていろいろ気候も変わってきています。今年でいうと2月20日、大雪とホワイトアウトになって大変な状況が生まれていました。その中でも、すごく今年は変化しているなと思うのは、町民にスマホなどを使って、いろいろ案内をいただいている、交通のことで運行などが示されて、やっぱりそれによって札幌に通勤などという方も本当に助かっていると思います。2月20日のことで言いますと、夜に通行止めになったという状況が生まれました、本当に札幌から戻ってくる方が、町内に入ってから本当に一歩も動けないような状態になって、例えばセブンイレブンの駐車場で朝まで過ごすなどということも生まれたようです。その時にすごく思ったのは、それは今年だけの問題ではなくて、今後やっぱりこの異常気象の中で毎年のように続いていくのではないかなと感じました。それで集中豪雨やそういう中、そういう時に、例えば役場やあいくる、公共施設のところに臨時避難場所みたいなものをやっぱり緊急に設ける必要があったのではないかなと思います。今回の2月20日の大雪のときに、そういうような場所が設けられれば、例えば町内の自宅に一度車を置いて帰って、除雪をしてまた戻ってきてということもできるのではないかと思います。また電源の補給など何かそういうことにも、いろいろな災害が起きたときに、いろんな計画も組んでいらっしゃいますし、庁舎の中でも職員によるそういう訓練などもされていると思いますけれども、改めてそういうこと、今後避難場所を設けるなどということをやられるべきと思うんですけれども、それについてはどのようにお考えか伺います。あと除雪のことでいうと、本当に南幌町内は除雪が行き届いていて、江別や北広島から帰ってこられた方が南幌町に入ってほっとするという声を本当にたくさん、いろんな方から聞かれます。それはやっぱり町の誇りというか、誇りに思えることだと思うので、さらにそれに追加する形でぜひ検討すべきだと思います。それから、私は4番目に、全町民をあげて気候変動に対する啓発活動などの取り組みはと質問しました。町長の御答弁の中で、太陽光や低公害車の省エネ家電の導入などで、無理なく省エネ行動の実践に向けて啓発するように行います、と先ほど答弁いただきました。私は官民あげてというか、役場庁舎など公共のところでやれることと、また一人ひとりがどういう形でこれに取り組んでいくのかということをもっと積極的に啓発する必要があると思います。いろいろ講演会や、身近な、例えば小学生はごみのことで、ごみの分別というか、そういうものも3町の公衆衛生組合の中でずっと取り組まれていて、それも学校の授業の中で、何年生だったか4年生だったかな、いろいろそれを学習するという機会もあったように思うんですけれども、そういうところからも町民がそれこそ無理なくできるような活動ということをもう少し町のほうで提起して広げていくということが大事ではないかなと思うので、その辺の考えをちょっともう少し伺いたいと思います。
答弁 町長
熊木議員より4点ほど御質問があったと思います。まず2点目の削減額につきまして、先に担当課長からお答えしまして、後ほど私のほうから御答弁をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 住民課長
ただいまの御質問の2点目の庁舎改修及びあいくるのLED化の改修工事に伴います削減効果の見込みでございますけれども、役場庁舎につきましては令和3年1月に改修工事を完成しておりまして、CO2の削減量といたしましては58%を見込んでいるところでございます。また、本年度あいくるで実施しております照明のLED化工事の電気料の削減見込みでございますけれども、こちらは施工事業者の試算ではありますけれども、71.2%の電気量の削減を見込んでいるところでございます。以上です。
答弁 町長
それでは熊木議員の再質問にお答えさせていただきます。まずは、計画の改訂でございますけれども、今第4次の取り組みを行ってございますけれども、これから国の市町村の計画策定マニュアルが作成されてきます。それを踏まえまして、令和4年度中に改訂を行いたいという考えでございます。また、3点目の災害時の関係でございますけれども、2月、大変な大雪でございました。皆さんも大変な影響、御心配もあったかと思います。この大雪につきましては、2月21日、2月22日、2月23日の3日間ということで私はとらえてございますけども、災害級の大雪でございまして、国道の除雪も止まりました。道道も同じでございます。町道のほうについてもほとんど入っていけないと、国道と道道が開かないものですから入っていけないというような状況でございまして、そのような時になかなか避難場の体制は取れないのではないかなということで、そのような長期化する場合ということになれば、またそのようなことは事情にあわせて、そういう避難場の体制については設置していかなくてはならないかと思いますけれども、今回につきましてはそういうような状況でございました。また、町民の取り組みでございますけれども、今後国の実行計画、また北海道のゼロカーボン、北海道の取り組みが加速されてこようかと思います。その啓発にあわせまして、町民皆さまの気候変動に対する理解が深まるような啓発に努めてまいりたいと。特に、道、今現在町独自の取組は予定してございませんけれども、今後それらの動きにあわせつつ、先進事例などを踏まえ、検討してまいりたいと考えてございます。
再々質問 熊木
再々質問を行います。ただいま町長答弁いただきました。課長のほうからも答弁いただきまして、庁舎改修によってCO2の削減なども数値を出していただきました。やっぱり改修したことによって、ちょっとずつ目標に近づいていくということでは、やはり今後も引き続き続けていただきたいと思います。3点目に質問した大雪の避難場所ということについて、全てが止まっている中で難しいのではないかと、そういうような御答弁だったと思うんですけれども、やはり見通しというか、JRなども前もって計画で止めるなどということがありましたけれども、やはりそういう状況を踏まえながら、やっぱり1カ所でも避難場所を確保するということは、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。やっぱり町民の安全、ホワイトアウトの時にどうしようもなくて運転して事故になったりとことがすごくありますし、20日の夜はいろんな、ローソンの場所も止まっていたり、車が落ちていたりということが何カ所も見られたようです。そういうところに、やっぱり危険を伴うことなので、何とかその場所を確保するということを引き続き検討していただきたいと思います。それから、町民に啓蒙するというところでは、いろんな学習会など、そういうものが民間でも取り組まれています。新聞などにも、気候変動を重視している若者世代のいろんな活動も紹介されています。ですから、楽しく何か学んで気候変動を考えていくというような、そういう講演などを計画するということが大事ではないかなと思います。また後期基本計画の中に、環境を意識した循環型社会の形成で、農業残渣の活用など、地域循環システム構築を検討するというふうにありますけれども、これはどれぐらいの期間の計画で、その農業残渣もいろいろあると思うんですけども、その辺のところもちょっと具体的にお答えいただきたいと思います。そのことも含めて、やっぱり今後の計画の中に地球変動に対する町の姿勢というのが示されていくと思うので、その辺の町長の考えというものを伺いたいと思います。
答弁 町長
1点目の避難場の開設につきましては、果たして避難場を開設できるような状況であったのかどうなのか、まずそのことと、果たして避難所を開設することによって、安全確保が相対的に見て高まるのかどうなのか、その辺のことをしっかり考えなければならないのかなというように考えてございます。2点目の講演会など町民の啓発運動でございますけども、これにつきましては先ほど申し上げたように、先進事例などを含めまして、第4次計画も改訂されますので、それにあわせて検討してまいりたいと考えてございます。農業残渣につきましては、現在、うちの町では稲わらペレットというような形で進めてまいりましたが、現在南幌温泉のボイラーについては休止をしてございます。維持管理、熱効率、費用対効果、または民間企業における技術開発などの問題がございまして、現在は稼働は休止をしてございますけれども、しかし実用化に向けた調査研究につきましては、引き続き北海道大学のほうにお願いをしている状況でございまして、今後その進捗などを見極めてまいりたいと考えてございます。