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南幌町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日

町政執行方針について

2021年3月8日、南幌町議会の一般質問で、志賀浦学議員が「町政執行方針について」質問し、町長が答弁しました。

質問者
志賀浦学 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 志賀浦

令和3年度町政執行方針に対しまして、議員を代表して質問いたします。現在、世界中で新型コロナウイルス感染症との戦いの真っただ中であります。その渦中での町政の舵取りの重責はいかばかりかと推察いたします。町長は人口減少、少子高齢化社会が長期化する中で、コロナ禍という前例のない厳しい試練を乗り越えるため、今後を見据えて今何をすべきかを考えなければならない岐路に立たされている時と所信を述べられています。その中で、次の質問を致します。誘客交流拠点施設について、地域課題である「子育て環境の整備」と「人口減少、人口構造」対策として子どもたちが季節、天候を問わず安心して遊べる室内施設として計画され、令和3年度には着工されます。しかし、コロナ禍の収束が見えない中、交流人口を呼び込むことは、いささか危険が伴うことが予想されます。そこで、利用者数の動向や利用者の動線の流れなど業者と話し合われているのか。また、遊戯エリアと多目的エリアとの行き来に対する対策等があれば聞かせてください。あわせて、子育て世代の流入を見込まれていますが、現状以上の子育て支援策の充実を考えているのであれば伺います。次に「地域おこし協力隊」について伺います。令和3年度に複数人の採用を見込んでいると思います。南幌町の特産品の掘り起こしなどの情報をホームページ、SNSへの発信とPR、また、ふるさと物産館への配置、観光協会との連携に期待していることと思います。そこで、協力隊員の活動範囲と期待する内容を具体的にお知らせください。

答弁 町長

町政執行方針についての御質問にお答えします。はじめに、誘客交流拠点施設の運営については、新型コロナウイルス感染症への対策として、入館時における体温測定などの体調管理と、状況に応じた入場者数制限を行うとともに、各エリアの利用に関しては、顔認証システムによる入退場管理により、感染症対策に対応した施設運営が行われるよう、事業者と協議を進めています。次に、子育て支援策については、新たに実施する「病児・病後児保育事業」や「子育て世代住宅建築費助成事業」の規模拡大などを実施してまいります。次に、「地域おこし協力隊」については、新たに観光協会との連携により、ふるさと物産館軽食コーナーの充実や観光情報の発信などに取り組む「観光振興活動」、ふるさと納税における返礼品の新規開発や納税サイト情報の充実に取り組む「特産品コーディネート活動」を担う2名の隊員を採用します。新たな視点で、本町の魅力のPRと、町民・生産者・企業などと連携した取り組みによる観光振興・地域活性化を期待しているところです。

再質問 志賀浦

再質問いたします。誘客交流拠点施設建設については、議会において賛否両論があったことは事実です。そんな中で代表質問として両論を述べることは難しいと思いますので、この再質問の中では私の意見として受け止めていただきたいと思います。施設については、今どき箱物は必要ないという意見も多々聞かれました。しかし、私としては未来の担い手である子どもたちが健やかに生まれ育つ環境、これを整えていくことが必要だと考えております。第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、「30年後も子どもたちといる風景」というふうに目指すとあります。子ども・子育て支援事業のアンケートの中には、天気の悪い日や冬の遊べる施設等がないというアンケート結果と、また、スポーツセンターの利用は団体が多く、個人の利用がしづらいという意見も見られました。遊び場環境の整備計画が必要と考えております。交流人口の増加を望むことも必要であるが、地元の子どもたちへの支援を忘れることないよう事業計画を練っていただきたいと思います。そこで伺います。1年後においても新型コロナウイルスの流行が収束に至っていない場合、閉館時の等の必要等が生じた場合、町としての判断になるのか、または指定管理者側の判断となるのか。その時の損失補てん等はあるのか、その辺一つ伺います。2つ目に、防犯対策として、事件事故があったときの対応と責任はどこにあるのかを伺います。3つ目として、館内の食事がフリースペースの中で可能と思われますが、遊戯場や多目的ホールで規制は確実に行えるのか。4つ目として、室外で使用規定を考えているとは思いますが、周知看板の設置などは考えているのか。5つ目として、子育て環境の整備とあわせて子どもの支援策もあれば。先ほど、病児・病後児保育、今年から始まる良い事業ですけども、その他には考えていないのか。その辺、もしあったらお答えください。次に、地域おこし協力隊員について。活動範囲が限られている上、期間の制約もあることから、大きな成果は期待することは難しいと思います。しかし、受け入れる側としては、やはりやりがいのある仕事の環境を整えることが重要であると思います。ただ、職員の仕事のお手伝いではなく、達成感を持って終える仕事ができるよう、また、南幌に定住してみたいと思えるように導いていただきたいと思っています。そこで、今年度2名以外に、来年度にも違う分野で例えば福祉、教育、地域づくり等で募集して受け入れていく計画があるのかを伺いたいと思います。今の協力隊員が本年の10月までと記憶していますけれども、3年経過するまで次を募集しないという状況というのは、これでいいのかという思いがあります。複数名を雇い入れて、いつも複数名で動ける協力隊体制を南幌町でつくる必要があると思うので、その辺も町長の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長

それでは、志賀浦議員の再質問にお答えします。まずは、コロナの収束状況によって、いろんな協議も、また進め方も開館の仕方もしていかなきゃならないと。状況によって判断をしていかなければならないかなと思います。まずは、施設を運営していくにあたって、やはり休日の来場者が相当数見込まれるのではないかということで、その場合、1日の最大入場見込み数を適宜2分の1の入場者に抑えるですとか、3分の1に抑えるですとか、そういうような処置も必要でないかなと。また、利用時間、これは利用者の理解をいただかなくてはならないんですけれども、前もって周知をして利用時間の短縮、こういうことも施設の運営者側と協議をしながらする必要があるのではないかというように、密の防止ということではそのようなことを考えています。当然、入場時における対応策は当然のことかと思います。それで、1年後においても収束しない場合の施設の運営、開設ですとか、運営の判断はどこが行うのかと。開設した後の施設の休館ですとか、そういう場合につきましては当然施設管理者側で行っていくと。当然、町のほうには協議があるものと思います。2点目の事件事故の関係でございますけども、基本的には指定管理者、施設運営者で担うものと考えています。3点目の遊戯エリアでの飲食は、当然考えてはございません。4点目の室内外の看板の啓発ですが、当然必要に応じてやっていかなくてはならないと、貼り紙等も含めて、そういう注意啓発はしなくてはならないと思っています。それと、子育て支援の関係でございますけれども、本町の場合いろいろ子育て支援策を行ってございます。それで議員も申し上げていました病児・病後児保育事業、これは子育てアンケート調査でも多くあったということから、本年度、町立病院内で実施をしてまいる考えでございます。それと子育て世代住宅建築費助成事業、これにつきましては、おかげさまで美園地区の販売促進が好調でありますので、また現状の分譲を鑑み、対象エリアが美園4丁目から美園全域に広げまして、さらに居住要件を緩和しまして、子育て世代の支援に進めてまいりたいと思っています。子育て世代への支援につきましては、現状の施策とあわせて、以上を考えております。それと地域おこし協力隊につきましては、現在観光掘り起こし協力隊1名、この者は9月までの任用となっています。本年度2名を予定しております。観光振興にかかわるものと特産品コーディネーター、ふるさと納税にかかわっている方とこの2名を予定しております。それで、来年度のお話をいただきましたが、また来年度を予定してないという考えではないわけで、必要なものがあればそういう必要な人材を公募して、配置をしてまいりたいと思っております。一時、昨年度、経過の中でございますけれども、福祉業務に関わる地域掘り起こし隊の採用も模索はしたんですけれども、まだまだもう少し検討する必要があるということで、本年につきましては、この2名を応募をして、応募があって面接を経て採用を決めたということです。

再々質問 志賀浦

再々質問をいたします。まずは誘客施設の関係なんですけど、先ほど質問した中で、1点目、判断は指定管理者側というふうに任せるということだったと。要は、そういう事態に陥ったときに損失補てんというのはあるのかないのか。今、指定管理料が確か2,000万円ぐらいでしたね。それで足りない分は入場者数の入場料で充てるのかなと私は予測しています、2,000万円ではできないと思いますので。その中で、例えば今、国が行うような緊急事態、来年度にあってはならないんですけども、そういうようなことになった時に、国が補てんする分があるのか、またそれとも逆に町が補填しなくてはならない事態が起きるのか。要は補正を組んででもまたやるよと話になってくると、当初の考え方とがらっと変わってくるのではないかと、私は思うんですよね、施設管理する中の料金において。そういうことを今、町長にお伺いしているわけであって、損失補てんはあり得ませんというふうにしなくてはならないのかなと私は思うんだけども、国からもらう部分があればやっても構わないと思うんですけど。その辺もう1回、明確にお答えしていただきたいと思います。あと、3点目。館内での食事、何か所か私も視察で行きましたけども、やっぱり見られているのが親による食事の流れなんですよね。おにぎりを持ってきて、どんと構えて、テーブルを2つ占領してという状況が見られました。それを思う時に、遊戯施設等の食事なんてことはもってのほかであるけど、ちょっと心配なのは、フリースペースのほう、いや多目的エリアのほうですか、そっちのほうはどうなのかと。掘りごたつ形式になって、そちらも食事はいいのかとか、確かテーブルの設置はフリースペースだけですよね。その時、そちらのほうもどちらもいうことで境目がなくなって、どこでも食事していいのかということになるのか。その辺はちょっとまだ始まる前ですから、しっかりと考え方を聞いておきたいと思っています。あと、屋外の規定なんですけど、心配されるのは、キャンプ場と勘違いされたら困るなという思いがあります。せっかく、芝できれいにしていくところなんですけど、そういうことに対する規制をしっかりしていかないとだめかなと。例えば、直火でしなくても、テントを張るわけではないけれど、パラソルを載せて焼肉をやるとなんてことは、どこでも起き得ることであって、そういう規制をしっかり取って規則を作ってやっていかなきゃまずいのではないかなと思っていますので、その辺も見解があったら教えてください。あと、子育て環境の整備に合わせては、施策として私も読んでいますから病児・病後児から子育て支援の住宅からということは結構成果が出てきていますから。病児・病後児はこれから出てくると思います、間違いなく。ただ、その辺はもう進めていただいて、本当にやっていただきたいなと思うところですけども、ただ施策として誘客施設と教育といろいろと合わせてやっていかないと相乗効果は出ないと思うんですよね。その中で私が思うところがあるのは、その相乗効果を生むために、子育て支援策としてもっとないのかなと。例えば、例えばの話ですけれど、今一生懸命食育の関係とか、南幌でも給食費援助もやっていますけれども、思い切って給食費の無料化とか、そういうことは考えられないのかなと。それによって子育て世代がもっと南幌を向いてくれるということもあるかと思うんですよね。例えばですけれど、そういう施策がこれから考えられないのかなというところで聞いていたところですけれど、その辺あったら教えてください。また次の 地域おこし協力隊の話ですけども、協力隊も模索していただいたというところであれば、これからもやっていただきたい。例えば、本当に施策というか中身はもう狭い範囲でしか使えない協力隊なものですから、私もちょっと調べてみたけれどなかなか幅広くは使えないということで。ただ、福祉分野、教育分野も協力隊員に支援していただけるというところがあるので、例えば、福祉分野、今検討していましたということですから、そこは進めていただきたいですけれども、教育分野においても、例えば1例ですけども、長野県白馬村、あそこは学習塾を協力隊員で賄っています。6名ぐらいの協力隊員がいたかな。順次更新していくだろうと思うんですけど、そういう方法も考えられると思っていますので、そういういろんな分野で協力隊員を集めて、それでその中で複数人間で動いてもらって将来、ここで起業するなり残ってもらえるような、他町村でも盛んにやっていますけども、そういう魅力のあるまちづくりをしていただきたいと思っています。その辺がもし、これからやれそうな分野、町長が考えている中であれば教えていただきたいと思います。以上です

答弁 町長

施設の運営に関する損失補てんの部分ございますけれども、現状の指定管理もそうですけども、指定管理の条項の中にはあくまでも不可抗力の部分でございます。その場合は、双方の協議に基づくということになっていますので、これについてはこの施設の運営についても同じようなことかと思います。ただ、このコロナ禍の中で、例えば、南幌温泉を指定管理に出してございます。それで、令和2年度は温泉の入り込み客、また経営もずいぶん苦戦をしました。そこで、温泉に対する支援をこの度の補正予算、2次補正でもって支援をした経過がございます。それはあくまでも町の判断で行ったものでございます。それで、1年して収束しない、その時の感染の状況によりますけれども、その時の判断が必要になってくるのかなと思います。当然、国のそういう活用する財源があれば、当然それをあてがっていくでしょうし、そうでない、また不可抗力以外の部分ございましたら、その都度やっぱり判断をしていくしかないのかと思ってございます。それと、飲食の部分につきましては、今、議員言われたように、多目的ホールの中にそういう机を置いて休んでいただくスペースがございます。それで食事、私どもも視察で見てまいりましたけれども、やはり飲食するスペースがあったほうがいいということで、設けている施設が多くありました。その中で、やはり多くの人たちが往来すると。また、今、いろんなこう感染的なものが発生していますので、我々施設運営側の啓発と利用者のマナーも当然必要になってきますので、そういうものは、施設のほうとも、運営者側ともきちっと、開業前にそういうものは打ち合わせをしていきたいと思っております。それと、野外の関係でございます。当然、指定された以外で火をたくですとか、煮炊きをするのは当然認められない行為でございますので、その部分については、公園の管理とあわせて徹底をしたいと思ってございます。それと相乗効果、子育て支援の部分でございます。例えばということで、学校給食の無償化のお話をいただきましたけれども、道内では、現在学校給食の無償化を実施しているのは26市町村で、空知管内での実施はないわけなんです。それで本町では、以前から米、麺、パンの主食部分につきましては町のほうで負担して、保護者の負担軽減を図ってきたという経過がございます。それで年間給食費でございますけれども、子どもたちがだいたい年間195日食するわけです。それを給食費に相当すると小学生で約4万5,000円、町のほうで約7,000円負担しております。中学生では年間約5万3,000円。町のほうの負担は約9,000円でございます。要保護世帯は全額国庫負担でございます。それで、医療費助成も小学生までは全額無料、中学生から18歳未満は1割負担を継続してございます。また、高校生の通学費補助も継続実施してございます。そのような子育て支援策の現状も引き続き実施していくということで、現状では学校給食費の無償化については考えてございません。また、これから総合計画の後期計画が次年度からございますけれども、今年度、令和3年度にその見直しをして何が必要なのか、そんなものを検証してまいりたいと思っております。それと、地域おこし協力隊でございます。複数というか相当数入れている市町村、自治体も実際にあろうかと思います。町にとって、どの部分が地域おこし協力隊を入れて推進していくべきなのか、そういうものをしっかり見定めて、また、町内の関係機関や団体などとも情報交換をしながら、どういう部分が不足しているのか、どうしていけば町がより活性化していくのか、そんなことを検討しながら、また、地域おこし隊員を配置するということになれば、当然、その先の定住につなげたいという最終目標がございますので、そこの部分もしっかり考えて検討してまいりたいと思っていますので、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。

出典:南幌町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる