南幌町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月8日
コミュニティ・スクールの導入に向けて
2018年3月8日、南幌町議会の一般質問で、内田惠子議員が「コミュニティ・スクールの導入に向けて」について質問し、教育長が答弁しました。
- 質問者
- 内田惠子 議員
- 答弁者
- 教育長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 内田
コミュニティ・スクールの導入に向けてということで教育長に伺います。学校と保護者や地域の住民がともに知恵を出し合い、一緒に協力しながら子供たちの豊かな成長を支えていく、コミュニティ・スクールの研修や講演会が平成28年度に2回ありましたが、平成30年度の導入に向けた状況に関して、3点伺います。1点目、学校運営協議会の組織の在り方や校長による運営の基本方針の承認などについて、建設的な意見は出されたか。また、地域の住民やサポーターから理解と協力をいただくための方策を考えているか。2点目、コミュニティ・スクールを導入するにあたって、幼稚園や高校と連携の考えは。3点目、コミュニティ・スクール導入によって、子供たちにどのような成長を望むか。
答弁 教育長
コミュニティ・スクールの導入に向けての御質問にお答えします。コミュニティ・スクールの導入については、平成28年7月に保護者や学校評議員、小・中学校の学校長などを構成員としたコミュニティ・スクール推進委員会を設置し、平成30年4月の円滑な導入に向けた協議、研修会の開催、先進校の視察などを行ってきたところです。1点目の御質問については、推進委員会においては、学校運営協議会の取り組みを進めやすくするための部会設置や、具体的な議論を進めるための方向性を示す、スローガン・目標・ビジョンの体系などについて協議をいただいたところです。また、コミュニティ・スク-ルの実施については、町広報や学校だよりなどを通じて、家庭や地域に情報発信を行なうとともに、保護者や地域住民の皆さまのほか、これまで学校運営に御協力をいただいている皆さまに学校運営協議会委員として御協力をいただく中で、学校と地域が一体となった学校運営に理解と協力を求めてまいります。2点目の御質問については、子供たちの生きる力は地域や社会の多様な人々と関わる中で育まれるものであることは、どの段階においても変わるものではありません。地域や社会を支える子供たちを育成していくためにも、学校ごとの特性を生かしつつ、幼児・児童・生徒の発達段階に応じて、地域や社会との協働体制を構築していく必要性は認識していますが、本町にとって初めての制度導入であり、まずは小・中学校でしっかりと体制を築くことが先決と考えますので、幼稚園や高校との連携は現段階では考えていません。3点目の御質問については、推進委員会において決定をいただいた、「子ども達が生まれ育ったふるさと南幌に愛着と誇りを持ち、将来に向かって夢や希望を描くことができるように」という、南幌町コミュニティ・スクールのスローガンに沿って、子供たちの成長を家庭・地域・学校・行政が総がかりで育んでまいりたいと考えています。
再質問 内田
再質問する前にちょっとお時間をいただいて、この質問に至った経緯、少しお話をさせていただきたいと思います。実は前議員もよくお話されてました南幌の郷土芸能の俵つみ音頭なんですけれども、本当に子供たちがいなくなって継承をどうするかっていうことを常々話されておりました。たまたま去年、私たちは秋田県へ視察させていただきました。アクティブラーニング、また義務教育学校ということで、とても今回のコミュニティ・スクールには本当に参考になるいいお話をいただきました。また私個人としても、どうしたら皆さんに子供たちを見ていただけるか、核家族の中で、本当に学芸会でも見に来ていただいて結構なんですけれども、なかなか自分の家族でないとそうはいかないんじゃないかなと思って、文化協会の場で、何とか子供たちの発表、中学校の吹奏楽はあるんですけれども、あとは数は少なかったんですけど、子供たちのダンスもありました。やはり喜びます、とても。それでその俵つみ音頭をなんとか継承したいということで子供たちを集めてお願いをして、10人以上だったんですけれど、集まりました。本当にもう喜んで涙を流す方もいました。やっぱり子供がその地域を背負うって言うんでしょうかね。表現ちょっとわからないんですけど、そのことがとても喜びになるのかなと思うんですけど、子供たちの成長はあっという間です。1年経って、もう習い事、スポーツ、そういうふうにしていくんでも、次の段階、同時に次の段階を考えなくてはいけないんだなということで、どうしたらいいのかなって自分自身も見てみなきゃいけないと思って、青森県の鶴田町へ行きました。そこで、鶴の舞橋というとても景観のいい所で鶴の舞橋カラオケ全国大会っていうのがありまして、北は稚内から南は関西まで、2日間にわたっての催し物でした。そこで子供たちは、って見たら、幼稚園の子供がダンスを披露してくれて、そして小学生・中学生が郷土芸能の獅子舞を披露して、とても得意そうな顔をしておりました。やっぱりこういうふうに全国から見に来て、歌いに来てくれる。そういうのを子供たちも見ることが喜びなんだなっていうことを感じました。そしてもう1点目は東北のある村なんですけれども、270年の歴史があるという歌舞伎なんですが、これを中学3年生が演じるという、ふるさと教育として10年前からしているということでした。昨年見に行って楽屋とか見せてもらったんですけど、父兄は全く携わってなくて、その実行委員会が全部メイクから着つけからされていたと。それで、最初は子供たちはなんでっていうのがあったようなんですけれど、新たな伝統を築くっていうそういう思いが、芽生えたそうです。そしてまた、修学旅行には本物の歌舞伎を見せるということで、この地元の郷土芸能を伝承するっていうことにしたようです。それで近くでは角田獅子が栗山ではキャリア教育ですね、これが学校におりたんですね。ですから今コミュニティ・スクールも南幌で始まるところですから、とやかくは言いませんけれども、今後、今始まったら9年間、9年先にはそういった思いも少しは刻んでもらえるような教育を目指していただきたいなと思います。それで、あとは私ごとなんで手前みそと思われましたら、削除してください、頭とここから。私個人として、ではどういうふうに地域にかかわっていこうかなと、今後年をとったら。それで昨年、宮崎県の椎葉村に、菜豆腐っていう野菜を入れた、これも平家の時代から伝わってるそうです。だけど南幌は南幌の大豆と野菜を使って、おもてなし料理として使えないものかと思い、行ってきました。もう、最初は下手で失敗したんですけど、きのうも90丁つくり、全部予約で埋まりました、かわいいということで。そしてその宮崎県に行った時に知ったことは、とても、2,700人の村ですから、そして九州山脈をぬって山を登っていくようなところで、水が常にあり、そういうところでつくって、私帰りに帰れるかなって心配になったんですけど、その教えてくれた方に聞きました。覚悟ですねって言ったらそうだよって言いました。やっぱり覚悟を決める。そして私自身も、長幌の局長さんにぜひぜひおいしい水をつくってくださいねってお願いをしました。そして、改めて南幌のよさを知りました。バスは3社あり、もうそんなに不便なところではないんだなっていうことで、喜びでいっぱいで帰ってきたんですけれども、それで再質問をさせていただきます。まず1点目なんですけれども、小学校・中学校の先生方で、コミュニティ・スクールの経験のある先生方はいらっしゃるのか。また今までの会議の中で、メリットよりもデメリットっていうか、心配な面、そういうものは先生方、または保護者のどちらでも結構ですけれど、出されたのか。3点目として、保護者や地区住民が一定の権限をもって運営に参画されるとのことですけれども、もし意見が大きく食い違うようなことがあった時、バランスをとる役目とはどこでしょうか。4点目ですが、今のきた住まいるヴィレッジということで美園地区が変わろうとしてきておりますけれども、まさにモデル地区のような感じで、学校開放っていうんですが、スクールコミュニティみたいな、そんな感じで地区のコミュニティ構築のために、今後学校っていうのは協力していただけるように考えていただけるか。そして信頼関係、協働体制づくりのために、まだまだやっぱり講演会っていうか、そういったものが必要ではなかろうかと思います。予算を見てたら、とっていないようなんですけれども、今後もそういったことを考えていかれるといいと思いますけども、それについてお考えを伺います。そして最後に、前にみどり野小学校が統合されて、南幌小学校となった時に、教育長に伺いました。そしたら魂を入れるとお答えになりました。そのあとまた次の教育長も、その深い思いを引き継ぎ、また今教育長の最初の挨拶の時にそういう思いもお話しされておりましたけども、今このコミュニティ・スクール導入に当たっての強い思いを聞いて終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長
内田議員の再質問にお答えいたします。まず先生方、コミュニティ・スクールの経験があるかということでございますけれども、このコミュニティ・スクール制度、これが今ですね、国の法律がまだ改正されたばかりで、目標は今全国で3,000校ということで動いているところでございまして、本町のことしの人事異動につきましても、具体的に取り組んできたという先生は把握してございません。それから、2点目のメリット、デメリットの関係でございますけれども、まずメリットと申しますか、これからですね、制度導入によって子供たちの成長に期待できることとしてはですね、一つには地域や保護者の方が参画していただくことによりまして、子供たちの学びや体験活動が充実できるのではないかなというふうに考えております。また、地域の方々の協力をいただき、いろんな行事をこなすことによりまして、子供たちが生きることに自信を持つ、そして自己肯定感も生まれるというふうに考えてございます。デメリットというのは特にないというふうに私は思っております。それから、意見の食い違いとのバランスがどこにあるかということでございますけれども、当然、学校とそれから地域・保護者の方が一緒になって、どうやってこの町にある学校を、自分たちもおらが学校としてつくっていくかということは、当然いろんな議論が出ろうかと思います。ただ、その議論の中には当然子供たちを思っての議論ですから、当然学校長としても、学校のこれからの経営方針を含めてリーダーシップを発揮していただけるんじゃないかなというふうに考えてございます。それから、モデル地域などで学校の協力は考えられるかということでございますけれども、現在、このコミュニティ・スクールにつきましては、本町は小学校・中学校いずれも1校でございますので、一つの校区であります。ですから、小・中学校を一つとしたコミュニティ・スクールという形で、小・中学校を連携した形で進めれるようにしていきたいなというふうに考えてございます。最後に、コミュニティ・スクール導入への強い意志ということでございますけれども、前教育長が申し上げていただいたとおりですね、私も引き続いていく所存でございます。なお、子供たちはやはり小学校・中学校を卒業して、自分たちの進路に沿って高校へ向かう段階では南幌という郷土に誇りを持って、自信を持って生きていける、そういう子供たちに育てられるよう、保護者・地域・学校、総がかりで取り組んでいきたいというふうに考えてございます。
再質問 内田
すいません。美園地区の学校を中心としたという、コミュニティ構築のための、学校としての協力というんですか、まだ行政区でもないので、何かある時には学校として協力いただける方向に持っていけるかどうかっていう質問は。
答弁 教育長
失礼いたしました。学校としては、この地域の活動を求めるというのはまず無理かと思います。ただ、先ほど申し上げましたように、当然、このコミュニティ・スクールの中には保護者も入ってまいりますし、また地域の人の取り組みもあります。ですから、学校行事、例えば運動会なり、いろんな行事の中には当然地域の方の協力をいただく場面があり、その中には当然美園地区も入ってくると思いますので、その中で御協力いただければというふうに思います。